徳川作品一覧

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  • 幕末維新なるほど人物事典 100人のエピソードで激動の時代がよくわかる
    -
    時は、幕末から明治へ――日本を揺るがす大戦乱の後には、熱い男たちの足跡だけが残った・・・・・・。幕末維新期には佐幕・勤王・開国・攘夷などのそれぞれの立場で、数多くの傑物が登場し歴史にその名を刻んだ。阿部正弘、井伊直弼にはじまり、徳川慶喜、近藤勇、沖田総司、土方歳三、坂本竜馬、西郷隆盛、大久保利通、榎本武揚、大隈重信、岩倉具視など、枚挙に暇がない。しかし、この混迷きわめる時代背景は大変複雑でわかりにくいもの。また登場する人物が多数であるため、それぞれの人間関係も入り組んでいる。本書は、太平の眠りを覚ました黒船来航から、幕末維新の終焉といえる西南戦争にいたるまでの間、乱世に光芒を放った英傑100人を分かりやすく解説する。幕府方要人、勤皇の志士、思想家、医者など、多様な人物エピソードから動乱の時代の様相が見えてくる。かんたんに読めて歴史の流れも理解しやすい、手軽な「幕末維新」ポケット事典。

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  • 「幕末維新」の不都合な真実
    4.0
    幕末維新のターニングポイントとなった「江戸城無血開城」。江戸の都市を壊滅から救い、日本の内乱を最小限に抑えた大英断は、今も“美談”として高く評価されるが、果たして本当だろうか? 実は、新政府軍が幕府軍を打ち破った鳥羽・伏見の戦い後も、江戸城の無血開城後も情勢は混沌――。どちらに“勝利の女神”がほほ笑むかは分からなかった。なぜなら、徳川家の猛烈な巻き返しに遭った新政府側は、「江戸城を徳川家に返還する」ことまで覚悟したからである。本書は、「江戸城無血開城」の立役者である西郷隆盛と勝海舟に注目し、江戸の攻防戦に秘められた“不都合な真実”の数々を描き出す。そして、「彰義隊の戦い」こそが天下分け目の決戦だったのであり、「新政府側が勝つべくして勝ち、徳川方が負けるべくして負けた」という幕末維新の定説をも覆していく。新時代をめぐる、逆転に次ぐ大逆転! 本当に追い詰められたのは、新政府だった!?

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  • 幕末維新を「本当に」動かした10人(小学館101新書)
    値引きあり
    3.5
    幕末維新、激動の時代を生きた10人を語る! 260年続いた徳川の世が瓦解しはじめる。その時、各地で新しいリーダーが産声をあげた。列強の圧力をはねのけ、いかにあらたな「日本」をつくりあげていくのか。倒幕から明治維新、激動の時代に生き、人びとの先頭に立って世の中を動かした「志士」たち。坂本龍馬のような下級藩士から有力旗本だった小栗上野介、農民から武士となった近藤勇や土方歳三など、幕末維新を「本当に」動かした10人の活躍を、NHK『その時歴史が動いた』のキャスターを務めた松平定知氏の視点で捉える! 目次 第1章 坂本龍馬 薩長を結びつけた発想 第2章 高杉晋作 維新への扉をひらいた行動 第3章 小栗上野介 近代工業化を推し進めた信念 第4章 近藤勇と土方歳三 義に殉じた士の矜持 第5章 大村益次郎 近代的軍隊を組織した村医者の戦略 第6章 榎本武揚 国際法を駆使した交渉力 第7章 篤姫と和宮 家を救った御台所の意地 第8章 岡倉天心 東洋の美を再発見した探求心

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  • 幕末陰聞 山南語り
    -
    第7回ノベラボグランプリ最優秀賞受賞作品! 京へ戻る桂小五郎の警護を依頼された『万荒事屋』の葛城柔志狼。 だが、京に足を踏み入れた二人を、謎の雲水の一団が襲う。 果たして雲水の狙いは? 背後で蠢く『蟲匠』とは? 京の都を襲う妖異に山南敬助の『将門流陰陽術』が迸る! 徳川三百年の治世。黒船来航により動乱を迎えた幕末の闇の中で囁かれる、陰の歴史。 さあ、歴史の闇を見よ!
  • 幕末 開陽丸 徳川海軍最後の戦い
    4.0
    新政府軍に追い詰められ、江戸城開城を余儀なくされた徳川幕府。しかし、幕府最強の軍艦・開陽丸は屈することなく、新政府軍と抗戦する奥羽越列藩同盟救援のため北へ向かうが……。直木賞作家の隠れた名作! ※本作品は、平成十四年十二月に講談社文庫より刊行された『開陽丸、北へ 徳川海軍の興亡』を改題したものが底本です。
  • 幕末閣僚伝
    -
    近代日本の幕開けとなった明治維新―徳川幕府は坂道を転げ落ちるように崩壊に向かう。倒幕への滔々たる流れの中で、幕府側の人々は何を考え、どう行動したか。優れた識見・力量を持ちながら、時代の激変によって敗者の側に立ちざれを得なかった幕閣の重臣たちの苦闘を通じて、明治維新の意味をあらためてとらえ直す、異色の力作。

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  • 幕末愚連隊
    -
    末の大失業時代戦いに飛び込んだ男たち慶応四年、旧幕府と新政府の戦いが激しさを増すなか、相撲取り、火消、ヤクザなどならず者たちは、幕府の徴募に応じ、陸軍歩兵隊に入る。しかし、徳川慶喜が降伏。後ろ盾をなくした歩兵隊は、江戸から脱走、衝鋒隊を結成する。下野、会津、越後、信濃と、戦場を流浪。河井継之助、勝海舟らを巻き込んだ激闘の行方は!? 戦いに明け暮れた雑草たちの真実!解説/細谷正充
  • 幕末喧嘩博徒 諸刃の麒麟
    -
    京・三条大橋を挟み、桂小五郎と命の獲りあい……!! 時は幕末、動乱の世。のちの徳川十五代将軍・一橋慶喜の陰謀で、麒麟は主君・村上定守とともに将軍上洛の先行役に任命される。この時、京は幕府と対立関係にある尊皇攘夷派が跋扈(ばっこ)する死地も同様の危険な場所だった。麒麟たち総勢220名は、命を懸けた行軍を開始する。激動の中心地・京で麒麟、一世一代の大博打!? 『諸刃の博徒 麒麟』を改題した第2部!
  • 幕末薩摩英雄図鑑
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 激動の時代に大きな役割を果たした薩摩藩士を中心に、50名の幕末の英雄を美麗なイラストで紹介! 人気イラストレーター陣が、西郷隆盛、大久保利通ら、誰もが知る人物はもちろん、 歴史の大きな流れの中で一瞬の輝きを放ち、華麗に散った知られざる薩摩の志士を魅力満点に表現。 彼らの生涯やエピソード、人物相関図なども分かりやすく解説した、新しいタイプの幕末歴史図鑑です。 【紹介人物】 [薩摩藩] 西郷隆盛/大久保利通/島津斉彬/島津斉興/島津久光/調所広郷/お由羅/赤山靭負 小松帯刀/桐野利秋/村田新八/吉井友実/税所篤/天璋院篤姫/大山綱良/有馬新七 有村俊才/有村次左衛門/奈良原喜左衛門/奈良原繁/田中新兵衛/川口雪篷/五代友厚 川路利良/黒田清隆/篠原国幹/別府晋介/永山弥一郎/池上四郎/伊地知正治/益満休之助 桂久武/西郷従道/大山巌/東郷平八郎/山本権兵衛 [他藩など] 木戸孝允/高杉晋作/大村益次郎/坂本龍馬/中岡慎太郎/板垣退助/後藤象二郎/井伊直弼 江藤新平/橋本左内/岩倉具視/徳川慶喜/勝海舟/山岡鉄舟 【イラストレーター】 トミダトモミ/白鴇/シキユリ/ミカミ/ムラシゲ/時々/佐々子/葉山えいし/唯奈/イノオカ/たわわ実
  • 幕末社会
    4.4
    1巻1,034円 (税込)
    徳川体制を支えていた「仁政と武威」の揺らぎ,広がる格差と蔓延する暴力,頻発する天災や疫病――先の見えない時代を,人びとはどのように生きたのか.幕末維新を天保期から始まる長い変動過程としてとらえ,みずから動きだす百姓,自己主張を始める若者,新たな生き方を模索する女性に光をあて,その社会像を総合的に描く.

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  • 幕末商社考5 横浜商人からのパワーメッセージ20分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 横浜開港場は、浦賀沖に黒船が来航した後、諸外国の圧力に屈した徳川幕府が、1859年6日2日、世界に向けて開いた貿易窓口である。 周囲を流れる堀切りによって隔離され、出島さながら関所も設けられたので、その区域一帯は「関内」と呼ばれた。 海側から関内を眺めると、日本大通りを境に開港場の右側に日本人街、左側に外国人居留地が広がり、 世界中から一攫千金を夢見た商人が集まって、欲望と期待と不安が入り混じった猥雑なる賑わいを見せていた。 居留地の外国商人は、開港場から10里40キロまでしか外出できなかったので、貿易取引は開港場内において行われ、 外国人が日本から輸出する場合は「売込商」と呼ばれる日本人商人から輸出品を購入し、日本へ輸入する場合は「引取商」とよばれる商人へ輸入品を販売した。 今、われわれはこの横浜開港場における売込商と買取商のことを「横浜商人(地元では浜商人)」と呼び、 彼らの発するエネルギー溢れるメッセージを聞き取ることにしよう。 本書は、歴史好き貿易マンに捧げるパワーメッセージ集第5弾である。 今回は横浜開港場において活躍した横浜商人5人のパワーメッセージを探ってみよう。 【著者紹介】 姉崎慶三郎(アネザキケイザブロウ) 千葉市在住。元商社勤務。海外駐在員歴2回。 長年の海外ビジネス経験を生かして、当時合格率8・4%で、日本全国で400名もいない超難関貿易資格「ジェトロ認定貿易アドバイザー」を取得。 自身の40年に渡る貿易実務経験と、ふれあった多くの先輩や国内外の取引先企業の方たちから学んだことを貿易のプロをめざす人に伝えるため執筆を続けている。 ペンネームは英語教師だった祖父の名前。
  • 幕末新選組 新装版
    4.2
    なあに、明治維新なんてえものはね、つまり薩長たち雄藩と徳川との争いさ。いまのような文明開化の世が来たのも、そいつは時勢というやつでね。つまりは日本国民がえらいのだよ──いたずら好きの腕白小僧が、父の意に反しひたすら剣術の稽古にあけ暮れて十年。折しも幕末の動乱期、永倉新八は剣道の快感に没入した青春の血汐をそのまま新選組に投じた。女には弱いが、剣をとっては近藤勇以上と噂された新八の、維新後におよぶ生涯を、さわやかに描ききった長篇。
  • 幕末政治家
    -
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 幕末の重要局面にあたった閣老,有司,諸侯たち。阿部正弘,堀田正睦,井伊直弼,久世広周,安藤信正,水野忠精,板倉勝静,徳川斉昭,松平慶永,島津斉彬をはじめ,著者が幕末の三傑と称える岩瀬忠震,水野忠徳,小栗忠順を論じる,『幕府衰亡論』(84)の姉妹編。

