五十嵐律人のレビュー一覧

  • 魔女の原罪

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    ネタバレ

    表紙に惹かれて選んだ一冊。
    激重ミステリーだった…笑
    変わったルールで成り立つ学校、元いた住民との異常なまでの確執、だんだん解き明かされていく真実にページを捲る手が止まらなかった。作中で真実が明かされていると思っていたことも、後から伏線だと気づく。
    側から見ると異常に見える和泉の母や加害者家族たち。迫害されることの辛さと苦しさ、迫害されることへの恐怖心。人間誰もが陥る可能性のある出来事で、心に問いかけてくるものがあった。

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    2026年02月15日
  • 法廷遊戯

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    ネタバレ

    前から気になってはいたものの、他の積読を優先していて読めずにきた一作。今回、友人が読んでいると知って、思いきって優先順位を上げて読んでみた。

    緻密に構成されたストーリーが素晴らしい。読み進めるにつれて次々と明かされていく真実と、「そんなところが関わってくるのか」と思う数々のサイドストーリー。そして私は、最後まで被告人に騙され続けた。見事なまでの、「手の平で踊らされている」感。
    「救い」とは。「無辜」とは。「罪」とは。「罰」とは。
    たくさんの要素に、作者の哲学が組み込まれた、読み応え抜群の作品でした。

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    2026年02月14日
  • Jミステリー2025~FALL~

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    いろんな切り口のミステリーの集まりで、ボリューム薄めなので、サクッと読みやすい。
    誉田さんの『それはない』でスタートするのが良かった。こじれた話だけど、全体的に温かめのストーリー。
    葉真中さんの『21グラム』のオバケが見える設定、荻堂さんの『コンカフェ探偵ロゼ』のオクスリオッケーな設定、といった、事件内容は現実的だけど、基本設定が異常、が良かった。
    中山七里さんのミステリーを楽しみにしてたけど、私的にはミステリーというよりも、ヒューマンドラマを見ているような、このストーリーでは、脇役の善吉中心の温かいドラマにつながる“ゼロ”的な要素のストーリーな感じがして、とても良かった。この後佐知子さんと一

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    2026年02月11日
  • 魔女の原罪

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     鏡沢高校は自由闊達という校訓を持ち、基本的に校則が存在しない。あらゆる選択において生徒の自主性が尊重され、服装や髪型は自由で、部活も委員会も加入義務もない。ただ無法地帯であることが許されているわけではなく、違法行為に対しては厳重な処罰が待っている。学校内には三十個を超える防犯カメラの目がある。違法は絶対に許さない。しかし一方で、この学校では適法ないじめが野放しになっている。週三回の透析治療を行いながら、鏡沢高校に通う和泉宏哉はその学校の在り方に違和感に抱き、時におかしな状況に対して行動に移していく中で、触れてはいけないものに触れてしまう……。

     読みはじめた時と読み終わった時、見えている世

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    2026年02月05日
  • 幻告

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    タイムリープものが好きだったことと、法律に興味があり、このふたつの掛け合わせにとても惹かれて購入。
    時間軸の設定が難しかったので頭の中で整理するのが大変であったが、読み進めていくうちに点と点が繋がった瞬間は大きな驚きに襲われた。
    また再読する時は図解しながら読みたいと思う。

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    2026年01月31日
  • 法廷遊戯

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    良かった。知識ないけど説明丁寧だったし、最後まで一気読みする面白さだった。
    人の人生ってこうやって狂うんだね、
    社会が悪いとは言わないけどこうやってちょっとずつ連鎖して狂っていくんだねえ

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    2026年01月11日
  • それはそれはよく燃えた

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    タイトル『それはそれはよく燃えた』の1文から始まるショートショート集。

    ネットの炎上、恋心、火事など、こんなものまで「燃える」のかと思える作家25人の25作を1冊の本で読めるのはとても贅沢。

    でも後味は25作25様で、ほっこり甘いものもあれば苦々しいもの、ざらっと心地悪いものなど本当にさまざま。

    クイズノックのファンなので河村拓哉さん目当てでこのシリーズを読み始めたが、矢樹純さん、三津田信三さんなど、このシリーズは毎回新しい作家さんと出会えて、読書の幅が広がって嬉しい

    私は総じてホラーが好きなので、今回の『それはそれはよく燃えた』はぞくっとする話が多くて、とても好み。不穏で悲しくて残酷

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    2026年01月02日
  • 新しい法律ができた

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    ネタバレ

    かなり面白かった
    「新しい法律ができた」と言う話を軸に
    ・AIに絡んだ近未来
    ・全く関係ない未来
    ・過去から法律ができたことにより、現代になる
    ・新しくできた法律の内容が分からない
    といった様々な進め方を楽しめた

    舞台装置としてのAIの便利さ(我々に身近だが未知のもの)と、法律はルールの為それによって話の土台を作れる万能さに驚いた

    〜特にお気に入り〜
    矢野帰子先生→おとなも英語を学ばせる話。「英語介護」という考え方が面白かった
    潮谷験先生→人々は、作品を楽しむときに作品の裏にいる作者と交流している。AIが作った作品だとその交流ができなくて孤独を感じる。新しい視点だな。オチも良かった。
    大沼

