佐藤健志の一覧
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作品一覧
2020/12/18更新
ユーザーレビュー
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保守の前提と革新の前提
自由・平等・博愛といったおめでたい夢幻を掲げ、過去の権威や伝統を根絶やしにして達成されたフランス革命を「保守の父」エドマンド・バーグが痛烈にコキ貶したのがこの「フランス革命の省察」。
新訳 フランス革命の省察―「保守主義の父」かく語りき
その貶しようは、イギリスの首相ピ...続きを読むPosted by ブクログ -
フランス革命は得るものもあったかもしれないけど、失うものも多かった。こういった革命は結果的に混乱を生んだだけだったんだろう。一方、日本の明治維新は奇跡と言っていいだろうな。Posted by ブクログ
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イギリスの「保守」に対する考え方の核心が分かる書物だと思います。
基本的に、社会システムは論理だけでは設計できない、ということが強く主張されているように思います。
なるほど、伝統や慣習ですべてを判断するのが問題がるとするならば、その対極にある論理ですべてを判断するのもまた同じく問題がある、という...続きを読むPosted by ブクログ -
急進主義をとことん批判した、保守主義の本。ものすごく面白かった。それにしても、いまの我が国の政局に当てはまりすぎて怖いくらいだ。バーク、恐ろしい子。Posted by ブクログ
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バークはフランス革命の個々の政策問題についても議論しているが、本質的には革命家達の気質や傲慢さ、愚かさを批判しているのであり、その指摘は革命的な政治変動一般に当てはまる。本書は抄訳であり、バーク保守主義を読みやすい普及版にすることを目的としているとともに、近年の日本の改革/革命ごっこ政権に対する批判...続きを読むPosted by ブクログ