【感想・ネタバレ】グイン・サーガ12 紅の密使のレビュー

あらすじ

中原の華パロは新興の国モンゴールに滅ぼされた。しかし少年王レムスを擁したアルゴス軍がパロ奪回の火の手をあげたとき、中原は再び戦乱に巻き込まれていった。一方、ここヴァレーンではいましも沿海州の代表が集まり、一大方針を決定すべく会議が始まろうとしていた。パロを救うか、はたまたモンゴールに与するか? 陰謀と策略! はたしてヴァレーンの会議の行方は? 第12弾。(※電子書籍版には口絵・挿絵が収録されておりません)

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Posted by ブクログ

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第2次黒竜戦役に際し沿岸諸国の態度を決めるヴァーレン会議。パロに味方するアグラーヤ王ボンゴ・ヴァレン、ヴァラキア大公ロータス・トレヴァン。モンゴールに味方するライゴール評議長アンダヌスの対立。会議の裏で進行する陰謀。カメロンの活躍。モンゴールの密使と宿で同宿になったイシュトヴァーン。殺害された密使から密書を手に入れたイシュトの行動。イシュトを助けたミリアの最期。レムスの初陣。 

1997年4月30日再読

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2012年09月10日

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ネタバレ

アグラーヤにて沿海州会議が開催される。ヴァラキアのカメロン船長が本編で初登場。ロータス・トレヴァン、ボルゴ・ヴァレン、ヨオ・イロナ、アンダヌスなど沿海州のお歴々がこぞって登場し、それぞれの思惑に従って行動する。出兵を促すアグラーヤに対して、アンダヌスは反対票を集めるために裏工作を進めていた。そこにカメロンが潜入する。
なぜかアグラーヤに潜入していたイシュトヴァーンは、モンゴールの間者ルグルスから、密書を渡される。そこに記された事実に驚愕しつつ、イシュトヴァーンはアグラーヤを逃げるようにして出ていく。
アルゴスで兵を起こしたレムスは、王の初陣にふさわしい成果もないまま焦りを感じていた。そこに、アルド・ナリスが生きていて、クリスタルを奪還したものの、寡兵にて籠城中という報を得る。ナリスはレムスに現状を打破する策を送るが……。

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2013年11月29日

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ネタバレ

アグラーヤ、ヴァラキアなど沿岸諸国はパロ奪還に対してパロに味方するのかモンゴールに味方するのか。その結果は沿岸州諸国の帰趨をも決しかねない。沿岸州諸国の代表が集まるヴァーレン会議。パロに味方するアグラーヤ、ヴァラキア公の弟オリーとライゴール評議長アンダヌスの怪しい動き。
ヴァーレンで会議の結果に関する密書を手に入れたイシュトヴァーンが向かうのはモンゴールかパロか。
草原ではレムスが初陣を迎えようとしていた。

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2025年11月21日

Posted by ブクログ

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再読。
表紙のアンダヌスが不気味です・・。
 アグラーヤがパロのために出兵するには沿海州各国の了承が必要、ということで会議が開かれるわけですが、それぞれの思惑があり誰が味方で誰が敵なのか錯綜しています。一応、賛成多数で出兵が決まったのですが、それを信じていいものやら、何やらきな臭い感じがします。
シュトが手に入れた密書はパロとモンゴールの命運がかかっています。モンゴールには行けないイシュトの事情。これも全てヤーンのお導き、運命ということ。
ミリアが可哀相だったなぁ。

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2016年05月23日

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