小説・文芸 - 兵作品一覧
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-【大活字シリーズ】新書 太閤記 一 秀吉の壮大な出世物語! 日本人の多くが親しみを持つ豊臣秀吉。戦乱の世を生きながら、やがて天下統一を果たすまでの秀吉の生涯を描いた物語。 天文5年、尾張で一人の赤ん坊が生まれる。日吉と名付けられた赤ん坊は、やがて母や姉を想い、楽をさせてやりたいと強く考えるようになる。何をしても芽が出ず、何も持たない日吉は村で厄介者扱いを受けながらも、自分の仕事に対しては一生懸命に忠実であり続ける。 人間・秀吉を真正面から描いた吉川英治の意欲作。 【大活字シリーズ】は、通常の電子書籍よりも約250%拡大した大きな文字が初期設定されており、小さな文字を読むのが苦手な方、高齢者の方をはじめ、端末操作が苦手な方でも気軽に電子書籍を楽しめるような設定となっています。 タブレット型電子書籍リーダーでの読書に最適な設定となっています。 【目次】 日 輪 ・ 月 輪 野 の 子 ど も こ の 一 軒 香 炉 変 大 鵬 群 盗 猫 の 飯 塩 卍 の 一 族 成 敗 矢 矧 川 蛍 天 高 し 稲 葉 山 城 十 兵 衛 光 秀 火の粉・風の子 松 下 屋 敷 今 川 往 来 信 長 狂 児 像 出 仕 じ ゃ じ ゃ 馬 孤 君 と 老 臣 茨 を 拓 い て 奉 公 一 心 米 饅 頭
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-大坂冬の陣、幕府軍の心胆を寒からしめた真田幸村の秘策・真田丸を解説! 大坂城を囲んだ幕府軍二〇万に反撃を――大砦・真田丸を築いた謀将・幸村は、真田家伝統の用兵術と一糸乱れぬ統率力で大軍を翻弄する。日本一の兵と称された幸村の奮戦に刮目せよ!
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-豊臣秀吉が採用した三つの戦法――鳥取城攻略戦の「兵粮攻め」、備中から京への「大返し」高松城攻略戦の「水攻め」を、時間や距離、人員数など具体的な数字をもとに徹底検証! 前代未聞の大作戦を成功に導いた秀吉の才能とは?
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-戦艦に憧れ、自分の手で強力な戦艦を作りたくて海軍の造船士官となった男・山内誠は、最強の戦艦となる一号艦(大和)の担当を命じられたときには、天にも昇る心地だった。だが昭和一三年二月、広島県南部を襲った震度六の大地震が山内の運命を大きく変えてしまう。船台上から落下した一号艦は廃艦となり、呉海軍工廠は一年に亘って使用不能に追い込まれたのだ――。日本が大艦巨砲主義を放棄し航空主兵に転じるプロセスを、一造船士官の視点を通じて描く、「南海蒼空戦記」待望のスピンオフ! (「読売プレミアム」連載 2015.6.1~8.31)
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-豊臣秀吉に隙などない。負けなし外交。兵を動かせば戦国一の素早さ。守れば最新テクノロジーを駆使した築城術に、たらし込み。そして後ろに控えるビッグマネー。もはや全国統一を果たすのは、秀吉以外にありえなかったのである。圧巻の秀吉の力をまじかに見る。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 きいろいとり文庫作品 その94「いたずらぎつねのごんは、ある日、川で魚を捕っていた兵十(ひょうじゅう)を見つけました。ごんは早速、 兵十にいたずらをしてやろうと近づいて行きました・・」※本製品の言語は日本語(ひらがな・カタカナ文)となっております。別言語・ヴァージョンをお求めの方は、別途お買い求めください。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 きいろいとり文庫作品 その94「いたずらぎつねのごんは、ある日、川で魚を捕っていた兵十(ひょうじゅう)を見つけました。ごんは早速、 兵十にいたずらをしてやろうと近づいて行きました・・」※本製品の言語は日本語(漢字仮名交じり文)となっております。別言語・ヴァージョンをお求めの方は、別途お買い求めください。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 (目次より) ●今こそ日本主導で人道外交を 難民危機で試される人間の安全保障 長 有紀枝 ●国際秩序を作り替えようとするロシア 「ポスト冷戦期」の終焉と日本の危機 岩下明裕 ●キャンセル・『指輪物語』・反体制 ロシア兵は悪の鬼「オーク」なのか 上田洋子
