万葉集作品一覧
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-◇土地の名前、不思議な説話。そのすべては、古代びとの生きた確かな証◇ 奈良時代の初期、『古事記』や『日本書紀』とほぼ同時期に編述された、官撰の地誌『風土記』。 地方に律令政治による統治を行きわたらせようとした朝廷が、令制国の国庁にそれぞれの地理、産物、文化、歴史についての調査を命じ、その記録を献上させたものである。 各国ごとに編纂された『風土記』だが、その多くは散逸してしまい、現在まで遺されているのは、ごく数ヵ国のものに限られる。 『播磨国風土記』はその一つであり、本書は兵庫県南西部の地名の由来、大国主の伝説や景行天皇求婚譚などの説話、古代人の生活・習俗などを生き生きと伝える最重要史料である。 本書は漢文で書かれた原文からの訓下し文に、詳細な訳註つき。 さらに懇切な解説も加えた、「風土記」の世界を味わいつくす全訳注! 【本書「まえがき」より】 〈国家神話〉として再構成されたものではなく、在地に生きる古代の人々の、生きた神話や伝説、また習俗・社会などのありさまが、断片的ながらも窺える……本書は日本古代の人々の、生きた姿を、少しでも明らかにしようと努めたものである。 【本書の内容】 まえがき 凡例 一 賀古郡(一) 二 賀古郡(二) 三 印南郡 補説「印南郡」の存否 四 餝磨郡(一) 五 餝磨郡(二) 六 餝磨郡(三) 七 餝磨郡(四) 八 揖保郡(一) 九 揖保郡(二) 十 揖保郡(三) 十一 揖保郡(四) 十二 揖保郡(五) 補説「言挙げ」について 十三 揖保郡(六) 補説『万葉集』と播磨 十四 揖保郡(七) 補説 天日槍 付、粒丘銅牙石 十五 讃容郡(一) 補説 鹿の話 十六 讃容郡(二) 補説「異剣」伝説について 十七 宍禾郡(一) 補説「大神」「伊和大神」について 十八 宍禾郡(二) 補説 葦原志許乎神について 十九 神前郡(一) 補説 大汝神少比古尼神 二十 神前郡(二) 補説 百済人 二十一 託賀郡(一) 補説 盟酒 二十二 託賀郡(二) 補説 女性神 二十三 賀毛郡(一) 補説 地名起源記事の種類と性格 二十四 賀毛郡(二) 補説 根日女の話 二十五 賀毛郡(三) 補説 延喜式と風土記 二十六 美なぎ郡 補説 於奚袁奚天皇と「詠辞」 解説 鉄野昌弘 播磨国風土記地図 *本書は訳し下ろしです。訳者の遺稿に補遺を施しました。
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5.0【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 10歳から大人まで俳句・短歌入門に最適! 日本文学史上に輝く現代の詩歌選集『折々のうた』の中から、10歳から読んでほしい短歌と俳句をそれぞれ 50ずつ選び、分かりやすく解説しました。 登場する作者は、73人。 万葉集掲載の額田王・柿本人麻呂から、平安時代の歌人和泉式部、江戸時代に活躍した松尾芭蕉・小林一茶、近現代の歌人石川啄木など、 教科書でもなじみ深い作者から現代作者までの作品を 時代の流れに沿って並べ替えました。 俳人の長谷川櫂さんによる前書きの一部を紹介します。 「人生には恋も老いも死もあることを、子どものうちから知っておいていい、知っていなくてはならないのではないかと考えて「大人向け」の短歌や俳句も入れることにしました。 こうしてこの本は短歌や俳句を知るだけでなく、人間一生の案内図になりました。 君たちの長い人生の「折々に」ページを開いていただけたらいいなと願っています」。 すべての漢字と歴史的かなづかいにふりがなをつけ、詩歌には現代語訳と、大岡信さんの解説文には、ことばの解説をつけました。 解説文もあわせて読んでいただくことで、短歌や俳句の味わい方がわかり、読むことが楽しくなっていきます。 【ご注意】※この作品は二色刷りです。
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3.8<書くこと>でいかに<戦争>と拮抗しうるのか――。小林秀雄、坂口安吾、保田與重郎の戦時下における著述を丹念に辿ることで、時局に追従する言説と彼らとの距離を明らかにし、保田の『万葉集の精神』を起点に、日本文を成立せしめた「訓読」というプログラムの分析へと遡行する。気鋭の批評家による<日本イデオロギー>の根底を撃つ画期的試み。群像新人文学賞受賞作を収めた第1評論集。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【若者を中心に絶大な人気を誇る、愛と官能アーティスト・平泉春奈、待望の最新作!】 〜万葉集の愛の歌をモチーフに描く、ため息が出るほど美しい作品集〜 令和改元以来、注目を集める万葉集。そこには、男女の切ない恋心を詠んだ歌も多数掲載されています。 本作はそんな万葉集の恋の歌をモチーフに描く、現代男女のショートストーリー集。SNS総フォロワー数64万人超(2020年12月時点)という圧倒的な人気を誇る、「愛と官能アーティスト」・平泉春奈が、古の恋の歌に乗せ、儚く優美なタッチの絵と、繊細な物語で読む人を魅了します。 誰もが心の中に持つ愛おしく尊い想い。常にそのバトンは次の世代に受け継がれています。1000年以上も前の誰かの愛は、いくつもの時代を超えてなお、今を生きる誰かの愛につながっている……そんな熱いメッセージが、本作のために書き下ろされた45個の物語の中にたっぷり込められています。 学校で、オフィスで、都会のきらめきのなかで、そして雄大な自然に包まれて……幾千年の時を経ても変わらない恋愛ドラマに、きっと心が震えるはず。 さらに監修は、美しい日本語に定評のあるベストセラー作家・吉田裕子が担当。各歌の解説とともに、万葉集編纂当時の恋愛事情などを特別コラムで紹介します。 ページをめくるごとに感嘆せずにはいられない、美しく切ない愛の世界をご堪能ください。 平泉春奈(著) アーティスト/イラストレーター。愛と美と官能をテーマに、主にカップルイラストと短編小説を創作。SNS総フォロワー数は64 万人超(2020年12月時点)。デビュー作『愛のかたちをまだ知らない』(KADOKAWA)は発売後、即重版の大ヒット。 吉田裕子(監修) 国語教師。東京大学教養学部卒。大学受験講座、企業研修などで講師を務めるほか、NHK Eテレ『ニューベンゼミ』に出演するなど、幅広く活躍。ベストセラーとなった『正しい日本語の使い方』(枻出版社)ほか、著書多数。
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 元号が「令和」となって初めて迎える早春に刊行! 最近の地球規模の気候変動で「日本の季節感」が薄れつつあるなか、 改元を境に、四季と日本人との関係性を再認識しようという風潮も高まっている。 令和の新時代、日々の生活をどう豊かにすごしていくべきか、 人と自然、そして旧暦の関わり合い方のヒントをオールカラーでつづる一冊。 巻頭に、「令和」の出典となった万葉集の歌の解説・イラストも収録する。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書では万葉集に詠まれた植物の中から草本60種を紹介しました。万葉集に登場する植物を国文学と本草学の考証のみならず、生薬学や薬用植物学の知識まで導入して解説したため、類書とはひと味もふた味も異なる内容になっています。現代人が美しいと思う花であっても、古代人はまったく別の部位に関心を寄せていたことがわかります。古代人の目線を意識した本書は、驚きと新しい発見でいっぱいです。
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5.0大ベストセラー「逆説の日本史シリーズ」を時代別に合本化!! 日本史の常識を覆す全日本人必読の新・日本史!封印された歴史をウラ側から読み解く。 【収録作品】 『逆説の日本史1 古代黎明編/封印された「倭」の謎』 『逆説の日本史2 古代怨霊編/聖徳太子の称号の謎』 『逆説の日本史3 古代言霊編/平安建都と万葉集の謎』 『逆説の日本史4 中世鳴動編/ケガレ思想と差別の謎』 『逆説の日本史5 中世動乱編/源氏勝利の奇蹟の謎』 『逆説の日本史6 中世神風編/鎌倉仏教と元冦の謎』 『逆説の日本史7 中世王権編/太平記と南北朝の謎』 『逆説の日本史8 中世混沌編/室町文化と一揆の謎』
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-さまざまなラジオ番組でもおなじみの著者が、万葉集の新しい魅力をわかりやすく読み解いた、うたって楽しく、歩いても楽しい決定版。万葉集の楽しさを、広く伝えるために、本書には万葉の世界を楽しめる工夫が満載。まずは、定番歌からこれまであまり知られていなかった歌まで、数多くの歌を収録。著者の楽しい解説とあわせ、人間のいきいきした情感に満ち溢れた世界を存分に満喫することができる。また、読者の一人一人が実際に歌を味わえるよう、歌は読みやすいように句切り、ルビもふっているので、実際に声に出して楽しむこともできる。さらに、雰囲気を存分に高めるのが、奈良在住の写真家・牧野貞之による写真。カラー口絵、各章トビラの奈良の風景の数々が万葉の世界に誘ってくれる。「雄大な歌が多く…」「素朴で男性的な美意識によって…」という教科書的な知識を打破し、本当の楽しさを伝えてくれる一冊。日本語って、やっぱり美しい!
