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  • やりたいことは二度寝だけ
    3.8
    毎日アッパッパー姿で会社に行き、仕事の合間に1.5Lの紅茶を飲み、帰りは商店街をふらふら歩く。検索やノート集め、炭水化物、サッカーをこよなく愛し、からあげ王子に思いを馳せ……。日々のささやかでどうでもいい出来事を"マヌケ面白い"視点で綴る、超庶民派芥川賞作家による脱力系初エッセイ集。
  • 夫婦のルール
    -
    老いてますます輝く90歳と85歳の作家夫妻が明かす、人間関係、そして人生の極意とは? 「僕は嘘つきです」から始まった結婚生活、作家として執筆と子育てに追われた30代、世界を飛び回りながら3人の親を介護し看取った40~50代、様々な危機を越えて人生の第三幕を迎えた夫婦が、ともに歩んだ歳月を振り返り、本音で語り合う夫婦関係の極意。人生の智慧にあふれた大反響作、文庫化!
  • ぼくの短歌ノート
    4.1
    人気歌人にして名エッセイストの著者が、近現代の短歌の中からテーマ別に選んだ名作・傑作短歌の数々。「コップとパックの歌」、「ゼムクリップの歌」、「賞味期限の歌」、「身も蓋もない歌」、「落ちているものの歌」、「間違いのある歌」、「ハイテンションな歌」「殺意の歌」……などなど著者ならではの鮮やかな視点と鋭い言語感覚で、一つの短歌から新たな世界を発見する、魅力に満ちた短歌案内エッセイ。
  • 猫のよびごえ
    4.7
    自宅の猫たちと仕事場の猫たち、皆がいっしょに暮らせるよう移り住んだ静岡県、熱海の家に、また新たな猫がやってくる。海岸で出会ったきわめて人なつこい猫。「ネムちゃん」という名があまりに似合わずネムリ・キョーシローと名付け直した不細工猫。次々にやってくる新参猫に加え、一階で保護犬を飼い始めると猫たちは激怒して……。なにげない出来事を積み重ね、愛おしい日々を、人と猫とで生きていく、傑作エッセイついに完結!
  • 偏差値78のAV男優が考える セックス幸福論
    4.5
    「好きな人ができたとき、あるのは愛でしょうか、それとも欲望でしょうか?」偏差値78の進学校からAVの道へ進み、いまや超売れっ子のAV男優が体で感じ理解したこととは? 森林原人は、性の森林に住む"賢人"だ。分泌と文筆を両立する最先端の"現代人"であり"哲人"だ。水道橋博士(浅草キッド) 森林原人さんは、八千人の女とセックスして八千本の物語を生んだ、「男根の表現者」です。桜木紫乃(直木賞作家)
  • イギリス式 お金をかけず楽しく生きる
    4.0
    かけがえのないものの見分け方、教えます! イギリス人に学ぶ幸せづくりのコツ! 人の心にとって大切なものは、友人や思い出、学び、つくること、こんなシンプルなことを守る方法を具体例いっぱいに説く! 月1万円で借りる自分の部屋。モノは中古を買う、もらう。毎日がどんどん軽やかになる! 幸福をつくる技術!
  • 笑うカイチュウ
    3.8
    花粉症やアレルギーは寄生虫で防ぐ!? ダイエットにカイチュウがお役立ち? かわいいペットの虫退治など、身近な体験を人と寄生虫との共生から易しく説き明かす。善玉カイチュウからグルメが危ない激痛アニサキスまで、隠された体内ドラマを面白おかしく綴った大ベストセラー・医学エッセイ。
  • 家族が自殺に追い込まれるとき
    5.0
    日本社会の病理を撃つ! なぜ働きざかりの男が? 悲痛の深層を抉るルポ。「人員減だから頑張る→苦しくても我慢→うつ病→自殺」の回路を断て! ーー〈すまん! 申し訳ない! どうしたらよいか分らなくなった〉と遺書を残し、入水自殺した男性管理職。自殺者の数が、年間3万人を超えた。なかでも、働きざかりの男が目立つ。不況、リストラ、過労……ストレス社会が「最悪の選択」へ追い込むのか……。14人の悲劇を辿り、家族の苦悩と社会病理を抉る渾身のルポ。
  • 世界一周ビンボー大旅行
    3.0
    旅本世界のトンデモ本『12万円で世界を歩く』の名コンビが復活! ーー目的地は? それはニッポン!! 大阪南港を旅立ってひたすら西へ、西へ。上海、北京、ウランバートルを経て酷寒のシベリアをひた走り、ベルリン、アメリカヘ。列車とバス、船を乗り継ぎ地を這うような旅は続いた。旅本世界の金字塔『12万円で世界を歩く』の名コンビが、再び激動の地球を回る。<『世界一周ビンボー旅行 ふたたび』改題作品>
  • 旅人たちのピーコート
    4.0
    初めての海外旅行はアメリカだった。あれから幾年月……今も僕の旅は続いてる。南インドの定食にはまり、ラダックのテントで震えて惰眠を貪り、パゴダの夕陽に酔う。ガンジスにたゆたい、憧れのニューヨークで美術館を経巡る。沙漠に世界最古の摩天楼があると聞けば、南イエメンまで足をのばしたりもする。蔵前流・旅の極意はゆったり、のんびり。愉快なイラストと写真が満載の旅日記!
  • 大学医学部の危機
    -
    その姿はまさにこの国の縮図だ! いまなお「白い巨塔」なのか? それとももはや「バベルの塔」か? 構造改革の時代! ――世界に冠たる日本の医療環境。平均余命は高く、薬は豊富。しかしその一方で……。倫理からかけ離れて暴走しかねない先端治療は、国民の不信を買い、際限なく膨脹する医療費は、国家財政を揺るがす。構造改革の時代に、大学医学部は、新しい秀れた人材を社会に送り出せるのか? 豊富な取材で実像をえぐり出す。
  • 昭和史 忘れ得ぬ証言者たち
    4.0
    菊池寛賞受賞の栄誉に輝く「保阪昭和史」の到達点! 肉声の持つ迫力! ――歴史の決定的瞬間に居合わせた者、戦後を寡黙に生き抜いた者……。真珠湾攻撃時の日本大使館員から、A級戦犯の最期の声を聞いた宗教家まで、文献にはない迫力ある証言の数々。取材した相手の数のべ4000人、菊池寛賞受賞に輝く昭和史研究の第一人者が、次代へと語り継ぐ貴重な肉声を一冊に!<『一語一会』改題作品>
  • 悪女の人生相談
    5.0
    フランス語で、悪女の反対語は、馬鹿女である。すなわち、悪女とは、クレバーな女のことだ。ところが、恋愛後進国の日本では、知的な女は、馬鹿女よりも、遥かに分が悪い。恋愛結婚戦線で、不当にも苦杯を舐め続ける、真に賢い女たちよ、高度な恋愛術を身につけた、悪女を目指せ! 稀代の仏文学者が、痛快無比に答える、恋愛相談。 ◎林真理子氏推薦!「もっと早くこの本を読んでいたら私の人生も変わっていただろう」 実践的・悪女の恋愛術。すべての賢い女性たちよ、悪女を目指せ! Q二股生活をうまくづづけるには? Qなにもしない彼をその気にさせるには? Q好き好きオーラ全開で失敗ばかり Q年下の男と結婚して、楽しく暮らすには? Q身動きできない不倫の泥沼から逃れたい Q私を捨てた男に、胸のすくような復讐を!
