社会・政治作品一覧

  • ゆるくつながる 笑いで広がる共感とコミュニティ
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    1巻1,540円 (税込)
    もう大丈夫、いざという時 孤立しない。 ◎たくさん笑って元気に過ごしたい ◎身近な人との関係を良くしたい ◎生きがい活動・地域活動を探したい ◎コミュニティのために活動がしたい ◎笑いの社会科学的な知見を学びたい ◎高齢者と関わる仕事をしたい(している) ……そんな人に最適! あなたが主役になるコミュニティさえあれば、毎日、仲間とワッハッハ! 共感をベースとした笑いを通じて人と人とがつながり、そして人生100年時代を上手に生き抜く。健康で生きがいがあるシニアライフの実現方法を紹介。大道芸人直伝の実践的「笑いを生むノウハウ」「レクリエーション」も掲載。
  • 魅力的な十人の女性
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    1巻1,650円 (税込)
    しなやかさこそが「強さ」である! いま、日本はどん底にある。貧困、雇用の悪化、将来への不安、 刹那的な犯罪と自殺の増加等。国民の生命財産を守るのが政治 であり政治家の使命だが、政治家は「自分」のために働いている。 経済界も経営者の大半が社会に貢献する気持ちが稀薄だ。 その結果、国家の品格も人気も評価もどんどん地に落ちている。 特に国民生活に関わる項目では最低であり、心の問題を救う 文化政策に至ってはさらに低い。そこへきて新型コロナ禍での混乱の極み。 もはや「男中心」の政治・経済では日本を救うことは不可能だ。 そこで、各世代の10人の女性に、生まれ、育ち、仕事、結婚、出産、 離婚、挑戦してきたことなど、女性5人(女優、大学生、専門学校生)が 取材し、コロナ後の「日本再生」へのヒントを探る。 いきいきとした彼女らの「魅力」はどこから生まれてくるのか。 無制限に正直に「自己」を語る白熱のトークセッション。 (1)永井多恵子    (せたがや文化財団・理事長/世界演劇協会日本センター長) (2)中川裕季子    (ダンスステージ企画構成・振付・演出/中川三郎スタジオ代表) (3)吉田幸子    (無形文化財西馬音内盆踊り名手/フラワーデザイナー) (4)キャサリン・ジェーン・フィッシャー    (前衛美術家/レイプ被害者救済運動家/     ノーベル平和賞ノミネート2020年度) (5)是蘭[鈴木優子]    (新美術ミクストメディア作品アーチスト     /外国教育企業・BodyChance 顧問) (6)兵藤祐子    (東京都港区区議会議員) (7)吉川雅子    (朗読家・ナレーター・日本語伝道師/NPO法人声物園理事長) (8)中前由紀    (東京都港区区議会議員) (9)霜鳥まき子    (パーソナルスタイリスト・衣食住プロデューサー     /株式会社SPSO代表) (10)卜部裕里子    (ピアニスト)
  • 戦争・革命・テロの連鎖
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    1巻2,090円 (税込)
    10年ごとに繰り返される矛盾の正体と危機噴出の構図! 1994年から2014年まで20年間、中東各地に赴任して2003年のイラク戦争や 2011年の「アラブの春」、2014年の「イスラム国」(IS)の出現という 「中東危機」に遭遇したジャーナリストがこれまでの経験と蓄積された知識 によって読み解く錯綜する中東情勢への視座。 大国の介入という国際政治の不条理はもとより、権力の合掌連合や弾圧と抑圧 の強権政治がはびこる中東の国々では、言論の自由と報道の自由がないため、 迫り来る危機の予測は難しく、強権が抑えきれなくなったときに一気に爆発する。 そして中東で起きる戦争や政変、テロは、石油危機や流出する難民問題、 さらにはテロまで輸出する結果をもたらした。過激派組織「イスラム国」は ほぼ制圧されたが、アフガンではタリバンが復権し、中東各国の治安は決して 落ち着いてはいない。 本書は起こり得る中東危機を考えるうえで示唆に富む好著である。 【目次】 まえがき 第1章  繰り返される中東危機── 1979年から始まった連鎖 第2章  危機の前にパレスチナが動く──「尊厳」の問題 第3章  噴出した若者パワーの行方──「アラブの春」第2弾 第4章  ムスリム同胞団は復活するのか──弾圧の下で 第5章  イラン・イスラエルの〝戦争〟は激化するか 第6章  「イスラム国」の再来の可能性とスンニ派の受難 第7章  イスラエルとアラブ国交正常化──平和か、危機か 第8章  中東分裂の構図──ぶつかる2つの枢軸 第9章  「対テロ戦争」が生む難民危機──空爆の破壊と殺戮 第10章 コロナ禍で増幅する矛盾──感染対策が治安対策へ 中東危機年表 あとがき
  • アッテンボロー 生命・地球・未来―私の目撃証言と持続可能な世界へのヴィジョン
    4.0
    今、地球は6回目の大量絶滅の危機にある。 過去数十年の「大加速(グレート・アクセラレーション)」の時代において、人類が地球環境を大きく変えてしまったからだ。 《プラネットアース》などで知られる、世界的な自然番組のプレゼンターであるデイヴィッド・アッテンボローは、「グリーン成長」と「再野生化」こそが、人類が、そして地球の生命が生き残るための鍵だという。 もし、私たちが何も手を打たなければ、アマゾンの熱帯雨林や極地方の氷は減少し、永久凍土が融解して炭素が放出され、海は酸化して水産資源は枯渇し、人類は食料生産の危機やパンデミックに直面し、強制的な移住を強いられ、6回目の大量絶滅へと至るであろう。 この悪夢を避けるためには、経済成長に固執することをやめ、サステナブルな形で資源を使う「グリーン成長」を追究し、海や森などを再び自然な状態に戻す「再野生化」に取り組まなければならない。 私たちは今こそ、ふたたび自然と調和した種にならなければならない。人類は今、地球に住み続けられるかどうかの、瀬戸際にあるのだ。
  • 自由と解放を求める人びと
    -
    共感し、葛藤する闘い――公民権運動の多面性! 多様に展開された公民権運動の側面を四人の女性の生き方から見る第一部、非黒人のカトリック教徒とユダヤ教徒、同性愛者が関係する運動との繋がり方を探った第二部、そして人種という「創られた」概念で差別化されたアメリカ社会の歩みを概観する第三部により構成される。 目次 はしがき  第一部  第一章 公民権運動の祖母たち──メアリ・C・テレルと     ナニー・H・バロウズの場合……岩本裕子(浦和大学教授) 第二章 アトランタの黒人女性を動員した草の根公民権運動         ──ルビー・パークス・ブラックバーンの     有権者登録活動を通して…………西崎 緑(熊本学園大学教授) 第三章 「誰のための民主主義か」──ロスアンジェルスにおける     長い黒人自由闘争とシャーロッタ・バス……土屋和代(東京大学准教授)  第二部  第四章 カトリック教徒による人種平等を求める闘い         ──マーガレット・ “ ペギー”・ローチを     事例として…………………………佐藤千登勢(筑波大学教授) 第五章 ユダヤ人の公民権運動への参加とホロコースト     ──マリオン・イングラムを中心に……北 美幸(北九州市立大学教授) 第六章 警察暴力とマイノリティ間の連帯         ――ハリー・ヘイのゲイ・アクティビズムと黒人自由闘争、     1930 年代~1969 年………………………兼子 歩(明治大学専任講師)  第三部 第七章 「社会的構築物としての人種」概念に基づく通史的展望の意義     ──五つの設問を媒介に駆け足でアメリカ史を     概観する試み………………………………川島正樹(南山大学教授) あとがき 索引(人名+歴史事項)
  • 現代アメリカ社会のレイシズム
    -
    ユダヤ系の作家の中には、ホロコーストや様々な差別や暴力を直接的に経験し、 レイシズムに対し激しい憤りを抱く作家が少なくない。 事実、ユダヤ人は差別への反対運動でも中心的な役割を演じてきた。人種差別 だけではなく、歴史的にフェミニズム運動でも先導的な仕事を果たしてきたのも ユダヤ系アメリカ人である。 本書では、そんなアメリカのユダヤ系作家を中心に、 これまでにあまり扱われていない作家や作品も取り上げて、様々な視点から 現代アメリカのレイシズムを考察する。 【コンテンツ】 第1章  エリ・ヴィーゼル『ゾンダーバーグ裁判』                   ─〈他者性〉を求めて(広瀬佳司) 第2章  対立の果て─『犠牲者』(佐川和茂) 第3章  ソール・ベローのブレイクスルー─レイシズムを超える          『オーギー・マーチの冒険』のケアの倫理(井上亜紗) 第4章  アーサー・ミラーの『焦点』における差別の構造(鈴木久博) 第5章  初期ロス作品に見られる人種意識(坂野明子) 第6章  フィリップ・ロスはアメリカの人種問題をどのように描いたか              ─「アメリカ三部作」を中心に(杉澤怜維子) 第7章  ポール・オースターの描く他民族社会における他者との共生      ─『ミスター・ヴァーティゴ』と『スモーク』を中心に(内山加奈枝) 第8章  ジュリアス・レスターの改宗─黒人ユダヤ人へ(大森夕夏) 第9章  ジューイッシュ・クランズマンの不可視性と人種的両義性      ─『ブラック・クランズマン』におけるサイドストーリー(中村善雄) 第10章 被差別者としての確執と融和─アメリカ映画に見るユダヤ系と                      アイルランド系表象(伊達雅彦)
  • ブラック・ライヴズ・マター運動 誕生の歴史
    -
    人びとは闘いつづける。これ以上涙を流さないために 著者のバーバラ・ランスビーは第一級の研究者であり、かつ人種闘争の最前線に立ち続けるアクティヴィストである。本書は、現代アメリカを語る上で目を逸らすことなどできなくなったBLM(ブラック・ライヴズ・マター)運動について、その誕生の瞬間に立ち会い、数え切れないほど多くの活動家や団体と足並みを揃えて闘い続けている著者の、研究成果の結晶である。 【目次】(抜粋) 第1章 運動の序幕 第2章 トレイヴォンに正義を 第3章 ファーガソン蜂起とその波紋 第4章 権力を握った黒人と怒る黒人 第5章 テーマ、ディレンマ、そしてチャレンジ 第6章 バックラッシュと代償 第7章 ローカルな現場の光景 第8章 政治のキルトを編み上げる人びと、そして逃亡奴隷の空間
  • 日本を腐らせたいかがわしい人々
    3.5
    元総理大臣が銃撃されるという衝撃的な事件から約半年。 安倍氏は静かに見送られるのかと思いきや、「安倍的なもの」にすり寄っていた人々の様子がどうもおかしい。 信じてきたものとカルトのつながりが注目されるや否や、この問題を「信教の自由」にすり替えたり、ありもしない話を創作したり、「静かに見送りたい」と言いながら巨額の税金を使う「国葬」を大声で支持したり……。 この本では、今もテレビ・SNSで野放しにされている「論客」たちを丁寧に観察します。 読者の皆さまが、こうした連中に騙されないための転ばぬ先の杖となる一冊です。
  • ルポ 脱法マルチ
    4.3
    2021年春。高円寺の駅前で、道行くひとに「いい居酒屋知らない?」と声をかけまくる男二人がいた。東京に異動してきたばかりの著者は、誘いに応じてついていく。そこから浮かび上がったのは、マルチまがいの手法で金を巻き上げる「事業家集団」と呼ばれる組織の存在だった。毎日新聞記者が、被害の実例や組織内部の資料から、脱法マルチの実態に迫るルポルタージュ。
  • ウクライナ戦争
    4.2
    2022年2月24日、ロシアがウクライナに侵攻し、第二次世界大戦以降最大規模の戦争が始まった。国際世論の非難を浴びながらも、かたくなに「特別軍事作戦」を続けるプーチン、国内にとどまりNATO諸国の支援を受けて徹底抗戦を続けるゼレンシキー。そもそもこの戦争はなぜ始まり、戦場では一体何が起きているのか? 数多くのメディアに出演し、抜群の人気と信頼を誇る軍事研究者が、世界を一変させた歴史的事件の全貌を伝える待望の書き下ろし。
  • ゆるい職場 若者の不安の知られざる理由
    3.8
    「今の職場、“ゆるい”んです」「ここにいても、成長できるのか」。そんな不安をこぼす若者たちがいる。2010年代後半から進んだ職場運営法改革により、日本企業の労働環境は「働きやすい」ものへと変わりつつある。しかし一方で、若手社員の離職率はむしろ上がっており、当の若者たちからは、不安の声が聞かれるようになった――。本書では、企業や日本社会が抱えるこの課題と解決策について、データと実例を示しながら解説する。
  • 世界のニュースを日本人は何も知らない4 - 前代未聞の事態に揺らぐ価値観 -
    3.6
    元・国連専門機関職員の著者が忖度なしで書く、37万部突破の大人気シリーズ第4弾―― 「世界はそんなことになってたのか!」 日本のメディアが報道しない驚きのニュース満載 (内容紹介[一部]) ●「SDGs」が通用するのは日本だけだった! ●「外国人参政権」は海外でもぜんぜん広まっていない! ●イタリアで「極右女性首相」が誕生した理由 ●海外が「動物愛護」が熱心なのは虐待がすごいから ●日本の中古空き家は外国人にとって宝の山 ●欧州にとってのロシアの本当の立ち位置 ●実は海外で評価されまくっていた「安倍元首相」 ●日本のはたらく人の「労働条件」が悪い理由 ●ロンドンは観光客からのボッタクリに命をかける巨大な賭場! ●なぜ「エリザベス女王」は人気があったのか ●実は海外でも「ジェンダー平等」は進んでない! ●お骨を箸で拾う「日本の葬式」は海外で奇祭として研究されていた! ●「サブスク」がオワコンになりつつある ●ウクライナの戦場に浸透する「日本アニメ」 ●海外ではAIが人間として認識されはじめている など 世界を見る目が“ガラッ”と変わる!新しい体験をあなたに。 【著者プロフィール】 谷本真由美(たにもと・まゆみ) 著述家。元国連職員。1975年、神奈川県生まれ。 シラキュース大学大学院にて国際関係論および情報管理学修士を取得。 ITベンチャー、コンサルティングファーム、国連専門機関、 外資系金融会社を経て、現在はロンドン在住。 日本、イギリス、アメリカ、イタリアなど世界各国での就労経験がある。 ツイッター上では、「May_Roma」(めいろま)として舌鋒鋭いツイートで好評を博する。 趣味はハードロック/ヘビーメタル鑑賞、漫画、料理。 著書に、『キャリアポルノは人生の無駄だ』(朝日新聞出版)、『日本が世界一「貧しい」国である件について』(祥伝社)、『不寛容社会』(小社刊)など多数。
