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Posted by ブクログ
私のマリー・アントワネットのイメージは、もろ『ベルサイユのばら』のアントワネットだ。そんなアントワネットのイメージが覆されたのが、惣領冬実さんの『マリー・アントワネット』である。
惣領さんの『マリー・アントワネット』を読んだとき、物足りなさを感じたが、今回この本を読んで、惣領さんの『マリー・アントワネット』になぜ物足りなく感じたかがわかった気がした。
そして、歴史漫画を描く難しさ、面白さというものを考えさせられた。惣領さんは、歴史漫画に対して常に真剣に向き合っていると感じた。だから、適当には描けない(だからm『チェーザレ』も止まってしまったようだ)。
歴史をイメージや先入観で見るのではなく、史実に沿って考えることの大切さを考えさせられた。
Posted by ブクログ
相変わらず繊細で綺麗な絵だなぁ…
私が子供の頃から活躍されていた少女漫画家さんも大分お年を召されてきて大分絵が変わられたり線が太くなる方が増えた中、この方の絵はあまり変わらない気が。というかまあ惣領さんのマンガで最初に読んだ作品が「ピンクな君にブルーな僕」だったのもある意味特殊過ぎたような気がしないでもない。
なにせフランス革命・マリーアントワネットというとどうしてもベルばらを思いだしてしまうのであちらが正史のような気になってますがそんな訳もないんだよな。この続きは破滅しかないのですがなんとなくもう少し長く読んでいたかったなぁという気になりました。
Posted by ブクログ
新たなマリー・アントワネット像を描いた惣領冬実の『マリー・アントワネット』の制作秘話。
私としては、あの『マリー・アントワネット』は天地がひっくり返るくらいの新解釈だったので、どのようにしてそこにたどり着いたのかが分かって興味深かった。
萩尾望都と惣領冬実の対談を読んで、『王妃マルゴ』も読んでみたくなった。
また、私の専門の19世紀末の“切り裂きジャック”でも、タブロイド文化の隆盛が事件に大きな影響を与えている。
それ以前の世界では、記録として残されている歴史は全て“勝者の歴史”だったものが、勝者でも敗者でもない第三者から見た歴史が、ここまで後世の人々の歴史観を左右するという事実が印象的だった。
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