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 絵本「日本のカラクリ」 日本のカラクリ… 神、プリキュア、T、学校、プロデューサー、会社、スーパーマーケット、コンビニ、店、親、親戚、ワンピース、漫画、雑誌、本、政治、経済、株主、 などが、日本の上と言われる人々。 この人々が、 王様大川内優(伏字)(伏)を、操作、支援、し、 王様大川内優が、女の子とSEXしたり、レイプしたり、 レイプ8割SEX2割 物、事象、自然、人々、空気、など、 『神創』をして、 子供、物物や、事象、などを創り出す。 王様大川内優の役目。 (外に出て、原付バイクで、冒険をし、拾ってきたり、経験して手に入れる。) それを、Tが、調整、調整剤、 天使が護り、自動車が支援アシスト。 人々…兵…
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-【概略】: いつでも、どこでも、気軽に読める。 どこかなつかしい、あなたのお話。 ショートショート61話 1話10秒から4分ほどで読めます。 総文字数:約5万5千。 【目次】: 【おもいで】かくれんぼ1/立つ鳥跡を濁さず/花いちもんめ/におい/優作さんとの想い出/かくれんぼ2/ああ、なつかしの部活動 【もの】目覚まし時計/鳥籠/電卓/塔/二次会/自転車小僧/風見鶏/ベランダから 【愛】けいちゃんの贈りもの/ジンカくん/相性/海/コンビニのバイト/いっちゃん/余慶/トイレの友だち 【時間】わたしは、信長/長い夜/とびますっ、とびますっ/天望/カモツくん/あっというまのラブストーリー/猫窓/発明/交換兵さん/島浦太郎 【幻想】ユキオくんの日常/なわとび/お彼岸/おにらみ様/トイレの落書き/自殺/飢餓の幻想/手品/刻音/ひっつき/エレベーター/ヤドカリ/アリ・クモ・カマキリ・オケラ/しゃっくり/洗濯機の中 【SF】自分の日/変な事件/三本の矢/オレは何もの?/インスタント/幾何学的惑星誕生秘話/鉄棒/たま乱/実験/サイレント/替え歌ごっこ/宇宙人からのプレゼント/ある日
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-多くの負傷兵を乗せたオンボロの船はロシアへと帰る船だ。その船に乗る者、それはもう生存の見込みがない者ばかりが押し込められている。どんどん命を落としていく兵たちは、軍の上層部に悪態をつき、または船の中で次々と死んでいく仲間たちの想いに馳せている。グーセフは聖書の言葉を引用し自らの苦しさを感じながら、故郷にいる家族の行く末を案じていた。
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-容赦なき30発。おそらくは、 リベンジの範囲を超えた、怒りの銃弾。 片岡義男の全作品中でも、 おそらく最もストレートで、待ったなしの一編だろう。 沖縄を思わせる場所で、米兵がトラブルを起こす。 現実に歴史の中で起きている出来事を、この短編も引き継いでいる。 やられたら、やりかえす。必要以上に。徹底的に。 タイトルから想像できるとおりの、いや、 それ以上の場面が展開される。 この一編を現在のアメリカ兵が読んだら、 果たしてどんな感想を持つだろうか。 【著者】 片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
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-電車内で偶然出会い、会話も無いまま互いを意識するようになった鈴原依子(すずはらよりこ)とKは、突如地方都市に出現した「ラムディアンズ・キューブ」に閉じ込められた。この正体不明の巨大物体が最初に観測されたのは17年前のことだった。キューブは約6日間だけ姿を現し、その間に内部では4体の巨人と大量の地上兵が現れ、殺戮の限りを尽くすのだという。Kと依子はキューブ壁面からの脱出を目指すが――。※本電子書籍は、『Genesis 時間飼ってみた』(東京創元社 2021年10月29日初版発行)に収録の「ラムディアンズ・キューブ」のみを電子書籍化したものです。『Genesis 時間飼ってみた』全ての電子書籍版ではございませんのでご注意ください。
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-※注【この電子書籍は、印刷物として2013年5月に発売された『真田軍戦記 2』(学研パブリッシング)を基に、再編集&改題して制作したものです】 大坂の陣の逆転を描く本格戦国シミュレーション 天才軍師・真田幸村が大坂の陣を勝利に導く! 秀頼から豊臣家の軍事と政治の大権を任された真田幸村は、大坂城に約七万の兵を入れて籠城し、徳川軍十五万強を迎え撃った。その一方で、自ら淀城を奇襲して奪い、大坂城の支城とする。さらに、徳川方に反旗を翻した福島正則、立花宗茂らが広島城から東に攻め上り、姫路城、尼崎城などを落とし、別働隊として大坂城に向かった。福島軍の大坂入城を阻止すべく、伊達政宗率いる徳川軍が船場で激突を始める。同時に、徳川軍は大坂城の本丸総攻撃を開始した。秀忠率いる徳川軍は空堀に攻め掛かり、榊原康勝は大手城門を攻撃する。三万を超す徳川兵を動員した空堀攻撃によって、本丸は危機に陥るが、そこには幸村の仕掛けたある戦略が隠されていた。いま恐るべき火焔の秘計が炸裂する!
