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陸と海 世界史的な考察
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●最近の緊迫する世界情勢を反映して再び脚光を浴びている地政学の古典。 ●世界史の進路を「陸の国」(ビヒモス)と「海の国」(リヴァイアサン)の戦いの歴史として考察。 ●著者はナチスとの関係も深かった20世紀を代表する保守主義の理論家・思想家。友敵理論、決断主義で有名。一時、ナチスを擁護したが、後に離れる。戦後、逮捕されてニュルンベルク裁判にかけられたが、不起訴。 15-16世紀から18世紀にかけて「空間革命」が起きた。大航海時代の経験を通じて人間は陸中心の世界観から、海を中心とする新たな世界観を獲得した。いち早く海に目覚めたイギリスは、海という新しい空間に「自由貿易」という新しいルールを設定し、ヘゲモニーを確立した。国家的な領土権によって分割されている陸とは違い、海はどの国家にも属しておらず、イギリスはそこに自由貿易のルールを設定して管理することで、海洋を我が物にした。その結果、領土主権にもとづく国際法にかわって新たな国際法が準備された――。 ヴェネチア共和国、オランダ、英国、アメリカの<海の国>の系譜に連なる海洋国家である我が国にとって、長らく<陸の国>であったお隣の中国が海洋に進出する勢いを見せているなか、これからの進路を考える際にシュミット地政学は示唆に富む古典と言える。 -
昇任試験 受かる人と落ちる人の面接回答例 第1次改訂版
◎面接対策のロングセラーをアップデート! 自治体の昇任試験でよく聞かれる質問について、「良い回答例」「悪い回答例」を掲載し、評価されるポイントをわかりやすく解説したロングセラーの改訂版! 〔特長1〕最新トピックを追加! DXの推進、Z世代職員や再任用職員、LGBTの職員への対応、ハラスメントを訴えられた場合の対応など、最新トピックを多数追加。最新の状況に応じた設問で、よりリアルな面接対策ができる! 〔特長2〕 評価される回答のコツがつかめる! 自治体の係長試験、管理職試験でよく聞かれる質問について、「良い回答例」「悪い回答例」を掲載し、それぞれ回答のどこがマイナスで、どこがプラスなのか、評価ポイントを明確に解説。面接官に「彼(女)なら昇任させても大丈夫だ」と納得してもらえる回答のコツがつかめる! 〔特長3〕 タイプ別質問の傾向と対策がわかる! 「受験年齢が若い場合」「受験年齢が上限に近い場合」「受験回数が2回目以降の場合」「積極的(/消極的)な性格の場合」「官房系(/事業系)職場に在籍している場合」など、受験者のタイプ別に聞かれそうな質問とその対策を解説。特におさえておくべき点がわかる! 〔特長4〕 つい犯しがちなミスや失敗を回避できる! 単なる理想だけを述べてしまう、本音トークをしてしまうなど、受験者がうっかりやってしまうミス、留意点を紹介。昇任面接だからこそ注意すべきポイントがわかる! -
不合理な原子力の世界 行動科学と技術者倫理の視点で考える安全の新しい形
原子力の世界(原子力業界)は、一般の人から縁の遠い謎めいた世界。福島原発事故が起きるまで、日本の原子力関係者は「原発で大事故は絶対起こらない」と本気で信じていた。そのような原子力関係者のリアルな生態系を、行動科学(認知バイアスや集団心理)と技術者倫理の研究者らがわかりやすく解説する。 様々な原子力関係者のインタビューを通じて見えてきたのは、人間には到達できないゼロリスクや無謬(むびゅう)を追い求めた結果、皮肉なことに安全対策が疎かになったという複雑なストーリー。 ゼロリスクや無謬を目指せば必ずしも安全性が高まるわけではなく、逆に安全性が低下する場合もある。それが福島原発事故を招いたのではないか。 人間や組織には限界があるにもかかわらず、その限界を認めずに理想を目指す姿は、福島原発事故後も変わっていない。 福島原発事故という大きな失敗から私たちが学ぶべきことは、「人間には到達できない理想を追い求めても、いずれ破綻する」という事実。 本書で取り上げている「安全神話」と「無謬神話」は、どんな業界でも起こる可能性がある。 原子力関係者のみならず、産業安全や組織マネジメントに関わる人々にとって、安全や組織のあり方を見直すきっかけになる一冊。 原子力の世界は極めて不合理で、常識では考えられないようなことがたくさんある。 そのような世界に住んでいる原子力関係者たちの言動をよく観察してみると、人間や社会の本質に関わる重要な事実も発見できる。 原子力の世界は不合理だらけ。でも、意外と奥が深くて興味深い世界でもある。 -
「世界の終わり」を紡ぐあなたへ
TikTok、ソーシャルゲーム、ミュージックビデオ、アニメ…… 現代のカルチャーを横断する 〈セカイ系〉論の新境地! 「社会」を描かないものとして長らく揶揄の対象となってきた〈セカイ系〉。しかし、 その誕生が2000年代初頭であったことを思い返すと、インターネットの普及によって「世界」の意味するところにドラスティックな変化が起きたことを鋭敏に捉えた想像力でもあったのではないか。〈セカイ系〉をキーワードにアニメ・音楽・アート・哲学などを横断して論じる評論アンソロジー『ferne』が話題を呼んだ気鋭の論客・北出栞の初著作。 まるで「世界の終わり」だと思わずつぶやきたくなる時代を前にして、まずは沈黙のうちに自分の感情と向き合えないか。〈セカイ系〉という言葉は、私たちにそんな問いを呼び起こさせるように感じる(本文より) -
イーグル・クロー作戦 在イラン・アメリカ大使館人質事件の解決を目指した果敢な挑戦
拉致問題解決のために知るべき事実—人質救出作戦によって示されたアメリカ人の決意と覚悟。 もちろん、日本にはアメリカと同じことはできません。しかし、だからと言って何もしなくていいわけがありません。この問題を解決に導くためには、日本人ひとりひとりが自分にできることを実行することが何よりも大切だと思います。私にできることは、この本を翻訳することでした。そこには、アメリカ人の自国民の救出に向けた決意と覚悟が書き表されていました。本書が、拉致問題に対する日本人の意識にわずかでも変化をもたらすことを願ってやみません。(訳者あとがきより) 【目次】 1979年、イラン革命の混乱の中、熱狂的な革命主義者たちがテヘランのアメリカ大使館を占拠して53人のアメリカ人を人質にした。交渉に行き詰まったカーター大統領は、創設されたばかりのデルタ・フォース(第1特殊部隊デルタ作戦分遣隊)に大規模かつ複雑な救出作戦の実施を命じた。その作戦を成功させるには夜間に敵地内の砂漠でヘリコプターへの燃料補給を行い、脆弱かつ信頼性の低いヘリコプターで作戦部隊を空輸し、そして陸軍レインジャー連隊が飛行場を占拠しなければならなかった。これらの任務を遂行する特殊作戦部隊が新編されたが、そのパイロットや支援要員を十分に訓練する時間的余裕はなかった。 本書は、本作戦に関与した隊員たちからのインタビュー、秘密区分が解除された文書および詳細に再現された作戦計画に基づいて、新しく書き上げた歴史書である。その目的は、この強襲作戦の背景、計画、問題点などを詳しく説明し、デザート・ワンでの事故の教訓がアメリカ特殊作戦軍の創設に及ぼした影響を明らかにすることにある。 【著者】 ジャスティン・ウィリアムソン アメリカ合衆国の元外交官。イラク、メキシコ、スペイン、コンゴ民主共和国で勤務。テキサス工科大学およびテキサス大学エルパソ校で学位を取得。近年になって、アメリカ陸軍指揮幕僚大学を卒業し、軍事研究修士(Master of Military Arts and Sciences)を取得している。テキサス州在住。 影本 賢治 陸上自衛隊を退職後、ウェブサイト「AVIATION ASSETS(アビエーション・アセット)」を開設。アメリカ陸軍機関誌の翻訳などを行っている。北朝鮮拉致被害者の救出を目指す「予備役ブルーリボンの会」の会員。訳書に『ドリーム・マシーン―悪名高きV-22オスプレイの知られざる歴史』(鳥影社)がある。北海道在住。 -
明日戦争がはじまる【対話篇】
戦争をめぐる語り口を刷新する 詩で戦争を止める? 詩作品「明日戦争がはじまる」で世間を騒然とさせたパンク詩人と津久井やまゆり園「優生テロ事件」を追う硬派ジャーナリスト。同行二人、「戦争」に落とし前をつける。 “佐藤さん、こんにちは。戦争がはじまりました。戦争が庶民に解禁されたのです。” “当初から、津久井やまゆり園事件の深部には「戦争」というテーマが流れていると感じてきました。” 「詩とケア」からはじまるやりとりは、コロナ禍、テロ、ジェンダー、障害者……をめぐり、いずれはメビウスの輪のように「明日戦争がはじまる」に向かっていく――シロウトが語らずして誰が戦争を語るのか。 -
自分で地域で 手づくり防災術
