国際作品一覧

  • 新インド入門:生活と統計からのアプローチ
    3.8
    1巻1,672円 (税込)
    本書は、巨大国家の実像を数字と生活から探る試みである。 例えば、インドでは「牛肉はタブー」だと思っている者は多い。2015年に起きたダドリ・リンチ事件でこうした印象はさらに強まった。この事件は、ムスリム一家が牛を殺して食べ、その肉を保存しているという噂が流れ、それを聞いたヒンドゥー教徒群衆がその家に押し入り、集団リンチの末に一家を死傷した事件である。 ただ、数字はまた別のことを語っている。実はインドはブラジル、アメリカ、オーストラリアと並ぶ牛肉輸出大国なのだ。 ヒンドゥー教において牛は神聖とされ、近代インド最大の分水嶺となったシパーヒーの反乱(1857年)もこの問題から起きたと言えるが、インドを考える場合、歴史から理解しようとするとかえって誤ることが多い。 こうして数字にこだわってインドを眺めてみると、これまでの印象が実態と大きく異なることが随所で分かってくる。これが従来のインド論にはない本書の最大の特長といえる。 本書のもうひとつの魅力は、著者が国際交流基金で「文化交流」を担っていることだろう。その最前線では何が起きているのか? 言語をめぐる日中の争奪戦など今までにない奥行の入門書!
  • 東アジア経済戦略 : 文明の中の経済という視点から
    3.0
    1巻1,672円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ベトナム、ラオス支援に深く関わる日本のアジア学研究の泰斗が描き出す日本のアジア支援の道筋。「正義は常に我にあり」と信じ込むアメリカ・中国という二大文明の狭間で、日本はどのように振る舞うべきか。
  • 国境を越えた村おこし : 日本と東南アジアをつなぐ
    4.0
    1巻1,672円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 東ティモール、インドネシア、ラオス、ベトナム、タイ、フィリピンの専門家たちが「自分たちに何ができるのか」を真摯に考え行動した草の根協働の実践の記録。
  • 最新 誰にでもわかる中東
    -
    1巻1,672円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 欧米型民主主義文明とイスラム的世界観の対立に和解はあるのか。中東地域の地政・歴史から、米同時多発テロによって引き起こされたアフガニスタン紛争まで、中東理解の必携書。

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  • 中国自壊―賢すぎる支配者の悲劇
    4.0
    1巻1,672円 (税込)
    「本書の内容は『全編、これ内政干渉』といえる、きわどいものだ。中国の現政権は、あきらかに人類がこれまでの歴史で積み重ねてきた、どこに生まれようと人間であれば普遍的に持っているはずの権利を踏みにじって、人類史そのものを何世紀か押し戻そうとするような政治を続けている。 その象徴が、中国独特の戸籍制度だ。この制度については、農村から都市への人口流入を防ぐ制度だと思いこんでいる人が多いようだ。だが、まったく違う。中国の全国民の身分を、生まれによって固定化させる制度なのだ。こんな制度がいつまでも続いていること自体が、中国がいかに横暴で身勝手な権力者によって支配されているかを示している。 ここまで歪んだ政治制度は、どんなに強固に構築されているようでも、どこかでほころびが生じたら、あっという間に崩壊するだろう。そして、この政権崩壊は、中国の労働者、農民にとって画期的な境遇の改善につながるはずだ。」──「おわりに」より
  • ウクライナ戦争徹底分析 ロシア軍はなぜこんなに弱いのか
    4.0
    元陸将・海将・空将が結集し、 ウクライナ侵攻におけるロシアの 軍事作戦の全貌を徹底分析する! 弱小国ウクライナ相手に苦戦が続く「軍事大国ロシア」。 「軍事のプロ」の目を通して見た、ロシアの真の姿とは? ウクライナ侵攻の帰趨が、日本・中国・台湾に与える影響とは? 張り子の虎の虚妄を、元自衛隊幹部が総力を挙げて暴き出す! (おもな内容) ●なぜロシアはウクライナに侵攻したのか? ●緒戦でロシアはなぜあれほど苦戦したのか? ●ロシアが核兵器を使う日は来るのか? ●分析からわかるロシア軍の本当の実力とは? ●ロシア軍侵攻が日・台・中に与える影響とは? (構成) 序章 ロシアはなぜウクライナに侵攻したのか 第1章 ロシアとウクライナの軍事力比較 第2章 核兵器の使用はありうるのか 第3章 陸上作戦を分析する 第4章 海上作戦を分析する 第5章 航空作戦を分析する 第6章 情報戦・サイバー戦・補給兵站ほか 第7章 ロシア・ロシア軍と国際法 終章 ウクライナ戦争がインド太平洋に及ぼす影響
  • 世界を統べる者 - 「日米同盟」とはどれほど固い絆なのか? -
    3.0
    1巻1,650円 (税込)
    「日本にウクライナ侵攻の悲劇は起こらない!」 アメリカが諸外国の侵略から日本を絶対に守る理由とは? 東京大学名誉教授の矢作直樹氏と、世界の金融や国際協議の実務にかかわる宮澤信一氏が、6つのキーワードから世界の知恵者たちが描いている未来図を探り、親米保守・反米保守でも保守・リベラルでもない新しい思考を提案する。 【世界を統べる6つのキーワード】 ①フリーメイソン ②イルミナティ ③ビルダーバーグ会議 ④日米同盟 ⑤MSA協定 ⑥世界の支配構造 「陰謀論、あるいは親米、反米、保守、リベラルなど、そういう小さなことではなく、大きな視点で世界の動きを見ていきましょう。 日米同盟の名の下に、見かけの上では世界一マッチョなアメリカと、潜在的なものとして世界最強の日本とがタッグを組んでいる。 これがはたして何を意味しているのか、本書を通して、きっと気づいていただけることと思います。」(矢作直樹) 「世界とは何か。果たして世界の実体とは何か。 今の世界と何より日本が真の独立国家として内外に貢献出来ることとは何であるか。 これまで日本で陰謀論として扱われてきたことについて、ロシアによるウクライナ侵攻という武力による現状変更と国際法上の違法行為を念頭に、体系付けを考慮しつつ、著者の話せる、出来るだけの範囲で細膩にお話しします。」(宮澤信一) 【著者プロフィール】 矢作直樹 (やはぎ・なおき) 東京大学名誉教授 1956年、神奈川県生まれ。1981年、金沢大学医学部卒業。 1999年、東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻および同大学工学部精密機械工学科教授。 2001年、東京大学大学院医学系研究科救急医学分野教授および同大学医学部附属病院救急部・集中治療部部長。 2016年3月に任期満了退官。 著書に、『人は死なない』(バジリコ)、『天皇』(扶桑社)、『神様からのお便り』(小社刊)など。 宮澤信一 (みやざわ・しんいち) 国際実務家 東京生まれ。主にイギリスで研鑽を積み、世界の政治、経済、宗教、社会情勢などに精通。 国際機関や国際金融などさまざまな国々の折衝に努める。 日米安保、MSA協定の本質も熟知しており、経済安全保障や軍事の視点から、日本の進むべき道を本書では提言している。 東アジア文化にも造詣が深く、教養人・文化人という顔も持つ。また、日本においていくつかの企業の設立に携わり、代表も務める。
  • インテリジェンスで読み解く 米中と経済安保
    3.5
    1巻1,650円 (税込)
    ◆「米中対立期」の到来 ◆日本企業、国民はどう生きるべきか? この100年で世界は5回目の転換期を迎えている。まずは、第一次大戦の戦勝国によってつくられたヴェルサイユ体制。次に、米英仏ソ中を安保理の常任理事国としたヤルタ体制、米ソ対立による東西冷戦体制、ヒト・モノ・カネの移動が自由になったポスト冷戦期(グローバル社会)だ。そして2017年12月、トランプ大統領は中国を競争相手とみなす国家安全保障戦略を策定し、中国に貿易戦争を仕掛けた。その結果、現在は第5の転換期「米中対立期」に突入している。翻ってわれわれ日本は、「米中対立期」の狭間にありながら、明確な戦略を持ち合わせていない。そもそも中国を「脅威」だと明言すらしていないのだ。日本の経済安全保障を確立するためには、国勢情勢を正確に分析し、時代に即した戦略立案が喫緊の課題である。本書は、アメリカ、自民党、中国の公刊情報を広く読み解くことで見えてきた日本のあるべき「対中戦略」「経済安全保障」について独自の視座を提供している。また、著者の正鵠を射た分析は、インテリジェンスに関する実践的な入門書としても必読の一冊と言えよう Chapter1 アメリカの思惑をどう分析するか Chapter2 減税、規制改革、技術投資による民間主導経済 Chapter3 軍事力による平和 Chapter4 対中「関与」政策は誤りだった Chapter5 自民党「経済安全保障戦略」の狙い Chapter6 中国の経済・技術「覇権」戦略 Chapter7 日本の「経済安保」の基本戦略とは? Chapter8 インテリジェンス機関の拡充が日本の命運を左右する
  • アメリカの世紀
    -
    1巻1,650円 (税込)
    ピークをうった超大国はどこへゆく! 「アメリカ」と言われたら、何を思い浮かべるだろうか。 自由の女神、GAFA、星条旗、大リーグ、移民、ハリウッド映画、戦争、銃社会、ウォール街、ホワイトハウス、先住民、カジノ、ハンバーガー……このように並べただけでも、良きにつけ悪しきにつけ、ナンデモありの雑多な大国の姿が浮かび上がる。その背景には、移民国家という成り立ちや広大な国土・多様な地域性といった特徴が横たわる。 本書では36のトピックを取り上げ、そのトピックとかかわりの深い場所=著者自ら訪れた‟震源地"からアメリカの本質を読み解く。 ※アメリカ地図付き
  • 香港人は本当に敗れたのか
    3.0
    1巻1,650円 (税込)
    香港の現場からは「中国」がよく見える 「20年前の香港」と「国安法施行の香港」 現地取材した記者が中国支配の恐怖に迫る 香港メディアも取り上げ大反響を呼んだ 2020年7月1日付産経新聞1面記事「香港は死んだ」を含む 一連の香港報道を書籍化 香港返還直後の現場報告も収録
  • 北朝鮮と拉致問題を正しく理解するためのチュチェ思想入門
    3.0
    ◎なぜ金政権は転覆しないのか? ◎なぜ外国人を拉致するのか? ◎なぜ日本人や韓国人がハマるのか? 最高指導者金日成、金正日、金正恩を崇拝する主体(チュチェ)思想の本質がよく分かる! 本書が、チュチェ思想について知りたいという読者にとって入門書としての役割を果たすだけでなく、 チュチェ思想を信奉する人々にとって、その矛盾に気づき、真に主体的・自主的な人生を歩むきっかけとなる一冊になれば、著者としては幸いです。 (「おわりに」より) 【目次】 第1章 「チュチェ思想」と「革命的血統」 ・北朝鮮を支配する「革命的血統」 ・チュチェ思想の本当の生みの親 ・北朝鮮の支配構造の秘密 第2章 韓国で金一族を崇拝するチュサッパ(主思派) 第3章 チュチェ思想研究会 ・チュチェ思想研究会とは ・日本での布教活動 第4章 拉致問題とチュチェ思想 ・北朝鮮と日本共産党の因縁 ・よど号事件とチュチェ思想 第5章 日本国内に広がるチュチェ思想 ・在日朝鮮人とチュチェ思想 ・沖縄とチュチェ思想 ・アイヌとチュチェ思想
  • 日本の地政学 日本が戦勝国になる方法
    4.6
    モスクワ滞在28年注目のリアリストが指し示す「勝利の法則」日本は東洋のイギリス中国は東洋のドイツ習近平はヒットラー今後の世界はこうなる! 〈21世紀を自由な世紀にすることを望み、習近平氏が夢見る中国の世紀にしたくないなら、中国にやみくもに関与していく従来の方法を続けてはならない。このままではいけないし、後戻りしてもいけない。〉 〈自由世界は、独裁体制に勝利しなければならない。〉 2020年7月23日、アメリカのポンペオ国務長官は、カリフォルニア州のニクソン大統領図書館で、このように宣言しました。 これは、「中国共産党打倒宣言」と考えて、間違いありません。 意識するしないにかかわらず、私たちは、「米中覇権戦争」の時代に生きています。 日本は、世界で何が起こっているのかを正確に知り、「戦勝国」として、この時代を通過していかなければなりません。 どうすれば、日本は「戦勝国」になれるのでしょうか?答えは、この本の中にあります。 この本には、日本が勝利し、繁栄するための明確な道筋が記されています。 迷うことなくご一読ください。
  • 【増補版】シリア 戦場からの声