  • 引き裂かれるアメリカ 銃、中絶、選挙、政教分離、最高裁の暴走
    4.5
    なぜ分裂したのか? どこまで分裂したのか? この分裂はどこに向かっているのか? 日本人の知らないアメリカのリアル! ・レイプより中絶のほうが重罪に ・南部の投票所が次々と消滅!? ・最高裁が自由と平等の国をちゃぶ台返し! ・武装集団は最高の愛国者? ・「痛み止め」で毎日100人が死亡! 銃、中絶、選挙、政教分離、最高裁……。「自由の国」アメリカはいつの間に、ここまで分裂してしまったのか? 超人気番組、BS朝日「町山智浩のアメリカの今を知るTV」待望の書籍化! 現地取材で集めた生の声が語る、知らないではすまされないアメリカのリアル。 ※カバー画像が異なる場合があります。
  • 国際秩序(下)
    3.5
    世界秩序を生み出した歴史的背景を理解できれば、中国、中東の問題点も見えてくる――。 21世紀の国際秩序のありようを、国際関係論の第一人者が歴史的な観点から読み解く。ロングセラー『外交』に匹敵する名著。 本書は、キッシンジャーの名著『国際秩序』(2016年刊)を上下に分けてビジネス人文庫化するもの。 冷戦時代の枠組みは、アメリカ、ヨーロッパ先進国、ソ連といった限られた地域の国々が参加して作られた制度であった。しかし、冷戦終結後、中国、インド、ブラジルが発言力を強める一方、ロシアは自国の衰退を直視することを拒否し、様々な行動に踏み切っている。 この「真にグローバル化した」国際環境において、どのような「国際秩序」が作られるべきか? いま最も重要な話題にキッシンジャーが挑む。 下巻では、親中派と見なされているキッシンジャーが中国について厳しい評価を示し、アメリカがどのような大国であるべきかを論じる。文庫化にあたって巻末に兼原信克氏(元内閣官房副長官補兼国家安全保障局次長)の解説を掲載。
  • 国際秩序(上)
    5.0
    世界秩序を生み出した歴史的背景を理解できれば、中国、中東の問題点も見えてくる――。 21世紀の国際秩序のありようを、国際関係論の第一人者が歴史的な観点から読み解く。ロングセラー『外交』に匹敵する名著。 本書は、キッシンジャーの『外交(上下)』にならぶ名著『国際秩序』(2016年刊)をビジネス人文庫化するもの。  近代国際法の元となったのは、三十年戦争の講和条約であるヴェストファーレン条約。それ以降、大きな戦争が起きるたびに、「地域における秩序」は確立されてきた。しかし結局のところ、適用範囲が広がれば、「秩序」の考え方を変えてきたのがこれまでの歴史である。  国際秩序がどのように誕生し、変化し、どこに向かうのかを、外交を知り抜いた大戦略家キッシンジャーが語り尽くす極上の世界史。  上巻では、本書のコンセプト明らかにするととも中東問題についての考え方を明らかにする。
  • 英国王室とエリザベス女王の100年
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2022年9月8日、イギリス君主として歴代最長となる70年にわたり在位してきたエリザベス女王が亡くなりました。本誌は、英国民に留まらず、世界中から敬意をもって愛されてきた女王と、英国王室100年の歩みを、貴重な170点以上の写真とともに振り返る、永久保存版のムックです。フィリップ殿下と紡いだ愛、ダイアナ元妃の悲劇と女王の試練、ブローチや帽子で表したお気持ち、英国王室を見守る美しい宮殿・邸宅……。エリザベス女王やロイヤルファミリーの素顔が垣間見えるエピソードとともに、たっぷりお届けします。
  • マンガでわかるSDGs
    4.2
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「SDGs」とは2015年に国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のこと。誰も置き去りにしない(leave no one behind)を合言葉に、「1 貧困をなくそう」「2 飢餓をゼロに」など17の目標が設定されています。すでに日本でも大手企業を中心にSDGsを活用した取り組みが開始されているようです。しかし開発目標と言っても、具体的に何をすればいいのか、そもそもSDGsとはなにか、疑問を持つ人も少なくないでしょう。本書は静岡県にある株式会社大井川茶園での実例をもとに、マンガを通じてSDGsの概念や、特に中小企業における取り組み方についてわかりやすく解説していきます。明日を目指す企業に明るい未来を約束する最良のSDGsの入門書です!
  • 池上彰の世界の見方 中南米 ~アメリカの裏庭と呼ばれる国々~
    4.1
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 アメリカ観が一変する「中南米講義」! 都立新宿高校での白熱講義を書籍化! 人気シリーズ最新刊! 「地峡で有名なパナマは、アメリカが運河を支配するために独立させた国だった」 「キューバにある米軍グアンタナモ基地は、キューバ独立時の取り決めにより、アメリカは永久に借りられる」 「キューバと関係を深めるグレナダを、アメリカは自国民保護を理由に侵攻。親米政権を樹立した」 など、中南米諸国とアメリカとの知られざる関係を詳しく解説。 中南米で左派政権が生まれたり、反米を標榜する政府が登場したりする背景がわかります。 世界には、仲が悪い隣り合わせの国が存在し、インドとパキスタン、トルコとギリシャなどが代表例です。ブラジルとアルゼンチンもずっと仲が悪かったのに、関係を改善させています。いったい、どうやって改善させたのか。この点についても池上氏が徹底解説します。 また、日系人が多く住むブラジルについては、日系移民の歴史についても詳しく紹介。例えば「勝ち組」「負け組」という言葉がありますが、これは日系ブラジル人の間で起きた、暗い抗争で使われたのが最初です。 いったい何があったのか、本書で御確認ください。 (底本 2022年12月発売作品)
  • 日本という国家 戦前七十七年と戦後七十七年
    -
    1巻1,980円 (税込)
    アメリカが「世界の警察」をやめた時、日本の安全保障はどうなるのか。明治維新から現在までの日本の近現代史を紐解きながら、ジャーナリストと政治学者が国家の未来を探る!
  • 14歳から考えたい セクシュアリティ
    3.0
    わたしたちが誰であるかを示すのに《性的なこと=セクシュアリティ》が重要だと考えられるようになったのは、なぜでしょうか。 きわめて個人的な《性/ジェンダー》の問題がいつも政治に結びついていることに目覚めた人たちがとった行動とは? 差別や分断、偏見や誤解にまみれた過去をふりかえり、そこから多様性にあふれた未来をえがく。 現在のわれわれの立ち位置を把握するためにも重要な《性》と《アイデンティティ》の歴史。
  • 制度や就労支援のことがわかる! 若年性認知症の人や家族への支援のきほん
    -
    若年性認知症にかかわる支援者に向けて、若年性認知症の特徴を整理し、本人や家族への支援をていねいに解説。就労支援や活用できる制度、本人支援、家族とのかかわりについて、事例を交えつつ理解できる。若年性認知症の人とかかわる際の基本となる一冊。 ※本電子書籍は同名出版物(紙版)を底本として作成しました。記載内容は、印刷出版当時のものです。 ※紙版とは異なる表記・表現の場合があります。また、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
  • クラウドサイン導入・活用ハンドブック―電子契約の社内定着実践プロセス―
    -
    電子契約サービス「クラウドサイン」を社内に導入した経験のある企業内弁護士・法務担当者の全面協力のもと、サービス選定・試験導入から全社展開に至るまでの実践的な手法を描いた書籍。

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  • 生きられた障害 障害のある人が、妊娠、出生前検査、親や子どもについて、語ったこと
    -
    1巻2,497円 (税込)
    「障害」のある12名ひとりひとりの、「出生前検査」や「親」や「妊娠」をめぐる経験や思いを紹介する。 「親が出生前検査を受けていたら、この私は、生まれてこなかったかもしれない?」―― 「障害」のある女性は、妊娠や出産、自分の親や、出生前検査について、何を思ってきたのか。「障害」のある男性は、パートナーの妊娠や出産に何を思ったか。 また、「障害」のある彼ら彼女らは、胎児の「障害」や「疾病」を「知る」ための医療技術を使える社会について、どのように考えているのか。 「障害に気づいた経験」「障害があること」「治ること」「女性であること」などをめぐる、一人ひとりの語りに耳を澄ませ、共に考える。 【目次】 序 章 この本の内容と方法 第1章 どんな人たちに話を聞いたのか 第2章 出生前検査について、障害のある人から話を聞くこと インタビュー メグミの語り 第3章 自分の障害名を説明すること インタビュー アサコの語り 第4章 「障害」を認識したとき インタビュー ケイコの語り 第5章 胎児をめぐるふたつの「障害」 インタビュー ヒロトの語り 第6章 「障害」という言葉 インタビュー ヒサコの語り 第7章 「中絶」や「検査」を勧められた経験 インタビュー タクヤの語り 補 章 1970年代、青い芝の会による要求 第8章 2010年代の声、過去からの声 インタビュー トオルの語り あとがき/文献一覧/付属資料1-4/索引 【著者】 二階堂祐子 1976年生まれ。明治学院大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。専門は医療社会学。現在、国立民族学博物館超域フィールド科学研究部外来研究員、奈良先端科学技術大学院大学男女共同参画室特命准教授。共著として、『出生前診断とわたしたち――「新型出生前診断」(NIPT)が問いかけるもの』(生活書院、2014年)。
  • UP plus 習近平の中国
    3.0
    1巻2,640円 (税込)
    異例の3期目にはいる政権は何をめざすのか? 経済発展、少子高齢化、イノベーション、環境問題、統治体制、民主化、人民解放軍、新疆ウイグル、香港、台湾、外交戦略、日中関係など様々な課題・政策・理念を最新の知見をもとに分析し、今後を見通す中国研究の最前線。 【「はじめに」より】 ……習近平政権の輪郭を理解することはある程度できるのだが、日本から見ていると中国はわかりにくい。日本社会には、中国は分裂するものであるとか、社会にまとまりがないとか、権力闘争があるとか、一君万民、上位下達であるとか、さまざまな見方が流布している。隣国ゆえの経験則の結果だとも言えるだろう。かつて、共青団vs.太子党vs.上海派という見方が広がった。これは三国志的な理解と重なったのだろう。そして現在も、この三派の対立、あるいはそのようなものを敢えて探そうとする向きが強い。一旦、ステレオタイプ化した見方が広がると、なかなかそこから脱することができない。また、近代以降に日本が身につけた西洋近代、先進国的価値観や、冷戦期前後に形成された、社会主義、共産主義への懐疑も根強い。そして、日中間の(すでに中国側にも、日本の若年層にもないかもしれない)ライバル意識があるためか、日本を抜き去る/去った中国への懐疑や衰退願望などもあるのかもしれない。いずれにしても、中国を観る際には、さまざまな「眼鏡」が眼前に立ちはだかり、またいろいろなバイアスが思考のプロセスに入り込んでいるようでもある。これはその日本社会で中国研究をおこなっている研究者にも言えることかもしれない。 【主要目次】 はじめに――問いの解説(川島 真)   I 中国の発展は保たれるのか 中国の経済発展はサステイナブルなのか(川島 真) 1 中国経済はバブルだったのか もしそうならバブルは弾けるのか(岡嵜久実子) 2 中国はイノベーション大国となれるのか(高口康太) 3 高齢化は中国に何をもたらすか(片山ゆき) 4 環境問題の解決はどこまでできるのか(大塚健司) II 中国共産党の統治は保たれるのか(小嶋華津子) 5 共産党は「良い統治」を実現できるか──法の支配、党組織の健全化、社会の安定化(金野 純) 6 「中華民族の父」を目指す習近平、あるいは「第二のブレジネフ」か「第二のプーチン」か──権力、理念、リーダーシップ、将来動向(鈴木 隆) 7 中国は民主化しないのか(小嶋華津子) 8 人民解放軍は暴走しないのか(八塚正晃) III 中国はどう世界で振る舞うのか(川島 真) 9 中国では「人権」をどのように考えているのか──「少数派」と周辺地域への帰順の強制(倉田 徹・熊倉 潤) 10 中国の目指す覇権と国際秩序とはなにか(山口信治) 11 習近平は台湾を「統一」できるのか──対台湾政策の理念・政策・課題(福田 円) 12 日本は中国とどう付き合うべきか──崩れゆく五要因と新たな関係構築の可能性(川島 真) あとがき 【編者】 川島 真(かわしま・しん):東京大学大学院総合文化研究科教授 小嶋華津子(こじま・かずこ):慶應義塾大学法学部教授
  • 孤独という病
    3.5
