日本古典と感染症

日本古典と感染症

1,012円 (税込)

5pt

3.2

万葉集から、方丈記、江戸の役者絵、正岡子規まで。古典籍をひもとけば、古の人々がどう病と向き合い、苦しい状況の中で希望を見出していったのかがわかる。歴史を学び、現代の糧とする文庫書き下ろし!

...続きを読む

日本古典と感染症 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年01月27日

    編著はロバート・キャンベル。
    本書編集のきっかけは、2020年4月、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言下で、国文学研究資料館の館長である編著者が配信した動画である。職員が在宅勤務となり、がらんとした書庫の中から、古和書について、また、古和書に描かれた感染症について語るもので、2022年1月現在でも...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年05月15日

    読み解くの難しかった。

    何度も感染症の流行があって、「距離を取る」対処とか今に通じるところがあって面白かった。隣町まで移動してたとか印象残る。

    0

    Posted by ブクログ 2021年09月12日

    ・またコロナ関連である。かういふ時である、出版界も際物狙ひでいろいろと出す。そんな1冊(だと思ふ)、ロバート キャンベル編著「日本古典と感染症」(角川文庫)である。しかし、本書は単なる際物では終はらない。編者は国文学研究資料館の館長であつた人である。その、言はば配下に書かせてなつたのが本書である。総...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年05月27日

    面白かったのは、2箇所。
    ①平安時代物語・日記文学と感染症
    疫病を軸に、様々な文学作品が繋がり合っていることを解き明かしてくれる章。『和泉式部日記』と『栄花物語』の内容が『枕草子』と感染症でリンクしていく!面白い!
    ②近代小説と感染症
    夏目漱石、チフスのメアリーの記事を追っかけてたのか!だから作品の...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年06月12日

    万葉から近代まで凡そ1300年間の文学書から感染症について15人の学者さんが考察している論集。全て書き下ろしとの事。
    1番面白かった考察は「養生の基底にある思想 『延寿撮要』から『養生訓』へ」。「未病」と言う最近話題のワードが出てくる。『未病の時治療するを養生者といふべし』と。
    論文的な文章をとても...続きを読む

    0

日本古典と感染症 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川ソフィア文庫 の最新刊

無料で読める エッセイ・紀行

エッセイ・紀行 ランキング

ロバートキャンベル のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す