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  • 幕末ゾンビ (1)
    完結
    -
    時は幕末。薩摩・長州の新政府軍に追われ敗走を続ける旧幕府軍。永倉新八ら新選組の残党は、主君・徳川慶喜の命を守るため絶望的な戦いを続けていた。そんな最中、防戦一方の戦場に「人ならざるもの」がなだれ込み……!! 永倉新八、土方歳三、沖田総司、西郷隆盛、勝海舟……幕末の英雄たちと屍者の群れ、今、激戦の幕が上がる――!!
  • 幕末辰五郎伝
    3.0
    江戸市中に組織された町火消を束ねる頭、「を組」の新門辰五郎。気風がよくて、豪胆そのもの。ひょんなことから御三卿一橋家の慶喜、後の十五代将軍徳川慶喜と知り合った。頻繁に出入りするようになった彼は、屈強な子分たちを率い「殿さん」の身辺警護を買って出て、最後まで佐幕派の義理を守り通した。慶喜と市井の侠客新門辰五郎との身分や年齢を超えた交情を軸に、荒れ狂う幕末の人間模様を描く。
  • 「幕末大名」失敗の研究 政治力の差が明暗を分けた
    3.8
    1巻699円 (税込)
    「開国か攘夷か?」「尊皇か佐幕か?」――もはや一刻の猶予もない欧米列強の脅威と、ひたひたと忍び寄る植民地化の危機。日本の行く末を案じ、また己の権力の増強を目指して、幕府や大名、そして維新志士たちが動乱の時代を駆け抜けた。しかし、ある者は権勢を振るった末に消え、ある者は“時代の先駆者”のまま早々に舞台から降り、またある者は、維新を完遂したところで権力を奪われた。本書は、政治学者の著者が、幕末人物たちの「強大な政治力が失われる過程」を考察することで、現代にも通じる“失敗の教訓”を学ぶ。「徳川幕府が気づかなかった売国への道~井伊直弼と田中角栄」「生き残った山内容堂、殺された坂本龍馬」「『真珠湾攻撃』なき戊辰戦争で失敗した、松平容保」「西郷隆盛にとっての、『島津久光』という失敗」「水戸藩と長州藩、維新さきがけの組織疲労」など、彼らが“新時代”から姿を消した理由がここにある!

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  • 幕末に散った男たちの行動学
    -
    歴史には必ず、後世の私たちから見ると、「ひょっとしたらあなたは、この役割だけのために生まれてきたの?」と思わず問いたくなるような、究極の運命をもった人物が現れる。周布政之助、岡田以蔵、梅田雲浜、平岡円四郎、原市之進、徳川家茂。本書に登場する6人の人物たちは、将軍の家茂を除いて、いずれもそんな運命の持ち主だ。長州藩のために忠義を尽くそうとするものの、周囲に理解されないため憤死する周布政之助。武市半平太のために生き、武市半平太のために人斬りを行なった岡田以蔵。徳川慶喜に仕え、“頭脳”好みの慶喜を陰から操った男、原市之進。一橋時代の慶喜に重宝され、公武合体のブレーンとして辣腕をふるった平岡円四郎。本書は、「使命感」に殉じた男の生涯を組織と人間を描くことに卓越した著者が、真正面から描ききった評伝集である。6人の足跡から、われわれ現代人が何を為し、何を為さざるべきかを考える一冊。

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  • 幕末の志士 渋沢栄一
    -
    【「日本実業界の父」の青春】 新1万円札の顔、2021年大河ドラマ『青天を衝け』の主人公に決定! 「日本の会社王」の原点がここにある!  明治から昭和の時代にかけて日本の経済発展に尽力し、ノーベル平和賞の候補に二度も選ばれた実業家・渋沢栄一。 幕末動乱の時代に尊王攘夷運動に身を投じるが、志士としての夢は破れる。そんな青年が、近代日本最大の経済人になる。 その原点は、なんだったのか……人との出会い、また出会いを生んだ彼の情熱にあった。 本書は、大河ドラマでも描かれる渋沢の青春時代、志士として生きた渋沢の若き日々に着目し、言及する。 【目次】 はじめに 尊王攘夷の志士だった 第一章 倒幕の志が芽生える士魂商才の始まり 第二章 横浜居留地焼き討ちを計画する慷慨組の結成 第三章 一橋慶喜に仕える攘夷実行を迫る 第四章 渡仏中の幕府滅亡慶喜に「官軍」との決戦を迫る 第五章 彰義隊の分裂養子渋沢平九郎の自害 第六章 徳川の遺臣として生きる明治政府に背を向ける おわりに 日本資本主義の父への変身

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  • 幕末の特権商人と在郷商人
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 幕府の天保改革と諸藩の藩政改革によって、株仲間中心の商業空間はどのように変わったのか。実際の流通などを丹念に調査・探究する。 序文 第一 徳川幕藩制の構造とその解体過程 「明治維新」の歴史的前提 I はしがき II 徳川幕藩制の構造 III  徳川幕藩制の解体過程 IV むすび 第二 「幕政改革」としての「天保改革」と諸藩の「藩政改革」 I はしがき II 「幕政改革」としての「天保改革」 III 「天保改革」における「株仲間」の解散 IV 天保期における諸藩の「藩政改革」 V むすび 幕末土佐藩の政争と「土佐勤王党」の結成 第三 近世後期における桐生並びにその周辺市場の発展「足利市場」の成立と「桐生市場」との対立と抗争 I はしがき II 近世都市「桐生」の成立とその性格 III 桐生織物業の発展とその限界 IV 桐生近郊「大間々市場」の成立とその発展 V 「足利市場」の成立と「桐生市場」との対立と抗争 VI むすび 第四 「越後縮」の生産並びに流通過程と「特権商人」と「在郷商人」との抗争 「江戸十組呉服問屋」と「五ヶ組江戸行商人仲間」との紛争 I はしがき II 「越後縮」の生産過程 III 「越後縮」の流通過程 IV 「江戸十組呉服問屋」と「五ヶ組江戸行商人仲間」との紛争 V むすび 第五 幕末畿内農村における「商業的農業」の発展と文政期の「国訴」大坂の「特権商人」と畿内農村の「棉作・莱種作農民」「在郷商人」との「国訴」 I はしがき II 幕末畿内農村における木棉および菜種栽培の発展 III 「綿作農民」および「菜種作農民」の富裕化と「在郷商人」の成長 IV 大坂における「特権商人」の発展と「株仲間」の形成 V 文政六年の「三所綿問屋」と「綿作農民」「在郷商人」との「綿」を饒る「国訴」 VI 文政七・八年の「両種物問屋」と「菜種作・棉作農民」「在郷商人」との「菜種・水油」を統る国訴 VII むすび 第六 幕末開港による外国貿易の展開と「江戸五品問屋」と「在方商人」との抗争万延元年「五品江戸廻送令」の意義 I はしがき II 徳川幕府の「禁教令」と「鎖国政策」 III 幕末における世界情勢と開港による外国貿易の展開 IV 大坂における「特権商人」の発展と「株仲間」の形成 V 「江戸問屋仲問」の消長 VI 幕府による「五品江戸廻送令」の公布 VII むすび 附録 雑穀等五品取締一件(原史料) ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 入交 好脩 1908~1999年。日本経済史学者。早稲田大学名誉教授。専門は、徳川時代の経済史。 著書に、『封建社会の構造』『政治五十年 改訂版』『清良記 親民鑑月集』『岩崎弥太郎』 『徳川幕藩制の構造と解体』『武藤山治 新装版』『経済史学の理論と実証』『経済史学の理論と実証 西欧篇』『幕末の特権商人と在郷商人』『武市半平太 ある草莽の実像』など多数ある。
  • ―幕末バトル・ロワイヤル―
    4.0
    1~3巻660円 (税込)
    徳川幕府の生き残りを懸けたイチかバチかの天保改革が、幕末の幕を切って落とした――。改革失敗、経済混乱、飢饉に火事に異国船、未曾有の事件が頻発する中、虚々実々の駆け引きに翻弄される幕府首脳の姿は、青雲の大志と権力欲が渾然一体となった政治の現実を教えてくれる。尊王攘夷・倒幕開国のうねりが押し寄せる直前、黒船来航までを、さまざまな名珍場面でたどる、既成史観ではわからない幕末政界権力争奪史。

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  • 幕末バトル・ロワイヤル―慶喜の捨て身―
    3.0
    大政奉還は、窮余の一策ではなく、徳川政権の立て直しを目指す慶喜による捨て身の大博打だった――。武力倒幕を目指す薩長を見事に出し抜いた慶喜は、雄藩諸侯会議のリーダーとして君臨し、徳川中心の新政権を新たに作り出そうとしていた。しかし、慶喜のある判断ミスにより権力は討幕派の手に落ちる。果たして慶喜の千慮の一失とは。大政奉還から王政復古までの五十五日間、幕末バトル・ロワイヤル最終局面。

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  • 幕末姫 ―葵の章―
    3.0
    徳川家康が江戸に幕府を開いてから約250年。外国の脅威が迫るに従い、時代は「倒幕」へと傾いていた。第十三代将軍・家定に嫁ぎ、夫亡き後も徳川家の存続に力を尽くした「篤姫」。婚約者と別れ、公武合体の象徴として第十四代将軍・家茂に嫁いだ皇女・「和宮」。徳川幕府最後の将軍・慶喜の妻となり、「最後の御台所」として大政奉還を迎えた「美賀子」。激動の幕末を「徳川」と共に生きた3人の姫君の物語。 【目次】篤姫――徳川を最後まで守った第十三代将軍・家定の正室――/和宮――第十四代将軍・徳川家茂の正室となった皇女――/徳川美賀子――第十五代将軍・徳川慶喜の正室となった公家の姫――
  • 幕末武家の回想録
    3.5
    大名から御家人まで、江戸時代の元武士たちが明治維新後に語った回顧談。江戸時代の生活・習俗・規則などの話題から、薩英戦争や大政奉還のような大事件まで、当事者として居合わせた人々だからこそできる貴重な話を、江戸学の祖・三田村鳶魚の著作に携わった柴田宵曲が編む。親本は青蛙房から刊行された『幕末の武家』。文庫化にあたり新たな注釈を加えた。江戸時代を知るための必読の書。 解説・高尾善希 【内容(一部)】 ・江戸城の開門・閉門のしきたり ・米公使を言い負かした弁舌の立つ老中 ・苛烈を極めた旧幕臣の静岡への移住 ・薩英戦争真っ只中のイギリス軍艦に乗り合わせた日本人 ・軍艦開陽丸を受け取りに行く途中インドネシアで難破した話 【目次】 解題  柴田宵曲 大名の日常生活  浅野長勲 大奥秘記  村山鎮 時の御太鼓  桂園 高家の話  大沢基輔 御船手の話  向井秋村 御朱印道中・御目付  桂園 御徒士物語  鈍我羅漢 勤番者  内藤鳴雪 お伽役の話  伊藤景直 廻り方の話  今泉雄作 雲助  宮崎三昧 幕末の話  梶金八、飯島半十郎、江原素六、柴太一郎、立花種恭、竹斎、六十匁道人、相陽道人、松本蘭疇、流行歌 明治元年  塚原渋柿 外国使臣の謁見  江連堯則 明治以前の支那貿易  山口挙直 幕末外交瑣談  田辺太一 目撃した薩英戦争  清水卯三郎 日蘭交渉の一片  長岡護美 徳川民部公子の渡仏  呉陽散士 和蘭留学の話  あられのや主人 幕府軍艦開陽丸の終始  沢太郎左衛門
  • 幕末武士の失業と再就職
    3.0
    騒動は、安政二年六月の夏にはじまった。田辺に居住する紀州藩横須賀組一統に対し、紀州家から支藩安藤家への支配替の通達が届けられた。横須賀組二十二家はこれを拒み、家康以来の徳川直臣の家柄である証拠書類をもって安藤策と執拗に通達撤回の運動を行なうが、決裂、整然と田辺を退散して浪人となる。しかし、六年余の浪々の後、一統は復帰運動を展開する。本書は、団結して復帰成功に至る横須賀組の動向と、幕末武士社会を描く。

