【感想・ネタバレ】グイン・サーガ94 永遠への飛翔のレビュー

あらすじ

グインは古代機械によって、ノスフェラスに転送された。だが、ともに転送されたはずのアモンの姿はそこになかった。砂漠をさまようグインは、危ういところをグラチウスに助けられ、さらにロカンドラスの神秘的な導きを受け、熱砂の深奥にある瘴気の谷に眠る星船にたどりついた。ここにおのれの過去を知る手がかりがあるものと、星船に乗り込むグインだが、そこへふいに語りかけてきたのは、まぎれもなくアモンの声だった!(※電子書籍版には口絵・挿絵が収録されておりません)

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Posted by ブクログ

なんか、ここにきてすごく面白くなってきたグイン・サーガ。

この巻では、グインの過去の事が少しずつ明らかになっていきます。

明らかになったところで、グインはグインなのですが。

アモンとの対決や、ノスフェラスにあった星舟の正体なども明らかに。

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2021年04月18日

Posted by ブクログ

謎がだいぶんとけてきたという感じですね。
うむ。やっぱりヒロイック・ファンタジーというのは、SFに向かっていくのか。

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2009年12月23日

Posted by ブクログ

 グイン・サーガの新刊が出版された。ちょうど今読んでいたのが重い小説だったので、そちらを休憩して読んだ。グイン・サーガはストーリーが進む巻と、何冊かに1冊休憩というかタメが目的でストーリー的にはほとんど進まない巻があるが、本巻は進む巻だった。
 栗本薫は不調和をコントロールするのが上手だと思う。作者が意図的にそうしているのか、あんまり先の展開を考えないたちなのかはわからないが、物語のなかに常に不調和が存在している。その不調和を伏線にしてしまう才能というか、これだけベストセラーで注目度も高い小説のなかでも先のプロットをそんなには考えずになんとかなるわあとストーリー的な新しい歩みを踏み出し続ける勇気と、とにかく辻褄をあわせてしまう腕力を素直に賞賛したい。本巻でもそれは発揮されていると思う。

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2009年10月04日

シリーズ作品レビュー

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