町の本屋はいかにしてつぶれてきたか

町の本屋はいかにしてつぶれてきたか

1,188円 (税込)

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なぜ町から本屋が消えていくのか? 複合店化、大型書店の登場、ネット書店の台頭……戦後書店史をたどり、出版流通の課題を考える。

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町の本屋はいかにしてつぶれてきたか のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    日本の出版社がこの本を出すのをよく許したなぁと思えるほど業界の闇に切り込んだ内容だと思う。

    正直完璧にに理解できたとは言い難いが今も昔も町の本屋が順風満帆だった時代はほぼなかったんだろう。事実として私の地元ではだいぶ前に町の本屋は姿を消した。大型店があるからそんなに困ったことはないけど、それも当た

    0
    2025年08月17日

    Posted by ブクログ

    簡潔な言葉で本屋がつぶれてきた要因を述べている。怒りにも似た声が透けて見える。町の本屋という文化が衰退している事は間違いない。だが本屋が危機にあったのは今だけではない。新しい形できっと書店は残り続けるだろう。道筋は私たちが考えるしかない。

    0
    2025年06月27日

    Posted by ブクログ

    まだ半分も読んでないけど、本の販売についてマージンや価格設定、仕入れ量など知ることができてとても興味深いです。
    ベストセラーはたくさん売れるから、本屋さんはたくさん仕入れて、たくさん売って利益だせる!
    と思ったけどいろんな条件があって簡単にはいかないんですね。
    世の中の、本屋さんを残そう!
    本自体は

    0
    2025年05月16日

    Posted by ブクログ

    町の本屋は、いつから、どのようにしてなくなってきたのか。
    この問題に対して、多角的な視点から、さまざまなデータを提示して論じている。
    これまでと同じ形での継続は難しいかもしれないが、著者も言っているように、過去を眺めれば、今後を柔軟に考えていく道も拓けるだろう。そこに期待したい。

    0
    2025年12月02日

    Posted by ブクログ

    本屋がなぜなくなっているのか、また、本屋の流通の構造に興味があったので読んでみた。

    かなり濃い内容で、読み応えがあった。
    ただ、色々情報があって読み終わってよく分かってないところが多いので、復習が必要そう。

    0
    2025年11月04日

    Posted by ブクログ

    かなりの労作でないか。
    今まで自分が思っていた「書店を取り巻く環境」がいかに間違っていたのか気付かされる。
    ・本屋はふらっと寄る場所から本好きがわざわざ行く場所に変わってしまった。
    ・意外な位、本屋に通っている人がいる。週1回以上で75%、え?本当。本屋に来ている人へのアンケートだからか、こんなもの

    0
    2025年08月31日

    Posted by ブクログ

     出版業界の流れが明確にわかり、絶望的な状況を突き付ける。希望はあるのか?だが、本書は何か絶望なのか、どのような構造なのか?を明確にしてくれることで、この五里霧中の状態をある程度晴らしてくれている。その中に希望の光を見つけるしかないかもしれない。
     様々な業界や小売が同じような状況に置かれていること

    0
    2025年08月17日

    Posted by ブクログ

     本書のタイトルについて
    「つぶれる」という言葉は強い。当の書店から反発が起こり、売りづらくなるのではとの懸念から「消える」「なくなる」のような比較的穏当な言い方に変えられないかと何度も平凡社の編集、営業の方々から提案された。(まえがき より)

     企画を引き受けた時点で、会社として相当な覚悟があっ

    0
    2025年06月30日

    Posted by ブクログ

    力作。
    書店の経営が厳しいのは今に始まったわけではない。
    利益を得るために価格アップではなく販売増を選んだ出版社、それを後押しした取次。

    0
    2025年06月21日

    Posted by ブクログ

    本を作り流通させ売るビジネスの動きを振り返る内容。どこかの視点に偏る事無く事実を連ねていて資料としての価値を感じるが、テーマ毎に時系列で追いかけるため漢字が連なる長い名称のプレイヤーがなん度も出て読みづらかったが、ステークホルダーの多さと歴代対応の積み重ねで身動きができない様は、企業のレガシーな基幹

    0
    2025年11月04日

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