ノンフィクション作品一覧

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  • 60分でわかる古代ローマ史 豊富なエピソードで歴史を理解
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    【書籍説明】 本書は、高校で世界史を教えている筆者が、60分ほどの時間で古代ローマ史を読み解けるように執筆しました。 高校の授業を少しだけ詳しくした内容であるため、基本的なことから古代ローマについて知りたいという方には最適な本と言えるでしょう。 特に、古代ローマの映画や漫画をみてその歴史的背景を知りたい方、イタリアに旅行に行くので歴史について知っておきたい方、 高校世界史の授業を復習したい方、世界史の教養を深めたい方などにはお勧めです。 1章あたり2分程度で、エピソードを楽しみながら読んでみてください。 加えて、本書を楽しむためのアドバイスを3つ書いておきます。 1つ目は、「長いカタカナの歴史用語を無理に覚えようとしない」ということです。 歴史のストーリー、つまり「そんなことがあったのかぁ!」という発見を大切にしてください。 2つ目は、「地図をみながら読んでみる」ということです。 そして3つ目は、「インターネットで建造物などを画像検索してみる」ということです。 本書に登場する地名や建造物などを地図や画像で確認するだけで、イメージがぐっと広がると思います。 さぁ、新しい歴史の世界の扉を開けましょう! 【著者紹介】 石井智憲(イシイトモノリ) 1982年、福島県生まれ 中央大学文学部史学科西洋史学専攻卒業 法政大学文学部地理学科(通信教育課程)卒業 法政大学経済学部経済学科(通信教育課程)卒業 現在は中学校・高等学校の教員として社会科・地理歴史科・公民科を担当
  • 六千人の命を救え!外交官・杉原千畝
    4.3
    第二次世界大戦中の一九四〇年、リトアニア領事代理・杉原千畝は、およそ六千人に日本通過ビザ(いわゆる「命のビザ」)を発給し、死の淵にあった多くのユダヤ人を救いました。それは、当時の外務省上層部の命令に背いた決断でした。また、あまり知られていませんが、杉原は、カウナス(リトアニア)のみならず、次の赴任地のプラハ(チェコスロバキア)でも、ユダヤ人にビザを発給しました。さらに、当時、杉原の精神に同調するかのように、ウラジオストクで根井三郎、そして日本では小辻節三がユダヤ人に手を差しのべました。本書は、杉原千畝の生い立ち、命のビザについての勇気と決断、その後の杉原とユダヤ人たち、救われた命という4つの柱で、杉原千畝という人物を描く、感動のノンフィクションです(「PHP心のノンフィクション」)。なお巻頭には、七歳の時に「命のビザ」で救われた、「金融先物市場の父」レオ・メラメド氏の言葉が寄せられている。

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  • 六代目菊五郎
    -
    近代歌舞伎の名優・六世尾上菊五郎は、舞台の工夫、芸域の広さ、知識の豊かさなどにおいて、誰もまねできない才人であった。大正期、初代中村吉右衛門と競演した華やかな時期は「菊吉時代」とよばれる。本書は、この伝説的名人の素顔、思想、芸風などを、豊富な資料とあふれる意欲とで描出した評伝で、著者の代表作。
  • 六代目山口組宮廷革命の勝者
    -
    2005年5月、弘道会会長であり山口組若頭補佐の司忍は五代目政権下で長らく空位のままだった若頭に就任。そのわずか3ヶ月後には山口組六代目組長の座を奪うと同時に、前組長の渡辺芳則を引退に追い込んだ。司組長は間もなく係争中の事件で収監されるが、弘道会時代からの腹心・高山清司が若頭として辣腕を振るう。高山は急速な若返り人事で組内の基盤を固める一方、積極的な盃外交で全暴力団の半数を自陣営に取り込んでいく。本書では裏社会の山口組一極集中化の先に「山口組幕府」の樹立を予見している。
  • 六代目山口組司忍組長と小泉純一郎首相にケンカを学ぶ
    3.0
    ケンカとはコミュニケーションである! コミュニケーション力がある人間はけんかも強い! 刺青は、心にも入れられる。 光と闇それぞれの世界の頂点に立つ者は、どんな態度で日々をシノいでいるのか? なりふりかまわなくなったニッポン社会でワリを食わないための、正しく楽しい活路の発見法。

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  • 6枚の壁新聞 石巻日日新聞・東日本大震災後7日間の記録
    4.0
    2011年3月11日、東日本大震災が起こり、東北地方を大津波が襲った。宮城県の地域紙・石巻日日新聞社では、輪転機が一部水没。創刊99年の新聞発行が危機に立たされる中、「電気がなくても、紙とペンはある」と手書きの壁新聞を決意する。家族・親族の安否もわからない中、記者たちは最前線で取材を繰り広げた。避難所などに貼り出された壁新聞は、被災者の貴重な情報源となり、人々を励まし続けた。「伝える使命」とは何か。震災後7日間の記者たちの葛藤を追った。
  • ロケット・ササキ―ジョブズが憧れた伝説のエンジニア・佐々木正―(新潮文庫)
    4.4
    敗戦から高度成長期にかけて、デジタル産業の黎明期に、常に世界の最先端を突っ走ったスーパー・サラリーマンがいた。シャープの技術トップとして、トランジスタからLSI、液晶パネルと当時のハイテクを導入して苛烈な「電卓戦争」を勝ち抜き、電子立国・日本の礎を築いた佐々木正。インテル創業者が頼り、ジョブズが憧れ、孫正義を見出し、サムスンを救った「伝説の技術者」の痛快評伝。(解説・孫正義)
  • ロコ・ソラーレ 銅メダルへの軌跡 平昌五輪報道特集
    3.5
    カーリングの聖地・北海道北見市常呂町から世界に羽ばたいたロコ・ソラーレ(LS北見)。2018年2月の韓国・平昌冬季五輪で、日本のカーリング競技史上初めての銅メダルを獲得するまでの軌跡を、北海道新聞と、どうしん電子版の記事110本で集大成しました。 紙面には未掲載分を含め写真110枚も収録。本橋麻里、藤沢五月、吉田知那美、鈴木夕湖、吉田夕梨花の5選手の小中学生時代の活躍を伝える紙面にさかのぼり、他では読めない、見られないニュースと写真がそろっています。 収録した記事を紹介すると…。1999年3月17日の北海道新聞道北版の記事として、北見市の美山小学校の児童による強豪カーリングチームが登場。1年生の藤沢五月ちゃん(7つ)について「ストーン(約20キロ)とほぼ同じ体重しかないが、練習を重ね、思い通りの位置に投げることができるようになった。『ストーンは重いけど、みんなとできるのが楽しい』と笑顔いっぱいだ」と伝えています。2002年2月16日の道新小学生新聞には、小学生チーム「ロビンズ」の吉田知那美、鈴木夕湖、吉田夕梨花さんが登場し、夢はオリンピック出場と伝えています。 平昌五輪の試合中、いつも笑顔を絶やさず、「そだねー」と声を掛け合う5人に日本中から注目が集まりました。「もぐもぐタイム」「五月ドラッグすなわちサツドラ」などの話題も漏れなく収録しました。もちろん、1次リーグ、準決勝、3位決定戦まで、熱闘の記録も。 また、チームを育んだ北見市、常呂町のカーリング競技の発展とそれを支えた人々の記事も収めています。

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  • ロサンゼルスの日本人 本田靖春全作品集
    -
    『ニューヨークの日本人』『新・ニューヨークの日本人』の姉妹編ともいえる、アメリカの「日本人ムラ」シリーズの第三作。著者が、舞台をロスに決めたのは「よくもわるくも最重要である日米関係のこれからを占うにあたっては、摩擦の最前線ともいうべきカリフォルニアの中心地ロサンゼルスに現に住む日本人および日系人の声に耳を傾けるところから始めなければならない」と考えたから。「真の国際化とは何か?」を問いかける書 【解説:後藤正治】
  • ロシア革命100年の謎
    4.0
    100年前に起きた歴史上比類のない革命――文学・芸術が先導した「理想の社会」は、なぜ矛盾に引き裂かれ、悲劇を生んだのか?知の巨人二人が革命の謎に迫る、白熱の徹底対論!
  • ロシアから来たエース 巨人軍300勝投手スタルヒンの栄光と苦悩
    -
    革命の嵐の中、日本に亡命した白系露人の子・スタルヒン。生涯国籍なく、偏見と迫害に苦しみながら、ひたすら白球を投げ続けた男。天与の豪速球で巨人軍の大エースに成長、日本球界初の300勝をマークするが、やがて押し寄せる戦争の渦のなかで、追われるようにマウンドを去っていく……。時代と運命に押し流された父の奇跡を追う執念のノンフィクション。