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4.0戦艦『武蔵』建造中止!──アメリカとの開戦が不可避となりつつある中、衝撃的な決定が海軍内を駆け巡った。日本は戦略方針を一大転換し、世界の常識だった大艦巨砲主義の殻を脱ぎすて、新戦力たる航空主兵主義を纏うことにしたのである。その中核的存在は、対米避戦を唱えながら皮肉にも陣頭に立つことになる山本五十六。戦争を望むのはアメリカの方であることを知り、やむなく勝利への準備を模索し始めたのである。その成果が、航空技術者を総力結集して開発した新型艦載機であった。米太平洋艦隊とマーシャル沖にて会敵した第一航空艦隊は直ちに奇襲を敢行!産声をあげた零式艦上戦闘機二三型の大編隊が、世界最強艦隊を震撼の渦に巻き込んでいく!!航空機の大いなる可能性に帝国の未来を賭けた男たちを描く、待望の本格的シミュレーション・ノベル、第一巻。
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5.0エドウィーナはポルトガルの戦場で毎日傷病兵の看病に明け暮れていた。ある夜、彼女は瀕死の重傷を負ったマイルズ・ハンプデン中尉から、自分の家の領地と富を守るため妻になってほしいと頼まれる。エドウィーナは彼の最期の願いに心を打たれ、身分違いであるにもかかわらず、いつわりの求婚を受け入れた。忘れたい過去を胸の奥に秘めたまま……。
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-輸送船を護衛して、南はレイテ、シンガポール、北は稚内と米軍機、米潜水艦と死闘を繰り返した歴戦の海防艦も、ついに、終戦前日、米潜トースクの放った誘導(ホーミング)魚雷が、艦尾に命中。 しかし、兵庫県香住の漁船団により、多くの乗組員が救出されました。 大戦、最後の沈没艦・第13号海防艦通信兵の手記です。
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-最強戦車、欧州見参! 日の丸戦車連隊が無敵独機甲軍団との壮絶な死闘を展開する! 1939年、世界水準から遅れていた日本の戦車開発に挑んだ男たちがいた。軍人、技術者の垣根を越えた男たちの熱き心は、満州の地で試製戦車を生みだす。日本はもとより、欧米の水準すら凌駕するその戦車は、「三式中戦車」と名づけられた。やがて日本は、ナチスドイツに苦戦する英米連合軍への三式中戦車の輸出に成功。地中海、そして欧州の戦場に送られた日本義勇戦車隊が、三式中戦車を駆ってドツイが誇る精強機甲部隊と死闘をくりひろげるのだった。今、日本戦車の「最強伝説」が始まる! ●陰山琢磨(かげやま・たくま) 1963年兵庫県生まれ。3歳のおり自衛隊の基地祭で、通りすがりの61式戦車と見つめあってしまい、初恋に落ちる。高校生の時、学祭のアンケートに「自分に似ていると思う芸能人は?」と書いてあり「ジオン軍のモビルスーツ」と答えたら、女子に変な目で見られるようになった。その後、軍事マニア(専門はAFV)を経て、1997年に『大反撃一式砲戦車隊』(飛天出版)でデビュー。架空戦記、SF小説など著書多数。
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-東西両軍が一進一退する関ヶ原に激震が走った。松尾山にある一万五千の小早川秀秋勢が動き、福島正則勢を崩壊させたのだ。家康は小早川の離反に激怒し、石田三成は快哉を叫ぶ。東軍勢は総崩れになり、情勢の急変は南宮山の毛利ほか西軍諸将に伝わった。家康は騎馬五百騎にて退却。一方、三成は一兵も損することなく、三河を抑えた……。運命のさじ加減で変わる、驚愕の戦国架空戦記を五篇収録。 *風雲関ヶ原 西軍奇跡の逆転勝利 *武田信玄、怒濤の天下取り *上杉謙信、乾坤一擲の大決戦 *山崎の天下争奪戦 *真田幸村の赤備え、徳川軍を打ち砕く ●桐野作人(きりの・さくじん) 1954年、鹿児島県生まれ。歴史作家、武蔵野大学政治経済研究所客員研究員。主な著書に『本能寺の変の首謀者はだれか』『龍馬暗殺』(吉川弘文館)、『織田信長 戦国最強の軍事カリスマ』(新人物往来社)、『薩摩の密偵 桐野利秋』(NHK出版新書)、『猫の日本史』(洋泉社新書)など多数。
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-少年は工場のほうへ歩いていった。もうあたりは真っ暗になって、ところどころに立っている水銀灯の明かりが、工場と空き地を照らしている。闇のなかに、キリンの巨大なシルエットが見えた。少年は立ち止まった。キリンが気がついて近寄ってきた。ゆらゆらと、大きなシルエットが揺れながら近づいてくる。だめだ。近寄って来ちゃいけない。犬だって猫の子だって、見かけたらすぐに、そこを離れなきゃいけないんだ。近寄ったり触ったりすれば、絶対に離れられなくなる。(「飼育する少年」より) 思春期の少年たちを待ち受ける深い淵、邪悪な穴、試練の丘とは。独特の世界観に彩られた短篇小説集。 *飼育する少年 *夜の遮断機 *首市場 *地下室の声 *メメリン広場 *僕の細道 *月夜の少年兵 *飛ぶ棒 *初恋監視センター *漂流譚 *路爺退治 *旅風船 ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ) 1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
