潮谷験のレビュー一覧

  • 時空犯

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    SF×ミステリのパターンのひとつ、ループもの。
    繰り返す1日を舞台に、その仕組みを追いながら発生する事件について解き明かす物語。
    個性的な登場人物の掛け合いも魅力です。
    申し分なしでした。

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    2024年07月07日
  • 時空犯

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    スイッチで潮谷験を知り、世界観が好きだったのでこちらも読んでみた。スイッチより好きかも。おばちゃんがいいキャラしてる。相貌失認がキーになる、。

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    2024年06月02日
  • ミノタウロス現象

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    ネタバレ

    特殊設定でもSF感強めなものは苦手なのですが、この作品は論理的にすっと入っていけるものなので大丈夫でした。
    ライトな陰謀論や、元ベーシストの市長のキャラもそこはかとないユーモアセンスも好みでした。
    (重たくて後味の悪いイヤミス系を読みすぎてるかも)

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    2024年04月06日
  • 名探偵再び

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    ネタバレ

    ほう…またやられた。こういう系のミステリーにいつもしてやられる。主人公の高校生の他力本願キャラが秀逸。

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    2025年12月03日
  • 伯爵と三つの棺

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    フランス革命後のヨーロッパの小国を舞台に、曰くある出自の3人兄弟と、男性の殺人事件を発端にして、事件の謎解きをつとめる主人公が記す手記。想像した以上に面白かった。

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    2025年11月28日
  • 名探偵再び

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    ネタバレ

    かつて大叔母が在校生探偵として名声を馳せた私立雷辺女学園。
    主人公、時夜翔(ときや しょう)の家庭は父の営む探偵事務所の閉所に端を発し、高校進学すら危ぶまれる状況だったが、かつての大叔母の学園への貢献にあやかり無償での学園生活の切符を得ることができた。
    だが、入学後に待ち受けていたのは大叔母の親族という宿命。
    何かにつけて手に余る相談事を持ち寄られ、手枷足枷になるかと思いきや、持って生まれたその場を取り繕う能力をここぞとばかりに発揮し、満更でもない日々を送る。。。

    惜しいな。
    もうひと声、もうひと捻り、もうひと角度違う切り込みがあれば星5。
    『探偵小石は恋しない』に続いてゆるめな探偵ものを読

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    2025年11月23日
  • 新しい法律ができた

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    隙間時間に読みやすい短編だけど、しっかり読み応えのある話ばかり
    突拍子もない法律と思いきや、腑に落ちるものがよかった。

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    2025年11月21日
  • ミノタウロス現象

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    特殊設定ミステリ。ちょっとSF。
    不思議な世界観のミステリ。
    ミノタウロスが登場するという設定はもちろん、若い女性市長が主人公であることや、主人公の楽観的な性格から感じるゆるい雰囲気も面白い。
    他に特徴的な要素としては、市長が主人公で周囲の登場人物も秘書や議員が多く、政治的な要素が多いこと。
    ミステリ的には無難に終わったかな、という感じ。
    変な作品が好きな自分には高評価。

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    2025年11月10日
  • 誘拐劇場

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    麻薬撲滅キャンペーンで成功した水倉地区。その立役者の一人であり、元俳優で現職の国会議員・師道一正には、違法薬物の売買に関わっているという噂が流れていました。元子役で今は契約社員として鳴かず飛ばずの日々を送るの彼方は、殉職した刑事を父に持つ真理子と組み、師道の疑惑を突き止めるべく位置情報アプリを作成します。そんななか真理子が誘拐されてしまいます。

    小学生が引き起こした薬物事件や師道の推理、薬物撲滅キャンペーンの中心人物だった真理子の父の死。ショッキングな導入から一気に引き込まれグイグイ読み進めました。アプリ開発のSNSグループの会話も面白かったです。AIの「詩人」の存在が後に事件の突破口になる

