運命 二人の皇帝
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運命 二人の皇帝

396円 (税込)

1pt

3.3

明を建てた洪武帝は、孫を後継者に指名して世を去った。廷臣たちは、気弱な二代目・建文帝を守ろうと、皇族の粛清を進める。これに対し、洪武帝の四男・燕王が兵をあげた。叔父と甥、二人の皇帝の運命はいかに!? 幸田露伴の名作をリライトした中国歴史小説。

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運命 二人の皇帝 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    世界の名作を人気作家によって子ども向けにリライトするシリーズがありまして、その一冊として刊行されたものの文庫版です。原作は幸田露伴の『運命』。中国明代の帝位争いの物語です。
    子ども向けに書かれた為か言葉の意味の説明などもいつも以上に丁寧で判り易いのですが、セリフなどの表現には違和感を覚えました。妙に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    中国の古典は色々と手を出してる方なんですが、明朝のは初めて読んだのではないかと。やっぱり私情で皇帝とか決めちゃいけないなーと思いました。上に立つ者は先を見通せる者でなくてはならない、皇帝は人を守るべき立場であるのだから。

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    Posted by ブクログ 2012年09月24日

    明の二代目皇帝と三代目皇帝の権力争い
    中国史における北朝と南朝の風土を持感じる
    巨大帝国元の後の王朝ゆえの何かがあるのか
    功臣をどのように活用するか?

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    Posted by ブクログ 2012年01月08日

    中国・明の二代目三代目の皇帝の話。
    幸田露伴の原作を、リメイク(?)したものらしいです。

    初代皇帝・洪武帝が崩御し、その孫が後をついだけれども、
    政治の理想はあるけれども気の弱い二代目は、家臣たちの言うままになってしまいます。(家臣たちも、私利私欲で政治を牛耳ったわけではないようですが)
    でそんな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    元は幸田露伴が描いた中国歴史小説。田中芳樹氏が少年少女向けに新たに書き起こした一冊は、明王朝期の王権争いを機軸にいつもとは違った田中テイストで、運命そのものの皮肉さを物語っています。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年05月07日

    西暦1398年 中国 明。貧農から皇帝にまで登り詰めた朱元璋(洪武帝)が死去し、孫の建文帝が即位する。
    反乱分子となる可能性のある叔父の王たちを、次々と粛清、退位させるなか、洪武帝の4男である燕王(永楽帝)が靖難の変を引き起こす。

    歴史書で言えば一瞬の出来事であるが、この期間の様々な人物の心情や環...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年10月05日

    幸田露伴原作作品。

    話は明の太祖・洪武帝が皇太子を亡くし、皇太子の子、つまり洪武帝の孫を皇太孫として立て、その波乱に満ちた生涯を閉じようとするところから始まる。
    洪武帝は貧農の末子として生まれ、疫病(あるいは餓死)によって家族が死に絶えたことから、僧となり托鉢で命をつなげていた。その生活も盗賊...続きを読む

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