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    「もっと民衆蜂起の生の声を聞いてもらいたい…!」5 度にわたりシリア内戦の現場に入り、自らも死の恐怖と闘いながら、必死で生きる人々の姿をペンと写真で描いた貴重な記録。2016-18年の現状を増補。 「自著である『シリア戦場からの声』は第三回山本美香記念国際ジャーナリスト賞を受賞した。それが一つのきっかけとなり、新聞、ラジオ、テレビでシリアを伝えるという機会に恵まれた。口下手ながら、講演会にも呼ばれ、人前で私が見てきたシリアの現状を報告した。  「シリアでこんな大変なことが起きているなんて知りませんでした」  「どうしたらシリアの戦争を終わらせることができるのでしょうか」  「これからはシリアのニュースを丹念に見ていこうと思います」  講演会を終えた後、参加者の方々から様々な意見が寄せられた。それを聞いて、私が行ってきたことが決して無駄ではなかったのだと救われる思いがした。」(増補版 あとがき)
  • 隠れトランプのアメリカ
    4.0
    2020年のアメリカ大統領選挙を経てアメリカはどう変わるのか? 前回大統領選挙で「トランプ勝利」の予想を的中させたアメリカ大手保守系シンクタンク・ヘリテージ財団の元上級研究員である著者がトランプ政権1期目の総括とともに、2020年大統領選挙の予想とその後のアメリカについて解説。 民主党・バイデン候補の圧倒的優勢が伝えられるなか、コロナ感染が発覚したトランプ大統領。自身のコロナ対策の失敗を証明したようなものだが、著者は「今回もトランプ勝利」と予想する。その背景にあるのは、前回選挙で浮き彫りになった「隠れトランプ支持者」の存在である。この隠れトランプの実数を解明するため、今年から「隣人はトランプ支持者だと思いますか」?という一風変わった世論調査が実施されるようになったという。 過去最大の1.5兆ドルの減税に、パリ協定からの離脱、NAFTAの見直し、TPP離脱、「加入義務付け」の撤廃によるオバマケアの骨抜き、イスラエルを通じた対イラン包囲網の構築など、数多くの公約を実現してきたトランプ政権1期目には、以前にも増して隠れトランプが増えたと分析する。BLM運動でアメリカ社会が分断されたことも、隠れトランプの増殖に繋がっているという。 一方、バイデン候補はインド系のカマラ・ハリス上院議員を史上初の女性副大統領候補に指名するなどして、多様性を求めるミレニアル世代や非白人系の有権者から多くの支持を獲得してきた。 トランプ感染が判明して以降は、コロナの封じ込めを優先する姿勢が評価され、支持率ではさらにトランプとの差を広げている。 本書ではバイデン政権が誕生する可能性も念頭に、来年以降の米中関係や日本への影響などについても分析。トランプ大統領が勝利するならば、米中新冷戦の本格化が濃厚となる一方、バイデン政権ならば対話路線を敷いての米中雪解けは必至だ。オバマ政権下で実現したイラン核合意への回帰を明言していることから、中東情勢も大きく変わることが予想される。 トランプ大統領誕生の背景から、その支持者の実態、1期4年の総括、2期目にトランプが実現を期すもの、そしてバイデン躍進の背景と掲げる政策まで網羅した、今と今後のアメリカを知るための一冊。
  • 左翼グローバリズムとの対決
    4.5
    グローバル化裏に隠れた左翼思想を撃つ! 新型コロナウィルスによる感染症の世界的な広がりは、期せずして「グローバリズム」の負の側面をあぶりだすことになった。本書では、その「グローバリズム」に潜んでいた左翼主義的な思想に焦点を当てて、歴史の文脈の中で批判を展開する。
  • ポストモダンの「近代」 米中「新冷戦」を読み解く
    -
    アメリカと中国の対立は世界をどう変えるのか。中国の台頭は新たな戦争を招くのか。 経済発展と民主化が同時に進行しない中国・ロシアを「ポストモダンの『近代』」という視点で捉え、今後の世界情勢を見通し、そのなかでの日本の指針を指し示す。 目次より    Ⅱ    Ⅲ    「欧米中心」時代の終焉    リーダーシップの欠如     アフリカ――日本にとっての課題     インド・パシフィック    「福田ドクトリン」40周年    「自由で開かれたインド太平洋戦略」の射程     TICAD7 「開発協力が生み出す国力と国益」 日本の平和貢献 ミンダナオ和平 「ソフトパワーと芸術」 アジア外交の季節 三つの不安定要因 サミット外交と三圏域 首脳外交の効用 激動する世界と民主平和論 トランプとマディソン的民主主義 ジャパン・ファーストの懸念 自由主義的秩序の先導役として 北朝鮮の核兵器開発問題 米国ファーストの一年 完全な非核化とは 持続可能な開発目標(SDGs) 気候変動の深刻な被害 SDGsと日本の課題 米中通商交渉 貿易戦争から「新しい冷戦」へ 米中「新冷戦」の構図 長期経済変動の底流 大戦後の歴史的位相と米中新冷戦
  • 新日本人道 この世界の荒波を私たちはどう生きるか――ロシア滞在28年で考えた日本復活への7つの指針
    3.8
    この本は、「日本の復活を願う人」のために書かれました。日本の復活を願いながらも、「自分は何をしたらいいか分からない人」のために。 この本には、「日本の復活を願う人」への「指針」が記されています。 指針には、二つの種類があります。 一つ目は、「主権者」としての指針です。 私たちは日本国の主権者なので、日本を繁栄させるリーダーを選ばなければならない。 そのための考え方を記しています。 二つ目は、「個人」としての指針です。 私たちが、健康で幸せで豊かに生きることが、「日本復活」の第一歩になります。 結局、日本国は、多くの個人が集まって創られているのですから。 私は、なぜこの本を書くことにしたのでしょうか? 2018年11月、私は28年住んだモスクワから日本に引き上げてきました。 アッという間に1年が過ぎ、私は久しぶりの祖国で幸せに暮らしています。 日本は、安全で、清潔で、自然が美しい。 近所の人、仕事でかかわる人、幼稚園のスタッフ、 学校の先生、買い物に行って出会う人たち、 すべての人たちが誠実で親切です。 しかし、数字を見ると、日本の違う姿も見えてきました。 一番わかりやすいのは、国民の豊かさを示すといわれる「一人当たりGDP」でしょう。 2000年時点で世界2位でしたが、2018年には、なんと26位まで下がっている。 「世の中、金がすべてじゃないでしょう。幸せならいいのでは?」 ところが、日本人は、「幸せ」でもないみたいなのです。…… 日本の新時代をひらく7つの指針 第1の掟 「和の世界」を創れ 第2の掟 知性によって日本を自立国家へと導け 第3の掟 「理想を目指す」現実主義者であれ 第4の掟 日本の「真の国益」は何かを常に考え行動せよ 第5の掟 常に「大戦略」の視点から物事を見よ 第6の掟 日本を愛し、他国・他民族への尊敬の念を忘れるな 第7の掟 言葉と行動によって日本の名声を高めよ
  • なぜ彼らは北朝鮮の「チュチェ思想」に従うのか
    4.5
    金日成が確立した独自の国家理念「チュチェ(主体)思想」。 日本の教員や大学教授もハマり、拉致問題にも影響を与えた、人々を反日に駆り立てるイデオロギーの正体! マルクス・レーニン主義を基に金日成が確立した独自の国家理念「チュチェ(主体)思想」。北朝鮮を支配するための思想になぜ日本人がハマるのか? 客観的な視点から論じられた、初の「チュチェ思想」解説本! 韓国大統領が金正恩に「南の地の革命戦士」として忠誠を誓った誓詞文(日本語訳)も掲載! 掲げる4つのスローガン、《思想における主体》《政治における自主》《経済における自立》《国防における自衛》が生まれた背景にあったのは、ソ連と中国からの冷遇だった!? 【目次より】 第1章 チュチェ思想とは何か 第2章 チュサッパ(主思派)に乗っ取られた韓国 第3章 拉致問題の背後にチュチェ思想研究会 第4章 日本の教育界に浸透するチュチェ思想 第5章 北海道と沖縄の独立を企むチュチェ思想派
  • 米中AI戦争の真実
    4.3
    米中デジタル冷戦の舞台は5G通信からAIへ! アメリカ、中国が繰り広げるAI戦争の実態は「監視」と「言論統制」だ! 5G通信で世界のビッグデータ収集を企む中国はAI開発に参戦、情報覇権を狙う。 追い詰められたアメリカは量子コンピューターで起死回生を図れるのか? 日本の技術力がこのAI戦争のカギを握る! 世界中の人々の通信や家庭での会話を監視し、不穏分子をAIで予測して事前に取り除き、AIで言論・情報制御を行い、民主主義国家の有権者の投票行動をコントロールしていこうという流れが世界的に起こっている。 イギリスのEU離脱の国民投票では、実際にSNSから収集されたデータから個人の政治的嗜好が解析され、保守派、リベラル派、ノンポリ層というように分類がなされて、民主主義の根幹となる投票行動に利用された。そこからさらに言論を統制し、一方に都合の良い情報しか出さなければ、有権者の投票行動に影響を与えられることは理論的に可能なのである。(本文より) 序章 米中AI戦争の幕開け 第1章 AI戦争の真実 第2章 AIの進化で実現する『1984年』の世界 第3章 牙をむいた中国のグレート・ファイアウォール 第4章 繰り広げられる技術合戦 第5章 デジタル冷静のカギは「暗号技術」 第6章 中国の情報覇権に立ち向かう日本とアメリカ
  • ドナルド・トランプ 世界最強のダークサイドスキル――常軌を逸したアメリカ大統領の「現代マキャベリズム思考法」
    -
    1巻1,650円 (税込)
    【内容紹介】 リベラルこそ知るべきアメリカの深い病理から生まれた「ワルの最強リーダーシップ」 トランプは“rouge”だ。そんな人物が世界最強国アメリカの大統領として君臨している。世の中が良くなるはずがない。まずは、2016年の選挙を振り返り、ワルの最強リーダーシップの隠れた原動力を知ることから始めよう。 【著者紹介】 [著]蟹瀬 誠一(かにせ・せいいち) 1974年上智大学卒業。米AP、仏AFP 通信社記者、米『TIME』誌特派員を経て、91年TBS「報道特集」キャスターとして日本のテレビ報道界に転身。その後、テレビ朝日やテレビ東京などの報道番組のキャスターを歴任。日米経済摩擦、アメリカ大統領選、東欧、ロシア、中国、朝鮮半島、カンボジア、イスラエル、中東などの海外ニュースを中心に取材。西側のテレビジャーナリストとして初めてロシア秘密戦略原子力潜水艦タイフーンの取材に成功。2008年から2013年まで明治大学国際日本学部初代学部長。現在は同学部専任教授。外交政策センター理事、東京クラシッククラブ理事、生き物文化誌学会会員。 【目次抜粋】 はじめに 第1章 堂々と嘘をつき続けろ! 決して負けない話術の作法 第2章 自分は誰よりも偉いと思え! 相手を支配する仕事の法則 第3章 法律なんてくそ食らえ! 敵を苦しめる脅迫の方法 第4章 勝つためなら何でもあり! ロシアとの怪しげな関係 第5章 俺はいつも正しい! 中東も米中関係もすべて損得勘定 おわりに
  • 激変する世界を先読みする
    4.3
    1巻1,650円 (税込)
    平成から新時代へ──。いま世界と日本で何が起きているのか、世界はどこに向かうのか。日本最高知性、副島隆彦、佐藤優の2人が明日の世界を予言する! ゴーン事件、カショギ事件の裏にある世界エネルギー覇権、北朝鮮問題と極東のパワーパランス、北方領土交渉と安倍政権の命運、世界中に沸き起こるファシズムの正体……。政治、経済、思想、哲学、歴史に通暁した副島隆彦、佐藤優が「最深」情報と歴史のダイナリズムから混迷する国際情勢を大胆に読み解く。トランプ外交で世界はどう変わる? 激突する超大国の戦略は? 世界はすでに国家社会主義の時代に入っているのか? 時代の先を読み、世界と日本の政治、経済の行方がわかる、最強の近未来予測。 「2019年の世界が、本書に書かれたテーマを中心に動いていくことになる」──佐藤優(はじめに より)
  • スッキリ中国論 スジの日本、量の中国
    3.8
    1巻1,650円 (税込)
    「日本人と中国人の間には誤解が多い。 お互いが相違点を理解し、 一緒に仕事をすれば必ずWin-Winの関係になる。 本書は、そのためにとても役立つ」 ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長 柳井正氏、絶賛!! 中国が好きでも嫌いでも、中国人が好きでも嫌いでも、それはどちらでもかまわない。 大事なのは、向き合う覚悟を決めるか、自らの弱さに負けて目を逸らすかだ。 真正面から向き合うために必要なのは、ムダな誤解を避けること。 中国人がものを判断し、反応する時の「クセ」「反応の相場」と、 それらが中国社会のどのような仕組みから生まれてきたのかをお伝えしたい。 中国人や中国社会の判断基準の根底にある行動原理のようなものを、 具体的かつロジカルに明らかにできれば、と思う。 それだけで日本人が感じるストレスはかなり軽減するはずだ--(著者より) ■仕事が出来なくても自己評価が異様に高い ■ちゃんと調べず、しかも話を盛りまくる ■小銭を借りてもすぐ忘れ、返してくれない ■食べ終わっていない皿を無言で下げられた それ、なんで? 「スジが通らない!」と日本人をイラつかせる中国人の行動。 その理由が、ロジカルに"スッキリ"わかります!