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-ソ連・スターリンの策略によってヒトラーが謀殺された。ナチス党は大混乱に陥り、新首相アデェナウアーを擁立したドイツは、外交の大転換を余儀なくされる。スターリンの野望はとどまるところを知らず、ポーランドに攻め込む。イギリスとフランスはポーランドを支援、大日本帝国も世界情勢の動乱に鑑み、ドイツ国防軍・蒙古人義勇兵に偽装した山下奉文中将の欧州派遣軍がポーランドへ向かった。加藤健夫少佐搭乗のBf109が、島田豊作中佐乗車のマチルダⅢ号戦車がヨーロッパに展開する……。「大日本帝国欧州大戦」シリーズ、第1弾。 ●高貫布士(たかぬき・のぶひと) 1956年生まれ。神奈川県出身。和光大学人文学部芸術学科卒業。学生時代より軍事評論家・小山内宏氏、航空評論家・青木日出雄氏らが創設した「軍事学セミナー」で軍事学を修得。出版社勤務を経て、軍事アナリスト兼作家として活躍。『図解・ドイツ装甲師団』『大日本帝国海兵隊戦記』シリーズなど、ノンフィクション、小説の著書多数。
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-欧州を支配したドイツは粛軍内乱に突入! 日独戦車兵が駆る鋼鉄の魔象がポーランドの荒野に吼える! 第二次世界大戦後、ソ連はドイツの電撃戦のノウハウを吸収し、巨大な機甲軍団を持つに至った。その脅威は、ヒトラーが統べるドイツ帝国をも震撼させた。ドイツは、ソ連機甲部隊の侵攻に備えるべく新たな駆逐戦車の開発を計画。ポルシェ博士をリーダーとし、日本の資金と技術協力を得て究極の駆逐戦車を完成させた。その名は、駆逐戦闘重機械「マンムート」。ガス・タービン・エレクトリック駆動で90トンの巨体を疾駆させ、二連装60口径12.8センチ砲でいかなる戦車も破壊する鋼の魔物である。時に1947年、ドイツではクーデターが発生。ヒトラーは山荘ごとA4ミサイルで爆殺され、内乱に突入した。新政権に対して蜂起した武装SS戦車部隊を迎え撃つため、ドイツ派遣の日本戦車兵が駆る「マンムート」が出撃した。 ●陰山琢磨(かげやま・たくま) 1963年兵庫県生まれ。3歳のおり自衛隊の基地祭で、通りすがりの61式戦車と見つめあってしまい、初恋に落ちる。高校生の時、学祭のアンケートに「自分に似ていると思う芸能人は?」と書いてあり「ジオン軍のモビルスーツ」と答えたら、女子に変な目で見られるようになった。その後、軍事マニア(専門はAFV)を経て、1997年に『大反撃一式砲戦車隊』(飛天出版)でデビュー。架空戦記、SF小説など著書多数。
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-琉球台湾連邦軍は共産主義勢力を駆逐するため、中国大陸上陸作戦を敢行した! 林献堂(りん・けんどう)は、戦前から台湾自治を求めて、台湾議会設置請願運動を行ってきた活動家だ。だが太平洋戦争後の一九四五年、アメリカ政府から彼に渡された国は、「琉球台湾連邦」といういびつなものだった。沖縄と台湾を“民主的に統合”して作られたこの国は、建国早々に中国共産党の蹂躙に怯えなければならない。そこで、首相となった林は、旧日本帝国陸海軍の装備、兵員を獲得し、独立国家として急ぎ軍備を整えることにした。そして、集められた「傭兵」の中には、日本敗戦の契機となった激戦地サイパンを生き延びた古参兵たちがいた。 ●陰山琢磨(かげやま・たくま) 1963年兵庫県生まれ。3歳のおり自衛隊の基地祭で、通りすがりの61式戦車と見つめあってしまい、初恋に落ちる。高校生の時、学祭のアンケートに「自分に似ていると思う芸能人は?」と書いてあり「ジオン軍のモビルスーツ」と答えたら、女子に変な目で見られるようになった。その後、軍事マニア(専門はAFV)を経て、1997年に『大反撃一式砲戦車隊』(飛天出版)でデビュー。架空戦記、SF小説など著書多数。
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-失踪・蒸発・行方不明人を専門に追い、標的を情け容赦なしに白日の下にさらす 警察での家出人捜索願いの受理件数は年間10万件近くにも上る。10年間の刑事生活に見切りをつけた花川兵介は、失踪・蒸発・行方不明者を専門に追って潜伏先を暴く“人狩り稼業”に手をそめた。初めての客からの依頼は、一年以上前にクラス会のため上京したまま行方が分からなくなった、仙台の建築業者の捜索。彼を捜し出すため、花川は猟犬のように各地を嗅ぎ回る。 ●広山義慶(ひろやま・よしのり) 1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
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3.4太平洋戦争中、フィリピンの山中でアメリカ兵を目前にした私が「射たなかった」のはなぜだったのか。自らの体験を精緻で徹底的な自己検証で追う『捉まるまで』。死んだ戦友の靴をはかざるをえない事実を見すえる表題作『靴の話』など6編を収録。戦争の中での個人とは何か。戦場における人間の可能性を問う戦争小説集。
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-中国大陸を舞台にした壮大なロマンあふれる物語 昭和八年六月、はてしなく広がるゴビ砂漠の中、西域に向かう東干(トンガン)の騎馬武装兵の一隊があった。その中に、妙齢な女性と醜男の兵士という日本人が一組。それが、中国辺境に日本勢力の楔をうち込むために、東干民族を率いる馬長英に嫁ぐ由利とその護衛の佐藤上等兵だった…。 軍の密命を帯びた日本人男女、その苛酷な三月余の旅を雄渾に描いた「東干」など、中国大陸に材をとった、中篇3作品を収録。 ・東干(トンガン) ・大別山日報(ターピエシヤンエルパオ) ・易水 ●胡桃沢耕史(くるみざわ・こうし) 1925年東京生まれ。府立六中(現新宿高校)、拓殖大学卒。『近代説話』同人。昭和30年、『壮士再び帰らず』(筆名・清水正二郎)で第7回オール讀物新人賞、58年、『天山を越えて』で第36回推理作家協会賞、同年『黒パン俘虜記』で第89回直木賞を受賞。『翔んでる警視正』シリーズ、『旅人よ』、『ぼくの小さな祖国』、『女探偵アガサ奔る』、『ぶりっこ探偵』、『夕闇のパレスチナ』、『闘神』など著書多数。