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 万葉集に登場する草花をモチーフに、水彩画の基本的な描き方を紹介する初心者向けの技法書です。足元から春を告げるスミレも、空を淡く染める桜の木も、私たちが心待ちにしている春の花たちは、千数百年以上も命をつなぎ、輝き続けています。自然賛歌の万葉歌に耳を傾けながら、また万葉のふるさとの風景を楽しみながら、遥かなる時代から春を彩る、美しい草花を描いてみましょう。いにしえの人々が残した感動に出会い、そしてあなた自身が出会う新しい感動を、水彩で表現してみませんか?
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-平成24年(2012)から、神社本庁監修による「神社検定」が始まりました(主催/公益財団法人日本文化興隆財団)。神社本庁とは、全国約八万の神社を包括する組織です。 この『第10回 神社検定 問題と解説』は、令和4年に行われた3級・2級・1級試験の全問題と解説が掲載されている本です。 なお、初級については試験の傾向のみをお知らせしています。 神社検定テキストシリーズ 公式テキスト①『神社のいろは』(3級・2級用) 公式テキスト②『神話のおへそ』(3級・2級用) 公式テキスト③『神社のいろは 続(つづき)』(2級用) 公式テキスト④『遷宮のつぼ』(3級・2級用) 公式テキスト⑤『神社のいろは要語集 宗教編』(1級用) 公式テキスト⑥『日本の祭り』(3級・2級用) 公式テキスト⑦『神社のいろは要語集 祭祀編』(1級用) 公式テキスト⑧『万葉集と神様』(3級・2級用) 公式テキスト⑨『神話のおへそ『古語拾遺』編』(3級・2級用) 公式テキスト⑩『神話のおへそ『日本書紀』編』(3級・2級用) 公式テキスト⑪神社のいろは特別編『伊勢神宮と、遷宮の「かたち」』(3級・2級用) 副読本『マンガならわかる!『日本書紀』』(初級用) 副読本『マンガ版 神社のいろは』(初級用) 季刊誌『皇室』シリーズ
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-平成24年(2012)から、神社本庁監修による「神社検定」が始まりました(主催/公益財団法人日本文化興隆財団)。神社本庁とは、全国約八万の神社を包括する組織です。 この『第9回 神社検定 問題と解説』は、令和元年に行われた3級・2級・1級試験の全問題と解説が掲載されている本です。 なお、初級については試験の傾向のみをお知らせしています。 定価1375円(税込) 四六変型判 256ページ 神社検定テキストシリーズ 公式テキスト1『神社のいろは』(3級・2級用) 公式テキスト2『神話のおへそ』(3級・2級用) 公式テキスト3『神社のいろは 続(つづき)』(2級用) 公式テキスト4『遷宮のつぼ』(3級・2級用) 公式テキスト5『神社のいろは要語集 宗教編』(1級用) 公式テキスト6『日本の祭り』(3級・2級用) 公式テキスト7『神社のいろは要語集 祭祀編』(1級用) 公式テキスト8『万葉集と神様』(3級・2級用) 公式テキスト9『神話のおへそ『古語拾遺』編』(3級・2級用) 公式テキスト10『神話のおへそ『日本書紀』編』(3級・2級用) 公式テキスト11神社のいろは特別編『伊勢神宮と、遷宮の「かたち」』(3級・2級用) 副読本『マンガならわかる! 『日本書紀』』(初級用) 副読本『マンガ版 神社のいろは』(初級用) 季刊誌『皇室』シリーズ
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「そこのかわいい女子、名前はなんていうの? 俺は天皇だけど」「人はいつか死ぬんだからさ、生きてるうちは楽しく飲もうよ!」なんでしょう、令和の時代に読んでも面白すぎるこの感覚。どちらも万葉集の歌なのです。他にも、えっ、こんな歌があるの? と驚くこと間違いなし。全20巻からなる日本最古の歌集から、今味わいたい名歌・約60首を厳選。そして、歌を紹介するのは、ゆかいなキャラたち。マンガも入って、どんどん読みたくなる、いちばん楽しい万葉集の入門書です。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 新元号「令和」で注目を集めた「万葉集」をわかりやすく解説した入門書の決定版! 新元号「令和」の典拠となった「万葉集」は、奈良時代の終わりから平安の初めに完成した歌集で、約4500首が収められています。「万葉集」には、天皇、貴族から一般民衆まで、あらゆる人々の思い、感情、生活などから生まれた「万葉の心」が詰まっているのです。 万葉の心が凝縮された歌に触れることで、疲れた心を癒し、新たな活力が生まれることもあるでしょう。「令和」を迎えた今だからこそ味わいたい「万葉集」。この日本を代表する和歌集をわかりやすく丁寧に解説した1冊です。
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-神社検定で出題された検定問題とその出典と解説。受検対策に最適。 平成24年から、神社本庁監修による「神社検定」が始まりました(主催/一般財団法人日本文化興隆財団)。神社本庁とは、全国約八万の神社を包括する組織です。 この『第6回神社検定問題と解説』は、平成29年に行われた3級・2級・1級試験の全問題と解説が掲載されている本です。 3級試験は、「神社の基礎と神話」をテーマにして公式テキスト1『神社のいろは』から70問、公式テキスト10『神話のおへそ『日本書紀』編』から30問が出題されました。 2級試験は、「神社の歴史と神話」をテーマにして公式テキスト3『神社のいろは続』から60問、公式テキスト9『神話のおへそ『古語拾遺』編』から30問、季刊誌『皇室』平成28年春・71号から6問、季刊誌『皇室』平成29年冬・73号から3問、季刊誌『皇室』平成29年春・74号から1問が出題されました。 1級試験は、公式テキスト7『神社のいろは要語集祭祀編』から53問、公式テキスト10『神話のおへそ『日本書紀』編』から30問、公式テキスト8『万葉集と神様』から8問、季刊誌『皇室』平成28年夏・71号から1問、季刊誌『皇室』平成29年冬・73号から5問、季刊誌『皇室』平成29年春・74号から3問が出題されました。 受検対策にばっちり!の一冊です。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『山溪名前図鑑』シリーズから、『野鳥の名前』が文庫版で登場。 野鳥の名前の由来や、見分けのポイントを知り、「名前を覚えること」を容易にする図鑑です。 和名だけではなく、学名や英名の由来も解説。 『古事記』や『萬葉集』などの古典を引用しつつ、長年の研究・観察に基づいた著者の私見も織り交ぜて繰り広げられる解説は、新しい気付きに満ちています。 約250種類の野鳥の和名の由来を知ることができます。 野鳥の生い立ちや素顔を知ることで、名前覚えやバードウォッチング・街歩き・野山散策が楽しみになります。
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-平成24年から、神社本庁監修による「神社検定」が始まりました(主催/一般財団法人日本文化興隆財団)。 神社本庁とは、全国約八万の神社を包括する組織です。平成28年6月には、「第5回 神社検定」が行われます。 毎回、テーマが設けられ、平成28年の3級のテーマは「神社の基礎と神話」、2級のテーマは「神社の歴史と万葉集」、 1級は特にテーマを設けず、ほぼすべての神社検定公式テキストから総合的に出題されます。 この『第4回 神社検定 問題と解説』は、平成27年に行われた3級・2級・1級試験の全問題と解説が掲載されている本です。 3級試験は、「神社の基礎と万葉の神様」をテーマにして公式テキスト1『神社のいろは』から53問、 公式テキスト7『万葉集と神様』から47問が出題されました。 2級試験は、「祭りと神社の歴史」をテーマにして公式テキスト3『神社のいろは続』から50問、公式テキスト6『日本の祭り』から29問、 公式テキスト2『神話のおへそ』から11問、季刊誌『皇室』平成26年夏・63号から2問、季刊誌『皇室』平成26年秋・64号から3問、 季刊誌『皇室』平成27年冬・65号から2問、季刊誌『皇室』平成27年春・66号から3問が出題されました。 1級試験は、ほぼすべてのテキストから幅広く出題されました。 受検対策にばっちり! の一冊です。
