戦争語彙集

戦争語彙集

「わたしの家も,この街も,置いていけばゴミになるの?」 「ゴミ」「星」「林檎」……戦争の体験は人が言葉に抱く意味を変えてしまった.ウクライナを代表する詩人が避難者の証言を聴き取り,77の単語と物語で構成した文芸ドキュメント.ロバート キャンベルが現地を訪ねて思索した手記とともに,自ら翻訳して紹介.

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戦争語彙集 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年01月24日

    紐解き始めてみて、頁を繰る手を停めることが出来なくなってしまった。強く惹かれてドンドン読み進んだ。或いは、ウクライナ関係のモノということでは「こういうモノこそ読みたかった」というような気もしている。
    ウクライナの詩人でエッセイストでもあり、様々な活動をしているオスタップ・スリヴィンスキーの作品を、米...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月23日

    この本におさめられているウクライナの市井の人たちの言葉は、とても深刻で、時に可笑しくも美しくもあります。日常生活に戦争が入り込んでしまった人たちにとっては、普通の言葉、単語ですらとても重い物語を持つのだと実感されました。ただそのような言葉、物語を語ることで救われることもあるのでしょう。キャンベルさん...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月04日

    この本の意義は、証言者の1人であるオレーナさんの語ったところ(210頁)に尽きる。「(他国による侵略という事態を)経験した多くの人々の感情のスナップショット」。「とても新鮮な記憶、とても新鮮な傷、とても新鮮な感情を伝えるもの」。それらを時をおかずに世界中で共有することの重要性。ロバートキャンベルのレ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月15日

    アレクシェーヴィチの「戦争は女の顔をしていない」が過去から現代に現れてしまった。
    死と隣り合わせになることで、人生が詩になってしまうと言う皮肉。

    自由
    「自由といえば、誰かがかわりに手に入れてくれるものではありません。誰かが与えてくれることもなければ、プレゼントしてくれることもなく、誰かに期待する...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月04日

    ウクライナの人々の日常に起きている生きている言葉

    物々しさだったり、ユーモアだったりと
    いろんな感情が垣間見れる

    後半は、この本をまとめるにあたっての話しだったが
    そちらは端折ってしまった

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戦争語彙集 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 海外文学
  • 出版社
    岩波書店
  • ページ数
    286ページ
  • 電子版発売日
    2023年12月22日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    12MB

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