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  • 幕末Rock 超魂 公式ビジュアルファンブック
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アドベンチャー&リズムゲーム『幕末Rock 超魂』の公式ビジュアルファンブックです。版権イラスト、キャラクター紹介、ストーリー&イベントCG紹介、攻略情報をはじめ、リズムゲームムービーの絵コンテやキャラクターデザインを手掛ける藤坂公彦氏のラフ画など、各種制作資料を収録。また、キャラクターソングを制作したテルジヨシザワ氏、NuTz氏、Juvenile氏による座談会や、井伊直弼役・安元洋貴氏と徳川慶喜役・斎賀みつき氏による対談、ジュニア役・諏訪部順一氏のグラビアインタビューなど、『超魂』の知られざる制作の裏側もたっぷりお届けします。さらに、本書だけでしか読めない書き下ろしSKITやキュートなSDキャラクター版“超魂團”の烈!Rockなイラストも必見ですよ★
  • 化け札
    3.0
    騙して、化けて、また、騙す。戦国の「化け札」=ジョーカー、真田昌幸。武田家滅亡後、織田、北条、上杉という大大名に囲まれながら、策謀をめぐらし、裏切りを繰り返して、天下をうかがう。昌幸の前に立ちはだかるのは、名将徳川家康と大軍勢。あまりに巨大な敵に、どう立ち向かうのか。生き残ることはできるのか。『誉れの赤』で新風を吹き込み、『決戦!関ヶ原』で名を上げた作者が、戦国随一の策士を描く書き下ろし長編。
  • バディ 1巻
    完結
    -
    全4巻660円 (税込)
    1674年四代将軍徳川家綱が統治する日本、九州の五島列島に遠く江戸からやってきた夫婦・鯨と朝海。強い絆と深い信頼関係で結ばれた二人にはある秘密があって…!?
  • 晩節の研究 偉人・賢人の「その後」
    3.7
    歴史に名を残す偉業を成し遂げた人物も、ほとんどの場合、本当に活躍したのは、ある一時期に限られる。それどころか、リタイヤ後に意外な「その後」の人生を送った人物が少なくない。「祟り」に慄き死んでいった藤原道長。健康に気を使いすぎて逆に死期を早めた徳川家康。老人になってから計画殺人を実行した徳川光圀。勘違いで殺人を犯して獄死した平賀源内……。有能な成功者である彼らはなぜ“晩節を汚す”ことになったのか。その分岐点には何があったのか。30人の偉人たちの知られざる末路を繙き「人生の本質」を追求する、画期的な書。
  • 塙団右衛門 意地を貫いた戦国の風雲児
    4.0
    戦国の世も終焉を迎えようとする頃、身一つで戦場を徘徊する一人の男がいた。男はその後、関ガ原の合戦で一番槍をとるという武勲をあげるも、浪人となってさすらい、やがて大坂の陣で天下掌握の大勢を決しようとする徳川家康の前に大きく立ちはだかった。男の名は塙団右衛門直之。武将としての死に花を咲かせるべく、落城必至の大坂方にあえて馳せ参じた男の豪気なる生涯。

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  • 日帰りドライブぴあ東海版2023-2024
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子書籍版には、クーポンは付属しません。 ※電子書籍版には、表紙画像や中吊り画像に掲載されている一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または一部の画像が修正されている場合がありますので、内容をご確認の上、お楽しみください。 思い立ったらすぐ行ける! 東海エリアNO.1近場ドライブ情報誌 東海エリアで人気NO.1の近場ドライブガイドが今年も発売! 片道30分~2時間でアクセスできる近場エリアだけを掲載しているので、週末のちょっとしたお出かけに、思い立ったらすぐに使える一冊です。大河ドラマで注目の徳川家康関連のエリアやスポットはじめ、今年行っておきたい新スポット&旬スポットが満載です! 【 掲載コンテンツ 】 ●片道30分~2時間まで! 日帰りドライブ全37コース 愛知エリア/岐阜エリア/三重エリア/静岡エリア ●「四季のフラワードライブ」全14コース ●特別企画「SA・PA&道の駅グルメSelection」 ●読者プレゼント!
  • 秘戯書争奪
    4.0
    13代将軍の家定は“癇性公方”といわれ、すこぶる虚弱体質のうえに凡愚、最低クラスの将軍だったらしい。31歳にもなるのに世嗣ぎがいないのは「子供のつくり方」を知らなかったというのだ。すわっ、徳川家の一大事、将軍様にお世嗣ぎを! そこで城中奥医師の多紀法印は秘策を練った。古来から宮中に伝わる門外不出の奇書『医心方』を入手することだ。これには、陰萎早漏を治す秘術が網羅されているという。稀代の『奇書』をめぐって、甲賀忍法VS伊賀忍法の死闘が始まった。
  • ひぐらし武士道 大江戸剣花帳 上〈新装版〉
    -
    雄渾にして華麗! 峻烈にして優美! 撃的ベストセラー・門田泰明時代劇場の原点! 明暦の大火で江戸が灰燼と化し、 復興が急がれる徳川四代将軍家綱の世。 「水野」姓の幕臣が凄腕の何者かに次々と斬殺され、 老中にまで暗殺の手が伸びた。 そうしたなか、素浪人でありながら 念流皆伝の若き剣客・宗重が 事件を探索するため市中を駆け巡った。 やがて、背後に 紀州徳川家の影がちらつき始めた……!? 娯楽文学の王道を貫く 門田泰明時代劇場の原点!
  • 秘剣 柳生十兵衛 隻眼一人旅
    4.0
    天才剣士・柳生十兵衛三厳(みつよし)は、将軍・徳川家光の信頼あつい小姓でありながら、朋輩との喧嘩の果てに、不意の飛刃で右眼を奪われる。一介の浪人となった若者は、甲州へ向うが、凄まじい闇の力の待ち伏せにあう。隻眼偉躯を堂々とさらして、非情の罠、殺到する暗殺団と闘い抜く十兵衛の、一身をかけた「秘命」を描く、傑作時代長編。天才剣士の修業の旅に隠された「密命」とは?
  • 飛翔 直江兼続伝
    -
    天正三年。直江兼続は武田家と上杉景勝との縁組を画策する。この縁組みにより武田との絆を深めた景勝は、長篠の合戦に助参加。兼続の機転により織田・徳川連合軍を打ち破る。混迷する後継者争い、そして信長との対立。若き直江兼続は上杉家を守れるのか!?

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  • 土方歳三(一) 試斬
    3.5
    浪人の咽を水平に薙いだ。咽のあたりの肉がめくれた。それが一瞬、白く見えた。肉の白さだ。女の肌よりも白かった――。徳川幕府に落日が迫る。土方歳三は待っていた。おのれの血を燃やす何かが起こる、と。その日までに人の屠り方を覚えねばならぬ。歳三は試し斬りの獲物を物色し始めた。幕末の京洛を血に染めた斬殺軍団・新撰組を率いた男の凄絶な生を描く長篇小説第一弾! 【解説】縄田一男