    生物学者が生存戦略の視点から説く、 現代人のための「孤独の飼い慣らし方」! いま、日本人の約4割がなんらかの形で孤独を感じているという。 心身の健康リスクをもたらし、テロや無差別殺傷の引き金にもなるといわれる“現代の伝染病”が、私たちに不安や寂しさを抱かせる理由とは? 「孤独の起源」を読み解くヒントは、人類の祖先が狩猟採集を行っていた時代の生活様式にあった。 現代を生きる我々は「ひとりぼっちを回避することによって生き延びた人びと」の末裔(まつえい)なのである――。 他生物との比較を交え、気鋭の生物学者が解き明かす、知られざる孤独の正体と処方箋! 〇「孤独になると死ぬ」という人類のトラウマ 〇「仲間を助ける」は生物界においては珍事 〇オランウータンのワンオペ育児は合理的 〇一匹狼は孤独を愛していないという事実 〇無益な争いを回避するサルの階級社会 〇ボノボの疑似セックスは孤独回避の知恵 〇生物界では「不倫」も立派な生存戦略 〇「みんなと同じことをやれ」の教育が孤独を生む 〇弱い個体ほど集団で群れたがる 〇「人生の意味」という妄想が人を苦しめる
  • 炎上回避マニュアル
    -
    1巻1,633円 (税込)
    なぜあの企業・人は炎上したのか?炎上分析の最前線をゆくブラック企業アナリストによる、悲惨なトラブルを起こさない最善の解決方法!企業・人が炎上した問題発言の数々をSNS、広告、宣伝、発言、サービスからピックアップし、なぜ炎上したのか、何がいけなかったのか徹底的に分析。炎上しないためにできる予防策、火消し方法まで伝授する。?目次▼第1章 炎上が起きるメカニズムネット炎上した失言の元祖「東芝クレーマー事件」 など▼第2章 慎重な判断が必要とされるデリケートなテーマ「炎上さしすせそ」吉野家「生娘をシャブ漬け戦略」事件「100日後に死ぬワニ」ステマ騒動と電通 など▼第3章 炎上発生時の心得と、炎上を発生させない予防法炎上発生時における「3つの心得」炎上発生時の理想的な対応フロー断固とした対応によって炎上が無事鎮火したケース炎上予防に有効な対策とは など
  • 香港少年燃ゆ
    3.8
    1巻1,782円 (税込)
    激動の街を生きる15歳と歩んだ3年の記録。 香港デモの現場で著者が出会った15歳の少年・ハオロン。 過激なデモに参加し、母親とは不仲の少年は、普段は釣りをするだけの怠惰な日々を過ごしていた。 普通の少年に見える彼は、なぜ過激なデモへの参加も厭わないのか。少年とともに行動して見えた、報道からこぼれ落ちる香港の姿と、少年の未来とは。 19年の民主化デモから、20年の国家安全維持法を経て、少年の目線を通して激動の香港社会を見つめたルポルタージュ。 ●●星野博美さん、激賞!●● 正義とズルさと嘘が入りまじった愛すべき少年は、 寛容さを失った街でどこへゆく? (ノンフィクション作家、『転がる香港に苔は生えない』著者)
  • 宗教地政学から読み解くロシア原論
    4.5
    1巻1,980円 (税込)
    西側の「色めがね」を外して現実を見よ! ここまで現実がよくわかる世界情勢の本は誰にもかけない。 プーチンの言い分が聞こえてくる恐ろしい本だ。  ―橋爪大三郎(東京工業大学名誉教授・社会学者) 「現世の話」「世俗社会」の常識は、ロシアに全く当てはまらない─。 ロシアのウクライナ侵攻をきっかけに、注目される世界情勢。 政治、軍事、経済、地理といった様々なレイヤーが複雑に絡み合う現実を、一般に考えられる要因だけでなく、文明・宗教を含めた多層的な観点で理解しよう、というのが本書の目的です。 西欧型の「植民地帝国」や「国民国家」を主とする従来の地政学ではなく、「宗教を基盤とする文明の中核を為す帝国」を主とする、「宗教地政学の視座」でロシア・ウクライナ情勢、世界変動の分析を試みる一冊! 【目次】 序章 宗教地政学から読み解くロシア原論 第一章 ロシアとはいったいどんな国なのか 第二章 ロシア正教会とは 第三章 宗教から見たロシアのウクライナ侵攻 第四章 世界はどのように変化するか 終章 ロシアとトルコの500年の戦いから見たロシアのウクライナ侵攻
  • 近代日本外交史 幕末の開国から太平洋戦争まで
    5.0
    1853年にペリーが来航し、日本は開国へと向かう。明治維新後、条約改正や日清・日露戦争、第一次世界大戦を経て、世界の大国となった。だが1930年代以降、満州事変、日中戦争、太平洋戦争に突入し、悲惨な敗戦に終わる。日本は世界とどう関わってきたのか。破局の道を回避する術はなかったのか。国際秩序との関係を軸に、幕末の開国から太平洋戦争まで、日本外交の歩みをたどる。近年の研究をふまえた最新の通史。
  • 私の保守宣言
    -
    1巻990円 (税込)
    学力にしても科学技術力にしても中国や韓国に負け始めている。そして「日本のよかった、保守すべき価値観」が崩壊寸前だ! 日本は油断してはいけない!
  • ゆすり、たかりの国家
    4.0
    1巻1,018円 (税込)
    いま、南北コリアを起点に発生している危機は、日本を滅亡に導く恐れがある。われわれ日本人は、白村江の戦いや元寇以来の危機的状況であることを直視しなくてはならない。
  • ざっくりわかる 8コマ地政学
    4.0
    1巻1,400円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 むずかしいテーマが8コマ漫画でさくっとわかる「ざっくりわかる8コマ」シリーズの新刊登場。激動の世界情勢を見抜くキーワードである「地政学」を、8コママンガと文章でわかりやすく解説。どんな入門書よりもとっつきやすい「最後まで読み通せる」保証つきの一冊です。
  • 分断の克服 1989-1990 ――統一をめぐる西ドイツ外交の挑戦
    -
    一九八九年に「ベルリンの壁」が崩壊し、ドイツ統一への機運が高まる。だがソ連のゴルバチョフは統一に反対。英仏やポーランドも大国ドイツの復活を危惧し、米国のブッシュは冷戦の勝利とNATOの維持拡大を優先する。冷戦後の国際秩序について各国の思惑が交錯する中、「ヨーロッパの分断」を克服する外交を展開したのが、西ドイツ外相ゲンシャーだった。本書はドイツ統一をめぐる激動の国際政治を、最新の史料を駆使し描き出す。
  • 男性危機(メンズクライシス)?
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 男性たちが直面しているある種の「危機」の状況とその背景を冷静にとらえ直し、海外の先進地での取り組みや日本での取り組みの歴史を広く紹介。女性学・男性学研究の両方の成果をふまえ、多様な性に関わる議論も視野に入れながら、日本でジェンダー平等を促進し、同時に男性たちの「危機」を緩和していくための実効性のある具体的政策を提言する。
  • 中国ビジネス法大全
    -
    1巻3,960円 (税込)
    中国は日本と同じように見えて異なる国家だ。 だからこそ、相手を良く知らなければならない。 中国と競争しながらどう協調するか。 中国の最新事情を盛り込み、 中国法務のエキスパートが渾身の力を込めて執筆した「中国ビジネス法大全」
  • [新版]アサーティブ 「嫌われない自己主張」の技術
    4.0
    「アサーティブ」とは、「相手との関係を良好に保ちつつ、自分の意見をしっかり主張する」対話スキル。アメリカ発のコミュニケーションスキルだが、日本でも徐々にその重要性が認識されつつある。本書はその「アサーティブ」について数多くの研修を行い、「研修女王」の異名を持つ著者が、アサーティブの考え方とその具体的スキルを説くもの。「NOと言っても嫌われない方法」「苦手な相手に意見を伝える方法」「上司や部下に対して物おじせず言いたいことを言う方法」「わがままなクライアントに要望を伝える方法」など、そのテクニックは極めて詳細、かつ具体的。また、内向的な人(パッシブ)が意見をうまく伝える方法など、自分のタイプ別に有効な話し方も解説する。会話例も多数で、まさに「そのまま使える」一冊でもある。「そもそも会話が苦手」「いつも言いたいことが言えなくてモヤモヤする」という人は必読の一冊!
  • 何もしないほうが得な日本 社会に広がる「消極的利己主義」の構造
    3.3
    橘玲氏推薦! 貧しいニッポン、働かないおじさん、無気力な若者、進まない女性活躍……。実態とは裏腹に、「失敗を恐れないチャレンジ」「イノベーション」といった威勢のいいスローガンが虚しく響く。なぜ、ここまでに理想と現実がかけ離れてしまっているのか? 乖離の理由は、多くの日本人が消極的利己主義――すなわち自己利益と保身のために、現状を変えないほうが得だという意識を潜在的に持っているためだ。多くの日本人は、その事実に気づいている。しかし、あえて口にはしなかった日本人の胸裏に隠されたタブーを、本書は大規模アンケート調査により浮き彫りにする。そして、その背景にある「全体主義のパラドックス」についての打開策を提示する。日本の組織が積極的に挑戦する空気を生むために、必要なこととは?
  • 陸軍将校の教育社会史(上) ──立身出世と天皇制
    -
    天皇制イデオロギーの「内面化」が、戦時体制を積極的に担う陸軍将校を生み出したというのは真実か。本書は、膨大な史料を緻密に分析することを通じて、これまで前提とされてきた言説を鮮やかに覆していく。戦前・戦中の陸軍将校たちは、「滅私奉公」に代表されるような従来のイメージとは異なり、むしろ世俗的な出世欲をもつ存在だった。秩序への積極的な同化こそが、陸軍将校を生んだ。上巻には、「序論 課題と枠組み」から「第2部 陸士・陸幼の教育」第2章までを収録する。第19回サントリー学芸賞受賞作、待望の文庫化。
  • 集団的自衛権で日本は守られる なぜ「合憲」なのか
    4.5
    1巻1,500円 (税込)
    「集団的自衛権をもたない国は侵攻される」。ウクライナをはじめ、世界がロシアの暴虐から得た教訓である。ところが、日本には「集団的自衛権は憲法違反」という珍奇な説を訴える人々がいる。アメリカを憎み、日米同盟を壊そうとする憲法学者が、あろうことか国連憲章にある国際法上の「自衛権」がおかしな概念であり、日本国憲法こそが正しい、という倒錯した議論を展開しているのだ。国際社会の合意、平和維持のルールを突き崩そうとする危険な主張にほかならない。著者は近年の空気に危機感を抱き、本書で「集団的自衛権の考え方は国連憲章以前から存在する」ことを明らかにする。たとえばアメリカ合衆国が19世紀に掲げた「モンロー・ドクトリン」(「孤立主義」の表現は誤り。本書参照)や、自由主義陣営の優越性を守る「トルーマン・ドクトリン」、ウッドロー・ウィルソン大統領が語った「いかなる国も自国の政策を他国民の上に及ぼそうとしてはならず、すべての人民が妨害されることなく、脅かされず、恐れることなく、弱小国も強大国も等しく、自らの政策と発展の道を決定するのに自由でなければならない」というビジョンである。しかしウィルソンの構想は現在、「勢力圏」を唱えるロシアや膨張主義を正当化する中国によって悪用されてしまっている。ウクライナに続く侵略の犠牲者がいつ、どの国から出ても不思議ではない状況だ。今こそ、日本を守る集団的自衛権の意味を正しく伝えることを試みたい。
  • 嫌いな親との離れ方
    4.8
    1巻1,650円 (税込)
    「幼少期に親から『何やってもダメね』『どうして迷惑ばかりかけるの!』などと否定されて育ち、成人した今も自分に自信が持てない」「親の顔色を伺い、ずっと親の指示に従ってきた」「高齢の母親が自分にベッタリ頼ってきて重い」「親の立場になったものの、自分が毒親になってしまわないかと不安」……など、大人になってからも親との関係に悩んでいる子どもは少なくありません。 本書では、今までに4万人の悩みを解決してきた「大人の親子関係相談」に特化したカウンセリングのプロが、相談事例のなかでもよくあるエピソードを挙げながら、親との間に「境界線」を引くことの大切さ、境界線の具体的な引き方、自分の人生の歩み方、心のケアの仕方などを詳しく解説。 親との苦しい関係を終わらせ、自分の人生を生きる方法がきっと見つかります!
  • 社会分業論
    -
    近代社会はいかにして誕生したのか、社会はどのように分化・発展していくのか。そもそも人類はなぜ社会を必要としたのか──。これら難問を解く手がかりが「分業」である。分業の進展が商品生産を飛躍的に向上させ、資本主義の発展に大きく寄与したことはいうまでもない。だがそれ以上に、分業は新たなかたちで人々を結びつけ社会の礎としての役割を果たしてきた。「機械的連帯から有機的連帯へ」というテーゼとともに語られる本書は、ヴェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』と双璧をなす社会学の原点として高く評価されている。デュルケーム畢生の大著を、定評ある名訳で送る。
  • プーチン戦争の論理(インターナショナル新書)
    4.0
    2022年2月24日に始まった「特別軍事作戦」という名の「プーチンの戦争」が、世界を震撼させている。なぜロシアは、ウクライナへ侵攻したのか? なぜ国際社会は、戦争を防ぐことができなかったのか? プーチンの行動を理解するには、ロシアが置かれている軍事的・経済的な状況だけではなく、多くのロシア人がもつ宗教観・民族観を知る必要がある。ロシア研究の第一人者が、新たな「文明の衝突」を解説。入門書にして決定版の一冊。
  • シルバー・デモクラシー 戦後世代の覚悟と責任
    5.0
    戦後日本人の先頭として戦後民主主義,高度成長の恩恵を受けてきた団塊の世代.戦後70年を超えた現在,65歳以上人口比重は約3割,2050年には4割となる.全員が高齢者となった団塊の世代はこれから,「与えられた民主主義」を超えることなく私生活主義に堕して終わるのか.1947年生まれの著者が自ら問い直す「後世に何を引き継ぐか」.

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  • 女のからだ フェミニズム以後
    3.3
    1960―70年代の女性解放運動のなか,「女のからだ」をめぐる諸問題――性・生理・生殖・妊娠や中絶を,恥や非難を恐れず語り,知識を獲得し,女たちは自らの意識変革を経験した.市場商品と生殖技術の溢れる選択肢という新たな難問に立ちすくむ今こそ,「からだをとりもどした」あの時代を振り返ってみよう.