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 手づくり防災術とは、国や公共のインフラ(公助)に頼りすぎず、自給の力(自助)や地域の力(共助)で自然災害に備える工夫のこと。自然に逆らうのではなく、自然の力を生かしたり、回復させたりしながら災害を小さくする知恵や技が農村にはある。オフグリッドソーラーやロケットコンロによる小さいエネルギー自給や、スコップと草刈り鎌を使い空気と水の流れを回復させる「大地の再生」、水田の貯水機能を活かした「田んぼダム」、早期避難のための手づくり防災マップなど、土砂災害や豪雨災害、地震から地域を守る40のアイデアを収録。 -
親が心配な人の見守りテック スマホでできるスマートホーム化の極意
両親と離れて住んでいて、これから介護がどうなるか気になっている人は多いでしょう。両親のうちどちらかが先立ち、残ったもう一人の親の見守りをどうするかが大きな課題になっているという方もいるでしょう。放っておくのも心配だし、かといって同居や施設への入居は生活環境の変化やお金の問題など、頭の痛い問題が待ち受けています。介護離職や介護離婚といったことも実際に起こっています。親も子も、できることならそれまでの生活をなるべく変えずに続けたいというのが本音でしょう。 そういった人の手助けになるのがスマホを使った見守りを実現する「見守りテック」と「スマートホーム」です。ちょっとした機器を入れることで、親も子も負担感少なく、安心を手に入れられます。大規模な工事や、費用負担もなく少しずつ始められるのもメリットです。「離れて暮らす親を見守りたい」というニーズを抱えている方であれば、導入することできっと安心感がアップしますし、リスクと無駄な労力を減らすことができると思います。 本書は実際に親の手助けのためにDIYで実家をスマートホーム化した筆者が、経験を元にどういう機器をどう使うことで安心を手に入れたかを手ほどきします。 スマホ見守りは見守る側だけでなく、親にとっても負担やストレスの解消につながります。その結果、親子のコミュニケーションもより円滑に進むようになるかもしれません。一人でも多くの人の手助けになることを期待します。 -
新しい封建制がやってくる―グローバル中流階級への警告
格差の拡大は確かに問題ではあるが、それを「封建制」と言うのは大げさだと思うかもしれない。しかし、本書を読めば、そのような認識が甘かったことに気付くであろう。ーー中野剛志氏「日本版解説」 あなたは「新しい貴族階級」か。 「新しい奴隷階級」か。 私たちはどう生き残るのか。 階級や格差の固定化、社会的地位上昇機会の喪失がもたらす「新しいかたちの貴族制」を徹底分析。 アメリカを代表する都市問題研究者によるシリコンバレー発「地獄の黙示録」。 <「新しい封建制」社会はこうなる!> 【第一身分】 コンサルタント、弁護士、官僚、医師、大学教員、ジャーナリスト、アーティストなど。 高度な知識を有し、支配体制に〈正当性〉を与える「有識者」(現代の聖職者)。 【第二身分】 GAFAなどの巨大テック富裕層が率いる「新しい貴族階級」。 >>>>>>>>>>>>>> 超えられない壁 >>>>>>>>>>>>> 【第三身分】 それ以外の人びと。中小企業の経営者、熟練労働者、民間の専門技術者など。 21世紀の「デジタル農奴」「新しい奴隷階級」。 -
許すな?! 「緊急事態条項」 “台湾有事”!! こうして、あなたは“殺される”
始まりの予兆!かつて世界一の平和憲法だったワイマール憲法は、緊急事態条項により、一夜にしてナチス・ヒットラーに乗っ取られ、世界大戦が始まった!支配階級の傀儡ばかりのこの日本で今、同様の事態がどんどん進んでいると思われる! 憲法改正案と同時に進められる緊急事態条項の成立により、支配階級による日本人支配は総仕上げに入っている。 あなたが打ったワクチンも、払っている高い税金も全て支配階級による闇の計画。 今まさに、民主主義という名のもと独裁国家が誕生しようとしている! 支配階級の作るシナリオに従順な岸田首相はDSの操り人形! そのため、緊急事態条項により「基本的人権」「主権在民」「絶対平和」の三本柱は簡単に崩れていく。 見て見ぬふりしたまま破滅の道に進んで良いのか、日本人よ! 目次紹介 解説:船瀬 俊介 第一章:日本はこれでやられた!テクノロジーや軍事技術で巨大地震は当たり前 第二章:日本人よ、気付け!ウクライナ問題とメディア情報の乖離 第三章:なぜ潰されていくのか!? 日の目を見ない有益な技術 第四章:メディア情報を鵜呑みにするな!ウクライナ戦争はハザールからディープステイトへの変遷で読み解ける! 第五章:暗黒日本と緊急事態条項―なぜ危険か、なぜ絶対に成立させてはならないのか!? 第六章:どう抗うか!? パンデミックと戦争で作り出される緊急事態、人々の管理と統制への道筋 第七章:成立させてはならない―緊急事態条項は国民の自由を封じ込める最後の仕上げ! 第八章:TPP、緊急事態条項、次々と陥落させられる日本を超え、「陽はまた昇るため」にできること! -
離れていても家族
〈「クレヨンしんちゃん」や「ちびまる子ちゃん」の家族はもういない。〉 父の不在、母のワンオペ育児と家事──。日本の家族の現実は過酷だ。 それでも多くの人が、「家族」を大切なものと考えている。 低い出生率と世界一進んだ高齢化、ひとり親世帯の貧困率の、さらには同姓を強いられる唯一の制度を持つ現代の日本の家族とはどのようなものなのか。 本書は、日本とイギリスの家族を調査、比較しながら、日本の家族の実相を探る。 --------- 「ひとりでも生きられるようになってきた現代社会において、それでもなお人が〝家族〟を形成するのはなぜなのか?」 父が仕事で不在がちでも、ワンオペ育児と家事で女性たちが疲弊しても、意外にも今でも多くの人が、「家族」を大切なものと考えている。 --------- 保守派が目論む自助を担う器ではなく、フェミニズムが忌避する女性を閉じ込める檻ではなく、一人ひとりが自由で、かつ頼り合える家族をどのように作ることができるのか。 社会学者たちが自らの体験を踏まえながら家族のこれからを語る。 《社会学者が分析する日本の家族の実像。日本の未来も、少子化対策も、ここからだ!》 --------- 【目次】 ■まえがき ■序章………幻想の家族像を捨てる[品田知美] ■1…………家族像の輪郭──生活時間の変化から[品田知美] ■2…………生活の充実感をもたらすものは何か[高橋幸] ■3…………リビングという空間──住まわれ方の日英比較[野田潤] ■4…………「郊外」から考える──「家族」と「幸福」の物語[水無田気流] ■5…………家族生活の意味論──日本とイギリスの価値意識[品田知美] ■終章………離れても共にいても家族[品田知美] ■調査概要 ■座談会……日本の家族像を点描する[品田知美×水無田気流×野田潤×高橋幸] ■あとがき ■引用文献 -
サイレントマザー
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 虐待と貧困の連鎖の渦にいながら、助けを求める声を上げられない母親たち=サイレントマザー。 育児放棄や暴力などの子どもへの虐待、父親の娘への性暴力を見て見ぬふりをする、ついには子どもを殺してしまう……。社会問題にもなった虐待事件のルポルタージュや資料を丹念に読み込み、不登校と向き合う母親、子を愛せない母親、破壊衝動をもつ母親、子を病気に仕立てる母親などの調査事例も多角的に検証する。 サイレントマザーは夫の暴力や経済的な貧困に苦しみ、自身の子ども時代の暴力経験から心身を害している場合も多いことを明らかにして、「助けて!」を言えずに沈黙・貧困・虐待のスパイラルから抜け出せないと指摘する。児童虐待防止の関係者が「沈黙しないで! 助けを求めて! 自分と子どもの命を輝かせて!」と訴えて、すべての機関・関係者に対抗策・防止策を提示する。 -
プーチンの10年戦争
ウクライナ戦争が始まって1年が過ぎるが、終結の見通しが立たない。ロシアのねらいは何か。戦争の行方は。核戦争の危機は現実となるのか。日本の立ち位置は。様々な情報が飛び交う中、本書では20年以上にわたるプーチンの発言や論文を読み解き、ロシアの内在的論理を冷静に分析することで、ウクライナ戦争の背景を探る。歴史、民族、宗教、社会、政治など幅広い視野からアプローチした本書は、情報戦が激しさを増すいま、現状を正しくとらえ戦争の本質を理解する目を養う一助となる貴重な作品である。巻末附録として1999年から2023年までのプーチンの主要論文・演説の全訳と、2022年のゼレンスキー大統領による日本・アメリカ・イギリス国会演説の全訳を収録。 -
政治家 石橋湛山 見識ある「アマチュア」の信念
戦前日本を代表する自由主義者、言論人だった石橋は、戦後、活動の場を政界に移す。大蔵大臣、通産大臣などを歴任し、1956年には自民党総裁に当選、首相になるも、病気のため、65日で辞任した。石橋は、自らの政治理念を現実政治の中で実現できたのか。没後50年、その真価を問う。 目次より 第一章 政治家・石橋湛山の誕生 第二章 運命の七票――一九五六年の自民党総裁選 第三章 明暗を分けた閣僚人事 第四章 「私の政治的良心に従います」――65日間の内閣 第五章 日中国交正常化への努力 第六章 理想主義者から現実主義者への転回 終 章 晩年の石橋湛山 -
