【感想・ネタバレ】「社会正義」はいつも正しい 人種、ジェンダー、アイデンティティにまつわる捏造のすべてのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

読み始めは、少々難解だなと感じました。
ですが、読み進めていくうちに、昨今のポリコレに纏わる話を聞く度に感じる違和感の原因がわかった様な気がします。

0
2024年05月28日

Posted by ブクログ

とにかく読むのが大変だった本。特に序盤、批判対象が何であるのかを掴むのが非常に難しかったけれど、後半に向けて対象が一つに集約されているのでそれは解消された。と同時に、対象が何であるか分かりにくくなるのは対象に明確な定義・名称がない為ある程度仕方のない事だとも納得できた。これまで読んできた書籍の中でも恐らく同じ対象に対してあらゆる名称が使われていたし、対象者自体が同じ言葉を使っていないのだからこの場合は仕方がない。本書では名称は<理論>と呼称している。最終的には面白く読めた、けれど結言にはやや同意しかねる。それと、とにかく全体を通して言葉がきつい。

0
2023年01月23日

Posted by ブクログ

本書の訳者解説がWEB上から早々にキャンセルを食らったという笑えない話になっていてある意味話題の一冊。これは海の向こうの話ではあるが、日本でもここ二、三十年で左派の色合いが随分変わってきた事に気付かされる。8〜90年代に盛んだったスキャンダルやエロなど何でもありの冷やかし的な姿勢は影を潜め、ジェンダー周りなど特定の領域で実に活動的で「真面目な」左派が世間に対して非常に攻撃的な言辞を吐く姿が目立ってきた。世界の潮流は確実に繋がっていそうだ。

0
2023年01月19日

Posted by ブクログ

8章まで読み始めたことを後悔しながら読んだ苦労が、9〜10章で報われた気持ちになった。
あえてなのかはわからないが、この訳者でなければもっと違った印象で読めたであろうことが残念。
主著者が女性なのに、なぜわざわざ男性の乱暴な口語体で訳する必要があったのか。
しかしそれを差し引いても自分も社会も多く問い直せるきっかけになった、読む価値はあったと思える一冊。

0
2023年02月28日

Posted by ブクログ

15 現状

26 イタリア、アメリカ、フランスのポストモダニズム
33 近代主義的二分法(客観的普遍性と主観的個人)から、それに対する懐疑主義によって局所的ナラティブ重視=文化構築主義へ
35 ポストモダニズムの原理と主題
40 リオタール
44 ポストモダニズムの左翼性(人類がもつ抑圧的権力構造は非難されるべき)
45 反証可能性よりも理論的原則と世界観に依拠

67 クレンショー「インターセクショナリティ」

82 ポストコロニアリズム

110クィア理論
115 リベラルとポストモダニズム
116 規範性を排した接頭辞 hetero cis thin
117 クィア理論とは
121 フーコー
124 クィアの政治目標
127 バトラー
129 パロディの政治
134 セジウィック
137 リベラルフェミニズムやLGBTアクティビズムとの違い
138クィアへの批判

146 白人の人種差別廃止
148 貧困から言説と権力へ

189 リベラルフェミニズム
192 多様性

205 障害の社会構築主義的見方の変遷

7章まで

0
2023年04月20日

「社会・政治」ランキング