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  • 土方歳三事件簿3 暗殺剣。30分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)=紙の書籍の50ページ程度) 【書籍説明】 京の都では、長州藩士を中心とする諸国の浪士達の反幕活動は激化するばかりだった。 勤王浪士と称し「尊王攘夷」を叫ぶものの、公武合体と徳川幕府による統治を強く望まれる孝明天皇の真意を全く無視している。 京都守護職会津中将松平容保御預の浪士団、新選組は不逞浪士の過激な無法行為を取り締まり、王城の治安を維持するために昼夜の別なく奔走していた。 長州藩は新選組に間者を送り込み、情報を収集するとともに、凄腕の刺客を京に潜入させた。犠牲者が相次ぎ、新選組副長土方歳三は刺客の探索に躍起となった。 そうした中で、老舗大店の内儀が絞殺された。「気配りの良い、できたお内儀さん」という評判の中年女性である。 夫も三人の子供も奉公人も「内儀を恨む者など一人もいない」と言い張る。しかも、内儀を殺す機会のある者もいない。 新選組出入りの御用聞に泣きつかれて、歳三は事件解明に乗り出した。 歳三は長州の間者を捕らえられるのか?内儀殺しの下手人を挙げられるのか? 【目次】 もぬけのから 長州の間者 刺客 忍びの剣 お仙殺し しっかり者 虐待 下手人 疑惑 計略 忍び二人 間者の正体
  • 土方歳三事件簿17 裏切り 坂本龍馬暗殺は裏切りへの報復か?暗殺犯は新選組か?
    -
    【書籍説明】 徳川幕府の最大の支援者孝明天皇が崩御され、倒幕派はますます勢いづいた。 十五代将軍に就任した徳川慶喜は幕権の強化と幕威の回復に努めたが、時流の激変に応じるため、土佐の山内容堂と坂本龍馬の進言を受け入れ、大政奉還を決意する。 大政奉還により徳川政権の温存を図った。 新選組では、伊東甲子太郎が分派・独立して「御陵衛士」を設立した。 伊東を支援したのは薩摩藩だった。 御陵衛士に参加したのは、伊東の同志や門下が中心だったが、試衛館時代からの仲間である斎藤一と藤堂平助が混じっていた。 江戸っ子平助には、試衛館の仲間を裏切る理由があった。 無論、近藤勇も土方歳三も伊東一派の裏切りを激怒し、分派・独立を決して許さなかった。 一方、討幕を主張する長州藩と薩摩藩は、大政奉還を勧めた坂本龍馬を裏切り者と見做して報復を企てた。 また、大政奉還の真の意味を理解しない見廻組や新選組など幕臣達も、龍馬を憎み、命を狙った。 藤堂平助は、なぜ新選組を裏切ったのか? 龍馬暗殺の真犯人はだれか? 【目次】 分派独立 天皇毒殺 反幕・倒幕・討幕 大政奉還 脱隊不許 獅子身中の虫 鉄の掟 討幕派の焦燥 坂本龍馬 高台寺党 近江屋 龍馬暗殺 甲子太郎招待 七条油小路 裏切りの果て
  • 土方歳三事件簿16 刀槍と銃砲 時代の激変についていけなかった男
    -
    【書籍説明】 時代は急激に動いていた。長州軍は上洛して御所を占拠しようとしたが、幕府軍の奮戦に敗退した。 しかし、長州藩は表向き徳川幕府に恭順を示したが、いよいよ倒幕活動に力を入れた。 長州も薩摩も「攘夷」を唱えながら、欧米文化に傾倒していった。幕府も軍制を西洋化し、フランス軍式調練を採用した。 徳川幕府最強の戦闘集団新選組も、副長土方歳三の主張で洋式調練に切り替えた。大砲や鉄砲を有効に使うためには、従来の軍学兵法は役に立たない。 五番隊組長武田観柳斎は長沼流軍学を修め、新選組兵学師範を務めていたが、洋式調練の採用とともに存在価値を失った。 今さら欧米式用兵術を学ぶ気にもなれず、若い隊士達が新知識・新技術を習得するのを苦々しく眺めていた。 武田は伊東甲子太郎に接近して身の安泰を図ろうとしたが、伊東の陰謀に巻き込まれてしまう。伊東は新選組を倒幕派に変えようと画策していた。 武田は新選組に居難くなり、機密漏洩を手土産に薩摩屋敷に逃げ込もうとした。 土方歳三は武田の脱隊と伊東の陰謀をどう対処するのか? 【目次】 洋式調練 新知識 留守の間に 命令違反 薩長同盟 奈良出張 金策致不可 薩摩屋敷 薩摩示現流 薩摩者 一条から七条 嘘か真か 将軍逝去 斬撃 竹田街道
  • 土方歳三事件簿4 妖刀村正。30分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)=紙の書籍の50ページ程度) 【書籍説明】 京都守護職御預の新選組は、反幕運動を繰り広げる不逞浪士を取締り、王城の治安を維持するために日夜精勤していた。 しかし、長州や土佐を中心とする浪士達の反幕活動は激化するばかりだった。不逞浪士達は「尊王攘夷」を主張するが、「公武一和」を願う親幕派の当今孝明天皇の御意志は全く無視していた。 反幕の尊攘浪士は、秘かに「妖刀村正」を求めた。 「村正」は代々徳川家に仇をなす刀剣で、妖しい魔力が秘められていた。 村正は生贄の血を求める。村正を手にした者は人を斬らずにはいられない。村正を握れば、「剣技が冴えわたり、どんな相手でも斬れる」という。 反幕浪士の一人が村正を手に入れ、親幕派の公卿や幕府要人を斬殺した。しかも、妖刀村正の犠牲者は新選組隊士から京の町衆にまで及んだ。都の人々は恐怖に慄いた。 新選組副長土方歳三は、村正を遣う殺人狂の剣士の探索に奔走した。 長州藩士桂小五郎も村正の狂騒を座視できなくなった。殺人剣村正を止めるため、ついに桂は土方歳三に協力を求めた。 はたして、土方歳三は村正の暴走を止めることができるのか? 【目次】 待ち伏せ 村正 神童 見廻組 桂小五郎 取引 裏切り 妖刀 生贄 臆病者 変貌 殺人剣 紙屋川
  • 陽だまり翔馬平学記 姫の守り人
    値引きあり
    4.0
    巨悪の老中に狙われた軍学者と姫の運命は?  軍学者の沢村翔馬は、公家の姫・由布の護衛として、江戸の一軒家で暮らしている。口うるさい老侍女のお滝も一緒だ。翔馬が開く私塾は、飢え死にしそうな若い浪人が弟子入りしたり、やくざの親分が講義の邪魔をしたりで、毎日なにかと忙しい。そんなある日、翔馬とお滝は一瞬の隙をつかれ、由布を何者かに誘拐されてしまう。最近、明国復興を目指し、徳川幕府に援軍を要請しているという鄭成功からの使者が江戸市中を荒らしているらしいが、なにか関わりがあるのか。過去に起こった騒動で、翔馬に深い恨みを抱く老中の松平信綱が、腹心の朽木誠一郎へ密命を下したのか?巨悪の権謀術数に伝家の宝刀を一閃、絶体絶命の危機を乗り越えろ! 沢村翔馬……元摂津国伊丹藩士で、林羅山の弟子。宝刀「鬼丸」を持つ。 由布……書道と和歌、お菓子作りが得意な姫。 お滝……京都びいきで、江戸の悪口を言う。野郎歌舞伎を観るのが趣味。 朽木誠一郎……林羅山の弟子で、翔馬に敵愾心を抱く。 松平信綱……老中次座。「知恵伊豆」と呼ばれる。保科正之の失脚を企む。 保科正之……陸奥国会津藩藩主。徳川幕府最高実力者。 高館孝直……伊丹藩藩主高館孝元の嫡男。蛮勇を振るう。
  • 御刀番~左京之介 妖刀始末~
    3.0
    駿河国汐崎藩の御刀蔵から妖刀村正が盗まれた。徳川家に仇なす刀ゆえ、所持が公儀に知れれば汐崎藩の取潰しは必至。藩主から命を受けた御刀番・左京之介(ひだりきょうのすけ)は村正の行方を追うが、その前に不審な忍びが立ちはだかる。そして、忍びの背後にはとてつもない敵が潜んでいた。京之介の孤独な闘いが始まる。そして、衝撃の結末とは……。著者渾身の壮大な新シリーズ開始。
  • 必殺くノ一椿
    -
    必殺時代劇画! 時は元禄、徳川五代将軍・綱吉の治世。江戸の街角の一角にある猫カフェならぬ「猫茶屋」で働く伊賀くノ一・椿には、極秘任務があった! 任務を遂行する椿の前に、セクシーな暗殺者が忍び寄る。 「消えた御犬(おいぬ)様」 「猫消える!」 「黒い暗殺者」 「暗殺の首謀者」 「敵の正体」。 超絶ギャグバトル計5話収録。
  • 必殺くノ一椿(分冊版) 【第1話】
    2.0
    必殺時代劇画! 時は元禄、徳川五代将軍・綱吉の治世。 江戸の街角の一角にある猫カフェならぬ「猫茶屋」で働く伊賀くノ一・椿には、極秘任務があった! 任務を遂行する椿の前に、セクシーな暗殺者が忍び寄る。
  • 「火附盗賊改」の正体――幕府と盗賊の三百年戦争
    4.0
    「火附盗賊改」と言えば、“鬼の長谷川平蔵”の名が挙がる。否、正確には長谷川平蔵の名しか挙がらない、とも言える。実際、彼らは町奉行に比べ日陰の立場にあった。だが、強盗・放火といった凶悪犯罪が多発した百万都市・江戸で、火附盗賊改ほど頼りにされた組織はなかった。謎多き存在感と相まって、町人はもちろん武士たちも、畏怖と同時に畏敬の念を抱いたという。本著では、凶悪な盗賊一味との対決を軸に、その誕生から変遷、彼らならではの捕り物、苛烈な詮議の様子、幕臣の中での位置づけ、人情味あふれる素顔まで、豊富な資料をもとに、旗本の中でも武闘派の猛者ぞろいだった火盗改の実像に迫る。【目次】はじめに/第一章 戦国の争乱から「徳川の平和(パクス・トクガワーナ)」へ/第二章 最初の火附盗賊改/第三章 将軍吉宗の江戸/第四章 日本左衛門vs.徳山五兵衛/第五章 二人の長谷川平蔵/第六章 火附盗賊改の行く末/第七章 最後の火附盗賊改/おわりに
  • 秀吉私記
    -
    天下人、秀吉の魅力に迫る! 巧みな人心掌握術、強運のつかみ方、勝つ男の器量を問う必携の書。日本一の出世男とは!? ――乱世の三大英雄こと、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康。なかでも、尾張・中村の足軽の家に生まれた秀吉は、信長に仕え、その遺志をついで天下を統一、栄耀栄華を極めた、日本一の出世男でもあった。その器量、人心掌握術、強運のつかみ方を、戦国武将を描いて随一の筆者がつづる。魅力あふれる秀吉を語り尽くした歴史人物論。
  • 秀吉と家臣団の城
    -
    1巻1,870円 (税込)
    山の上に土で造られた戦国の城は、信長・秀吉によって、石垣、瓦、礎石建物(天守)を備える城へと大きく変わった。秀吉は平地にも石垣を築き、堀や惣構を設ける。巨大な土木構造物は政権のシンボルとなり、近世城郭の祖型となった。織豊期城郭研究の第一線に立つ著者が、秀吉一門の居城や、対徳川を想定した拠点の城、合戦で築かれた陣城などを、遺構・遺物から分析し、築城から政策、そして戦術までをも明らかにする。 【目次】 第一章 秀吉の居城  山崎城/大坂城/聚楽第と御土居/淀城/指月伏見城と木幡伏見城/京都新城/肥前名護屋城 第二章 一門の城  秀次と八幡山城/秀次と清須城/秀勝と亀山城/秀勝と大垣城/秀長と大和郡山城/金箔瓦と桐紋瓦を用いた城 第三章 家臣団の城  大名側からの豊臣城郭化/宇喜多秀家と岡山城/毛利輝元と広島城/浦戸城 第四章 天正一三年体制の城  堀尾吉晴と佐和山城/山内一豊と長浜城/中村一氏と水口岡山城/浅野長政と大津城/多賀秀種と宇陀松山城/本多利久と高取城 第五章 天正一八年体制の城  田中吉政と岡崎城/池田照政と吉田城/堀尾吉晴と浜松城・宗光と二俣城/山内一豊と掛川城/中村一氏と駿府城・一栄と三枚橋城 第六章 蒲生氏の会津における本支城体制  蒲生氏郷と会津若松城/蒲生領の支城網/蒲生氏郷と九戸城 第七章 合戦と陣城  賤ヶ岳合戦と陣城/小牧長久手合戦と陣城/小田原城攻めと石垣山一夜城/杉山城は織豊系城郭か/韮山城攻め/朝鮮出兵と倭城構築1 壱岐勝本城と対馬清水山城/朝鮮出兵と倭城構築2 慶尚南道と全羅南道に築かれた倭城 終章 秀吉の居城と陣城の意味するもの
  • 秀吉はキリシタン大名に毒殺された
    5.0
    1巻1,760円 (税込)
    秀吉のバテレン追放令(1587年)、徳川幕府の禁教令(1612・1613年)。 天下人たちは、なぜ、そこまで徹底的にキリスト教を根絶しようとしたのか? ローマ・カトリック教会=イエズス会が日本へきた目的は何だったのか? 数多の「隠れキリシタン大名」たちは、何を目的として暗躍したのか? イエズス会の成立した1530年代から、日本が鎖国に入る前までの約100年の日本の「キリシタン大名」の歴史を読み解く。 第1部 イエズス会と戦国大名の危険な関係 細川藤孝と明智光秀はイエズス会のエージェントだった / 戦国時代の新興宗教=天道思想はキリスト教 / 信長の仮想通貨=茶器 / イエズス会は信長とともに明帝国を挟み撃ちする計画だった / 黒田官兵衛もワルのキリシタン大名だ / 黒人侍従ヤスケが本能寺に爆薬を仕掛けた実行犯である / 明智光秀は征夷大将軍に任命されるはずだった 他 第2部 秀吉はキリシタン大名に毒殺され、徳川幕府は密かにキリシタンを利用した 備中高松城水攻めは軍師官兵衛が作ったフィクションだ / キリシタン大名で埋め尽くされた秀吉政権 / 高山右近は加賀前田藩を隠れキリシタン王国に変えた / バテレン追放令とスペイン-イエズス会の日本侵略計画 / 隠れキリシタンの力を用いた江戸幕府の関東開拓事業 / 家康の孫・松平忠直も隠れキリシタンだった 他
  • 秀頼、西へ
    4.0
    戦国末期。天下を手中にしようとしていた徳川家康は、大坂城に配下の者を忍び込ませた。一方、真田大助は、父・幸村より、落城の際には秀頼を連れ出し落ち延びよ、という密命を受ける。目指すは薩摩、島津家の元。燃えさかる大坂城を脱出した一行は西へ――。誰が味方で誰が敵なのか? 行く手には、想像を絶する謀略が待ち受けていた! 迫真の傑作時代ミステリー!(『落ちた花は西へ奔れ』改題)
  • ひと夜の恋 元禄お犬小屋異聞
    -
    第五代将軍・徳川綱吉が貞享二年(1685)に発した「生類憐みの令」から10年。巷に犬があふれ、ついに幕府は野良犬を収容する「御囲」を作った。中野村の「御囲」で数万頭の犬の世話をする娘・お吉は、「犬吉」と呼ばれ、犬たちから慕われていた。赤穂浪士が討ち入りを果たしたあくる日、一人の侍・依田との出会いが彼女の運命を大きく揺さぶる。討入りの興奮冷めやらぬ御囲で起こった狂気の事件と、犬吉の人生を動かすひと夜の恋を描く時代長篇。 『犬吉』を改題。
  • 秘 独眼龍軍記 1 決断
    -
    関ヶ原合戦後、天下は徳川家康のものとなった。しかしなおも胸中に天下簒奪の野望を秘めた者がいた――奥州の雄・伊達政宗である。松平忠輝、大久保長安、そしてはるかイスパニアの無敵艦隊――あらゆる策を講じながら、独眼龍がふたたび天下の覇権を狙う!