ボードゲームが人を変える、まちを変える
シリアスゲームづくりの世界へようこそ! 今日、人々の関心が集まりづらい課題、表層的な理解に留まり本質が理解されづらい課題が、社会に山積しています。その中で、ボードゲームは、楽しい体験を通して、いまそこにある課題と自分自身との関わりに対する人々の「気づき」を促し、「行動変容」を起こさせて、まちの「課題解決」に向かわせる力を持っています。 このゲームの持つ力が注目され、近年、さまざまな社会課題をテーマとしてシリアスゲームがつくられています。「シリアスゲーム」とは、社会の諸問題を解決することを目的としたゲームのことです。その数は、国内だけでも400以上を数えます(2022年、著者調べ)。 ゲームは、「参加者を惹きつけ、前のめりの参加を促せる」「伝えたいメッセージを効果的に伝えられる」「参加者同士の対話を促し、学び合う場をつくれる」という効用を持ちます。 そのことから、公務員や会社員を対象とした「研修」、市民活動の場や学校における「教育・普及」、市民の意見やアイデアを集める「意見聴取・施策立案」、人々の間のコミュニケーションを促進する「コミュニティ形成」など、さまざまに活用されています。 本書は、「ゲームを課題解決の手法として取り入れたい」「自分でシリアスゲームをつくりたい」「ゲ―ムという手法の導入を、上司・仲間に説得する材料がほしい」というあなたにピッタリの一冊です。 著者は、いずれもゲームづくりの経験が豊富な、NPO職員(元自治体職員)とコンサルタント、そして本職のゲーム編集者。本書では、著者が大学で担当している「シリアスゲームデザイン」の講義をベースに、ゲームの活用事例や学生の作品なども紹介しながら、オリジナルゲームのつくり方を6つのステップにわけて解説します。「伝えたいものを、どのようにしてゲームに落とし込むか」という、ゲームづくりの神髄に迫ります! -
[新装版]日本人が知っておくべきこの国根幹の《重大な歴史》
出口王仁三郎の曾孫にあたる出口汪氏・幕末維新の真実に迫る随一の作家・加治将一氏この二人が出会って初めて実現した対論! この両名だから初めて明かせる日本の最高機密が今、明らかになった。幕末維新の裏で実行された「本当のこと」は全部隠されていた! 全てを知って一言も語らずに逝った明治の黒幕フルベッキに代わって 知ったら夜も眠れなくなる《衝撃の真実》をお届けします! ・フルベッキvsグラバーによる明治政体の舵取り争奪戦の意外なる勝者は? ・フルベッキ写真は、秘密共有者たちの《血判状》だった!? ・それが若き日の大村寅之佑(睦仁親王を偽装した後の明治天皇)を囲んだ写真の意味 ・グラバーに見捨てられた坂本龍馬の死は中岡慎太郎との相打ち ・明治維新は《南朝革命》そのもの ・だから北朝を偽装しながら議会は《南朝正統》を宣言した ・もちろん京都にはいられない――江戸遷都のけっして語られぬ理由 ・孝明天皇とその子睦仁親王、妹和宮――北朝の人々の無残な運命 ・北朝天皇継承順位一位の有栖川宮熾仁親王の落胤としての出口王仁三郎 ・大本・王仁三郎の国家的大弾圧の意味がいよいよ明らかになる ・明治維新とは世界でも稀な下級武士による権力奪取 ・幕府は天皇に政権を返したのになぜ鳥羽伏見の戦があったのか――騒擾のどさくさに紛れて京都で《天皇すり替え》が実行されたのか!? ・その騒乱のとき武士が京都御所に入って、これまでの女官や側近を全部解任している ・明治神宮では明治天皇の妻一条美子は「皇后」でなく「皇太后」となっている――その理由は睦仁親王の妻であって、明治天皇の妻ではないから!? ・たいした業績もない吉田松陰の名がなぜ残っているのか――それは天皇すり替えのシナリオライターだったから!? 幕末維新に関心のある全ての人に必読の新装版いよいよ刊行! -
福祉教科書 社会福祉士 出る!出る!要点ブック 第4版
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【本電子書籍は固定レイアウトのため7インチ以上の端末での利用を推奨しております。文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。ご購入前に、無料サンプルにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください】 頻出事項を19科目別にギュッと凝縮! 学習初期にも、試験直前にも使える! 学習範囲が広く、科目も多い社会福祉士国家試験。本書は、過去10年の出題傾向を分析し、頻出テーマを19科目ごとにコンパクトに整理。 ・本格学習の前に、試験の傾向をつかんでおきたい ・試験前に重要事項を最終確認したい ・最低限のポイントをおさえて、問題演習メインで試験対策をしたい……など、 さまざまな学習スタイルに合わせて使える本です。 『社会福祉士 完全合格問題集』『社会福祉士 出る!出る!一問一答』との併用もおススメ! 【本書の特徴】 ●過去10年間の国試での頻出項目をわかりやすく整理! ●科目別構成で、苦手科目を強化しやすい! ●要点がサッとつかめて学習がスムーズに! 試験前の暗記にも! ●携帯しやすいサイズで、スキマ時間学習に最適! 【著者】社会福祉士試験対策研究会 社会福祉士養成の履修科目・試験対策研修の講師や、実務経験が豊富な社会福祉士・精神保健福祉士等の有志で構成される研究会。社会福祉に造詣が深く、質の高い保健医療福祉職の合格に向けて尽力している。 ※電子書籍版には赤いシートは付属していません。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。 -
イタイイタイ病発生源対策50年史
神岡鉱山によるカドミウム汚染は深刻な健康被害「イタイイタイ病」をもたらす。公害裁判として争われ、富山地裁で被害者原告の全面勝訴となったのは1971年、いまから50年前であった(翌72年の名古屋高裁金沢支部控訴審で判決確定)。そしてその後、再汚染防止の発生源対策と汚染された農地土壌の復元が課題となる。著者は大学院学生時代から神岡鉱山への立入調査に参加し、その発生源対策のすべてに関わってきた。本書はその集大成であり、データ・図版・写真・年表等を整備したもっとも信頼できる報告書である。本書刊行の意義について、大阪市立大学名誉教授・宮本憲一氏はこう述べている(本書推薦文)。 「この本は被害者を救済するにとどまらず、公害を絶滅するために企業と苦闘し、住民・研究者を組織して汚染地域の環境再生を成し遂げた科学者の歴史的記録である。世界を驚かせた深刻な四大公害事件の中で、被害者の救済にとどまらずに、半世紀にわたって企業と交渉して、毎年汚染源を調査し、公害対策を改善し、川を正常化し、農地復元までに至る先進的で完璧な公害対策を実現したのはイタイイタイ病事件だけであろう」「この業績をたたえ、日本公害史を飾る力作として推薦したい」。 -
忘れられたBC級戦犯 ランソン事件秘録
戦争の過酷さは“戦後”も続いていた。1945年3月、日本軍が仏領インドシナ北部の町で300人を超える捕虜を殺害したランソン事件。その6年後、戦犯裁判を経て、捕虜殺害という上層部の命令に従わざるを得なかった4人の将校が銃殺刑に処された。その一方、捕虜殺害の命令者が罪に問われることはなかった。命令を拒むという選択肢があり得ない日本軍にあって、罪を負うべきはいったい誰だったのか。無謀な作戦、敵味方を問わない人命の軽視、曖昧な責任の所在、個人と組織の間に生じる相克……。知られざる事件の顛末と、裁きを受けた将校たちの思索を手掛かりに日本人が避けられない問題に向き合う歴史ノンフィクション。梯久美子氏、推薦。 -
ザ・キルスコア 資本主義とサステナビリティーのジレンマ
今世紀までに奪われる命=10億人 キルスコアとは: 先進国が選択してきた経済成長と豊かなライフスタイルがもたらした 気候変動 廃棄物 過重労働 分断と孤独 紛争 を要因として失われる人命の数 大量生産・大量消費の時代に終わりが来ていると誰もが理解してはいるが、「持続可能(サステナブル)な社会」を謳ったとて、現実には多くのジレンマや矛盾、欺瞞がつきまとう――結局は皆、「より豊かな生活」をしたいのだから。 欧州拠点の独立系金融シンクタンクの共同創設者で、日本の金融庁や各国中央銀行のアドバイザーも務めた著者が、資本主義が生む膨大な犠牲と社会の致命的結末をあらゆるリソースを用いて「キルスコア」として数値化。 「消費とサステナビリティーの両立」という究極の難題に真正面から向き合い、私たちの姿勢を問う。 私たちは、どうすれば存続できるのか? 希望は、どこにあるのか――? 「キルスコアは、サステナビリティーの欺瞞を我々に突きつける。 だがそこにこそ、持続可能な社会実現の可能性が見えてくる。」 ヤコブ・トーメ -
市川房枝、そこから続く「長い列」──参政権からジェンダー平等まで
