森孝夫のレビュー一覧

  • 見えない手 中国共産党は世界をどう作り変えるか

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    ネタバレ

     昨年発売された「目に見えぬ侵略」の続編。案の定読むのに苦戦したが、欧米諸国での中共の工作の細かい部分まで知ることができた。農村から都市へという戦略、特に姉妹都市などを利用した工作は、公務員になる身として知っておいて良かったと思う。

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    2021年02月19日
  • 見えない手 中国共産党は世界をどう作り変えるか

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    中国(中国共産党)が世界、特に米国、欧州、そして日本に対して行なっている見えない侵略の事実を多くの証拠とともに見える化した参考書。

    もしトラのトランプ大統領候補は親中派で知られるが、バイデン現大統領の家族も中国ビジネスとは無関係ではない。
    列挙されている多くの証拠の中にはすぐに想像できるもの周知のものもあるが、知られていないものがその何倍もの規模で繰り広げられているようだ。

    中国4000年の歴史を権力闘争に明け暮れてきた中国が、世界を征服することのないよう、世界中で監視をしなければならないという気持ちを呼び起こしてくれる参考書。
    残念ながら各国の政治的指導者たちは、無傷ではない。

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    2024年03月01日
  • 見えない手 中国共産党は世界をどう作り変えるか

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    中国共産党は非常に怖い組織だと、強く認識させられた。日本人のナイーブな感覚では、中国共産党に操られかねない。
    世界中に、中共の目的を達成するための金がばら撒かれ、その金に依存して操られる。もしくは、金欲しさに言いなりになってしまう。
    大学からしてそのような状況であれば、民間は言うまでもないであろう。
    恐ろしいのは、中国の国外にいても圧力により言論の自由を奪われていることだ。マスコミや、出版社などが中共に忖度してしまったら終わりだ、そのような状況が現実化しつつあるようだ。

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    2021年12月24日
  • 見えない手 中国共産党は世界をどう作り変えるか

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    今、世界で、中国による“目に見えぬ侵略”が進んでいる。中国共産党が民主主義諸国を屈服させるために行っていることや、彼らの世界観を明らかにし、警鐘を鳴らす書籍。

    ソ連崩壊後、中国共産党は、周囲を敵に囲まれてしまったと捉え、「敵対勢力」とのイデオロギー闘争を続けている。同党にとって、冷戦は終わっていない。

    中国共産党にとり、「一帯一路」構想は世界の地政学体制を再編するツールである。
    習近平は、この構想は人類共通の運命共同体の構築に不可欠だと述べているが、その目的は自国を中心とした世界の構築にある。彼らは、中国主導の世界秩序を「中華民族の偉大なる復興」に不可欠な要素と見ている。

    ブレグジット(

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    2021年11月23日