森孝夫の作品一覧
「森孝夫」の「禁城 死の沈黙の武漢で、本当に起きたこと」「見えない手 中国共産党は世界をどう作り変えるか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
第一刷。2020年12月27日発行。
中国共産党があらゆる手段を使い、周囲を取り込んでいく手口が記されている。
『飛鳥新社』以外の日本国内の出版社は出版することを躊躇ったのでないだろうか?
発行が2020年という事だから、記述自体は当然その前であり、中国国内の不動産バブル崩壊前、EV産業の隆盛前の出来事であるが、中国と距離を縮めてきた昨今のフォルクスワーゲンに代表されるドイツ経済の低迷・危機を十分に予見するに値すると感じると共に、日本でも同様の事態に陥らない為にしっかり防衛している必要性を感じた次第である。現役の政治家にも是非読んでいただきたい一冊。
途中、少々中たるんだ印象あり★-1とした。
Posted by ブクログ
中国(中国共産党)が世界、特に米国、欧州、そして日本に対して行なっている見えない侵略の事実を多くの証拠とともに見える化した参考書。
もしトラのトランプ大統領候補は親中派で知られるが、バイデン現大統領の家族も中国ビジネスとは無関係ではない。
列挙されている多くの証拠の中にはすぐに想像できるもの周知のものもあるが、知られていないものがその何倍もの規模で繰り広げられているようだ。
中国4000年の歴史を権力闘争に明け暮れてきた中国が、世界を征服することのないよう、世界中で監視をしなければならないという気持ちを呼び起こしてくれる参考書。
残念ながら各国の政治的指導者たちは、無傷ではない。
Posted by ブクログ
今、世界で、中国による“目に見えぬ侵略”が進んでいる。中国共産党が民主主義諸国を屈服させるために行っていることや、彼らの世界観を明らかにし、警鐘を鳴らす書籍。
ソ連崩壊後、中国共産党は、周囲を敵に囲まれてしまったと捉え、「敵対勢力」とのイデオロギー闘争を続けている。同党にとって、冷戦は終わっていない。
中国共産党にとり、「一帯一路」構想は世界の地政学体制を再編するツールである。
習近平は、この構想は人類共通の運命共同体の構築に不可欠だと述べているが、その目的は自国を中心とした世界の構築にある。彼らは、中国主導の世界秩序を「中華民族の偉大なる復興」に不可欠な要素と見ている。
ブレグジット(英国の欧州連合離脱)やドナルド・トランプの当選は、中国共産党に、米欧間の同盟関係を弱めるチャンスをもたらした。同党は欧州を味方につけることで、世界に対し、中国が「多国間主義の守り手」だと伝えようとしている。
中国共産党は、中国社会のあらゆる部門に浸透し、軍や国家機関を含む、すべての制度機関の上に存在している。経済分野でも、企業内に党組織を設置することが義務づけられている。
中国共産党は、友と敵の双方を心理的に操作するテクニックを開発してきた。その目的は、相手に「自分は中国と特別な関係を持っている」と思わせ、北京の政治目標に沿うよう誘導することだ。
例えば、オバマ政権の時、バイデン副大統領の息子が経営する会社に有利な取引を行い、彼の好意を得ている。
海外で事業を展開する中国企業は、中国共産党の利益に奉仕することを求められ、指示に従わないと資産没収などの罰を受ける。党への忠誠は、事業を行うための必要条件である。