「私は憤慨しとるんですよ」 ジェンダー平等後進国といわれる日本で、100年前から女性の地位向上を訴えていた人がいた。 戦前は男性にしかなかった「女性の参政権」を求め、戦後は無所属の参議院議員として人びとに慕われた。 国際社会の外圧を使い、データを揃え、仲間を募り、社会に波を作る──市川房枝の方法論はいまも褪せない。 ---------------------- 戦前は平塚らいてうと組んで、女性の参政権を獲得する運動をはじめ、戦後は、参議院員として、女性差別撤廃条約批准を推進させ、男女雇用機会均等法の成立を後押しした。 戦前の米国行き、ILO(国際労働機関)事務所勤務、独立して婦選活動、終戦後の公職追放、60歳で参議院初当選、87歳で全国区トップ当選──。 ---------------------- いまよりさらに男尊女卑、性別役割分業意識が強い時代にあって、どのように社会を動かそうとしたのか? そして今、彼女の願った男女平等は、本当に達成されているのか……。 〈働く女性のトップランナーとして、市川房枝87年の生涯をたどる〉 ---------------------- 【目次】 ■はじめに 序章…………国際連合と日本女性をつなぐ 第1章………「農家の娘」が一四歳で米国留学を目指す 第2章………平塚らいてうと女性の参政権をめざす協会設立 第3章………アメリカへ渡る 第4章………ILO職員として女性の労働現場を歩く 第5章………戦前の「婦選」活動 第6章………戦争を生きぬく 第7章………公職追放と参政権獲得と 第8章………無所属の参議院議員として 第9章………「政治と金」に抗して 第10章………市川房枝のジェンダー政策 終章…………ジェンダー平等に向けての「長い列」 ■おわりに -
ブルマーの謎
女子体操着であるブルマーは、ブルセラブームを契機に批判を受け、1990年代半ば以降に学校現場から急速に姿を消した。消滅の社会的背景はこれまでも断片的には語られてきたが、では、腰に密着して身体の線があらわになる服装が、なぜ60年代に一気に広がり、その後30年間も定着・継続したのだろうか。 地道な資料探索や学校体育団体、企業への聞き取り調査を通して浮かび上がってきたのは、中学校体育連盟の存在だった。そこから、中体連の資金難、企業との提携などのブルマー普及の背景を解き明かす。また、受容の文化的素地として、東京オリンピックの女子体操が与えたインパクト、戦前から続くスカートの下の2枚ばきの伝統などとの関連も検証する。 ブルマーは導入当初から性的なまなざしにさらされてきた。にもかかわらず、学校現場でブルマーが存続してきたのは、ブルマーをはく女子の身体に女子修身教育の幻を見る戦前回帰派と、美と健康を見る戦後民主主義派とが思わぬかたちで共謀していたためではないかと指摘する問題提起の一書。 -
社会の仕組みを信用から理解する 協力進化の数理
社会は皆の協力があってはじめて成立する。人間は人間特有の能力をもとにして、組織やルール、制度を作り、個人間での協力関係を超えた協力を行い、他の動物とは異なる社会を形成してきた。そして、このような社会を維持するには「信用」が要となる。本書ではこの「信用」に着目し、進化ゲーム理論を援用した数理モデルやエージェントベースモデルによって社会の仕組みを理解する。 数理モデルやエージェントベースモデル以外にも、著者自身が行った相互扶助組織に関する経済学実験、現存する相互扶助組織のルール聞き取りのための佐渡島での調査、ミクロネシア連邦での相互扶助組織や互酬性についての現地調査についても生き生きと紹介。 -
事例から見る 社会的養護の子どもを守る法律相談Q&A
現場でみられる子どもの権利・法律の悩みに弁護士が回答 「実親からの性暴力を子どもが打ち明けてくれました。警察に届けるべき?」「子どもの意見表明権を尊重するとは?」「子どもの単独親権者が負債をかかえて亡くなりました。どう動けばいい?」「国籍不明の外国人が産んだ子どもの国籍は?」「里子がスマホを使ってゲームで高額な課金請求。里親が負担すべき?」といった、社会的養護にかかわる施設職員や里親が抱く、子どもの権利や法律に関する悩みを、弁護士がわかりやすく解説。児童相談所等の行政機関、教育・司法機関に携わる方々にも幅広くご活用いただくことができます。 【目次】 はじめに 第1章 社会的養護の基礎知識・用語 第2章 事例で見る 子どもにまつわる法律相談 1節 子どもの生命・身体の安全 2節 子どもの権利の尊重 3節 子どもと財産にまつわる問題 4節 子ども等の行為と委託先の責任 5節 措置終了後のかかわり 第3章 子どもの身分に関する手続 第4章 法律で子どもを守るための支援・制度 【著者】 佐野 みゆき 野田記念法律事務所 弁護士。 2003年10月弁護士名簿登録、東京弁護士会所属。 主な著書(いずれも共著)に、『改訂版 子の監護をめぐる法律相談』(新日本法規)、『新版 セクハラ・DVの法律相談』(青林書院)、『Q&A ドメスティックバイオレンス・児童・高齢者虐待対応の実務』(新日本法規)、『Q&A 離婚相談の法律実務-養育費・面会相談・子どもの問題・財産分与・慰謝料』(民事法研究会)など。 -
「能力」の生きづらさをほぐす
生きる力、コミュ力…◯◯力が、私たちを苦しめる。組織の専門家が命をかけて探究した、他者と生きる知恵 現職では「優秀」、前職では「使えないやつ」現象はなぜ生まれるの? 移ろいがちな他人の評価が、生きづらさを生み出す能力社会。その実態を教育社会学と組織開発の視点でときほぐし、他者とより良く生きる方法を模索する。 「行きすぎた能力社会じゃ、幼い子どもを残して死にきれない!」 ガン闘病中の著者が贈る、まさかのストーリー。 ――ときは、2037年。急降下した上司の評価で病める息子を救うため、死んだはずの母さんがやってきた!? 執筆に伴走した、磯野真穂さん(人類学者)も言葉を寄せる。 【目次】 はじめに プロローグ 母さん、僕は仕事のできない、能力のないやつですか? 第1話 能力の乱高下 第2話 能力の化けの皮剝がし―教育社会学ことはじめ 第3話 不穏な「求める能力」―尖るのを止めた大学 第4話 能力の泥沼―誰も知らない本当の私 第5話 求ム、能力屋さん―人材開発業界の価値 第6話 爆売れ・リーダーシップ―「能力」が売れるカラクリ① 第7話 止まらぬ進化と深化―「能力」が売れるカラクリ② 第8話 問題はあなたのメンタル―能力開発の行き着く先 第9話 葛藤をなくさない―母から子へ エピローグ 母さん、ふつうでない私は幸せになれますか? 伴走者からの言葉 磯野真穂 おわりに 【著者】 勅使川原真衣 1982年横浜生まれ。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。BCG、ヘイ グループなど外資コンサルティングファーム勤務を経て独立。2017年に組織開発を専門とする、おのみず株式会社を設立し、企業はもちろん、病院、学校などの組織開発を支援する。二児の母。2020年から乳ガン闘病中。 -
「地方」と性的マイノリティ
「進んでいる東京/遅れている地方」は本当なのだろうか。 日本の性的マイノリティと「地方」を研究テーマとする初の書籍。 全国でおこなわれている「同性婚」訴訟や自治体のパートナーシップ認定制度、差別禁止を目的とした法整備に関する議論など、性的マイノリティをめぐる社会的な動きは近年ますます活性化している。 活性化した背景には、当事者が中心になり立ち上げた勉強会や交流会、セミナーやシンポジウム、政策提言、プライドパレードなど、 さまざまな団体が長年おこなってきた市民運動がある。そうした活動は東京などの大都市が中心と見られ、「地方は遅れている」という一面的な見方をされる場合も多いが、はたして本当にそうだろうか。実際に地方で活動する性的マイノリティ団体のスタッフたちは、地域性や自分たちの活動をどのように考えているのだろうか。 東北6県の19団体・23人のインタビューからは、「都市」/「地方」という単純な二項対立では捉えられない多様な実態が見えてきた。地域の実情に応じた活動手法、自分が生まれ育った「地元」で活動することへの思いと葛藤。「露出」することやメディアに対する柔軟な考え方。2011年の東日本大震災以前から続く、厚い活動の蓄積。そして震災が東北の団体の活動に与えた影響……。 いままでのセクシュアリティ研究で見過ごされてきた「地方」の実態を、当事者・団体スタッフたちの豊富な語りから考察し、性的マイノリティをめぐる政治と地域性についての新たな見取り図を提示する。 -
教育とLGBTIをつなぐ
各メディアで頻繁に目にするLGBTI=性的少数者への社会的な関心は高まっている。しかし、国や自治体、企業の取り組みはまだまだ十分ではなく、とりわけ学校現場での差別やいじめ、ハラスメント、それが原因の自殺・自殺未遂は後を絶たない。 児童・生徒と学生が自分の性自認で悩まされることなく安心して学べる教育環境の整備に向けて、教育関係者の意識を転換することが求められている。 本書では、各種団体の調査結果を示しながら、小・中学校から高校・大学までの現場で起きている切実な問題を明らかにする。そして、それに対する学校と地域住民、民間団体、医療機関、行政などが連携しておこなっている啓発教育や支援活動の実例を紹介する。加えて法律や制度の不備を指摘し、外国とも比較しながら、すべての人が多様な性を自分らしく生きる自由を保障するための方策を具体的に提言する。 -
