潮谷験のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
短編なのでサクサク読めた。
今回の書き出しテーマは『だから捨ててと言ったのに』…だいたい恋愛絡みか、夫婦関係こじらせ系が多かったように思う。
誰に対して言っているかで、作者ごとに思い付く話が違い、個性があって面白い。
アンソロジーは、知らない作家さんを知って、見つける機会にもなる。
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↓読んだ中で印象に残ったもの。
●良い話
砥上裕將『母の箪笥』
金子玲介『恋文』
●じわじわ来る系
潮谷験『無理解』
五十嵐律人『累犯家族』
背筋『こわくてキモくてかわいい、それ』
●設定の世界観が独特
黒澤いずみ『捨てる神と拾う神』
舞城王太郎『食パンと右肘』
多崎礼『海に還 -
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Posted by ブクログ
自殺を『生命自律』と称して、服毒自殺を遂げた気鋭の哲学者、陰橋冬の死と言葉は、自殺を肯定する多くのフォロワーを生んだ。その肯定を強めるために、難病でこの世を去った作家の姉の小説が使われている。その状況への憤りから、自殺の否定を訴える作家の弟は、生命自律を肯定する三人の人物と対談することになるのだが――。
これが本作の導入。読み心地自体は軽やかですが、テーマは、『自殺』とかなりヘビーな話題を扱っていて、端々に、心の触れてほしくない部分に触れてくる言葉が置かれているのが印象的でした。書かれた時期がミステリとそして物語を形作る上で、切り離せないところも魅力的。
結末をどう判断するかで、評価 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった
読む前、読み始めてすぐは自分とは無関係な家族を破滅するボタンを手にした時の葛藤を巡る物語かと思っていたが、それが違うと気づいて、これはミステリーの流れだぞと分かってからもとても面白かった。ミステリーとしても人の心を扱う物語としても面白かった。読んでいるこちら側にもしっかりと情報が提示されるのもいいね。
新興宗教の話もなかなか興味深い。
スイッチというタイトルも、主題となっているアプリのスイッチの他にも小雪などが扱える自分の心を扱えるスイッチや柚子が犯行に至ってしまうスイッチなど誰の心にもあるスイッチもかけられているのかな。
「自分の価値をゴミ箱に放り投げることは、無意味に人を