まともがゆれる ――常識をやめる「スウィング」の実験

まともがゆれる ――常識をやめる「スウィング」の実験

作者名 :
通常価格 1,458円 (1,326円+税)
紙の本 [参考] 1,716円 (税込)
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作品内容

弱くていいのだ。ダメでいいのだ。ダメだから人に救われるし、救われたら人を救おうと思うのである。
こうしてダメがダメを救っていく。世の中を回しているのはお金じゃなくて「ダメさ」「弱さ」であっていいんじゃないか。
……寄稿 稲垣えみ子

「できない」ままで生きてもいい!
自分の欠点ではなく「世の中が押し付けてくるまともな生きかた」と戦う術。

親の年金でキャバクラに通い、そのたび落ち込んで引きこもっていた増田さん。
何をやっても自信が持てない、一応「健常」な施設スタッフ沼田君。
毎夕、意味不明なワン切りを必ずしてくるひーちゃん。
「足が腐った」とか「定期をトイレに流した」とか、まばゆいばかりの屁理屈で仕事をサボろうとするQさん……。

障害福祉NPO法人「スウィング」に集う、障害を持つ人・持たない人たちの「できないこと」にこだわらないエピソードと、心の栓を抜く、脱力しきった詩の数々。

誰かが決めた「まとも」を見つめ直し、ゆらしたりずらしたりすることで、それぞれの生きづらさを緩めるヒントとなる一冊。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー
出版社
朝日出版社
電子版発売日
2019年03月15日
紙の本の発売
2019年01月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
31MB

まともがゆれる ――常識をやめる「スウィング」の実験 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年04月09日

    世の中には3つのパズルのピースがある。
    一つは世間が要請するピース。
    根気強くあれ,上へ上へ目指せ,負けてはならないなどなど。
    もう一つは自分が生まれ持ったピース。
    性格や周りの環境など。
    最後は自分が使いたいピース。
    持っている持っていないに関係なく自分が使いたいピースのこと。

    この3つのピース...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年08月16日

    「折々のことば」で、この本に寄稿している稲垣えみ子さんの「そう『健常』が『障害』になっているのだ!」との言葉がきっかけで、この本を読んだ。

    失敗したっていい、弱くていい、できなくてもいい、ダメだっていい。だって、人間なんだから。

    違うものは違う。それでいい。そこで自分が何を感じたのか、何を思った...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年08月07日

    障害者施設スウィング。
    ここには、世の〝まとも〟が通用しない。
    おかしな〝まとも〟が大腕をふって歩く世の中。
    スウィングの皆さんは、それをふわりとこえていく。
    こんなに明るく、こんなに面白く、こんなに心が震えて、こんなに考えさせられる本は、他に無い。
    すごくすごく、いい本。

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    Posted by ブクログ 2019年05月18日

    「まとも」であることに神経をすり減らし、「できない」ことに落ち込み、悩み、もがき苦しむ社会のストーリーを多くの人がそれが使命であるかのごとく受け入れているのでは、、と思った。ここ「スウィング」では、「できない」ことにこだわらないだけで不思議と「できる」ことがどんどん増えて行く。会話が生まれ、笑いが生...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年08月20日

    武田砂鉄さんの「わかりやすさの罪」
    で紹介されていた一冊

    世の中の「常識」って
    あらためて
    なになのだろう
    と 深く、面白く
    かんがえさせてもらうます

    「こうすべき」
    「こうあるべき」
    「ねばならない」
    に対して
    「?」と
    思うことが多い方、
    一度でも思った方、
    ぜひぜひ
    おすすめです。

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    Posted by ブクログ 2019年06月29日

    身体障害以外の人達?を就労するNPOを運営する筆者のエッセイと言うか活動の日々を綴ったもの。自身が世間の「普通・こうあるべき」に縛られて(自身で縛って)苦しんだ経験、普通ってなに?を問い、普通の枠では生きづらい人達の支援をして行きたいと。共感出来る部分が多くて驚いた。

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    Posted by ブクログ 2019年07月28日

    「べき」や「ねば」といった既存の仕事観・芸術観に疑問符を投げかけながら様々な創造的実践を繰り広げている障害福祉NPO法人スウィングの実践を紹介する。稲垣えみ子の寄稿、利用者たちの“自由すぎる詩”も収録。

    朝のミーティングの話などなるほどなと思った。

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    Posted by ブクログ 2019年04月10日

    障害が問題なんじゃなくて、障害があることをタブー視することが問題なんだよね。稲垣えみ子さんはあとがきでこう書いていらっしゃる。

    「力を抜くことこそがクリエイティブの肝とわかっちゃいるので。わかっちゃいるんだが「健常者」である私は考えすぎて力を抜けないのである。そう「健常」が「障害」になっているのだ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年10月13日

     京都の障害福祉NPO法人、スウィングの主催者が書いた本。
     障害福祉施設であるのだけれども、きちんとしなければ、まともでなければ……という思い込みではなくて、ダメなまま、できないままで生きるということをこれでもかと見せてくる。
     障害者(ケアされる人)、職員(ケアする人)という立場ではなく、人同士...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2019年08月01日

    障害を持つ人の作業所というのはちょっと想像がつかないのだが、経済原理の外側というわけにもいかないのだなあ。

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