山の手「成城」の社会史
高級住宅街として全国的に知られ、学園都市としても有名な成城という街はどのようにできあがり、そこにはどのような文化が生起したのか。 武蔵野台地の南縁に位置し、関東大震災後に開発され、ミドルクラスが移り住んだ成城を語るために、横溝正史、丹下健三、三船敏郎という成城に居を構えた著名人たちの来歴を振り返り、小説・建築・映画から都市と文化の諸相にアプローチする。 また、モダニズム建築や都市計画、東宝をはじめとした映画産業との関わり、「教育と家族」という視点から、成城の街がほかの私鉄沿線の郊外住宅地とは異なる固有性を得るに至った経緯を明らかにする。 成城というユニークな「山の手」の街を切り口に、日本社会のミドルクラスとモダニズムの関係に迫り、それを生きた人々の経験をすくい取る。 -
多文化共生の実験室
近年、行政を中心に「多文化共生」が叫ばれるが、歴史的にマイノリティ集住地域である大阪の多様な実践は、大阪独自のものとして見過ごされてきた。大阪での先駆的な取り組みや歴史ある営みから、今日的な共生のあり方にどのような示唆を得ることができるだろうか。 民族教室など母語/母文化を重視するとともに進路保障にも力を入れる公教育、同和教育の実践と蓄積、民族的マイノリティの権利保障を目指す運動、外国人住民への支援、ヘイトスピーチ対策――大阪で民族的マイノリティを支える教育や制度、その担い手に光を当て、「反差別」や「人権」という対抗的な理念に基づき共生を目指す実践としてそれらを再評価する。 近年の大阪の諸政策に見る民族的マイノリティへの差別的な側面など、大阪の共生をめぐる現実が抱える問題点も指摘して、「多文化共生の実験室」といえる大阪の様々な営みから、全国レベルで進められる多文化共生を批判的に検証する視点を浮き彫りにする。 -
〈つながり〉の戦後史
炭鉱から生まれた「縁」は、ヤマの誕生から閉山、そして現在まで、人々をどう支え続けてきたのか。 1970年に閉山した北海道・尺別炭砿のコミュニティの生活実態を、職場・家族・学校・地域の「縁」をキーワードに掘り起こす。そのうえで、閉山、地域社会の消滅、約4,000人の半強制的な移動という衝撃的なプロセスを活写する。 そして、全国に散った人々が各地に定着していったありよう、同郷団体を結成していまも交流する様子、当時子どもだった者が抱える「故郷喪失」の思いなど、いまに続く「つながり」も照らし出す。 生活者の視点から炭鉱の閉山とその後を捉え直し、戦後史に位置づける社会学の成果。 -
アイドル論の教科書
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 AKB48が中心となって巻き起こしたアイドルブームは社会現象になり、いまではアイドルは文化として日常に定着したと言ってもいいだろう。だが、例えばアイドルの好き嫌いを熱心に語ることはできても、もう一歩踏み込んで論じることはなかなか難しい。 大学生のレポートや卒論の相談を通してアイドル論の入門書の必要性を痛感した著者が、「学習参考書」という形式で、文系・理系に分けて「アイドルの論じ方」をレクチャーするのが本書である。 「国語」「歴史」「数学」「地理(都市)」といったトピックスから女性グループアイドルのパフォーマンスを読み解き、アイドル文化の知的な楽しみ方、そのための視点を提供するアイドル研究のための入門講義。 -
〈ハイブリッドな親子〉の社会学
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 映画『そして父になる』が描いたように、私たちは血縁の有無や「こうあるべき」という規範によって「家族」を自明視し、それに強くこだわりもしている。憲法24条の改正をめぐる議論もこの延長線上にあるといえるだろう。 だが、生みの親と育ての親が異なったり、「他人」同士が生活をともにしたりと、親子関係の実態は多様であり、「育児の社会化」も近年盛んに議論されている。 代理出産、特別養子制度、里親、児童養護施設といった事例から、多様化し複雑化する昨今の〈親子〉事情を丁寧に腑分けして紹介し、それぞれの現状と問題点を指摘する。血縁や実親子だけを軸に家族を考えていくことの弊害を明らかにして、ハイブリッドな親子関係がもつ可能性を描き出す。 -
国道16号線スタディーズ
ショッピングモールやチェーン店が立ち並ぶ「没個性的で均質的な空間」としてネガティブにイメージされがちな郊外だが、私たちは紋切り型で郊外を理解しているのではないか。 本書は、2000年代以降の郊外を国道というインフラとの関わりから考察する。具体的には、国道16号線――神奈川県横須賀市から千葉県富津市までの首都圏の郊外を環状に結ぶ、いわば郊外が濃縮された国道――を実際に車で走り、街を歩き、国道と土地の歴史の調査やトラックドライバーへのインタビューを積み重ね、現在の郊外とロードサイドのリアリティを描き出す。 同時に、16号線沿いの街を物語るテキストや表象――『ドキュメント72時間』『闇金ウシジマくん』『学校の近くの家』『木更津キャッツアイ』など――を読み解き、また鉄塔や霊園などのモノや空間にも目を向ける。それらの考察を通して、少子・高齢化や人口減少など、現代日本の郊外が抱える課題を明らかにし、郊外の現在を理解するための新しい視点を提示する。 -
ライブカルチャーの教科書
2000年代後半以降、CD市場が縮小し音楽聴取形態が多様化するのに伴って、各地のフェス、コンサート、アイドルシーンなど、ライブ・エンターテインメント市場が音楽文化を牽引している。「音楽を楽しむこと」の意味は近年どのように変わってきていて、そこにはどのような社会的・文化的な背景があるのか。 音楽ライブを読み解くために「メディア」「産業」「法律」「教育」などの視点を解説したうえで、フェスやレジャー、アニソン、部活、アイドルなどの具体的なトピックスを基本的な知識も押さえながら解説する。 音楽とファンの関係、音楽がもつ政治性、LGBTなどの社会的なマイノリティとの関わり、ARなどの技術と音楽文化など、ライブカルチャーを概説しながら、現代社会の諸問題を考えるアイデアや論点を提示する。 -
男性育休の困難
育児休業制度が整備されているにもかかわらず、育休を取得する男性はほかの社員から冗談やからかい、あるいは仕事を盾に「休むこと」を批判される。なぜ仕事を優先することが正当化され、男性育休は職場の「逸脱」と見なされるのか。 本書に登場するのは、育児休業を取得した男性社員だけでなく、長時間労働の経験をもつ男性社員や女性社員たちである。 男性が育休取得の際に感じる「モヤッとする思い」やなんとなく取得を言い出せない「職場の雰囲気」、育児と仕事を両立することがなぜ困難なのかなど、職場でのリアルな様子を、インタビューの語りをふんだんに用いて描く。 仕事と私生活をめぐる時間意識の観点から「職場の雰囲気」を可視化し、男性の育休取得を困難にしている職場のあり方を照射する本書は、育児と仕事の両立だけにとどまらず、働くすべての人にいまの働き方を問い直すものである。 -
空間と統治の社会学
1990年代以降、バブル経済の崩壊とリーマンショックに象徴される経済的な危機や社会的な停滞のなか、都市空間や住居空間はどのように変容して、私たちはそのなかでどのような経験をしてきたのか。また、それを支えるテクノロジーは、私たちの身体にどのような影響を与えているのか。 開発と金融資本の結び付きや東京の再開発をたどることで「空間の動産化」を浮き彫りにして、集住空間のセキュリティやスマートシティの事例から住空間と統治のテクノロジーの関係を分析する。加えて、郊外の現在のありようやコロナ禍でのステイホームから、住まう空間が私たちに何を経験させているのかを明らかにする。 アンリ・ルフェーブルやミシェル・フーコーの議論を補助線にしながら、1990年代から現在までの空間の変容を具体的な事例からひもとき、流動性や利便性を求める空間の「不自由さ」を批判的に検証する。 -
海外ルーツの子ども支援
日本で生活している海外ルーツの子ども10万人のうち、1万人は何の支援もない無支援状態だ。こうした無支援状態の子どもたちや、自治体による支援制度の対象にならない子どもたちは、主に地域ボランティアが運営する日本語教室などでサポートを受けてきた。支援者らは日本語を教えるだけでなく、外国人保護者に学校の「おたより」をわかりやすく説明したり、困りごとの相談に乗るなど、外国人と地域・情報とをつなぐ「仲介役」を担ってきた。 しかし、新型コロナウイルスのためにその活動が休止を余儀なくされるなか、情報弱者になりやすい外国人や海外ルーツの子どもたちの支援が空白になりつつあり、地域社会にも大きな影響を与えている。 平時から、義務教育の対象外であることや、支援体制の整備の遅れなどから教育機会へのアクセスが限定的になりやすい海外ルーツの子どもたちにとって、現在の事態は教育機会の一層の断絶につながりやすく、リスクが高い状況にある。 日本語を母語にしない子どもたちへの支援活動を続けている著者が、支援現場の実態と提言をまとめる。ともに生きる未来をめざして! -
