圓生和之の作品一覧
「圓生和之」の「一番やさしい地方公務員制度の本」「公務員人事の経済分析 賃金編」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「圓生和之」の「一番やさしい地方公務員制度の本」「公務員人事の経済分析 賃金編」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
本書は、最先端の地方公務員制度をこれでもかと言うほど「一番やさしく」書いた本です。(2016年刊)
・1章 地方公務員の世界へようこそ!
・2章 さまざまな地方公務員のすがた
・3章 地方公務員人事のしくみ
・4章 地方公務員の人事評価
・5章 地方公務員法による決まり
・6章 地方公務員の変わりゆく勤務条件
・7章 地方公務員給与の大改革
・8章 民間とはここがちがう!労働基本権の制限
・終章 地方創生・分権時代の地方公務員
まさに、この春から地方公務員となろうとしている人が、読んでおくべき内容といえる。記載は平易で読みやすく、3時間位で読むことが出来る。事前に一読しておけば、働く意識が変
Posted by ブクログ
公務員の人事の特徴は、遅い選抜(採用から最初に選抜が始まるまでの期間が10年超と長い)、トーナメント方式にあるという。また、これ以上キャリアアップが見込めない「横ばい」出現期も20年超と長い。他方、初期10年においても人事情報は蓄積されていき、できる職員とそうでない職員の選別が静かに進んでいる。
このあたりは実感としても当てはまるが、明確に言語がされると腑に落ちた。
また、一般に年功給の比重が高いイメージの公務員であるが、昨今の人事制度改革により、年功給の賃金カーブは抑えられ、職位による差が広がり、またボーナスの割合も増えているという。平成30年時点で、職位の有無で6割程度も年収が異なるとい