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  • ロシア国境記者
    -
    1994年から98年にかけてウラジオストクやモスクワに、NHK特派員として駐在した著者が、ソ連の崩壊そしてその後の苦渋に満ちたロシアの歩みを、地域的な視点と好奇心を持って取材し描いた。取材を重ねる中で、著者は混乱や矛盾の裏側に隠れ、なかなか見えにくいロシアという国の潜在力や懐の大きさを感じる。読者は、テレビ国際報道の最前線で何が行われているのか、その一端に触れることができるだろう。
  • ロシア・チェチェン戦争の628日
    NEW
    4.0
    小学館ノンフィクション賞優秀賞受賞作『カフカスの小さな国』、緊急復刊! 自由か、死か…… 人口80万の小国チェチェンはいかにして大国ロシアの侵攻をはねかえしたのか? 自らの「独立と誇り」をかけたチェチェン戦士たちの1年8か月にわたる戦いに 極限まで接近した傑作ノンフィクション!! プーチンとウクライナの「未来」を読み解く鍵 ウクライナ侵攻の原点は第二次チェチェン戦争と言って間違いない。 侵略される側からすれば「抵抗の原点」と位置付けられるであろう。 そういう意味でチェチェンの抵抗とウクライナの抵抗は相通じるものがある。 そして、少数者が持つ抵抗の思想と文化の中に、 これからの世界の未来を照らす光のようなものを私は感じるのだ。(「はじめに」より) 「ロシア支配」からの独立を目指して戦った人々を現地取材! 2022年2月24日、ロシア軍による ウクライナ全面侵攻のニュースが飛び込んできた。 その瞬間、私は、28年前に始まったチェチェン戦争を思い出し、 その当時から現在に至るまで起きた出来事の数々が、 ビデオを高速で巻き戻すかのように蘇ってきたのである。 なぜなら、ソ連崩壊で政治も経済も精神的にも混迷を深めたロシアが、 かつての大ロシアの栄光を求めて暴走し始めたのが、チェチェン戦争だからだ。 その延長線上にウクライナ戦争があるとも言えるだろう。(「はじめに」より)

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  • ロシアとシリア ウクライナ侵攻の論理
    3.0
    内戦が代理戦争の様相を帯びるとき,泥沼の悲劇が引き起こされる.ウクライナのドンバス紛争から二〇二二年の戦争に至る過程には,シリア内戦と同様に諸外国が介入してきた.ウクライナは「第二のシリア」になってしまうのか.ロシアのシリア内戦への関与を洗い出し,両国の関係から,ウクライナ侵攻の実相に迫る.

