ポリティカル・コレクトネスからどこへ

ポリティカル・コレクトネスからどこへ

誰もが手軽に表現するSNS普及後の世界で研究者の視点はどのように活かせるのか。ジェンダーとフェミニズム,セクシュアリティとクィア,障害と社会モデル,エスニシティと社会的な望ましさなど,私たちが生きる現代社会の不均衡を知り,別のありかたへ。

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ポリティカル・コレクトネスからどこへ のユーザーレビュー

3.7
Rated 3.7 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    ポリティカル・コレクトネスについてはメディアへの登場も増え認知が広がっているが、その歴史について正しく学べる場は少ないように思う。しっかり学べる本書は重要であり、またこの知識を社会で共有していくべきと感じる。
    興味を持った大人が読むには非常に適切な内容だが、興味の浅い大人や子どもたちまで広く読まれる

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    2022年11月29日

    Posted by ブクログ

    凄く勉強になる良い本だった。ポリコレは共生の為の最低限のルールであり、お気持ちには寄り添わないものなのね。昨今のツイッタランドを見ていると、ポリコレ大事って人もポリコレ棒って言ってる人も、社会的弱者性・強者性を属人化し過ぎてお気持ちを語り過ぎている。
    今後より困難さを増していくだろう社会だからこそ、

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    2025年02月25日

    Posted by ブクログ

    性別、障害、外国人。
    それぞれの有識者が語る、ポリコレの実態とこれから向かう先。

    性別の問題、海外の方の問題はよくわかんなかったけど、
    障害を持っている人に対して、我々は我々に便利なように設計した責任があるのですか。それを権利保障というらしく、まぁ確かに思いやりとか、気遣いでやると、上下の関係にな

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    2025年03月04日

    Posted by ブクログ

    PCは社会構造的な問題であり、個人の感情とは切り離すべきだということを初めて認識した。
    PCはキャンセルカルチャーとレッテルを貼られて攻撃されている。
    こんな世の中になぜなってしまったのか、トランプが大統領になる事で世界中にさらに広まっていくことが恐ろしい。

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    2024年12月05日

    Posted by ブクログ

    LGBTQ差別、障害者差別、外国人差別の3つの差別からポリティカル・コレクトネスを考える本。
    鼎談と三人の著者それぞれの執筆章を交互に挟んだ形式なので、とても分かりやすかった。

    特に障害者差別について知らないことが多かったので飯野由里子さんの章は勉強になった。「個人モデル」と「社会モデル」という言

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    2024年03月04日

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