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-セックスと暴力と神話、掟破りの奇想天外ファンタジーの幕開け! 血と精液の匂いに満ちた狂乱の国グユ。そこを治める狂熱風雲王がひとりの娘に惚れた。その娘とは、狂熱風雲王が長年攻め落とせずにいる辺境の小国“花と硝子のふるさと”アムネシアの王、黙り牛のひとり娘だった。 青く冴えわたる満月のように美しい、というその評判を聞くや、狂熱風雲王は矢も盾もたまらずに彼女を欲しいと焦れる。ならば力ずくで彼女を手に入れようと考えた彼はアムネシアに対して兵を起こし、その不意をついて国境を越え攻め入ったのだった。 官能、暴力、呪術、化学、神話、音楽、あらゆるものを飲み込んで想像力の限界に挑み、「オールタイム・ベスト級の傑作」として絶賛された異世界ファンタジーの傑作が、ついに電子で復刊! ●中井紀夫(なかい・のりお) 1952年生まれ。武蔵大学人文学部卒業。ハヤカワSFコンテストを経てデビューし、短篇「山の上の交響楽」で星雲賞を受賞。主な著書に、『能なしワニ』シリーズ、『タルカス伝』シリーズ(ともに早川書房)、『漂着神都市』、『海霊伝』(ともに徳間書店)など著書多数。
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-歴史に埋もれたはずの悪魔的な軍事技術が現代に甦る! 敗色濃い日本を後に、一隻の潜水艦が盟邦ナチ・ドイツに向けて旅立った。 乗員は、陸軍特一養成部によって招集された四十余名の天才少年集団。が、第二次世界大戦は日・独の敗北に終わり、三十五年の歳月が経過した。 国連職員・加治繁は職を辞して日本に帰国し、流行作家鷲井の妻・久子と再会、ベッドを共にしたが、その時、失踪した夫の久之の行方を探すことを依頼された。これが米ソ二大国を震憾させる事件の発端となってしまう…。 旧日本軍の命令により特命を受けた少年兵たちのその後、そして恐るべき陰謀・Z計画とは? 長編伝奇推理小説。 ●志茂田景樹(しもだ・かげき) 静岡県生まれ。おひつじ座のA型。中央大学法学部卒。塾講師、新聞記者などを経て、1976年秋に『やっとこ探偵』で第二七回小説現代新人賞を、1980年には『黄色い牙』で第八三回直木賞を受賞。
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-第89回直木賞受賞作品 「軍隊は運隊だ」という言葉どおり、運悪く、敗戦と同時に送りこまれたモンゴルの収容所は、まさにこの世の地獄だった。軍律の崩壊した集団に君臨するやくざあがりの大ボス・小ボス。食糧といえば、黒パンとわずかなスープ、それも搾取され、強制労働にかり出される毎日。栄養失調、疾病、私刑で、つぎつぎと失われる生命。 襲いくる不条理に耐えながら、帰国を待ち侘びる日々を支えてくれたのは、小説と映画と流行歌への熱い思いだった……。 本書は、戦後モンゴルに抑留された二万人の日本兵の中にいた、著者自身の体験をベースにした作品である。 水と黒パンだけで奴隷労働を強いれられるなか、主人公が発見したのは、人間のどうしようもない愚かさか、あるいは生きる喜びか……。 第89回直木賞を受賞した名作が、読みやすく再編集されて、新装版として登場! ●胡桃沢耕史(くるみざわ・こうし) 1925年東京生まれ。府立六中(現新宿高校)、拓殖大学卒。『近代説話』同人。昭和30年、『壮士再び帰らず』(筆名・清水正二郎)で第7回オール讀物新人賞、58年、『天山を越えて』で第36回推理作家協会賞、同年『黒パン俘虜記』で第89回直木賞を受賞。『翔んでる警視正』シリーズ、『旅人よ』、『ぼくの小さな祖国』、『女探偵アガサ奔る』、『ぶりっこ探偵』、『夕闇のパレスチナ』、『闘神』など著書多数。
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5.0戦国時代から明治まで、歴史の転換点となった日本の代表的な合戦を集大成。毛利元就の善謀と麾下の団結が大勝をもたらした厳島の合戦、奇兵を弄した信長が大敵・今川義元を破った桶狭間の合戦、西南戦争の天王山・田原坂の合戦、戦国時代の序幕・応仁の乱、忠臣楠木正行が散華した四条畷の戦、大坂の陣における智将真田幸村の奮戦、さらには太閤秀吉の朝鮮出兵における小早川隆景らの奮戦など、歴史通の著者が史書を渉猟し、その精華を摘録、活写した滋味掬すべき歴史随想集。
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5.0≪TVアニメ「文豪ストレイドッグス」放送記念! アニメ描き下ろしコラボカバー版を配信!通常表紙版と内容が同じ商品です。ご注意ください。≫ 五千の少兵を率い、十万の匈奴と戦った李陵。捕虜となった彼を司馬遷は一人弁護するが。讒言による悲運を描いた「李陵」、人食い虎に変身する苦悩を描く「山月記」など、中国古典を題材にとった代表作六編。 <シリーズ累計250万部突破!「文豪ストレイドッグス」シリーズとは!?> 中島 敦、太宰 治、芥川龍之介、与謝野晶子、泉鏡花、F・スコット・フィッツジェラルドなど国内外の文豪のイメージをモデルに擬人化されたキャラクターが、「人間失格」「羅生門」などといった各文豪に関連する異能力を用いて戦うバトルアクションコミックス。 舞台は横浜。孤児院を追われた主人公・中島 敦は、とある自殺志願の男・太宰 治を助けたことから、異能力集団「武装探偵社」に所属することに。やがて、ポートマフィアの芥川龍之介らや、北米の異能力集団・組合(ギルド)との対決が激化していく――!
