松村邦洋懲りずに「べらぼう」を語る

松村邦洋懲りずに「べらぼう」を語る

1,760円 (税込)

8pt

4.3

【内容紹介】
2025年の大河ドラマ『べらぼう』の主人公は「江戸の出版王」・蔦屋重三郎。
芸能界ナンバーワン歴史ユーチューバー・松村邦洋が、キャスティングから歴史のうんちくまで、大河を200%楽しむためのポイントを語り尽くす大河ドラマ解説本。

喜多川歌麿、東洲斎写楽といったカリスマアーティストたちをプロデュースした江戸時代の版元(出版社)・蔦屋重三郎。老中・田沼意次時代の自由な空気の中で「戯作」や「狂歌本」といったエンタメ本の名作を数々を生み出し、江戸の出版界を大きく盛り上げました。 その後、老中・田沼が失脚し、松平定信が老中首座に就任すると、風紀を正すという大義名分の下、出版界にも言論統制が。「蔦重」こと蔦屋重三郎はそのピンチにあの手この手で立ち向かうのですが……。

ところで、蔦重の名前を初めて聞いたという人も多いのではないでしょうか。実は、ボクもあまり詳しく知りませんでした。というわけで、勉強してみたら面白いのなんのって!大河ドラマをお腹いっぱい楽しむためのトリビアを、この一冊に目一杯詰め込みました。

【著者紹介】
[著]松村 邦洋(まつむら・くにひろ)
1967(昭和42)年8月11日生まれ。山口県出身。お笑いタレント。
大学生の頃、バイト先のTV局で片岡鶴太郎に認められ芸能界入りし、斬新な生体模写で一躍有名に。ビートたけし、半沢直樹、“1人アウトレイジ”、阪神・掛布雅之、故野村克也監督など多彩なレパートリーを誇り、バラエティ、ドラマ、ラジオなどで活躍中。筋金入りの阪神タイガースファン。
芸能界きっての歴史通であり、YouTubeで日本史全般を網羅する『松村邦洋のタメにならないチャンネル』を開設。特にNHKの歴代「大河ドラマ」とそれにまつわる知識が豊富。著書に『松村邦洋「鎌倉殿の13人」を語る』『松村邦洋今度は「どうする家康」を語る』『松村邦洋まさかの「光る君へ」を語る』がある。

【目次抜粋】
人物相関図
主な登場人物の生没年グラフ
はじめに

■第1章 大河『べらぼう』はここが面白そう!
豪華キャスティングを深読みする

■第2章 本屋から辣腕プロデューサーへ ~若き日の蔦重~
蔦重の原点は遊郭・吉原
出版プロデューサーとしての才能が開花
エンタメ本出版に進出!
次なる新規ビジネス「狂歌本」

■第3章 「バブル」田沼から「コンプラ」定信へ
実はすごかった‶タヌマノミクス〟
江戸城内で本当にあった怖~いハナシ
清廉潔白・定信とダークヒーロー・治済

■第4章 逆境に負けてたまるか! 蔦重「必勝」の裏側
手鎖の刑、自殺、財産没収
天才・歌麿とコンビを組む
美人画で世間を魅了する
「写楽」という一大プロジェクト
蔦重が遺したもの

■長めのあとがき
――〝Mr.大河ドラマ〟西田敏行さんが逝ってしまった……
…etc

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松村邦洋懲りずに「べらぼう」を語る のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    大河ドラマ「べらぼう」が始まる前に書かれた本だそうで、びっくり。
    松村邦洋さんと言えば、ススメ電波少年。
    子供の頃に大河ドラマにハマって、それから大河ドラマは全部見ているとのこと。
    それだけじゃなく、歴史について、よく勉強しているようで、脱帽。
    次のも読んでみたいな。

    0
    2025年11月30日

    Posted by ブクログ

    大河ドラマ「べらぼう」が始まる前に、この本を書かれているのがすごい。
    解説とドラマの筋がほぼ一致していて、とても勉強になった。今までドラマで聞き流していた、知らない単語(細見(さいけん)、黄表紙など)や政治の出来事や勢力図が理解できてスッキリ!
    この本を読んでからドラマを見ると、解像度が上がった。

    0
    2025年07月29日

    Posted by ブクログ

    おもしろかった。
    ドラマが始まる前に読んでたらもっとわくわくしたかもしれない。
    ドラマが始まってる今となっては、関心事がこの本には書いていない別のところ(唐丸は誰なのかとか)にあったりするし。
    でもおもしろかった。
    蔦重もっと長生きして欲しかったな。
    寛政の改革が始まっちゃうとこれまでのように自由に

    0
    2025年05月06日

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