スポーツまちづくりの教科書
人口減少や地方経済の疲弊が叫ばれるなか、2019年のラグビーワールドカップや20年の東京オリンピックなどが火付け役になり、スポーツによる地域活性化や経済振興が注目を集めて、各地で試行錯誤がおこなわれている。 しかし、スポーツでどう「まちづくり」をおこなうかは体系的に整備されておらず、混乱している地域住民や行政・NPOの担当者も多い。 (1)スポーツまちづくりの基盤となるイベント・アスリート・クラブ・施設などの育成・整備、(2)体制・ネットワークづくり、(3)継続可能な事業性という3点から全国のスポーツまちづくりの事例を整理して紹介する。成功している点や苦労している点を説明して、それぞれの現場でどのように応用し、状況を改善するか、あるいはありがちな失敗の乗り越え方をレクチャーする。詳細なFAQや文献・資料紹介も充実。 -
自死遺族として生きる
実行した人にとっては最善で唯一の選択だったとしても、その死によって終結するものはごくわずかで、実際には死から始まっていくことのほうがはるかに大きい。のこされた人は、深い悲しみと終わりがない問いの前に立たされる。自死は、その人と関わりがあった周辺の人たちの人生に多大な変化を生じさせていく。「死」は、始まりである。 愛する人を失った場合、その直後の苦しみは時間の経過によって変化していくのだろうか。本書は、胸底の奥深くにしまい込まれて表層に現れにくい、表現することがためらわれる深い悲しみとともに生きる人たちの軌跡を、その証言を中心にまとめる。 死別による悲しみは、個人の生き方を根底から覆してしまう体験だが、社会のなかにある偏見や差別を感じながらも、どのように「きょう」を生きて死別という不条理を抱えながら「生」を紡いでいるのか――。 いま/このとき、その悲しみとともに日々を送っている自死遺族の証言の記録である。 -
災害が来た!どうするマンション
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 近年、全国各地で自然災害が猛威を振るっています。 マンションは堅牢な建物ですから、通常の建物と比較すれば被害は少なくなる傾向がありますが、大きな災害が発生すると、一定の被害を受けることがありますし、災害の規模によっては建替え等を検討しなければいけない事態も考えらます。こうしたことから、近年は「マンション防災」の必要性が唱えられ、防災組織を設置しているマンションの数も増えています。 ところで、実際のマンション防災の検討をするときには、留意したいことが2つあります。1つが、これまでの災害で発生したことをベースに必要な準備を行うことです。具体的には兵庫県南部地震や東日本大震災、熊本地震のほか、2019年の台風19号の被害などが1つのベースになると思います。 留意すべき点の2つ目は、被災マンションを復興する際の手続きについての理解です。特に被害が大きくなると、使う法律も異なりますし、法律の中で適用される条項も違います。その意味で、防災を考えるときにはこの方向からの検討も不可欠となります。 本書は、前者については様々な被災事例を知る伊藤朋子が、後者についてはマンション再生問題に精通している大木祐悟が解説をすることでこの2つの視点からマンション防災のヒントを提供することを目的としています。また、先進的なマンション防災に取り組んでいるいくつかのマンションの事例等も紹介しています。 さて、大正12年に発生した関東大震災から、今年(令和5年)はちょうど100年という節目の年になります。できれば、今後も何事もなく過ごしたいとは思いつつも、十分な備えは必要です。そうした際に、本書が少しでも役にたつのであれば、これに勝る喜びはありません。 -
介護報酬改定資料から読む介護事業の方向性
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 令和3年度介護報酬改定は、 科学的介護としてエビデンスに基づく「定量分析」による考え方が色濃く反映された改定でした。 このことから「従来の延長線」に考え方を置いたならば、今回の介護保険制度を理解することが困難となってしまいます。 そして新しい考え方に適応していかなければ、介護保険制度を生業とする事業者は生き残ることが非常に難しくなってしまいます。 現在に至るまで、介護保険法や介護報酬改定資料の原典を取りまとめた書籍や、内容を簡略化した書籍は多く出版されてきました。 反面、これらの介護報酬改定資料をはじめとする原典を、正面から読みこなすための方法を説明した書籍は、これまで存在していなかったのではないでしょうか。 皆さんが、この書籍を手に取り、介護報酬改定資料の読み方のコツを学び、これらの原典に当たることを通じて、介護報酬改定資料の方向性や制度趣旨をより深く理解することができるはずです。 そして、このことは今後の介護事業の方向性を探るうえで、重要な指針となると信じています。 この書籍は皆さんがこれらの資料を理解するための「シェルパ(案内人)」になると私は信じています。 そして介護保険法や介護報酬改定資料を本当に理解し制するのは、他ならぬこの本を手に取った皆さんです。 (※本書は2021/12/6に日本橋出版より発売された書籍を電子化したものです) -
コロナ【五六七】ミロクの仕組み
〇九十(まこと)へのJUMP 『[LIVE上映版]日月神示〈上〉〈下〉』の著者が 10年の沈黙を破って、聖書と日本古層世界を繋げ、悪の仕組みを 活写する! 【四八音(ヨハネ)世に出るぞ、五十音の六十音と現れるぞ、用意なされよ】(日月神示) 【聖哲の教えは、日本より出で、また日本に帰る】(竹内文書) 悪の仕組みにより、追いつめられた超国家闇権力は、不完全ながらも、彼らが「終末の日」を演出するために、永年に渡り準備を進めてきた計画を実行に移し、最後の断末魔の叫びを挙げることでしょう。水と火の洗礼の後に、今まで世界を支配してきた闇のレガリアが崩壊していくのはもうすぐかもしれません…。 -
知的障害・自閉症のある人への行動障害支援に役立つアイデア集65例
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自閉症・行動障害のある人を支援する際のコツや視点を、空間的な工夫「ポジショニング技法」と、対応の工夫「コミュニケーション技法」から解説。必携ツールの活用法や、一日のスケジュールに合わせた支援の工夫も収載し、支援者としての基本スキル習得をサポートする。 ※本電子書籍は固定レイアウト型の電子書籍です。 ※本電子書籍は同名出版物(紙版)を底本として作成しました。記載内容は、印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 -
財政課も思わず納得! 公務員の予算要求術
豊富な査定経験を持つ著者だからこそ言える、“予算要求のコツ"を伝授! 予算査定担当者が何を考え、どこに目をつけて審査しているのかがわかる! 実は、予算査定では必ずチェックされる「10の査定基準」があります。 これらの基準を満たしているかどうか、どんな査定担当者でも指摘をしたくなるものです。 つまり、このポイントをクリアしさえすれば、誰でも、どんな事業でも、予算獲得の可能性を一気に高めることができます。 【必ずチェックされる査定基準ベスト10】 1.積算は正確か 2.国の動きと連動しているか 3.法的な裏付けはあるか 4.事業効果は示されているか、効果に対するコストは妥当か 5.他の事業で代わりは効かないか 6.ミッションは明確か 7.方針決定されているか 8.将来コストは明確か 9.部署全体で最適な予算が組まれているか 10.以前課題として指摘されたことが解決できているか 本書では、これらのポイントをクリアするために、どのような準備をしておけばよいか、実現可能な具体策を紹介します。 さらに、ヒアリングのコツや、厳しい財政状況の中で財源を確保した、実際の自治体の実例も解説。 初めて予算要求を担当する人はもちろん、事業に予算がなかなかつかず悩んでいる人や、予算要求の準備をもっと効率的に進めたい人にもおすすめの、現場で役立つ一冊です! -
貧困理論入門 連帯による自由の平等
「貧困理論」を基礎から解説する初の入門書 貧困とは何だろうか? 本書では、ブース、ラウントリーらの貧困調査による「絶対的貧困」からはじまり、べヴァリッジの社会保障論を経由して、タウンゼントの「相対的貧困」、EUの「社会的排除」へといたる、「貧困概念」の歴史的な拡大過程を追いながら、貧困対策の理論的核心を探っていく。貧困研究で期待の若手が、資本主義における階級と階層の両概念に改めて光をあてつつ「貧困理論」を基礎から解説する初の入門書。 【目次】 [第1章] 「貧困」とは何か――諸概念の整理 [第2章] 絶対的貧困理論 [第3章] 相対的貧困理論 [第4章] 社会的排除理論 [第5章] 「自由の欠如」と現代日本の貧困問題 [第6章] 階層論的貧困理論と階級論的貧困理論 【著者】 志賀 信夫 県立広島大学保健福祉学部准教授 一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了、博士(社会学)。NPO法人結い理事。日向市子ども未来応援会議副会長(宮崎県日向市による子どもの貧困対策会議)。主な著書に、『貧困理論の再検討―相対的貧困から社会的排除へ』(単著、法律文化社、2016年)など。 -