  • 習近平の支配
    -
    強権・独善の政治、習政権の第二幕は、どこへ向かうのか。 日経取材班が最新情報をもとに渾身のレポート! 2017年10月、中国共産党の党大会が開かれ、新たな指導部が発表された。政敵を次々粛清し、若手の登用も阻んだ習近平政権がいよいよ2期目を迎え、その強権体制はさらに強化された。 国内では盤石の体制を誇る習近平政権だが、その強権性、独善性ゆえに国内外でさまざまな問題を抱える。ますます強くなる統制に萎縮する人民や国有企業、「不信」が支配し側近政治が蔓延する統治、近隣諸国との関係のきしみ、思うままにならない北朝鮮の暴走……。これらの様々な問題について、現状を詳細にレポートしつつ、隣国の今後も鋭く見据える。 本書は、日経本紙の好評連載企画に、党大会の結果など最新情報を受け、大幅な加筆をし再構成をしたもの。今後の中国情勢、またアジア、世界の情勢を占う意味でも、見逃せない1冊である。
  • 「戦後再発見」双書2 本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」
    4.5
    なぜ米軍は自国ではできない危険なオスプレイの訓練を日本では行なうことができるのか? なぜ日米地位協定は日本国憲法の上位法として扱われているのか? 基地問題だけでなく原発事故やその再稼働問題、TPP参加問題など、現在の日本で起きている深刻な出来事の多くが在日米軍がもたらす国内法の機能停止状態に起源をもっている。ベストセラー『戦後史の正体』に続くシリーズ第二弾は「戦後日本」最大のタブーである日米地位協定に迫る!
  • 世界政治 裏側の真実
    4.5
    1巻1,650円 (税込)
    トランプ(アメリカ)、プーチン(ロシア)、習近平(中国)……。権力者たちの共同謀議(コンスピラシー)とインテリジェンスの正体とは!? 緊迫する国際情勢の深部を日本最高知性の2人が縦横無尽に語る。メディアでは絶対に伝えられない真実が満載! 日本文芸社のベストセラーシリーズ、第4弾。 ●2018年4月にアメリカが北朝鮮を空爆する ●欧米との戦いに打ち勝ったプーチン ●第2次ヤルタ体制と拡大するテロリズムの行方 ●諜報大国イギリスのインテリジェンス能力を読む ●安倍政権のコンスピラシーを暴く 「忍者・佐藤優と狂犬・副島隆彦の手裏剣対談」というキャッチコピーは、副島先生が考案し、佐藤先生も承諾されました。過激で知的でエキサイティング! 丁々発止の手裏剣対談をお楽しみください。
  • 現代を読み解くための「世界史」講義
    5.0
    1巻1,650円 (税込)
    人類の歴史を紐解けば、ニュースの真相が見えてくる――。 予備校教室を沸騰させるカリスマ「世界史」講師が、現代社会の本質を鋭く抉る! 私たちは日々、メディアやネットを通してさまざまなニュースに接しています。戦争、テロ、国際紛争、政治家や有名人のスキャンダルなどなど……。しかし、これらの個別の情報を表面的、近視眼的に眺めていても、なかなかその本質はつかめないものです。そこで本書では、最近話題となったニュースを例に、目の前で繰り広げられる個々の事象を多角的、大局的に俯瞰し、世界史的な視点から考察していきます。歴史を紐解き、先人たちの足跡をたどり、過去の失敗や成功に学ぶことがいかに有益か、それにより「現在」の見方がどれだけ変わってくるか――。読者の皆様に実感していただければ幸いです。(本書より) 「人間が歴史から学んだ唯一のことは、人間は歴史から何ひとつ学ばないということだ。」(ウィンストン・チャーチル)
  • 最新版 図説 よくわかる世界の紛争2017
    -
    1巻1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この世界に蔓延する危機の深層を読み解く! 「北朝鮮核実験」「南シナ海」「イスラム国」「欧州テロ」をはじめ、今日の世界の紛争・騒乱を問題の背景からわかりやすく解説。毎日新聞外信部が総力を挙げて執筆した信頼感にあふれる本書。本文には図表を豊富に用いており、視覚的にも理解しやすい。現在の世界情勢をあらためて押さえたいビジネスパーソン、就職活動生、受験生まで必読の1冊である。 掲載項目 【アジア】 朝鮮半島/尖閣諸島/竹島問題/北方領土/中国と台湾/ウイグル/チベット/南シナ海/バングラデシュ/インドネシア/パキスタン/東ティモール 【北米・中南米】 イラク戦争/アフガン戦争/コロンビア和平/メキシコ麻薬戦争 【欧州・東欧・旧ソ連】 欧州テロ/バスク/チェチェン紛争/ウクライナ紛争/ジョージア紛争(旧 グルジア紛争)/ナゴルノカラバフ 【中東・アフリカ】 パレスチナ紛争/湾岸戦争/シリア内戦/イスラム国/イエメン内戦/クルド問題/西サハラ/南スーダン/ソマリア内戦/ナイジェリア/南アフリカ/ルワンダ内戦とブルンジ内戦/コンゴ紛争/マリ/中央アフリカ
  • トランプ新大統領誕生で世界はこうなる
    4.0
    長谷川慶太郎氏と田原総一朗氏が2018年の世界を予測する。 アメリカ大統領選挙後の世界は果たしてどうなるのか。 EU問題から中国を中心としたアジア情勢のいまと未来、朝鮮半島の38度線問題、アベノミクスと安倍政治の行方、世界的な金融業界の消滅、ロシアの今後まで、波乱が予想される2018年を二人が占う。
  • 新・中華街 世界各地で〈華人社会〉は変貌する
    3.0
    「改革開放」以降に海外に渡った「新華僑」によって形成されたチャイナタウンすなわち「新・中華街」が、世界中に増えている。アメリカ、カナダはもちろん、ロンドン、パリ、さらにイタリアや東欧でも、「食文化」を武器として現地社会に溶けこみ、強いコミュニティををつくりあげているさまを、異色の地理学者が現地レポート。さらに、新華僑を送り出している中国の町=僑郷も訪ね歩く。華人社会の海外での「「強さ」の秘密とは?
  • トランプ大統領とアメリカの真実
    3.8
    1巻1,650円 (税込)
    アメリカ政治思想研究の第一人者が断言。次はトランプで決まり! アメリカ大統領選で荒れ狂うポピュリズムの嵐──。草の根の保守的な中間・下層白人の怒りを体現するドナルド・トランプとは何者か? 違法移民、学歴競争、妊娠中絶問題から、イスラム国、戦争参加、日本の核保有、米軍撤退問題まで、リアルで苛烈なアメリカ国内の政治思想対立を解説。アメリカ社会の裏側と世界最先端の動きがよくわかる!今、移民問題が世界が抱える最重要問題となっています。移民問題や経済格差を底流とする米大統領選でのトランプ現象を、アメリカン・デモクラシーの真骨頂であり、保守的中間・下層白人のエスタブリッシュメント(支配層、ワシントン、ウォール街)に対する激しい怒りだと解説します。気迫あふれる「副島節」をご堪能ください。小社既刊「最新改訂版 世界権力者人物図鑑」も合わせてお読みください。
  • 日本が中国の属国にさせられる日
    3.0
    ――日本人が、今も共産主義を恐がり、イヤがるのには深い理由がある。 中国とロシアの、血塗られた残虐な革命の歴史を肯定することはできない。 あれらは、やってはいけなかった人類史の実験だったのだ。 案の定、大失敗した。 今、アラブ世界で起きているIS「イスラム国」という過激派たちの出現の問題もよく似ている。 私たちは、それでもなお、日本に迫り来る共産・中国の巨大な力を、 正確に測定して感情に走ることなく、冷静に対策を立てなければいけない。 属国日本論で論壇に登場した著者が、今また「日本は中国の属国になるだろう」論をぶち上げる。 反共主義一点張りの右翼言論人と、共産主義の悪をごまかした左翼リベラルの両者に鉄槌を下す。
  • トランプが日米関係を壊す
    3.7
    1巻1,650円 (税込)
    米大統領選に立候補した不動産王、ドナルド・トランプの過激な舌鋒は現政権に怒りと不満を募らせてきた米国の人々を大いに刺激し、圧倒的支持を集めている。その主張は米国の孤立主義であり、世界の安定と繁栄の基盤となってきた立場から米国が下りることを示唆する。驚愕のトランプ旋風はなぜ起きたか。その果てに待つのは米国建国以来の危機であり地球規模の大混乱であり、その最大の被害者となるのは同盟国日本だ。ワシントンから緊急警告レポート!
  • 「爆買い」後、彼らはどこに向かうのか?―中国人のホンネ、日本人のとまどい
    4.7
    1巻1,650円 (税込)
    流行語大賞の経済用語部門で唯一ノミネートされた「爆買い」――。 日本の観光地から、新宿、銀座、梅田、なんば、名古屋栄、札幌、博多……といった商業都市に 中国人旅行者が殺到し、ドラッグストア、家電量販店、コンビニはもちろん、空港、高級ホテルから ビジネスホテル、流行レストランまでその来客数はすさまじいものになっている。 「爆買い」効果で街の商店から一部上場企業までが恩恵を受けることになったが、 いったいこの「現象」はブームで終わるのか、それともここしばらくは続くのか? 中国取材29年のベテランジャーナリストの著者が、消費を享受する中国人から 「インバウンド消費」に湧く日本の関係者までを丁寧に取材し、「爆買後」いったいどうなるのか、を予測すべく現場を歩いた。 【著者紹介】 中島 恵(なかじま・けい) 1967年、山梨県生まれ。北京大学、香港中文大学に留学。新聞記者を経て、96年よりフリージャーナリスト。 中国・香港・台湾など、主に東アジアのビジネス事情、社会情勢等を新聞、雑誌、インターネット上に執筆。著書に『中国人エリートは日本人をこう見る』『中国人の誤解 日本人の誤解』(ともに日本経済新聞出版社)、 『なぜ中国人は日本のトイレの虜になるのか?』(中央公論新社)などがある。 【目次より】 プロローグ◆バブル期の日本から見えてくる「爆買い」の未来予想図 第1章◆中国人観光客急増!彼らはなぜ日本を目指すのか 第2章◆現場で聞いた「中国人観光客の人気商品」 第3章◆複雑な社会からわかるモノが売れる仕組み 第4章◆爆買いに戸惑う声から探る「マナー問題」の解決法 第5章◆大挙してやってくる中国人客は千載一遇のチャンス!? 第6章◆中国人富裕層にとって日本は心のオアシス 第7章◆なぜ彼らは「日本に住みたい」と思っているのか エピローグ◆日本旅行で中国人の対日観が塗りかえられていく
  • 2020年世界はこうなる
    3.5
    ジャーナリストの田原総一朗と、国際経済評論家の長谷川慶太郎が、東京オリンピックを迎える2020年の世界情勢を予測する! 中国を中心としたアジア情勢の混沌は一体どうなるか。 「南シナ海」や「東シナ海」の領有権争いや、中国経済の行き詰まり、AIIBの動向、朝鮮半島の38度線は、ベルリンの壁同様の道をたどるのか? ロシアは、米国はどうなるか。 2020年の世界勢力地図は大きく塗り替わる!
  • バラク・オバマ アメリカの革命
    -
    1巻1,650円 (税込)
    アメリカ合衆国第44代大統領バラク・オバマの生い立ち(幼少期~現在まで)と、なぜ米国初の黒人大統領になることができたのか? 日本人著者として初めて書かれた評伝!
