評定所留役 秘録 父鷹子鷹

評定所留役 秘録 父鷹子鷹

770円 (税込)

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天下の法に横槍入れる徳川ゆかりの大身旗本。
評定所の父子鷹が闘う。

幕府の最高裁判所、評定所。
鷹と謳われた父の後を継ぐ若き正義の士、結城新之助。
将軍家斉にも恐れず盾つく旗本松平左京の悪を許さず。

評定所は三奉行(町・勘定・寺社)がそれぞれ独自に裁断しえない案件を老中、大目付、目付と合議する幕府の最高裁判所。留役がその実務処理をした。結城新之助は、鷹と謳われた父の後を継いで留役となった。ある日、新之助に「貰い子殺し」に関する調べが下された。探っていくと五千石の大身旗本松平左京の影が浮かんできた。父、弟小次郎との父子鷹の探索が始まって……。

忖度を排し法を護る! 新シリーズ第1弾

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評定所留役 秘録 のシリーズ作品

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  • 評定所留役 秘録 父鷹子鷹
    770円 (税込)
    天下の法に横槍入れる徳川ゆかりの大身旗本。 評定所の父子鷹が闘う。 幕府の最高裁判所、評定所。 鷹と謳われた父の後を継ぐ若き正義の士、結城新之助。 将軍家斉にも恐れず盾つく旗本松平左京の悪を許さず。 評定所は三奉行(町・勘定・寺社)がそれぞれ独自に裁断しえない案件を老中、大目付、目付と合議する幕府の最高裁判所。留役がその実務処理をした。結城新之助は、鷹と謳われた父の後を継いで留役となった。ある日、新之助に「貰い子殺し」に関する調べが下された。探っていくと五千石の大身旗本松平左京の影が浮かんできた。父、弟小次郎との父子鷹の探索が始まって……。 忖度を排し法を護る! 新シリーズ第1弾
  • 評定所留役 秘録2 掌中の珠
    770円 (税込)
    公儀御用の材木を操り、大火の裏で北叟笑む、真の悪党を暴いて倒す。 無実の侍に腹を切らせるな。真の咎人を逃してはならぬ。 評定所(最高裁)留役衆は、火盗改、町奉行所を連携し、甘い汁を吸う大物を告発! 江戸は年明け早々の大火。三度目の加役を担う火盗改の頭大林親中は単身、木場を探索中、材木問屋信濃屋の手代による無頼らに襲われた。折しも釣り帰りの元評定所留役・結城峰太郎と次男の小次郎が親中に助っ人。同じ頃、公儀の材木横流しの役人が目付筋に捕らえられ、評定所送りに。自らの咎を自訴したのは作事方の軽輩・村木良太。信濃屋の娘を嫁にしていたが……。
  • 評定所留役 秘録3 天領の夏蚕
    770円 (税込)
    評定所に吹き荒れる嵐。天領の代官への訴追に潜む狡猾な企みとは? 新任の留役組頭が評定所を牛耳らんと古参組頭に罠! 代官はなぜ年貢米よりも、養蚕を領民に勧めたのか? 上州の農民が真実を明かす。 任地の上州で代官の権限を私し、年貢米を差し置いて領民たちに増産させた絹織物の売り上げを献上させ、私腹を肥やした──。折しも新任の留役組頭の『策謀』に揺れる評定所に送られてきた代官は、新任組頭と苦闘中の古参組頭の『恩人』だった。『罠』だ。謹厳実直で名を馳せた『恩人』を救え……。元留役の結城峰太郎と次男坊の小次郎、目付・遠山景晋の息子金四郎は上州へ。
  • 評定所留役 秘録4 火の車
    770円 (税込)
    戦なき太平の世に潜む、武士道残酷ものがたり。 抗う青年旗本の叫び! 将軍家直属の家臣であるも貧窮を強いられる旗本。 江戸の商業界に君臨する大坂屋茂十郎の野望のため、若き旗本に切腹の危機が! 評定所を震撼させる一大事が出来。蔵前の札差衆の訴状は、旗本と御家人に数年先の扶持米まで担保にした借金を重ねられ、堪りかねて手を引きたいとのことだった。この事態を収めたのが、江戸の商業界に君臨する大坂屋茂十郎。大きな野望を抱く茂十郎は、貧窮にあえぐ青年旗本に目を付けた。茂十郎の誘いに乗った青年旗本の許されざる行動はやがて目付筋の監視を招き……。
  • 評定所留役 秘録5 鷹は死なず
    770円 (税込)
    将軍家斉から妙な下命 不知火の百蔵を捕らえ、抜け荷の上前を幕府へ。 評定所の父子鷹、結城家に、京の都の剣客姉弟が入った。 品川沖台場の財源を得るべく結城家の一党は一路北へ! 後見の元老中松平定信は? 結城家に剣客姉弟参入! 重版の人気シリーズ第5弾! 将軍家斉から白河十一万石の松平定信に、奇妙な下命がなされた。抜け荷で巨大な財をなす「不知火の百蔵」を捕らえ、その財を没収し、品川沖の御台場建設の財源となせというのだ。定信によって白河の郷士から旗本に出世した結城家が、その任を受けた。半年前に京の都から剣客姉弟を迎えた結城家の一党は、不知火一味を求めて一路北へ。探索には評定所の川崎八郎も加わって……。

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評定所留役 秘録 父鷹子鷹 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2019年08月09日

    上田秀人先生の作品を読んだかのような、役人の理屈の中での攻防と、現実の歴史に草加のように見せかけて背後の黒い面を投げかける作品です
    一作だけかと思いきや・・・3巻まで刊行されていた!

    0

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