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  • ロシアトヨタ戦記
    -
    それは「奥田プロジェクト」と呼ばれた――トヨタが世界企業へと勇躍した時代、ロシア進出はいかに行われたか。エコノミストからロシア現地法人の社長へと転身した著者は粗野で不条理な社会と戦いながら、その大きな可能性を追いかける。しかし、ヨーロッパ有数の規模に成長した市場は、リーマンショックによって一気に崩壊するのだった……。一企業の変革の原動力と変革を担った人々の姿、そしてグローバル経済の本質を描ききる。 目次より プロローグ 第一章 ロシア進出 第二章 未成熟社会 第三章 一燈を提げていく 第四章 シベリア鉄道紀行譚 第五章 リーマンショック、その後 エピローグ
  • ロシアについて 北方の原形
    3.9
    「ともかくも、日本とこの隣国は、交渉がはじまってわずか二百年ばかりのあいだに、作用と反作用がかさなりあい、累積しすぎた。国家にも心理学が適用できるとすれば(げんにできるが)、このふたつの国の関係ほど心理学的なものはない。つまりは、堅牢な理性とおだやかな国家儀礼・慣習だけでたがいをみることができる(たとえば、デンマークとスウェーデンの関係のようになる)には、よほどの歳月が必要かと思われる。」(あとがきより) おもに日露関係史の中から鮮やかなロシア像を抽出し、将来への道を模索した、読売文学賞随筆・紀行受賞の示唆に富む好著。
  • ロシアより愛をこめて あれから30年の絶望と希望
    4.0
    1991年から94年、ソ連崩壊前後の激動の時代をTBSモスクワ支局特派員として過ごした著者が見たロシアの実態、そこに生きる人々との交流を書簡と日記形式で綴る。そして時は流れ、2022年ロシアはウクライナに侵攻した。開戦直後にウクライナを訪れた際の日記、22年~23年の年末年始にモスクワを訪れた際の記録「補章 ウクライナより愛をこめて」を追加収録。30年前と現在、変わったもの、変わらないものとは? 著者の体験を通し、「大国ロシア」とそこで暮らす人々の本質に迫る!
  • ロシアを決して信じるな(新潮新書)
    3.6
    北方領土は返ってこない。ロシア人は狡猾(こうかつ)で、約束は禁物だ――著者はこう語る。長年、かの国に渡り、多くの知己(ちき)をもつ研究者にそこまで思わせるロシアとは、一体、どんな国なのか。誤作動で発射をまぬがれた核ミサイル。日常の出来事となった反体制者の暗殺。世界最悪の飲酒大国。悪魔への奇妙な共感。消えない「プーチン偽者」説。さもしい都市モスクワ……現地を旅し、不条理に絶望し、怒り、戸惑い、ときに嗤(わら)いつつ描く、新しいロシア論。
  • ロシアン・ルーレットは逃がさない~プーチンが仕掛ける暗殺プログラムと新たな戦争~
    -
    毒殺、撲殺、自殺偽装……暗殺の舞台はイギリス、そしてアメリカへ。裏切り者は、必ず葬り去られる。オリガルヒ、反体制派、内部告発者、外国人協力者まで、クレムリンはいかに彼らを追い詰め、抹殺するのか? そして、なぜ西側諸国はプーチンを止められないのか? ピュリツァー賞ファイナリストによる渾身の調査報道。
  • 路地の教室 ──部落差別を考える
    -
    「路地(同和地区、被差別部落)って何?」「住所による差別なんて今もあるの?」「知らなければ差別はなくなる?」「同和教育、同和利権とは?」全国千か所以上の路地を歩いた著者が全ての疑問に答えます。差別について、他者について、イチから考えてみよう。
  • 路地の子(新潮文庫)
    4.5
    昭和39年、大阪――。中学三年生の龍造少年は学校にはいかず、自らの腕だけを頼りに、天職と信じた食肉の道へと歩み始めた。時に暴力も辞さない「突破者(とっぱもん)」と恐れられ、利権団体や共産党、右翼やヤクザと渡り合いながら食肉業界を伸し上がった一匹狼――。時代の波に激しく翻弄されながら、懸命に「路地の人生」を生き抜いた人々の姿を、大宅賞作家が活写した、狂おしいほどに劇的な物語。
  • ロジャー・フェデラー伝
    4.0
    テニス史上最高のプレーヤーは誰だ? コート脇やバーなどで語り合う人々も多いだろう。 ボルグ? マッケンロー? エドバーグ? サンプラス? この手の話は時間が経つのを忘れて盛り上がる。 いわゆる“ビッグ4”、ジョコビッチ、マレー、ナダル、フェデラーが世界のテニス界の頂点に君臨して久しい。彼らは史上最強と言われるだけでなく、コートの外でも素晴らしい人間として高く評価されている。 特にフェデラーは伝統と格式を重んじるウィンブルドンに最もふさわしいテニスプレーヤーとして、世界中の多くのファンの心を掴んで離さない。 テニスマニアならご存知だろうが、フェデラーも若い頃は試合中にラケットを投げたり、暴言を吐いたりと、やんちゃな少年だった。 そこからいくつかのきっかけを経て、テニス界を良くしたいと考えるようになり、意識を変え、態度を変え、人格者に進化していった様子が本書には書かれている。 そして伝説となった数々の試合、そしてその舞台裏の描写も、ファンにはたまらない。 そう遠くない将来、フェデラーにも引退を迎える時が来るだろう。テニス界以外でも大きな影響力を与え続け、また新たな顔を見せてくれるであろうこのスーパースターから、今後も目が離せない。
  • 路上から武道館へ 普通の私が夢を叶えたたった3つの方法
    -
    著者自身が「特別美人でもないし、歌がものすごくうまいわけでもない」と語るように、コンプレックスもあるし、将来について悩んだりもする、普通の子。強力なコネクションがあるわけでもない、メジャーデビューすらしていない彼女が、所属事務所の企画「サポーター会員(有料)を1年で1万5000人集めたら武道館ライブ」に挑戦。356日目で見事達成し、2012年11月2日に武道館ライブを実現しました。「私みたいな普通の子でも、夢は叶えられる」という熱いメッセージを、本書を読んで受け取ってください!
  • 魯迅 阿Q中国の革命
    4.3
    帝国主義列強に侵略され、半封建社会であった清末から民国時代の旧中国には、様々な「馬{マー}々{マー}虎{フー}々{フー}」(欺瞞を含む人間的な「いい加減さ」)が存在した。そうした「馬々虎々」は支配者によって利用され、旧社会の支配体制を支えていた。魯迅は中国民衆を苦しめてきた悪霊支配を憎み、その支配を助長する土壌を憎んだ。彼は中国社会にいまなお存在する「馬々虎々」を中国(民族)の死敵と見なし、終生それと真正面から闘いつづけた文学者である。
  • 魯迅 ──中国の近代化を問い続けた文学者
    -
    水に落ちた犬は打つべし。一切の妥協を許さず容赦なく旧社会の儒教道徳や「正人君子」を批判し続けた中国近代文学最大の功労者の生き方を考える。「水に落ちた犬は打て」「私は人をだましたい」あの『故郷』の作家は、私たちに何を突きつけるのか。
  • ロストジェネレーションの逆襲
    3.5
    「ロストジェネレーション(25~35歳)は政治無関心」というのはウソだ。2007年参院選挙の安倍・自民大敗の原動力になり、つぎの総選挙のカギを握っているのが、なにを隠そう、このロストジェネレーション。朝日新聞の選挙取材チームが調査報道とネット世論調査で裏付けた驚きの事実。格差社会、リストラ、偽装請負、消えた年金……と、びんぼうクジを引き続け追いつめられた彼らはもう黙っていない。ポスト安倍を占う一書。
  • 六ヶ所村の記録 核燃料サイクル基地の素顔
    4.3
    村が核のゴミ捨て場に! 「死の灰」と添寝することになった青森県六ヶ所村の人々の恐怖と苦悩を30年かけた取材で解明! ーー東北の一寒村の開拓地が、核廃棄物の終末処理場へ! 原子力発電所は、人間が制御できない危険物質を、日夜ためこんでいる。「死の灰」と添寝することになった青森県六ヶ所村の人々は、日常的な恐怖に脅かされている。強引につくられた核燃料サイクル基地の実態を解明した大レポート。毎日出版文化賞受賞。
  • ロッキード
    4.1
    「角栄は本当に有罪だったのか?」 今日にいたるまでくすぶり続ける ロッキード事件の様々な疑問を解明すべく、 著者は事件の全貌を洗い直す。 辻褄の合わない検察側の主張、見過ごされた重大証言、 そして、闇に葬られた〈児玉ルート〉の真相――。 疑惑の背後に、戦後から現在まで続く日米関係の暗部が見えてくる! 特捜神話の真実を関係者の新証言と膨大な資料で剔抉する。 解説=奥山俊宏 ※この電子書籍は2021年1月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • ロッキード疑獄 角栄ヲ葬リ巨悪ヲ逃ス
    4.1
    「われわれがそれ(角栄潰し)をやった」。K長官が漏らした真意とは!? 「自主外交」で角栄はアメリカに潰された。 国際ジャーナリストが15年に及ぶ取材で掴んだ、数多くの決定的新事実!! 田中角栄はなぜ逮捕されたのか? その理由は「角栄の外交」に隠されていた。 アメリカは「日中国交正常化」などの「角栄の外交」をひどく嫌っていたのだ。 その後発覚した、戦後最悪の国際的疑獄となったロッキード事件。そこでアメリカ政府高官は、密かに角栄の訴追を可能にする「ある細工」をした。 外交の対立も、角栄訴追に関わる秘密も、米機密文書には記されていたが、日米の根幹に絡む『巨悪』の深い闇は文書が公開されず、解明されなかった。 本書は「陰謀説」の真偽を徹底検証し、初めて証拠を挙げて解明する! ロッキード事件の全容は、上記のように長らく解明されてこなかった。 結果、数多くの陰謀説が流布する事となる。「誤配説」、「ニクソンの陰謀」、「三木の陰謀」、「資源外交説」、「Kの陰謀」……。 米国立公文書館、ニクソン・フォード各大統領図書館、CIA、日本側資料、日米関係者らを取材・調査。 インテリジェンスの機微を知り尽くした国際ジャーナリストが15年に及ぶ取材から、初めて真の「巨悪」の正体を描き、巨悪の訴追が阻まれた理由に迫る!! なぜ、首相の犯罪は繰り返されるのか? その構造までが浮かび上がる巨弾ノンフィクション――。 【目次】 まえがき 第一部 追い詰められる角栄 第二部 なぜ田中を葬ったのか 第三部 巨悪の正体 あとがき ロッキード事件年表 主要参考文献一覧
  • ロッキード秘録 吉永祐介と四十七人の特捜検事たち
    4.0
    これまで数多出版されてきたロッキード本と本書が決定的に異なる点は、捜査に従事した主任検事・吉永祐介と四十七人の特捜検事たちの、一人一人の「人間像」が描き出されている点だ。あの時、吉永を筆頭とする特捜検事たちは何を考え、どう動いたのか。厚いベールに覆われてきた「最強の捜査機関」の内幕がいま、明らかになる。
  • ロックと共に年をとる
    4.0
    「九〇歳になっても『イエスタデイ』を歌っているよ」ポール・マッカートニーはそう言った。誕生から半世紀、ロックを作る側も聴く側も年を重ねてきた。ジョージ・ハリスン、ロバート・フリップ、キース・エマーソン、ニール・ヤング、ポール・アンカ、ジェフ・ベック等々、もはや「伝説」となったアーティスト達が語る人生、死、仕事、解散、転落と復活……膨大なインタビューをもとに展開する、大人のためのロック論。

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  • ロック・フェスティバル
    3.4
    大混乱で始まったフジ・ロック・フェスティバルから一〇年。無謀な挑戦だった巨大イベントがいかにして成長し、定着したか。対抗する都市型フェス、サマー・ソニックの魅力とは何か。ステージ、バックステージ、観客席のそれぞれのドラマを綿密なインタビューを元に再現する。出演ミュージシャンの貴重な証言も満載。主要なフェスの出演者完全リスト付。すでに行った人もこれから行く人も必携の一冊!

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  • 6匹の盲導犬パピー物語
    -
    盲導犬の子犬を胸に抱き、人目もはばからずこぼす、うれしい涙と寂しい涙。子犬たちとの日々を熱い思いを込めて綴った手記。