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-平成24年から、神社本庁監修による「神社検定」が始まりました(主催/一般財団法人日本文化興隆財団)。 神社本庁とは、全国約八万の神社を包括する組織です。平成27年6月には、「第4回 神社検定」が行われます。 毎回、テーマが設けられ、平成28年の3級のテーマは「神社の基礎と神話」、2級のテーマは「神社の歴史と万葉集」、 1級は特にテーマを設けず、ほぼすべての神社検定公式テキストから総合的に出題されます。 この『第3回 神社検定 問題と解説』は、平成26年に行われた3級・2級・1級試験の全問題と解説が掲載されている本です。 3級試験は、「祭りと神社の基礎」をテーマにして公式テキスト1『神社のいろは』から50問、 公式テキスト6『神話のおへそ』から50問が出題されました。 2級試験は、「遷宮と神社の歴史」をテーマにして公式テキスト3『神社のいろは続』から44問、 公式テキスト4『遷宮のつぼ』から40問、公式テキスト2『神話のおへそ』から10問、 季刊誌『皇室』平成25年夏・59号から2問、季刊誌『皇室』平成25年秋・60号から1問、 季刊誌『皇室』平成26年冬・61号から1問、季刊誌『皇室』平成26年春・62号から2問が出題されました。 1級試験は、すべてのテキストから幅広く出題されました。 受検対策にばっちり! の一冊です。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いったい、万葉集って何なの? 「令和」という元号のルーツになった万葉集。学生時代に習ったことはあるけれど、「とにかく昔の歌がたくさん入っているものでしょ」なんて思っている人も多いかもしれません。でも万葉集の魅力って、それだけではないんです。万葉集には、天皇の歌から身分の低い者の歌、時の権力者から女性の歌まで、幅広い歌がひとつに編まれています。政治手腕のある女帝から不倫カップル、反乱の首謀者やお酒好きの軍人……。多様な詠み人たちの世界をのぞけば、日本人の心の歴史がわかります。本書では、万葉の時代に生きた人々の生活や詠まれた歌の情景を、マンガを使って解説しました。当時の歴史や文化的背景、人間関係なども、図解や写真を使ってなるべく捉えやすくしています。万葉集に触れたことがない人も、学生時代に習ったことがある人も、これから学ぶ人も、楽しんで学んでいただける一冊です。
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3.3一度『万葉集』を読んでみたいと思いいざ手にとってみても、冒頭の「籠もよ み籠持ち 堀串もよ……」で挫折してしまう。そこで本書では、現代人の心にも響く歌を抜粋し、歌の前にその現代語訳を掲載。意味がわかってから読むから、和歌の魅力が理解しやすくなるのだ。カルチャースクールでの物語性あふれる語り口が評判の著者が、「宮仕えをさぼって怒られた人の歌」「妻が浮気しないかと心配する防人(さきもり)の歌」「優秀さが仇になり、刑死した大津皇子の歌」などを紹介。 ■本書で紹介している和歌の例 外交の窓口の大宰府の在る筑紫や港町の難波には、匂うような美女が大勢いた。それに魅惑される男は少なくないが、こちらの男は故郷の妻を忘れることができなかった。「難波の人が葦の火を焚く家のように、煤(すす)けているけれども、わが妻こそはいつも可愛いんだよなあ」。難波人 葦火焚く屋の煤してあれど 己が妻こそ常愛づらしき(巻11・2651)
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-※契約等により、掲載許諾が降りなかった物件および、電子書籍対象外の写真、テキストには一部マスク処理をしております。本書ではP65に掲載の「広隆寺」の写真にマスクがございます。 この電子書籍は2024年3月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部内容を変更している場合があります。 日本文学研究者であるロバート キャンベル氏の監修・解説。古事記に始まり、枕草子や源氏物語、徒然草に平家物語、そして夏目漱石や芥川龍之介など、大人の皆さんが昔、教科書で一度は目にしたような日本の文学作品や作家について、手軽に学び直しできる1冊です。写真やイラストを交えたわかりやすい解説ページでは、読んだ気になれるあらすじや知っておきたい有名エピソードをかいつまんで紹介。また実際に訪れることのできる作品・作家ゆかりの名所旧跡も多数掲載、誌面でも文学散歩が楽しめます。これ一冊あれば日本文学への知識や理解がぐぐっと深まります! 【主な内容】※紹介する作品・作家とゆかりの名所旧跡の一例 第1章上代文学 ・『古事記』『日本書紀』天岩戸神社、出雲大社 ・『万葉集』平城宮跡歴史公園、香具山 第2章 中古文学 ・『竹取物語』富士山、讃岐神社 ・『伊勢物語』不退寺、斎宮跡 ・『土佐日記』紀貫之邸跡、住吉大社 ・『蜻蛉日記』『和泉式部日記』『紫式部日記』『更級日記』貴船神社、足柄山 ・『枕草子』伏見稲荷大社、清水寺 ・『源氏物語』渉成園、石山寺 ・『栄花物語』『大鏡』京都御苑、大宰府政庁跡 ・『今昔物語集』道成寺、六波羅蜜寺 第3章中世文学 ・『方丈記』下鴨神社、河合神社 ・『小倉百人一首』大和三山、天橋立 ・『平家物語』金剛峯寺、屋島 ・『十六夜日記』醒井宿、三嶋大社 ・『とはずがたり』醍醐寺、當麻寺 ・『徒然草』仁和寺、石清水八幡宮 第4章近世文学 ・『好色一代男』六角堂、追分宿 ・『おくのほそ道』日光東照宮、立石寺 ・『雨月物語』吉備津神社、琵琶湖 ・『東海道中膝栗毛』箱根関所、宇津ノ谷峠 ・『南総里見八犬伝』館山城、大岳院 第5章 近代文学 ・森鴎外・小倉(森鴎外旧居など)、高瀬川 ・夏目漱石・松山(道後温泉本館など)、三四郎池 ・芥川龍之介・一宮海岸(芥川荘など)、羅生門跡 ・川端康成・伊豆(旧天城トンネルなど)、湯沢 ・宮澤賢治・めがね橋、イギリス海岸 ・太宰治・小動岬、斜陽館
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4.7日本の詩歌の源,最古の歌集.奈良時代末に編まれて以降,読み継がれてきた二十巻四千五百余首には,宮廷歌人から無名の男女に至る人々の心が映される.本冊には巻一―巻四,雄略天皇・額田王・柿本人麻呂・大伴旅人らの雑歌・相聞・挽歌・譬喩歌を収録.新日本古典文学大系に基づき,86年ぶりに全面刷新した文庫版.(全五冊)※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
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-万葉の花、正月の花、花と祭り…… 日本人の生活と文化に花はどのように生きてきたか 日本人にとって花とはいったい何であろうか――。豊かな実りへの願望をこめて開花を待ち、四季折々に花を愛で、その移ろいに「あはれ」を感じ、いけ花という芸術を生んだ日本人。その心の原点を、万葉集、古今和歌集など古典の世界に渉猟し、各地の祭りや正月、雛祭り、端午の節供、重陽の節供など年中行事の民俗に探訪する、花をめぐる生活文化史。 本来、ハナは、実りの先触れ・前兆といった意味をもつのであり、サクラという語は、サは田の神・穀霊のことで、クラは神座の意であったから、田の神の依代と考えられての呼称とみられる。その花は、田の神の意志の発現であると信じられたに違いない。それは、田仕事にとりかかろうとする時期に、パッと咲くみごとな花に名づけられたのであろう。――<本書「花見の伝統」より> ※本書は、1985年4月、雄山閣出版より刊行された『花の民俗学〈新装版〉』を原本としました。
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-日本最古の歌集・万葉集には、繊細かつ大胆に愛を表現した万葉人の恋歌が多く編まれている。憧れ、嫉妬、未練、激情……千三百年の時を経てなおみずみずしい恋歌は、現代を生きる私たちの心に深く染み入る。色とりどりの恋歌と、歌から生まれた現代のラブストーリー百三篇を収録。いつの世も変わらない女と男の恋心に触れながら、和歌の世界に親しめる。それぞれの歌には現代語訳と解説付き。 前書き 万葉集は、日本でいちばん古くて、永遠に新しい――。 七世紀後半に、柿本人麻呂はこんな歌を詠んでいます。 古にありけむ人も我がごとか 妹に恋ひつつ寝ねかてずけむ (昔の人もわたしと同じように恋人を思い寝つけなかったのだろうか) 現代に生きるわたしたちも、そんな恋をしています。 あこがれ、片思い、不安、甘美、嫉妬、失恋、後悔……。 恋する気持ちは、いつの世も変わりません。 万葉集には、遠い昔にも自分と同じ気持ちの人が生きていたのだと リアルに感じる歌が、たくさん詰まっています。 本書は、万葉集歌と、その歌をもとにした恋心を今に伝える オリジナルストーリーを集めています。 万葉集を紐解くとき、わたしは人の肌触りやぬくもりを感じ、 時としてそれらに慰められ、勇気づけられます。 そして、またときめく恋をしたくなってしまうのです。 目次 序章 さまざまな恋模様 第1章 立ちのぼる春の色香 第2章 夏の渚に恋の波 第3章 落ち葉 恋文 秋の風 第4章 雪舞う冬のぬくもり 第5章 青き恋のエチュード 第6章 切ない心受け止めて 第7章 ひとり涙に凍える夜 第8章 滴る喜びの雫 終章 恋心よ永遠に おわりに