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    2025年12月26日
  • 真夜中法律事務所

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    成仏していない死者が見える検察官と弁護士
    成仏させるには真犯人が現実世界で罰せられなくてはならない
    法の壁に遮られ成仏できない被害者に救いはもたらされるのか?
    幽霊の設定がユニークで、その設定が謎を解く鍵になってます

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    2025年12月14日
  • 真夜中法律事務所

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    ネタバレ

     すごく面白かったです。設定がすごい。幽霊が見えるようになった検事の主人公を取り巻く魅力的な登場人物。地縛霊の定義。成仏の定義。何もかもが新鮮で物語にあっという間に引き込まれました。後半あたりで事件の関連性が見えた!気づいた!と思ってホクホクしましたが。見事にやられました。

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    2025年12月13日
  • 法廷遊戯

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    貧乏とか不幸な家庭で、心身がハッピーな族は良いんだけど、そうでない人たちは連鎖して不幸の雪だるま方程式に陥ってしまいますよね。なにが向日葵だよ。いくら不幸でもどうやら身勝手は許されないらしいよ

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    2025年10月27日
  • 法廷遊戯

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    法律をこんなに面白く感じたことは初めて
    難しくつまらないもの。であるはずの法律がエンターテイメントとミステリーが掛け合わさることで非常に面白く読めた
    法律の面白さとミステリーとしての面白さが抜群

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    2025年09月16日
  • 原因において自由な物語

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    永誓沙耶
    佐渡琢也
    朝比奈憂
    上川すみれ
    椎崎透
    市川(二階堂)紡季
    柊木努
    栗林拓人
    玉城ゆかり
    桜井香澄
    樋口翠
    清澄
    ユウくん
    高梨
    日比野
    須藤妃花
    遊佐想護
    後藤
    東條忠嗣
    成瀬
    佐渡淳一
    阿部

    痛みを痛みとして伝えるための物語

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    2025年08月22日
  • 不可逆少年

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    雨田裕斗先生
    桜川(雨田)茉莉
    瀬良真昼
    影戸圭
    川上信吾
    上柳主任
    篠塚
    佐原漠…砂
    田嶋賢人
    手塚由香
    神永奏乃
    神永詩緒
    添木奈美
    早霧沙紀
    新田由奈
    一条篤紀
    常永靖
    国松
    佐原健晴
    新堂栄美
    逢沢書記官

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    2025年08月15日
  • 法廷遊戯

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    結城馨
    久我清義…セイギ
    奈倉先生
    八代公平
    織本美鈴
    藤方賢二
    佐倉咲
    喜多秀明先生
    安住尊
    何でも屋の佐沼
    トオル
    ミレイ
    権田聡志

    古野検事
    留木検事
    桜井書記官
    萩原
    佐京
    赤井裁判長
    香奈
    峰岸調査官
    釘宮弁護士
    佐久間悟
    長濱鑑定医

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    2025年08月09日
  • 幻告

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    大好きな作家さんの、記念すべき10冊目として読んだ本‼︎
    タイムスリップという設定が織り込まれていて、所々混乱したり理解するのに苦労したりしたけど、それを遥かに上回る面白さだった。最後の最後までどういう結末を迎えるのかが分からなくて、結末に辿り着いた瞬間の「うわー‼︎そうなるのか〜‼︎」という驚き(?)、感動(?)が一入だった。

    裁判官の職責の重さや葛藤の大きさがありありと描かれていて、大変な職業だと思った。でも被告人と向き合って真相を追い求める姿は本当に格好良い。裁判官を支える書記官の活躍も素晴らしい。
    リーガルミステリーは最高だ〜‼︎

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    2025年06月01日
  • 幻告

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    裁判所書記官が主人公のミステリ。しかもタイムリープもの。友だちがそちらに進んでから、なんか勝手に身近な業界に感じてしまってドキドキした。キャラがみんな良いので藍を主人公にしたスピンオフとか読みたいかも。

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    2025年04月29日
  • 密室法典

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    『六法推理』の続編。古城くん、ロースクールに進学おめでとう! 無法律のメンバーも健在で嬉しいけれど、ここに事件に巻き込まれるせいか、リーガル要素は薄め? 続きもめちゃ気になる。探偵要素が増えるかな??

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    2025年04月29日
  • 新世代ミステリ作家探訪~旋風編~

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    めっちゃ面白かった。朝倉秋成がキャラ萌えに興味ないのは察してたけれど、ショーハショーテンのガラスの靴が割れたはすごい良いキャラなので、何か転換があったのかな? 今村昌弘がミステリ通ってないのは意外かも。白井智之は想像と違う感じの人。

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    2025年04月29日
  • これが最後の仕事になる

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    最初の一文目が同じアンソロシリーズ。お気に入りは、桃野雑派「「アイドル卒業」一穂ミチ「魔法少女ミラクルミルキー」岸田奈美「声」、そしてさすがすぎる米澤穂信「時効」。求めてる面白さ!の人もいればこんなのも書くの、な人もいるのが良き。

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    2025年04月29日