  • 大東京バス案内
    5.0
    路線バスでウラ道グルメ、発車オーライ! 誰も知らない東京の楽しみ方が見えてくる――路線バスは、あなたの知らないディープな東京への入り口だ。乗れば、普段と違う風景(けしき)が見えてくる。小銭片手に乗って歩いて、ウラ道グルメに舌鼓。ビン牛乳を飲み、「生アゲとピーマン炒め定食」を食べ、ほねつぎバスから銀ブラバス、橋づくし路線にお花見路線を堪能しよう! 読んで愉しいとっておきガイド。
  • 古代史紀行
    4.3
    鉄道と時刻表に興味を抱く旅行作家の著者が、日本の歴史を、その歴史の成り立つ順に史跡を求めて旅をする。『魏志倭人伝』に紹介された対馬から、道鏡左遷の地・下野薬師寺跡まで、約五百年の古代日本史の現場に立ち、歴史の舞台となった場所を実地検分した上での「臨場感のある歴史」をここに再現する。
  • ガミガミ女とスーダラ男
    3.9
    下ネタ好きでおちゃらけ者の夫にイライラを爆発させる妻。口で言うこと聞かなきゃ殴るまで! 最大級に低レベルな争いを繰り広げる仁義なき戦いの日々、そして第二子懐妊。捺印済みの離婚届を用意していながら今日もまた人生を共にする、夫婦という摩訶不思議な絆。百パーセント真実の、ある夫婦の愛の記録。
  • 星をつくった男 阿久悠と、その時代
    3.6
    伝説的アイドル、ピンク・レディーを手掛け、『津軽海峡・冬景色』をはじめ、生涯に五千作におよぶ歌をのこした作詞家阿久悠。敗戦で価値観の大転換を経験した少年が、時代を食らい、歌謡界の巨人へと駆け上がった軌跡、最期までこだわり続けた「言葉」への執念――。丹念な取材を元に綴られた傑作ノンフィクション。
  • お金をかけずに食を楽しむフランス人 お金をかけても満足できない日本人
    3.5
    フランス人にとって「食べること」は人生そのもの。お金をかけずに、ほんの少しの工夫と好奇心で毎日の食卓をもっと楽しく! 手軽に作れる家庭料理や地方の名物料理、気取らないおもてなしなど、パリに20年間暮らした著者による仏流・美味しく食べて豊かに暮らすヒントが満載のエッセイ集。
  • 謎の1セント硬貨 真実は細部に宿る in USA
    3.5
    古い1セント硬貨の“ある謎”がきっかけだった。「ひょっとすると、アメリカのホームページに質問メールを送ると親切な返事が戻ってくるのかもしれない」。アメリカ各地をクルマで回り、肌で感じた微妙な疑問を問い合わせてみると、続々戻ってくる返事メールからアメリカの真髄が見えてきた。(講談社文庫)
  • 作家の条件<文庫決定版>
    -
    作家になれる人、なれない人はどこが違うのか。通俗に堕さず読者からも乖離しない作品を生み続ける秘訣とは。半世紀近く創作の第一線を走り続け、松本清張、笹沢左保、山村正夫ら幾多の作家と交わった経験が、熱きメッセージとなり、志ある後進の背を力強く押す。小説を書きたい人必読の“作家虎の巻”決定版! (講談社文庫)
  • 新装増補版 自動車絶望工場
    4.1
    働く喜びって、何だろう。自動車工場で働きはじめた34歳のぼくを待っていたのは、人間性を奪うほど苛酷で絶望的な仕事だった。考える暇もなく泥のように眠る毎日、悲鳴をあげる身体、辞めていく同僚たち。読みやすい日記形式で「働くこと」の意味を問うルポルタージュの歴史的名作に、最新の情勢を加筆した新装増補版。 (講談社文庫)
  • 会いに行きたい! 日本の仏像
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 みかえり仏像にアフロ仏像、モデル体型、色白美人……。仏像大好きイラストレーターが、独自の視点で日本の仏像の魅力をご紹介! 初心者にもわかりやすい基礎知識の解説も。この一冊で仏像の面白さが堪能できる!
  • 中核VS革マル(上)
    3.7
    血で血を洗う殺戮戦争を続ける学生や労働者たち。その覆面の下には、どんな素顔が隠されていたのか。高い理想と正義感から生まれたはずの"革命"運動が、両党派間の内ゲバ殺人に転化していった悲惨な歴史の逆説。いま困難な時代の転換期にあって、先行世代の軌跡を見詰めなおす綿密なドキュメント。
  • 在日マネー戦争
    5.0
    大正期、朝鮮半島から玄界灘を越え、三人の男が日本に渡ってきた。戦後、多くの在日コリアンが棲みついた大阪・猪飼野を舞台に繰りひろげられた、在日金融機関の設立・再編をめぐるマネー戦争。「在日のドン」と呼ばれる男たちの栄光と挫折のマネーゲームに迫った渾身ノンフィクション! 解説・野村進
  • 英語コンプレックスの正体
    3.0
    ヨーロッパ中心主義、英語帝国主義の欺瞞を明晰に論じ、返す刀で、日本人のコンプレックスをあざやかに削ぎ落とす、エッセイの名手による英語論。著者自身が留学時代はじめ研究者生活のなかで味わった英語にまつわる理不尽や、自らのコンプレックスの根底を、名調子で読ませる、言語文化論エッセイ。
  • 政争家・三木武夫 田中角栄を殺した男
    4.4
    「金脈問題」で退陣する田中角栄の跡を襲った、「クリーン三木」の正体は、想像を絶する「政争の怪物」だった。翼賛選挙を非推薦で勝ち上がり、戦後の混迷する政局を泳ぎ回った稀代の策略家の実像とは? 「綺麗事を武器にしろ」「昨日の敵は今日の友」「もっと火を大きくしてこい」……三木武夫の権謀術数の数々を生き生きと描き出し、かつて日本政治にあったはずの「政治の定跡」をよみがえらせんとする文庫書き下ろし意欲作!
  • ドキュメント パナソニック人事抗争史
    3.7
    なぜあいつが役員に?なぜあの男が社長なんだ?人事がおかしくなるとき、会社もおかしくなる。巨艦パナソニックの凋落の原因も、実は人事抗争にあった。会社の命運を握るトップ人事は、なぜねじ曲げられたのか。誰がどう間違えたのか。元役員たちの実名証言によって、名門・松下電器の裏面史がいま明らかになる!上司の出世争いに辟易するサラリーマン必読です。
  • お金がなくても平気なフランス人 お金があっても不安な日本人
    3.6
    買えないモノは欲しがらない。お金を出さずにあるモノで、心豊かな節約生活を送るフランス人。子育て、貯金、マイホームから、バカンス、冠婚葬祭まで、20年間パリで暮らした著者が、肌で感じたフランス人の知恵。本当に大切なものを見極め、自分の価値観で人生を充実させる、楽しくおトクなエッセイ集。
  • 恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白
    3.9
    二〇〇〇年春、函館新港に運ばれてきた覚醒剤。その量百三十キロ、末端価格にして約四十億円。"密輸"を手引きしたのは北海道警察銃器対策課と函館税関であり、「銃対のエース」ともてはやされた刑事だった。腐敗した組織にあって、覚醒剤に溺れ、破滅を迎えた男が、九年の服役を経てすべてを告白する――。二〇一六年六月二十五日公開、映画『日本で一番悪い奴ら』(主演・綾野剛)原作。
  • パスツール
    4.5
    教科書に出てくる人の伝記 狂犬病ワクチンなどの開発で、感染症の脅威から人類を救った近代細菌学の開祖であり、牛乳やワイン、ビールの腐敗を防ぐ低温殺菌法も開発したフランスの偉人、パスツール博士の波乱万丈な生涯。
  • 愛と恍惚の中国 ディープにあちこち探訪記
    3.0
    これほど的を射たレポートは存在しない。愛すべき憎むべき笑いと怒りと涙の記録。これ1冊で中国通! ――いきなりの始末書、国外追放の危機、カラオケ・バーで稼ぐシャブ中ホステスたちとの交流、毛沢東の村の優しい人々、天津甘栗の里を訪ねて……。北京駐在カメラマンが体当たりで見聞きし実感した、本当の中国と中国人の本音。日本では決して報道されない、気鋭ジャーナリストの涙と笑いと怒りのレポート。
  • 寂聴さんに教わったこと
    3.0
    寂聴さんの最晩年をいっしょに過ごした、66歳年下の秘書が描く微笑ましい二人の姿と、愛情溢れる寂聴さんの教え。写真も多数掲載!
