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「日本人と中国人の間には誤解が多い。
お互いが相違点を理解し、
一緒に仕事をすれば必ずWin-Winの関係になる。
本書は、そのためにとても役立つ」
ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長 柳井正氏、絶賛!!
中国が好きでも嫌いでも、中国人が好きでも嫌いでも、それはどちらでもかまわない。
大事なのは、向き合う覚悟を決めるか、自らの弱さに負けて目を逸らすかだ。
真正面から向き合うために必要なのは、ムダな誤解を避けること。
中国人がものを判断し、反応する時の「クセ」「反応の相場」と、
それらが中国社会のどのような仕組みから生まれてきたのかをお伝えしたい。
中国人や中国社会の判断基準の根底にある行動原理のようなものを、
具体的かつロジカルに明らかにできれば、と思う。
それだけで日本人が感じるストレスはかなり軽減するはずだ--(著者より)
■仕事が出来なくても自己評価が異様に高い
■ちゃんと調べず、しかも話を盛りまくる
■小銭を借りてもすぐ忘れ、返してくれない
■食べ終わっていない皿を無言で下げられた
それ、なんで? 「スジが通らない!」と日本人をイラつかせる中国人の行動。
その理由が、ロジカルに"スッキリ"わかります!
Posted by ブクログ 2022年05月01日
楠木健氏の書評や出口治明氏の世界史本から繋がり読んだ。
日本人のスジ論と、中国人の量論、の比較で中国人の価値観の根底にあるものとは何か、非常に興味深い視点で語る。
中国で長くビジネスをしてきた筆者の視点は興味深く目から鱗。
率直に、中国という国の歴史と量的思考とその数(人口)から生み出されるパ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月03日
表題の通り、「スジ」「量」という観点で日中両国の違いが説明される。
そして全編に渡り、繰り返し強調されるのが、
①「スジ」「量」に優劣はなく、ただ違いがあるということ(この違いがなぜ生まれたかについても、歴史を遡って説明される)
②お互いに良好な関係を築くためには、「スジ」「量」の違いを踏まえる必要...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年04月14日
「スジ」の日本、「量」の中国。
どちらが良いとか悪いとかではなく、各国民の言動や思考には「クセ」「相場」がある。
これを理解していないと相互理解やビジネス展開の妨げになる。
実質的な利害よりも筋を通すことに固執して勝手にイライラしてしまうことは身に覚えがあり、中国的な「量」の考え方を見習うことで生き...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年06月09日
<目次>
はじめに
第1章スジに沿う日本、量で考える中国
第2章スジと量の特性はこう表れる
第3章量の中国人が会社で考えていること
第4章量の世界は毎日が闘い
第5章スジの民、日本人の生きる道
第6章量の社会にスマホがもたらした革命
おわりに
2018/10/22初版
著者は1983早稲田卒、中国...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月25日
巷に溢れる中国論は、ステレオタイプのものばかり。
強面の反中国論にはじまり、嫌中、爆買い、非常識。
おかげで、日本人の中国に対する好感度は「悪い」が9割とか。
かく言う私も、中国を好きか嫌いかと訊かれれば……その先は、言わぬが花でしょう。
だが、確実なことは、好むと好まざるとに関わらず、この先も中国...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年06月26日
シナってこんな国、っていうのは判る気がする。それを量という言葉でまとめていいのかどうか、最後までわからなかった。
なぜ、量になったのかってのも。
要は、政治と庶民、詰まる所統治と生活が全く乖離していて、みんな気持ちが荒んでて、儒教的なタテマエがずっとあったからってところなのかな。
スジも量も、両方...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年03月21日
「反応快」 反応が速い。
厳密さや正確性より、気の利いた反応。
「スジ」の日本
貧富の差を意識しないで済む。
お金をどう使うかの金銭感覚が社会の側に。
個性と価値観で消費する。
統治者の責任
モンスター国民を法を使って統治する。
儒教
仕組みによってでなく、自らを律すること。
...続きを読む
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