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  • スターリンの正体 ~ヒトラーより残虐な男~(小学館新書)
    3.7
    1000万人以上を死に追いやった暴君。 『ヒトラーの正体』『ムッソリーニの正体』に続く、舛添要一氏の独裁者シリーズ第3弾。 現在、ウクライナ戦争を引き起こし、世界から様々な制裁を受けているロシアの独裁者プーチン。彼が手本とする政治家が、約30年間にわたり独裁者としてソ連に君臨したスターリンである。 スターリンは1000万人から2000万人にも及ぶ人々を死に追いやり、徹底した恐怖政治を行った。 猜疑心が強く、身近な同志までも次々に粛清していく様は、ヒトラー以上の残虐さである。 このスターリンの思想、行動を詳細に辿り、ヒトラーやムッソリーニとの比較も行う。 そして、いまなお世界を彷徨う「スターリニズムの亡霊」の危険性を露わにする。
  • 日本の政治「解体新書」 ~世襲・反日・宗教・利権、与野党のアキレス腱~(小学館新書)
    -
    築77年の戦後日本政治を解体調査。 戦後77年。いわば「築77年」の戦後政治は、激変する世界情勢に対応可能なのか? 与党だけではなく野党も含めて、日本政治の問題点、日本社会の構造的な問題をあぶり出す意欲作。●平成以降に顕著になった世襲政治家の首相就任。「父が比較的早く亡くなることで若くして政界デビューすることが、首相への近道」という構造的な問題を指摘する。●G7で唯一共産党が一定の勢力を持つ日本。あまり語られることのない問題を抉り、日本リベラル勢力のアキレス腱にも迫る。●約30年の間、メディアが沈黙していた旧統一教会問題に加え、創価学会・公明党問題を考察することで浮き彫りになる「政界の宗教問題」。●さらに、すでに「大阪維新の会」で、大阪を制し、全国化を狙う「日本維新の会」の問題点も追及。日本政治の問題点を浮き彫りにする刮目の一書。 (底本 2022年11月発売作品)
  • 90枚のイラストで世界がわかる はじめての地政学
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★楽しすぎて1億回再生! 小中学生にも大人気の歴史系YouTuberの初の著書★ 【「世界情勢を、超かんたんに教えて!」の声に答えました】 ・ウクライナ侵攻を続けるロシア ・台湾近くで軍事演習する中国 ・日本の海に飛んでくる北朝鮮のミサイル など、きな臭いニュースも流れてくる、今日このごろ。 各国のねらいは何か? 世界ではいま何が起こっているのか? 日本はどのようにしていけばよいのか? 知りたいことはたくさんあっても、ニュースがむずかしくてわからない... そんな悩みもありますよね。 【チャンネル42万人! 大人気のYouTuberが教える「世界のこと」】 「おもしろいのに、ちゃんとした内容で勉強になる」と 小中学生や新社会人からも絶大な信頼を得て、登録者42万人登録! 大人気の歴史系YouTuberいつかやる社長が 「いま世界で起こっていること」 「これからの世界と日本はどうなるか」 を90枚のイラストでわかりやすくまとめました。 日本は柴犬、アメリカはライオン、中国はパンダ、ロシアは白クマ! とってもかわいい動物キャラで、 世界のことが超楽しくわかる1冊です。
  • Speed & Scale(スピード・アンド・スケール) 気候危機を解決するためのアクションプラン
    4.0
    2050年までに温室効果ガスの排出量ネットゼロ 壮大な計画を遂行するためには、明確で測定可能な目標が必要だ。 人の心を奮い立たせる「目標」と野心的だが現実的な「主要な結果」。 Googleを大成功させた「OKR」は気候変動対策にも効果を発揮する。 私たちが取り組むべき課題は明確だ。だから今、動きはじめよう。 2050年までにネットゼロを達成する「スピード&スケール計画」を 猛烈なスピード(速度)と途方もないスケール(規模)で。 【本書に知見を提供してくれた方々(一部)】 ビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者) ジェフ・ベゾス(Amazon創業者) スンダー・ピチャイ(アルファベットCEO) メアリー・バーラ(ゼネラル・モーターズCEO) アル・ゴア(元アメリカ副大統領) ジョン・ケリー(元アメリカ国務長官) ローレン・パウエル・ジョブズ(エマーソン・コレクティブ創業者) ラリー・フィンク(ブラックロックCEO) 世界的な気候危機に対応するための残り時間は急速に減っている。 大惨事を起こさずに居住可能な地球を未来に残すためには、 野心的な目標に対して迅速に行動する必要がある。 必要なのは信頼性の高い行動計画だ。 失敗が許される段階はもう過ぎた。 だがまだ勝ち目はある。 今ならば。 【著者】 ジョン・ドーア(John Doer) 世界的ベンチャー・キャピタル、クライナー・パーキンスの会長。GoogleとAmazonの最初期の投資家、取締役でもあり、両社の成長を通じて100万人規模の雇用を生み出した。シリコンバレーにおけるクリーンテック投資の先駆け。
  • 代議士の誕生
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本政治の歴史的転換点となった2009年8月の総選挙。日本政治、民主主義、選挙を描いた古典ともいわれるのがコロンビア大学教授のジェラルド・カーティス著『代議士の誕生』。 1971年刊行の本書が、新訳で復刊された。 内容は、1967年の衆院選大分二区に立候補して初当選を果たした自民党の佐藤文生候補に密着して、中選挙区制当時の自民党内の公認をめぐる争い、農村部と都市部での選挙の戦略、 後援会組織、利益団体との関係などをミクロ的に描いた。8月30日投開票の総選挙を結果を受け、2009年版まえがきとして「政権交代がなぜ今起きたのか」を新たに書き下ろした。
  • 日本に住んでる世界のひと
    4.3
    1巻1,760円 (税込)
    アイスランド、南アフリカ、スペイン、バルバドス、メキシコ、中国、イタリア、ミャンマー、セネガル、モルディブ、韓国、エストニア、フィリンピン、アルメニア、東ティモール、北マケドニア、アメリカ、中国・内モンゴル自治区、コンゴ民主共和国… 来日した理由はさまざま。暮らしぶりも十人十色。 一人ひとりのストーリーを通して見えてくる普段の生活、そして難民問題、地球温暖化、ジェノサイド、民主化運動、差別の歴史など。 ●北マケドニア ペレ・ヨヴァノフさん 上野公園のチェリスト ●フィリピン 長谷川ロウェナさん 労働組合のリーダーとして仲間を守る ●モルディブ ラシード・モハメドさん 海面上昇で故郷はがらりと変わった  ●日本生まれ、中国籍 黄成恵さん  横浜中華街育ち、元不良の料理人 ●バルバドス スプリンガー・ドーン・エイミーさん  カリブ海から来た語学の達人  ●アルメニア グラント・ポゴシャンさん  ジェノサイドを経験した国の大使 ●韓国 崔命蘭さん  すぐ帰るつもりが75年、川崎のハルモニ ●アイスランド アルナ・イェンソンさん 人口が少ないから、いろんな仕事を掛け持ちする ●スペイン、イタリア ドメリコ・ヴィタリさん、アントニオ・ガルシアさん、泉類治さん 長崎のキリスト者たち  ●中国・内モンゴル自治区 エンゲルさん  東京で起業したひと、ルーツは草原の遊牧民 ●東ティモール マイア・レオネル・ダビッドさん  12歳で山岳ゲリラへ、いまは広島弁の父ちゃん ●セネガル パパ・ダウダ・ンゴムさん サッカーボールを追い続けた青春 ●ミャンマー キンサンサンアウンさん 1988年の民主化デモの後、17歳で日本へ ●エストニア ペーテル・パウル・ハッラステさん 両親はレジスタンスの闘士だった ●メキシコ 長谷川ニナさん スペイン内戦で亡命した一家の子孫   ●コンゴ民主共和国 ポンゴ・ミンガシャンガ・ジャックさん 入管法改悪デモで出会った、難民申請中のひと ●アメリカ ルーシー・クラフトさん  戦争花嫁の娘はジャーナリストになった ●南アフリカ ジョゼフ・ンコシさん   アパルトヘイト時代を生きたジェンベ奏者
  • 私がつくる「平和の文化」
    -
    聖教新聞の好評シリーズを単行本化! 現代社会が直面する諸問題解決の糸口を探るため、平和への指針と、各界の第一線で活躍する約20人のインタビューを収録。 国内外の行動する知性は何を語るのか。 生命尊厳、子どもたちの幸福、持続可能な地球、対話…など、多彩な視点で、困難な時代の「生き方の軸」を学ぶ。 <主な人物> アンワルル・K・チョウドリ(元国連事務次長)/姜尚中(政治学者)/坂東眞理子(昭和女子大学理事長・総長)/向井千秋(宇宙飛行士)/国谷裕子(ジャーナリスト)/長有紀枝(「難民を助ける会」会長)/大谷美紀子(国連子どもの権利委員会委員長)/横山だいすけ(歌手・俳優)/内田伸子(お茶の水女子大学名誉教授)/土井香苗(ヒューマン・ライツ・ウォッチ日本代表)/野口健(アルピニスト)/竹下義樹(日本視覚障害者団体連合会長・弁護士)/井上真央(俳優)/ケビン・クレメンツ(戸田記念国際平和研究所所長)/ベティー・リアドン(平和教育研究者)/デニ・ムクウェゲ(ノーベル平和賞受賞者・医師)/エディス・エヴァ・イーガー(アウシュビッツを生き延びた心理学者)/マンペラ・ランペレ(ローマクラブ共同会長)/アンドリュー・ヤング(米国で黒人初の国連大使)/サーラ・ワイダー(米エマソン協会元会長)
  • 自閉スペクトラム症 マイペースなきみに家族はすったもんだ
    -
    自閉スペクトラム症のある子の個性と向き合いながら、笑いあり涙ありの「すったもんだ」な家族の日常を、4コマ漫画で切り取った。学校、病院、外出など場面ごとのユニークなエピソードに、クスっとしたり、多様な個性を実感したり。解説付きで、かかわりの参考にもなる一冊。 ※本電子書籍は同名出版物(紙版)を底本として作成しました。記載内容は、印刷出版当時のものです。 ※紙版とは異なる表記・表現の場合があります。また、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
  • 親が倒れた!親の入院・介護ですぐやること・考えること・お金のこと 第3版
    -
    1巻1,650円 (税込)
    肉体的にも、精神的にも、経済的にも共倒れしない! 大介護時代を乗り切る、待望の第3版! ある日突然、親が入院! あっという間に退院、そして介護!? 「介護」は急にやって来ますが、「情報収集」と「自己申告」が基本なので、 自分から動かなければ事態は何も進みません。 本書では、「親の入院・介護」に必要な知識を 「短期的戦略→中期的戦略→長期的戦略」と 時系列に分けてわかりやすく紹介。 制度の仕組みや手続き、サービスや施設の種類や費用、 専門職とのやりとり、家族の役割分担、仕事や子育てとの両立…… 「いま知りたいことが、すぐに読める」 「次に何をやるべきかがわかった」など、 忙しい中で介護に追われる方々から好評を得ています。 第3版では、最新の法制度に対応するとともに 「顔も見たくない親の介護」「きょうだいリスク」 「親の介護は子の義務?」「ヤングケアラー」など 昨今の事象についても取り上げています。 介護をマネジメントして、自分の心や生活を守るための知識が詰まった1冊です。 【初版・第2版の読者の声】 「一人暮らしの親が倒れたときに、知りたいことがすぐに読めて助かった」 「今後に備えて、制度の仕組みや手続きを一通り知ることができた」 「お金の話が具体的で参考になった」 など 【目次】 第1章 突然、そのときは来た!―短期的戦略― 第2章 退院は「介護」の始まり―中期的戦略― 第3章 親の「入院・介護」と自分の生活を両立する―中・長期的戦略― 第4章 「介護」に必要なコミュニケーション力―中・長期的戦略― 第5章 「介護」にかかる「お金」で損をするな!―中・長期的戦略― 第6章 「施設介護」も選択肢に!―長期的戦略― 【著者紹介】 太田 差惠子(おおた・さえこ) 介護・暮らしジャーナリスト 京都市生まれ。1993年頃より老親介護の現場を取材。取材活動より得た豊富な事例をもとに、「遠距離介護」「仕事と介護の両立」「介護とお金」などの視点でさまざまなメディアを通して情報を発信する。企業、組合、行政での講演実績も多数。AFP(日本ファイナンシャル・プランナーズ協会認定)資格も持つ。1996年、親世代と離れて暮らす子世代の情報交換の場として「離れて暮らす親のケアを考える会パオッコ」を立ち上げ、2005年に法人化。現理事長。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • フロネシス23号 2050年、社会課題の論点―三菱総合研究所の未来読本
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世の中に山積する「社会課題」をどこよりもわかりやすく解説し、ビジネスに落とし込んだ解決策を提言する、ビジネスパーソン必読の書。 今回は社会課題の中でも、カーボンニュートラルを大テーマに据えた。水素の活用など具体的な脱炭素に向けた取り組みだけでなく、脱炭素から生まれる新しいビジネスなどの未来予測にまで踏み込んでいる。 そのほかにも、昨今注目を集めるメタバースなどバーチャルテクノロジーの今後、環境や食料問題、モビリティ、医療といった幅広い分野の未来像について、三菱総合研究所の研究員たちが分析する。 加えて、各分野の第一線にいる有識者との対談やインタビューも収録。日本が抱える課題解決に向けて「実践的な知」を集約した、オールカラーで読み応えのある一冊となっている。 「フロネシス」とは… 古代ギリシアの哲学者、アリストテレスは「実践的な知」を示す概念として、「PHRONESIS(フロネシス)」という言葉を提唱した。本書は今の社会やビジネスにつながるテーマを絞り込み、有識者のインタビューや対談、研究員たちのレポートを基に課題解決に向けた提言をまとめている。
  • 新しい階級闘争―大都市エリートから民主主義を守る
    3.5
    フィナンシャル・タイムズ、タイムズなど欧米メディアで絶賛!イブニング・スタンダード紙のブックオブザイヤー受賞。「資本家」対「労働者」から「大都市エリート」対「土着の国民」へ。左右ではなく「上下」対立の時代を読み解くバイブル!ポピュリズムは病原ではなく症状だ。民主主義を滅ぼす病原は新自由主義にある 【欧米メディア&識者が絶賛】 ◎これまでで最も優れたポピュリズム分析の書(「イブニング・スタンダード」紙) ◎力作だ。欧米の政治が簡潔ながらも繊細に分析されている。ポピュリズムは、大学を出ていない労働者たちから経済的交渉力、政治的影響力、文化的威厳を奪ってきたテクノクラート新自由主義に対する反動だとリンドは主張する(デイヴィッド・グッドハート、『The Road to Somewhere』著者) 【中野剛志氏】 ポピュリズムの原因は、新自由主義的な政策によって労働者階級を抑圧し、政治・経済・文化のいずれの領域においても労働者階級を疎外してきたエスタブリッシュメントの側にある。ポピュリズムは確かに健全ではないが、それは、エスタブリッシュメントの新自由主義的な支配という疾患に現れた症状に過ぎないのである。私は、リンドの思想に全面的に賛成である(巻頭解説より) 【施光恒氏】 本書は、戦後実現した「民主的多元主義」の安定した政治が、1970年代に始まった新自由主義に基づく「上からの革命」の影響を受けた結果、機能不全に陥り、米国の国民統合が現在までにいかに脅かされ、分断が進んだか、またどのように分断の解消を図っていくべきかについて考察したものである。民主的多元主義の再生を可能ならしめるために、現行の新自由主義に基づくグローバル化推進路線の転換が必要だと本書は論じる。新自由主義的な改革に明け暮れてきた欧米諸国や日本に新しい視点を与え、自由民主主義の意味や条件を考えさせる貴重な一冊だ(監訳者解説より)
  • 基地はなぜ沖縄でなければいけないのか
    4.0
    沖縄への米軍基地の集中が続く。日本における同基地の面積の7割強がこの地にある。米兵による事件、米軍機などによる騒音被害は沖縄の社会・経済に深刻な影響を与え、選挙を通じて示される沖縄の民意は、基地の集中を拒絶している。にもかかわらず、長きにわたり解決策を見出せずにいる。そもそもなぜ、沖縄に基地が集中し、それが続くのか。その経緯を明らかにし、地理的な必然とも、安全保障をめぐる戦略上の必然とも言い切れないことを示す。その上で、基地問題の「解決」へと一歩を踏み出すための選択肢を提示した決定的な書!
