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トランプと習が試される“古典的な罠”とは?過去500年で覇権国VS新興国の開戦確率は75%≪実務にも精通した国際政治の権威が トランプ外交や安倍政権に警鐘をならす≫★実務家からも激賞続々キッシンジャー元国務長官「米中関係が史上13番目の新旧戦争にならないよう願うほかない」
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Posted by ブクログ
覇権を持つ国と新興国の間の緊張の高まりが戦争に至ってしまった事例と、戦争を回避した事例をあわせて提示。現在の米国と中国が、どうすれば衝突を回避しうるかを論じた本。一方で、衝突が起こりうるシナリオについても詳述。 アジア太平洋地域と欧州の地政学リスクを考えるためにとても参考になった。
【足を踏み入れないように】既存の覇権国と新興国の間に構造的ストレスが生じることを表した「トゥキディデスの罠」について解説し,米中が同じ罠に陥らないようにするための提言をまとめた作品。過去の類例を振り返りながら,超大国関係の管理の方策を探っていきます。著者は,クリントン政権では国防次官補も務めたグレア...続きを読むム・アリソン。訳者は,学習院女子大学の非常勤講師を務める藤原朝子。原題は,『Destined for War』。 戦争に至る道筋を学ぶことで,結果として戦争に陥らないための道筋を選ぶことができるというアプローチが非常に新鮮。幅広さと奥深さを備える歴史的データに裏打ちされた情報が満載で,一冊で国際政治学と歴史学の刺激的なところを両方考えられる作品になっています。 〜中国とアメリカは,受動攻撃的な「あるべき外交」や高慢な地政学的理念を振りかざすよりも,悪びれずに国益を追求したほうがうまくいくだろう。多くのことが左右される二国間関係で最も重要なのは,友好ではなく予測可能性や安定性だ。アメリカは「ごっこ遊び」をやめるべきだ。〜 タイトルがやたら仰々しいですが☆5つ
米中戦争の発生メカニズムとその回避法を知るため、読みました。 戦争要因は、国益、不安、名誉です。台頭する新興国の夢とプライド、挑戦を受ける覇権国の恐怖と自信の揺らぎ、の間のパワーシフトがはらむ深刻なジレンマ「トゥキディデスの罠」が大きな要因になります。 以下の4つの中核概念を理解することで、米中戦争...続きを読むを回避できる可能性があります。 ・重大な利益を明確にする ・中国の行動の意図を理解する ・戦略を練る ・国内の課題を中心に据える 中国がアメリカに並び、追い抜くのは遠くない未来に実現すると思われます。両国の指導者が、大きな衝突を回避することを強く望みます。
2017年に現在の米中を予想している 著者の大まかなポイントをまとめると以下である。 「新興国の台頭と、覇権国の不安が衝突し、両者の間に、大きなストレスが生まれる。それにより、偶発的な衝突や経済封鎖などの、不測の事態や外交における問題が、戦争のトリガーとなる。このような事を「トゥキディデスの罠」と呼...続きを読むぶ。現代の米中は、その罠にかかる可能性は非常に高いが、避けられないことはない。」 2017年の段階で、米中の対立を見通しており、筆者の鋭い視点が伺える。 米中の対立を歴史の中の似たような事例から紐解いている。 歴史と現在と未来という流れを論理的に考察しており、歴史を学ぶことの重要性と米中の未来を考えるのに非常に興味深い。 かなり分厚い本であるが、一読の価値はある。
トゥキディデスの罠という単語を最近何度か目にしたので、その元になってる本書を読んでみました。アメリカ人から見たアジア(特に中国)の描写が面白かったです。ただ、戦争回避の提言のところはあまり響かなかった…
グレアム-アリソン教授; トゥキディデスの罠 紀元前5世紀 ペロポネソス戦争; アテネの台頭とスパルタ ジョージ-ケナン; 対ソの封じ込め政策 ジョゼフ-ナイ-ハーバード大学教授; ソフト-パワー サミュエル-ハンチントン; 文明の衝突
新興国と覇権国との関係の中でトゥキュディデスの罠がもたらした戦争という過去の16のケースを基に米中関係を読む一冊。思考実験にはとても良い。
いよいよか
虎と龍というのか何というのか… トゥキュディデスの罠は、歴史が教えてくれる通り。 同じ轍を踏むのか、人間よ
著者は、ハーバード大学ケネディスクール初代院長で、レーガン〜オバマ政権の歴代国防長官の顧問を務めた国際政治のエキスパート。 古代ギリシャで、スパルタに挑んだアテネの脅威が、スパルタをペロポネソス戦争に踏み切らせた。 そのことから、著者は、新興国の台頭が覇権国を脅かして生じた構造的ストレスが、新旧大...続きを読む国の衝突に至る事象を、歴史家トゥキディデスの名に因んで「トゥキュディデスの罠」と呼ぶ。 ドイツ対イギリス(第一次大戦)や日本対アメリカ(第二次大戦)など、過去500年の新旧大国の衝突16ケースをひもときながら、現代における米中戦争の可能性と回避の方策を論じる。 トゥキディデスは、対立構図を戦争に発展させる大きな要因は三つ、「国益」「不安」「名誉」だと言う。 それにしても、本書内で論じられる、100年前のアメリカと今の中国の類似性には驚かされる。 セオドア・ルーズベルトなんて、世界史の教科書で名前を知っている程度の人物だったが、米西戦争、モンロー主義の徹底、パナマ運河、アラスカ国境問題などでの傍若無人ぶりは習近平顔負けだ。 16のケースには日本がらみのものも含まれているが、16のうち戦争突入を避けることができたのは4ケースしかないと言う。 読んでいて、戦争に至るか否かには、地理的な近さが重要ファクターなのでは、という気がした。 イギリスとドイツの対立が第一次世界大戦に至った例など、近接しているが故に、直接的な攻撃を受ける脅威を現実的に感じられたからこそなのではないだろうか。 著者は、小競り合いから全面戦争に至るリアリティあるシナリオを展開するなど、米中対決の可能性が低くないことを示しているが、米中が地理的に離れていることをどう考えるべきか。 米国が太平洋覇権の維持コストとリスクを考慮して少しずつ覇権を諦めていけば、最悪の核戦争は避けられるのではという気もする。 もちろん、そうなった時に一番困るのは日本なのだが…
新興国の台頭に覇権国が脅かされて生じる国際的緊張状態は、著者によれば過去16回あり、その内12回は戦争に至ったという。 トゥキュディデスの罠というらしいが、野心満々の新興国の勢力拡大に軋轢が高まるのは当然だろう。 著者は戦争に至らなかった4つのケースから教訓を抽出しようとしているが、残念ながらど...続きを読むれも現状の米中関係には当てはまらない。 あり得るとすれば、AMD(assured mass destruction)だが、それでも数億人は生き残るといっている中国共産党にどれ程の効果があるのか。 「我々の子孫が中国に支配された世界に住むところは見たくない」と言ったヒラリー・クリントンに大いに同意するが、見通しは明るくない。
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米中戦争前夜
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グレアム・アリソン
藤原朝子
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