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-松はいつの時代にも、日本人には特別な存在でした。奈良時代より松明(たいまつ)として照明に使われ、平安貴族は、贈り物や文を、〈雅(みやび)〉なしきたりとして、松の折り枝を結んでいました。神が宿るといわれた聖なる木は、いかに私たちの美意識や文化に影響を与えてきたのでしょうか。『古事記』『万葉集』『日本書紀』などの文学、『源氏物語絵巻』や仏画、和歌での描写を渉猟し、そこに隠された、日本人の死生観や宗教観を探ります。 本書の底本は、人文書院より一九九三年に刊行されました。 目次) 第一章『魏志倭人伝』の植生と松 第二章 やまとたけると松 尾津崎の一つ松 磐代の浜松 童子女(うない)の松原 聖徳太子と飛仙 第三章 正倉院絵画の松 東大寺領の山境絵図 藤をまといつかせた松樹「樹下囲碁図」 第四章 のびやかな松と平安時代 宇治平等院鳳凰堂扉絵の松 雅のしきたり・松の折り枝 「源氏物語絵巻屏風屏風の松 第五章 松明と明かり 第六章 人の死と松 第七章 日本人と松 あとがき 主な参考文献 学術文庫版あとがき
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-7つの新しい「見方」が古代史学習の最強の「味方」になる! 天皇の存在意義とは? 新元号「令和」出典の『万葉集』の謎…にも言及! 日本史、特に古代に真実を知らずにいる日本人は不幸である。たとえば、千数百年間、日本人は天皇を推戴してきた。 しかし、天皇とはいったい何者なのか、教科書では教えてくれない。宗教についても同様で、神道とはどのような信仰なのか、なぜ仏教とごちゃ混ぜになってしまったのかを説明できない。本書は、7つのテーマから謎めく古代の真実を解き明そうと試みる野心作である。古代史は「ミカタ」しだいでいっきにわかる! 【主な内容】 第一章 「古墳」から読み解く古代の真実 第二章 「縄文」から読み解く 第三章 「天皇」から読み解く 第四章 「女性」から読み解く 第五章 「記紀」から読み解く 第六章 「神社」から読み解く 第七章 「事件」から読み解く
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-平成24年から、神社本庁監修による「神社検定」が始まりました(主催/一般財団法人日本文化興隆財団)。 神社本庁とは、全国約八万の神社を包括する組織です。平成27年6月には、「第4回 神社検定」が行われます。 毎回、テーマが設けられ、平成28年の3級のテーマは「神社の基礎と神話」、2級のテーマは「神社の歴史と万葉集」、 1級は特にテーマを設けず、ほぼすべての神社検定公式テキストから総合的に出題されます。 この『第2回 神社検定 問題と解説』は、平成25年に行われた3級・2級試験の全問題と解説が掲載されている本です(第2回は1級試験はなし)。 第2回「神社検定」3級試験は、「神社と神話の基礎」をテーマにして公式テキスト1『神社のいろは』から53問、 公式テキスト2『神話のおへそ』から44問、季刊誌『皇室』平成25年冬・57号から1問、季刊誌『皇室』平成25年春・58号から2問が出題されました。 第2回「神社検定」2級試験は、「遷宮と神社」をテーマにして公式テキスト3『神社のいろは続』から42問、 公式テキスト4『遷宮のつぼ』から43問、公式テキスト1『神社のいろは』から5問、公式テキスト2『神話のおへそ』から5問、 季刊誌『皇室』平成25年冬・57号から1問、季刊誌『皇室』平成25年春・58号から4問が出題されました。 受検対策にばっちり! の一冊です。
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-福岡県を深く知りたい人に贈る、大人のための教科書。歴史、地学、産業、交通、統計など、知らなかった福岡が見えてくる。 ・巻頭特集 福岡県ヘリテージ世界遺産・ユネスコ無形文化財・特別史跡 ・空撮 空から見た/博多駅/西新駅/門司港駅 理科地球史:平尾台カルスト 生物:博多湾生物の多様性 社会歴史:奴国元寇 地理:門司港/中洲/糸島 産業:炭鉱/東芝/ブリヂストン 交通:あさかぜ物語/筑豊の鉄道 国語万葉集に見る大伴旅人と山上憶良の福岡 美術ユーモラスな禅画画家/仙厓義梵 家庭科角打ち文化(旦過市場) 音楽黒田節 算数統計:各市町村別人口・年齢構成 ◎豊富な地図や図版 ◎古地図や浮世などの資料も満載 ◎河合敦氏の歴史コラム掲載
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3.3※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 もしも平安時代の和歌が現代に転生したら――!? 最近冷たくない?とやさぐれる小野小町に、 白髪を気にする紀貫之、 自分だけ出世できないと嘆く大江千里。 1000年以上も昔から、仕事も恋も…… 人の悩みは変わらない! 令和の言葉で読む、古今和歌集 むかしむかし、今から1000年以上も前。 時の帝、醍醐天皇からこんな命令が出されました。 ――数ある和歌から、後世に残る優れたものを選んで献上するように。 そうして選者に選ばれた紀友則ら4名の 「最高の和歌集を俺たちの手で作ろうぜ!」 「前に出された万葉集を超えるものを!」 というアツイ想いのもと生まれたのが『古今和歌集』。 いったいどんな歌が収められているのかと読み解けば、 意外や意外。1000年以上も前につくられた歌なのに 悩んでいることや考えていることは 令和を生きるわれわれとちっとも変わらない……? 本書では、思わず共感してしまう歌を厳選して現代語に超訳。 令和に生まれ変わった『古今和歌集』の世界へようこそ。
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3.8※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いまだからこそ、君に届けたい。おれたちの、五・七・五・七・七を! 「コロナ」という、歌舞伎町最大の危機との戦いのなか、ホスト達は生きている。そして、愛について考えている。――愛ってなんだ? 恋愛を、悩みを、希望、欲望、本音を叫ぶ。五・七・五・七・七の短歌で! 短歌を作ったのは、歌舞伎町に6店舗のホストクラブがあるスマッパ!グループの会長・手塚マキ氏とホスト75人。 編者(選歌・構成)は、280万部のベストセラー歌集『サラダ記念日』の著者・俵万智氏と、野口あや子氏、小佐野彈氏という短歌界の第一線で活躍する歌人。 2年前、小佐野彈氏の歌集『メタリック』の発売イベントで短歌を作って以来、ホストたちは、ほぼ月一回、歌会を開催し続けた。選者・指導役として、俵・野口・小佐野各氏が加わり本格化。NHKBS番組「平成万葉集」でも紹介された。ホスト歌会は20回以上。5月にはコロナ下で、Zoomを歌会も。作った短歌900首から、俵・野口・小佐野各編者が300首を厳選! 五・七・五・七・七の短歌だから語れる本当の気持ち。得意客(姫と呼ぶ)との会話、おもてなし、仕事で割り切れない男女の感情。コロナ下での焦燥。 もともと短歌とは、愛を語り合う言葉の器だ。ホストと短歌。実は、これほど相性の良いものはなかった。まさにいまだからこそ届けたい、感動の短歌集。 (収録したおもな短歌作品) 嘘の夢 嘘の関係 嘘の酒 こんな源氏名サヨナライツカ 見つめ合い あ、これダメだね 照れ笑い カラダは離すもココロは密で 夜が更けて意外と広いゴジラ前 静けさ光る靖国通り 君からの返信ないが既読付く俺に連絡いま自粛かな 自粛中ライトも消えた看板の君の笑顔がなんか寂しい 錆びてなお耐えて耐えて耐え抜いて磨き続ける輝く日まで 「ごめんね」と泣かせて俺は何様だ誰の一位に俺はなるんだ 眠らない街といわれたネオン街 たまにはゆっくりおやすみなさい
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-固有名詞の特性を上手く使った名歌を万葉集から現代短歌に至る作品1000集めました。 普通名詞ではそのものの背景にまで思いが広がらないが、固有名詞にはその特有の地域、歴史、意味がありイメージの広がりが生まれます。そんな固有名詞の特性を上手く使った名歌を万葉集から現代短歌に至る作品1000集めました。 【目次】 はじめに 第一章 脳の疾患に薬は効果的か 第二章 投薬せずに認知症を改善させるには ⃝認知症とはどういう病気か ⃝杜の風・上原特別養護老人ホーム正吉苑の認知症に対するケア 他 ⃝3ヵ月で認知症が劇的に改善する小川式心身機能活性運動療法 ⃝認知症の改善方法に関する脳からの解析 第三章 認知症の予防法について ⃝食事について ⃝運動は認知症を予防する ⃝瞑想は認知症を予防する ⃝認知症予防に有効な脳の使い方 第四章 発達障害の原因と改善法 ⃝発達障害の急増 ⃝エジソン・アインシュタインスクール協会に見る成功事例 ◎スズキ式家庭教育とは ◎成長発達サポート表を使って子どもに働きかける(0〜6歳) ⃝脳科学からみた発達障害の原因の探索法について 他 ⃝波動医療による発達障害の改善 ◎発達障害と認知症の改善法に共通するのは「波動」 第五章 薬を使わずにうつ病を改善させる ⃝抗うつ剤はうつ病に効果があるのか? ⃝脳テストはうつ病を改善させる 他 あとがき 【著者】 日本短歌総研 梓 志乃・石川 幸雄・水門 房子・武田 素晴・依田 仁美