  • 日本の戦略力 ──同盟の流儀とは何か
    -
    日本はなぜ没落したのか。敗戦後の日本が再生を目指したところから説き起こし、プラザ合意以降の日米同盟のありように、日本没落の原因を見て、日本の政治・経済・官界における「戦略の不在」と「戦略的思考」の欠落をえぐり出す。中国による一帯一路構想の展開が、クワッド(米日豪印)戦略とせめぎ合う現実に対し、日本はどう立ち向かうべきか。リベラル派国際政治学者が新たな「同盟と戦略力の流儀」のあり方を検討し、ポストコロナ、ウクライナ戦争以後の世界で日本が生き残る戦略を明らかにする。
  • 年収443万円 安すぎる国の絶望的な生活
    3.5
    平均年収443万円――これでは普通に生活できない国になってしまった……ジャーナリストが取材してわかった「厳しい現実」 平均年収の生活、いったい何ができて、何ができないのか? 昼食は500円以内、スターバックスを我慢、年間収支で残るのは30万円、月1万5000円のお小遣いでやりくり、スマホの機種変で月5000円節約、ウーバーイーツの副業収入で成城石井に行ける、ラーメンが贅沢・サイゼリヤは神、派遣より時給が低い正社員、子どもの教育費がとにかく心配…… 「中間層」が完全崩壊した日本社会の「本当の危機」とは? 【目次】 ■第1部 平均年収でもつらいよ ●毎月10万円の赤字、何もできない「中流以下」を生きる 神奈川県・斉藤慎太郎(48歳)・年収520万円 ●「私は下の方で生きている」コンビニは行かず、クーラーもつけない生活 東京都・米田美鈴(35歳)・年収348万円(世帯年収1000万円) ●不妊治療に対する不安…夫婦で月16万円の生活費、「リーマン氷河期世代」の憂鬱 北陸地方・吉川耕太(33歳)・年収450万円 ●教育費がとにかく心配…昼食は500円以内、時給で働く正社員 東京都・坂本由香さん(44歳)・年収260万円(世帯年収1000万円) ●三人の子育てをしながら月13回夜勤をこなす看護師の激務 北陸地方・鈴木晴男(42歳)・年収670万円(世帯年収1300万円) ●夫婦で手取り65万円、「ウーバーイーツ」の副業でちょっとした贅沢を実現 東京都・葉山徹(41歳)・年収660万円プラス副業(世帯年収は約1300~1500万円) ■第2部 平均年収以下はもっとつらいよ ●月収9万円シングルマザー、永遠のような絶望を経験した先の「夢」 東海地方・池田真紀(41歳)・年収120万円 ●子どもに知的障がい、借金地獄…マクドナルドにも行けないヘルパーの苦境 茨城県・田村理恵(38歳)・年収48万円(世帯年収400万円) ●コロナ失業…1個80円のたまねぎは買わない、子どもの習い事が悩みの種 北海道・加藤香(29歳)・年収180万円(世帯年収540万円) ●共働きでも収支トントン、賃金と仕事量が見合わない保育士 東京都・川崎陽子(40歳)・年収300万円(世帯年収700万円) ●何もかも疲れた…認知症の母との地獄のような日常を生きる非常勤講師 埼玉県・松田彰人(56歳)・年収200万円 ■第3部 この30年、日本社会に何が起きたのか?
  • 「社会正義」はいつも正しい 人種、ジェンダー、アイデンティティにまつわる捏造のすべて
    4.3
    全米を百家争鳴の大渦に呑み込んだベストセラー。アラン・ソーカル、リチャード・ドーキンス絶賛 フェミニズム、クィア理論、批判的人種理論――〈社会正義〉の御旗の下、急激な変異と暴走が続くポストモダニズム。「第二のソーカル事件」でその杜撰な実態を暴き、全米に論争を巻き起こした著者コンビが、現代社会を破壊し続ける〈理論〉の正体を解明する!
  • メガソーラーが日本を救うの大嘘
    3.0
    テレビ・新聞の最凶タブー! 太陽光発電で環境破壊が進みつつある恐るべき事実 太陽光発電というと「地球に優しい」「持続可能な自然エネルギー」という良いイメージが強いが、 日本政府が莫大な補助金を支出していること、それが「再エネ賦課金」として市民の電気代に上乗せされていることをご存じだろうか? それどころか、土砂災害リスク、森林伐採や有害物質の流出など、太陽光発電は<まったくエコではない>という “不都合な真実”が隠されている――。 それでは、いったい何のために「メガソーラー事業」が推進されているのか? 「エコビジネス」で荒稼ぎしているのは誰なのか? 複数の識者が徹底レポートする。 ●再エネ賦課金で電気料金が「爆上がり」 ●発電パネルがもたらす環境破壊と災害リスク ●外資ステルス参入日本国土が“売られる” ●「太陽ファースト」を強行する小池都政の愚 ほか 【目次】 第一章 「太陽光発電が日本を救う」の大嘘 ●巨額の国民負担で〝ジェノサイド支援〞 東京都「パネル義務付け」はこんなにヤバい! ……杉山大志(キヤノングローバル戦略研究所研究主幹) ●〝ザル法〞で全国に乱立するメガソーラー建設計画 人命や環境保護よりも再エネ推進が大事か ……山口雅之(全国再エネ問題連絡会 共同代表) ●義務化強行の〝暴挙〞に出た小池都政が 「太陽光パネルファースト」に固執する理由とは? ……上田令子(地域政党自由を守る会代表、東京都議会議員) 第二章 環境原理主義が国民を不幸にする ●ソーラー事業推進で日本だけが大損! 脱炭素の大号令に惑わされず、現実路線に転換を ……加藤康子(元内閣官房参与、評論家) ●またもや大暴走するドイツ・緑の党 再エネ推しで「ロシア依存」を打破できるのか ……川口マーン惠美(作家) ●日本の基幹インフラにステルス参入する中国資本 太陽光発電事業は侵攻の「隠れ蓑」なのか? ……平井宏治(株式会社アシスト代表) 第三章 再エネ推進が招くエネルギー危機 ●G7中心の歪な「環境原理主義」が 世界を分断しエネルギー危機を長期化させる ……有馬 純(東京大学公共政策大学院特任教授) ●「再エネ賦課金」で電気料金が爆上がり 格差拡大と電力クライシスは現実になる ……山本隆三( 国際環境経済研究所所長) 第四章 太陽光マネーの「不都合な真実」 ●「再エネは社会に役立つ」という虚構 利権が絡めば科学者は平気でウソをつく ……掛谷英紀(筑波大学システム情報系准教授) ●企業「環境・CSR担当」が告発 欺瞞に満ちたESG、SDGsと〝下請けいじめ〞 ……藤枝一也(素材メーカー環境・CSR担当) ●「再生エネ政策」礼賛一色の大手メディアが 〝負の側面〞について沈黙を貫くワケ ……三枝玄太郎(元産経新聞記者、フリーライター)
  • 日本はそんなに悪い国なのか A級戦犯・靖国問題・平和祈念碑設立をめぐって
    3.5
    毎年、8月15日が近づくと話題になる「首相の靖国神社参拝」、それに過剰に反応する近隣諸国……。戦後、日本に定着した、新種の風物詩と揶揄したくなるほどである。しかし、「近隣諸国への配慮」と「国策を考えて」という、まやかしの名目で、首相の靖国神社参拝を問題視し、近隣諸国に謝罪外交を続ける日本に、著者は疑問を投げかける。「正々堂々と反論もせず、言い逃れを画策する態度こそ問題である」と。本書は、A級戦犯・靖国問題・平和祈念碑設立をめぐって、敗戦から60年を経て、いまなお繰り返される不毛な議論に終止符を打つべく、その是非を世に問うた論考集である。文庫化に際して、昭和28年8月3日の衆議院本会議における「戦犯の赦免に関する決議」などを収録。この資料を見れば、当時の日本社会党、日本共産党も含め、「全会一致」で「戦犯赦免」を可決していることがわかる。その時点から日本に「戦犯」はいないことを記しておこう。
  • 介助犬・ホビットとの日々
    -
    1巻550円 (税込)
    車いす生活の女性が介助犬を得て自立を目指した約8年間の記録。仕事も旅行もいつも一緒だった心強い相棒・ホビットが引退するまでを綴った。

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  • この世界の問い方 普遍的な正義と資本主義の行方
    4.0
    中国の進出と権威主義的資本主義、コロナ禍とベーシックインカム、そしてロシアによるウクライナ侵攻。激変する世界の中で大切なのは、「適切な問い」を立て、思考を深めることにある。表面的な事象の裏にある真因は何か、未来をより良くする可能性はどこにあるのか? 大澤社会学が現代社会の事象に大胆に切り結んでいく。
  • 昭和史研究の最前線 大衆・軍部・マスコミ、戦争への道
    3.0
    五・一五事件の青年将校を「赤穂義士」になぞらえて世間は称賛した! 軍部とマスコミに先導された 大衆世論 の変遷から戦争への道筋を読み解く、最新研究に基づく刺激的な論考。ウクライナ戦争、米中対立など国際情勢が緊迫化する今こそ読まれるべき一冊!
  • 「僕のお父さんは東電の社員です」 小中学生たちの白熱議論! 3・11と働くことの意味
    -
    「僕のお父さんは東電の社員です。悪いのは東電だけ? 原発は誰がなぜ必要としたの? 」 2011年3月の震災、そして原発事故。放射能漏れが続く中、 一人の小学生の問い掛けが毎日小学生新聞に掲載され、 大人たちが忘れていた視点を呼び起こす。 「僕のお父さんは東電の社員です」 悪いのは東電だけ? それとも大人たちみんな? 子どもはどんな責任を持つのか? 勤勉に働きさえすれば国が豊かになり、個人が幸せになるという戦後日本がひたすら信じてきた想いにどんな盲点が含まれていたのか? 全国の小中学生が参加した白熱議論と森達也氏の渾身の書き下ろし長文 が、その問いに向き合う。 【目次】 ◆ 〈ゆうだい君の手紙〉僕のお父さんは東電の社員です ◆ 東電は人々のことを考えているか ……北村龍行(経済ジャーナリスト 元毎日新聞記者・論説委員) ◆ ゆうだい君への手紙 小学生からの手紙/中学生からの手紙/ 高校生・大学生からの手紙/おとなからの手紙 ◆ 森達也「僕たちのあやまちを知ったあなたたちへのお願い」 ・電気って何だろう ・電気と原子力 ・原発が増えたわけ ・一緒に考えよう ・じつは大人もわかっていない ・「会社」って何だろう? ・組織で生きること ・「便利」という落とし穴 ・「空気を読む」ことの危険性 ・ゆうだい君が問いかけたこと ・何のために働くのか ◆ 出版に際して……森忠彦(毎日小学生新聞編集長) 【著者】 森達也 ノンフィクション映画監督。ドキュメンタリー作家。『「A」撮影日誌』『A2』『森達也の夜の映画学校』(いずれも現代書館) 『死刑』(朝日出版社)など著作多数。2011年『A3』(集英社インターナショナル)で講談社ノンフィクション賞受賞。 毎日小学生新聞
  • 一生モノの物理学――文系でもわかるビジネスに効く教養
    3.3
    1巻1,760円 (税込)
    大学受験で文系を選択した人にとって理解が難しい世界――「物理」。しかし、家電が動くのも、飛行機が飛ぶのも病気を発見できるのも、部屋の明かりがともるのもすべて根底には物理学が存在しています。それだけ社会の根底理論となっている「物理」を知らないことはビジネスパーソンにとって大きな損失ではないでしょうか? そこで「京大名誉教授」×「関西大手予備校・研伸館講師」という教えるプロがタッグを組み、「物理が苦手」な人のための物理の本を制作しました。日常の中にある技術に活用されている物理の世界をわかりやすくお伝えします!