  • 国をつくるという仕事
    4.2
    1巻1,650円 (税込)
    【前・世界銀行副総裁が語る リーダーシップの真実】 貧困のない世界を夢見て・・・23年間の闘いから見えてきたもの ◆初めて訪れたエジプトの貧民街。少女ナディアが自分の腕のなかで息をひきとったとき、自分の人生が決定的に変わった――。基本的な医療があれば救える病気で命を落とす子どもたち。想像を絶する貧困の一方で、富があふれる都会があり、貧しい人々の苦しみを気にもかけない政治がある・・・。衝撃と怒りで一睡もできなかった帰路、著者は貧困と闘う仕事に取り組むことを決意する。 世界銀行に入った著者は、南アジア各国、アフガニスタン、パキスタン、バングラデシュなど数多くの途上国を担当。貧困地域に自らホームステイして現場の問題を探り出し、安易に援助を行うのではなく、地元のリーダーを支援することで自律的な貧困脱却を促す。民衆を顧みない権力者には、「それでもあなたは政治家か」と怒り、一歩も引かずに闘い抜く。現場を軽視した施策は改め、ほんとうに必要な支援を追求する。 貧困や悪政と闘いつづけた23年間。それは、この世界を変えたいと願う、あらゆる職場のリーダーたちと共に歩んだ道のりだった。農民や村長、貧民街の女性たちや売春婦、学生、社会起業家、銀行家、ジャーナリスト、政治家、中央銀行総裁、将軍や国王に至るまで――。本書は、「国づくり」の現場で出会った本物のリーダーたちの姿を情感込めて綴った回想記であり、今なお貧困や悪政の渦巻く世界を変えていくための、未来に向けたメッセージである。 ◆著者・西水美恵子氏は、女性としても日本人としても初めて世界銀行地域担当副総裁となった人物です。貧困との闘いにおいて、現地の人々自身のリーダーシップを支援することで成果をあげた他、自ら貧村にホームステイを行うなど、つねに「現場」に根ざした「国づくり」を推進しました。また、各国の為政者と信頼関係を築き、時には喧嘩も挑むなど積極的に政治改革を支援。ブータン国王・雷龍王4世やパキスタンのムシャラフ元大統領はじめ、多くのリーダーのエピソードが本書に綴られています。貧困との闘いの一方で、世銀内部の組織改革にも取り組み、その手法はピーター・センゲ教授はじめ経営学界でも高く評価されています。 ◆著者の意向により本書の印税はすべて「雷龍の国」ブータンのタラヤナ財団に寄付され、貧しい家庭の児童の教育費等に役立てられます。
  • 脱・中国論 日本人が中国とうまく付き合うための56のテーゼ
    3.6
    1巻1,650円 (税込)
    ★中国版ツイッターで民主革命? ★震災復興を見て日本を「尊敬」 ★ビジネスで勝つためにはやっぱり「酒」 ★日系企業で働くと即ヘッドハント! 2003年、高校卒業と同時に単身中国へ渡り、北京大学で国際関係を学び、「反日デモ」をきっかけに中国のテレビや新聞などのメディアで言論活動をはじめ常に現場で奮闘してきた加藤嘉一の集大成! 日経ビジネス オンラインの人気連載が、大幅な加筆・修正を経て一冊に!

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  • ルワンダに教育の種を : 内戦を生きぬいた女性・マリールイズの物語
    -
    1巻1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 マリールイズさんは、1994年のルワンダの内戦に巻き込まれたが、教育を受けていたから生き延びることができたという実話を物語にしたもの。小学校の先生をしていた著者だからこそ、子どもたちに教育の大切さを知ってほしいという思いと、ルワンダに本を送りたいという思いがありこの本ができた。総ルビで、小学校の子どもや外国人を対象にしている。オールカラー。
  • 謀略と捏造の二〇〇年戦争 釈明史観からは見えないウクライナ戦争と米国衰退の根源
    5.0
    1巻1,633円 (税込)
    釈明史観(先勝国史観)からの脱却 ウクライナ侵攻は、「民主VS専制」または「西側VS新興国」と世界を二分させた。 国連も国際司法裁判所も機能不全をあからさまにし、それでも捏造と歪曲のプロパガンタが世界を駆け巡る。 都合良く書き換えられた近現代史を、掘り起こされた歴史的事実から見直し、メディアが伝えない2022年11月のアメリカ中間選挙での混乱とウクライナ戦争の顛末をふまえ、2023年以降世界情勢を予測する。 行き過ぎたアメリカの左傾化とポリコレは解消されるのか? ウクライナ紛争の虚実とは? 元ウクライナ大使・馬渕睦夫氏と日本近代史研究家・渡辺惣樹氏、ふたりの知見がクロスし、真の保守の姿も見えてくる。 「ウクライナ戦争」の正体はプーチン潰しであり、ウィーン会議以降、二〇〇年以上に及ぶ「国際金融家vs.ロシア」の最終戦争である、という見取り図を示したいと思います。 その大きな転換点は三つあります。第一はウィーン会議、第二にアメリカ南北戦争、第三はロシア革命です。これらは一本の線でまっすぐウクライナ戦争に結ばれているのです(馬渕睦夫)。 冷戦後の世界史を動かしたのは、アメリカの「ネオコン」だったと言っても過言ではありません。 「アメリカ例外主義」と定義されるように、「アメリカは神から野蛮国を啓蒙する義務を与えられた特別な国である」と過信している勢力です。 また他国への「干渉主義者」であり、実際多くの戦争を引き起こしてきました(渡辺惣樹)。 第一章  国際金融家vs.ロシア二〇〇年戦争 第二章 ナポレオンと「哲人政治」の本流 第三章 ヨーロッパを脅かした新興国アメリカ 第四章 世界大戦を仕掛けたチャーチルの闇 第五章 操り人形ウィルソン大統領の大罪 第六章 ドイツの英雄だったヒトラー 第七章 仕組まれたアメリカ解体が生んだトランプ 第八章 プーチンは誰と戦っているのか 第九章 二〇〇年戦争の行方
  • 米中海戦はもう始まっている 21世紀の太平洋戦争
    4.0
    過激化する中国の海洋進出にどう立ち向かえばいいのか? 現在、西太平洋で米中は戦争状態にある。東シナ海と南シナ海の覇権を米国から奪うため、中国が武力を盾に「挑戦」を始めたのだ。現場では何万という米軍兵士が命をかけて戦っている。本書では彼らの肉声から、その衝撃的な実態を描いていく。 ・公海上空を飛行中の米軍機が中国機に体当たりされた ・海南島に不時着した同機の乗組員は中国軍により全員拘束 ・南シナ海で米軍艦と中国空母が一触即発の睨み合い ・米国主催の合同海軍演習に中国軍はスパイ船を連れて登場 ・中国は軍事力を背景に南シナ海の岩礁を次々と略奪 ・その周囲を埋め立て、滑走路付きの軍事施設を建設している etc 解説 徳地秀士(政策研究大学院大学シニア・フェロー、元防衛審議官)
  • 米軍最強という幻想 アメリカは日本を守らない
    -
    1巻1,600円 (税込)
    日本では、アメリカや在日米軍にネガティブな説を唱えると「左翼・リベラル」と見なされる。だが、本書の著者は違う。軍事社会学・海軍戦略論・国家論が専門の学者であり、米国で海軍の調査・分析の戦略コンサルタントも務めている。その人物が「日米同盟からの離脱」を説くのはなぜか。日本人は戦後、安全保障でアメリカ頼みとご機嫌とりを重ねた結果、自国の「国家主権とは何か」が分からなくなってしまった。加えて深刻なのは、近年における米軍の(核兵器を除く)戦力低下である。とくに「海軍の弱体化」は甚だしい。中国の海軍力増強を「艦船の数だけ多くても仕方ない」「見かけ倒しの性能」と見くびっているうちに、中国は本当にアメリカに追いついてしまった。日本周辺で有事が起きた際、米軍が「支援だけ」しかせず、日本を捨て駒にする可能性すらある。今こそ我々は、いかなる国からも中立を保つだけの軍事力をもち、海賊討伐などの国際貢献を果たす永世中立国として自立しなければならない。すなわち「重武装」永世中立国こそ、日本が目指すべき王道である。核兵器は使わず、海洋国家の防衛原則に即した装備と態勢を具体的に構築する著者の本気度は、本書を読めばお分かりいただけるだろう。 〈目次〉序章 王道へ――「反米」でも「親米」でも「親中」でもなく 第1章 覇道国家アメリカの衰退 第2章 日米同盟離脱と重武装永世中立主義 第3章 日米同盟離脱と非核政策 第4章 永世中立国・日本の国防態勢
  • なぜ中国は台湾を併合できないのか
    4.0
    1巻1,600円 (税込)
    2024年1月、中国と日本・アメリカを巻き込むアジア最大のイベント「台湾総統選挙」。筆者は前哨戦となった2022年の台湾統一地方選挙をはじめ、李登輝、陳水扁時代にさかのぼる「民主化の奇跡」の足跡と現在をルポ。独裁者・習近平主席の悲願である「中台統一」が挫折に終わる理由を伝える。故・李登輝総統は1990年代、中国と台湾の関係を「特殊な国と国の関係」とする「二国論」を打ち出した。台湾の憲法改正以来、中台関係は国家と国家の関係として位置付けられる、という認識だ。すなわち「一つの中央政府と一つの地方政府」という「一つの中国」の内部関係ではない、と。李登輝は当時、過激な独立主義者として中国から轟轟たる非難を浴びた。しかし2020年代の今、台湾人にとって上記の見方はもはや自然なものとなっている。2016年からの6年間、蔡英文政権のあいだに浸透した概念「天然独立」(今さら独立を主張しなくても、すでに独立している状態)がまさにそれである。中国と異なる「対等な主権国家・台湾」のかたちは、台湾総統選挙の結果によって動かし難いものになるだろう。ロシア・ウクライナ戦争やアメリカの情勢、台湾国内で広がる「疑米論」の行方ほか、壮大な時間と地政学的スケールで描く渾身の台湾論。 〈目次より〉序章 台湾のコロナ対策はなぜ成功したのか 第1章 台湾民主化という「奇跡」 第2章 民進党政権が定着させた「台湾アイデンティティ」 第3章 蔡英文政権の変貌 第4章 2024年の総統選挙と台湾の未来 第5章 習近平「一つの中国」の失敗
  • ナショナリズムを陶冶する ドイツから日本への問い
    -
    理念なき愛国心を叫ぶ指導者が闊歩するなか、「国民がまとまろうとする気持ちや動き」であるナショナリズムを私たち自身がいかに導くか。戦後ドイツの営みを取材の旅を通じて描き、日本に一石を投じる。
  • 日韓関係論草稿 ふたつの国の溝を埋めるために
    4.0
    1巻1,600円 (税込)
    明治学院大学キリスト教研究所長で韓国人の宗教学者の著者が、日本語と韓国語、2カ国語同時に執筆した比較文化論。「3.1独立運動」が平和主義に徹した非暴力の訴えだったことなど、「戦後最悪」といわれる日韓関係を改善するヒントとなる27編。
  • 愛国とナチの間 メルケルのドイツはなぜ躓いたのか
    -
    1巻1,600円 (税込)
    リベラル民主主義の守り手と称されたメルケル首相を追い詰めたのは、難民危機を追い風に台頭してきた右翼政党AfD。ナショナリズムの機運が高まり、政党関係なく「愛国」を語り始めるようになったドイツで、いま何が起こっているのか。
  • 「中国製造2025」の衝撃 習近平はいま何を目論んでいるのか
    3.6
    1巻1,600円 (税込)
    米中貿易戦争や米中ハイテク戦争の根幹には「中国製造2025」がある。トランプが怖れているのは、「中国製造2025」により中国がアメリカを追い抜くことである。中国は2015年5月に「中国製造(メイド・イン・チャイナ)2025」という国家戦略を発布し、2025年までにハイテク製品のキー・パーツ(半導体など)の70%を「メイド・イン・チャイナ」にして自給自足すると宣言。同時に有人宇宙飛行や月面探査プロジェクトなどの推進を盛り込んだ。また「暗号を制する者が世界を制する」と言われるように、「量子暗号」に力を注いでいる。中国は半導体と宇宙開発によって世界制覇を目指しているのだ。この現実を直視しなければ、米中関係も日中関係も見えてこない。中国国家戦略の正体とは何か。習近平の真の狙いとは何か。中国研究の第一人者が、人材と半導体および宇宙に焦点を当てながら分析し、中国の実態と野望を明らかにする。
  • 世界クジラ戦争
    3.0
    1巻1,600円 (税込)
    「アメリカよ、俺に喋らせろ!」――欧米「反捕鯨」連合の行く手に立ちふさがった日本の水産官僚、ひと呼んで「ミスター捕鯨」の執念と心意気。その不撓不屈の敢闘精神ゆえに欧米諸国からタフ・ネゴーシエイターとして恐れられた、IWC(国際捕鯨委員会)日本副代表の痛快無比な「戦闘記録」。著者は1992年から2005年まで、13年の長きにわたって日本の捕鯨外交の中軸として活躍した人物。欧米一流の外交攻勢に一度は惨敗を喫したものの、捕鯨同盟国をまとめあげ、理論武装を充実し、交渉方針を一変して、ついに南氷洋と北西太平洋の「調査捕鯨」を、日本固有の権利として認めさせた。その豪腕ぶりは、外務省をして「小松さんの外交手法を若手に学ばせたい」とまでいわしめる。「シー・シェパード騒動」や「大西洋クロマグロの漁獲禁止問題」に右往左往するだけの日本外交のていたらくに絶望している諸兄に、ぜひ本書の一読をお勧めします。

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  • トランプ登場は日本の大チャンス 新しいアジア情勢のもとで日米関係はこう変わる
    3.0
    1巻1,600円 (税込)
    日本では、平和主義が外交や国際戦略の基本になっている。だが、尖閣列島を中国が軍事力で占領しようとした場合、日本が自国の領土を守るためには戦わなければならない。アメリカが助けてくれるかどうかなどと、アメリカの顔色を窺う問題ではないのである。北朝鮮に拉致された日本人を救済する問題もまったく同じである。こうした国際社会における大原則を日本人が守らないできたのは、アメリカが助けてくれるという大前提があったからである。そのうえ日本人は、平和主義が道徳的にも倫理的にも優れていると信じ込んでいる。だがいまや日本は、こうした思いを飛び越え国際社会の常識と原則に基づいて、自らの力で問題を解決しなくてはならなくなった。観点を変えれば、日本に対する軍事力の傘を取り下げようとしているトランプ政権の発足をきっかけに、日本は大きくジャンプする機会に恵まれたと言える。

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  • 日本、遥かなり エルトゥールルの「奇跡」と邦人救出の「迷走」
    4.3
    1巻1,600円 (税込)
    なぜトルコは、助けに来てくれたのか? どうして日本は、助けに来ないのか? ――安保法制でも救えない、「日本国民の命」1890年に日本を訪れ、台風で難破したトルコ軍艦エルトゥールル号の乗組員を、日本人は必死に救助し、トルコまで送り届けた。それから95年を経た1985年、イラン・イラク戦争で危機に陥ったテヘラン在住の日本人を、トルコが命がけで救出してくれた。「危険だからこそ、我々が助けに行く」――その気概によって、国を越えて命が救われた事実は、我々の胸を打ってやまない。だが一方で、海外にいる邦人を救い出す法整備は後手にまわり、驚くべきことに、2015年の安全保障関連法改正でもなお、自国民の命を「救えない」状況が続いている。海外で危機に陥った日本人は、いかなる困難に直面するのか? そして、日本の近隣で緊急事態が起きた場合、我々は絶望の淵にある他国の人々の命を救うことができるのか? 本書は、イラン・イラク戦争、湾岸戦争、イエメン内戦、リビア動乱で死地を脱した数多くの邦人たちを取材し、日本が今も抱え続ける「邦人救出」の問題点を抉りだした。エルトゥールル号遭難の舞台となった和歌山県串本やトルコの描写も交え、「恩返しの奇跡」と「緊迫の脱出劇」の真実を明らかにする、魂が震える感動のノンフィクションである。

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  • デタラメが世界を動かしている
    -
    1巻1,600円 (税込)
    ここ数年、いや、この半年だけを振り返ってみても、国内外の政治、経済、社会の動きには、どうにも解せないものが多い。それらの事象に対するメディアや知識人の「解説」にいたっては、なおさらの感がある。2015年末に突如として発表された「日韓合意」、国連が日本に仕掛ける情報戦(歴史戦)、「グローバリズム」「国際平和」への妄信、海外要因にもかかわらず下がり続ける日経平均株価、不透明なTPP、既成事実であるかのように語られる消費増税、労働者派遣法改革、英語公用語化、発送電分離、くすぶる反原発ムード……。かくも数多くのデタラメが現実に進行しているわけだが、それをただ愚劣だと笑って済ませるわけにはいかない。これらが愚劣どころか、日本国民にいかなる災難をもたらしかねないかを、客観的なデータを用いながら、「国民目線」でわかりやすく解説する。ケント・ギルバート氏とのガチンコ対談「日本外交というデタラメ」も収録!