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  • 陽眠る
    3.0
    大政奉還の後、鳥羽伏見の戦いに敗れはしたが、徳川慶喜は薩長への徹底抗戦を主張、幕軍は意気軒昂だった。オランダで建造された軍艦〈開陽丸〉の艦将・榎本釜次郎武揚も「ここからが海軍の出番」と自負していた。しかしその夜、慶喜は開陽丸で江戸へ逃げてしまう。失望した榎本は、副艦将・澤太郎左衛門、大坂城から持ち出した十八万両とともに開陽丸ごと脱走。蝦夷地を開拓し旧徳川家臣の新天地とすべく、北へと向かう──。無念の開陽丸と男たちの軌跡を描き切る、渾身の歴史小説。
  • 火の国の城(上)
    3.8
    天下分け目の関ヶ原から五年。世情が落ち着きはじめた京の町にふらりと現われた偉丈夫。男はすぐれた技をもち、豪傑と熱情を秘めた伊那忍び、丹波大介であった。すでに陰の世界から足を洗い、農村でおだやかに妻と暮らすはずであったが、彼の腕を知る者によって武家の覇権争いに巻き込まれていく。天下統一への執念を燃やしつづける徳川家康と、復活を夢想する豊臣家とをめぐり、「忍び」というあらたな諜報戦が歴史の陰で繰り広げられる。いずれも個性的な超人たちの物語。
  • 火ノ児(ひのこ)の剣
    3.0
    浪人の身である新井伝蔵(白石)は、将軍・徳川綱吉の寵臣・牧野備後守成貞に呼び出された。将軍の警固役の依頼だったが、その裏には綱吉の命を狙う御駕籠之者・轅半左衛門を討つ計略があった。轅半左衛門は恩人・堀田筑前守正俊を殺害し、伝蔵の額に火字傷をつけた宿敵でもある――。魅力的な登場人物、先の読めない展開、怒濤の剣戟で息もつかせぬ傑作!
  • 秘文鞍馬経
    -
    武田信玄は死に際し、自らの亡き殻とともに財宝を諏訪湖に沈めるよう命じた。その石棺の隠し場所を示す五巻の巻物をもって逃げる三人の落武者は、徳川方に討たれる。その巻物をめぐって武田の郷士・高市児次郎は、師僧・閑雪、猟師の子・伝太とともに三つ巴の争奪戦にまき込まれる―。人間の一生は修行だとする周五郎の信念に貫かれた伝奇時代長篇。
  • 姫君たちの明治維新
    4.0
    明治150年に贈る、幕末維新をきっかけに思いもしなかった苦労に見舞われた大名・華族の姫君たちの物語。 深窓の令嬢どころか、堅固なお城の大奥で育った、正真正銘のお姫様たちも、維新の大波には翻弄されます。しかし、決してそれにめげることなく、それぞれの運命を逞しく生き抜いてもいきました。 徳川家では、最後の将軍、慶喜の義理の祖母でありながら、淡い恋心を交わした一橋直子、また、そのとばっちりを受けた形の、正妻の徳川美賀。 加賀百万石の前田家では、東大の赤門を作るきっかけとなった、将軍家から嫁入りした溶姫のさみしい晩年。 九州の大藩、鍋島家では、新政府の外交官になった夫とともに、ヨーロッパに赴き、社交界の華とうたわれた鍋島胤子。 篤姫や和宮など、メジャーどころはもちろん、歴史教科書には出てこない、お姫様たちの生涯は興味津々。 とくに落城の憂き目にあった姫君たちの運命には、思わず涙します。 なかでも、もっとも数奇な運命をたどったのが、四賢侯の一人、松平春嶽の側室の子である池田絲。維新後の混乱で彼女は松平家の庇護を受けられず、なんと芸者に。そこで、お雇い外国人であったフランス人の軍人と知り合い結婚。二人の間に出来た子が、明治の歌舞伎界の大スターである十五世市村羽左衛門! まるで小説のような物語がそこにあります。 20人を超える姫君たちの物語にご期待ください。
  • 姫君と侍女 明治東京なぞとき主従
    3.7
    時は、明治5年の東京。 日本橋の大店の娘で15歳の佳代(かよ)は、旧大名深水家のお屋敷で、美しいが風変わりな姫君・雪姫(ゆきひめ)の侍女として行儀見習いの奉公をしていた。 だがその春、湯島聖堂博覧会で展示されていた徳川家康愛鳥の鷹の掛け軸が消えた。 掛け軸の預け主で、最後に会場に入って観覧していたのは深水家。 その中に盗人がいるのではと疑ったポリスが屋敷に乗り込んでくる。 お家の一大事に、持ち前の頭脳で立ち向かうは雪姫。 そして、佳代も隠していた天才的な絵の才能――目に見たそのままを絵に描く力を発揮することになり……! 幕末維新の動乱の名残り色濃い東京で、姫君と侍女がともに抱く大きな夢とは――? 主従バディが新しい時代に躍動する、胸のすく青春なぞとき物語! 第7回角川文庫キャラクター小説大賞〈優秀賞〉〈読者賞〉ダブル受賞作!!
  • 姫君の賦 千姫流流
    3.7
    「千姫」の人生は、大坂城落城から始まった――豊臣秀頼、本多忠刻との哀しき別れ、そして将軍・徳川家光の姉として……時代に翻弄され、いわれなき悪名を浴びながらも凛として生きた千姫の生涯を描く。徳川家康の孫娘であり、2代将軍・秀忠の娘、千姫。天下の泰平のため、幼くして豊臣秀頼のもとへ嫁いだ千姫だったが、徳川、豊臣両家の争いを止めることはできなかった。そして大坂城落城。その後も、千姫の波乱に満ちた人生は続いていく。「夫である秀頼を見捨てた」「坂崎出羽守を嫌い、一目惚れした若侍を選んだ」など、いわれなき悪名がついてまわるも、再嫁した本多忠刻の愛に包まれて穏やかな日々が訪れたかに思えた。しかし――。愛と哀しみに満ちた波乱万丈の人生を描き切った、著者渾身の傑作歴史小説。
  • 姫君の賦 千姫流流
    4.3
    戦国最後の姫として、生まれた定め――時代に翻弄され、いわれなき悪名を浴びながらも凛として生きた千姫の生涯を鮮やかに描く、著者渾身の歴史ロマン! 徳川家康の孫で、二代将軍・秀忠の娘、千姫。天下の泰平のため、幼くして大坂の豊臣秀頼のもとへ嫁ぐが、徳川、豊臣の争いを止めることはできなかった。そして大坂城落城。その後、再嫁した本多忠刻の愛に包まれて穏やかな日々が訪れたかに思えたが、豊臣の影がどこまでもつきまとう……。動乱の時代における“姫”という存在の悲哀を、千姫の波瀾の生涯を通して描き切った著者渾身の長編小説。
  • 姫路城リビングデッド 1巻
    完結
    4.0
    全2巻495円 (税込)
    群雄割拠の戦国時代が徳川によって終結し、秩序の世が開かれた十七世紀初頭。播磨の国の姫路城には、城好きの平民・虎次が天守閣を眺め、石垣に貼り付いては城を堪能していた。そんな折、突如異様な姿をした化物に襲われる虎次。どうやら城の回り一帯が恐るべき化物に包囲されていたようで? 織田信長、武田信玄、上杉謙信といった死んだはずの戦国武将が復活! 完成したばかりの姫路城に一斉に襲い掛かる!!
  • 100%ムックシリーズ 完全ガイドシリーズ366 徳川家康完全ガイド
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 注目の2023年NHK大河ドラマ 『どうする家康』が千倍面白くなる! 世界一わかりやすい徳川家康120%ガイド 人気の戦国オールスターズが勢揃い! 彼らに囲まれ、その時、家康は「どうする!?」「どうした!?」 アンチ家康派も知れば好きになる家康の目的とは? 本書は、徳川家康の生まれた戦国時代から神となった没後までを、 そのとき家康が、どうピンチを乗り越えたかを歴史の流れに沿って解説した 大河ドラマ『どうする家康』の副読本。 「時代背景・地政学・人物・対立関係・出来事・通説・新説」など、 全方位から解説し、より戦国時代が面白く理解が深められる一冊。
  • 百花繚乱 サムライブライド 1巻
    完結
    -
    時は平誠二十某年。未だ徳川幕府が統治を続ける大日本国。霊峰富士の裾野に広大なキャンパスを持つ「武應学園塾」に、柳生道場を預かる若き剣士、柳生宗朗がいた。彼の道場には、謎の美少女剣士・柳生十兵衛をはじめ、真田幸村や徳川千など、いずれも桁外れの強さを秘めた「剣姫」と呼ばれる猛者たちが集っていた。アニメの世界観をベースに展開するド迫力コミックが登場!
  • 百花繚乱 ~セブン・スピア~ 1巻
    -
    未だ徳川幕府が統治を続ける大日本国の霊峰富士の裾野にある「武應学園塾」に通う若き剣士・柳生宗朗の道場には、超絶な強さを秘めた「柳生十兵衛」をはじめ、いずれも桁外れの強さを秘めた「剣姫」と呼ばれる猛者たちが集っていた。そんな宗朗が「村雨」と名乗る美少女と出会ったことで、柳生道場の面々は思いがけない事件へ巻き込まれる!剣と裸が乱舞するセクシー剣劇、ここに新開幕!
  • 評定所留役 秘録 父鷹子鷹
    3.0
    天下の法に横槍入れる徳川ゆかりの大身旗本。 評定所の父子鷹が闘う。 幕府の最高裁判所、評定所。 鷹と謳われた父の後を継ぐ若き正義の士、結城新之助。 将軍家斉にも恐れず盾つく旗本松平左京の悪を許さず。 評定所は三奉行(町・勘定・寺社)がそれぞれ独自に裁断しえない案件を老中、大目付、目付と合議する幕府の最高裁判所。留役がその実務処理をした。結城新之助は、鷹と謳われた父の後を継いで留役となった。ある日、新之助に「貰い子殺し」に関する調べが下された。探っていくと五千石の大身旗本松平左京の影が浮かんできた。父、弟小次郎との父子鷹の探索が始まって……。 忖度を排し法を護る! 新シリーズ第1弾
  • 評伝・山岡荘八
    -
    大ベストセラー小説『徳川家康』を残した山岡荘八は明治40年新潟県に生まれた。子供時代は手のつけられない悪戯ッ子であったという。高等小学校を中退して上京、印刷所の文選工からスタートした人生は、印刷会社の経営と破綻、大衆文学雑誌の編集長と雑誌の失敗などを波乱に富んだ時代を経て作家となる。多くの名作を残して1978年没。本書は、没後刊行された『山岡荘八全集』巻末に連載された評伝を生誕100年を期して1冊にまとめた。
  • 秘録 島原の乱(新潮文庫)
    4.3
    1巻737円 (税込)
    慶長二十年大坂の陣。炎上する大坂城を密かに脱出した豊臣秀頼は、遥か薩摩で捲土重来を期していた。時を経て寛永十四年、三代将軍徳川家光の治世に島原で百姓一揆が起こった。死を恐れぬ切支丹や暗躍する忍びの願いはただひとつ。徳川の天下を覆して豊臣の世を回復すること。その中心にいる天草四郎時貞に流れる血脈は……。「最後の戦国合戦」と称される島原の乱を大胆に描いた空前の歴史小説。
  • 広島人あるある
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 広島人なら納得してしまう! 相槌間違いナシの爆笑広島ネタを一挙紹介! 【収録あるある(予定)】 ●もはや県歌! 広島県民ならだれもが歌える『“徳川”のCMソング』 ●夕方のニュースといえばこの人! 『西田篤史』 ●川沿いにやたらと多いラブホテル…… 等々、広島のご当地ネタが多数! テッパンネタから意表を突いたちょっぴりマニアックな広島ネタまで、思わずクスッと笑ってしまうあるあるネタを漏れなく掲載! これを読めば広島がより好きになっちゃう!?
  • 美剣 三日月宗近
    -
    1巻1,056円 (税込)
    “天下五剣”のうちの一振りである、名刀「三日月宗近」。中高年男性に愛好家が多い日本刀だが、ゲームの影響もあり、近年は“刀剣女子”も急増。なかでも「三日月宗近」が一番人気と言われている。本書は、平安時代から現代まで数々の争乱の時代を経て生き延びた名刀「三日月宗近」の波瀾万丈の物語。足利義輝、豊臣秀吉、徳川家康ほか、名だたる武将や時の将軍の手に渡り、第二次大戦後、GHQからうまく逃れたものの金貸しの間を転々とし、現在は東京国立博物館で安息の日々を送る。
  • 誇 毘沙侍降魔剣1
    -
    徳川将軍家に連なる名門旗本の次男・松平清之介は武士の一分に懸けて「兜跋組」の頭目・竜崎沙王に単身、闘いを挑んだ。兜跋組とは、法では裁けぬ江戸の悪を賞金と引き換えに仕置する浪人集団である。清之介が一足一刀の間合いに入った刹那、沙王はさりげなく告げた。「このまま死なすにゃ惜しい。俺の組に入れ」
  • ビジネスに効く教養としての中国古典
    3.8
    ビジネスマンのための中国古典の読み方・生かし方 リーダーをめざすなら知っておきたい必読古典のエッセンスと名言が満載! 中国古典には、現代のビジネス社会でも 十分に通用する戦略・戦術の極意がつまっています。 東洋思想研究の第一人者が、 日本人になじみ深い名著14篇を選び、 三千年の風雪に耐えた 古典の精髄をわかりやすく説き明かします。 【著者紹介】守屋 洋(もりや・ひろし) 著述家(中国文学者)。1932年生まれ。 東京都立大学中国文学科修士課程修了。 主な著訳書に『孫子・呉子』『「老子」の人間学』 『【新編】論語の人間学』(以上、プレジデント社)。 『[決定版]菜根譚』『韓非子』『[新訳]大学・中庸』(以上、PHP研究所)。 『呻吟語』(徳間書店)『貞観政要』(ちくま学芸文庫、筑摩書房)など多数。 【目次より】 第一章◆『孫子』勝つためのエッセンスを凝縮 第二章◆『論語』人間学の教科書 第三章◆『孟子』と『荀子』「性善説」VS「性悪説」、人間の本性は? 第四章◆『老子』万物の根本原理を説く 第五章◆『荘子』饒舌に語られる「達観の思想」 第六章◆『韓非子』始皇帝が採用した性悪説の帝王学 第七章◆『史記』異彩を放つ最初の「正史」 第八章◆『三国志』現代にも通用する戦略戦術 第九章◆『大学』と『中庸』近世日本の礎を築いた「儒学の原点」 第十章◆『呻吟語』リーダーかくあるべし 第十一章◆『菜根譚』読みつがれてきた処世指南の決定版 第十二章◆『貞観政要』徳川家康も愛読した帝王学の原点
  • ビジネスピンチなら戦国武将に訊け!
    -
    食うか、食われるかの戦国時代、命がけの組織運営能力や危機管理能力を求められ、生き抜いた当時の武将たちは、リスクヘッジやリスクマネジメントにおけるプロ中のプロでした。 彼らはどんな思考、信念、行動によって、家族や家臣や領民を守ったのでしょう? 歴史エンターテインメント作家・瀧津孝の講演で、特に全国の企業、経済団体、自治体、地方議会などから高い人気と支持を得た演題「戦国武将の危機管理・安全管理」の内容を軸に、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康といった戦国三英傑をはじめ、全国に割拠した人気武将計26名が遺した数々のエピソードをわかりやすく、そしてドラマチックに描いたのが本書です。 彼らの言行は、私たちに危機管理や安全管理のヒントを教えてくれるだけでなく、社会や経済が混迷の度を深める今、自己啓発を助け、人生の指針をも示してくれるでしょう。 時代を超えて現代人に忠言する“賢者の書”を、新レーベル創刊記念キャンペーンで、ワンコイン・500円の税込特別価格でお届けします。
  • 美男忠臣蔵
    -
    死んで元々、美男として散れ。主君・浅野内匠頭(たくみのかみ)の敵討ちを果たした赤穂浪士たちは、武士道に殉じた忠臣なのか、それとも徒党を組んで天下太平の世を乱した重罪人なのか? 柳沢吉保は彼らの処分に思い悩む。五代将軍徳川綱吉と吉保の琴瑟相和(きんしつあいわ)す愛、四十七士の自己愛を通して、まったく新しい忠臣蔵を描く。赤穂浪士はなにゆえ切腹となったのか? 新視点で描く傑作時代小説。
  • 琵琶湖炎上(小学館文庫)
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 時は戦国時代、北近江(おうみ)を制する浅井家の3代目当主・長政は、信長の妹・お市(いち)の方(かた)を娶(めと)る。天下統一の為に近江制圧を目論(もくろ)む信長が、一戦を交(まじ)えるより同盟を結ぶほうが得策と考えた上での政略結婚だった。一方、長政に野望はなく、近江をさらに豊かな国にすることだけが夢。しかし、後に信長は、長政側のお市の方との婚姻条件である「不戦の誓い」を破り、浅井家の同盟・朝倉家に侵攻を果たす。長政は義兄の裏切り行為に怒り、朝倉を救う道を選ぶ――。孝(こう)と義に篤(あつ)く、知勇に優れ、劣勢に怯(ひる)むことなく織田・徳川軍に挑み、最期まで妻子を想った、熱き戦国大名の生涯。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • P+D BOOKS つむじ風 上・下巻 合本版
    値引きあり
    -
    1巻1,155円 (税込)
    待望の合本版!! クルマに跳ね飛ばされたらしい、ちょっと変わった青年・松平陣太郎を自宅に連れ帰った浅利圭介。失業中で妻から尻を叩かれっぱなしの圭介は、目撃したナンバープレートを手掛かりに一発逆転を狙っていた。しかし、ボーっとしていると思われた陣太郎が意外としたたかで、徳川家の末裔を名乗り、賠償金を巡る工作の主導権を握りはじめる。 加害者として浮上したのは、公衆浴場の主人と流行作家の2名。そこに浴場同士の争いや作家の美人秘書、浴場主人の愛人らが絡んできて……。 渥美清主演で映画化もされたユーモア小説の上下合本版。
  • 風雲真田軍記(上)(電子復刻版)
    3.0
    方広寺鐘銘事件で豊臣方が窮地に陥った頃、紀州九度山に蟄居中の真田幸村のもとに、大坂入城を要請する密使が遣わされた。幸村麾下忍者・羽尾又四郎は徳川方忍者を捕え、すでに大坂城内にまで間者潜入の事実を掴んだ。盟友・猿飛佐助と大阪へ急行秀頼毒殺をからくも防いだが、すでに大坂城中に慧眼の士なく、幸村らの献策はことごとく淀君の斥けるところとなった……。悲劇の鬼将を描く長篇歴史ロマン。