  • 自治体を進化させる公務員の新改善力 変革×越境でステップアップ
    -
    1巻2,200円 (税込)
    先読みが難しい“変化の時代”。安定した環境で成果をあげていた自治体改善の方法も、対応しきれない問題が発生している。 しかし自治体職員は、新しい時代の変化をとらえ、環境変化に応じて自治体を進化させていかなくてはならない。 そのためには、どうしたらよいのか。 本書では、職員・組織がそれぞれに置かれた状況により、問題解決には不具合解消・改善・革新といった、「変革」のレベルをつかむ必要があるとする。 さらに、時代の変化のなかで、変革の対象範囲が変わってきていることにも着目し、個人・組織がどう「越境」して対応にあたればよいのか、活動のステージを示す。 そのうえで、変革×越境の状況ごとに発揮すべき新しい改善力を「進化力」として説明。必要な視点・考え方のほか、身につけたい能力・スキルまで丁寧にひもとく。 これまでの自治体の実践のなかから、“変化の時代”の問題解決に通じる事例を、実際に取り組んだ7人の実践者が紹介。 取組をはじめる前段階から、どのようにステップアップして取り組んできたのか、変革×越境の実際を見ながら学ぶことができる。
  • ハッピークラシー――「幸せ」願望に支配される日常
    4.3
    「幸せの追求はじつのところ、アメリカ文化のもっとも特徴的な輸出品かつ重要な政治的地平であり、自己啓発本の著者、コーチ、[…]心理学者をはじめとするさまざまな非政治的な関係者らの力によって広められ、推進されてきた。だが幸せの追求がアメリカの政治的地平にとどまらず、経験科学とともに(それを共犯者として)機能するグローバル産業へと成長したのは最近のことだ」(「序」より)。ここで言及される経験科学とは、90年代末に創設されたポジティブ心理学である。「幸せの科学」を謳うこの心理学については、過去にも批判的指摘が数多くなされてきた。本書はそれらをふまえつつ、心理学者と社会学者の共著によって問題を多元的にとらえた先駆的研究である。「ハッピークラシー」は「幸せHappy」による「支配-cracy」を意味する造語。誰もが「幸せ」をめざすべき、「幸せ」なことが大事――社会に溢れるこうしたメッセージは、人びとを際限のない自己啓発、自分らしさ探し、自己管理に向かわせ、問題の解決をつねに自己の内面に求めさせる。それは社会構造的な問題から目を逸らさせる装置としても働き、怒りなどの感情はネガティブ=悪と退けられ、ポジティブであることが善とされる。新自由主義経済と自己責任社会に好都合なこの「幸せ」の興隆は、いかにして作られてきたのか。フランス発ベストセラー待望の翻訳。
  • ルポ 動物園
    3.0
    2008年に著者は、日本各地の動物園・水族館にいる、動物と動物に関わるひとびとを訪ねる連載をスタートさせる。「動物園とは動物を収集・飼育・展示する施設である」この定義から導かれる、動物園の持つ原罪とは何か。動物園のメディアとしての特性は何か。動物を擬人化してもいいのか。飼育係は、どのように動物と関わるのか。共同通信の記者が全国をまわって考えた、動物園の過去、現在、そして未来。
  • ドゥテルテ 強権大統領はいかに国を変えたか
    4.0
    「抵抗する者はその場で殺せ」。麻薬撲滅戦争で6000人以上殺す一方で治安改善、経済発展を成し遂げ、支持率82%を記録。なぜ強権的指導者が歓迎されるのか? 現地在住記者が綴った、フィリピンの実像。 【目次】 序 章 いままでにない大統領 第1章 ドゥテルテの町ダバオ 第2章 麻薬戦争 第3章 左派的だった国内政策 第4章 親中に転換させた外 第5章 高度経済成長と新型コロナ 第6章 ドゥテルテ・ナショナリズム 第7章 ドゥテルテ後のフィリピン おわりに
  • 戦争と平和の国際政治
    3.0
    世界は「100年に一度の大変局」(習近平国家主席)の時代に突入した。長年外交の第一線に携わり、その後東京大学で教鞭をとった著者が、実務と理論の両面から国際政治の本質を明らかにし、その上で日本周辺の危機を読み解き、ウクライナ戦争の意味と国際秩序の変動を論じる。米中対立で不透明感を増す日本の平和と繁栄をどう維持して行くか、国家生存の課題を問い直す。
  • あなたを陰謀論者にする言葉
    3.9
    1巻1,320円 (税込)
    ■新型コロナウイルスによる世界的パンデミック、トランプ政権の終焉、中国の台頭…など 世界と社会が劇的に変化している今、日本でもQアノンなどの陰謀論がにわかに広がりを見せ、社会問題にまで発展している たとえば、「コロナウイルスワクチンはビル・ゲイツによる人口削減計画の一環」など 荒唐無稽な主張をする著名人もいる。バカらしいと感じる人がほとんどだろうが、実はこうした陰謀論に陥る落とし穴は、 身近にたくさん存在していることに自覚的な人は少ない。 「チャネリング」「ホメオパシー」といった言葉が、怪しい世界と関連性があることは、想像ができるだろう しかし、「スティーブ・ジョブズ」「オーガニック」「アロマ」「量子力学」「ボードゲーム」という人名や一般名詞が、 誰かを闇落ちさせる入り口の言葉になる可能性があるとは、想像がつかないのではないだろうか。 事実、「癒し」や「自然」を掲げるスピリチュアルには安全なイメージを持つ人は多いが、 米国ではヨガやスピリチュアルのインフルエンサーがSNSに陰謀論を投稿し、Qアノンの入り口となっていたことが指摘されている。 ■あなたはこの事実を知っていたか? ◎「マーフィー」を日本に紹介した人物は「催眠商法の教祖」「マルチ商法の教祖」と呼ばれていた。 ◎「カイロプラクティック」はスピリチュアリズムを信仰していた開発者が、異世界からのメッセージを受け取って生まれた。 ◎「スティーブ・ジョブズ」は民間療法に頼ったことを後悔していた。 …etc.
  • 実録・家で死ぬ 在宅医療の理想と現実
    5.0
    最期を迎える場所として、ほとんどの人が自宅を希望する。しかし現実は異なり、現在の日本では8割の人が病院で最期を迎える。では、「家で死ぬ」にはどうすればいいのか。実際には、どのような最期を迎えることになり、家族はなにを思うのか――。  著者は、在宅死に関わる人々や終末期医療の現場に足を運び、在宅医療の最新事情を追った。何年にもわたる入念な取材で語られる本音から、コロナ禍で亡くなった人、病床ひっ迫で在宅を余儀なくされた人など、現代社会ならではの事例まで、今現在の医療現場で起こっていることを密着取材で詳らかにしていく。  2025年以降、死亡者数が急増すると見込まれている多死社会の到来において、個人の希望はさておき、現実的に「病院では死ねない時代」がやってくるともいわれる。それでも、自分がどこで死ぬかを具体的にリアルに考え、死というゴールを見つめることは、“だから今をどう生きるのか”につながっていく。人が死に向かう過程で懸命に生きる人々の記録でもある一冊。
  • 文藝春秋オピニオン 2023年の論点100
    4.0
    いま知っておくべき論点を1テーマずつ専門家がコンパクトに解説。混沌とした世界を見通すための1冊。 コロナ禍と戦争が終わらないまま、我々の未来はどこに向かうのか? 新たな知見と判断材料を提示する。 【テーマと寄稿者】 地方自治……泉房穂(明石市長)/メタバース……養老孟司/反カルト法……鈴木エイト/プーチン……藤原帰一/被選挙権年齢……能條桃子/離婚後共同親権……木村草太/アメリカ分断……近藤奈香/台湾問題……富坂聰/中小企業倒産……橋本卓典/女性登用……浜田敬子/富士山噴火……島村英紀/海外移住……中田敦彦/ノーベル文学賞……鴻巣友季子/女性棋士……上田初美/短歌ブーム……高柳祐子/おひとりさま……富士眞奈美/「どうする家康」……木俣冬/覆面シンガー増加……スージー鈴木/大谷翔平……四竈衛/井上尚弥……前田衷/両陛下ご成婚30年……河西秀哉/佳子さま……佐藤あさ子/小中学校受験……高濱正伸/コロナ治療薬……佐藤健太郎/がん治療……池田徳彦/ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡……渡部潤一 など全100テーマ
  • 奨学金、借りたら人生こうなった
    -
    奨学金は、大卒即借金人生への片道切符か? 人生逆転の救いの手か? 東洋経済オンラインで累計2000万PVを誇る人気連載が書籍化! 現役高校生・保護者も必読の「奨学金のリアル」とは? 「奨学金」を借りた人々の、「その後の人生」ーー。そして、これから借りる学生たちへ [収録されているケースの一部] 奨学金400万円借りた男性に父親が言った驚くの一言は? 年収120万円で290万円の奨学金の返済を続ける女性の暮らしとは? 奨学金550万円を迷いなく借りた女性の真意とは? 奨学金600万円借りた女性が苛立つ「ある一言」とは? 奨学金総額2160万円! 借りた男性の「逆回り人生」とは?
  • JFAの挑戦 ~コロナと戦う日本サッカー~
    -
    1巻1,584円 (税込)
    サッカーに関わるすべての人が起こした奇跡。 東京オリンピック開催年に日本を襲ったコロナショック… 世界中を混乱に陥れた未曾有の事態中で日本サッカー協会が組織的に取り組んだコロナ対策とは…?  森保一日本代表監督、吉田麻也日本代表主将をはじめ、田嶋幸三会長、反町康治技術委員長など各部署のスペシャリストの証言をもとに、その挑戦を検証します。 彼らの知られざる苦悩と試行錯誤から見えてくるスポーツの意義と本当の価値とは… 想定外の危機に襲われた時に、組織の一員として、リーダーとして、どう振る舞うべきなのか…組織で挑む危機管理の新たな指針となる一冊です。 (底本 2022年11月発売作品)
  • ロシアの思考回路 その精神史から見つめたウクライナ侵攻の深層
    4.0
    プーチンはなぜ「神の代理人」のように振る舞えるのか? 「力」か「自由」か――歴史の変革時に常に「力」を選び続けてきた ロシアの思考回路をロシア正教会の歴史からひも解く! これまで日本には、ロシア正教会の教えに裏打ちされた ロシア人のものの考え方を知るための本がありませんでした。 本書は、日本で初めてのロシア人の思考回路を解明した本です。 この本の目的は、不可解に思えるロシアの行動の中にある必然性やロジックを認識し、 ウクライナ侵攻の深層を浮かび上がらせることです。 少し前の話になりますが、ウクライナ侵攻後、 ロシア正教会のキリル大司教はプーチンに祝福を与えました。 10月3日のプーチン大統領70歳の誕生日にも祝福を与え、 「プーチン氏はロシアを統治するよう神によって定められている」と主張しました。 キリル大司教の言動は日本人には不可解ですが、 ロシアとロシア正教会の歴史を知るとキリル大司教の行動原理がわかるようになります。 ロシア正教会によって培われてきた強力な統治者を渇望する気持ち、 モスクワこそがキリスト教の中心地とする考え方、政治と宗教の強い結びつきなど、 ロシア人の宗教観、統治者観を知れば、 プーチンが神の代理人のように振る舞える背景や、 ロシア人が西洋に向ける複雑な視線を理解できるようになります。 著者は30年以上にわたって中世ロシアを研究し、 ロシア人の精神史に詳しい三浦清美・早稲田大学教授。 本書は、「この不幸な戦争に一刻も早く終止符を打つための一助となりうるものを」との 思いで書かれた、ロシアを深く理解するための必読書なのです。 はじめに ロシア人インテリゲンツィアの声 第1章 「ルーシの世界」のはじまり 第2章 キエフ・ルーシの改宗 第3章 統治者は「地上における神の代理人」たりえるか 第4章 「ロシア」の誕生 第5章 ウクライナの誕生 第6章 宗教的原理主義の行方 おわりに ロシア、ウクライナ 略年表
  • 新・シティプロモーションでまちを変える
    -
    1巻1,760円 (税込)
    地域(まち)を変えるのは、地域(まち)に関わる人々である。 シティプロモーションは、地域(まち)に真剣(マジ)になる人が育つしくみである。 まちの価値を定住人口(数)ではなく、「関わる人の想いの総量」の視点で読みかえ、 地方創生をとらえ直した本書(旧版・2016年) 。 旧版が大好評につき大幅に更新・改訂し新版として刊行! 自治体職員、NPO関係者、市民など、地域作りに関わる人の保存版指南書! もくじ(抜粋) 第1章 地域(まち)に真剣(マジ)になる人を増やすしくみ 「定住人口」ではない地方創生/市民にとってシティプロモーションは必要なのか/ 大阪府「笑働」プロジェクトはなにを示すのか/ふるさと住民票がシティプロモーションに持つ意味/ I amsterdam は127の国籍から 第2章 シティプロモーションの成功を測る その施策は「どうしたら成功するのか」/地域(まち)は、推奨、参加、感謝によってできている。/地域参画総量は掛け算と足し算で計算できる/地域活動への感謝、「地域(まち)のありがとう総量」を定量化する 第3章 ブランドストーリーが世界一のまちをつくる 地域魅力創造革新スパイラルという考え方/市民が向かう星座をつくる、ブランドストーリー/物語を生きる人、ペルソナを設定する/誰も泳いでいない海を見つける/地域に生きる人々を当事者化させるワイガヤ現場/すべてをブランドストーリーに紐づける・魅力増進サイド 第4章 メディアを戦略的に使いこなせばまちは変わる シティプロモーションのメディア活用は一発勝負ではない/メディア活用戦略モデルの7つのフェイズ/熱量を上げる4つのポイント/信頼と共感のはたらきで行動に向けて準備する/着地点での情報共有支援を工夫する/ 「JK課」が実現したこと/各務原市の秘密の巻物/当事者の想像力に期待する酒々井町/ターゲットを明確に「福岡市カワイイ区」/尼崎市の総合計画読本は物語を紡ぐ/流山市「そのママ夜会」の可能性/生駒市子育て世代向けバスツアーの「なんかいいこと」/島田市と『みんな笑顔』 第5章 「関係人口」を創りだす 「関係人口」という考え方/「関係人口」の段階的把握/創発的関係人口創出のための関係人口創出スパイラル
  • 市民は行政と協働を創れるか
    5.0
    1巻1,870円 (税込)