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  • ロバート・オッペンハイマー ――愚者としての科学者
    -
    理論物理学者のロバート・オッペンハイマーは、ロス・アラモス研究所初代所長としてマンハッタン計画を主導し、広島、長崎に災厄をもたらした原子爆弾を生み出した。その結果、「原爆の父」と呼ばれるようになるが、彼自身は名声の陰で原爆のもたらした被害、さらに強力な兵器「水爆」の誕生につながる可能性があることに罪の意識を抱き、その開発に反対の意思を表明していた。本書は、これまでに数多く書かれたオッペンハイマー伝をつぶさに再検討し、その多くに異を唱える。豊富な史料をもとに、彼の足跡を丹念に辿り、政治に翻弄され、欺かれた科学者の実像に迫る。
  • ロヒンギャ 忘れられた難民たち
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 バングラデシュ・コックスバザール郊外にある難民キャンプには、ミャンマーから国境を越えてきた約90万人のロヒンギャ難民が暮らしている。彼らは現在どんな生活を送っているのか。なぜミャンマーから逃れてきたのか。そして、そもそもミャンマー人はなぜロヒンギャを迫害するのか? テレビディレクター・写真家の菱田雄介氏が現地をルポ。
  • ロボット革命 なぜグーグルとアマゾンが投資するのか
    3.6
    福島第一原発事故の直後に投入されたのは、日本のロボットではなく、アメリカ製だった。ソニーのアイボやホンダのアシモなど、世界トップとされていた日本のロボット技術は、なぜ役に立たなかったのか?一方、アメリカではグーグルが自動運転車の実証試験を進め、アマゾンがドローンと呼ばれる無人機での配達を目指すなど、ロボットに対する巨額の投資が活発化している。日本でも、安倍首相は「ロボット革命」を経済成長戦略の目玉としている。人間はロボットをどう受け容れればよいのか? 日本のロボット開発はどうあるべきか? 自らロボット開発に携わる著者が考察する、ロボット社会の今と未来!
  • ロボット絶望工場
    -
    ロボットは人を幸せにできるのか? 現代社会の病理を衝く戦慄の現場レポートーー普及した工業用ロボットが、いま働く人たちの生きがいを奪い、機械とシステムの奴隷にしてしまっている。はたしてロボット社会は、人間を幸せにできるのか? コンピュータ技術による高度情報化社会の夢が、その陰では、人間を孤独地獄に突き落としてしまっている現代社会の病理を、徹底取材した現場レポート。
  • ロミは鳥になった
    -
    子供のいない夫婦と最愛のネコとの心温まる日々、ふとしたことから二人の生活に入り込んだ手のひらに乗るほどの小さな命は、すぐにかけがえのない存在となり、〈3人暮らし〉の甘美なる日々が続く。しかし、蜜月の日々に予期せぬ不幸が。突然に死が訪れた。 ●私と夫と、それぞれが暮らしているなかにロミがいる。 それまではなかった家のなかの共通の話題と関心事が、いやおうなくできたのだ。 ―― いつしか私と夫とのあいだも、話題はロミしかなくなってきている。 言い換えれば、私と夫との絆はロミということになる。 「子供は夫婦の絆」という人々を笑うことはできない。子供なら成長して離れていくが、猫はずっといる。いつまでも2人の愛情の対象のまま変わらない。 ―― 「もし、ロミがいなくなったら」と考えるだけで気が狂いそうだ。いなかったときには考えもしなかったのに、ロミのいない生活なんて、いまでは考えることができない。 かつては完全に平行線の暮らしが2つあったが、ロミをあいだにはさむことで、どこかで交差し、形態が変わってきている。 ―― 本文より抜粋
  • 「論語と算盤」渋沢栄一と二松学舎 山田方谷・三島中洲から渋沢栄一への陽明学の流れ
    4.0
    夏目漱石や犬養毅らが学んだ漢学私塾、二松学舎。創立した漢学者・三島中洲は塾の未来を実業家の渋沢栄一に託す。本書は三島の師で幕末の陽明学者・山田方谷までさかのぼり、三島と渋沢を結んだ陽明学の系譜、また教育者・渋沢を明らかにする。
  • 倫敦から来た近代スポーツの伝道師 お雇い外国人F.W.ストレンジの活躍(小学館101新書)
    値引きあり
    -
    日本に近代スポーツを広めたお雇い外国人! 明治初期、日本の近代化を一気に推進させる原動力になったのは、欧米から来日した各分野の専門家たち-お雇い外国人-である。スポーツの世界では、英語教師として明治8年に来日したイギリス人F.W.ストレンジが、日本初のスポーツ紹介書を出版し、スポーツマンシップを説き、運動会を開催してこれを各地に普及させ、さらに「部活」のシステムを作りあげた。 当時の学生たちは日本の発展のために寝食を忘れて勉学に励み、運動どころではなかった。しかしストレンジは、スポーツを楽しむことで培われる健全な肉体と精神こそが、日本を背負う人材の育成に不可欠であると考え、逆境の中で粘り強くボートや陸上競技などを学生に教え続けたのである。 スポーツを通じて日本の近代化に大きく貢献し、今も多くの日本人が楽しんでいる運動会や部活の基盤を築きあげた、日本近代スポーツの父と呼ばれているお雇い外国人の奮闘ぶりを活写する。

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  • 論文捏造
    4.2
    科学の殿堂・ベル研究所の、若きカリスマ、ヘンドリック・シェーン。彼は超電導の分野でノーベル賞に最も近いといわれた。しかし2002年、論文捏造が発覚。『サイエンス』『ネイチャー』等の科学誌をはじめ、なぜ彼の不正に気がつかなかったのか? 欧米での現地取材、当事者のスクープ証言等によって、現代の科学界の構造に迫る。なお、本書は内外のテレビ番組コンクールでトリプル受賞を果たしたNHK番組を下に書き下ろされたものである。
  • ローザ・パークス自伝 「人権運動の母」が歩んだ勇気と自由への道
    -
    現在、アメリカでの黒人男性への白人警官による銃撃事件などに端を発したデモ活動が活発化している。 なぜ、黒人差別が存在するのか、そして、差別と戦った一人の女性の生きざまとは。 誰もが一度は名前を聞いたことがある、人種差別撤廃運動の原点とも言えるローザ・パークス氏の自伝が遂に文庫化。 「人権運動の母」が歩む勇気と自由への道、アメリカ史上最も偉大な自由への闘士が語る不動の信念を学ぶ!
  • ローマ皇帝伝 上
    4.0
    カエサル(シーザー)からドミティアヌス帝まで,帝政ローマに君臨した元首十二人の伝記集.著者(七〇頃―一三〇頃)は皇帝付きの秘書官.公文書のみならず,同時代の世評・諷刺・落書の類まで細大もらさず渉猟し,ふんだんに散りばめられた逸話は皇帝の知られざる個人生活にまで及ぶ.本邦初の完訳版.

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  • ローマ帝国 人物列伝
    3.3
    賢者は人物に学ぶ!ローマ史1200年を32人の生涯と共に追うコンパクト歴史人物伝!ローマの歴史には、独裁も革命もクーデターもあり、「パクス・ロマーナ」と呼ばれた平和な時代もあった。君主政も共和政も貴族政もポピュリズムもあり、多神教も一神教もあった。それは「歴史の実験場」であり、現代を生きる我々が教訓を得るのに、これほどの素材はない。だが、歴史を学ぶには制度や組織は無視できないが、そこに人間が存在したことを忘れてはならない。本書は、ローマ史を5つの時代に分け、32人の生涯と共に追うものである。賢帝あり、愚帝あり、英雄から気丈な女性、医学者、宗教家まで。まさに、歴史は人なり――を実感する一冊だ。
  • わいせつ教員の闇 教育現場で何が起きているのか
    4.0
    長年見過ごされてきた、教員から教え子へのわいせつ事案。近年では、SNSを利用した教員・生徒間のコミュニケーションや、少子化によって生まれた「空き教室」の悪用などにより、被害者が増え続けている。読売新聞ではキャンペーン報道「許すな わいせつ教員」でこの問題を独自に調査。教育現場で起きていることや、その深刻な被害の実態、そして、国会での「わいせつ教員対策新法」の成立までを追った――。
  • Yの悲劇 独裁者が支配する巨大新聞社に未来はあるか
    3.0
    「どうせ清武って奴が悪いんでしょ?」 そう思ったあなたは巨大メディアにコントロールされている。巨人のコーチ人事をめぐって、2011年11月に勃発した「清武の乱」は、球団代表だった同氏の解任によって騒ぎが治まるかに見えた。ところが、その後も読売側による執拗な「清武潰し」は今日にいたるまで続いていた。1000万部という圧倒的部数による紙面を駆使したネガティブ・キャンペーン、「取材」という名目の尾行や挑発、あげくのはてには司法の力で私有の携帯電話まで開示させようとする異常。なぜこのような行為が巨大メディアを使って平然と行われるのか。はたして、あの巨大新聞社では何が起こっているのか? 誰よりも「Y」を知る二人が徹底討論。
  • ワイルド・ブルー 米爆撃隊 死の蒼穹
    3.0
    大木毅監修・シリーズ〈人間と戦争〉2 監訳・解説:源田孝(元防衛大学校教授) 第二次大戦中に活躍した米国の爆撃機、B-24。その操縦士を務めた当時22歳のジョージ・マクガヴァンと仲間たちの姿を、膨大な資料と証言から描く。援護なし、敵対空砲多数、邀撃必至――決死の出撃任務の最中、彼らは何を思ったのか? 極限状況におけるリーダシップとチームワークとは? 傑作『バンド・オブ・ブラザーズ』の著者による全米100万部のベストセラー。
  • ワインと外交
    3.7
    饗宴のテーブルは時に、表向きの言葉よりも雄弁に「本当の外交関係」を物語ることがある。ブッシュが食べたフレンチフライ、「海の幸だけ」が出された独仏首脳の会食、天皇主催の晩餐会で飲まれなかった高級ワイン、日韓首脳会談における盧武鉉の驚くべき発言……。真の政治的メッセージは、そうした饗宴の細部に宿るのだ。ワインとメニューから読み解く国際政治の現実。