  • その日まで
    -
    私は「その日」をどのように迎えるのだろう。萩原健一らめぐり逢った人々への思いを通して綴る、99歳・最後の自伝的長編エッセイ!
  • 怖くて読めない水滸伝 中国の残虐・猛悪の英雄たち
    3.0
    中国最高峰の伝奇小説に描かれた殺人享楽の世界!――肌肉は裂け、鮮血はほとばしり、絶叫は空を貫く。肉は塩漬け、脂肪は灯油に……。梁山泊をめぐるヒーロー物語の真骨頂は、この残虐性にあったのだ! 殺しだしたらやめられない殺人享楽者、無雑作に子供の脳天を叩き割る冷酷な殺人者、猛毒で夫を殺す浮気妻、旅人の肉を塩漬けにしてしまう居酒屋……。梁山泊をめぐる108人の英雄・豪傑物語には、動乱期中国の残虐・凄惨・冷酷を象徴する場面が数多く描かれている。中国古代文学研究の第一人者が教える、中国伝奇文学「水滸伝」のもう一つの読み方!
  • エビスヨシカズの秘かな愉しみ
    5.0
    「実は私、芸術映画の好きな真のインテリなんですっ!!」――本は読まない。これといった趣味もない。麻雀と競艇とパチンコをこよなく愛し、ときどき映画を観る――体裁をつくろわず、“素(す)”のまま生きるエビスさんとは、いったいどんな人? 意外に規則正しいが、見た目そのままの暮らしぶりから、その生い立ち、秘かに抱く妄想、独自の映画論までがよくわかる、不思議なイラスト+エッセイ集。
  • ガラスの50代
    4.3
    本当に私、大人なのか? 『負け犬の遠吠え』の著者が綴る、令和の50代! Webマガジン「ミモレ」の大反響コラム、文庫化! 上の世代からも下の世代からも、 頼りにはされても心配はされないこの年頃の懊悩を、 これから探ってまいります。――本文より 夏目漱石は四十九歳で亡くなった。 かたや、今は人生百年時代。 令和の五十代が抱える悩みの原因は、寿命が長くなったせい。 美容、体調、親、子供、仕事、趣味、セックス、老後の準備……。 もう若くない。でも、老いてもいない。 心身ともにガラスのように繊細な季節を、どう生きる? 共感必至の人気エッセイ!
  • 島耕作に聞く タフな「男」になる80ヵ条
    -
    「あやふやな『自信』にしがみつくな」「損得抜きで行動する時を知れ」「負けは負けとして、ごまかさずに認めろ」「自分のなかのこだわりを追いかけろ」「楽しく生きることを忘れるな」――。男が社会の第一線に立ち、タフに生きていくために必要なものはなにか。ビジネスマンの頼れる友、取締役に就任した島耕作が教える、80の極意。「男らしさ」とはなにかを問いかける、サラリーマンのバイブル!
  • 島耕作に問う 好かれる「男」になる80ヵ条
    -
    男女を問わず、上司、部下、同僚からの信頼を得た「島耕作」の謎に迫る。ライバルを蹴落とそうなどとは考えず、上司に媚を売ることもしない。なのに、窮地に陥ると誰かしら手を差し伸べてくれる。そんな「男」になれる条件とは?  内面を見つめ直し、自分の中の勇気を少しずつ育てていく。ビジネスマンに希望を与えてくれる一冊。取締役に昇りつめた島耕作が示す人望の厚い「男」像! 男としての魅力を磨き慕われるコツを探る。
  • マンガ 誰にもわかる 人間アインシュタインと相対性理論
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「相対性理論」という言葉は聞いたことがあっても、実は何だかよくわからない。「アインシュタイン」の名前は知っていても、実はどんな人かよく知らない。しかし、彼の人生には、凡人が生きるうえでのヒントがたくさんかくされ、相対性理論は来たるべき宇宙時代に、少しは知っておきたい重要な理論なのだ! 就職に悩み、妻には愛想をつかされる。難解な理論は好奇心に満ち、人間味あふれる青年だからこそ生み出せたのだ! 知っておきたい人気の大科学者の素顔!! 「天才中の天才」の人間的魅力と「宇宙のしくみ」がよくわかる! マンガならではのわかりやすさで、大天才の魅力と難解な理論をやさしく解説。
  • 兄弟 追憶のhide
    3.9
    2022年夏公開の映画「TELL ME ~hideと見た景色~」原作! 主演は今井翼! 監督:塚本連平 出演:今井翼 塚本高史 JUON 津田健次郎 配給:KADOKAWA いま明かされるhideの素顔 X JAPANギタリストとして、ソロ・アーティストとしてミュージックシーンを全速力で駆け抜けたhide。弟が見つめた伝説のロックスターの「真実」がここに! 新エピソード満載で文庫化! X JAPANそしてソロ活動の絶頂期に急逝したギタリストhide。強烈な残像は今なおファンの胸を熱くし、若いアーティストたちを刺激する。hideのただ1人の弟であり、パーソナル・マネージャーだった著者が綴る“真実のhide”。少年時代、X再結成ほか新エピソードを満載して、待望の文庫化! 「本当の俺を見ててくれるのは、おまえだけだから」 いつもそばにいた弟が語る、hideの魂。 横須賀に生まれた3つ違いの兄弟、秀人と裕士。ギブソンのレスポールを手にどぶ板通りにかよった兄は、X JAPANでロックスターの頂点へと駆け上がる。弟は“hideさん”のパーソナル・マネージャーになった――。 ※本書は、2004年7月に角川書店より刊行された『兄弟 追憶のhide』に大幅加筆し、文庫化したものです。
  • 東海オンエアの動画が6.4倍楽しくなる本 虫眼鏡の概要欄 クロニクル
    4.5
    チャンネル登録者570万人超!いま最も注目を集める6人組YouTubeクリエイター「東海オンエア」。大人気グループの頭脳を務める虫眼鏡氏による最先端クリエイターのエッセイシリーズ「虫眼鏡の概要欄」の第4弾が、まさかの講談社文庫で発売。平成から令和にかけて書き連ねてきた動画概要欄の傑作選に加えて、虫眼鏡氏の魅力たっぷりの書き下ろしエッセイを収録。シリーズ14万部の大人気エッセイシリーズから目が離せない!
