ママにはならないことにしました

ママにはならないことにしました

1,980円 (税込)

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子どもを産まないと決めたが、ある日「1人ぐらい産んでおいたら?」と姉に言われ不安が止まらなくなった著者は、
同じ選択をした17人の女性たちに会いに行くことにする。
ある人は家族について、ある人は仕事について、ある人は韓国という社会について、
彼女たちが語る「ママにはならない」理由に、一つとして同じものはなかった。
出生率が「1」を切る現代の韓国で、子どもを持たずに生きる女性たちの悩みと幸せ。

目次

プロローグ
インタビューに参加した人たち

第1章「子なしで生きる」と100%確信して決めたのか?――自分の心と、「母性」について考えたこと
誰もがママになりたいと思うものなのか?
産むか産まないか、そう簡単には決められない
妊娠や出産は人生をドラマチックにするための演出じゃない
妊娠中絶について
子どもが嫌いだから産まないのですか?
ママになることへの恐れ
ある日「マンマ・ミーア! 」を観ていて
親にならないと大人になれないって?
子なし人生のゆとり お金と時間はこう使う
わが子の代わりに世界中の子どもに手を差し伸べる

第2章 出産するのは私なのに、なぜ非出産はすべての人が納得しなければならないのか?――配偶者、両親、友人たちとの関係について
配偶者とはどうやって合意しましたか?
子どもがいないという理由で別れるなら
結婚は四方からの攻撃だ! 義両親からの圧力
結婚は四方からの攻撃だ! 実家の両親の期待
避妊はどうしてますか?
もし、男性が子どもを産めたなら…
オー、わが甥っ子!
猫を飼う嫁として生きること
子どもがいてもいなくても いつだって友達でいられたら
両親のせいなのかと聞かないでください
あらゆる無礼とおせっかいのオンパレード
「じゃあ、なんで結婚したの?」という質問に答える方法

第3章 韓国でママになることは何を意味するのか――子なし女性の就職とキャリア、そして社会構造について
子なし夫婦の家事分担
「子どもを育てるために必要な金額」を計算してみたら…
非出産がキャリアに及ぼす影響
子なし女性と産休・育休
子なし女性の求職が大変な理由
地方で子なしで暮らすこと
バラエティ番組で育児を学ばないように
ノーキッズゾーンに行かない理由
子なし夫婦のための政策は必要か?
韓国で子どもを産みたい日はくるか?

エピローグ
訳者あとがき

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ママにはならないことにしました のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年03月18日

    私は第一子を出産したばかりだが、同じ女性として、本書の内容に共感することばかりだった。子どもを産んでも、産まない選択をしても、女性に悩みは尽きないなぁと思った。

    0

    Posted by ブクログ 2022年12月10日

     子どもを産み育てる理由は聞かれないのに、子どもを産まないという意見には理由が問われることに違和感を持っているので、自分と同じ人はいなのかなと思って読んでみた。本当は、子どもを産み育てる理由について知りたかったけど、そういう本が見つからなかったので。

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    Posted by ブクログ 2022年10月13日

    たくさんのことを考えた読書だった。産みたくないわけではないが、何も考えずに産めるほど簡単な選択ではない。産むならちゃんと育てたい。子供は社会からの預かり物で20年経ったら社会に帰すと言うけれど、子のスキャンダルは親の責任問題として捉え続けられる社会のどこが預かり物なのか。韓国の社会では日本よりも深刻...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年10月02日

    本が付箋だらけになった

    冒頭から救われる思いで読んだ。
    私は著者やインタビュー対象者たちのようにしっかりとした考えを持って自分の人生を生きてはいないが、わたしたちが悩み、話題にしてきたすべてのことについて触れられていて驚いたし、多くの話に共感できた。
    なんとなく違和感を抱いたりモヤモヤしたりしてい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年09月18日

    "会社で男性社員たちが「結婚したから子どもは何人ぐらいの予定なんだ」と、まるで自分に権利があるかのように軽口をたたいているのを目にするたびにちゃんちゃらおかしいと思ってました。女性は自分が妊娠と出産を体で体験しなければならないのだから、そう言えますけど、男性の意思決定はゼロだと思いますよ。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月17日

    勝手な思い込みだけど、
    受験・結婚・出産などなど、日本におけるストレスは韓国で更に苛烈だと思ってる。
    そんな中で子供を産まない、という生き方は、
    相当にストレスフルなんじゃないかと思う。

    何故産まないの?とは聞かれるけれど、
    何故産むの?はあまり聞かれない。
    何故?と聞かれると、聞いた方に悪意はな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年04月09日

    「選択的子なし」
    それを韓国社会で生きていくうえでの難しさは日本以上だと感じた。
    できないのではなく「つくらない」
    その選択をする事の勇気。
    せざるを得ない現実。
    案ずるより産むが易しという言葉がああるけれどそんな生やさしいものでもなく簡単なものでもない。
    ものすごく色々考えさせられる1冊だった。

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    Posted by ブクログ 2023年01月27日

    私も「ママにはならないことにしました」
    さすがに現代で面と向かってネガティブなことを言ってくる人は周りにいないけど、勝手にバリアを張って気にしてしまう自分もいる。
    日本でこういう本を見つけられなくて、隣国で一定数同じ考えの人がいることに勇気づけられた。

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    Posted by ブクログ 2023年01月16日

    他人の人生を侵害してないのにもかかわらず
    少数派の生き方を選んだ人たちは、簡単にヘイトの標的になり、
    という一文を読み、まさに!と改めて思わされた

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    Posted by ブクログ 2022年11月05日

    これは子を持たないことを選択した女性が、世間から後ろ指を差されながらも幸せに暮らしていくといった安直な内容の本ではない。
    韓国という超少子化の国で、人間としてどう生きていくかを考えさせられる内容だった。これはもちろん日本にも当てはまる。

    私は今のところ子どもは欲しくないと思う。その理由の第一は産む...続きを読む

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