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「ガブガブ酒ばっか飲みくさりよって、早く出てゆき!」という嫁の言葉に、行先考えずに家を飛び出した、アルコール依存症の僕。そうして僕は、日本のあらゆる「はじっこ」を旅し始めた。厳冬の能登、薩摩半島、種子島に千葉の先っぽ……。空にむかって「ゴメン」とつぶやきながら酒を飲む。切なくユーモラスなエッセイ集。これは旅なのか? 逃亡なのか? /……桜島を一望出来る鹿児島市内の丘の上にあるホテルにいると、ひさしぶりに家内から電話がかかって来た。受話器の向こうから、「しばらく帰って来ないで」と、か細く、しかし思いつめた声が聞こえた。一瞬どう答えようか戸惑った揚句、「それも、そうだよなあ」と一言、電話を切った。――<本文より抜粋>
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Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
「ガブガブ酒ばっか飲みくさりよって、早く出てゆき!」嫁の言葉に、行先考えずに家を飛び出したアルコール依存症の僕。そうして僕は、日本のあらゆる「はじっこ」を旅し始めた。厳冬の能登、薩摩半島、種子島に千葉の先っぽ…。空にむかって「ゴメン」とつぶやきながら酒を飲む。切なくユーモラスなエッセイ集。
西原理恵子の漫画を20年前くらいから読んでいたので、かもちゃんと知り合った頃をリアルタイムで読んでいたのでした。漫画ではユーモアたっぷりに書いていたので感じませんでしたが、本当に一緒に生きて行くの大変だったろうなあと思っていました。
この本は家を追い出されて、ぶうらぶうらと日本の端っこへ流されて怠惰に酔っ払い、自己嫌悪に苛まれながら結局また飲む姿を淡々と書いております。
暗澹とした気持ちになりながら不思議な安らぎのある不思議な旅本です。
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