  • 言葉を離れる
    4.3
    ワールドワイドに活躍する美術家が80歳を超えてなお創作する心の軌跡を、想定外の半生を振り返り綴ったエッセイ集。講談社エッセイ賞受賞作。 【目次】 1 宿命に気づく時 2 肉体が感得するもの 3 鍵の在処 4 観察の技法 5 波乱の始まり 6 想定外の連続 7 買書の心得 8 三島由紀夫の冷静 9 地獄と天国のジェットコースター 10 インドからの呼び声 11 小説と画家宣言 12 「ディオニソス」の饗宴 13 ラウシェンバーグの軽やかな芸術 14 滝のひらめき 15 運命を手なずける 16 映画の手がかり 17  少年文学の生と死 18 言葉を離れる 19 自分の中の革命
  • シモネッタのどこまでいっても男と女
    -
    「暑かったから、博徒の妻に」なって以来、"罵倒観音"と言われつつも、年齢を重ねた後の拠り所は、結局互いに耐え抜いた夫婦だけ。「どこまでいっても、あ~夫婦」。ついに、極秘にしていた夫のことをつまびらかに。加えて、子、嫁、父母、姑といった個性溢れる家族のこと、人生を悲喜こもごもに彩った忘れえぬイタリア男たちを語ったお蔵出しエッセイ。イタリア語会議通訳にして名エッセイストの著者による抱腹絶倒の人生劇場。
  • 津波と原発
    5.0
    被災者の肉声を横軸に、現地の歴史的背景を横軸に紡ぎ、各メディアから高い評価を得た東日本大震災ルポルタージュの傑作を文庫化。あの未曾有の大災害の、一週間後に津波に襲われた被災地各所を、一ヶ月半後には福島第一原発周辺の立ち入り禁止区域内を緊急取材した筆者が見たものとは――。「あのとき、何が起きたのか。何が問題になっているのか。佐野さんにしか表せない、骨太な文章に心を打たれた」(解説・菅原文太)
  • 泣き虫しょったんの奇跡 完全版 サラリーマンから将棋のプロへ
    4.7
    中学選抜選手権で優勝した男は、年齢制限のため26歳にしてプロ棋士の夢を断たれた。将棋と縁を切った彼は、いかにして絶望から這い上がり、将棋を再開したか。アマ名人戦優勝など活躍後、彼を支えた人たちと一緒に将棋界に起こした奇跡。生い立ちから決戦まで秘話満載。(講談社文庫)
  • ボクの彼氏はどこにいる?
    4.0
    アイドルの女の子を好きなふりをしたり、気になる男子の名を寝言で呼んだらどうしようと修学旅行で眠れなかったり――著者がゲイであることに悩み、認め、周りにカミングアウトしていく、さわやかで感動を呼ぶ青春記。同性愛の人はもちろん、異性愛の人にも勇気と希望を与えてくれます。(講談社文庫)
  • 命をつなげ!ドクターヘリ 日本医科大学千葉北総病院より
    4.3
    「ぜったいに、助ける!」そんな決意をのせて空を飛ぶのが、ドクターヘリ。一分一秒をあらそう救命救急の最前線で、医師、看護師はもちろん、オペレーター、消防隊、ヘリコプターの機長や整備士――ひとつの命を救うために、多くの人々がそれぞれのベストをつくし、奮闘する! 新米医師の目をとおして、知られざる先端医療の世界を描くノンストップ・ノンフィクション。
  • ほんとうにあった犬の話 ワン!ダフルストーリーズ
    -
    ほんとうにあった犬にまつわる話を8章で展開。盲導犬になれず、登下校の見守をして小学生に大人気の犬、災害救助犬、車いすで懸命に生きる犬、大活躍のベースボール犬や、保護した犬の里親を探す大学生サークル、ドッグダンス優勝をめざす犬と飼い主、被災地の動物と飼い主を助ける獣医師、大人気・秋田犬の保護に尽力する人々など、犬と深くかかわる人間の姿も描くノンフィクション。犬と人間のきずなの強さに深く感動します。1.「きらっとレンジャーJ 参上!」盲導犬の訓練を受けながら、適性がなかったジェードは、小学生の登下校を見守る仕事を任され、アイドルになっていく。 2.「生きろ! 災害救助犬・夢之丞」殺処分寸前で命を救われ、やがて人命救助犬となった元捨て犬・夢之丞(ゆめのすけ)の物語。3.「走れ! 北里しっぽの会」青森県十和田市にある北里大学獣医学部のサークル「しっぽの会」。行き場を失った犬や猫を保護し、里親を探す学生たちの活動は、地元の人々にも広く知られている。4.「心をつないだ車いすのラッキー」鹿児島県・徳之島で、捨て犬を拾ってラッキーと名づけ、育てた楽器店店主の島田さん。ラッキーは交通事故で大けがを負い、沖縄本島の病院で治療を受けるが歩けなくなってしまう。島田さんの奔走で、ラッキーの車いすでのリハビリが始まる。5.「ドッグダンス」ドッグトレーナーの島本さんと、愛犬コマジの9年越しのコンテスト優勝までの物語。6.「ベースボール犬わさび 最後の登板」2018年に惜しまれて引退したベースボール犬わさびの最後の試合と日常。7.「熊本地震を乗り越えて 犬と飼い主の同伴避難を実現」熊本市で大きな動物病院を経営する獣医師の徳田竜之介さん。熊本地震で被災した住民たちのなかには、避難所へペットを連れていくことができずに避難を躊躇する人も多くいた。徳田医師はそんな人たちのために病院を避難所として開放したほか、自宅で動物と耐える人々を回り傷ついた動物の治療に奔走した。8.「ふたりはアイドル。マサルとザギトワ」ロシアのフィギュアスケート選手・ザギトワのもとに贈られた秋田犬のマサル。海外のセレブにも人気の秋田犬。貴重な秋田犬を保護する人々の努力を、マサルを育てたブリーダーの浜田正巳さんが語る。<小学中級から すべての漢字にふりがなつき>
  • 戦国武将物語 伊達政宗 奥羽の王、独眼竜
    -
    時は戦国時代。出羽の国(山形県)で生まれた伊達政宗は、幼いころの病がもとで右目の視力を失うが、不運にめげることなく、心身をきたえ、文武の道にはげんだ。十八歳で、伊達家をつぐと、まわりの大名たちを次々とおさえ、二十四歳の若さで、奥羽(東北六県にあたる地域)のなかばを手に入れ、「奥羽の王――独眼竜政宗」と呼ばれた。「あと三十年早く生まれていたら、天下を統一しただろう。」といわれる政宗の生涯とは。
  • 織田信長 ―炎の生涯― 戦国武将物語
    4.3
    最高にカッコいい戦国時代最強の武将の生涯 ――「燃えさかる炎のような自分」―― ――「冷ややかで、沈着冷静な自分」――。 幼いころから、まったく逆のふたりの自分を心のなかに感じていた信長。成長後も、はげしい自分と冷静な自分を交互に感じながら、「天下統一」をめざし、ひたすら突き進みます。信長がその先に見たものとは――。戦国武将のなかでも圧倒的に人気の高い信長の最高にカッコいい物語です。
  • コシノ洋装店ものがたり
    3.9
    コシノ三姉妹「お母ちゃん」の自叙伝――国際的なファッションデザイナーとして活躍を続けるコシノ三姉妹、ヒロコ、ジュンコ、ミチコを、女手ひとつで育て上げた母親は、自身も強烈な個性を持つデザイナーだった。戦前の洋服黎明期に洋裁と商いの修業をし、結婚後はときに子を顧みず仕事に没頭し、夫との死別後は道ならぬ愛を貫き、コシノ洋装店を繁盛させた。父親から受け継いだ自由な生きざまを、娘たちに背中で見せることで昇華させた、小篠家ゴッド・マザーの物語。 ●女学校を中退して、パッチ屋で奉公 ●父の差し金で修業先を転々 ●独立して、百貨店や病院の制服を受注 ●婿養子をもらうも、死別後は妻子もちと恋に ●三姉妹の養育は自由奔放に、ときには援助を ※本作品は2001年10月、小社より刊行された『やんちゃくれ――コシノのお母ちゃんと三姉妹の奮闘記』を、文庫収録にあたり改題、再編集したものです。
  • 身体知―カラダをちゃんと使うと幸せがやってくる
    3.8
    男手一つで子育てした内田樹と「オニババ」論の三砂ちづるが“おじさん”“おばさん”として提言! 「いいから黙って結婚しなさい!」……なんで?――大きな価値観の変動のなかで個人が幸せになるための条件を、気鋭の学者たちがそれぞれ一人のおとなとして、家庭人として提言。結婚や出産にも流行があり、悲しい思いやつらい経験をした前の世代へのいたわりの視線をもちつつ、日本人が培ってきた身体の知恵、日本文化のもつ他者への愛情や距離の取り方についてまとめていく。結婚したり出産したり、家庭をもったりして見えてくる人生の味わいを若者たちに見失わせてはならない。 ●変なおじさん、おばさんが役に立つ ●ネガティブなオーラから逃げる武道の感受性 ●結婚の相手は結局誰でもいい ●何でオニババになっちゃうの? ●夫婦のエロス的結びつきから家庭がはじまる ※本書は2006年バジリコ株式会社から刊行された『身体知――身体が教えてくれること』を文庫化したものです。
  • 開運するためならなんだってします!