    市民と行政がタッグを組んでまちをより良いものにするためには どうすればいいのか? 互いに共感し合い共創を実現することはできるのか? 市民と行政が本音をぶつけあって目的を達成した具体的なケース紹介から そのロジックを考える。 「人を本気にさせ、巻き込み、参画者を増やすことは、市民のほうが上手」! 行政が弱さを見せて市民を迎え、課題解決を実現した手法とは!? 執筆する市民と行政職員=白澤美幸・河尻和佳子(第1章:千葉県流山市)、 中垣由梨・大垣弥生(第2章:奈良県生駒市)、 室越礼一・浅賀亜紀子(第3章:栃木県那須塩原市)。 <もくじ> 第1章 街は常に変化があり完成形がない     ―千葉県流山市 第2章 刺激を与え合い何回も繰り返す     ―奈良県生駒市 第3章 信じてみたら想定以上の効果があった     ―栃木県那須塩原市 第4章 市民の本音と行政への期待(市民鼎談) 第5章 行政職員が地域で生きる(行政職員鼎談)
  • 非暴力を実践するために
    -
    本書は非暴力行動への認識を深め、理解し、始めるための入門書である。 非暴力とは、抑圧的な体制に暴力以外の方法で闘争をしかける積極的な行動の こと。権力者個人ではなく権力のシステムを攻撃し、協力を拒絶し、 支配の仕組みをひとつずつ崩し、最終的にその支配者がなすすべもなく 取り残される状態を、戦略的に作り出すプロセスである。 シャープ氏の理論はミャンマーの人々にも広く読まれ、実際に民衆が独裁政権を 打倒した事例も世界各地で報告されている。 これは、遠い紛争地のことだけではない。 私たちの家庭・職場・学校など身近な権力構造にも目を向け、暴力を用いずして その構造と闘い、私たちを解放するためにも活用できる理論なのだ。 本書は、身近なところから遠い国の政治まで、様々な実践的なヒントが得られる 実用書である。 すぐに実践できる198の手法一覧付き! 【内容抜粋】 第一部  権力と闘争(政治権力の性質と統制/非暴力行動 積極的な闘争術etc) 第二部  非暴力行動の手法(抗議・説得をする方法/経済的に協力を拒む方法      /政治的に協力を拒む方法etc) 第三部  非暴力行動の作用(非暴力行動の下準備/権力の再分配etc) 訳者解説 無責任からの脱却
  • 地域で社会のつながりをつくり直す 社会的連帯経済
    3.0
    1巻2,420円 (税込)
    コロナ禍で、とりわけ若年層や女性たち、非正規雇用の困窮層が急増し、 私たちは深刻な貧困問題、格差拡大に直面している。市場競争、経済成長、 効率性に最大の価値を置く新自由主義がもともとはらんでいた危機が、 コロナ禍で顕在化した。 その中で、市民社会の中からNPO、協同組合、社会的企業などの 多様な実践が生まれ、共的な空間を築きあげ、新しいつながりの経済を 生み出している。 孤立や分断の社会を乗り越えるための世界と日本の具体的とりくみとは? 【目次】 序章  なぜ社会的連帯経済なのか          (藤井敦史・立教大学コミュニティ福祉学部教授) 第1章 社会的連帯経済とは何か(藤井敦史) 第2章 イタリアにおける社会的企業の展開過程          (田中夏子・都留文科大学教養学部教員) 第3章 社会的連帯経済を推進する世界の運動          (田中滋・アジア太平洋資料センター事務局長・理事) 第4章 不安定社会の編み直しを求めて―社会的企業研究会の展開から             浮かびあがるサード・セクターの新しい実践潮流             (菰田レエ也・鳥取大学地域学部教員) 第5章 労働者協同組合の社会化戦略―協同労働を軸に明日が希望と思える          社会変革へ(相良孝雄・協同総合研究所事務局長(理事)) 第6章 地域再生政策における連帯的な経済の可能性と課題              (原田晃樹・立教大学コミュニティ福祉学部教授) 第7章 公的サービスの外部化と非営利組織の評価(原田晃樹) 第8章 私たちが韓国社会的経済から学んできたことは何か(藤井敦史)
  • アカデミック・ダイバーシティの創造
    -
    リベラル・アーツの多様性と現代への問題提起 文学、言語学、外国語教育学から 経済学、メディア論、教育工学まで── 『異文化のクロスロード』(2007)、『ポスト/コロニアルの諸相』(2010)、『ことばのプリズム』(2014)、『リベラル・アーツの挑戦』(2018)に続く、岐阜聖徳学園大学外国語学部の研究成果。 【目次内容】 ▼ ジェンダーからみる太平洋戦争の記憶   ――環太平洋文学の描く日本植民統治(河原﨑やす子) ▼ ペーター・ハントケの『雀蜂』について   ――「盲目性」の意味(熊沢秀哉) ▼ 病と不調の経験から他者としての女性の経験へ   ――病者と労働者階級へのヴァージニア・ウルフの(非)共感性(四戸 慶介) ▼ 英語教育における批判的思考力の育成   ――クリティカル・リーディングの指導(伊佐地恒久) ▼ 談話研究とその日本語教育への応用   ――「のだ」疑問文を中心に(大塚容子) ▼ 恩師の取材とレジリエンス形成   ──教職課程のアクションリサーチ(冨田福代) ▼ マインドセットと学習環境   ──外国語を学ぶ学生たちを成功へと導く学習スペースの構築(テイラー・クレア/長尾 純) ▼ 教育における ICT(情報通信技術)の活用と考え方(長谷川 信) ▼ 分裂と統合のTwitter   ──コロナ禍におけるトレンドの特性(宮原 淳) ▼ 功利主義と義務論   ──社会科学の視点を進化理論から考える(蔵 研也) ▼ 現代アメリカ英語における whom に関する一考察(丹羽都美) ▼ 中国語の自由会話におけるメタ言語否定のストラテジー(李 嘉)
  • 政治学者、ユーチューバーになる
    3.0
    1巻990円 (税込)
    「ネトウヨ」と罵られても私は挫けない! ネット全盛で「天下の朝日と池上彰」の権威は消滅 学校の「いじめ」はYouTube教育で解消できる さぁ、保守派の狼煙をあげよう!衝撃のノンフィクション(書下し) 私は、幼稚園児の頃にはリニアの運転手になりたいと思っていた。しかし、大人になると、アカデミズムの世界では嫌われる「保守系」の大学教員になってしまった。そしてYouTubeを馬鹿にしていた私が、いつのまにか教員を辞めて、なんとYouTube(岩田温チャンネル)を開局してしまった! それは何故か? YouTubeは全体主義と闘うための道具だと知ったからだ。そこで、私は大学教員を辞めて「独立型知識人」を目指して「YouTuber」になったのだ。 象牙の塔の中で、現実をいっさい知らない政治学者が政治を語るバカバカしさを変えよう。 序 章 「独立型知識人」を目指して「ユーチューバー」になってみた! 第一章 「夫唱婦随」「二人三脚」「二足の草鞋」でYouTube開始 第二章 YouTubeのリスクマネジメントを考えてみた 第三章 「テレサヨ」に「ネトウヨ」と罵られても私は挫けない 第四章 ネット全盛で終焉を迎える「朝日新聞」と「池上彰」の時代 第五章 学校の「いじめ」はYouTube教育で解消できる おわりに──保守派の狼煙をあげよう! 「ネトウヨ」と罵られても私は挫けない! ネット全盛で「天下の朝日と池上彰」の権威は消滅 学校の「いじめ」はYouTube教育で解消できる さぁ、保守派の狼煙をあげよう!衝撃のノンフィクション(書下し) 私は、幼稚園児の頃にはリニアの運転手になりたいと思っていた。しかし、大人になると、アカデミズムの世界では嫌われる「保守系」の大学教員になってしまった。そしてYouTubeを馬鹿にしていた私が、いつのまにか教員を辞めて、なんとYouTube(岩田温チャンネル)を開局してしまった! それは何故か? YouTubeは全体主義と闘うための道具だと知ったからだ。そこで、私は大学教員を辞めて「独立型知識人」を目指して「YouTuber」になったのだ。 象牙の塔の中で、現実をいっさい知らない政治学者が政治を語るバカバカしさを変えよう。 序 章 「独立型知識人」を目指して「ユーチューバー」になってみた! 第一章 「夫唱婦随」「二人三脚」「二足の草鞋」でYouTube開始 第二章 YouTubeのリスクマネジメントを考えてみた 第三章 「テレサヨ」に「ネトウヨ」と罵られても私は挫けない 第四章 ネット全盛で終焉を迎える「朝日新聞」と「池上彰」の時代 第五章 学校の「いじめ」はYouTube教育で解消できる おわりに──保守派の狼のろし 煙をあげよう!
  • 図解よくわかる自治体予算のしくみ〈改訂版〉
    -
    1巻2,640円 (税込)
    自治体財政の「要」である自治体予算のしくみについて、その勘所が一目でわかる図解入門。 予算要求や編成、予算査定に臨む担当者、議会の予算審議に携わる職員、議会人が必須の「予算書の見方」や「予算ができるまでの流れ」が、豊富なイラストと図解でスラスラわかる! 今改訂では、「ゼロ・マイナス成長下での予算」の章を新たに追加して、令和時代の自治体予算のしくみと現状を平易かつリアルに描いた。

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  • 情報オープン・しがらみフリーの新勢力
    -
    地域のことは地域で決める 金融業界に例えると、国政政党はメガバンク、地域政党は地銀や信金に近い。国政政党は図体が大きく、小回りが利きにくい。最終決済が本部のある東京というのもデメリット。 地域政党は、地域のことは地域で決める身近な存在。そして、少数派が政治を動かすために世論に働きかけるテコの原理を使う。テコは重心が「ブレない・曲げない・崩れない」ことが大事。本書の議員達はその不撓不屈の精神を持って、しがらみも忖度も無く地域の政策を提案し実現しているお手本である。 【目次】 【著者】 森かれん 平成2年生まれ、京都市上京区出身。同志社大学政策学部卒業、㈱堀場製作所へ入社。第一回京都党政治塾へ入塾。京都市の危機的な財政状況を目の当たりにし、平成27年京都市会議員選挙にて、京都市会史上最年少(25歳2か月)当選。平成29年の市議選では初回を上回る得票を頂戴し再選。現在は議会・政治活動と3児の母を両立しながら活動。党内では総務会長、政調会長を歴任。全国の超党派の議員で活動する「出産議員ネットワーク」にて地域政党担当を拝命、2021年マニフェスト大賞でグランプリ受賞。 土屋由希子 1982年生まれ。神奈川県湯河原町出身。中央大学理工学部、舞台芸術学院別科卒業。ワハハ本舗にて演出助手を務め、舞台演出や製作に関わりクラシックデュオ「スギテツ」のマネージャーを務める。出産後は二児の母として子育て支援活動や虐待防止活動に従事。おむつなし育児アドバイザー。2020年3月の湯河原町議会議員選挙にて新人トップ当選。 上田令子 1999年保育園待機児童問題に直面し江戸川発子育て応援団「江戸川ワークマム」設立。2007~2012年江戸川区議(2期目は史上最多 1 万2千票でトップ当選)。2013年~東京都議3期目(江戸川区初の国政政党無所属当選)。2014年地域政党自由を守る会 結党 香川しんじ 広島県立保健福祉短期大学卒。理学療法士。神戸大学大学院修士課程、兵庫医科大学大学院博士課程で学び、兵庫医療大学専任講師として教育に従事。障がいを持って生まれてきた次男の子育てをきっかけに福祉に関心を持ち、2011年NPO法人リハケア神戸設立。児童発達支援事業、放課後等デイサービス、重症心身障害児対応の放課後等デイサービス、訪問看護ステーションを運営。2019年3度目の選挙で当選。合同会派を結成し2021年から団長。神戸志民党代表、2022年から地域政党サミット代表。障害福祉、特別支援教育が専門
  • めざめよ!
    -
    1巻2,200円 (税込)
    “闇”と“光”の闘いが始まった! 人類に残されたのは二つの未来、 家畜として飼われるか? 希望を胸に生き抜くか? 「めざめよ!」 気づいた人しか生き残れない!! 中国にはもちろん、シンガポールにも完敗している日本! 超人アスリートたちは完全菜食(ヴィーガン)だった!! 「超能力喫茶店」の驚愕体験!最新科学で証明できる!? ウクライナ戦争:ディープステートのプーチン潰し/「緑の社会主義」に向かう中国の未来/ コロナ偽パンデミックは“人類皆殺し計画だ”!/すべてのワクチンは人口削減“生物兵器”/ 肉を食え!心臓病8倍、大腸ガン5倍、糖尿病4倍!!/万病に効果あり!菜食主義で医療費は8割減らせる!/ 波動医学が未来を開く!量子力学が「魂」と「転生」を証明/意識は量子波でテレポーテーション 本書の内容は、雑誌「ザ・フナイ」に連載中の「マスコミのタブー200連発」の一部をまとめて、加筆、修正したものです。

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  • 自治体の人事担当になったら読む本
    -
    1巻2,750円 (税込)
    自治体の人事担当者に必須の実務ノウハウを解説。 初心者でも一からわかるやさしい説明で、人事関連の基礎知識をはじめ、法令や制度の適用の仕方、新しい働き方や採用のポイント、担当者が持つべき心構えや仕事術なども紹介。 初めて担当になった人はもちろん、人事関連の法や制度を手早く整理したい方にも役立つ1冊。

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  • コロナと金
    5.0
    1巻1,870円 (税込)
    コロナの闇と利権構造を暴露! カラー図解でとことん晒します! コロナとお金 単年度77兆円巨額予算の行方 ワクチン PCR マスク 補助金 暴かれる利権と欺瞞 ファイザー、モデルナに一体いくら払った? ワクチン1本の原価は? ワクチン1本打ったら医者はいくらもらえるのか? 余ったワクチン1兆2200億円が調査なしで廃棄予定? 日本がヤバい… 病院の莫大な利益とは? PCRの嘘と儲けのカラクリとは? 毎年死亡数トップ37万人死亡のがん対策費は、350億円… しかし、コロナはその2000倍の予算! だけど、2年間で2万6000人の死者? 何か変だよ? 厚生労働省、NHK、朝日新聞等の資料からわかったとんでもないこととは?