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 敗戦まぢか、四国の浜辺に年若い兵士たちが送りこまれた。信心深い老婆と兵士の心の交流が敗戦の虚脱を超えて輝く。
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3.0「のぼうの城」作者・和田竜執筆の脚本! 戦国期、天下統一を目前に控えた豊臣秀吉。関東の雄・北条家に約五十万にも及ぶ大軍を投じた豊臣方に抗して最後まで屈しなかった唯一の支城があった。現・埼玉県行田市に本拠を構える武州・忍城。周囲を何重もの湖で取り囲まれた「浮き城」の異名をとった難攻不落の城である。 豊臣方二万の大軍を指揮した石田三成の水攻めにも屈せず、約数百の兵で抗戦した城代・成田長親とはどんな人物なのか。家臣はおろか所領の百姓達にも「のぼう様」などと囃されてなお泰然としていた男が決断した理由とは? 大ベストセラーとなった小説の執筆以前にすでに書かれていた瞠目の脚本。
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-聖武天皇といえば、藤原不比等の孫であり、藤原氏に操られた「傀儡天皇」のイメージが強い。しかし、本書の著者の視点は異なる。聖武天皇は、歴史の敗者や闇の世界の人々(鬼)を取り込むことで、権力と対等に向かい合おうとした「鬼の帝」ではないかと推測する。また、日本の歴史の基層を築いたのは、藤原氏ではなく、聖武天皇その人にほかならないともいうのである。その一つの例が、天平12年10月26日、わずか400の兵をともに、忽然と平城京から姿を消し、伊賀、伊勢、美濃、不破、近江をめぐり、恭仁京、紫香楽京、難波京とわたり、平城京に遷都したのは天平17年5月。この足かけ5年にわたる「迷走」である。乱に対する恐怖からの逃走と捉える説もあるが、ある時から藤原氏による聖武天皇のコントロールが効かなくなっていることを考えると、この「迷走」の真意さえ謎なのである。気鋭の作家が聖武天皇の正体に迫る、古代史ファン垂涎の一冊。
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4.5太平洋戦争で国内最大の地上戦の舞台となった沖縄。そこに敵を殺し、友の死を目の当たりにした10代の少年達の部隊があった。陸軍の情報機関により沖縄本島北部で組織された約千人の遊撃隊(ゲリラ戦部隊)=「護郷(ごきょう)隊」は、どのような環境に置かれ、米兵を相手にいかなる戦闘を強いられたのか。戦後70年を経て、生存者が重い口を開いて語る戦場の悲惨な真実! 『僕は少年ゲリラ兵だった』改題。(解説・仲村清司)
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-さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 ずっと天気痛に悩まされていた私は、嵐が近づくと首から肩への張りがあって血圧も高めで頭痛が酷く、何も手が付けられない有様が続きます。 こんな時私はもっぱら現実逃避を試みたりしています。 その方法の一つは、歴史上の人物伝を読み漁って、その登場人物に思いを馳せるというものです。 ネバーエンディングストーリーの主人公のような時間を過ごすと、本の中の偉人たちとは、もう何年も前からの友人だったような親しみを感じ、彼らが独りでに話し始めるといった感覚になることもあったりして、こうなればもう天気痛も薄れてきます。 この原稿を書いている時もそうでした。 吐き気がしそうなほど低気圧に押さえつけられた首根っこが痛くなったので、夜中に飛び起きてパソコンに噛り付いていました。 そう言った訳で、本書は私自身への処方箋のような話になっています。 私と同じような悩みを持っている人がいれば、ぜひ読んでみて下さい。 嫌な気分を忘れて、少しは気分が晴れると信じています。 尚、作中の人物や団体はフィクションです。 歴史上の人物は実在ですが、台詞や表現は著者の創作によるものです。 あしからずご了承ください。 【目次】 よって件の如く 普照上人 名僧鑑真を日本に連れ帰った不屈のヘッドハンター 木喰応其 高野山を焼き討ちから救った戦国最強のネゴシエーター 亀井琉球守茲矩 「我が馬の足跡を掘れ!」用水路を開発したユニークな戦国の名君 石出帯刀 極悪囚人を全員解放?人としての牢屋奉行の「決断」とは 酒井了恒 東北最強の至誠のイケメン剣士「鬼玄播」は庄内の宝 工藤俊作 危険を顧みず敵兵を救助した「武士道精神」 樋口季一郎 多くのユダヤ人の命を救った「もう一人の日本のシンドラー」 人として生きるということ 【著者紹介】 睦月十三(ムツキジュウゾウ) 障がい者支援事業に35年携わり、相談支援や地域生活移行支援事業などに関わる。 60歳の定年退職を機にフリーライターとしてインフルエンサーの記事執筆などを手掛けている。 2022年処女作「アノコロノボクヘ」を上梓。今作が2作目である。趣味は仏像鑑賞、写真撮影、絵画、手工芸など。サザナミインコを飼っている。
