Posted by ブクログ
2018年01月03日
極端に偏っているのではなく、地に足がついた考え方で勉強になった。
世に流れている情報には裏表がある事は勿論誰もが知っている事だと思うが、実際に別の国で流れている情報も自ら目にしておかないと、と思った。
Posted by ブクログ
2017年08月13日
素晴らしい。311から報道に疑問を持ち始め、ラジオや本で学んだことがここには書いてある。
右とか左とか関係なく、読んで世界が何を価値観に動いているかを知るべきです。
いろんなジャーナリスト本あるが、ロシア側から書いてる本書は深みがあり、cnn, bbcとは全く違った切り口で実に新鮮です。
惰性で世界...続きを読むは動いてるんじゃないか?
Posted by ブクログ
2017年07月09日
読む前は、「よくある陰謀論の話かな?」と思いましたが、公知情報を丹念に読み解いたクールな内容で、今後ニュースを見る目が変わりそうです。
Posted by ブクログ
2016年08月12日
世界情勢がイマイチわかりづらいのは、そうなるように情報操作されている。
比較的小さな問題に関しては、確かに「客観報道(情報)」は存在しているが、世界情勢を左右するような「大きな問題」では、「客観報道(情報)」ではなく、「プロパガンダ」が強くなるのが原因の一つらしい。
また、世界は自国の「国益」...続きを読むで動いており、その「国益」のために、国家はあらゆる「ウソ」をつく。
個人だって組織だって、自己の「利益」のために「本音」と「建前」を使い分ける。国だって同じ。
じゃあどうやって、「本音」と「建前」を見抜き、あらゆる国がどこに向かっているのか、世界情勢はどのようになっていくのか予測する、その見方をとても分かりやすく教えてくれている。
一度読んだだけでも、きっと今から世界のニュースを見る目は変わるだろう。
何度も読み返し、ニュースなどの公開情報からでも世界の行方を見極める目を養いたい。またそれが出来るようになる本であると感じた。
ちなみに、佐藤優氏は、「秘密情報の98%は、公開情報の中に埋もれている」とおっしゃっているとの記載があった。
Posted by ブクログ
2015年09月01日
リアリズムって何?
という方がほとんどでしょう。
簡単に言えば、感情論やイデオロギーを排除してリアルにあった事だけを見て現実的に物事を考えようというもの。
私は作者のメルマガをいつも愛読しておりますので、
(; ・`д・´) ナ、ナンダッテー !! (`・д´・ (`・д´・ ;)
という驚きは...続きを読むありませんでしたが、普段政治などに興味を持たない人には驚きの連続でしょう。
いわゆるトンデモ系とは正反対の、全て実際にあったことを例に挙げて説明していくところも説得力があります。
作者の北野さんの経歴もかなり珍しく、世界を見る視点が支配者層から一般市民層まで幅広い。
また欧米視点、クレムリン視点、イスラム視点など、様々な角度から分析しておられ、特定の価値観にしばられる事のない見識をお持ちなので、誰が読んでも非常に価値のある一冊です。
テンポよく読ませる読書目線での書き方は非常に読みやすく、こういう本は難しいからと敬遠されてこられた方にもおすすめです。