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本書は、前半部では「アメリカ外交の手口(世界各国への介入の仕方)」を、後半部では「アメリカの日本管理(日本の計画的な操り)の手口」を取り上げている。前半部で明らかになったことは、2010年末から2011年にかけて発生した中東諸国の「アラブの春」が、アメリカ政府(とくにヒラリー・クリントン派)によってあらかじめ周到に準備されていたものであることだ。後半部は、日本に対するアメリカの最新の管理の諸手法を解明した。[「副島隆彦による序文」より] 副島隆彦の主著『属国・日本論』に連なる、新進気鋭の大力作。世界に介入し操ろうとする帝国・アメリカの正体を鋭く抉り出す。
...続きを読むPosted by ブクログ 2013年02月24日
最後の言葉が全てを語っている、と思う。
日本は、米国と中国に近すぎず、遠すぎずの関係を維持し、これまでよりは防衛力を強化するが、決して諸外国の脅威にならないという安全保障戦略である。
しかし、これは「言うに易し、行うに難し」であると私は考える。アメリカが同盟国(その実は属国)である日本がアジアで自由...続きを読む
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