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-短歌の本質でもある「恋」を詠んだ作品を現在活躍中の歌人6名で1000首厳選。 万葉集から現代のSNS短歌まで、短歌の根底に流れるテーマは「恋」と言って過言ではありません。この短歌の本質でもある恋を詠んだ作品を現在活躍中の歌人6名で1000首厳選。出逢いから別れまであらゆるシーン別に分類した作品集。難解な作品も解読しやすいよう脚注も豊富に掲載しました。 【目次】 Ⅰ恋の予感 Ⅱ恋の始まり Ⅲ恋のいろいろ 1恋人よ 2恋する二人 3片恋 4恋の悲しみ 5恋のよろこび 6恋のゆらめき 7恋のせめぎ 8恋のおどろ 9結ばれた恋 Ⅳ恋の終わり Ⅴ恋の思い出 Ⅵ恋とは畢竟 掲載歌人さくいん 【著者】 日本短歌総研 梓志乃 ・石川幸雄・川田茂・水門房子・武田素晴・依田仁美らによる短歌研究グループ
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-願い事、はがきに託してみませんか――てのひらサイズの名文集。 大切な一言の願いを、一枚のはがきに込めて……。 「はがきの名文コンクール」は、作家の故・堺屋太一が代表を務めた実行委員会が主催する大型公募コンクール。本書はその第8回優秀作品のアンソロジー。約2万5千通の応募の中から、受賞作30作と最終候補作101作を収録。胸を打つ願いが綴られた珠玉のはがきが選ばれた。 日本でのはがき誕生からちょうど150年。デジタル主流の時代だからこそ、小さなはがきに綴られたことばに力が宿る。 五木寛之、村山由佳、齋藤孝の選考委員3氏によるメッセージや、実行委員会によるはがきコラムなど、ついはがきを書きたくなるようなトピックも満載。
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3.8※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 万葉集の収録歌数は、日本最大の4,516首。 もはや、歌を「集めすぎた」と言っても過言ではありません。 カスな奴らが、身勝手なイタい歌を詠んでいたりするのです。 「付き合ってくれないなら死ね」 「こいつイケメンなだけだった」 マゾ、(ひとり)ぼっち、ロリコン、不倫、放火...。 日本一ヤバい万葉集「逆ベスト版」が誕生! 人気BLマンガ家・雪路凹子氏の美麗イラストで、 (ほぼ)全員美男美女に! 生徒数日本最多の古文講師・岡本梨奈氏の解説も充実。 日本人は1,300年前からダメダメで美しかった...! 「きみを愛してるけど 二人でいるの見られたくないんだ」 「まさか既婚者だったなんて私バカみたい」 「口説いた女がめんどくさい」 「布多富我美はイヤな人でーす」
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-※本書は一九九一年刊行「古典コミックス 万葉集」をデジタル化したものです。 地名等は刊行当時のままであり、現在の呼び名とは異なっている場合があります。 ※「万葉集」四五〇〇首から約一割の長歌・短歌を選び、歴史的事件を背景にして ほぼ年代順に構成しています。歌を含むエピソードを詞書・左注などによって物語化しました。 ※新元号「令和」の出典は「梅花」の歌三十二首の序文とされ、本書には 紙版の三〇六ページ目にあたる「七三〇年 大伴旅人の邸」の項に掲載があります。 新元号「令和」の出典元となった万葉集をわかりやすくマンガ化。 飛鳥・奈良を舞台に、愛と政争に生きる大宮人から農民、防人、遊女などの庶民まで、 多彩な歌の謎をドラマティックに解き明かす! 作画:荘司としお 監修:黛弘道
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 万葉集、徒然草に記された言葉遊びから、江戸の判じ絵、なぞなぞ、昭和の隠語まで! 「リアル脱出ゲーム」(SCRAP)や、ろじっくぱらだいすの謎解きイベントなどで制作協力を行うパズル作家が、古から伝わる日本のさまざまな「謎」をセレクト。万葉集、徒然草に込められた言葉遊びから、江戸時代に流行った判じ絵や看板、なぞなぞ、明治~昭和期に使われた隠語まで、今の謎解きイベントで出題される「謎」に通じるひねりの効いた名作問題を一問一答形式で収録しています。時代背景や現代では使われない言葉などはヒントとして付加し、現代人でも解ける安心設計。また「謎」についての歴史が書かれた豆知識的な解説や、豊富なコラムも盛り込んでいます。謎解きイベントに行く前の練習問題として挑むもよし、一風変わった歴史本として楽しむもよし。脳が活性化されると共に、新たな「謎」の魅力を発見できること間違いなしの本です!*この電子書籍は固定レイアウト方式で作成されています。文字の拡大・縮小や、検索、ハイライトなどの機能は利用できません。
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-花が大好きでちょっと不思議な男の子・優凪。 ある日、太陽と月のように正反対な二人の少女が、彼に恋をする。 可憐な美桜と端麗な梨花。違った輝きを放つ二輪の花と出会い、運命の花時計が動き出す。 初めての恋、すれ違う気持ち、そして大切な人との別れ。 抜け殻のようになった優凪を支え、隣にいてくれたのは美桜だった。 しかし、少しずつ前を向き成長していく優凪の前に、梨花そっくりの女性が現れる。 いままで抱えていた本心と向き合い、優凪が下した決断とは――。 美しい花々に彩られた、淡くて切ない恋の物語。 <目次> 第一 雑歌の章その一 鵲の橋 第二 雑歌の章その二 誰そ彼 第三 雑歌の章その三 花の顔 第四 相聞の章上その一 夢人 第五 相聞の章上その二 玉響 第六章 相聞の章上その三 影法師 第七 相聞の章上その四 蛍火 第八 相聞の章上その五 水鞠 第九 挽歌の章その一 恋の淵 第十 挽歌の章その二 泡沫人 第十一 挽歌の章その三 華美 第十二 相聞の章下その一 心恋 第十三 相聞の章下その二 心の占 第十四 相聞の章下その三 終日 第十五 相聞の章下その四 花の言の葉 第十六 相聞の章下その五 二人綾 第十七 相聞の章下その六 比翼の鳥 <著者紹介> なるかみの いかづち 明治時代の思想家であり評論家でもある先人、高山樗牛の残してくれた言の葉、『天にありては星、地にありては花、人にありては愛。これ世に美はしきものの最ならずや』に心を委ね、『天雲の八重雲隠り鳴る神の音のみにやも聞き渡りなむ』と万葉集に詠まれている如く、八重雲に隠れたまま音だけを微かに響かせて、この物語を描き鳴らしているのが作者のなるかみのいかづちの私である。
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-※本書は書き込み式の書籍を電子書籍化したものです。電子書籍版では、紙の書籍のようになぞり書きなどの書き込みはできません。 結婚式などの芳名帳、大事な方へのお礼状など、 もっと自分の名前をきれいに書きたい! でも、そのためにお習字やペン字講座を 一から学ぶのは、ちょっと……。 という方のために本書は生まれました。 大人らしい名前が書ける萩原式メソッドで 自分史上、最高にきれいな名前を書いてください! ――――――――――――――――――――――――― これまで2000人以上の方に ペン字をお教えしてきましたが 必ず聞かれることがあります。 それは、「どうしたら自分の名前をきれいに書けるか」です。 親せきの方々への年賀状、結婚式などの冠婚葬祭……、 そうしたときのために、 自分の名前の書き方を教えてほしい、 とよく相談を受けてきました。 おひとりずつ、お名前の漢字は違います。 しかし、どんな名前の人でも、 誰でも意外とカンタンなポイントを押さえるだけで、 自分の名前をきれいに書くことができるのです。 しかも、萩原式メソッドでは、 やわらかく品のある印象に書く方法、 カチッとした大人の印象に見える方法、 そうした一人ひとりのご希望に沿って、 印象を変えて名前を書き分けられるようになっています。 ―――――――――――――――――――――――――― 【本書の構成】 ●PART1 萩原式! 自分の名前がきれいに書ける 特別講座! 自由自在に自分の名前を演出しよう! 「品のあるやわらかな印象に見せるか」 「カチッとした大人らしい印象に見せるか」 ●PART2 教養が身につく 万葉集&古今和歌集 なぞり書き! 1日に1編、ゆっくり時間をかけて字を書けば心も落ち着きます! 和歌を楽しみながら美しい字を身につけましょう。 【この本で練習できる苗字、名前をご紹介! 】 ・苗字 佐藤 鈴木 高橋 田中 小林 渡辺 伊藤 山本 山田 中田 渡辺 香川 前川 内田 林 森 西 ・名前 久美 香織 智子 結月 葵 愛 久美子 月 結菜 杏 恵 由美 響 優花 大輔 直樹 悠輔 直樹 哲也 悠真 誠二 蓮 健 翔 海 徹 など
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 品格が上がる! 毎日が豊かになる! 「美しい日本語と正しい敬語が身に付く本」の令和版が登場しました。 間違えると恥ずかしい漢字・言い回し、 メール・手紙・会話での程よい「敬語」のルール、 人生を豊かにする武将・賢人・哲学者の言葉など、 仕事や人間関係に役立つ言葉の知識とマナーをたっぷり紹介します。 さらに、新元号「令和」の由来になったことで脚光を浴びている「万葉集」の序文解説、 声に出して読みたい歌セレクト14やQ&Aなど、楽しく分かる万葉集入門まで収録。
