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運気向上の占いとして「風水」ブームが続いている。ところが本来の風水とは、勝利や繁栄を呼び込むために、時の権力者によって利用され続けてきた学問だったのだ。それは王都の設計や遷都を決したり、戦における布陣や戦術を選ぶ際に活用されてきたという。本書は、人気女性風水師である著者が、学問としての風水に着目しながら、日本史の謎を解き明かすという、画期的な試みである。著者によれば、古代の桓武天皇、戦国の信長や信玄、さらに家康らは、みな風水の力を活用していたそうだ。とりわけ興味をそそられるのが、徳川幕府がなぜ260年間も繁栄を誇ったのかという謎解きだ。その答えは江戸城を中心に、風水理論に基づいた理想の町づくりが実現できたからだという。反対に、天下統一の志目前に倒れた信長は、彼の居城である安土城の位置と建築法を誤ったために、運気を逃してしまったのだという。知られざるもうひとつの日本史が、今明かされる!
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歴史好きなので、いろいろ読みましたが
風水という視点からの解説がなるほどと思う内容で、これは面白かったです。
世の中、金運とか恋愛運とかの風水がポビュラーですが、もっとこう言った深い
内容の風水本も出して欲しいです。
Posted by ブクログ 2013年03月18日
平城京、平安京から、尾張三傑、政宗、信玄なども取り上げられている、歴史を風水で看ると…というかんじの一冊。そんなに詳しくは書いてないけど、こういうのもちょっとおもしろい。岐阜城にはやっぱり行ってみなければ。李王朝のことも序章で少し触れている。風水の独特の用語や、難しい地名・人名にふりがなほしかった;...続きを読む
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