    -
    私、幸せな女になります! 強運の手相を書き込み、開運眉でメイクをキメて、伊勢神宮で厄払い!――運力を高めたければ、行動あるのみ! 開運料理、開運眉、ピラミッドパワー、手相書き込み開運法、ダウジング健康法、九星セミナー、開運和菓子、伊勢神宮……。いま何かと話題にあがるパワースポット、開運グッズやセミナーなどにはどれだけの効果があるのか? 正統派のものから怪しげなものまで、著者が実際に体験した開運修業記。文庫版では新たな開運スポットも掲載して、さらに運気上昇! 辛酸なめ子流の切り口と文章で綴ったくすくす笑える一冊。 ●ピラミッドパワーで血行促進 ●九星セミナーとスピリチュアル男子 ●ダウジング健康法 ●超石ブレスの霊験 ●和菓子で胃から運気アップ
  • マンガ「ちゃんこ」入門
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 健康・栄養食35のレシピ。ダイエット効果バツグン! 鍋にぎゅっと閉じ込められたうまみと食の知恵を漫画で知る。――「ちゃんこ」は栄養バランス満点のすばらしい「食」メニュー! 力士の持つ食の知恵が、ちゃんこ鍋の中にはぎっしり詰まっているのだ。それぞれの部屋に受け継がれているちゃんこレシピ33に、近年どんどん勢力を増しているモンゴル、ヨーロッパ勢の独創的な「ちゃんこ風ちゃんこ」も紹介。元力士の相撲漫画家が描く心温まるちゃんこの世界に、思わず引き込まれることまちがいなし! ※本作品は2003年12月、ベースボール・マガジン社より刊行された『琴剣の「ちゃんこ道場」』を文庫収録にあたり加筆、再編集したものです。
  • 島耕作に読む 「底力」を発揮する男の人生哲学
    5.0
    人生の本当の「勝利」は、自分が心から「いい」と思う道を歩む人にだけ訪れる。「回り道」や「不器用さ」や「現状維持」があってもいいじゃないか。ありもしない「他人の評価」におびえて自分を偽るより、爽快で確信に満ちて生きられれば最高だ。「いざ」という時に爽やかに立ち上がれる男の、オンリーワンの輝きの秘密に迫る、ビジネスマン必読の書。できることだけ数えて生きる! 揺るぎない「存在感」はこうして育てろ! ●一つの失敗の陰にある九つの成功に気づこう ●「欠点」とは、まだ見ぬ可能性のことではないか ●損得勘定をするのは「損」 ●血の通った男がキーパーソンになる ●「ヒーロー願望」が自分の可能性を引き出す
  • 近頃、気になりません?
    3.0
    ほのぼのライフのヒケツがいっぱい。素子流ダイエット法など身近な話題のアレコレ。愛情いっぱいエッセイ集ーー愛する夫のレントゲン写真に怪しいカゲ、まさか肺ガン? おまけに肝機能障害まで発見されて、どうしたらいいの? ダイエットも含めた健康管理の簡単な工夫から、夫に家事をさせる上手な操縦術などなど、明るい家庭生活のヒケツが盛りだくさん。主婦兼人気作家の、愛とユーモアに満ちあふれたエッセイ集。
  • 現代帝王学講座 ―日本武士の美しい「精神力」
    -
    「仁」は人の心、「義」は人の道。日本の伝統的精神の中に人間学の原点がある! 武士道に学ぶ人の格。今、人格を創る! ――金や学歴や地位だけでは人として評価されない時代が、すぐそこまでやってきている今、人には何が必要なのか? それは世界で通用する普遍の精神、いわばエリート精神なのだ。現代人がなくしてしまった最も大事なものは、「日本人としてのバックボーン」。かつての日本には確かに存在した、美しく生きようとする「かくあるべし」という意志力。その美しき伝統的精神が集約された「武士道」をもとに、現代人に必要なエリート精神とは何かを説く!
  • 路上探偵事務所
    3.8
    手がかりは道端にある。魅力的な謎が満載の珍本! ――徹底的な調査、計測、尾行、記録の上に、大胆極まる推理を開陳。追われる者は本能的に左回りの道を行く、というのは本当なのか? 路上観察の達人が、観察から一歩踏み出した、目からウロコの調査リポート。日本最初の喫茶店、世界最古の雪ダルマ、忍び返しの楽しみ方など、魅力的な謎満載。伝説の奇書が蘇った!
  • 爆笑ニューヨーク POWERFUL アホで使える最新情報てんこ盛り!
    4.0
    無茶苦茶当たるリーディング(占い)、一口食べるごとに天国行き、のチャイナタウンのカステラ、荒野のような激安ファッションショップ。たくましく生きるリンコの抱腹絶倒、空前絶後なエッセイ&ガイド。大人気「笑うニューヨーク」シリーズが、よりパワフルに、よりラテンになって帰ってきた!
  • 甲子園の奇跡 斎藤佑樹と早実百年物語
    3.5
    昭和6年の甲子園。早稲田実業の島津投手は、マウンドでがっくり膝をついた。愛知・中京商業にサヨナラ負け。実はこの中京商業の勝利こそ、いまだに破られない夏大会3連覇の偉業、そのスタートだった。――それから75年。中京商業以来の夏3連覇の目標を引っ提げて甲子園に乗り込んできた駒大苫小牧。その「最後の1勝」を阻止すべくマウンドに立ったのは、奇しくも同じ早稲田実業の斎藤佑樹投手だった。(講談社文庫)
  • うなぎ丸の航海
    3.7
    ウナギが海で産卵することは判っているが、天然の卵を見た者は世界で誰もいない。大海原のどこにニホンウナギの産卵場があるのか? 東京大学海洋研究所調査船・白鳳丸が世紀の発見を求め出航した。探査に同行した推理作家・阿井渉介が海洋学の謎に挑む、汗と涙と笑いの冒険ドキュメント。(講談社文庫)
  • 隠居学 おもしろくてたまらないヒマつぶし
    4.5
    森羅万象、世の中はおもしろいことだらけ。なにかを知って、ああ、おもしろいねえ。きょうも物知りになった、と夜、寝る前に満足感にひたりながらニヤニヤできれば、それでいいのだ。現役をはなれて自由になった隠居には目的なんかなくてよろしいのである――人生を味わいつくした碩学(せきがく)による極上随筆集。(講談社文庫)
  • 新聞が面白くない理由
    4.0
    衰退一途の日本のジャーナリズム。その根本の病巣こそ「記者クラブ」である。広いスペース、税金から支出される通信費、光熱費……。官公庁から便宜供与を受けて他のメディアを締め出すさまは、中世のギルドさながら。果たして彼らに自浄作用はあるのか? 健全な民主主義のため既得権を抉った渾身の書!(講談社文庫)
  • うなドン 南の楽園にょろり旅
    4.0
    世界的発見をしたのは、こんな「うなぎバカ」たちだった!東大研究チームのサバイバル・うなぎ採集旅行記遺伝子解析のために収集した標本は、全種制覇まであと一種類。そこへ、ドイツと台湾の研究チームも標本を集め始めたとの緊急情報。先を越されれば成果はゼロだ。慌てて飛び込んだタヒチで待っていたものは!「史上初! 卵みつけた」 ――研究員が綴る熱い冒険譚
  • 幕末の志士を支えた「五人」の女 坂本龍馬の「おりょう」から近藤勇の「おつね」まで
    4.5
    幕末日本のキーパーソン、坂本龍馬、武市半平太、桂小五郎、高杉晋作、近藤勇の妻らの生きざまを描いた半生記。江戸末期のキーワードとして知られる薩長連合、尊王攘夷、新撰組など、一時代を築いた、そして、国を動かした志士たちの偽らざる私生活の実態が見える!彼らを愛し、愛された五人の女性にスポットライトをあてた、教科書やドラマでは決して知り得ない、激動の時代を彩った女たちの心根、そして愛を綴った感動秘話!