新しい階級闘争―大都市エリートから民主主義を守る
フィナンシャル・タイムズ、タイムズなど欧米メディアで絶賛!イブニング・スタンダード紙のブックオブザイヤー受賞。「資本家」対「労働者」から「大都市エリート」対「土着の国民」へ。左右ではなく「上下」対立の時代を読み解くバイブル!ポピュリズムは病原ではなく症状だ。民主主義を滅ぼす病原は新自由主義にある 【欧米メディア&識者が絶賛】 ◎これまでで最も優れたポピュリズム分析の書(「イブニング・スタンダード」紙) ◎力作だ。欧米の政治が簡潔ながらも繊細に分析されている。ポピュリズムは、大学を出ていない労働者たちから経済的交渉力、政治的影響力、文化的威厳を奪ってきたテクノクラート新自由主義に対する反動だとリンドは主張する(デイヴィッド・グッドハート、『The Road to Somewhere』著者) 【中野剛志氏】 ポピュリズムの原因は、新自由主義的な政策によって労働者階級を抑圧し、政治・経済・文化のいずれの領域においても労働者階級を疎外してきたエスタブリッシュメントの側にある。ポピュリズムは確かに健全ではないが、それは、エスタブリッシュメントの新自由主義的な支配という疾患に現れた症状に過ぎないのである。私は、リンドの思想に全面的に賛成である(巻頭解説より) 【施光恒氏】 本書は、戦後実現した「民主的多元主義」の安定した政治が、1970年代に始まった新自由主義に基づく「上からの革命」の影響を受けた結果、機能不全に陥り、米国の国民統合が現在までにいかに脅かされ、分断が進んだか、またどのように分断の解消を図っていくべきかについて考察したものである。民主的多元主義の再生を可能ならしめるために、現行の新自由主義に基づくグローバル化推進路線の転換が必要だと本書は論じる。新自由主義的な改革に明け暮れてきた欧米諸国や日本に新しい視点を与え、自由民主主義の意味や条件を考えさせる貴重な一冊だ(監訳者解説より) -
自治体を進化させる公務員の新改善力
先読みが難しい“変化の時代”。安定した環境で成果をあげていた自治体改善の方法も、対応しきれない問題が発生している。 しかし自治体職員は、新しい時代の変化をとらえ、環境変化に応じて自治体を進化させていかなくてはならない。 そのためには、どうしたらよいのか。 本書では、職員・組織がそれぞれに置かれた状況により、問題解決には不具合解消・改善・革新といった、「変革」のレベルをつかむ必要があるとする。 さらに、時代の変化のなかで、変革の対象範囲が変わってきていることにも着目し、個人・組織がどう「越境」して対応にあたればよいのか、活動のステージを示す。 そのうえで、変革×越境の状況ごとに発揮すべき新しい改善力を「進化力」として説明。必要な視点・考え方のほか、身につけたい能力・スキルまで丁寧にひもとく。 これまでの自治体の実践のなかから、“変化の時代”の問題解決に通じる事例を、実際に取り組んだ7人の実践者が紹介。 取組をはじめる前段階から、どのようにステップアップして取り組んできたのか、変革×越境の実際を見ながら学ぶことができる。 -
めざめよ!
“闇”と“光”の闘いが始まった! 人類に残されたのは二つの未来、 家畜として飼われるか? 希望を胸に生き抜くか? 「めざめよ!」 気づいた人しか生き残れない!! 中国にはもちろん、シンガポールにも完敗している日本! 超人アスリートたちは完全菜食(ヴィーガン)だった!! 「超能力喫茶店」の驚愕体験!最新科学で証明できる!? ウクライナ戦争:ディープステートのプーチン潰し/「緑の社会主義」に向かう中国の未来/ コロナ偽パンデミックは“人類皆殺し計画だ”!/すべてのワクチンは人口削減“生物兵器”/ 肉を食え!心臓病8倍、大腸ガン5倍、糖尿病4倍!!/万病に効果あり!菜食主義で医療費は8割減らせる!/ 波動医学が未来を開く!量子力学が「魂」と「転生」を証明/意識は量子波でテレポーテーション 本書の内容は、雑誌「ザ・フナイ」に連載中の「マスコミのタブー200連発」の一部をまとめて、加筆、修正したものです。 -
人生の楽園をつくる 心豊かに過ごせる老人福祉施設のひみつ
ますます進む高齢社会。親の介護や施設への入居、自分自身の終の棲家を考える人が多く存在している。誰であっても決して他人事ではない。都心から離れた栃木県小山市に県内外から注目されている老人福祉施設がある。知識も経験もないなか、「自宅と同じように快適に過したい」という高齢者の願いと、「やりがいをもって働きたい」という働く介護者の思いを両立させてつくりあげた施設は、利用希望者と就労希望者が絶えない施設になっている。もともとは病気のために身体が不自由になった息子がやりがいをもって働ける施設をつくるというのが目的だったので、働く介護者のやりがいの追求は施設にとって当然なのだ。だからこそ高齢者にも優しくなれる。いまなお理想に向けチャレンジしている理事長がそのすべてを書き上げた感動の一冊。 -
通る起案はここが違う! 公務員の文書起案のルール
若手公務員に向けて、文書起案の基本がやさしくマスターできる本! 文書事務の流れから、具体的な文書の書き方まで、職場ではきちんと教わる機会のないルールを丁寧に順を追って解説。 今日からすぐ使える文例も多数収録! 「起案くらい、コピペすればなんとかなるよ」 ……そういいつつ、作成した文書に修正の赤字がびっしり、途中まで進んだ決裁がふりだしに戻る、なんていうことはないでしょうか? 「前任者の文書の見よう見まねで乗り切っているが、本当はあやふや」 「使ってはいけない文字や用語など、細かいルールが多すぎて、ミスが絶えない」 ……そんな状態になっていないでしょうか? 文書の起案は、自治体職員にとって、採用後いの一番に携わるもので、どの部署にいても避けて通ることはできません。 本書では、そんな文書起案について、若手職員が知っておきたい基本のポイントから、中堅職員でも意外とわかっていない、「なぜ、この記載が必要なのか?」といった目的意識までを、豊富な例文とともにわかりやすく解説。実務直結の知識が身につきます。 ●こんな方におすすめ ・自治体職員になったばかりで、初めて起案を担当する人 ・文書事務や公文書の基本的な決まり事にまだ自信がない人 ・分厚く無味乾燥なマニュアルを読むのは少し苦手だなという人 -
震災を問う 生きるいのちのメッセージ 演劇表現を通して
4年生が演じる震災劇が学校公開の道徳の授業として行なわれ、教室が保護者で一杯になったことも驚きだった。松本さんとしては“命のメッセージ”をこめて原発事故まで視野に入れた内容にしたかったが、子どもたちと話し合った結果、断念している。子どもたちを尊重し、共に作りあげていくアクティブ・ラーニングの理想の姿がここにあると感じた。 楢崎茂彌(立川市社会教育委員・立川市史編さん副委員長) 東日本大震災から10年の節目に、この本が出版されることは、風化させない、伝え続けていくために、大きな意味があると思う。特に心のしなやかな子どもたちがいる教育現場で日々、活動されている先生方に手にとっていただきたいと願っている。 坂本比呂実 -
フェミニスト・シティ
なぜ、ベビーカーは交通機関に乗せづらいのか? 暗い夜道を避け、遠回りして家に帰らなければならないのはどうしてか? 女性が当たり前に感じてきたこれらの困難は、じつは男性中心の都市計画のせいかもしれません。 これからの都市は、男だけでなくあらゆるジェンダーに向けて作られなければならない。 近代都市は男性による男性のための計画によって形作られてきた。多くの公共スペースは女性のために設計されておらず、母親、労働者、介護者として生活する女性たちに不自由を強いてきた。ヨーロッパでは街を歩くだけで売春婦と思われた時代があり、現代においても危険な夜道は解決されない問題として残っている。フェミニズムを建築的に展開させた本書が、世界を作り出す新しい力(パワー)になるだろう。 目次 イントロダクション:男の街 女は厄介者 都市について書いているのは誰か? 自由と恐怖 フェミニズム地理学について 一章:母の街 フラヌーズ パブリックなからだ 女性の場所 都市という難所 母親業のジェントリフィケーション 性差別のない街とは 二章:友達の街 友情に生きる ガールズ・タウン 友情と自由 クィア女性の空間 死ぬまで友達 三章:ひとりの街 パーソナルスペース おひとりさま ひとりでいる権利 公共空間の女 尾籠な話 女が場をもつこと 四章:街で声を上げること 都市への権利 安全をDIYする アクティヴィズムにおけるジェンダー アクティヴィストの旅 行動が教えてくれるもの 五章:恐怖の街 恐怖心の正体 危険の地理 恐怖のコスト 押し戻す方法 女の大胆さ 交差性と暴力 あとがき:可能性の街 -
プーチンが勝ったら世界はどうなる!?