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  • 若頭の社会復帰と三つの山口組の行方 中野太郎の激震から七代目の野望まで
    -
    2014年12月以来、府中刑務所に収監されていた六代目山口組の若頭が今秋、社会復帰する。 「六代目山口組」の分裂も、若頭の社会不在を狙って起こったともされる。 キーマンの現場復帰は令和元年の極道界を揺らすことは間違いない。 現役最晩年に弘道会入りを模索した筆者が知るその盤石の組織体制。 3つの山口組はどうなるのか―― 「山口組」に「名古屋式」を持ち込んだ人物は 本当に若頭だったのか―― 七代目体制に向かう組織の全容と分裂の今後が 綿密な取材によって明らかになった。 キーマンの出所が令和元年の極道界に 激変をもたらせる。
  • 若きアレクサンダー大王にヒントがある 進次郎は総理になれるか【文春e-Books】
    -
    稀代のリーダー・アレクサンドロスについての作品を上梓した塩野七生氏は、以前から次代の日本のリーダー候補として小泉進次郎氏に注目していたという。一方、小泉氏も父・純一郎氏とのかかわりから塩野作品のファンだった。そんな二人の対談がついに実現! 日本の未来、真のリーダーについて、二人が至った結論とは――。(※月刊文藝春秋2月号掲載記事を再編集した電子書籍オリジナル)
  • 若きいのちの日記
    5.0
    「明日21歳、きっときっと元気になって、マコの愛情にむくいます、と書いたその瞬間から、また死の恐怖にとりつかれる」…16歳で発病、18歳で運命の出会い。顔面の軟骨肉腫という不治の病と闘ったミコが、恋人マコには言えなかった胸の内を切々と綴った昭和のベストセラー、電子書籍版で復刊!
  • 若き実力者たち
    3.8
    ノンフィクションの巨星、沢木耕太郎のデビュー作! 小沢征爾、市川海老蔵(のち十二代目團十郎)、唐十郎、山田洋次、尾崎将司……。1970年前後に華々しく登場し、常に時代を騒がせ、リードし続けた12人の若きヒーローたち。彼らの多くは、今も輝きを失っていない。20代半ばだった著者が若き日の彼らの実像に迫り、新たな人物ノンフィクションを確立した画期的作品。この40年の意味を今また問い直すために――。
  • 若者のすべて 1980~86「週刊プレイボーイ」風雲録
    3.0
    80年代に100万部を発行し、社会現象になった「週刊プレイボーイ」編集部で、青春を過ごした一人の若者の、夢と欲と野心の物語である。その当時、伝説のシマジ編集長のもとで、WPB軍団はどんなドタバタの日常を送っていたのか、またその泣き笑いの日々の中で、編集者たちは何を考え、何を求めて企画をつくっていたのかがわかる第一級の資料である。
  • 若山牧水ものがたり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 旅と酒の歌人のものがたり。生涯を貫いた旅と酒。若いころは激しい恋のうたびとでもありました。日本全国、旅の歌がのこされて各地に多くの歌碑があります。口絵ページにはアルバム、巻末にゆかりの記念館紹介もあり、便利です。 白鳥は哀しからずや空の青海の青にも染まずただよふ 美しくも情感深いみそひともじの世界です。
  • 「わからない」という方法
    4.0
    「わからない」イコール「恥」だった20世紀は過ぎ去った! 小説から編み物の本、古典の現代語訳から劇作・演出まで、ありとあらゆるジャンルで活躍する著者が、「なぜあなたはそんなにもいろんなことに手をだすのか?」という問いに対し、ついに答えた、「だってわからないから」。――かくして志向のダイナモは超高速で回転を始める。「自分は、どう、わからないか」「わかる、とは、どういうことなのか」……。そしてここに、「わからない」をあえて方法にする、目のくらむような知的冒険クルーズの本が成立したのである! 【目次】まえがき/第一章 「わからない」は根性である/第二章 「わからない」という方法/第三章 なんにも知らないバカはこんなことをする/第四章 知性する身体
  • 「わかる」でなく「できる」になる 話力1日10分集中講義
    -
    話力は鍛えられる! 話し方の本を今まで何冊も読んだのに、全く身につかない。自分には才能がないんだ。 そう思っているは、意外と多いのではないでしょうか。 でも、それは当然なのです。 野球の本を読んで知識を得ても、それを元に練習しなければ上手になりません。 話し方も同じで、知識を得て実践しなければ、身につかないのです。 本書は、話し方の知識習得と実践体得を第一に考えて作られています。 これからあなたはこの本をめくるたびに話力のテクニックを知り、コツを覚え、日常生活を練習の場にしていくのです。 さぁ、1日10分、話力について向き合ってみませんか? ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 別れの何が悲しいのですかと、三國連太郎は言った
    -
    稀代の俳優との20年の交流を綴る。世間を騒がせた太地喜和子との大恋愛をはじめとする、独特の恋愛観、役作りのために歯まで抜く芝居への情熱、ごくわずかの限られた知人にしか見せなかった死去直前の病室の様子まで。知られざる素顔を描く。『婦人公論』連載の書籍化。
  • 別れのブルース 淡谷のり子(小学館文庫)
    5.0
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 20世紀が幕を下ろそうとした1999年、ブルースの女王・淡谷のり子が92歳の生涯を閉じた。子どものころ実家が倒産し、母姉と上京したのり子はヌードモデルをしながら家計を支え、声楽を学んだ。苦労の末『別れのブルース』がヒットしたころ、時局は悪化し、付け睫毛にドレスのいでたちが軍部から非難されたが、彼女はそのスタイルを変えることはなかった。―戦前・戦中・戦後にわたる激動の昭和を歌とともに生き、死んでいった、本物の「歌手」の足跡を辿る。
  • 若々しい人がいつも心がけている21の「脳内習慣」
    4.0
    「人生は運が、運は顔が、顔は脳が支配する」を哲学に、観相学の大家として活躍してきた藤木相元氏。「私は10歳若返ってみせる」と法螺を吹き、自分の脳に「おまえは10歳若い」と思いこませることこそ、若返りの極意。交遊のあった吉田茂、松下幸之助、本田宗一郎、田中角栄、力道山ら大物たちの「エネルギッシュな生き方」の同氏しか知り得ないエピソードを交え、若返り術を説く。70代からの「回春術」も大きな読みどころ!
  • わが夫 坂本龍馬
    4.3
    幕末の風雲児・坂本龍馬の恋女房おりょうが後年「反魂香」などに残した回顧談から、素顔の龍馬を描く。寺田屋での出会いと祝言、襲撃の場面から、船での薩摩旅行、その死まで。本書でおりょうが語る龍馬からは、古き時代の不良のにおいがぷんぷんとする。おりょうもまた負けてはいない。幕末の輻輳する価値観のなかで、次の時代を信じて行動する男と連れ添った女房が語る「反魂香」は生き生きとして、現代女性にも通じる視線が新鮮である。史料を読みやすい現代かな遣いで収録。

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  • 我がおっぱいに未練なし
    4.5
    「実は、ガンになったことも、これから手術することも、全部嫌なことって言えば嫌なことで、98%は本当に嫌。でも、残りの2%だけ実はワクワクしてる自分がいるの」。 乳癌になった女社長は、子どものためにすぐに全摘を決めた――笑って泣ける、乳癌爆笑闘病記。手術後の最先端医療等も詳細あり。
  • 我が心の上海 父・安井源吾と私
    -
    法律家として初代居留民団長を勤め上げ、戦時下で「公平な判断」を武器に多くの中国人を救った、一人の日本人がいた。戦雲急を告げる時代、一人の誇れる日本人として父は上海で如何に生きたのか、何を思い、何を私達へ伝えようとしたのか。娘が綴る、父の魂の記録。

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  • わが子に会えない 離婚後に漂流する父親たち
    4.2
    年間20万組超が離婚する現代――。ある日、子どもたちと会えなくなってしまった父親が急増している。彼らはなぜ子どもに会えなくなったのか? 男たちが歩むそれぞれの人生を、自身も当事者であるライターが描く。別れてから現在までのこの2年半の間にお会いした当事者の方々。彼らの声を集めたのが、この本である。本のタイトルを『わが子に会えない』としたが、今は会えている人、再び会えなくなった人も証言者に含めている。子どもに会えなくなった男たちとはいったいどのような人なのか。別れに至るまでにどのように出会い、子どもをつくり、そして別れたのか。そして別れた後、どんなことを思い、どのような人生を歩んでいるのか。善悪では計りきれない多くの人生、つまりはより多くの視座を伝えることで、“会えない”という現象に可能な限り接近したいと思っている。(本書「プロローグ」より)。『僕の見た「大日本帝国」』、『本で床は抜けるのか』の著者による最新作!