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  • 風塵
    4.3
    人は塵の如く風に翻弄され散る――。まったく新しい徳川家康像を創り出した表題作『風塵』。藩政を守るために乱心と称して壮絶な死を選んだ酒井家の家老、川合勘解由左衛門とその生死のまぎわを一瞬照らす女の命を描く「九思の剣」を含む6作を収録。武士道の厳しさと哀しみを生き生きと伝える傑作短編集。(講談社文庫)
  • 風神の門(上)
    4.2
    関ヶ原の合戦によって豊臣家が大坂城にとじこめられてしまった時期、伊賀の忍者の頭領、霧隠才蔵は人ちがいで何者かに襲われたことから、豊臣・徳川の争いに次第にまき込まれてゆく。生来、いかなる集団にも属することを嫌った才蔵であったが、軍師真田幸村の将器に惹かれ、甲賀の忍者、猿飛佐助とともに、豊臣家のために奮迅の働きをし、ついには徳川家康の首をねらうにいたる。
  • 風神の門(上下) 合本版
    3.0
    関ヶ原の合戦によって豊臣家が大坂城にとじこめられてしまった時期、伊賀の忍者の頭領、霧隠才蔵は人ちがいで何者かに襲われたことから、豊臣・徳川の争いに次第にまき込まれてゆく。生来、いかなる集団にも属することを嫌った才蔵であったが、軍師真田幸村の将器に惹かれ、甲賀の忍者、猿飛佐助とともに、豊臣家のために奮迅の働きをし、ついには徳川家康の首をねらうにいたる。 ※当電子版は『風神の門』(上)(下)の全二巻をまとめた合本版です。
  • 「風水」で読み解く日本史の謎 平安京遷都から江戸幕府の繁栄まで
    4.0
    運気向上の占いとして「風水」ブームが続いている。ところが本来の風水とは、勝利や繁栄を呼び込むために、時の権力者によって利用され続けてきた学問だったのだ。それは王都の設計や遷都を決したり、戦における布陣や戦術を選ぶ際に活用されてきたという。本書は、人気女性風水師である著者が、学問としての風水に着目しながら、日本史の謎を解き明かすという、画期的な試みである。著者によれば、古代の桓武天皇、戦国の信長や信玄、さらに家康らは、みな風水の力を活用していたそうだ。とりわけ興味をそそられるのが、徳川幕府がなぜ260年間も繁栄を誇ったのかという謎解きだ。その答えは江戸城を中心に、風水理論に基づいた理想の町づくりが実現できたからだという。反対に、天下統一の志目前に倒れた信長は、彼の居城である安土城の位置と建築法を誤ったために、運気を逃してしまったのだという。知られざるもうひとつの日本史が、今明かされる!