マスコミが意図的に伝えないロシアとウクライナの真相のすべて。核をちらつかせながら、プーチン大統領はなぜウクライナに侵攻したのか? それはロスチャイルドとロックフェラーが構築した「国際資本主義体制」「金融支配ピラミッド構造」を破壊するためだった! ウクライナにおける利権を失ったバイデン大統領が私憤に燃えて暴走するなか、「経済制裁」を実施しているのは白人国家だけ。このまま追随し続ければ、日本の未来はない! 米ドル基軸通貨体制はやがて崩壊し、ロシア&中国、中南米、アラブ諸国などの共通通貨圏が強大化すれば、プーチンの目論見通りに支配構造が大転換する! 1:表の報道は全部嘘と思え! プーチンとウクライナ戦争の驚くべき裏情報 2:世界を恣にしてきたディープステートにプーチンは敢然と反旗を翻す! 3:現実味を帯びてきた第三次世界大戦というカード!? 4:白人リッチスタンの地球独裁が間もなく終わろうとしている!? 5:今ここで、第三次世界大戦の火種は一気に燃え盛ろうとしている!? 6:制裁は織り込み済み! 7:かくして世界を巻き込む戦争へ拡大する!? -
電磁波(電波曝露)の超不都合な真実
・『電気と生命の地球史インビジブル・レインボー』が労せずにわかる! ・電気(電磁波)による衝撃は人間の呼吸を奪い、血をたぎらせ、身体を麻痺させることが可能で、とても危険な代物! ・電気は病状を改善する働きがある反面、望ましくない症状を引き起こす! ・弱毒性コロナウイルスがパンデミックになった原因に5G携帯電話の拡大が関係していた! ・「誰も語っていない5Gの最も重要な事実は“フェイズドアレイ”と呼ばれるものです。 ・これは、携帯電話塔の建設方法と携帯電話の製造方法を完全に変え、20年間私たちの地球を毛布のように柔らかく包んできた放射線を、常に私たちの脇を疾走する100万の強力なビームに変えます」(『インビジブル・レインボー』) ・この本では、4Gの電磁波を毛布に、5Gをビームに例えています。5Gで使われるというフェーズドアレイアンテナは、直線上、あるいは円周上に配列したアンテナ(たとえば半波長アンテナ)からの電波が、ある任意の方向で同相で加わり合うように各アンテナの電流の位相を調整すれば、その方向に強い指向性をもったアレイアンテナが得られます。 ・これをフェーズドアレイアンテナといい、アンテナに流す電流の位相を変えるだけで、アンテナは固定したまま、強さ一定の電波ビームを任意方向に向けることができます。 ・要は、5Gの圧倒的な「超高速」「超低遅延」「多数同時接続」を可能にするのが、フェーズドアレイアンテナという新システムです。 -
沈黙の兵器
この極秘文書は、1954年からすでに始まっている 第三次世界大戦のマニュアルであり、 「沈黙の兵器」とは、人類を完璧なマインドコントロール下に 置くための社会オートメーション・システムを指す。 「静かなる戦争」の実態を暴露した警告と告発の書!! 最先端コンピュータ・テクノロジー、 マインドコントロール、社会工学システム等を駆使した 人間奴隷化と計画的人口削減のための作戦調査(オペレーションズ・リサーチ)とは何か!? 世界洗脳機関の中枢「タヴィストック研究所」によるテクニカル・マニュアル)とは!? 戦争と自覚されない戦争が、今、あなたに仕掛けられている。 序章 人類を敵とした一九五四年の宣戦布告 第一章 参謀本部は英国タヴィストック研究所!? 第二章 沈黙の兵器の第一攻撃はアメリカに! 第三章 初代ロスチャイルド 「我に国家の通貨を操縦(コントロール)させよ」から始まった 第四章 「悪魔の経済学」と「破壊の科学」の連鎖感染 第五章 人類殺戮と人類総家畜化への超テクノロジー 第六章 「世界オカルト神権体制」の野望が潰(つい)える日 巻末資料【極秘】『静かなる戦争のための沈黙の兵器』 ※本書は、1995年11月に株式会社データハウスより発刊された 『沈黙の兵器』太田龍著、蒲原雄大訳、の新装復刻版です。 -
ストーリーが世界を滅ぼす―物語があなたの脳を操作する
なぜ私たちはあの人の論破にだまされるのか。 事実と物語は混ぜるな危険! 陰謀論とフェイクが溢れる世界で生き抜く「武器としての思考法」。 文明を築くのに一役を買ったストーリーテリング。その伝統あるストーリーテリングが近い将来文明を破壊するかもしれない。 ストーリーテリングアニマルである私たち人間の文明にとって、ストーリーは必要不可欠な道具であり、数え切れない書物がストーリーの長所を賛美する。 ところが本書の著者ジョナサン・ゴットシャルは、ストーリーテリングにはもはや無視できない悪しき側面があると主張する。 主人公と主人公に対立する存在、善と悪という対立を描きがちなストーリー。短絡な合理的思考を促しがちなストーリー。社会が成功するか失敗するかはそうしたストーリーの悪しき側面をどう扱うかにかかっている。 陰謀論、フェイクニュースなど、SNSのような新しいテクノロジーがストーリーを拡散させ、事実と作り話を区別することはほとんど不可能になった。人間にとって大切な財産であるストーリーが最大の脅威でもあるのはなぜなのか、著者は説得力をもって明らかにする。 「ストーリーで世界を変えるにはどうしたらいいか」という問いかけをやめ、「ストーリーから世界を救うにはどうしたらいいか」と問いかける書。 スティーブン・ピンカー、ダニエル・ピンク絶賛! -
使い捨てない未来へ プラスチック「革命」2
「海洋プラスチック問題」、最先端の18人の知見に学ぶ! 世界的な環境課題である海洋プラスチック。我々に豊かさをもたらしてきた自然環境の持続可能性が喪失し始めている今、科学者や起業家たちによるイノベーションが必要とされています。 本書は、2022年4月のプラスチック資源循環促進法施行で、ますます注目が高まる「海洋プラスチック問題」について、日本の様々な分野の第一人者18人が歴史的経緯と現状、目指すべき未来、解決策までを縦横に論じる1冊です。 専門的な内容をオールカラー、豊富な写真と充実の資料と図表で分かりやすく紹介。入門者から専門家まで、「海洋プラスチック問題」の今を知るために必読の1冊です。 -
SDGsの推進・合理的配慮提供のための「やさしい日本語」
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「やさしい日本語」は、これまで外国にルーツのある人の防災・医療で用いられてきました。本書では、わかりやすく伝えるための「やさしい日本語」を意思疎通が難しい人へのインクルーシブな支援にも応用し、教育や福祉・就労の場で活用することを提言します。 SDGs推進の観点から、あらゆる場面で合理的配慮を提供することを研究者や支援者、障がいのある当事者やその家族など多彩な執筆者が、コミュニケーションという切り口から支援方法、障がい特性、留意点を解説します。 -
ゼロからわかる!公務員のためのデータ分析
◯内閣府「地域経済分析システム」を用いたEBPM(科学的根拠に基づく政策立案)による政策アイデアコンテストにおける地方創生担当大臣賞、総務省統計利活用表彰特別賞など数々の賞を受賞した著者による、公務員のための唯一のデータ分析がわかる本! ◯地方自治体職員の方々に向けて、自身のスキル一つでデータを思う存分に活用できるようになるための考え方と方法やアイデアをとことんわかりやすく紹介。 ◯これを読めば、日々の実務で求められるアンケート、インタビュー、行政評価といった方法をより正確に、かつ効率的にすることはもちろん、その実践事例、今日から活かせるスキルが手に取るようにわかる!