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3.8日本列島を徹底踏査した民俗学の巨人が、『古事記』『日本書紀』『万葉集』『風土記』などの古代文献を読み返し、それらと格闘の末、生まれた日本文化論。稲作を伝えた人びと、倭人の源流、畑作の起源と発展、海洋民と床住居など、東アジア全体を視野に入れた興味深い持論を展開する。長年にわたって各地の民俗を調査した著者ならではの着想を含む遺稿。(講談社学術文庫)
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4.0心が豊かになる、考えが深まる、日本人がよくわかる。 万葉集研究の第一人者が挑戦、目から鱗の日本語練習帳 「言葉を鍛えるということは、心を磨くということと一体である」と著者は語ります。本書では『万葉集』に使われている、美しい「万葉ことば」を数多く紹介している、日本語練習帳です。日本語が持つ言葉の深みや、伝統にひたる楽しみを味わってみてはいかがでしょうか。 【もくじ】 第一章 ずっと伝えていきたい美しいことば 紹介している言葉……「はつはな」「ちはやぶる」 ほか 第二章 ことばに表れる万葉びとの心もよう 紹介している言葉……「うつろひ」「うつしごころ」 ほか 第三章 ほんのり、わくわく、万葉ことばで遊ぶ 紹介している言葉……「さやけし」「たまきはる」 ほか 第四章 ことばから古の暮らしがありありと 紹介している言葉……「ひねもす」「はろはろに」 ほか 第五章 本来の意味を知り、ことばに親しむ 紹介している言葉……「うつらうつら」「いとふ」 ほか 第六章 ひと言に深い思いが隠されている 紹介している言葉……「みやび」「あしび」 ほか 第七章 「ことば比べ」で微妙な違いを楽しむ 紹介している言葉……「鳴神」「明星」 ほか 第八章 教養として知っておきたい万葉ことば 紹介している言葉……「たらちねの」「あらたまの」 ほか
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-古代人の豊かで鮮烈な精神を伝える、中国最古の詩歌集。儒教の聖典として長く特殊な解釈にさらされ失われてきたこの躍動的な歌謡の世界を、成立基盤の類似した『万葉集』との比較の観点から、見事に復活させた。 337ページ
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-平成24年から、神社本庁監修による「神社検定」が始まりました(主催/一般財団法人日本文化興隆財団)。 神社本庁とは、全国約八万の神社を包括する組織です。平成28年6月には、「第5回 神社検定」が行われます。 毎回、テーマが設けられ、平成28年の3級のテーマは「神社の基礎と神話」、2級のテーマは「神社の歴史と万葉集」、 1級は特にテーマを設けず、ほぼすべての神社検定公式テキストから総合的に出題されます。 この『第1回 神社検定 問題と解説』は、 「神社と神話の基礎」をテーマにして平成24年に行われた3級試験の全問題と解説が掲載されている本です(第1回は3級試験のみ)。 第1回「神社検定」3級試験は、神社検定公式テキスト1『神社のいろは』から55問、公式テキスト2『神話のおへそ』から43問、 季刊誌『皇室』平成24年冬・53号から1問、季刊誌『皇室』平成24年春・54号から1問が出題されました。 受検対策にばっちり! の一冊です。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●本電子書籍は、固定レイアウト型(フィックス型)で作成されております。 ●本書は、同名の紙媒体の出版物(紙書籍版)を底本として作成しているため、内容は、原則、紙書籍版印刷当時のものとなります。 ●ご購入前に必ず、当説明文末尾の【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】をご確認ください。 旅すれば次々、世界遺産 万葉の時代からの国宝、重要文化財の数々 古都を堪能できるホテルも誕生 奈良の世界遺産一覧とともに、奈良の東大寺、興福寺、元興寺、春日大社、佐保路・佐紀路の薬師寺、唐招提寺、平城宮跡、斑鳩・郡山の法隆寺、吉野の金峯山寺などの諸堂、諸殿を詳細に紹介し、周辺の街並の情緒に触れる散歩も提案。 各エリアの「歩く・観る」「買う」「食べる」「泊まる」の最新情報をアップデイトした’24-’25年版。 古都を堪能できる情緒にあふれたホテルの開業など最新情報をピックアップ。 巻頭には桜と紅葉を満喫できる美景の数々を掲載。 「美と出会う」では、仏像、文化財、庭園を愛でるポイントをレクチャー、日本・東洋美術の名品が集まる奈良国立博物館、各美術館も紹介。格式と美意識が薫る名宿、古民家のたたずまいも取り上げます。 「食べる」は、洗練の極みを味わえる和食、精進料理、茶粥、大和食材の郷土料理、古民家カフェ、甘味処、老舗の上質銘菓まで、古都の風情が楽しめるグルメが満載。 歴史特集では、日本有数の古墳群、飛鳥・白鳳など仏教文化の隆盛を辿り、日本のはじまりに思いを馳せます。また、万葉に詠われた土地に立って古代を感じる「万葉集で巡る奈良」も興味深いページです。 詳細な別冊地図で安心ナビゲート。 トラベルカレンダーで1年を通した気温、降水量、気候、旬の食材、イベント開催などが一望。 【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】 ●特典がある場合の利用期限は、紙書籍版の利用期限が適用されます。 ●構成および一部の表記について、紙書籍版と異なる場合があります。 ●紙書籍版のような、「別冊があり、取り外して別冊ごとに使用すること」はできません。 ●紙書籍版とは色味が異なる可能性があります。また、フルカラーページや網掛けページがある場合には、モノクロ端末では見づらくなる可能性があります。ご購入前に、必ず、電子書籍版のサンプルにて表示状態をご確認ください。
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3.7歴史を学ぶにも、現代を考えるにも、これだけはおさえておきたい知識がゼロからわかる! 「聖書」、ゾロアスター教、北欧神話、『論語』…… 個性豊かな12人の専門家に、古市憲寿が読者に代わって理解の「ツボ」を聞いた! 各宗教・神話の基礎がわかる解説マンガ付き! 【本書の内容】 なぜキリスト教は「長持ち」したのか――佐藤優 ロシアの指導者はなぜ絶対的な力を持つのか――三浦清美 イスラム過激派のテロがなくならない理由――飯山陽 ゾロアスター教が世界宗教に脱皮できなかった理由――青木健 ヒンドゥー教にとっての「神」とは――沖田瑞穂 ジャイナ教はなぜ不殺生を徹底するのか――堀田和義 古い時代の儒教と朱子学はどう違う?――渡邉義浩 玄奘はなぜインドへ向かったか――吉村誠 北欧神話の巨人とは?――松本涼 『万葉集』が最も日本的で、最も中国的である理由――上野誠 日本仏教はなぜ多様なのか――碧海寿広 人びとは宗教から遠のいていくのか――岡本亮輔 構成:斎藤哲也 マンガ:ヤングみやざき 【本文より】 この『謎とき 世界の宗教・神話』は、「本」を通じて世界の宗教や神話の不思議を解き明かそうとする一冊だ。 なぜ「本」なのか。それは多くの宗教が聖典を持つからだ。何かの宗教を理解しようとする場合、『新約聖書』や『コーラン』などの聖典に当たるのがよさそうに思える。 だがここに大きなハードルが立ちはだかる。一人で聖典を読み通すのは、とんでもなくたいへんなのだ。何せ現代と常識や価値観の違う時代に書かれた文章である。現代人から見れば飛躍や矛盾も多い。特にその宗教の信者でないなら、なおさら取っつきにくい。 ではどうすればいいのか。大切なのは「補助線」だと思う。宗教書に限らないが、古典を読むには前提知識が必要である。前提知識という補助線があるかないかで、一気に難解な本も読みやすくなる。 というわけで、一二人の研究者に宗教書や神話の「読みどころ」を聞いてきたのが本書である。結果的に、一冊でキリスト教からイスラム教、ゾロアスター教から北欧神話まで一二の信仰についてざっくりと把握できる良質な入門書になったと思う。良質すぎて、実際の聖典に当たらなくても、読んだフリができるほどである。――「はじめに」より
