【感想・ネタバレ】グイン・サーガ134 売国妃シルヴィアのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

やっぱり、グラチーが来た。そして、恐らくはキタイも弱っているケイロニアを狙っていて。
とうとうアキレウスが崩御、遺言は意味深だけどたぶんオクタヴィアに託した→オクタヴィアが即位ってこと?
妾腹とはいえ長女な訳だし、ケイロニアの剣→グイン、イリスの涙→マリニアと考えると、多分そうなるよね。
そして相変わらずグラチーにだまされるバカなシルヴィア、亡命って…なるほど。
前巻から考えると、私の予想はパロかな。
あちらもナリス様を生き返らせたし。
どんどん話が広がり、楽しみです。

運命の子供達の今後と、若い世代の台頭も気になる。
マローン、アラン、アウロラ。
何か起こりそうですね~

1
2015年01月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シルヴィアちゃんはルヴィナとして、市井で養生している。レンティア王女のアウロラがよくわからない。記憶から抜け落ちているのか、外伝を読まないとだめなのか。
グインを皇帝にすべく、選帝侯会議を開催するが、ダナエ候、毒殺される。イシュト軍がいるらしいとの情報も入り、急ぎ戦闘態勢へ。
アキレウス皇帝、死去。空位が続くらしい。
シルヴィアちゃんは亡命して女帝名乗れ、と勧められ。

1
2016年11月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

栗本薫さんが亡くなられて亡くなられてはや5年。130巻で未完のままで中断したグイン・サーガは五代ゆうさん、宵野ゆめさんという二人の語り手によって引き継がれ、昨年から続巻が出版されるようになりました。

五代ゆうさん、宵野ゆめさんと各一冊ずつ読んでみて、もちろん栗本薫さんとは語り口は違いますが、どちらにも好印象を抱きながらも「まぁ、一冊目やしね」と斜に構えていたワタクシ。
宵野ゆめさんの2冊目、134巻「売国妃シルヴィア」、ようやく読み終えました……うん、ごめん。栗本薫さんの時のように「2か月に1巻発刊される」と決まってないので、手に入れるまで2週間くらいタイムラグあるんだ。

五代ゆうさんはパロ関係、宵野ゆうさんはケイロニア関係と、現在は舞台ごとに書き分けているので、今回は一応は主人公であるグインがいるケイロニアのお話。
この書き方だと、一巻ごとに舞台が変わるので刊行間隔が開くと辛いですねぇ。一気に物語を読み進めたい時もあるんで。

ケイロニアが物語に登場したのは17巻「三人の放浪者」か18巻「サイロンの悪霊」にかけてですか。……確認すれば分かるんだけどこの辺りの巻を引っ張り出すのは結構大変。
ケイロニアにたどり着いた時は傭兵でしたが、今やケイロニア王となったグイン。ケイロニア皇帝アキレウスが死に近づくにつれて、皇位継承を望まれたり、疎まれたりするのはありがちな話。
100巻以上前の登場時からあまり良い印象を持てなかったシルヴィアはどんどんと闇へと引きずり込まれていきますし、闇の司祭は相変わらず色々と画策している様子です。

グイン・サーガはグイン英雄譚ではなく、グインがいる世界の群像劇を描いた物語なので、一人の登場人物が死を迎える、それも物語の初期に登場した人物の死となると「あぁ、また時代は流れていくんだなぁ」と感慨深く思ってしまいます。
もちろん、17巻前後でしたらウチが読んでいたのも30年近く前になる訳で、実際にも「時が流れている」んですが。

今作では、レンティアの王女・アウロラが登場しているんですが、この方、外伝25巻の「宿命の宝冠」に登場している人物なんですね……うーん、これまだ読んでないんだ……本編を中心に読んでいる人向けにもう少しフォローが欲しかったなぁ……と、いうところが唯一の不満。

全体的には、131巻以降のグイン・サーガを楽しんで読める一冊でした。ガンガンと正編を出版してください。

1
2014年11月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 栗本薫亡き後を 五代ゆう、宵野ゆめ の2人で書き継いでいこう、というプロジェクト、宵野版の2作目。
 前作でほぼ国家としては壊滅したパロ。ラストに登場したあの人。
 栗本氏が健在であれば、まだここでは生き延びたかもしれない人々が次々と退場していく。
 現在ヤガを舞台に ヨナ、ブラン、イェライシャといったメンバーで話が進んでいる五代版に比べて、直接ケイロニアとグインを中心に据えているだけに 登場人物を動かせる自由度が狭い。
 思い切って数名にご退場いただいて、グインが動くスペースを作った感じ。この辺は悩んだのではと思う。
 これまでは 何が起こっても グインが登場すれば危機は収拾していく安心感があったが 今後はグイン自身も苦悩の中に落ちて行き、敵はヤンダル・ゾックよりもグラチウスよりも恐ろしいあの人。ヴァレリウスもディモスもイシュトヴァーンもあちら側につくだろう。場合によってはリンダも、新登場の沿海州の人も。
 おそらく一度は国家の存続が危うくなるまで追い込まれるだろうグインの今後は果たして。

1
2014年10月19日

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