  • マリー・アントワネットとフェルセン、真実の恋
    4.3
    フランス革命で民衆の手に斃れた王妃マリー・アントワネットの物語は、いつの時代も人を魅了する。著者が丹念に読み込んだ史料により、彼女とスウェーデン貴族フェルセンとのすべてがあきらかに!ヴェルサイユで出会ったふたりは、歴史の荒波に負けず支えあい、アントワネットの死後もフェルセンはその思慕ゆえに苛酷な人生に耐えた。生涯をかけた恋愛のゆるぎない美しさを描いた渾身のノンフィクション。
  • 息子を国王にした女たち ―フランス宮廷凄腕ママ
    -
    フランスという国をつくったのはひとりの母親ジュディットだった!前后の息子たちをおしのけ自分の息子に領土を要求したために、フランク王国は三分割され、現在のフランス、ドイツ、イタリアができたのである。また、権謀術数の限りをつくして息子たちを次々に国王の座につけたカトリーヌ。そして、世界的英雄の母となったレティツィア。彼女たちの、優しいだけではなく息子に王座をもぎとってくる凄まじいパワー。
  • 毒物の魔力―人間と毒と犯罪
    -
    フグ毒からサリンまで、この世は毒物で一杯だ!―― 人はなぜ、古今東西、毒物に魅入られるのか? さらに、人はなぜ微量の毒で死ぬのか? 迫りくる毒社会の恐怖を、事件、事故、戦争などを通して分かりやすく解説。 ●毒の怖さは、ごく微量でも人を殺せるところにある。毒はごく微量で、生体のメカニズムの微妙で微細なところに作用して、大きな生命体を殺してしまう。猛毒と呼ばれるものは、やはり不思議な存在である。毒による殺人事件を見ていくと、殺人者はそんな毒の不思議な魔力に、とりつかれてしまった者のように見える。この本では、古くからの毒、新しいタイプの毒、さまざまな毒物の毒性を紹介し、その作用のメカニズムをみていく。またそれとともに、科学者、企業人、医者、宗教信者、毒物事件の加害者・被害者など、さまざまな人々が登場する。毒をこの世から一掃することはできないが、私たちはその本質を知ることはできる。知ることは、「毒はもう怖くない」といえるようになるための入り口に立つことである。
  • 最強のコーチング
    3.6
    早稲田ラグビーを無敵にした哲学! ビジネスマン必読の書――営業をやったから日本一の監督になれた! 素人集団を史上最強に変えた指導力の秘密! 改革の全記録をもとに体系化した必勝理論!! ●ラグビーの場合、勝つためにすべきことをチーム15人全員が高いレベルで共有することができれば、チームは間違いなく強くなる。そして、ラグビーというスポーツで実証したこの考え方は、ビジネスや会社組織にも当てはまるはずだ。会社という組織は、小さなグループから大規模なプロジェクト・チームまで、じつにさまざまな組織で構成された集合体といえる。したがって、会社組織全体を強くするためには、その組織を構成するグループやチームを強化する以外に方法はない。早稲田の監督になる前、私はサントリーでビジネスの最前線を経験している。このときの経験がラグビー・チームの監督として選手を育成することに役立った。同時に、早稲田で得たものはビジネスの世界にも十分通用すると確信することができた。 ●真のコーチングが始まる「周辺視」 ●「なぜ」を忘れたチームの行く末 ●アナログな練習をデジタルに ●人間は「場」の力で飛躍する ●コンバートの鉄則 ●チームを「掛け算」で変える人間 ●朝令暮改の成果 ●優先順位の設定に狂いがあると ●補欠が最後まであきらめない理由
  • 大学病院の奈落
    4.0
    「医の仁術」に背を向けた医師たち。病院内の幼き対立構造には呆れるーー作家・塩田武士氏絶賛! 日本医療ジャーナリスト協会賞特別賞を受賞した話題作を文庫化。 群馬大学医学部附属病院で手術を受けた患者8人が、相次いで死亡していた。 読売新聞医療部のスクープ記事から、医学界を揺るがす大スキャンダルが発覚する。死亡例が積み重なるなかで、なぜ誰も「暴走」を止めなかったのか。 その背景には、群馬大学病院内のポスト争い、学閥、セクハラ問題が影を落としていた――。 2014年に相次いで亡くなった患者・8人の手術は、いずれも早瀬(仮名)という40代の男性医師が執刀していた。 院内調査によって、さらに10人が死亡していたことが発覚。 技量の未熟な早瀬が、超一流外科医でも尻込みする言われた高難度の最先端手術に挑んだのはなぜなのか。 患者には知らされない、保険診療の闇。 旧帝大がいまだに力を振るう、医師会の勢力争い。 乱れ飛ぶ怪文書。 変わることなき「白い巨塔」の病理と、再生への道のりを描いた医療ノンフィクションの傑作。
  • 日本人とグローバリゼーション
    4.2
    英語ができるからといって国際的なコミュニケーションができるとは限らない。本書は、どうすれば真の対話能力が身につくかを、日本人の特質に照らしあわせて示す指南書!「グローバル化時代」をたくましく生きる切り札!! ●毎日が異文化コミュニケーション ●「はい」と「イエス」の大差 ●相手との心理的な距離の取り方 ●言語表現を伸ばす法 ●「話がつきました」の日米の差 ●感謝の気持ちの出し方 ●言語以前の関係をつくれる日本人 ●めちゃくちゃな英語をしゃべろう ●日本的センス・オブ・ユーモア ●世界とつきあうための必要知識 【河合】――日本人は“I am sorry.”と“I don’t know.”の2つで世間を渡れると思っている。……私がフィリピンにいたとき、友だちが向こうの大臣に会うという約束で、4時間待ったんです。ところが相手はとうとう来なかった。カンカンになって怒っていたら、大臣から手紙が来た。それに“I am sorry.”と書いてあると思ったら、謝罪どころか“It’s pity.”(お気の毒さま)と書いてある。 【石井】――私はイギリスにいるとき、非常に腹が立ったことがありました。隣の家に5歳になる子どもがいたんですが、彼は“I don’t understand.”とは絶対に言わないで、“I am not convinced.”(私は説得されていない)と言うんです。「おまえがアホだから、私をコンビンスできないんだ」という論法。私は非常に劣等感を感じてロンドンを去ったことを覚えています。
  • 流

    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「じぶん」とつながることは「みんな」とつながること――。大ベストセラー処女作から最新書き下ろしまでが1冊になった。窪塚洋介の原点から未来までを貫く、愛に満ちたメッセージ! ●「20」2000.5.7 ●「聖邪の行進~幻想戯曲『解放軍』より 四季のある楽園」2001.3.10 ●「GO~FUCK’N SPECIAL ISSUE respect edition」2001.10.20 ●「地球維新 after PIECES OF PEACE」2003.12.20
  • アマゾンの料理人 世界一の“美味しい”を探して僕が行き着いた場所
    -
    食で世界を幸せにするために。 イタリア、スペイン、ペルー、アマゾン、そして日本 旅して料理して行動するシェフがおくる 新時代の“何でも見てやろう” 「激レアさんを連れてきた。」「朝日新聞」「AERA」他 メディアで話題騒然! 新章大幅加筆! 「同世代の日本人にこんなガッツと行動力、 情熱と洞察力がある人がいたことに感嘆する」 スパイラルキャピタル マネージングパートナー 『入社一年目の教科書』著/岩瀬大輔 確信をもって燃える。太田さんは、 ジャンル分けする意味なんてない“地球の料理人”です! 「dancyu」編集長/植野広生
  • 犯罪報道の犯罪
    -
    犯罪の匿名報道を主張して大きな反響をよんだ新聞記者の体験記――たとえ犯人でも、新聞で実名報道されると、本人や関係者までもが自殺、失業、村八分に追い込まれてしまう。マスコミ報道に暴走はないか。報道記者としての自己体験から、犯罪報道の匿名主義を大胆に主張、人権と匿名報道の実践国スウェーデンでの実状を初めて伝え、共鳴の大反響をまき起こした、注目の書。新聞の「魔女狩り」報道を告発する!