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  • 将軍狩り 風魔小太郎血風録
    -
    将軍徳川吉宗の密命を受け上海から帰国した御書院番格村垣慶介は、家来の真壁梗之介と十五年ぶりの江戸の空気を吸い込んだ。帰国後は江戸下谷の屋敷で蘭方治療院を開設せよとの命がくだった。御書院番は将軍直属の隠密で、村垣は以後、風祭虎庵と名乗るようにも命じられた。実は、村垣には本人も知らない、出生の秘密があったのだ!?虎庵は自分の運命を知ることになる!!シリーズ第一弾。
  • 風流太平記
    3.6
    紀州徳川家がイスパニアから武器を密輸して幕府転覆をはかっているらしい――前代未聞の大陰謀を解明すべく奔走をはじめた兄たちによって花田万三郎は長崎から江戸に呼びもどされる。しかし、人間への思いやりにあふれ、彼を慕う二人の女性の間で翻弄される万三郎は、事件解明第一の兄たちに叱られてばかり。独特の人間観をにじませながら、波瀾万丈の剣劇をくりひろげる長編小説。

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  • 復讐鬼 明智光秀 下 関ヶ原の戦から大坂夏の陣へ。三代将軍は、なぜ家光に決まったのか?
    -
    羽柴(豊臣)秀吉は足利義昭・毛利輝元と手を組み、明智光秀に謀反の罪を着せて織田信長・信忠父子を暗殺した。 信長は光秀に「徳川家康に天下を譲る」と遺言した。光秀は復讐を誓い、天海僧正となって信長の遺志を成し遂げようとする。 秀吉は織田家から天下を奪い盗り、関白太政大臣となったが、心身ともに老いた。 憧れの市姫の娘茶々を側室にし、秀頼が誕生すると、秀吉は「秀頼の天下安泰」しか考えられなくなった。光秀は病床の秀吉に信長の幻を見せて、不安を煽る。 老耄の秀吉は家康に秀頼を託して死んだ。 秀吉の死後、豊臣政権は石田三成ら官僚群と福島正則ら武辺者の二派に分裂した。家康は二派の対立を煽り、ついに天下分け目の「関ヶ原の戦」が勃発する。 関ヶ原の戦に勝利した家康は徳川幕府を開き、豊臣政権の滅亡を謀る。光秀は「黒衣の宰相天海」として徳川政権の安定に尽力する。 大坂城の淀殿茶々と秀頼母子に生き延びる道はないのか? 信長の曾孫は徳川将軍家を継げるのか? 【目次】 三成挙兵 ガラシャの悲劇 敵か味方か 小山評定 誤算 関ヶ原 征夷大将軍 女の戦 竹千代誕生 太閤の黄金 将軍家の嫡子 方広寺の鐘銘 大坂冬の陣・夏の陣 不動の北辰
  • 復讐鬼 明智光秀 上 明智光秀は死ななかった!天海僧正となって、秀吉から天下を奪う!
    -
    【書籍説明】 天正十年六月二日未明、京都本能寺に滞在中の織田信長は明智光秀の軍に襲撃された。信長は応戦の後、火中で自害する。信長の嫡男信忠も二条御所で自害。 だが、光秀本人は毛利攻略中の羽柴秀吉を支援するため、備中へ赴く途中だった。 光秀は老ノ坂で本能寺襲撃を知り、急遽京へ上った。火の海の本能寺に飛び込み、信長を救出しようとするが、すでに信長は腹を切っていた。 信長は信忠自害と知り、「後は竹千代(家康)に」と光秀に遺言する。 光秀は堺見物中の徳川家康を救出する一方、驚愕混乱する朝廷や町衆の鎮静化を図る。しかし、「明智光秀謀反」の報は各地に届き、逸早く羽柴秀吉が三万の大軍を率いて上洛して来た。 光秀は汚名を雪ぐ暇もなく、山崎の合戦で完敗した。敗走途中、光秀は自分を謀反人に仕立てたのは、羽柴秀吉と知る。 光秀は重臣斎藤内蔵助の忠告を受け入れ、死んだと見せかけて、秀吉への復讐を誓う。信長の遺言に従い、徳川家康に天下を取らせる決意をする。 一方、秀吉は信長の遺児達を巧みに操り、天下人への道を着々と歩み始めた。 【目次】 本能寺襲撃 信長の遺言 天下布武 伊賀越え 中国大返し 謀反の真相 野望と嫉妬 安土炎上 明智家滅亡 清州会議 無念腹 隋風 小牧・長久手 勝利者
  • 復讐鬼 明智光秀 中 天下人となった秀吉は老いて狂った。明智光秀の復讐の魔手が迫る。
    -
    【書籍説明】 秀吉は明智光秀を謀反人に仕立て上げ、織田信長から天下を奪い盗った。秀吉は関白になり、朝廷から「豊臣」という新姓を賜り「豊臣秀吉」と名乗った。 最大の難関だった徳川家康も秀吉に臣従し、秀吉は天下一統を成し遂げた。 秀吉は故信長の姪茶々を側室とし、待望の男子秀頼(拾丸)を儲けた。しかし、秀頼の誕生で、豊臣政権に亀裂が生じた。秀吉は秀頼の将来の障りとなる一族の男子を次々に排除した。 秀吉は朝鮮から明国(中国)へ侵攻し、国内では大土木工事を続けた。諸国の大名も民衆も疲弊して、豊臣政権を恨んだ。 老耄した秀吉は人々の怨嗟の声にも気づかず、秀頼の将来のみを心配した。 光秀の娘結衣は石川吾介や明智弥惣治とともに秀吉を脅し、寿命を縮めた。 光秀は「天海」という天台宗の高僧として活躍しながら、家康の天下取りに協力する。光秀と家康は豊臣政権内の分裂を煽り立て、ついに「天下分け目の関ヶ原の戦」を起こす。 【目次】 新姓下賜 家康上洛 天下人の約束 東国の覇王 唐入り 傾奇踊り 殺生関白 秀忠の嫁 老いの影 妖術士 怨霊 夢のまた夢 崩れる均衡 三成蟄居
  • 「不屈の両殿」島津義久・義弘 関ヶ原後も生き抜いた才智と武勇
    5.0
    九州統一戦の見事な勝利の数々、明軍相手の大勝利、関ヶ原の戦いでの敵中突破、西軍唯一の本領安堵――。「戦国最強」として世に名高い島津氏。しかし、通俗のイメージと学界のイメージが、これほど乖離している大名はいない。実は歴史学者の間では、満足に家臣を統率することもできない、「弱い」大名として理解されてきた。 家の存続という目的は同じながら、異なる道を選び、譲らぬ兄と弟。言うことの聞かぬ家臣、内政干渉する豊臣政権、関ヶ原での敗北を乗り越えながら、いかにして薩摩藩を築き上げたのか。戦国島津氏研究の第一人者による、圧巻の評伝! 【目次】 第一部 戦国期の義久・義弘兄弟―ふたりが目指したもの―  第一章 島津氏の源流と戦国大名島津氏  第二章 義久・義弘兄弟の三州統一戦  第三章 戦国島津氏権力のイメージと実態  第四章 義久・義弘兄弟にとっての九州統一戦 第二部 豊臣政権との関係―義久・義弘兄弟の反目―  第一章 降伏直後の島津領国―混乱と領国経営破綻―  第二章 義弘の「豊臣大名」化と島津久保の家督継承内定  第三章 義久・義弘兄弟の対立表面化と「唐入り」準備  第四章 「日本一之遅陣」と島津歳久成敗  第五章 島津忠恒の世嗣承認と文禄の「太閤検地」  第六章 慶長の役と秀吉の死、朝鮮からの撤退 第三部 庄内の乱と関ヶ原の戦い―晩年の義久・義弘兄弟―  第一章 忠恒の家督継承と伊集院忠棟誅殺  第二章 庄内の乱  第三章 関ヶ原の戦い―義弘が寡兵だったのはなぜか?―  第四章 関ヶ原の戦後処理―徳川家康との和平交渉―  第五章 琉球侵攻とふたりの晩年 おわりに―島津義久・義弘の人物像―
  • 「不遇なる越前宰相」結城秀康/法号「大夢道中」本多政重
    -
    徳川家康の二男、秀康。小牧・長久手合戦後、豊臣秀吉のもとに養子にだされた秀康は、徳川家と豊臣家の狭間に生きた。そしてもう一人、家康の寵臣本多正信の二男、本多政重。七度の主家替えをおこなった異色の経歴の持ち主である。二人の男、流転の人生にせまる。
  • ふたりごと
    完結
    3.8
    全1巻792円 (税込)
    武将には、妻だけに見せる笑顔がある。歴女に熱烈に支持されている戦国漫画「ふたりじめ」シリーズ第2弾! ●信長夫婦と秀吉夫婦――浮気がおさまらない秀吉のことを信長に愚痴ったねねは、信長から心のこもった手紙をもらう。信長は、ねねと同じく、正室なのに子どもを授かることができなかった自分の妻・濃姫のことを思いやって「大切にしてやれ」と秀吉を叱ったのだ。しかし、後継ぎがいない秀吉は……。 ●武田信玄とふたりの妻――実家を信玄に滅ぼされ、側室となった蓉(諏訪御料人)は、信玄の正室・孝(三条の方)に「あなたは甘えている。私はあなたを哀れんでなどさしあげませぬ」と厳しい言葉を投げかけられ、ライバル心をむきだしにする。正室と側室の確執と、ほのかな友情の物語。 ●織田信忠と松姫――信長と側室の間に生まれた長男・信忠に、武田信玄の娘・松との縁談がもちあがる。最初はとまどっていた信忠だが、手紙を交わすうちに、顔もしらない松への愛情が芽生え始める。しかし信長の命令により、織田は武田を滅ぼすことになってしまう。 ●真田信幸と稲姫――真田幸村の兄・信幸と、鬼嫁と名高い(?)稲姫の物語。関ヶ原の役直前、東軍と西軍に分かれて戦うことになった真田家。仲の悪い舅・昌幸に「信幸はお前のことを火のような女といっていた」といわれて落ち込む稲姫だったが……。 ●豊臣秀頼と千姫――秀吉の息子・秀頼と、家康の孫娘・千姫。豊臣と徳川をつなぐための政略結婚をした幼い千姫は、自分の置かれている状況もわからずに秀頼を慕う。 ●伊達政宗と愛姫――病床についた晩年の政宗は「死ぬ前に、ひとめお顔を見たい」という愛姫の願いを頑なに拒否しつづける。「天下一いい男のまま、おまえの中で死にたい」という政宗に、あきれる愛姫だが…。遅れてきた英傑・伊達政宗の一生をたどる、切ない愛の回想録。
  • ふたりの本多―家康を支えた忠勝と正信―(新潮文庫)
    3.0
    生涯57回の合戦でかすり傷ひとつ負わず、「家康に過ぎたるもの」と敵将からも称えられた、徳川四天王のひとり本多忠勝。いったん家康に背きながらも、帰参後は家康が「友」と呼び、秀忠の老中も務めた本多正信。家康最大の危機の三河一向一揆から、三方ヶ原の合戦、関ヶ原合戦まで、戦国時代を彩る合戦を舞台に、武と智で家康の天下取りに貢献した「ふたりの本多」を描く、書下ろし長編歴史小説。
  • 不透明な時代を生き抜く 名将の戦略
    3.0
    本書は、戦国を中心とした名将たちの戦略・思考に迫りながら、強い組織をつくり、生き残るための方法を解き明かす一冊です。 桶狭間の戦い、本能寺の変、小田原征伐、関ヶ原の戦い、大坂冬の陣・夏の陣……。 戦国末期から江戸にかけての時代は、まさに数年先さえ見えない「混迷の時代」。 勝者がふとしたことから敗者へと転落し、一方で新興勢力がいきなりトップに上り詰めます。 ひるがえって現代。 電機や自動車、外食などで、かつて業界をリードした大企業が次々と凋落。 そうかと思えば、設立十数年の新興IT企業が破竹の勢いで伸長しています。 このように、現代と戦国・江戸初期は、「先の見えない時代」という意味では実はとても似ています。 だからこそ今、この時代を生き抜いた名将=名リーダーたちの戦略を知ることは、大きな意味を持つのです。 本書は、ロングセラー『軍師の戦略』の著者で、プロ経営者・歴史研究家として活躍する皆木和義氏が、それら名将たちに迫ります。 激動の時代を最後まであきらめずに生きた武将たちの戦略や決断、思考は、どのようなものだったのか。 彼らは、どのように人の心をつかみ、動かし、生き残ることができたのか。 それぞれの登場人物の戦略・決断の明暗を通して、ビジネスで学ぶべき教訓を解きほぐしていきます。 主に取り上げるのは、大河ドラマ『真田丸』の主人公である真田信繁(幸村)や信幸・昌幸のほか、徳川家康、上杉鷹山など。 そのパートの内容に関連する、あるいは端的に表す古今東西の名言も随所に挿入しています。 本書で、混迷の時代を見通す名将たちの戦略に、ぜひ触れてみてください。
  • 冬の派閥
    3.6
    御三家筆頭として幕末政治に絶大な影響力を持つ尾張藩の、勤王・佐幕の対立は、ついに藩士十四人を粛清する〈青松葉事件〉へと発展し、やがて明治新政府下、藩士の北海道移住という苦難の歴史へと続く。尾張藩の運命と不可分の、藩主徳川慶勝の「熟察」を旨とする生き方を、いとこ一橋慶喜の変り身の早い生き方と対比させつつ、転換期における指導者のありかたを問う雄大な歴史小説。

