感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「長年にわたって機能してきた社会システムを廃止するとか、うまくいく保証のないシステムを導入・構築するとか言う場合は、『石橋を叩いて渡らない』を信条としなければならない」という一文が重い。不確かな「改革」を推進する者は、保守主義の父と言われたバークの言葉の意味をもう少し考えた方が良い。
「三色旗の向こうに、混乱を重ねる日本の姿が見えてくる」という謳い文句に偽りなし。
Posted by ブクログ
保守の聖典として歴史的価値を持つ本ではあるが、リベラルを自称する人も読むべき好著。
自国にフランス革命の気風と思想が流れてきたゆえに、一度立ち止まって実践的な現実感覚を取り戻そうとバークは熱烈な弁を立てる。
「自然」という言葉の使い方が今となってはさすがに古い気がする。