  • 最後の学徒兵 BC級死刑囚・田口泰正の悲劇
    -
    沖縄戦のさなか、石垣島で捕虜となった米兵3名が、密かに処刑された。その軍刀を上官の命令で振りおろした学徒兵は、戦後の昭和25年4月7日に、米軍の手で「戦死」しなければならなかった。執行者の一人ゆえに、BC級死刑囚となった悲劇と真実を、日米の新資料を駆使して突きとめた、渾身のドキュメント。
  • ボクの先生は山と川
    5.0
    夢多き中学生時代の活躍を描く感動エッセイ。秋田の山村での暮らしや家族の交流など、心温まる自然と人々を生き生きと描く! ――舞台は秋田の山村。そこでの暮らしや農作業の苦労をはじめ、釣りキチ三平を育てた四季折々のエピソードがいっぱい。中学でのユニークな運動会、村祭りでのヤクザの奮闘、優しい母との会話が、生き生きと甦える。どんなに厳しい環境にあっても、生きる力を身につけ、夢をはぐくむ少年時代を描く、漫画&エッセイ。釣りキチ三平はいかに育ったのか?
  • マカオ発楽園行き 香港・マカオ・台北物語
    -
    ときめきの異空間、チャイナ・ワールド――台北の下町のストリップ劇場で出会った不思議な老人、カラオケボックスで歌った「青い山脈」のメロディー。喧騒の香港を離れ、とびきりの〈緑ワイン〉に酔いしれて、地の涯(は)てを夢見たマカオの夜……。高飛びするのに、こんな素敵な所はない! 東南アジアの中華世界(チャイナ・ワールド)に深く足を踏み入れた旅人が綴る、夢のような心にしみる旅。
  • 偉物伝
    -
    一休さんは、情にあふれた女好き。志賀島の金印を鑑定した学者・亀井南冥。問題児を扱ったら超一流の冴えを見せる酒井家家老・河合寸翁……。歴史を形づくる「いぶし銀」のひとコマ。江戸時代を中心に、キラリと光る才能で実力を発揮した11人を描く。今だからこそ学びたい賢人、傑物たちの処世術。歴史の隅で異彩を放つこの生き方を学べ!
  • 玲子さんのきらめきライフ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 イタリアは、大人の魅力がいっぱい。ただ、うっとり。ヴァーモントのカントリーライフに、可愛いリッチを見付けた。冬のパリ、憧れのお城に一泊……。旅行大好き、ショッピング大好きの玲子さん、スニーカーにトランクさげて、ランランラーン! 街角で見付けたかわいい小物、ステキな人々……スケッチ付きトラベル・エッセイ。ショッピングを楽しむ旅こそ、玲子さん流!
  • たった一人からの発想 証明の原型
    -
    自分自身の生き方を最終的に決定できるのは、自分一人しかいない! 鉄の信念をもって自ら脱サラを成功させた作家が、これまでの処世を省みて、多くのサラリーマンにエールとアドバイスを贈る。文壇の鬼才が劇的な生き方革命を発見するまでの苦難の道程は、不況下に生きる現代人に力強い励ましの金言となろう。脱サラ作家・森村誠一が説く人生の勝利者とは? サクセス人生へのアドバイス!
  • 玲子さんの私の好きなもの
    -
    ニューヨークのバーニーズで買ったヴァン・クリフのアンティーク・チャイム。昔、ドーヴィルのアガタの店で見つけたヘアアクセサリー。プラダのナイロンバッグ、ジアンの食器、ソニアのさくらんぼ……。みんな憧れと想い出がいっぱい! 可愛い、欲しいで集めたもの、玲子さんの絵とエッセイで一緒に楽しみませんか? シックなおしゃれの魅力をご一緒に! いいものはやっぱりいいね!<『玲子さんのブランドシック』改題作品>
  • 娘とわたしのおしゃれごっこ
    -
    女の子ならいつまでも心に残るもの、「赤毛のアン」や「大草原の小さな家」のリバティやグラニープリントの服、着せたいな。そんな親の思いをよそに、頑固な好みが芽生え始めた娘と、成長ぶりがちょっとまぶしい母親の、しどろもどろのおしゃれごっこ。覗いてみませんか? 袋物やエプロンのアイディアもいっぱい。女の子なら、心に残る服、着せたいですね!
  • 日本の復興者たち
    5.0
    明朗闊達、気宇壮大。 先人の挑戦に学ぶ! 三菱の創業者・岩崎弥太郎、早稲田の建学者・大隈重信、不世出の蔵相・高橋是清。3人は自らの信念、理想を掲げて難局に立ち向かい、資本主義と財政の確立、国際的地位の向上に生命を賭けた。彼らの独立不羈の姿を描き、近代日本にあって現代に欠けている「勃興の精神」と「男の力量」について考察する。
  • 玲子さんのすてき発見旅
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アンティークに目覚めたイギリスの旅、パリ・ドーヴィルのスケッチ旅行、映画「男と女」に憧れて訪れたノルマンディの海、そして冬の旅は、さらさら雪の降る積もったクリスマスのニューヨーク……旅の終わりはいつも、トランクに「ヘヴィ」の札。旅の楽しさ詰め込んだトラベル・エッセイ。あなたも掘出し物に出会えます。好奇心全開、おトクがいっぱい! 旅の楽しみ方いろいろ、絵と文で!
  • 玲子さんのキッチンおしゃれノート
    4.0
    ちょっとしたセンスで、キッチンがこんなに楽しくなる! 食事というと……「ローズマリーの赤ちゃん」の悪魔のタニスのデザート、「ひまわり」の巨大オムレツなんか、印象的……イヤ、私のポート・リモーの朝食はあの日に帰りたいくらい……映画や思い出の中の食事、キッチン、食器、収納……夢から実用までキッチンの楽しさをパックしたエッセイ集。キッチンを愛しましょ!