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  • わが子をAIの奴隷にしないために(新潮新書)
    4.0
    2045年、人工知能(AI)は人類を超える――そのとき現出するのは『ターミネーター』のディストピアか、『鉄腕アトム』の未来か? あなたは、あなたの子や孫は、あなたの会社は、AIの奴隷となる運命なのか? 日本随一の科学ナビゲーター竹内薫がプログラマーだった過去を告白しつつ、意外な予想図と対処法、そして我々の生き残り戦略を指し示す。わが子と日本の未来を悲観し、絶望する前に読むべき一冊。
  • 我が師 石原慎太郎
    -
    石原慎太郎は日本のゲーテだ! 弟子として受けた薫陶 伴走者として作品を創り上げた日々を綴った、作家同士の回想録 弁護士の牛島信は、1998年に石原慎太郎と出会った。 作家としても活動していた牛島の才能を高く評価した石原。 その後2人の作家は、時に師弟として、時に伴走者として濃密な時間を過ごす。 そしてその交流の日々は、大作『火の島』として結実することになる。 作家同士だからこそ分かり合えた、垣間見ることができた、石原慎太郎の素顔とその存在意義に迫る。
  • 我が師・志村けん 僕が「笑いの王様」から学んだこと
    4.0
    2020年3月29日、日本から「笑いの王様」が天へと旅立っていった。その名は志村けん――享年70歳。まだまだ、テレビに舞台に精力的に活動を続けていこうとしていた矢先に襲った新型コロナ。その第一報の衝撃はいまだに生々しい。多くの大物芸人たちが司会や役者などの道を切り拓いていったのに対して、あくまでも「お笑い芸人」を貫いた師匠は、自分自身の「笑いの哲学」を語ることもほとんどなかった。しかし、そんな口数少ない志村けん氏の毎日を付き人として7年間、朝から晩まで、海外へも同行した男がいた。鹿児島出身の若者・櫨木信一(はぜきしんいち、後に乾き亭げそ太郎)。志村けん氏に憧れ、上京した櫨木は運良く、ドライバー兼付き人として採用される。「笑いは正解のない世界だから、俺から教えることは何もないぞ」その一言に新人・櫨木は「これこそが本物の芸人だ」と感動した。
  • 我が詩的自伝 素手で焔をつかみとれ!
    3.7
    根源なる「歌」をもとめて。現代日本を代表する詩人が語る魂の軌跡!戦時下に多感な幼年期を過ごした「非常時の子供」が、傷を抱いたまま詩人となるまで。詩壇へのデビュー。アメリカ、ブラジルなどの海外体験。内外の芸術家、哲学者、小説家たちとの交流。そして、言葉の限界を極限まで突き詰めた詩作活動の根源に至るまで。世界的評価も高い現代日本最高の詩人が、自ら内面の軌跡を縦横無尽に語り尽くした驚きの「詩的自伝」!!
  • わが社のお茶が1本30万円でも売れる理由――ロイヤルブルーティー 成功の秘密
    3.0
    両陛下ご臨席の植樹祭、APEC横浜、スー・チー女史晩餐会、JALファーストクラス……世界が認めた最高級の日本茶。そのマーケティング戦略とは? 「非常識」を極めるとうまくいく。奇跡をもたらした「たった9人の小さな会社の成功法則」を初公開!
  • わが人生。名優マイケル・ケインによる最上の人生指南書
    -
    「結局、成功とは苦難を乗り切ることなのだ」(本書より)。 イギリスの名優、マイケル・ケインによる生きる知恵、仕事の心得の最上レッスン! 「バットマン」シリーズの執事アルフレッド役や、「アルフィー」、「ハンナとその姉妹」など数多くの映画に出演。オスカーはじめ輝かしい賞をいくつも獲得し、今も現役。英国の宝と呼ばれる名優マイケル・ケイン。 90歳を前に人生を振り返り、長いキャリアから得たユニークな教訓を私たちに伝えます。 致命的な失敗、理不尽な階級意識との闘いを経て獲得した逆境を乗り越える方法。 ときにシニカルに、ときにユーモラスに。賢くポジティブな最上の人生レッスンです。 【マイケルの金言を本書より一部抜粋】 運は集中して努力し、すぐに立ち直るひとの味方だ。(第2章 人生はオーディション) 成功は行動から生まれる。チャンスを待ってはいけない……自分は何も動かずに完璧なプロジェクトがリボンに包まれて届けられるのを待っていても来るわけがない。(第4章 正しいことをする) 決して失敗しない唯一の方法は、決して何もしないことだ。(第12章 よいときも悪いときも) 俳優・渡辺謙氏、大推薦! 人生は逆転できる。「仕事」は現場に着く前から始まる。真剣に楽しむ。大きな視点でとらえる。これらはどの仕事に就いたとしてもあてはまるものだ。俳優や業界人はもちろんだが、夢に向かって歩き始めた若者たちにもぜひ読んでほしい。(帯より)
  • わが人生を文字に賭けて―中日新聞初の社会部女性記者奮闘記
    -
    昭和47年秋、中日新聞社会部初の女性記者が誕生!仕事に青春のすべてを賭けた、とある女性記者の一代記。  音楽好きで読書が趣味の一人の少女が、ジャーナリストを志していた。そして昭和47年秋、中日新聞社会部初の女性記者となった著者は、仕事に青春のすべてを賭ける。 ジャーナリスト人生を彩った、多くの著名歌手、演奏家、ダンサーとの交流。 女性の社会進出のパイオニアとして颯爽と時代を駆け抜けた54年を赤裸々に書き進める、中日新聞の名物記者「阿部ちゃん」の物語。
  • わが青春のマジックミラー号 AVに革命を起こした男
    4.0
    伝説のAVはいかにして生まれたのか、笑いと涙と感動とエロの衝撃ノンフィクション! 誕生から20年以上続くアダルトビデオの大ヒットシリーズは、いかにして生まれたのか。マメゾウ監督こと久保直樹は、自主映画でグランプリを獲得するも、映画監督への夢破れ、たどり着いたのはAVメーカー「ソフト・オン・デマンド」。そこで伝説の企画『マジックミラー号』を生み出し、業界ナンバーワンとなって、自らの原点である映画界に戻るまでを描いた衝撃のノンフィクション! さらに著者の大胆な企画の発想法と、AV制作のウラ側を大公開!!
  • わが青春の早稲田
    -
    あの頃、堤義明は大磯海岸に世界最初のロングビーチを造っていた。あの頃、大橋巨泉は俳句研究会の新人・寺山修司の才能に驚き、俳句を断念した。あの頃、野坂昭如は放送作家として脚光を浴びる年下の永六輔に、激しい嫉妬の炎を燃やしていた。和田勉が、篠田正浩が、山田太一が、菅原文太が…。灰色であろうとバラ色であろうと、早稲田こそわが青春だった!