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-昭和17年12月1日、広島県江田島の海軍兵学校74期1,020人が入校した。太平洋戦争のはじまった翌年の入校だが、志願の動機は、短剣を下げた兵学校の格好よさ、待遇が圧倒的であった。入校式は、白亜の大講堂で、当時の海軍兵学校長井上成美中将により、「兵学校生徒を命ず」の歯切れよい命課告達がなされた。これより昭和20年3月30日の卒業式まで2年4ヶ月にわたる74期海軍兵学校生徒の日々が始った。
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-※本作品は『小学館世界J文学館』(紙版)に収録されている同タイトルの作品と同じ内容です。 人生がぎゅっと詰まった数ページ。 19世紀ロシア、傑作短編小説を20編ほど遺して33歳で命を絶った天才小説家、フセヴォロド・ガルシン。今読んでも衝撃的な作品7編を新訳で贈る! 「がま蛙とバラの花」……ある美しい5月の朝、荒れ果てた花壇に一輪のバラの花が咲く。庭に面した部屋で病気の少年は花を気にかける。「ねえ、お庭は今、すてきだよね? バラの花が咲いているかな?」一方、バラの根元には太ったがま蛙がいた。美しくてよい香りのするバラをすばらしいと思い、もっと近くに行きたくて、しかしその優しい気持ちを表現することばがなくて、がま蛙は言った。「じっとしてなよ、あたしがあんたを食ってやる!」 「四日間」……戦場で戦うロシアの兵士は、銃撃を受けてけがをし、動けなくなった。仲間の兵士たちにも気づかれず、兵士は一人取り残される。絶望した兵士は、近くに人がいるのを知る。それは、彼がしばらく前に殺した敵兵の死体だった。兵士と死体は四日間をともにすることになる。 その他、「なかったこと」「信号」「おごれるアッゲイの話――古い伝説の再話」「カエルの旅行者」「アッタレア・プリンケプス」全7編。 (新訳) ※この作品は一部カラーが含まれます。
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-第二次世界大戦前後の時期のアメリカを、色濃く反映した短編集。主人公たちの生き生きとした行動や、彼らがうごきまわる世の中の的確な描写はハインラインならでは。本書に収めたのは、既刊の『失われた遺産』『魔法株式会社』に続く「未来史」シリーズ以外の短編集だ。1929年、アナポリスの海軍兵学校を卒業後航空母艦勤務をしたハインラインは、体をこわして退役、以後、「生命線」でSF作家としてデビューするまで、UCLAの理数系大学院に学び、さまざまな職種を転々とする。「象を売る男」の元セールスマン、「わが美しき町」の腐敗政治家とたたかう地方新聞の記者、「歪んだ家」の建築家などの描写に、その体験が生かされている。
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-ウォール街の法律事務所で働くことになったバートルビーは筆耕を仕事にするが、だんだんと「仕事」を断るようになり、あらゆる依頼や命令に対して「わたしはしたくはありません」と言い張るようになる。そして最後には刑務所に送られて、食事を拒んで死にいたる。ビリー・バッドは平凡な水夫だが、不条理で抗いがたい宿命の糸にたぐられて、やがて古参兵曹長を撲殺してしまう。だが、軍法会議では、死刑を宣告されて絞首刑に処される。この作品は孤絶のなかで沈痛な思索の火を絶やさなかったメルヴィルの遺作となった。
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-日本軍は勝利の美酒に酔いすぎていた。猛将・フレッチャー少将の米機動部隊は深い手傷を負いながらも猛反撃し、サンゴ海海戦は壮絶なる相打ちで終わった。ついでミッドウェイ決戦では山本五十六長官座乗の大和を先頭に、連合艦隊は総力戦に突入。だが、兵装転換にミスをした連合艦隊は、赤城を始め各艦に甚大な被害を受けた……。著者入魂の海戦大作第二巻。
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-敗戦後の混乱の時代、極寒や食糧難の中で労働を強いられた「抑留」、ソ連軍進駐により、満州、朝鮮半島から命がけの「引き揚げ」、青酸カリを抱きしめ敵国だった中国兵の看護など15人が証言。 あれから70年-。「国家」や「公」が強調され、戦前・戦中と通底する空気が漂っているようにも映るいま、現在と過去とを切り離すのではなく、過去の証言と向き合うことが求められているのではないか。 二度と同じ過ちを犯さないために、先人の声に耳を傾け、「自分事」として、今を見つめるためにも-。 証言を補完するため、佐賀新聞の報道から当時の生活ぶりを検証するミニ企画「新聞は何を伝えたか」を佐賀大学の監修も通して掲載。「15人の証言」が、きな臭さが漂う現代に警鐘を鳴らす、今こそ必読の書。 本書は2014年10月から1年半にわたる佐賀新聞の連載企画「刻む 佐賀・戦時下の記憶」の一部を再編集したものです。
