あらすじ
イシュトヴァーンは、彼の傭兵時代の行為が国への反逆にあたるとして告発され、トーラスで審問を受けることになった。臨時法廷に出廷したイシュトヴァーンだったが、まるで罪人のような扱いに怒り心頭に発する。一方、弁護をかってでたカメロンは、不利な状況下にありながら、イシュトヴァーンを守るために、鬼神のごとき迫力で告発側の証人に迫る。やがて審問が進むうち、事態は思いもかけぬ恐るべき展開を見せ始めた!(※電子書籍版には口絵・挿絵が収録されておりません)
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Posted by ブクログ
なるほど、グインの戴冠は次巻『豹頭王の誕生』になるわけですね。このたびは例の件によってイシュトヴァーンがモンゴールの法廷に引き出される……と。まあ、ストーリーのほうはやっぱりそうきたか、という展開だけど、アムネリスってよほどほんとに男運がないのだねえ。なんだか、彼女がこの物語のなかではいちばんふつうっぽいのにな。
それはともあれ、この巻の題名についてあとがきにて作者の云々。いや、ぼくとしては最初の頃に出てきたウマという動物についてのくどくどしい説明よりは納得しやすいですよ。ああいうふうに説明されると冷めるのだなあ。だから、どちらかというと、ぼくの場合は言葉遣いにひっかかっていたのは最初の10冊くらいですね。これがグインの文体だ、と納得して読めばよいのではないでしょうか?あんまり違和感のありすぎるものは困りますけどね。
Posted by ブクログ
1999年最後の作品となったグイン・サーガでイシュトバーンがさらに変貌を遂げた。ますます凶暴で自己中心的になったイシュトとそれを必死で守ろうとするカメロン。そして遂に審問委員会が。
最近のグインサーガは回顧シーンが増えてきているように思えるが、今回はイシュトの過去が振り返られた。
それにしても青騎士団が幾重にも取り囲む、厳重な警備体制にある審問委員会から、どのように逃れるのかと読み進めたが、最後には逆に金蠍宮をイシュトに制圧させてしまうストーリー展開。
ここまでやるかといった感じでした。