戦争語彙集

戦争語彙集

「わたしの家も,この街も,置いていけばゴミになるの?」 「ゴミ」「星」「林檎」……戦争の体験は人が言葉に抱く意味を変えてしまった.ウクライナを代表する詩人が避難者の証言を聴き取り,77の単語と物語で構成した文芸ドキュメント.ロバート キャンベルが現地を訪ねて思索した手記とともに,自ら翻訳して紹介.

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 海外文学
  • 出版社
    岩波書店
  • ページ数
    286ページ
  • 電子版発売日
    2023年12月22日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    12MB

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戦争語彙集 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    紐解き始めてみて、頁を繰る手を停めることが出来なくなってしまった。強く惹かれてドンドン読み進んだ。或いは、ウクライナ関係のモノということでは「こういうモノこそ読みたかった」というような気もしている。
    ウクライナの詩人でエッセイストでもあり、様々な活動をしているオスタップ・スリヴィンスキーの作品を、米

    1
    2024年01月24日

    Posted by ブクログ

    バスタブのシェヘラザード、黄色いランプ、林檎の落ちる音。
    人々の祈るような語りは美しく、鮮やかで、凄まじい。

    0
    2025年06月19日

    Posted by ブクログ

    現実と違って、どこかユーモラス。
    コントや漫才の一場面みたいな。

    この本が出版された後も、まだまだ戦争は続いている。

    0
    2025年06月04日

    Posted by ブクログ

    国の傷みと体の痛みが連動して感じられる能力、他人を全く恐れることなく自信と信頼を持って関われるようになる能力、通常の状態では発揮されない精神の飛躍がある。
    環境の変化がニュータイプを生むという発想は正しい。
    しかしそれが戦争という過酷な状況でしか生まれないのは何とも悲しいことだ。

    他者の中にこそ、

    0
    2025年03月12日

    Posted by ブクログ

    言葉がシェルターになる。
    戦争・侵略は、言葉の意味を変える。

    避難してきた方々から、溢れでる言葉から、感じ、想像する様々な感情、風景。

    そして、単なる語彙集とせず、現地を訪れ、その語彙の周りも丁寧に取材され、記録されたロバートさんの手記で、その語彙の奥行きが深まる。

    この語彙集は、本望では無い

    0
    2024年07月24日

    Posted by ブクログ

    ロシアに侵略を受けたウクライナ、市井の人々の体験、ロバートキャンベル氏の思索。言葉の持つ力、言葉は第二のシェルター。戦争解説ではなく、イデオロギーはまったくない。ウクライナの人々・戦争被害者の困難な状況、戦争の終わり・平和、はつまり勝利への思いが言葉で伝わる。

    0
    2024年05月06日

    Posted by ブクログ

    この本におさめられているウクライナの市井の人たちの言葉は、とても深刻で、時に可笑しくも美しくもあります。日常生活に戦争が入り込んでしまった人たちにとっては、普通の言葉、単語ですらとても重い物語を持つのだと実感されました。ただそのような言葉、物語を語ることで救われることもあるのでしょう。キャンベルさん

    0
    2024年02月23日

    Posted by ブクログ

     先に読んだ鷲田清一さんのエッセイ「「透明」になんかされるものか」の中の一文で紹介されていたので気になった本です。
     著者のオスタップ・スリヴィンスキーさんはウクライナの詩人。本書は、ロシアによるウクライナへの侵攻下、国内各地から彼が住むリヴィウに避難してきた人々の声をそのままに書き起こした著作です

    0
    2025年11月15日

    Posted by ブクログ

    戦禍にあるウクライナの人の生の声。それと日本語翻訳を担当したキャンベルさんのウクライナ訪問記という2部構成。日本にはいま時代を逆行する憲法「改悪」の流れがあるが、どうせやるなら権力者や資本家や役人が国民を害する決定を下せないことを明文化する「改正」のムーブメントを起こせないものだろうか。

    0
    2025年08月24日

    Posted by ブクログ

    2022年2月24日のロシアの軍事侵略により、主に東部在住のウクライナ人は西部などに避難することになった。鉄道の乗換駅や、西部の都市で避難民を受け入れたり援助活動をするウクライナ人の詩人は、避難者たちの言葉を書き取った。
    この原書を知ったロバート・キャンベルがウクライナを訪ねて見たこと、インタビュー

    0
    2025年03月29日

戦争語彙集 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 海外文学
  • 出版社
    岩波書店
  • ページ数
    286ページ
  • 電子版発売日
    2023年12月22日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    12MB

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