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3.5日本書紀の時代から、この国の基盤には大陸から摂取した文明の影響がありました。営々と築き上げられてきた日本の漢学文化は、中国古典の碩学、吉川幸次郎(1904-80年)の目にどのように映じていたのでしょうか。 ふとしたことで手にした本居宣長『うひの山ぶみ』によって、宣長の「信徒」となったと告白する著者は、江戸時代に日本の漢学の全盛を見ます。伊藤仁斎や荻生徂徠を生んだ元禄・享保期の儒学と、戴震や段玉裁、王念孫ら清朝の儒学に共通性を見出して、それを「近世の覚醒」と名付け、日本における覚醒が実は100年近くも大陸に先んじていたことを指摘します。 江戸時代に頂点を極めた漢学が、明治になって文化そのものが根本から変容していくことを万葉集の偏重に象徴的に見る第1部「古典について」、古代から江戸末期にいたる日本の漢学受容という類のない通史をコンパクトに描いた第2部「受容の歴史」、そして著者が愛してやまない儒者たちを素描した第3部「江戸の学者たち」。日本思想の基層をなす漢学という視座から、この国の学問的伝統を再発見する極上の教養書です! 【目次】 1 古典について 古典について――あるいは明治について 一 明治の記憶/二 明治への距離/三 明治の得失/四 万葉と古今/五 詩における理知/六 学術の文章/七 美と真の共存/八 注釈の学/九 辞典の学/一〇 日本書紀/一一 書紀学の変遷/一二 東洋史学/一三 太平 2 受容の歴史 受容の歴史――日本漢学小史 一 日本における外国文明の受容/二 そのインドその他との対比/三 文学および文学教育における受容/四 学問一般における受容/五 外国文明受容の心情/六 外国文明受容の歴史/七 受容の歴史のはじめ/八 空海その他/九 菅原道真/一〇 受容の中だるみ/一一 中国新文明の受容/一二 五山の禅僧/一三 江戸時代における受容の教育/一四 江戸時代における外国書の輸入と覆刻/一五 家康の政策/一六 藤原惺窩/一七 林羅山/一八 朱舜水その他/一九 伊藤仁斎 その一/二○ 伊藤仁斎 その二/二一 荻生徂徠 その一/二二 荻生徂徠 その二/二三 荻生徂徠 その三/二四 荻生徂徠その四/二五 江戸末期における受容/二六 むすびと希望 3 江戸の学者たち 仁斎と徂徠――論語古義と論語徴 伊藤仁斎 古義堂文庫 仁斎と小説 古義堂 二つの伊藤仁斎論――スパアとツアトロフスキ 伊藤東涯 安積澹泊 本居宣長――世界的日本人 一冊の本――本居宣長『うひ山ふみ』 学問のかたち 中京の二学者――河村秀根と岡田挺之と 息軒先生遺文続編の序 解 説(小島 毅)
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4.2※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 万葉集の古典から、現代の十代歌人の作品まで。これまでなかった「オールタイムベスト短歌100」。 はじめて出会う珠玉の短歌――それはきっと「心の宝物」になる。 老舗短歌専門誌「短歌研究」が、少年少女向けに総力をあげて編集。もともと「短歌研究ジュニア」という別冊付録だったが、短歌初心者のシニア層にも大好評。ジュニアからシニアまで、年齢を問わない短歌入門書の決定版として、ついに刊行。 収録は、「時代順」ではなく、テーマを切り口にした、あたらしい編成。 万葉集の大伴家持、山上憶良、小野小町から、俵万智、岡井隆、寺山修司、斎藤茂吉、栗木京子、穂村弘、斉藤斎藤などの現代短歌までを、あえて同列に並べ、古典和歌と現代短歌の両方に親しみやすいようにしている。 (編者・千葉聡より)小中学生・高校生のみなさんに真っ先に届けたい短歌を「オールタイム百人一首」として厳選し、あらたに解説や資料を添えました。現代の若い歌人の新作まで、教科書に掲載されている古典和歌や有名な近代短歌に加えて、小中学生のみなさんに親しみやすい一冊となることを願って、平成以降の新しい短歌を多めに収録。短歌定型と深いかかわりのある歌謡と琉歌も収録しました。 この本を入口にして、たくさんの方が短歌を読み味わい、そして、自分の言葉で一首を詠むようになってくださいますように。 目次 第1章 いとしい人へ 第2章 家族を思う コラム「おもしろい歌」寺井龍哉「十秒と数十年」 第3章 春のよろこび・夏のかがやき 第4章 秋のせつなさ・冬のやすらぎ コラム「短歌をつくってみよう」佐藤弓生 コミ歌 画 佐藤りえ 第5章 あこがれの世界へ 第6章 時代の記憶とともに コラム「短歌をつくってみよう その2」佐藤弓生 第7章 ひとりの時間に 第8章 大きな存在のとなりで コラム「和歌・短歌の歴史」寺井龍哉 短歌を投稿しよう・ブックガイド
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3.0古代の中国から伝わった漢字は,日本語の内部に深く入りこんだ.はなしことばを視覚化することを超え,漢字は日本語そのものに影響を与えつづけてきた.『万葉集』から近代まで,漢字に光をあてて歴史をたどろう.漢字がつくるさまざまなかたちを楽しみながら,文字化の選択肢が複数ある,魅力的なことばを再発見する.
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4.0BL(ボーイズラブ)、すなわち男同士の恋愛や性愛が描かれた作品は、 近年のエンタメ業界で存在感を高めている。 こうしたBL作品を理解するうえで欠かせないのが、 「妄想力」を土台とする「腐の精神」だ。 そして、これは突然変異で生まれたものではなく、 日本の歴史に脈々と受け継がれてきた精神であると著者は言う。 本書は、『古事記』から『万葉集』『源氏物語』『雨月物語』といった古典文学や史料を題材に、 「腐」を軸とした鮮やかな解釈で、新しい歴史観を提供するもの。 院政期に男色ネットワークが築かれた本当の理由や、男色の闇にあった差別と虐待の精神史など、 これまで語られてこなかった日本史の本質を描き出す。
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4.0「令和」や出典の『万葉集』にイチャモンつける人たちにも読ませたい!! 渡部昇一さんの“正論” 万葉集から選ばれた新元号「令和」 日本人なら知っておきたい万葉集 万葉・大和言葉によって日本人は作られた 欧米人や近代人は個人生活においては「神の前で平等」「法の前の平等」を実現していたのだ。『万葉集』は、大伴家持が重要な役割を果たしているが、カースト的偏見はなく、農民、遊女の歌まで収録されている……。
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-2018年に草創1300年を迎えた日本最古の巡礼路「西国三十三所観音霊場」。 2019年には日本遺産にも認定されました。 本書は、西国札所の基本はもちろん、特別拝観などの最新ニュース、プランニングに役立つ充実のモデルコースや札所&番外札所案内、 札所とあわせて寄りたい立ち寄り・グルメスポットまで幅広く紹介した西国札所めぐりガイドの最新版です。 これ一冊あれば西国巡礼はバッチリ!「ちいサイズ」仕様で、持ち歩きにも便利です。 ぜひ納経帳とセットで、本書をご活用ください。 <おもな特集> ★最新&注目ニュースをピックアップ! 特別拝観/大和三大観音あぢさゐ回廊など ★西国三十三所のきほん 西国三十三所とは?全部巡るとどうなるの?札所でいただく御朱印ってどんなもの?ご詠歌ってなに? お参りの服装・作法、観音信仰についてなど、旅に出る前に知っておきたい基礎知識をすべて解説します。 西国三十三所巡礼の基礎知識/お参りガイド/観音様をご紹介/御朱印をいただこう ★三十三所をテーマで選ぶ札所ガイド 由緒正しき名刹を訪れるならば必ず押さえておきたい必見ポイントがあります。 各札所がもつ魅力をテーマ別に、美しい写真とともにご案内。 四季の絶景/仏像/建築・アート/ご利益 ★お参りにプラスして楽しみたいアレコレ スイーツ巡礼/お寺グッズ/お寺de体験/御朱印 ★西国札所めぐり方指南 どうめぐる?鉄道やクルマを使用した交通案内。それぞれのメリットやデメリットも紹介します。 どうやってめぐる?全札所を一気に回りたい、巡礼だけでなく観光も楽しみたいなど、ニーズにあわせた4つのモデルプランを提案しています。 万葉集の舞台である長谷や明日香、世界遺産に登録された古市古墳にも立ち寄る奈良~大阪コースや、 古寺を巡る京都~滋賀コースなどを紹介しています。 ★札所案内 各札所+番外札所の基本情報や歴史、みどころ、御朱印を紹介。 ユニークな寺グッズもチェック! ★周辺立ち寄りスポット 札所めぐりとあわせて寄りやすい、おすすめの食事処、みやげ、観光スポットを数多く取り上げています。 ★西国巡礼MAP 全札所が一覧できるMAPを巻末に掲載。プランニングや移動の際にも役立ちます。
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4.7日本人は、恋をしたり、愛する人を失ったりすると、その心を俳句や短歌に詠んできた。それは最古の歌集『万葉集』以来、受け継がれてきた心性だ。『万葉集』では、人を恋しいと思う気持ちはどう歌われているのか。さらに時代を遡ると、それらの歌のルーツはどのようなものだったのか。著者は、今も歌垣で恋歌を、葬儀で挽歌を歌う中国少数民族の歌文化にその原型を求め、日本人の抒情表現の本質を明らかにする。
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-『万葉集』で百十数首以上詠まれた淡海万葉歌。詠まれた故地の風土・歴史を紹介し「万葉の心」を生き生きと蘇らせる。大津京とその周辺、西近江路、湖北路、湖東(蒲生の周辺)、湖南(三上山周辺)の地域にわけて、わかりやすく紹介。