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  • わが妻恋し ――賀川豊彦の妻ハルの生涯
    -
    大正・昭和期のベストセラー作家で、世界でもその名を知られる賀川豊彦。多彩な彼の活動を支えた女性がいた――。世界の認める日本の聖者賀川豊彦が魂をこめて愛しぬいた恋妻ハルの生涯。キリスト教の愛と犠牲を身にもって実践し、夫を支えつづけたハルの美しくも輝かしい人生を写真を交えて描き出す。

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  • わが母 最後のたたかい 介護3000日の真実
    -
    貴重な在宅介護の記録、 そして“母と息子の戦後史”を描く あるテレビ・ディレクターが認知症の母親の介護をしながら、その様子を撮影し続けた。本書は、その膨大な映像記録を、ディレクター自ら紐解きながら綴る、壮絶なノンフィクション。著者の筆致は、母の晩年の時間のみならず、戦争体験へと遡り、知られざる一つの戦後史を紡ぎ出していく……。大きな反響を呼んだNHKスペシャルの全貌が明らかに! [内容] プロローグ 第1章 遺されたメモ帳 第2章 母の戦争~満州での日々 第3章 遠隔介護 第4章 踏み切った同居 第5章 ゴールデン・フェスティバル 第6章 半歩前進一歩後退 第7章 別れの時 あとがき 母の年表
  • わが文学生活
    -
    編集者によるインタビュー、また「群像」および「小説現代」で長く担当した編集者との対談を、作家自らが構成した貴重な文学的自伝。高い芸術性と人気を備える小説家、洒脱な随筆や座談の名手、ヘンリー・ミラーや井原西鶴の作品の現代日本語への翻訳者、豪腕アンソロジスト……多彩な相貌が臨場感を湛えて語られる本書は、吉行淳之介を知るための必読書となろう。
  • わが文芸談
    -
    慶応義塾長、経済学者小泉信三は、かつて塾卒業直後、「三田文学」の創刊に際会し、親友水上滝太郎と文科教授永井荷風の講筵に列なった文学好きな青年でもあった。本書は、水上や久保田万太郎と生涯の友であった小泉が、歿前年、慶応大学学生を前に座談風に語った9回の講義をのちに単行本として刊行したもの。鴎外・漱石・露伴・荷風・鏡花らを、愛惜と創見に満ちた語り口で論ずる。 (※本書は1994/5/1に発売し、2022/2/28に電子化をいたしました)
  • わが誇りの零戦(ZERO)―祖国の為に命を懸けた男たちの物語
    -
    支那事変から大東亜戦争の敗戦まで、南京攻略、真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦、ガダルカナル島攻防戦など、数々の修羅場を戦い抜いた元零戦パイロット・原田要の体験記。 著者の言葉からは決して学校の勉強では分からない戦前・戦中・戦後の真実を垣間見ることが出来、現代のあらゆる場面を切り抜けるための貴重な教訓が数多く含まれている。 単なる戦記物の枠を超えた内容に老若男女を問わず多くの感動・感謝の声が寄せられている話題作! 雷撃の神様と言われた村田重治氏の究極の操縦の教え、大空のサムライで有名な坂井三郎氏と切磋琢磨した日々、神風特攻隊・敷島隊の関行男氏への指導など、海軍航空隊の錚々たる面々との知られざるエピソードも満載で第一級資料としての価値もある。 更に、かつて空戦で命のやり取りをした敵兵(英軍ジョン・サイクス氏、米軍ジョー・フォス氏)と戦後劇的な再会を果たした場面も。 真珠湾攻撃とミッドウェー海戦の章では、著者の証言に加え、第一航空艦隊参謀長・草鹿龍之介や同航空参謀・源田實らの回顧録を随所に交え、戦況の全体像がより分かり易く、多面的に捉えられるようになっている。 著者略歴 元ゼロ戦戦士。大正5年長野県生まれ。昭和8年横須賀海兵団入団。昭和12年支那事変勃発。同年第35期操縦練習生を主席で卒業し、同10月第12航空隊附で中支戦線出動しパネー号爆撃、南京攻略戦に参加。昭和16年空母蒼龍に乗り組みハワイ真珠湾攻撃に参加。その後、激戦地を転戦。重傷を負い内地で航空教官となり終戦。戦後、公職追放の苦難の中、農業、酪農、八百屋、牛乳販売など様々な職業を経て、昭和43年託児所を開設。平成22年園長を退いた後も幼稚園で子どもたちと触れ合うのが日課だった。平成28年5月皆に惜しまれながら99歳で帰らぬ人となった。

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  • 「我がまち」からの地方創生
    -
    「東京一極集中」から「地方分散型社会」へ。さまざまな来歴を持つ人たちの新たな環境での生き方・働き方を、石破茂元大臣と追う。
  • わが息子の心の闇 バスジャック少年両親の「叫び」&子どもを幸せにするアドバイス(小学館文庫)
    3.5
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 2000年、ゴールデンウイークの日本を震撼させた豊川主婦刺殺と西鉄バスジャック。犯人は共に17歳の少年だった。激変する社会の中、子どもたちは明らかに変わりつつある。子どもたちが心の奥であえぎ声をあげている今、親の果たすべき役割と責任はますます重い。本書では、西鉄バスジャックの全ドキュメントと共に、心理学や教育学の第一人者7名の寄稿から、親と子のあるべき姿を改めて問い直す。
  • 湧き上がる雲の下で【HOPPAライブラリー】
    -
    地球から森林が次々と姿を消している。危機にある熱帯雨林での生活とはどのようなものか。赤道直下の熱帯、インドネシア・東カリマンタンにある熱帯降雨林研究センターに赴任した著者の体験をレポートする。

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  • 和僑 農民、やくざ、風俗嬢。中国の夕闇に住む日本人
    3.8
    「日本人であること」を過剰に意識してしまう場、“中国”。そこで暮らすことを選んだ日本人=和僑。嫌われている国をわざわざ選んだ者達の目に映る、日本と中国とは──。異色の人物たちを追った出色ルポ!
  • ワグネル プーチンの秘密軍隊
    完結
    3.7
    謎に包まれたロシアの民間軍事会社ワグネルの元司令官による初の手記。内部を知る著者が、傭兵に課せられた沈黙を破って実情を語る。その狙いは何か。軍事・国際政治・ロシア情勢に関心のある人必読の書。小泉悠氏の監訳・解説。
  • わけあり記者の両親ダブル介護
    -
    2019年3月まで中日新聞に連載していた人気コラム「生活部記者の両親ダブル介護」(全65回)の書籍化。 政治部の花形記者であった著者が、過労で鬱となり、復帰後には両親のダブル介護に加えて、自身は難病パーキンソン病を発症。 さまざまな問題を抱えながら、毎日をどのように生き、立ち向かっているのかー 介護経験者の実体験に基づく手記やアドバイスをユーモアあふれる文章で綴る。 ある日突然やってくる現実問題。 その支えとなる一冊!
  • ワシントンハイツ―GHQが東京に刻んだ戦後―(新潮文庫)
    3.5
    終戦からほどなく、東京の真ん中に827戸を擁する米軍家族住宅エリアが出現した。その名も「ワシントンハイツ」。「日本の中のアメリカ」の華やかで近代的な生活は、焼け野原の日本人にアメリカ的豊かさへの憧れを強烈に植え付けた。現代日本の「原点」ともいうべき占領期を、日米双方の新資料と貴重な証言から洗いなおした傑作ノンフィクション。日本エッセイスト・クラブ賞受賞。
  • 忘れじの外国人レスラー伝
    4.2
    カール・ゴッチ、ザ・デストロイヤー、アンドレ・ザ・ジャイアント、ビル・ロビンソン、ダイナマイト・キッド、テリー・ゴーディ、スティーブ・ウィリアムス、バンバン・ビガロ、ビッグバン・ベイダー、ロード・ウォリアー・ホーク――。昭和から平成の前半にかけて活躍し、今はもう永遠にリング上での姿を見ることが叶わない伝説の外国人レスラー10人。本書は今だから明かせるオフ・ザ・リングでの取材秘話を交え、彼らの黄金時代はもちろんのこと、知られざる晩年、最期までの「光と影」を綴る。
  • 忘れない伊勢湾台風50年
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1959年に東海地方を襲い、未曾有の被害をもたらした伊勢湾台風の記録写真集。被災者の体験は胸を打つ。