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  • 中国・ロシアに侵される日本領土
    -
    1巻1,980円 (税込)
    尖閣、北方領土ほか「日本の国境」最新撮。 尖閣諸島海域ではほぼ毎日のように中国艦船の「領海侵入」が発生し、日本の海上保安庁との“海戦”が起きている。 北に目を向けると、根室・納沙布岬沖ではロシア艦船の監視のもと、日本の漁師が怯えながら漁をしている現実があり、30年間続いてきた「ビザなし交流」は一方的に破棄された。 日本の最南端・沖ノ鳥島は、中国が「日本の領土ではない」との主張を強め、習近平が狙う太平洋進出の“標的”となっている。 そして韓国による実効支配が続く竹島では、「日本人が経済活動を営んでいた歴史」が次々と消されている--。 このように「日本の領土・領海」でありながら、日本人が近づくことさえ難しい国境の島々を、著者は現在に至るまで30年以上にわたって撮影してきた。 本書で訴えたいことは、「領土を返せ」「領土を守れ」というスローガンではない。日本の国境で起きている現実と、それらの島々で生きてきた日本人の歴史に目を向けてほしいという思いである。「日本人が行けない日本領土」であるからこそ、日本人のカメラマンが撮影し、記録し、後世に伝える意味がある。 (底本 2022年10月発売作品)
  • 回想十年(合本)
    -
    1巻4,620円 (税込)
    昭和二十九年十二月に政界を引退した吉田茂が、その二年後から数年をかけ、池田勇人や佐藤栄作らを相手に語った回想記。
  • スローフード宣言――食べることは生きること
    4.3
    オーガニックの母が辿り着いた未来のかたち 半世紀前―カルフォルニア州バークレーの小さなレストランから「おいしい革命」は始まった。 全米に地産地消を広げ、世界中の料理人と教育者に影響を与えた著者の集大成 ‐‐‐ “オーガニックの母”アリス・ウォータースが、生涯のテーマであるスローフードの世界観についてファストフードの世界観と比較しながら初めて語る。 私たちは食べることを通じてその世界を生きている。 「何を大切にし、どんな世界をつくりたいのか」 1970年代から人と食と地球に人生を捧げた著者が問いかける。 読み終えたとき、目の前の食事から、忘れかけていた大切なものが見えてくる。 美しさ、働く喜び、シンプルであること…… 私たちのこころとからだを解きほぐす滋味あふれる言葉たち。 ほんの少し足をとめて、世界の豊かさを感じてみませんか。 本書「はじめに」より 「この本でお伝えするのは、食べることが人の暮らしと世界にどのような影響をもたらしてきたか、そして、その道筋を変えるために私たちにできることは何かということです。参考文献を並べた学術的なものではありません。すべて、実体験からお話します。食べることは、生きること。これが私の人生を導く哲学なのです。」
  • 「超日本」宣言―わが政権構想
    -
    1巻1,320円 (税込)
    「異端児」河野太郎は、自民党もこれまでの日本も超えてゆこうと本気です。もう総理になって変えるしかない! これがその政策です! ●わかりやすい政治を国民に取り戻す。これが私が実現する政治です。それは一言でいえば……「超日本」ということになると思います。 戦前のわが国の多くの人びとは近代化を進めると同時に、石橋湛山などの一部の例外を除いて「大日本」を目指してひた走り、ついには無謀な大戦争を引き起こして国家を瓦解させてしまいました。その反省に立った私たちの先輩たちは「新日本」を築くべく必死に働き、世界を驚かせる復興をなしとげたわけですが、いま私たちはそれを超えた新しい地平を切り拓くべきところにきているのではないでしょうか。 「超」という漢字には“乗り越える”“克服する”“その先へ行く”といった動詞的意味があります。英語だとsupersedeでしょうか。これまでの日本を改造するのではなく乗り越えてゆく勇気、浮き足立って「脱日本」などとは言わぬ気概が必要です。 いっぽうで「超」には“極度の”“最高の”“かけ離れた”といった接頭辞の役割、英語でいうsuperの意味があります。この場合、「日本らしさを極めつくして世界をリードする」という方向性が見えてくるではありませんか。 大日本から新日本、そして超日本へ……。以下、六章にわたって私の考えを記します。(「はじめに」より)
  • 「大東建託」商法の研究 〝サブリースでアパート経営〟に気をつけろ!
    -
    1巻1,540円 (税込)
    野放しの収奪的営業 崩壊する企業モラル いまアパート経営の現場で何が起きているのか! 野放しの収奪的営業 崩壊する企業モラル 暗躍する金融機関 いまアパート経営の現場で何が起きているのか! 【目次】 第1部 苦悩する大東建託の家主(オーナー)たち 第1章 「だまされました」/第2章 友人営業で「ランドセット」/第3章 保証人狙いの養子縁組迫り「夜間待ち伏せ」の無法営業/第4章 かってに家賃保証を停止した大東建託の嘘/第5章 謎の異音が鳴る大東建託の欠陥マンション/第6章 「老後は安心」は嘘だった 第2部 社員虐待体質に変わりなし 第7章 告発 壮絶なセクハラ職場/第8章 「障害なんて関係ない」絶望の職場/第9章 「殺すぞ!」「飛び降りろ!」 第10章 のど元つかみシャツ破る、30キロ超を徒歩で帰社命令 第3部 大東建託だけではない 第11章 大和ハウスよお前もか/第12章 東建コーポレーションにだまされた/第13章 レオパレス商法に家主絶句 インタビュー1 東建コーポレーション元支店長の告白/2 サブリース被害対策弁護団・三浦直樹弁護団長に聞く 【著者】 三宅勝久 ジャーナリスト、ブログ「スギナミジャーナル」主宰。 1965年岡山県生まれ。フリーカメラマンとして中南米、アフリカの紛争地を取材。『山陽新聞』記者を経て現在フリージャーナリスト。
  • 大東建託の内幕 〝アパート経営商法〟の闇を追う
    -
    1巻1,540円 (税込)
    〝一括借り上げ(サブリース)で資産運用〟の甘い罠〝いい部屋ネット〟の大東建託で何が起きているのか。 足掛け9年、新聞・テレビが伝えない大企業の不正義を日本各地を歩いて丹念に拾い上げた渾身のルポルタージュ! 〝一括借り上げ(サブリース)で資産運用〟の甘い罠 「こんなはずではなかった」と苦しむアパート経営者たち。契約を取るために犯罪に手を染める社員、パワハラが横行する職場、成果主義に追い詰められて自殺事件が続発――。 〝いい部屋ネット〟の大東建託で何が起きているのか。 【目次】 第1部 使い捨てられる社員たち 第1章 藤枝支店自死事件 第2章 会長の報酬は二・六億円 労災認定も責任とらず 第3章 欠陥建築の尻ぬぐいで過労死寸前 第4章 転落したトップセールスマン 第5章 埼玉支店 不正で大量解雇も隠蔽 第2部 家主の夢と現実 第6章 近隣住民を憤慨させた工事強行未遂 第7章 退去費用ゼロで「退去せよ」の非常識 第8章 銀行融資一億円を宙に浮かせたままで建築強行 第9章 強引に家賃下げられた家主が不安の声 第10章 だまされた高齢者「二部屋だと思ったら一部屋だった!」 第3部 自壊への道 第11章 労組結成で対抗「二年間契約とれなければ首」の異常 第12章 取材に応じたら懲戒処分された! 第13章 八千代支店と赤羽支店で自死が相次いで発生 第14章 松本支店殺人未遂事件 「優秀な」営業マンはなぜ破滅したのか 【著者】 三宅勝久 ジャーナリスト、ブログ「スギナミジャーナル」主宰。 1965年岡山県生まれ。フリーカメラマンとして中南米、アフリカの紛争地を取材。『山陽新聞』記者を経て現在フリージャーナリスト。
  • 知ら恥ベストシリーズ1 知らないと恥をかく中国の大問題 習近平が目指す覇権大国の行方
    3.8
    1~2巻1,650円 (税込)
    2022年で第13弾となる新書『知らないと恥をかく世界の大問題」シリーズ。このシリーズと連動する形のテーマ別・ベストシリーズ刊行開始! その第1弾のテーマは「中国」。厄介な隣人ともいわれる中国は、日本にとってはもちろん、世界にとっても無視することのできない大国となった。この厄介な隣人とうまく付き合うためには、相手をしっかり知る必要がある。大明王朝の復活を望むかのような中国の最近の動きやその歴史的背景などを「池上解説」でわかりやすく伝える。ロシアのウクライナ侵攻で中国の動きにも世界の注目が集まる中、激化する米中対立、そして、緊迫化する台湾問題、ウイグル地区の人権問題など、時事的問題も取り上げていく。
  • ポリティカル・コレクトネスからどこへ
    4.0
    誰もが手軽に表現するSNS普及後の世界で研究者の視点はどのように活かせるのか。ジェンダーとフェミニズム,セクシュアリティとクィア,障害と社会モデル,エスニシティと社会的な望ましさなど,私たちが生きる現代社会の不均衡を知り,別のありかたへ。
  • 現場で使える 介護フットケア便利帖
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【本電子書籍は固定レイアウトのため7インチ以上の端末での利用を推奨しております。文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。ご購入前に、無料サンプルにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください】 介護現場、だからできる! 利用者の足をしっかり見よう! 高齢になると足指や爪が変わり、転倒による怪我や病変が生じやすくなります。 異常が生じた足を放置すると、高齢者は痛くて歩くのが億劫となり、歩かなくなり…。その行き着く先は要介護状態、あるいは寝たきりでしょうか。 異変がないうちから足をしっかり日々観察し、ケアすることは高齢者の自立に有用です。 大事なのは予防なのです。 しかし、異変が起こるまでは高齢者の足のこと、そこまで気にかけないのではないでしょうか。 「足が痛い」「爪が痛い」と本人からの申告があるまで、医療職はもちろん、家族であっても親や配偶者の足を見ないものです。 そこで介護職の出番です。 ■介護現場向け「フットケア本」の決定版!■ 本書は、介護職が現場で簡単にできるフットケアを紹介。 自立支援介護が求められている今、利用者の足のケアは非常に大きな差別化になり得ます。 日々の観察がどれだけ重要かという話や、足の状態のチェック方法・ケア方法、爪の切り方、靴の選び方、ICFの考え方やケアプランへの導入まで解説します。 著者は、介護系講演会などで全国から引っ張りだこで、大人気の方。 講演会で要望の多い「フットケアカルテ」を、今回特別にWebからダウンロード※にてご提供します! (※翔泳社への会員登録が必要です) ■構成■ PART1 介護フットケアとは何か? PART2 介護フットケアを始める前に PART3 高齢者の足の状態とトラブル PART4 フットケアの始め方と実践 PART5 セルフケアの方法 ■著者■ 大場マッキー広美(介護福祉士、トータルフットケア足助人あしすけっと代表) 一般社団法人フットヘルパー協会特別顧問理事、訪問看護ステーションひまわり 執行役員、一般社団法人日本トータルフットマネジメント協会 理事、介護初任者研修・介護実務者研修教員。 山形市社会福祉協議会、山形市立病院済生館臨床検査室助手、障がい者自立支援センター勤務を経て、2006年に訪問介護事業所・居宅介護事業所フットヘルパー山形合同会社を設立。2013年介護事業を譲渡し、フットヘルパー・ノマド代表として、訪問フットケアや研修、講演、執筆など全国でフットケア普及活動を行う。2015年にフットケアセンター山形開設。2020年にトータルフットケアサロン足助人~あしすけっと改名しサロン運営、訪問看護ステーションひまわりと連携し活動。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • 自治体職員のためのナッジ入門
    -
    「チラシを一生懸命作ったのに、なんで行動してもらえないのだろうか?」 通知文に根拠条文や補足情報を入れてできる限りたくさんの情報を提供したり、親しみのあるキャラクターや著名人を登場させたり…。どんなに工夫を凝らしても、そして住民にとって明らかにメリットのある話でさえ、思ったような反応がないのはなぜか。 案内を受け取る住民からすると、「なんでこんなに文字ばかりの通知を送ってくるのか。今は忙しいから、また後にしよう」と感じられるからだ。 こうした人の行動に関する様々な問題に対して、新たな解決策を提示するものとして、国内外で新たなトレンドとなっているナッジ。ナッジとは、行動経済学から生まれた「人の行動をそっと後押しすることで、本人や社会が望ましい行動をとれるようにする手法」のことである。 本書は、現役自治体職員でありナッジの実践者であるNPO法人Policy Garageのメンバーが、「自治体の政策にナッジを取り入れるにはどうしたらよいか」を伝授。ナッジの初学者向けの解説や実践事例紹介から、「ナッジで自治体の事業・仕事が変わる」ことがよくわかる。新たな気づきを得て、自らの実践に踏みだそうとする読者に格好の一冊。 日々の仕事に向き合う中で、「もっと効果の出る政策を実施したい」、「新たなチャレンジをしたい」、「何か打開策がないか」、と考えている人にオススメ。
  • 公務員のための広報の教科書
    3.5
    1巻2,530円 (税込)
    自治体広報全国1位の著者が紐解く、広報教本の決定版! 広報を担当する読者に向けて、仕事リストやスケジュール例はもちろん、入札・契約といった事務処理、企画・取材・編集といった広報ノウハウまで満載!

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  • 選ぶ就活生、選ばれる企業―就職活動における批判と選択―
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 就職活動のhow-to本が山ほどあるように、就職活動において、学生は企業が求める人材像に自身を合わせていく「評価される弱者」と捉えられがちである。しかし、本当にそうなのだろうか。就職活動において今まで着目されて来なかった、就活生側の評価や批判から就職活動のより良いあり方を考える。

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