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3.3
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-万葉集に詠われた地を、秀歌の描写と重ねながら訪ね、古代に思いを馳せる1冊。 新元号「令和」はこれまでの元号の出典だった漢籍ではなく、日本最古の歌集『万葉集』が出典となった。 改元後、「令和」ゆかりの太宰府天満宮や、奈良の奈良県立万葉文化館は観光客で連日賑わっている。 『万葉集』は天皇から庶民まで幅広い階層の詠んだ歌を20巻、4500首収録している。現在も愛されている歌、後世の文学に影響を与えた歌も多い。 多くの歌が詠まれた山の辺の道や佐保・佐紀路、飛鳥、葛城古道などは、万葉の舞台と観光地が一体となっている。そういった土地には、古代日本や万葉集にちなんだメニューを提供している飲食店やミュージアムなどもある。 掲載エリアは、飛鳥、大和、山の辺の道、佐紀・佐保路、葛城、巨勢、泊瀬、宇陀、生駒、春日、吉野、山城、難波、近江、紀伊、伊勢、太宰府など。写真とともにその地で詠まれた歌とその現代語訳、解説を掲載。モデルコース以外に周辺観光情報や巡り方のアドバイスも収録して利便性を高めた。 額田王、有間皇子、大津皇子、大伯皇女、柿本人麻呂、山部赤人、高橋虫麻呂、山上憶良、大伴坂上郎女、大伴家持など代表的な万葉歌人についても、コラムでゆかりの地の写真、代表的な歌とその現代語訳とともに解説している。 ※この電子書籍は2019年9月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部内容を変更している場合があります
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4.2
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4.0風呂敷を使う、万葉集の和歌を覚える、美しいお辞儀をする、思いやりの心を持つ。 「和」の文化が100歳まで脳を伸ばし続ける! 和菓子を食べる、着物を着る。下駄をはく、茶道を習う。 日本文化が最強の脳トレである。 現代人の脳はゆがんでいる。 スマホ、パソコン、ネットに頼った生活は脳を局所的にしか使わなく、若いうちから脳を劣化させてしまい、最悪「IT型認知症」を引き起こす可能性がある。 そこで大事なのが、日本文化に根差した生活習慣をすること。 電化製品に頼らず家事をしてみる、風呂敷を使う。 神社にお参りにいく、祭りに参加する。 最近ではやらなくなってしまった、昔ながらの日本習慣を実践するだけで脳をまんべんなく鍛えることができ、100歳まで伸び続ける脳をつくることができるのだ。 日本人が忘れてしまった日本文化を取り戻すことで、健康脳が手に入る。 第1章 「和」の文化が脳の劣化を予防する 第2章 日本人がもっている「五大脳力」 第3章 「五大脳力」を鍛える「和」のトレーニング 第4章 日本人脳の弱点を知って、強くする
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-「あをによし奈良の都は咲く花の…」とうたわれた白鳳・天平時代の古代人はいかに生きていたか.壬申の乱から説きおこし,天皇を中心とする当時の支配層内部の葛藤を暴露するとともに,その専制と戦乱の下で苦しむ人民の生活と哀歓を生き生きと再現し,萬葉集を生み出した時代背景を明らかにする.真に萬葉集を理解するための道を開いた名著.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
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4.0「万葉集とはなにか」「万葉集をどう読むか」――国文学はもとより、ロシア文学や中国古典文学、小説、詩歌、編集工学まで。各斯界の第一人者たちが、初心をもって万葉集へ向き合い、その魅力や謎、新時代への展望を提示する。新元号「令和」の典拠となった、日本最古の歌集を鑑賞するための格好の手引き。全編書き下ろしによる「令和」緊急企画。 「三つの詩性」 中西 進 「自伝的万葉の旅」 池内 紀 「詩情と形式、あるいは魂と建築 巻十五「遣新羅使詩篇」を例に」 池澤夏樹 「万葉集とわたし」 亀山郁夫 「山上憶良と中国の詩」 川合康三 「いや重く謎」 高橋睦郎 「ふらふら万葉習養記」 松岡正剛 「万葉集エキサイトメント」 リービ英雄
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5.0日本の詩が短さの中にこそとらえる人生の大切な一瞬――その多様な表現が的確に読み解かれ,〈言葉の織物〉はあでやかさを増す.『地球歳時記』や『台湾万葉集』からの佳作をも収め,短詩型文学の魅力が世界へ広がる時代に,装いを新たにして送る,好評シリーズの新刊.朝日新聞一九九三年五月一日から九四年四月三○日掲載分を収録.
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3.8
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-現存する日本最古の歌集である万葉集。そこには天皇や宮廷歌人をはじめ、貴族、防人、農民など、日本人ならしっておくべき、バラエティに富んだ歌がつまっています。万葉集に触れることは、日本人が培ってきた素晴らしき心を感じることができるのです。本書では、4000首以上ある万葉集の歌の中から厳選して知っておくべき歌を紹介。柿本人麻呂、大伴家持、山上憶良の三大歌人や新元号である令和のもととなる、梅花の歌を完全収録しわかりやすく解説を載せています。令和のことはもちろん、万葉集の魅力がわかる保存版の内容です。 ※デジタル版には、表紙画像や目次に掲載している記事、画像、広告、付録が含まれない場合があります。また、掲載情報は原則として奥付に表記している発行時のものです。 ※デジタル版には、紙版の付録「全元号A3ポスター&解説」「高橋京子万葉の花ポストカード」は含まれません。
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4.0【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 奈良大和を愛し、半世紀近く撮り続けた写真家・入江泰吉は、『万葉集』を学ぶことで古代の人々と花との深い関わりを知り、その美しさを再発見して「花は究極の美」であると考えるようになった。彼がファインダー越しに捉えようとした万葉びとの心に、日本文化の碩学・中西進のエッセイで迫る写文集。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
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4.0約一二〇〇年前に編まれ,古典として親しまれてきた万葉集.しかし実は,ひとつの解釈を拒む歌,よく分からない歌,顧みられなかった歌は数多い.のちの世の評価や解釈にとらわれず,先入観なく歌そのものと向き合えば,古代の人びとの心が見えてくる.万葉集に出会うことで,私たちはほんとうの心に出会うのかもしれない.
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3.5
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3.7「三国志」は『万葉集』『太平記』にも登場する。江戸時代には、張飛と関羽が女性になる物語や、劉備と孔明が交わる春画もつくられた。日中戦争期には「三国志」ブームが訪れた……etc日本の歴史は「三国志」とともに歩んできた!「三国志」を愛してやまない東大卒女子アナが、その真髄を全く新しい角度から探究する。・・・・・・『三国志演義』は、中国四千年の歴史の中で、一瞬とも言える百年ほどの時代を描いた小説なのに、なぜか日本人は「三国志」が大好き。どうして、「三国志」は日本で人気があるのでしょうか。「日本でずっと読まれてきたから」――そうなのです、日本の歴史は、ずっと「三国志」とともに歩んできたのです。 第一章では、『三国志演義』のあらましと、私がどんな「三国志」に触れてきたのか、という「三国志の個人史」、第二章では、現代作家による『三国志演義』の多彩な世界をご紹介します。第一章、第二章は、今、どんな日本語の「三国志」があるのかというブックガイドとしてもお使いいただけます。今だけではなく日本で長きにわたって「三国志」が読まれてきたということを、卑弥呼から江戸時代までを第三章・第四章で、明治時代以降を第五章でご紹介します。そして、第六章では、現代に繋がる日中戦争期の「三国志」ブームに迫ってみましょう。日中戦争下に花開いた日本語の「三国志」が、ほぼそのままの姿で、戦後の「三国志」ブームを作っていくのです。――「はじめに」より
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