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  • 二十一世紀をいかに生き抜くか 近代国際政治の潮流と日本
    -
    1巻1,600円 (税込)
    21世紀の日本は、集団的自衛権の行使を認めて日米関係を磐石なものとして、同時に情報体制を完備して、世界情勢、なかでもアメリカの動向をつねに的確に把握していれば、国民の自由と安全と繁栄とを永く維持できると確信している。これが、私の外務省勤務40年、退職後20年、半世紀以上にわたる試行錯誤の経験から出た結論である。(本文より)外務省初代情報調査局長、駐サウジアラビア大使、駐タイ大使をつとめた戦後日本屈指の外交官である著者が、17世紀以来の外交思想の変転、日米戦争を引き起こした日本外交の痛恨の失敗、そして自らの実務体験を総合して、21世紀の日本外交に指針を示す珠玉の外交分析。キッシンジャー『外交』の監訳者でもある著者が、批判的にアメリカ外交の本質を洞察、それでも日米同盟の強化だけが日本の生き残りを保証すると結論する本書の内容は、読む者を感動させずにはおかないだろう。

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  • アメリカ政治の秘密 日本人が知らない世界支配の構造
    4.0
    1巻1,600円 (税込)
    本書は、前半部では「アメリカ外交の手口(世界各国への介入の仕方)」を、後半部では「アメリカの日本管理(日本の計画的な操り)の手口」を取り上げている。前半部で明らかになったことは、2010年末から2011年にかけて発生した中東諸国の「アラブの春」が、アメリカ政府(とくにヒラリー・クリントン派)によってあらかじめ周到に準備されていたものであることだ。後半部は、日本に対するアメリカの最新の管理の諸手法を解明した。[「副島隆彦による序文」より] 副島隆彦の主著『属国・日本論』に連なる、新進気鋭の大力作。世界に介入し操ろうとする帝国・アメリカの正体を鋭く抉り出す。

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  • 迫りくる米中衝突の真実
    -
    1巻1,600円 (税込)
    衰退する中国、復活するアメリカ。南シナ海を「覇権の海」にしようとする中華帝国に対し、「アジアへの回帰」を宣言したアメリカはいかに対抗するのか。カリフォルニア大学バークレー校、外務省在北京大使館でのキャリアを持ち、米中要人の動向に通じた著者が、覇権争いの勝者を予測し、21世紀の世界を見る論点を提供する。【序章】「米中衝突」か? 「覇権争い」か? 【第1章】米中関係変遷史――現実主義者のロマンス 【第2章】「アメリカの世紀」か? 「中国の世紀」か? 【第3章】「核安全サミット」と人民元改革 【第4章】南シナ海をめぐる米中関係 【第5章】「ワシントン・コンセンサス」と「北京コンセンサス」 【第6章】長期予測と中期予測、短期予測 【第7章】オバマ大統領の再選と習近平新体制下の米中関係 【第8章】「賭け」に打って出た世界の指導者たち 【終章】日本の役割と暫定的結論

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  • 「反日」包囲網の正体 国際社会でのネット戦争は始まっている
    4.0
    1巻1,600円 (税込)
    <本書の内容>序章 東日本大震災と「メディアの死」/第一章 「反日」包囲網を撃て!/第二章 日露戦争からの心理戦の実態/第三章 GHQ占領下の「日本罪悪史観」の擦り込み/第四章 平時の心理戦とは何か/第五章 「反日」を呼び込む日本の小説家/第六章 米国で仕掛けられた「従軍」慰安婦問題/第七章 「百人斬り競争」における『朝日新聞』『毎日新聞』の捏造/第八章 微笑みに隠された中国のプロパガンダ/ <まえがきより>日本人の国家意識が希薄化した現在、わが国の「果実」(領土・技術・金融資産)を狙う「収奪包囲網」が構築されています。それは、直接的に領土を狙ってきた中国やロシアだけでなく、国民が気づかないところで日本を自国の都合に合わせた構造にして、隷属化を目論む米国も同じです。それらの包囲網に打ち勝つには、謀略の深層を白日の下に晒して、われわれが何をされてきたのかを自覚することから始める必要があります。

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  • ゾンビ化するアメリカ 時代に逆行する最高裁、州法、そして大統領選
    -
    陰謀論に踊るアメリカ! 映画界ではマイノリティの躍進がめざましいが、政治では陰謀論者や原理主義保守派が跋扈。アメリカをリアルタイムでレポートする!
  • 未来をつくるあなたへ
    3.8
    平和な社会をつくるために世界を駆ける国連事務次長の中満泉さん.どうすれば核兵器を無くせるの? 格差や不平等を減らすには? そして難民,気候変動,ジェンダーの問題…….さまざまな課題と向き合う人々の姿を紹介しながら,勇気をもって一歩を踏み出すことの大切さを伝えます.メッセージは「世界は必ず変えられる!」※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 世界情勢を読み解く国際関係論 主体・歴史・理論
    NEW
    -
    1巻1,584円 (税込)
    ロシア・ウクライナ戦争やガザ地区侵攻など、2020年代に入ってますます混迷の度を深める世界情勢は、どうすれば感情的な反発や拙速な床屋政談に陥ることなく客観的に把握し正しく読み解くことができるのか? 本書は、国際関係論を国家間の政治力学に限定されない広義の国際政治学の一分野と捉えつつ、政府以外の具体的な主体(アクター)の働きにも配慮して、世界情勢の分析に必要不可欠な理論と基礎概念を提示し、理論を用いた事例分析としてロシア・ウクライナ戦争を取り上げる。 国際関係論を初めて学ぶ大学生や、とりわけその理論に関心をもつ専門課程の学生ならびに一般の読者のための、最新にして最もコンパクトな入門書。巻末には用語解説を、また各章ごとに参考文献および学習案内を付した。
  • いま世界を動かしている「黒いシナリオ」 グローバリストたちとの最終戦争が始まる!
    4.2
    1巻1,584円 (税込)
    チャンネル登録者数49万人超のカリスマ国際情勢Youtuber及川幸久の最新刊。ロシアによるウクライナ侵攻の真実、失政続きのバイデンとトランプ元大統領の戦い、日台に迫る!中国共産党による大いなる危機、疫病を利用したグローバリストたちの世界支配への策略などなど。メディアが報じない真実を明かしながら、2022年に起きた国際情勢のトピックを解説。そして世界を混乱に陥れる黒幕たちが描く今後のシナリオを大胆予測する。
  • 日本人が知らないグレート・リセット6つの連鎖 2029年までに起こる本当のこと
    -
    1巻1,584円 (税込)
    大手メディアが報じない世界情勢の「真相」を解き明かす! ウクライナ危機、中国の台湾侵攻を始めとする世界戦略、アメリカの凋落など、国際問題の裏側に斬り込んで解説。エリザベス女王の死がもたらすものとは? 足元の円安は何を示しているのか? 金融危機、資源危機の根底あるグレート・リセットへの道筋とは何か。2032年、グレート・リセット完了後に、世界はどうなっているのか。我々はどう立ち回るべきか。新聞・テレビが決して報じることのない情報から、世界情勢の裏側を読み解く!!
  • ウクライナ「情報」戦争 ロシア発のシグナルはなぜ見落とされるのか
    5.0
    1巻1,584円 (税込)
    ロシアの懐に最も食い込み、日露関係を最も近接させた最強外交官、日本で最もロシアのロジックに通じた佐藤優氏が斬る、ウクライナ戦争のインテリジェンス。2022年2月24日のロシアによるウクライナ侵攻から、実態をつぶさにウォッチしてきた佐藤氏。双方が自国有利とする情報戦争を展開する中、日本に流れる報道には一定のバイアスがかかってしまっている。情報分析のプロはそれらの報道を自身の独自情報から緻密に読み解き、実態把握を試みた。プーチン大統領にもかつて直接会い、ロシアの政治中枢クレムリンの高官らとも太いパイプを持つ唯一無二のロシア通、全国民が待望した最新刊!
  • 中華思想の正体と行方 中国の恐ろしい未来
    -
    1巻1,584円 (税込)
    専制国家・中国を動かす中華思想の正体とは。 ロシアのウクライナ侵攻で激変した世界における、中国の行方を解説! ロシアのウクライナ侵攻以来、専制国家vs民主国家の戦いへと進んだ世界。 その専制国家の「悪の枢軸」に君臨するのが中国だ。 香港から民主を抹殺し、ウイグル人虐殺、台湾侵攻を推し進める中国の「大統一思想」や、国際ルールを無視した自己中心的行動の背景にある中華思想の正体と限界を歴史から検証。 サイバー攻撃の首謀者だった中国に向かうハッカーの攻撃、外国企業の中国脱出、不動産バブルの崩壊、ゼロコロナ政策で広がる国内の混乱などの実態を明らかにしつつ、これからいかに世界に災厄をもたらすか、さらには今後の中国がどのように変貌し、衰退していくかを解説する。 第1章 専制国家・中国の危ない現実 ◎ウクライナ危機で「西側vs中国」の図式へ ◎ゼロコロナ政策で企業も続々と中国から撤退 ◎プーチン失脚を恐れる習近平 ◎「中国式民主主義」という欺瞞 ◎中国お墨付きのハッカー集団の実態と暴走の恐怖 ほか 第2章  なぜ中国は現在もなお領土拡大と統一を目指すのか ◎中国を覆う「大一統」の呪縛 ◎中国外交が「朝貢外交」にほかならない理由 ◎中国には「漢民族」も「中華民族」も存在しない ◎異民族支配の時代さえ「中国史」に組み込む ほか 第3章 世界を混乱に陥れる中華思想の正体 ◎孔子の怨みを弟子にぶちまけたのが『論語』 ◎創造性のない中華文明を生み出した儒教 ◎アヘン戦争・日清戦争の復讐をもくろむ中国 ◎儒教とともに衰亡する中華文明 ほか 第4章 中国が独裁しかありえない理由 ◎なぜ中国は独裁でしか統治できないのか ◎習近平政権で復活する密告制度 ◎中国5000年で育まれた嘘の文化が独裁を強化 ◎日本人とは相容れない「中国人の不誠実さ」 ほか 第5章 戦争を繰り返す中国の宿命 ◎中国の戦乱はいつから常態化したか ◎匪賊国家・中国社会はなぜ生まれたか ◎対外戦争を仕掛けることが中国の生存原理 ◎南シナ海での挑発も国内矛盾が原因 ほか 第6章 中国の終わりが始まる ◎2027年までに中国が台湾に侵攻する可能性 ◎文革を正当化する習近平の狙い ◎習近平が国民から見捨てられる日 ◎迫られる日本の覚悟 ほか
  • 習近平最後の戦い ゼロコロナ、錯綜する経済——失策続きの権力者
    4.0
    1巻1,584円 (税込)
    習近平の最後の戦いは2022年秋の党大会になるのか?あるいは、その前に仕掛ける文革2.0か?それとも、その後に起こるかもしれない台湾侵攻か?2022年秋、第20回党大会で習近平が3期目となり習近平個人独裁体制が確立するのか?それとも引退して、集団指導体制が維持されるのか?習近平政権10年目の「最後の戦い」、それが世界に与えるインパクトとは?
