あらすじ
グイン出陣す! ナリス新政府とレムス政府との対立は、すでにパロのお家騒動の枠をこえて各国の思惑を刺激する動きとなっていた。そんな戦乱の時代の予感が中原を重苦しく覆うなか、それまで外国内政不干渉を原則としていたケイロニアがついに動いたのである。いっぽう、同時期に出兵した、イシュトヴァーン率いるゴーラ軍は、山中で思わぬ仇敵に遭遇し、はやくも戦闘に突入していた。二巨頭の動向が風雲急を告げる新展開!(※電子書籍版には口絵・挿絵が収録されておりません)
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
なんともイライラさせる人だ。ディーン、いや、マリウス。いきなり戻ってきたかと思うと、またしても淫魔につかまりそうになる。穂bんとうに人騒がせな人だが、このように要所要所に現れるということは、これからまた人活躍していく登場人物になるということであろう。
そしてこの人が出てくれば、次はグイン。パロとの自由国境に迫ったグイン軍に、ナリスから、そしてレムスから使者が頻繁に訪れる。
どちらの使者も一度は体よく追い返したが、ナリス側からはナリスに次ぐ首謀者であるヴァレリウスが直接訪れる。ヴァレリウスとグインの会談が行われ、グインのパロへの関与の方向性の輪郭が見えてくる。
そんな中ゴーラ王イシュトバーンは謎の軍勢を駆って横槍を入れてきたタルーの探索に余念がない。サンガラ山中で遂にタルーを生け捕りにしたイシュトは、タルーが集めた謎の軍勢の情報を元に、更に兵を自由国境の町イレーンに進める。そしてそこで得た謎の軍勢の正体。屍の軍勢の一言にその背景にある不気味な存在を知りながら、さらにパロへの道を急ごうとしている。
いよいよ、パロの両軍にケイロニア、ゴーラが入り乱れての戦乱の予兆が・・・。
4軍の今後の動向はどうなっていくのか??
グインサーガ80