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全米を百家争鳴の大渦に呑み込んだベストセラー。アラン・ソーカル、リチャード・ドーキンス絶賛 フェミニズム、クィア理論、批判的人種理論――〈社会正義〉の御旗の下、急激な変異と暴走が続くポストモダニズム。「第二のソーカル事件」でその杜撰な実態を暴き、全米に論争を巻き起こした著者コンビが、現代社会を破壊し続ける〈理論〉の正体を解明する!
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Posted by ブクログ
障害者と支援者のところが理解しやすかった。ポリコレやDEIに限らず、事態を悪化させるのは当事者ではなくいつもその外野で、さらにその外野はたいてい自分のことを当事者の代理人と信じて疑わないところが問題なんだよなー。同時に、もし糾弾されたら、知らなかった、では済まないこともよく承知しておいたほうがいい(...続きを読むこれはわたしへ言っている) 無知は罪なんだよ
読み始めは、少々難解だなと感じました。 ですが、読み進めていくうちに、昨今のポリコレに纏わる話を聞く度に感じる違和感の原因がわかった様な気がします。
とにかく読むのが大変だった本。特に序盤、批判対象が何であるのかを掴むのが非常に難しかったけれど、後半に向けて対象が一つに集約されているのでそれは解消された。と同時に、対象が何であるか分かりにくくなるのは対象に明確な定義・名称がない為ある程度仕方のない事だとも納得できた。これまで読んできた書籍の中でも...続きを読む恐らく同じ対象に対してあらゆる名称が使われていたし、対象者自体が同じ言葉を使っていないのだからこの場合は仕方がない。本書では名称は<理論>と呼称している。最終的には面白く読めた、けれど結言にはやや同意しかねる。それと、とにかく全体を通して言葉がきつい。
本書の訳者解説がWEB上から早々にキャンセルを食らったという笑えない話になっていてある意味話題の一冊。これは海の向こうの話ではあるが、日本でもここ二、三十年で左派の色合いが随分変わってきた事に気付かされる。8〜90年代に盛んだったスキャンダルやエロなど何でもありの冷やかし的な姿勢は影を潜め、ジェンダ...続きを読むー周りなど特定の領域で実に活動的で「真面目な」左派が世間に対して非常に攻撃的な言辞を吐く姿が目立ってきた。世界の潮流は確実に繋がっていそうだ。
8章まで読み始めたことを後悔しながら読んだ苦労が、9〜10章で報われた気持ちになった。 あえてなのかはわからないが、この訳者でなければもっと違った印象で読めたであろうことが残念。 主著者が女性なのに、なぜわざわざ男性の乱暴な口語体で訳する必要があったのか。 しかしそれを差し引いても自分も社会も多く問...続きを読むい直せるきっかけになった、読む価値はあったと思える一冊。
15 現状 26 イタリア、アメリカ、フランスのポストモダニズム 33 近代主義的二分法(客観的普遍性と主観的個人)から、それに対する懐疑主義によって局所的ナラティブ重視=文化構築主義へ 35 ポストモダニズムの原理と主題 40 リオタール 44 ポストモダニズムの左翼性(人類がもつ抑圧的権力構造...続きを読むは非難されるべき) 45 反証可能性よりも理論的原則と世界観に依拠 67 クレンショー「インターセクショナリティ」 82 ポストコロニアリズム 110クィア理論 115 リベラルとポストモダニズム 116 規範性を排した接頭辞 hetero cis thin 117 クィア理論とは 121 フーコー 124 クィアの政治目標 127 バトラー 129 パロディの政治 134 セジウィック 137 リベラルフェミニズムやLGBTアクティビズムとの違い 138クィアへの批判 146 白人の人種差別廃止 148 貧困から言説と権力へ 189 リベラルフェミニズム 192 多様性 205 障害の社会構築主義的見方の変遷 7章まで
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「社会正義」はいつも正しい 人種、ジェンダー、アイデンティティにまつわる捏造のすべて
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ヘレンプラックローズ
ジェームズリンゼイ
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