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    2025年11月05日
  • 名探偵再び

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    ネタバレ

    マンガだと思って読むとちょうどいい
    キャラ設定やわかりにくい名前もしっくりくる
    先の展開は見えつつも、テンポよく進み、ずっと感じてた師匠の違和感も最後に納得。意外と素直に騙されてしまった…
    また読みたいかって言われると悩むけど面白かった

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    2025年11月04日
  • スイッチ 悪意の実験

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    え、めっちゃ良かった。
    結構ぶっ飛んだ描写とかありましたが、ミステリとしたら結構好きな展開。
    3051冊
    今年279冊目

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    2025年11月01日
  • 誘拐劇場

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    潮谷さんの小説はセリフが面白い。
    詩人の「風の中、立ち尽くすだけ」は、間がよく、彼の正体を思い浮かべるとほっこりする。
    位置情報を収集するアプリや若年層のドラック使用など、今どきの要素が盛りだくさん。
    最後まで暗い空気にならずに面白いのは、軽妙な会話あって、なのだと思う。
    映画ネタがちょくちょく出てくるのも好き。マドンソク!

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    2025年10月29日
  • 誘拐劇場

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    ネタバレ

    小学生。麻薬。LSD。バニッシュ。水倉地区。師道。俳優。政治家。義永。父親。真理子。
    彼方。アプリ。MK2。位置情報。誘拐ゲーム。刑部。ゲームマスター。詩人。AI。

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    2025年10月25日
  • これが最後の仕事になる

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    続きを書いて欲しい話や、考えさせられる話または自分にはよくわからない話など色々な作家さんの作品があり、読み応えがありました。
    この中から自分のお気に入りになる作家さんを探すのもいいかと思います。

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    2025年10月11日
  • 新しい法律ができた

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    この書き出しも好き。架空の法律が多い中、締めの五十嵐さんはさすが。このシリーズたぶん初登場のくどうれいんさんも良かった。

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    2025年09月18日
  • 誘拐劇場

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    いきなり小学館が麻薬を摂取する所から始まるなんて衝撃的だなぁと思いました。それも健康薬のように見せかけ道端に置いてあったとの証言に驚き、薬物をなくすためのイメージキャラクターとして俳優の師道がやり後に政治家になってしまう。誘拐をテーマにしたミステリーAIやチャット、位置情報アプリまで出てくる近代的なミステリーし仕上がっています。二転三転ラストの衝撃的な結末に拍手喝采、あなたも誘拐ミステリーを読んで堪能して下さい。

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    2025年09月17日
  • 伯爵と三つの棺

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    身分制度が生んだ悲劇(?)と言えるのではないかと思った。
    各々が、激動の時代の中で、懸命に生きようとした軌跡が紡がれているように感じた。

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    2025年09月13日
  • 伯爵と三つの棺

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    ところどころ、くすりと笑ってしまうテンポの良い会話があり、それがドロドロ感を薄めてくれたのかも。展開はシンプルと思ったけれどラストパタパタと広がる真相は予測できつつも結構ワクワクした。

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    2025年09月13日
  • 時空犯

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    潮谷先生の「伯爵と三つの棺」が面白かったので他の作品も読みたいと思って、こちらを手に取りました。

    「伯爵と…」は中世ヨーロッパの話でこちらは現代日本でタイムリープがテーマと全然毛色が異なりますが、面白かったです。

    科学者や天才少年が出てきて科学理論の話をしたり、センミウアートなる科学者の論文が出てきたり(こちらは架空のものみたいですね)と科学の素養がないと難しいのかな…と不安になりましたが杞憂でした。潮谷先生がそんな読者を置いてきぼりにするようなことをするはずなかったです。失礼しました。

    殺人犯を探すのに使うのはごく普通の論理ロジックで、絶対に無理な人を除外していくというオーソドックスな

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    2025年09月11日
  • 名探偵再び

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    著者の作品を読むのは二冊目。前に読んだものとは随分世界観が違うなと思っていたが、なるほど舞台とかトリックとかじゃなくこういう構造が得意な作家なのかな。違和感にちゃんと理由があるミステリは大好きです。

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    2025年09月06日