  • 陰謀と虐殺
    -
    1巻1,584円 (税込)
    アラブの春、イスラム国問題に終止符を打つ。したたかなアラブ諸国。CIA、モサドに劣らない中東情報機関の暗躍!アメリカの民主化工作=アラブの春を逆手にとり、イスラム国をも利用するアラブ諸国と欧米露の暗闘を暴く。★シリア内戦をめぐる複雑な構図が一目でわかる勢力図入り。☆日本ではまだ翻訳されていない多数の海外文献も参照。
  • 習近平が変えた中国
    -
    現代中国を知る小事典付き教養書。  本書は習近平政権の成立以降に注目し、「中国脅威論」「反腐敗運動」「チベット問題」などのテーマを掘り下げた現代中国の入門書です。  権力の一極集中が進むなか、中国では人権、市民権などの西欧的価値観や議会制、三権分立、選挙といった制度がないがしろにされています。一方の経済面では、本書で取り上げた「一帯一路」のように、広く世界に影響を及ぼし、その勢いは増すばかりです。  この国を知るには、政治、経済、社会、軍事などの各分野ごとの理解が必要です。そこで、それぞれの専門分野で高い評価を受けてきた執筆者が、一般向けにわかりやすく解説。さらに、多くの図表やグラフを加え、中国の実情を具体的にイメージできるようにしました。  見開きの「ビジュアル」、テーマ別「視点・論点」、用語集「小事典」の三部構成で理解が深まります。 【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
  • 日本自立のためのプーチン最強講義(集英社インターナショナル)
    4.4
    突如、政界引退のプーチンが「隠居場所」に選んだのは日本だった! 相談を持ち込む「矢部首相」らに彼が与えた秘策とは? 領土問題、食糧安保、原発問題、消費税増税問題など、様々な不安を抱えた日本を真の自立に導くために、21世紀最強リーダー・プーチンが日本の政治家のご意見番になり、披露する、斬新な秘策の数々!
  • 日本人の知らない「クレムリン・メソッド」 世界を動かす11の原理(集英社インターナショナル)
    4.6
    日本人の想像を超えた「世界の真の姿」とは? いまも続く熾烈な「戦国」の世界で、日本は生き残れるのか…? KGBと外交官を養成するモスクワ国際関係大学を卒業し、世界を読み解く独自のメソッドを培った著者による「平和ボケ」日本人驚愕の11の原理とは? 日本人が刷り込まれた「世界観」に転換を迫り、パラダイムシフトを起こす衝撃の一冊!
  • 旅行記・滞在記500冊から学ぶ 日本人が知らないアジア人の本質
    5.0
    1巻1,584円 (税込)
    「社会人にはリベラルアーツが必要」と言われるものの、リベラルアーツとは一体何でしょうか?麻生川氏は「それは、文化のコアをつかむことだ」と言います。文化のコアをつかむとは、文化圏の中核となっている考えを自分の言葉で表現できること。つまり「ひと言で言うと、日本とは○○だ」と説明できることです。そして文化のコアをつかんだあとは、世界や人生の諸問題に対して自分なりの答えを出せるような世界観と人生観を持つことが、リベラルアーツの最終着地点です。本書は、500冊以上の旅行記・滞在記を読み尽くした麻生川氏が到達した各国の「文化のコア」を、アジア中心に紹介します。観察眼の鋭い人による旅行記や滞在記は、文化のコアをくっきり浮かび上がらせます。これらは事象の羅列にとどまらず、価値観や倫理観を知ることができます。同時に、私たち日本人が苦手とする多様な文化背景の理解や思想的な脆弱さも払拭することができる1冊です。 序論 第1章 良くも悪くもアナログ的な日本 第2章 人間不信の中国 第3章 差別を是とする朝鮮(韓国) 第4章 強者の論理 中東・イスラム・中央アジア遊牧民 第5章 今も階級社会のインド・東南アジア 終章   文化差を知る重要性 <著者プロフィール> 麻生川静男(あそがわ・しずお) リベラルアーツ研究家、博士(工学)。1955年大阪府生まれ。京都大学工学部卒業、同大学大学院工学研究科修了、徳島大学工学研究科後期博士課程修了。独・米に留学。1980年に住友重機械工業に入社し、主にソフトウェア開発に従事。カーネギーメロン大学日本校プログラムディレクター、京都大学准教授を経て、現在は「リベラルアーツ教育によるグローバルリーダー育成フォーラム」を設立し運営している。著書に『本当に残酷な中国史 大著「資治通鑑」を読み解く』(角川新書)、『本物の知性を磨く 社会人のリベラルアーツ』(祥伝社)がある。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『旅行記・滞在記500冊から学ぶ 日本人が知らないアジア人の本質』(2016年6月30日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
  • 在日中国人33人の それでも私たちが日本を好きな理由
    4.0
    1巻1,584円 (税込)
    日本に住む中国人は、約70万人。 彼らは本心ではどう思っているのか。 大学教授から起業家、ジャーナリスト、医師、自治体職員、不法滞在の料理人まで。 彼らはなぜ日本に来たのか、 どんな生活を送ってきたのか、日本のことをどう思っているのか――。 同じ中国人だからこそ聞き出せた、本音の日本論。
  • 帝国とその限界 : アメリカ・東アジア・日本
    -
    1巻1,584円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本の外交政策に強い影響力を持つ論客が、帝国化の道をしゃにむに突き進むアメリカの行く手に待ち受けるものは何かを洞察し、アジアの地域が今後どう変貌していくか、日本は如何に行動すべきかを明快に論じる。
  • 歴史のなかのイラク戦争 : 外交と国際協力
    -
    1巻1,584円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 民族自決と国民主権を求める行動が、テロのような政治的プロテスタントとなって現れるパレスチナを、私たちは民主主義の道筋にどう位置づけたらよいのだろうか。ブッシュ後の世界を見通す透徹した視線。
  • アメリカ 多数派なき未来
    -
    1巻1,584円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 マイノリティを巡る最新の動向を盛り込み、人種の坩堝・米国のいまを描いた本書は、今後、少子化によって外国人労働者が増加するであろう日本に、その覚悟を問う。
  • 在中日本人108人のそれでも私たちが中国に住む理由
    3.6
    2012年9月の反日デモ激化から1年――。 今も現地に住み続ける日本人たちが語った、中国の現実、中国人の本音、そして日中関係の行方。 戦後最悪ともいわれる日中関係のなか、彼らはいったいどんなふうに中国を見てきたか。 マスメディアの報道だけでは知ることのできない、108人の中国在住日本人の証言。 駐在員からブロガー、建築家、NGO代表、研究者、日本語教師、俳優、起業家、寿司職人、医師、主婦、高校生まで 尖閣国有化、反日デモ、PM2.5…… ニュースの裏側の中国の素顔。
  • イスラム紛争の深層
    -
    1巻1,584円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 パレスチナ、ボスニア、チェチェン、アフガニスタンなど冷戦後も世界各地で多発するイスラム紛争の原因を、その教義、社会、文化、歴史から説き起こし、欧米社会との共存を示した労作。

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  • 多様性(ダイバーシティ)が日本を変える Japan’s Future Through Diversity
    4.0
    1巻1,567円 (税込)
    日本で行われている建前ばかりの男女雇用機会均等やダイバーシティ経営は、むしろ「やったつもり」になることで現実を見る目を曇らせてしまいます。文化や歴史、習慣など世界との違いを学び、受け入れるところから本当の多様性が身につきます。そうすることで、「失われた30年」を脱し、日本人がグローバル社会で活躍できるようになるのです。 -------------------------------------------------------------------- かつて世界第1位の国際競争力を誇っていた日本は、バブル経済崩壊後、低下の一途をたどり、革新的なものを生み出すこともほとんどできていません。 この30年で、パソコンとインターネットが結びつき、巨大なコミュニケーション環境下で新たな価値観、文化が醸成されました。しかし、日本は多様性や型破りを認めようとしない社会です。「男女平等」「女性活躍推進」「ダイバーシティ経営」などが盛んに口にされていますが、日本のジェンダー・ギャップ指数はランクを下げ、最新の調査で156カ国中120位でした。この調子では、イノベーションは生まれません。 本書では、ブラジルで生まれ、アメリカの大学で数学を学び、アフロアメリカンの女性と国際結婚、また重量物ダンボールの会社を世界各国で大きく発展させてきた著者が、教育、ビジネスにおいて現在の日本の問題点をあぶり出し、今後、日本人が国際社会でどう活躍していくべきかを提案します。

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  • ガザとは何か~パレスチナを知るための緊急講義
    4.5
    1巻1,540円 (税込)
    【緊急出版!ガザを知るための「まず、ここから」の一冊】 2023年10月7日、ハマース主導の越境奇襲攻撃に端を発し、イスラエルによるガザ地区への攻撃が激化しました。 長年パレスチナ問題に取り組んできた、 パレスチナ問題と現代アラブ文学を専門とする著者が、 平易な語り口、そして強靭な言葉の力によって さまざまな疑問、その本質を明らかにします。 今起きていることは何か? パレスチナ問題の根本は何なのか? イスラエルはどのようにして作られた国? シオニズムとは? ガザは、どんな地域か? ハマースとは、どのような組織なのか? いま、私たちができることは何なのか? 今を知るための最良の案内でありながら、 「これから私たちが何を学び、何をすべきか」 その足掛かりともなる、 いま、まず手に取りたい一冊です。 ■目次■ ■第1部 ガザとは何か 4つの要点/イスラエルによるジェノサイド/繰り返されるガザへの攻撃/ イスラエルの情報戦/ガザとは何か/イスラエルはどう建国されたか/ シオニズムの誕生/シオニズムは人気がなかった/なぜパレスチナだったのか/ パレスチナの分割案/パレスチナを襲った民族浄化「ナクバ」/イスラエル国内での動き/ ガザはどれほど人口過密か/ハマースの誕生/オスロ合意からの7年間/ 民主的選挙で勝利したハマース/抵抗権の行使としての攻撃/「封鎖」とはどういうことか/ ガザで起きていること/生きながらの死/帰還の大行進/ ガザで増加する自殺/「国際法を適用してくれるだけでいい」 ■第2部 ガザ、人間の恥としての 今、目の前で起きている/何度も繰り返されてきた/忘却の集積の果てに/ 不均衡な攻撃/平和的デモへの攻撃/恥知らずの忘却/巨大な実験場/ ガザの動物園/世界は何もしない/言葉とヒューマニティ/「憎しみの連鎖」で語ってはいけない/ 西岸で起きていること/10月7日の攻撃が意味するもの/明らかになってきた事実/ 問うべきは「イスラエルとは何か」/シオニズムとパレスチナ分割案/イスラエルのアパルトヘイト/ 人道問題ではなく、政治的問題 ■質疑応答 ガザに対して、今私たちができることは?/無関心な人にはどう働きかければいい?/ パレスチナ問題をどう学んでいけばいい?/アメリカはなぜイスラエルを支援し続けるのか?/ BDS運動とは何? ■付録 もっと知るためのガイド(書籍、映画・ドキュメンタリー、ニュース・情報サイト) パレスチナ問題 関連年表 本書は、10月20日京都大学、10月23日早稲田大学で開催された緊急セミナーに加筆修正を加えたものです。
  • 中国の脅威をつくった10人の政治家
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    中国の強大化に手を貸し、日本にとっての脅威を作り出したのはわが国の政治家だった! 日本はこの五十数年間、いついかなるときに、どうやって中国を助けて、そのモンスター化に力を貸すことになったのか?  10名の政治家の対中国外交を点検しながら、脅威をつくってしまった歴史をたる。 黎明編  中国と国交を結ぶために台湾を切り捨てた政治家 ODAを決め中国の軍事力を高めた政治家 靖國公式参拝取りやめで歴史カードを中国に渡した政治家 対中国制裁の解除を求め西側を説得する政治家 天皇陛下ご訪中を決めて共産党政権を蘇らせた世紀の迂闊者 脅威編 中国のWTO加盟のためにG7サミットで熱く燃えた政治家 中国の言い分を正しいと言い続け謝り続けた政治家 かつては江の傭兵、いまは習近平への愛に溢れる政治家 快も不快も中国基準、惜しみなく東シナ海の資源を捧げる政治家 CSIS認定対中融和派、日中友好議連会長を務める政治家
  • 日本人が知っておくべき 自衛隊と国防のこと
    4.7
    1巻1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「世界で最も厳しい」と言われる日本の安全保障環境 現在まさしく岐路に立つ我が国の防衛のあり方…… ニュースやワイドショーでおなじみの第一人者・高橋杉雄による、 今こそ「自衛隊」や「国防」についてきちんと知りたい人に贈る一冊!