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  • 忘れられないひと、杉村春子
    4.0
    あどけない少女から粋な芸者、狂女まで自在に演じ、90歳でなお艶やかだった天性の役者。観る者の記憶に鮮烈な像を刻みつけ、なお消えない不世出の女優を敬愛する人は、森光子、吉永小百合など数えきれない。没後20年、遺された1500通の手紙をたどり、知られざる素顔を発見、日本演劇史を変えたカリスマが再び光を放つ!
  • 早稲田ラグビー 黄金時代2001―2009 主将列伝
    5.0
    2001年の清宮監督就任から2009年まで、大学日本一に5回も輝いた早稲田ラグビー栄光の時代を、歴代キャプテンの目線から綴った本です。著者が早稲田ラグビー部OBとして、サンケイスポーツの記者として培った人脈と取材力を基に、関東学院大学との何年にもわたる死闘、レギュラーと控え組の衝突、監督との衝突などが生き生きと鮮やかに描かれています。早稲田のラグビーを愛する熱いファンにおすすめの1冊です!
  • 早稲田ラグビー 最強のプロセス
    4.5
    強い組織は、立ち返る原点を持っている。就任から2年。11季ぶりの大学日本一奪還に導いた指揮官が語る組織を甦らせた勝つプロセス。 迷走しかけていた部の建て直しのため、急遽監督就任。そして8年ぶりの対抗戦優勝。 翌年、対抗戦での早明戦大敗から40日、新国立競技場での決勝という最高の舞台での再戦で最高の結果を生んだ勝つプロセスとは。
  • 早稲田ラグビー名勝負物語
    3.0
    栄光の「荒ぶる」をもう一度!――四度の日本一に輝き、歴史に残る死闘を演じた「雪の早明戦」など、赤黒ジャージーのすべてが、いま甦る。早稲田ラグビーファン感涙の一冊。 ●ゴールラインまで数十センチのところで耐えつづけ、そこから先に進ませない鉄壁の守備、ライン際ぎりぎりのところで飛び込む果敢なタックル。相手陣に入ったら、必ず得点するバックス陣。不利と予想されながらもはね返す強靱なチームワーク。 早稲田のいくところには奇跡があった。 早稲田ファンは、誰もが奇跡が起こることを望んで、秩父宮ラグビー場や国立競技場へと足を運んだ。 そして、幾度も信じがたい勝利を目にした。 いま、誰もがあの強い早稲田が再び戻ってくることを信じている。 日本一を達成したときの栄光のラグビー部歌「荒ぶる」を、もう一度歌いたいと……。 ●感動の名勝負13番 ・16年ぶり4回めの日本一に輝く ・絶妙なパントキックで逆転勝利 ・シーソーゲームを制した早稲田の「走力」 ・重量フォワードをセブンエース戦法で粉砕 ・攻めをはね返す「アタッキル」が勝負へ導いた ・連敗脱出のきっかけとなった執念の一戦 ・歴史に残る激闘「雪の早明戦」 ・ショートライン戦法で日体大に挑む ・勝利を実現させた“大西魔術” ・初出場組が切り開いた勝利への道 ・法政に大学王座を許した痛恨のミス ・プレーミス続出の早稲田らしからぬ試合展開 ・敗戦から学んだ重量フォワード対策
  • 私生きてます
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 東京拘置所で服役中の著者が、自らの脳外科の手術・入院、闘病のなかでの裁判、瀬戸内寂聴氏らとの交流……、鉄格子をはさんで繰り広げられる極限の世界を自筆画30点を交えて描く迫真のドキュメント。

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  • 私のアメリカ・ジャーナリズム修行
    -
    コロンビア大学ジャーナリズム・スクールでの1年間の留学生活中に見聞した様々な出来事-湾岸戦争-を主軸に、米国の多様さ・変化の潮流をシャープに描写する。
  • わたしが看護師だったころ 命の声に耳を傾けた20年
    -
    わたしが看護師だったころ──命の声に耳を傾けた20年。看護とは、切断された手足を運ぶこと、患者の声音から投薬のタイミングを察すること、死にゆく子どもの足型をとること……ロンドンの病院で20年間勤務し、現在は小説家として活躍する著者が、看護師としての経験とその仕事の本質を優しくも冷静な眼差しで綴る
  • 私が今日も、泳ぐ理由 パラスイマー 一ノ瀬メイ
    4.5
    「障害は個性」、「障害は社会が作るもの」。リオパラリンピック、さらに2020年東京へと、とびきり前向きに成長し続ける、パラ水泳・一ノ瀬メイ選手の、半生と努力、そして何より伝えたい「障害と社会の関係性」についてのメッセージをつめた1冊。
  • 私が食べた本
    3.5
    小さなころ怖かった古典、過去の嫉妬を思い出す小説、何度も買った作家指南書、そして自身の著書について……デビューから書き続けた「本」にまつわるエッセイを一冊に。新たに5本を追加収録! 芥川賞作家である著者初の書評集。解説・島本理生。
  • 私が見た21の死刑判決
    4.0
    光市母子殺害犯、オウムの麻原彰晃と幹部たち…数千もの刑事裁判を傍聴して目のあたりにした、死刑宣告の瞬間。遺族の悲痛な訴え、それに向き合う被告人たちの素顔。死刑判決にいちばん取り乱したのは誰? 弁護士に振り回された光市母子殺害犯。地下鉄サリン事件の実行犯には、1人も殺していないのに死刑判決を受けた者もいれば、「自首」「悔悟の情」が認められて無期懲役になった者も。息詰まる法廷のドキュメント。もし、あなたがこの裁判の裁判員だったら…?
  • わたし、がんばったよ。 急性骨髄性白血病をのりこえた女の子のお話。
    4.3
    『みんなと同じことしたい』あこがれだった小学校で、いじめにあった美咲ちゃんは、自分でつくった絵本にそうつづりました。4歳の夏、美咲ちゃんは、急性骨髄性白血病を宣告されました。ありえないほど苦い薬、薬の副作用の吐き気、綱渡りの骨髄移植……。壮絶な治療をのりこえ、待ちに待った退院。けれども、すぐにみんなと同じことができるわけではなかったのです。
  • わたし、虐待サバイバー
    4.3
    「毒親に殺されないで、よかったね」……?ふざけるな! 義父の性的虐待、母のネグレスト、精神病院閉鎖病棟の闇……。トラウマは一生続くだろう。それでも、明るく笑って前に進みたい! ――SNSで話題の著者・羽馬千恵(はばちえ)が、虐待を受けて育った子どもが、大人になっても多くのトラウマや精神疾患を抱え、社会を渡り歩くことがどれほど困難かを赤裸々に綴った衝撃の問題作。親に殺されなければ、なかなかニュースに取り上げられない「虐待事件」。殺されず生き延びた大人の「未来」にもっと目を向けてほしい。 精神科医の和田秀樹氏との特別対談「虐待サバイバーたちよ、この恐ろしく冷たい国で、熱く生きて行こう!」も必読! 【本書の内容】 こうして「虐待」は始まった。 第2章 「離婚」「貧困」「再婚」「虐待」でぐるぐる。 第3章 愛着障害~精神崩壊へのメルトダウン 第4章 大人になってもトラウマは続く! 第5章 母の物語から見える虐待の連鎖 第6章 解離―虐待がもたらした大きな爪痕対談 和田秀樹×羽馬千恵―虐待サバイバーたちよ、この恐ろしく冷たい国で、熱く生きて行こう!
  • 私、コスモの目になる! 盲目の馬と少女のこころの交流
    -
    競走馬としてデビューしたタカラコスモスは、その期待に応えることはできなかったものの、乗馬用として引き取られた日本獣医畜産大学の馬術部で、素質を開花させることに。1990年の全日本学生馬術大会で優勝を果たすなど「女王」と呼ばれるほど、憧れの存在になっていた。しかし、馬の失明原因で最も多いとされている「ぶどう膜炎」を患うと、障害の飛越はもちろん、日常の生活にも支障をきたすほど、視力を低下させてしまう。大学では懸命の治療を施したが、症状の回復は難しいと思われた。なんとか彼女に活躍の場と考えていた馬術部の顧問・山内は、目の治癒に適した温泉が十和田にあることを含めて、青森県立三本木農業高校の藤森に引き取りを願う。しかし、ここでもタカラコスモスは「目の見えない暴れる馬」として藤森はもちろん、誰の手にも負えなかった。そんなある日、藤森は新たなパートナーとして1年生の華苗を指名する。(見えないのなら、私がコスモの目の代わりをすればいい)華苗は暑い日も寒い日も懸命に世話を続ける…。

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  • 私、失敗ばかりなので―へこたれない仕事術―
    3.6
    大人気ドラマ『ドクターX』を生み出したヒットメーカーは、実はダメダメ社会人だった! ドラマをつくりたいのに、秘書室に配属? 制作現場に異動したら、初プロデュース作品が打ち切り……。でも、全てヒットを生むために必要だった。体当たりの失敗とムダの連続で身につけた、仕事のルールを語る。失敗エピソード満載!

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