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  • 振袖狂女
    -
    77歳になってなお、豊臣秀頼の遺児・鶴姫の存在に怯える徳川家康は、姫の首に執心し、姫を守ろうとする豊臣の遺臣たちは、京都の河原の女歌舞伎の一座、傀儡師の一座、野伏りの集団へと潜り込みながら、家康の命を狙い、京都の御所へ引き取られた姫はなんとか安泰を得る……。姫を守るために女歌舞伎が演ずる狂女の舞からタイトルが付けられた、読み応えがある長篇歴史時代小説。
  • ふりむいて強く抱きしめて
    完結
    -
    全1巻550円 (税込)
    年の離れた実のお姉ちゃんの名前を使って年令もお姉ちゃんと同じにして、憧れの美人のお姉ちゃんの振りしてメル友募集サイトにアクセスしてみたら……すっごい優しくて良い人な年上の男の人と仲良くなって、デートに誘われちゃった!! どうしよう?! ……「マイ・フェア・レディ」。かなり天然な幼なじみのアイツにドキドキしちゃう最近のアタシって変?! ……「CuteなDarling」。ちょっと生意気だけど一生懸命がんばってる女のコ達の恋を描く、徳川まりり先生の意欲作!!
  • 古田織部(おりべ)~戦国数奇大名の生涯~
    4.0
    風雲急を告げる戦国の世、山深い美濃に生まれた左介(織部)は、幼少より織田信長に仕え、若き秀吉に引き立てられて出世の道を歩んだ。千利休や陶工達との邂逅が彼を茶の道へ誘い、ついには徳川家の指南役に上りつめるが――。武将ながらも茶湯や焼物にその名を残す希代の風流人の一生を描いた表題長編に加え、著者のデビュー作(オール讀物新人賞受賞作)を併録。(『風炉のままに』改題)
  • 古田織部と徳川家康 慶長四年吉野の花見
    -
    1巻3,850円 (税込)
    徳川家康はなぜ、織部一人にとどまらず、織部一家、かれの血を引く男系一族の全ての子息や孫に至るまでを死なせてしまったのか。謎解きの旅は、多彩な織部人脈のキーパーソン細川幽斎から丁寧に解きほぐし、家康の悲願「和子入内」に行き着く。
  • 古田織部 美の革命を起こした武家茶人
    3.8
    織田信長に仕えて調略の才を発揮した古田織部は、のち羽柴秀吉に従って天下取りに貢献。他方で茶の湯を千利休に学んで高弟となる。利休死後、特異な芸術センスで桃山文化に多大な影響力を及ぼし、公武にわたる広範な人脈を築いた。だが、大坂夏の陣で豊臣方への内通を疑われ、幕府から切腹を命じられる。その死の背景に、徳川政権の盤石を期す家康の思惑はなかったか――。美の世界に革命をもたらした稀有の茶人の実像に迫る。
  • 武士とはなにか 中世の王権を読み解く
    -
    源頼朝から戦国大名を経て、徳川幕府の完成まで――。「武士から王へ」の権力の変遷を、貨幣経済の浸透、海の民の活躍、一神教の衝撃、東西の衝突などのテーマに沿って丁寧にたどる画期的な書。
  • 武士道 鍋島直茂
    4.0
    死ぬことと 見つけたり― 「葉隠」武士道は この漢(おとこ)から始まった! 戦国乱世の九州を泰平に導いた 佐賀藩藩祖、激闘の生涯! 秀吉、家康ら天下人に認められ 「葉隠」武士道を生んだ猛将! 九州肥前で、大友氏、島津氏ら近国の猛将と覇権を争う戦国大名・龍造寺隆信。その重臣・鍋島信生(後の直茂)は、戦場では忠孝にして勇猛、抜群の知略で版図の拡大に貢献する。隆信は国外に手を伸ばし、五州二島の太守と呼ばれるが――。戦国から徳川の世にかけ幾多の苦難を切り抜け、「葉隠」武士道で知られる佐賀藩祖となった激闘の生涯! 目次 第一章 蓮池合戦 第二章 権謀術数 第三章 今山合戦 第四章 肥前統一 第五章 五州二島の太守 第六章 敗戦から前進 第七章 朝鮮の役 第八章 東西分裂 最終章 関ヶ原と武士道  文庫版あとがき
  • 武士道の精神史
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    侍の気構えと行動を規定してきた「武士道」。軍国主義につながったとして、マイナスのイメージも持たれる一方、日本人の美徳を支える倫理的礎として肯定的なイメージを持っている人も、これまた多い。歴史的にみれば武士道は、武家社会が発展した中世に自然発生し、『甲陽軍鑑』等の書物で明文化されていくが、戦闘なき徳川時代になって精神的な「徳義」へと転回した。やがて武家以外の庶民階級にも浸透して、一般の生活経済倫理にまで影響を及ぼすようになっていく。「武士道」の豊かなる実態の歴史を、実証主義史学の方法を用いつつ鮮やかに描き出し、その本質に迫る。
  • 武士の家訓
    4.0
    乱世を生きた武将の体験にもとづく叡智の結晶、家訓。教養の深さと死生観念の鋭さとが表れたその教えには、武士の処すべき正しい道が説かれている。本書は、北条早雲、毛利元就、武田信繁、織田信長、豊臣秀吉、黒田如水、加藤清正、徳川家康ら23人の代表的家訓を現代語訳し、解説を施した。戦国の雄たちは、子孫や家臣に何を伝えようとしたのか。
  • 武士の家訓 生き抜くために、戦国武将が遺した究極の教え
    4.0
    1巻1,782円 (税込)
    名将から学ぶ、人生に役立つ知恵と処世術 朝倉家/今川家/上杉家/加藤家/黒田家/武田家/伊達家/長曾我部家/ 徳川家/細川家/本多家/毛利家ら100以上の家訓を紹介 日本人必携の書!私たちは、今を「どう生きるか」 時代を超えて、今の時代にも活きる武士の家訓 人生のあらゆる局面で、わかっているようで実は知らず、 そのせいで失敗してしまうことが案外多い。 それには〝渡る世間の究極のバイブル〟のような「武士の家訓」がベストではないか。 なぜなら「武士の家訓」は、数えきれないほどの人生の修羅場を潜り抜けてきた戦国時代の君主や武士が、自身の最期が近づいてきたときに、 後継ぎのわが子や家臣に遺した究極の教えであり、理解しやすいように短く箇条書きにしてあり、わかりやすいからだ。 そこに込められた教えの数々は、単なる「机上の学問から得た空理空論」ではなく、 常在戦場という切羽詰まった状況のなかで体得した 「生き残るための知恵であり処世術」であるがゆえに、 底知れぬ説得力があり、時代を超えて今の時代にも活きてくるのだ。 引用した武士家訓は100を優に超える。 また、「武士の家訓」を扱った書籍は過去に何冊か出版されているが、 いずれも家訓ごとに解説している。 その点、本書はあらゆる家訓をテーマ別に切り取るという初めての試みを行ったので、画期的といえるのではないかと自負している。
  • 武将たちのPR戦略 - すごすぎる! -
    3.0
    「ひこにゃん」「今年の漢字」「うどん県」など、国民的ブームの仕掛け人が挑むまったく新しい歴史観。 最新PR分析でみえてきた、偉人たちの「別の顔」とは――! ・関ヶ原の戦い、勝敗の決め手は家康の「見える化」戦略 ・伊達政宗と家康が利用しようとした「YTT」の法則 ・大権現として神となった家康のブランディング ・徳川慶喜が示した「自虐PR」とは? ・なぜ、豊臣秀吉は征夷大将軍ではなく関白太政大臣だったのか? ・権力よりも人脈・コミュニケーション能力が必要とされるロビィ活動 ・武蔵が書き、未来へと発信したPRレター ・三条大橋に掲げた「公開挑戦状」 ・モハメド・アリは『五輪書』を読んでいたか ・「二刀流」のブランディング ――など。 【プロフィール】 殿村美樹(とのむら みき) ・PRプロデューサー ・株式会社TMオフィス代表取締役 ・一般社団法人地方PR機構 代表理事 ・同志社大学大学院MBAプログラム「地域ブランド戦略」教員 ・関西大学広報論講師 ・内閣府 地域活性化伝道師 「うどん県」「ひこにゃん」「今年の漢字」など、一大ムーブメントを巻き起こした国民的ブームの仕掛け人。 これまで30年間にわたり3000件以上のPRを成功させた実績を持つ。 著書に『ブームをつくる 人がみずから動く仕組み』(集英社)、『テレビが飛びつくPR―予算9万円で国民的ブームを起こす方法』(ダイヤモンド社)、『売れないものを売る ズラしの手法』(青春出版社)など。

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