  • 核戦争、どうする日本? ──「ポスト国連の時代」が始まった
    4.7
    1巻1,540円 (税込)
    核兵器をもつ権威主義的国家による、国際秩序への危険な挑戦。地獄のフタを開けたプーチン、相次ぐ北朝鮮のミサイル発射、間近に迫る台湾侵攻。平和と安全を守る唯一の道とは?
  • 13歳からのウクライナ戦争150日新聞
    -
    1巻1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2月24日から始まったロシアによるウクライナ侵攻。ウクライナ戦争勃発から150日間の流れが、この一冊でわかります! どうしてロシアによるウクライナ侵攻が始まったの? それぞれの国の人たちはどんな状況なの? プーチンってどんな人物? 海外ではどんなふうに報道されているの? など、ロシアとウクライナ、また世界の情勢が、子どもから大人まですっきり理解できます。
  • 習近平の暴発
    -
    1巻1,540円 (税込)
    中国からみれば 「台湾はクリミア半島、 日本はウクライナ本土」 ウクライナ戦争の影響/尖閣危機/台湾危機/ 天安門事件の隠蔽/内モンゴルの虐殺/ウイグル問題… 中国を知り尽くす論客三人組が 中国共産党の謀略を読み解く 誰が引導を渡すのか 石平 いまの中国は西側と対抗するためにチンピラ国家と連携し、国内的には暴民を煽り立てる。昔のヒトラーでさえもここまで堕ちたことはないんじゃないかな。問題は、中国がそこまで堕ちて、自暴自棄になって暴発する危険があるかもしれないことです。 楊海英 日本は台湾を失えば中東からの資源は入らなくなるし、おいしい物も食べられなくなりますよ。そうなると、次は沖縄を失いますよ。そうなってもいいんですか。日本は自らが育て上げた健全な台湾にもっと強く関わるべきだということを強調したいです。 矢板明夫 いま中国に行って、若者に「あなたは台湾独立に賛成しますか」と聞いたらおそらく99%が反対でしょう。 中国は一つ、中国は統一されなければならないという思い込みがあり、その問題に触れると思考停止するんです。 (いずれも本文より) 〈目次〉 まえがき 三者三様の視点と見方 石平 第一章 新「悪の枢軸」のボスは習近平 第二章 中国人は民主化のチャンスを失った 第三章 習近平の訪日は「百害あって一利なし」 第四章 ヤクザの中華思想に毒されない台湾 第五章 日本の異常な対中配慮 第六章 習近平の「国賓来日」は永遠に棚上げを 第七章 尖閣にノドから手が出る習近平 第八章 平和ボケは日本を滅ぼす あとがき 中国論がもたらす日本国内の分断 楊海英 あとがき 中国の脅威と台湾の重要性 矢板明夫
  • さまよえる韓国人
    3.0
    1巻1,540円 (税込)
    <著者より> 本書の執筆を依頼された際、浮かんだ書名がこの『さまよえる韓国人』だった。 私にはこの言葉がすんなり腑に落ちる感覚があった。 韓国人は互いに「敵対」「反目」し、激しく「攻撃」し合っている。 アメリカの調査機関によれば「異なる政党支持者での紛争がひどい」と答えた国民が最も多かったのは韓国人と米国人だった(ともに90%=208P参照)。 フランス人65%、ドイツ人56%、英国人52%、そして日本人は39%。 確かに韓国人は、「さまよっている」と言えよう。 私は文大統領が韓国を「分断」し、「複雑骨折」させたからだと分析している。 次の大統領選に向けてさらに分断が進み、大統領選後も韓国は「さまよい」続けないか。 韓国人には「余計なお世話」と言われようと、この本が少しでも韓国の分断解消のヒントになれば幸いである。 また日本は、この「さまよう韓国」にどのような距離感で対応していくべきなのかも考えてみた。 <本書の内容> 韓国駐在12年、外交官生活の半分を韓国に費やした元特命全権大使だから分かるこの国の正体。 ・なぜ韓国は「さまよい」続けるのか ・「イカゲーム」と「パラサイト」を地で行く韓国社会 ・未だに甘えの反日~「なぜ日本は分かってくれないのか」 ・「K防疫」~「日本に勝った」という麻薬 ・IOCも呆れた東京五輪トラブルメーカー ・いったいこの国は誰が正義を担保するのか ・目に余る文在寅のBTS政治利用 ・李在明が大統領になれば日韓関係はさらなる危機に瀕し、米韓同盟破棄、韓国核武装へ進む ・尹錫悦が大統領になって頑張って欲しいが、野党が6割の国会で政権運営は難しい 韓国は「文在寅の積弊」によって「進むも地獄、退くも地獄」に陥りかねない。 何とか「さまよい」を解消してほしい。 それが日本の国益でもある。
  • 中国が仕掛ける「シン・共産主義革命」工作
    4.0
    元共産党員が暴く! 日本の政財官界に深く根を張った中国共産党の21世紀型工作活動! 私はかつて長きにわたり日本共産党の職員、国会議員秘書として、政治の実務の中にありました。もちろん、 共産主義思想やものの考え方を知るというより、実践する立場で実体験してきました。この共産主義勢力による他国への浸透工作や世論工作のやり方には「方程式」があり、共産主義に通暁せずともシンパシーを持つ誰もが共有しやすいように理論化・パターン化し、世界的規模で展開しています。(「はじめに」より) 【目次】 第1章 習近平の野望と「シン・共産主義革命」工作 第2章 日本の政財官界に深く根を張る中国 第3章 日本の外交政策を狂わせる親中政治家たち 第4章 日本を組み伏す「三戦」の脅威 第5章 第三国を引き込んだ対日工作 第6章 アメリカへの「シン・共産主義革命」工作
  • 「脱炭素」は嘘だらけ
    4.1
    1巻1,540円 (税込)
    小泉大臣! 問題はレジ袋ではなく中国です 【IPCCや日本政府の審議会で委員を務める著者があらゆる欺瞞を暴く】 ◎「CO2ゼロ」は中国の超限戦 ◎バイデン大統領はCO2を減らせない ◎脱炭素は国民経済を破壊する ◎気候危機はリベラルのプロパガンダ ◎危機を煽るNHKと環境白書 【櫻井よしこ氏大推薦】 米国の共和党支持者は温暖化危機説がフェイクであることをよく知っている。議会でもメディアでも観測データに基づいた合理的な議論がなされている。 しかし日本はそうなっていない。のみならず強固な利権がそこかしこにできてしまった。 省庁は各々の温暖化対策予算と権限を持っている。 その補助金に群がる企業がある。 研究者は政府予算を使って温暖化で災厄が起きるという「成果」を発表する。 メディアはそれをホラー話に仕立てて儲ける。 この帰結として日本の国力は危険なまでに損なわれつつある。 温暖化のファクトがこの一冊でわかる
  • 中国の暴虐
    4.3
    1巻1,540円 (税込)
    ウイグル、モンゴル、香港、そして尖閣、台湾へと習近平の非道が続く。 共産党の暴虐を体験した楊逸氏、楊海英氏の二人と櫻井よしこ氏が 中国の本質を浮き彫りにして、日本と日本人へ警鐘を鳴らす! <本書の内容> ・ウイグルで実際に見てきたこと ・国内外でジェノサイドを繰り返してきた中国共産党 ・実は漢人こそ中国共産党の最大の犠牲者である ・「東京は俺たちの縄張りだ」中国の工作員はうそぶいた ・「中華民族」などどこにも存在しない ・軍事力、経済、歴史・・・過大評価は中国の思うツボ ・経済的に豊かな中国人ほど毛沢東信者という不思議 ・早稲田大学は中国人留学生に乗っ取られる ・日本も「北京五輪ボイコット」の声を挙げよう 「中国と戦う時が来た。日本は一歩も引いてはならない」(櫻井よしこ)
  • 世界は「中国に対峙できる日本」を望んでいる
    -
    元ニューヨーク・タイムズ東京支局長のストークスさんの「遺言」 中共の世界支配を阻止せよ! 中華(中禍)帝国をアジアの盟主にしてはいけない!
  • 国会議員に読ませたい台湾のコロナ戦
    4.7
    1巻1,540円 (税込)
    門田隆将氏 推薦! 「本書は中国を最も知る台湾に学ぶ 脱中国の教科書だ」 -------------------------------- 400万人が驚いたネット連載 待望の書籍化 -------------------------------- 「爆速」の理由が一目瞭然! プロが揃う台湾の閣僚、メディアの暴走を許さないガチンコ記者会見、脱中国依存をひと月で実現したマスク国家隊、ID制度と企業番号という土台、徹底した隔離政策、デマには罰金、「対策は作戦、国民は戦友」という意識… 日本とは全く違う台湾の「コロナ戦争」を詳細に紹介。 第二波、脱中国依存のための必読書です。 【主な内容】 序 章 台湾の対コロナ戦争 第1章 「マスク国家隊」のサプライチェーン構築 第2章 情報戦を制す「ガチンコ会見」 第3章 台湾に「素人大臣」がいない理由 第4章 中国もWHOも信用しない 第5章 武漢からの国民救出作戦 第6章 WHOとの戦い、中国との戦い 第7章 SARSの悲劇が生んだ「戦略計画」 第8章 なぜ日台の明暗は分かれたのか 第9章 ピンチをチャンスに、脱中国に
  • 「武漢ウイルス」後の新世界秩序 - ウイルスとの戦いである第三次世界大戦の勝者は? -
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    中国発の新型コロナウイルスが、世界中に蔓延し、我が国はもちろんのこと、特に欧米に深刻な被害をもたらしている。 失われる人命、壊滅的な打撃を受ける各国の経済活動、前例のない規模の財政出動……。 未知のウイルスとの、形を変えた第三次世界大戦ともいわれる今回の事態を通じて、世界はどう変化していくのか。 保守の論客、西村幸祐氏とインテリジェンスに精通した元陸将、福山隆氏の対談によって、政治、経済、軍事的な側面から、「ポスト・ウイルス」世界を解き明かす。 発行:ワニ・プラス 発売:ワニブックス
  • ドイツがわかる──歴史的・文化的背景から読み解く
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    1巻1,540円 (税込)
    ドイツ社会の仕組みとそれを作り上げているドイツ人の考え方と価値観を歴史的・文化的背景から読み解いて、さまざまな変化に対処していくドイツ社会とドイツ人の姿を描きだします。 第1章ではドイツ人の日常から、ドイツ社会の多様性を取り上げ、彼らの信条や価値観を探っていきます。 第2章ではドイツ社会の根幹をなす5つの要素、「連邦共和国」、「キリスト教文化」、「社会福祉国家」、「多民族国家」、「EUの中のドイツ」をキーワードに、ドイツ社会の文化的・歴史的深層に分け入り、ドイツとドイツ人をより深く理解します。
  • 現場レポート 世界のニュースを読む力――2020年激変する各国の情勢
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    【内容紹介】 2時間で理解できる池上彰と増田ユリヤが伝える「世界の最新情勢」 アメリカのトランプ大統領は再選するのか。イギリスのブレグジットはどうなるのか? など、分かりやすいニュース解説で定評のある池上彰さんと、日常的に世界各国を巡り現場を知り尽くすジャーナリストの増田ユリヤさんが、2020年激変する世界情勢について誰にでもわかる言葉で語り、解説します。 【著者紹介】 [著]池上 彰(いけがみ・あきら) 1950年、長野県生まれ。73年慶應義塾大学経済学部卒業後、NHK入局。報道記者や番組キャスターを経て、94年から「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。2005年からフリージャーナリストに。名城大学教授。主な著書に【内容紹介】 2時間で理解できる池上彰と増田ユリヤが伝える「世界の最新情勢」 アメリカのトランプ大統領は再選するのか。イギリスのブレグジットはどうなるのか? など、分かりやすいニュース解説で定評のある池上彰さんと、日常的に世界各国を巡り現場を知り尽くすジャーナリストの増田ユリヤさんが、2020年激変する世界情勢について誰にでもわかる言葉で語り、解説します。 【著者紹介】 [著]池上 彰(いけがみ・あきら) 1950年、長野県生まれ。73年慶應義塾大学経済学部卒業後、NHK入局。報道記者や番組キャスターを経て、94年から「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。2005年からフリージャーナリストに。名城大学教授。主な著書に『伝える力』(PHP研究所)、『知らないと損する 池上彰のお金の学校』(朝日新聞出版)、『おとなの教養』(NHK出版)などがある。 [著]増田 ユリヤ(ますだ・ゆりや) 1964年、神奈川県生まれ。國學院大學文学部史学科卒業。27年にわたり、高校で世界史・日本史・現代社会を教えながら、NHKラジオ・テレビのリポーター兼ディレクターを務めた。現在コメンテーターとして活躍中。主な著書に『揺れる移民大国フランス』(ポプラ社)、『新しい「教育格差」』(講談社)、『教育立国フィンランド流 教師の育て方』(岩波書店)などがある。 【目次抜粋】 はじめに ――世界は驚きに満ちている PART 1【白熱対談】 2020年激変する世界情勢の見方 PART 2【白熱教室】世界のリーダーが持つ聞く力、伝える力 アメリカ・メキシコ編/フランス編 PART 3【ドキドキ大冒険│日本編】令和というこれからの時代を語ろう 日本編 PART 4【ドキドキ大冒険│世界編】世界を目撃するということ エルサレム編/北朝鮮1編/北朝鮮2編/アメリカ・メキシコ1編/アメリカ・メキシコ2編/イスラエル・パレスチナ編/イスラエル編/アメリカ1編/アメリカ2編/ドイツ1編/ドイツ2編/ドイツ3編/北アイルランド1編/北アイルランド2編/デンマーク編/フランス編/欧州議会選挙編/トルコ1編/トルコ2編/キプロス編 おわりに――国境を越え、壁を乗り越えて
  • アメリカン・バカデミズム 「反日」の本丸アメリカを撃て!