  • アナと雪の女王 だいじょうぶ。私は、私のままで生きる Rules of Elsa & Anna
    -
    2015年出版、「私は、ありのままで大丈夫 Rules of Elsa & Anna」の文庫サイズ版。 『アナと雪の女王』の名シーンや名セリフを分析し、完璧じゃない他人と完璧じゃない自分を、引き受ける勇気に気づける本。大好きな姉に拒まれ続け、寂しさのあまりに危ない恋に走ったアナ。本当の自分に背を向け、逃げ続けてついに爆発したエルサ。彼女たちは自分との付き合い方に悩みつづけてきた、私たちとそっくり。だからこそ、勇気を持って姉を愛し続けるアナと、理解者を見つけて愛を再発見したエルサを見ると、感動して涙を流します。この本を読み、エルサとアナと一緒に、「自分と自分の人生を大切にすること」を学びましょう。美しい絵本風のアートも入れて、眺めるだけで「アナ雪」の雰囲気をたっぷり味わってもらう素敵な1冊。 1アナの章 2エルサの章 3アナとハンスとクリストフの章 4アナとエルサとオラフの章 5アナとエルサの章
  • 日本はじっこ自滅旅
    4.1
    「ガブガブ酒ばっか飲みくさりよって、早く出てゆき!」という嫁の言葉に、行先考えずに家を飛び出した、アルコール依存症の僕。そうして僕は、日本のあらゆる「はじっこ」を旅し始めた。厳冬の能登、薩摩半島、種子島に千葉の先っぽ……。空にむかって「ゴメン」とつぶやきながら酒を飲む。切なくユーモラスなエッセイ集。これは旅なのか? 逃亡なのか? /……桜島を一望出来る鹿児島市内の丘の上にあるホテルにいると、ひさしぶりに家内から電話がかかって来た。受話器の向こうから、「しばらく帰って来ないで」と、か細く、しかし思いつめた声が聞こえた。一瞬どう答えようか戸惑った揚句、「それも、そうだよなあ」と一言、電話を切った。――<本文より抜粋>
  • カモちゃんの今日も煮え煮え
    3.0
    「留まるな、守るな」……最後のメッセージがここにある。飲んで、倒れて、また旅に出る。カメラマンとして訪れた、タイ、ベトナム、インド、イスラエル、そして日本の日常。酔眼でとらえた人間の業を、自分だけの言葉で綴る、カモちゃんらしさがたっぷり詰まったエッセイ集。元妻・西原理恵子の漫画も収録。旅と日常と家族のこと。負けたっていいんだよ。著者の原点がここに!
  • 煮え煮えアジアパー伝
    5.0
    このままじゃバカになる、酒と女の人生修業!? ……寺で修行するために訪れたミャンマーでも、いつの間にか娼館へ。失禁しても飲み続けた韓国の夜に、欲求不満が募るタイ娘とのデート。ベトナムのパンツ職人やコーベの路上生活者との出会いで、鴨ちゃんが悟ったことは? 笑激と哀愁のサイバラ漫画も、向かうところ敵なし。諸行無常の世の中を見つめる、アジア紀行。
  • もっと煮え煮えアジアパー伝
    3.7
    奔放なタイ娘と、列車で向かった国境の町。高校時代からの友人と見上げた、ソウルの雪空。父親の生まれ故郷をたどる旅でも、酒と女に彩られた夜は変わらない……。鴨ちゃんの流れゆく旅の記録と、サイバラ画伯のミもフタもないオモシロ漫画が、同居するアジア紀行。生きる事の意味を考えながら、ますます佳境に! まさに酔いどれ行脚。グダグダになって初めてわかることもある!
  • サラリーマン勝者の条件
    5.0
    日本を襲う未曾有の危機。「いままで」の方法論は、まったく通用しない、天下大乱の世紀末。ボーダレスな弱肉強食の時代に、生き残り勝ち抜くために、必要な努力と素養とは? あの「島耕作」が課長から部長になれたのは、いったい何故なのか? 成功するビジネスの視点、会社に埋もれない実践的ビジネス人間関係論。
  • 最後のアジアパー伝
    3.8
    「死にたい人の顔をしている」と、元ゲリラ兵は僕に言った。博打もへた。商売もまったくだめ。戦場カメラマンとなって、女医に託されたクリスマスプレゼントを戦下の街へ届けようとしたが……。勝手ばかりやっている男たちと、したたかな女たち。強い絆で結ばれたコンビが、徹底的に描き続けた放浪エッセイ、いよいよ完結! 転がり続けて、こんなとこまで来たけれど……ゴールは見えたか?
  • 六十六の暦
    -
    わたしは精一杯生きたいと、手さぐりしてきた。はっきりした答えのないまま、アメリカヘ行き、沖縄へ移り住んでみようとしている……。66歳にしてスタンフォード大学に学び、沖縄の習慣や行事に眼をみはる日々。貧欲に存分に人生を楽しみ、いのちを愛おしむ眼に映じた風景を切り取る、珠玉のエッセイ集。老いることと、年を重ねることは違う。若い日の問いかけを心の底に持ち続け、爽やかなチャレンジ。さあアメリカヘ、沖縄へ!
  • 恋愛論
    4.1
    まだ「常識」っての、持ってます? もうメンドクサイから、俺の「初恋」の話しちゃうね。よかったら腰抜かしてね。現実に恋愛って、存在しないんだよ。みんなサ、救済の「宗教」と恋愛をゴッチャにしてるんだよね。男って、恋すると「天使」になっちゃうし。それでもまだ、あなたって「常識」を持ってます? 恋愛ってそんなものじゃない…という橋本治的恋愛論!
  • 再びの生きがい 特捜検事からボランティアへ
    3.0
    日本中の注目を集めたロッキード事件を担当し、カミソリと恐れられたエリート検事が、法務大臣官房長の地位をなげうってまで、福祉の世界に転じた理由とは!? 検事時代の思い出から、再びの生きがいを求めて、180度異なる世界に身を投じるまでの心境、福祉に懸ける情熱を、あますところなく綴った話題の書。仕事と生きがいのあり方を問い直す!
  • 金属バット殺人事件
    -
    誰からも「よい子」と愛されていた少年が、ある夜、突然、両親を殴り殺した。いったい今は、何が正常で、何が異常なのか。この一家の両親にも、次男にも、異常なものなど、どこにもなかった。正常な少年を駆り立てた動機とその異常な行動の間の「真白」な闇とは、何であったのか。現代っ子の意識に潜む狂気を暴く問題作! 川崎市で起きた衝撃の事件に鋭いメスを入れる。
  • メニューの余白
    -
    酒や料理のうしろには文化がある。フランス料理、イタリア料理から懐石、すし、クジラ・マグロ問題まで、「食」を楽しむためのおもしろエッセイ。ランキングや偏った「常識」から自由になって、酒のつまみに最適の、ちょっとすすんだ大人の「食こぼれ話」。うまい酒を飲みうまい肴を食べたいから、これを読む!
  • メディア・ウォーズ テレビ仕掛人たちの興亡
    -
    絢爛たる成功と、無残な敗北。野心家たちの覇権が渦巻く、テレビ・メディア。そのテレビを創った人々、テレビによって時代の制覇を図った人間たち。テレビの魅力、凄さを察知して、そのテレビを駆使してスーパースターにのし上がった男……。強烈な興味を抱かせるテレビ・メディア仕掛人列伝、その興亡の舞台裏。最前線に生きる男たちの、激しい欲望の対決!
  • アジアパー伝
    3.6
    カモシダ青年は、片道切符で単身、タイに乗りこんだ!……のはいいけれど、その日の食事にも困る貧乏暮らし。ビデオカメラ片手に即席のフリージャーナリストになって、内戦のカンボジアへ。ささやかなギャラで、命懸けの取材だ。おバカな人間たちとの出会いを通して描く、激ヤバ異国体験記。サイバラ漫画も大爆笑!
  • 透明な歳月の光
    4.0
    人間の眼は常に曇っている。血走っていたり、酔っていたり、近視眼的だったりする。しかし、そういうときにこそ、歳月の光は静かに、透明に、ものごとを映していく――。人の一生の重み、そこに込められた濃密な意味とは何か。日本、アジア、中東、世界各国の街の中から、人間を見つめる作家のエッセイ集。

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