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-ポジション(ACT-1)とは 波野發作が勝手に動くとどうなるか。 →こうなります。 というわかりやすい事例。 去勢されて生きるぐらいなら死んだ方がマシだ。エロのない人生などまっぴらだと夜空に叫ぶ時、上空からふわりと七人の作家が舞い降りた。そんな魂が抑圧されて押しつぶされそうなすべての男子と女子に捧げる、リビドー解放マガジンが『オプション』である。 清廉潔癖の仮面を脱ぎ捨て、魂だけでも欲望と情動の赴くまま夜の街を駆け抜けようぜ。品性下劣の極み。PTA非推奨作品。 〈掲載作品〉 新城アキラの秘かな愉しみ(藤崎ほつま) キヌドルアンリミテッド(にぽっくめいきんぐ) 絶望の降下兵(米田淳一) 産まレた(黒桃将太郎) AR出会い系(幾谷正) オトナーランド番外編 ~カタナの男~(真野清太) お前を抱いて眠りたい(波野發作) 製作総指揮・編集長 波野發作
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-「餓島」と呼ばれたガダルカナル島の争奪戦が始まった。日本軍の総攻撃に対し、米海兵隊はあらゆる兵器を使って応戦。日本兵は戦友の屍を乗り越え、鬼神の如く突撃。その、人とは思えぬ形相に、米海兵隊員たちも恐怖の叫びを上げる。陸軍の辻政信参謀に直訴された山本五十六長官は、大和、金剛、榛名などの強力戦艦群の出動を決意。遂に大和の46センチ砲が火を噴く!
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-幽鬼のような日本兵たちは、銃剣をつけた小銃や刀だけで、重器と迫撃砲が並ぶ米軍陣地へ突撃していった。地獄の阿鼻叫喚のうちに、タラワ戦は終わった。かくして敵は、マリアナへと歩を進める。時を同じくして、連合艦隊も赤城と加賀はすでに失く、蒼龍と飛龍をいま失い、瑞鶴は満身創痍、残る正規空母は翔鶴のみで、暗雲漂いはじめる……。日本軍、大危機からの脱出は?
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-サイパン島では、米軍の豊富な砲弾の前に、日本兵たちの無残な屍が重ねられていた。時を同じくして、連合艦隊では、だれに命令されることもなく、自ら敵艦隊に突撃する戦闘機が続出した。この自殺攻撃機(クレージー・ジャップ)は、米兵を震撼させたが、日本軍がいかに追い詰められていたかの証左でもあった。連合艦隊は、全滅覚悟の最期の戦いに進路をとった!
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5.0第一次世界大戦の一進一退がつづく北イタリア戦線に志願し、傷病兵運搬の任務にあたるアメリカの青年フレデリックは、戦場で働く看護婦キャサリンと恋におちる。二人はスイスへの逃避行を試みるが…。死と生の世界を「乾いた」文体で描いて発表と同時に各国でベストセラーとなった20世紀文学の記念碑的作品。
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-酷寒の異境、広大なソ連邦の全域に広がる収容所(ラーゲリ)に、日本兵と民間人六十万が虜囚として強制労働に服した。その隠された実態を、新資料を駆使し、また「最後の証言者」を訪ねて明かす。死者・生者ともに心癒やされぬ歳月と空白の現場が、ついにあらわれる。民族の悲劇に新しい歴史の光をあてたドキュメント。
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4.0ゴルゴ13を直木賞作家・船戸与一が描く! 直木賞作家・船戸与一が、劇画最高峰「ゴルゴ13」を描いた、最強のエンターテインメント! 作家デビュー前、外浦五郎の筆名で脚本にたずさわった「ゴルゴ13」作品の中から、選りすぐりの3話をみずから小説化。その第1話をお送りする。 冷戦時代、米ソは極秘に生物化学兵器を共同開発していた。「死霊の泉」と呼ばれたその物質は、きわめて高い殺傷能力を持ち、解毒方法もない。 両国の元工作員は、この事実の隠蔽を画策。大量に貯蔵されているこの猛毒を証拠もろとも消し去るため、最高のプロフェッショナルを送り込む。 依頼を受けたゴルゴ13は、パラオ共和国の無人島、コロール島に姿を見せる。だがそこには、ゴルゴとほぼ同じ足取りで秘密工場への侵入をもくろむ、もう一人のプロがいた。 日本兵の魂が眠る孤島でプロ中のプロが対峙したとき、予期せぬドラマが生まれる――。 稀代の名勝負と賞されたクライマックス、ぜひご一読ください!
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