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    「反日」は中国・韓国だけじゃない! アメリカのバカども(リベラル)が「反日」をつくりだす諸悪の根源である! 日本研究をしているアメリカの学者のほとんどが「反日」学者で、日本を叩くために行動している、といっても過言ではありません。 彼らは、日本には長い歴史に基づく伝統が残っていて、天皇陛下がおられる、そして男女の区別がきちんとされている、といった点が大嫌いなのです。 今、日本では大東亜戦争の意味や、戦前の日本についてもう一度見つめ直そうという動きが出ていますが、それがリベラルにはいちばん許せないことなのです。 「日本人は自分の頭を使って考えるな」と言っているのです。「我々アメリカ人が、お前たちの歴史を教えてやる。勝手に自分たちで自分の歴史を勉強するな」というわけです。 ―本文より
  • 米中新冷戦 偽ニュースとプロパガンダ全内幕
    3.0
    1巻1,540円 (税込)
    世紀のウソを一気読み! 日米離間、共産主義支援、贖罪意識、 朝日、共同、岩波、ワシントンポスト… 共に国際報道半世紀! 日本を代表する現役特派員が今を読み解く決定版。 国際報道はフェイクの温床だ! トランプはバカで安倍は戦争をしうる? 中国の対外拡張と人権弾圧にはダンマリで、 身内を殺した金正恩と2人の元大統領を監獄にぶち込んだ文在寅が平和的? 今昔の報道の真贋、各国のウソと歴史歪曲を一刀両断する。 《主な内容》 ■序 章 米中衝突に日本は巻き込まれる ■第1章 米朝会談の偽ニュース ■第2章 日本の朝鮮報道は北を忖度 ■第3章 朝鮮半島に関わってはいけない ■第4章 韓国のアメリカ工作 ■第5章 核問題の二重基準 ■第6章 偽ニュースのカラクリ
  • 高校チュータイ外交官のイチからわかる! 国際情勢
    4.2
    貧困、国際協力、移民・難民、食料、エネルギー、領土、関税、自由貿易、核兵器etc.これ一冊で、やりすごしている重大問題が一気にわかる! 勉強も難しい話も嫌いだった元コギャル外交官が明快解説! 【本書の内容】・外交官になった元コギャル・地球滅亡まで残り2分?・ひとり700万円の借金を背負うわたしたち・親から子へ遺伝する貧困・国と国との「ささくれ」・領土問題・フードマイレージがもっともたまっている日本・戦争を引き起こした関税・外国から稼ごう・世界で9番目に平和な国がいま考えること・核兵器の終わりか、人類の終わりか……etc.
  • 永久属国論
    -
    1巻1,540円 (税込)
    憲法も日米安保も、サンフランシスコ平和条約に隷属! 1945年(昭和20年)9月27日。開襟シャツにノーネクタイの堂々たるマッカーサー元帥、モーニング姿で直立不動の小柄な昭和天皇、まさに勝者と敗者の姿である。 占領軍GHQ主導で進められた憲法制定、属国日本を固定化したサンフランシスコ平和条約の締結、その日夕刻に極秘裏に締結された日米安保条約。それから70年たっても日本の頚木状態は変わらない、今後も変わりようがないとする衝撃的な日本論。憲法問題、安保法制の本質も見えてくる問題作。
  • 「アフリカ」で生きる。 アフリカを選んだ日本人たち
    3.0
    アフリカと聞いて浮かんでくる言葉は何でしょうか? 砂漠、不便、後進国、発展途上、飢餓、不衛生……? しかし、それだけではないアフリカがここにあります。 私たちの人生は短い。生まれたからには何事かを成したい。 本気で「社会の役に立つことをしたい」と思う人は、ここで暮らすことを考えるのも 悪くないでしょう。アフリカは「アジアビジネスにおける最後のフロンティア」であり、 「ブルーオーシャン」がまだまだある未開拓の大陸だからです。 砂漠に住むわけではありません。先住している日本人がいるということは、 生活が成り立ち始めているということ。 ●大豆商社/約500名の小規模農家と大豆栽培契約を結び、種の配布から集荷・選別・加工メーカーへの卸売。 ●宿泊施設・日本の家庭料理レストラン/創業25年。ペパーミントグリーンの海を見渡す浜辺に12棟のバンガローを営む。 ●持ち帰り寿司の販売/中間富裕層向けのスーパーマーケットチェーンと提携し、6店舗で持ち帰り寿司を販売。 ●アフリカの自然から生まれたナチュラルスキンケアブランド/生命の木と呼ばれる「モリンガ」のオイルや ガーナのシアバターなど「本物の素材を味わう」最高の贅沢を届ける。 以前は、欧米・日本・中国・韓国人のみだったところに、最近では「現地の人が少しずつ増えている」 という事実にも注目できます。 まだ手がつけられていない事業領域が山ほどあるので、退路を絶って新しい地平を望む人には、 わくわくしてしかたがないでしょう。 アフリカ大陸での生活はどんなものか? 貧困や感染症は? といったことはもちろん、青年海外協力隊、 NPO活動、NGO活動、ボランティア活動、起業、ビジネス……など知らなかったアフリカがここにあります。
  • もうひとつの18世紀前半英国政治外交史
    -
    1巻1,540円 (税込)
    18世紀前半の英国の政治外交を著者独自の目線で紐解いた一冊。
  • イスラム超過激派
    -
    1巻1,540円 (税込)
    「テロとの戦争」が終われば、世界は平和を取り戻せるのか? 「アルカーイダ」「ハマス」「アンサール・イスラム」……世界中を震撼させるテロリストたちの知られざる素顔と行動を徹底解明。「9・11」後もますます増殖を続けるイスラム過激派の歴史的、思想的背景と「終わりなきテロ」の真相を解明した衝撃の書。(2005年8月初版刊行)
  • 池上彰の 世界はどこに向かうのか
    4.0
    「トランプ大統領」はなぜ誕生したのか? EUはこれからどうなる? 「憲法上、日本は核を持てる」って本当? ――「不確実」の現代を自分の頭で読み解くために 日経新聞本紙朝刊の大人気連載「池上彰の大岡山通信 若者たちへ」の書籍化第3弾! 池上先生が東京工業大学の特命教授として講義を受け持ち、学生に現代史やニュースの解説をするなかで感じたこと、大学生や20代をはじめとする若者たちへ伝えたいメッセージなどを綴ります。 「トランプ氏当選」や「Brexit」など、人々の分断やこれからの世界の不確実性などを示すニュースが相次いだ現代、なぜ「まさか」が起きたのかを振り返りつつ、「世界はこれからどうなるか」を自分の頭で読み解くためのヒントが得られます。
  • 米国人弁護士が「断罪」 東京裁判という茶番
    4.5
    日本を犯罪国家に仕立てた 東京裁判史観から脱却せよ! 悪名高い極東国際軍事裁判は、裁いた連合国側、米国側の視点からはどうみえたのか、そしてその欺瞞を暴いていく。 また、もし「日本があの戦争に勝利していたらどうなっていたのか」といった、日本人の国民性を踏まえたフィクションを収録。 日本人と米国人との違いを浮き彫りにする。 ◎アメリカが仕掛けた戦争なのに、日本を侵略国にさせる『歴史戦』 ◎フーバー大統領回顧録のなかにある、ルーズベルト「狂人」説 ◎対米戦争を回避しようと努めた日本 ◎日本占領を尊大な態度で演じたマッカーサー元帥 ◎東京裁判で判事になる資格のなかったウェッブ裁判長 ◎「A級戦犯」の被告の数は、物理的なスペースで決まった ◎検察側は宣誓のない供述も証拠採用し、弁護側に有利な証拠は却下された ◎裁判所条例をつくって実行した、インチキ裁判 ◎判事たちは裁判の内容を把握できていなかった ◎「侵略戦争を起こした共同謀議」は、定義も実態もまったく不明だった ◎パリ不戦条約は、まったく機能不全に陥っていた ◎南京大虐殺で、日本を犯罪国家にしたかったアメリカ ◎判事もアメリカの要人も東京裁判を批判している ◎東京裁判史観の否定は、歴史修正主義ではない 巻末コミック「歴史の再審・ワシントン平和裁判」 戦争犯罪国家として裁かれるのはアメリカだ! 原案・加瀬英明
  • 中国、「宇宙強国」への野望
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    宇宙進出においてアメリカも恐れる存在になりつつある中国。 その開発史や技術レベル、政治的目論見を、科学TV番組の解説でもおなじみの科学ジャーナリスト・寺門和夫氏がわかりやすくまとめた初めての本。 これまで宇宙は夢あふれる世界、戦争のない世界であった。しかし、宇宙覇権を狙う中国の宇宙開発は速いペースで進んでおり、中国版のGPSといわれる衛星測位システム「北斗」構築や月探査衛星の打ち上げ、さらには独自の宇宙ステーション計画を立てるなど、その勢いは加速する一方だ。 中国は、すでに人工衛星を攻撃するASAT(エーサット、対衛星兵器)などの実験も行っている。つまり、宇宙開発が軍事利用と直結しており、いま世界各国が懸念を強めているのだ。日本も、安全保障の観点から、中国の宇宙開発をウォッチする必要があるといえよう。 はじめに 第1章★中国 宇宙開発の源流 第2章★政府・軍による宇宙開発体制 第3章★ロケットと打ち上げ施設 第4章★さまざまな人工衛星とそのミッション 第5章★月・火星探査計画の遠大な思惑 第6章★中国の有人宇宙計画 第7章★進められている軍事利用 第8章★中国はなぜ「宇宙強国」をめざすのか 謝辞 <著者プロフィール> 寺門 和夫(てらかど・かずお) 科学ジャーナリスト、一般財団法人日本宇宙フォーラム主任研究員。1947年生まれ。早稲田大学理工学部電気通信学科卒業。株式会社教育社で科学雑誌『ニュートン』を創刊。長年にわたって科学分野の取材を続けてきた。主な取材分野は、宇宙開発、天文学、惑星科学、分子生物学、ゲノム科学、先端医療、地球環境問題、エネルギー問題。日本および海外の科学者や研究機関に幅広いネットワークをもつ。テレビ、ラジオ等メディアへの出演も多数。 主な著書に『まるわかり太陽系ガイドブック』、『ファイナル・フロンティア――有人宇宙開拓全史』、『[銀河鉄道の夜]フィールド・ノート』、『超絶景宇宙写真』、『宇宙から見た雨』などがある。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『中国、「宇宙強国」への野望』(2017年2月20日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
  • 孤立する韓国、「核武装」に走る
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    「朝鮮半島の2つの核」に備えよ 北朝鮮の強引な核開発に危機感を募らせる韓国。 米国が求め続けた「THAAD配備」をようやく受け入れたが、中国の強硬な反対が続く中、実現に至るか予断を許さない。 もはや「二股外交」の失敗が明らかとなった韓国は米中の狭間で孤立感を深める。 「北の核」が現実化する中、目論むのは「自前の核」だ。 目前の朝鮮半島に「2つの核」が生じようとする今、日本にはその覚悟と具体的な対応が求められている。 日経ビジネスオンラインPVナンバーワンコラム『早読み 深読み 朝鮮半島』発の最新第9弾。 風雲急のアジア情勢を読み切る、必読の一冊です。 ◆本書オリジナル「朝鮮半島を巡る各国の動き」年表を収録

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