五十嵐律人のレビュー一覧

  • Jミステリー2024~SPRING~

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    光文社文庫編集部・編『Jミステリー 2024 SPRING』光文社文庫。

    第5弾となる人気ミステリー作家たちの新作書下ろし短編6編を収録した贅沢なアンソロジー。

    本体価格1,200円ということは6編収録だから1編200円に相当するが、書下ろしであれば妥当なところだろう。誉田哲也、五十嵐律人、真梨幸子と素晴らしい短編が並び、1編200円も破格ではないかと思ったのだが、青柳碧人、五十嵐貴久、澤村伊智と駄作と凡作が続き、前半と後半の余りの格差に驚いた。

    誉田哲也『心のお話』。姫川玲子シリーズの最新作。『ドルチェ』で主役を務めた魚住久江が姫川の部下として登場する。この短編の山場での姫川のLGBT

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    2024年05月19日
  • 不可逆少年

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    ネタバレ


    【内容】
    13歳?の少女が、大人3人と自らの姉を監禁して殺す(姉は未遂)フォックス事件から物語は始まる。
    被害者家族である茉莉と、砂と漠の兄弟、被害者本人である奏乃は同じ学校に通う生徒だった。
    父親に指を潰され夢だった美容師の道を断たれかけてしまった砂は覚醒剤に手を出し、電車に乗る女子高校生の髪を切る事件を起こしてしまう。
    茉莉と漠は覚醒剤から抜け出させようと砂を拘束して二人が世話をして生活をする。
    そんなある日、奏乃の仕組みで茉莉が警察に拘束され、その間に奏乃が砂を殺害する。
    奏乃が殺害したことを知らない茉莉となんとなく察しているが茉莉を守りたい漠は死体を隠蔽する。
    茉莉の告白によって事件

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    2024年05月13日
  • 六法推理

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    ネタバレ

    想像してたより読みやすかった。
    古城と戸賀もさっぱりした性格で、お互いに欠けてしまった想像や導き方を補える、良い相棒だなと思いました。
    ストーリーも、全てがハピエンというわけではないリアルな真相や動機にドキッとしたり。
    次巻は新たな仲間が加わるというので、楽しみにしようと思います。

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    2024年05月08日
  • 六法推理

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     法学部の大学生である古城が所属する無料の律相談所に同じ大学の戸賀が相談に来たことから始まるストーリー。現役の弁護士である作者ならではの視点から展開される物語と付随するトラブル、また古城&戸賀の話が進んでいくたびにコンビの息があってくるとこや、最初どこか線を引いていた古城が戸賀と出会ったことで徐々に変化していくところが引き込まれる要素だと思った。続編があるそうなのでそれも読んでみようと思う。

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    2024年05月06日
  • 密室法典

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    六法推理の続刊。
    少し人間関係に難ありの古城がどう成長していくか楽しみだったのに、古城の影が薄くなってしまったのが残念。テーマは興味深いのに、謎解き説明がくどくて読みにくいなと感じ星4つ。

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    2024年05月02日
  • 六法推理

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    ネタバレ

    法廷遊戯を読み法律の奥深さを知り、もっと法律系の小説を読みたいと思い本書を手に取った。
    本書は連作短編集ということになっており、法律の知識を駆使して事件を解決する推理小説である。主な登場人物は、主人公で法律エリート一家に生まれ、現在は法学部4年の古城。大学で無料法律相談所を1人で経営?している。そして、その無料法律相談所に突如現れたのが、後に古城の相棒になる経済学部3年の戸賀。
    戸賀については、その思考の深さと視野の広さには驚いた。一体何者なのか、主人公より法的思考が備わっているのでは?と、所々疑ってしまいたい場面が出てくる。
    続編もあるということで、今すぐにでも読みたいが文庫化してから読むこ

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    2024年05月01日
  • Jミステリー2024~SPRING~

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    2024.04.21
    読み比べができることがよい。
    誉田哲也の姫川玲子の新作はうれしい。
    五十嵐貴久は昔からからファン。

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    2024年04月21日
  • 六法推理

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    大学の法学部生が、自主ゼミ「無法律(=無料法律相談)」に持ち込まれるトラブルを、押しかけ助手とともに法律を武器に解決する連作短編集。

    イメージ的には日常の謎系かなと思いきや、トラブル自体がけっこう深刻。軽やかな語り口とは裏腹に、リベンジポルノや毒親問題、セクハラやカンニング事件など、私たちがよく耳にするワードが頻出する。
    ちょっと奇抜な押しかけ助手の女子にクールな主人公男子、という「あるある」な設定ではあるものの、身近なトラブルを確かな法律知識(千街晶之氏の解説によると、著者は実際にある法律しか小説で扱わないと決めているそう)で事件を解決に導く。

    それぞれの事件を縦糸に、主人公にまつわる過

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    2024年04月16日
  • 不可逆少年

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    衝撃的な事件から始まり、これが続くと少しきついかもな…と思いましたが、杞憂でした。

    主人公が日々少年と向き合う様子や、それぞれが考える調査官のあり方なども丁寧に描かれ手織り、また別の深い事件が描かれという感じで、場面転換が多かったため、私的にはすらすらと読めました。

    そして、最後には最初の事件の真相へ近づくという流れが良かったです。

    タイトルへの主人公の向き合い方が最後のセリフで締め括られてるのが響きました。

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    2024年02月26日
  • 法廷遊戯

    匿名

    購入済み

    起こる出来事に対して淡々と物事を進めてゆくセイギ達、人間味がないなと感じたけれどラストの気持ちの揺れようで、追い詰められてるのがヒシヒシと伝わってきました。

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    2024年02月20日
  • 法廷遊戯

    購入済み

    Critical Hit!!!

    2024年2月読了。

    少し前に映画化されており、世間を賑わすヒットでは無かったが、観た人の「これはスゴい!」と云う感想を聞いて、興味を持って読んだ。

    感想としては「法律をど真ん中の基軸に置いた、スピード感の有る優れたミステリ」だと思った。法律を扱ったミステリ自体は多いが、(著者の意図かは不明だが)感情的な人間関係の展開や、ゲームの様な無茶苦茶なプロットの物が多く、正直あまり素直に面白いと思える作品は、多いとは言えない。
    何十年か昔に、海外の法廷ミステリが大流行した事も有ったが、どうしても『陪審員制度』を意識したアッと言わせようとする展開が多く『そんな(大事な)証拠や事実を、誰もその時点まで

    #切ない #タメになる #ドキドキハラハラ

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    2024年02月20日
  • 不可逆少年

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    ネタバレ

    「不可逆少年」とは何なのか。
    多くの少年犯罪の加害者と面談をしてきた主人公。
    「やり直せるから、少年なんだよ」
    この一言に最初、心が揺れ動きました。やり直せる時間や期間、自分と向き合える、事件と向き合えることが大人の協力を得てできるのが少年なのかと、知りました。
    小説を読み進めていく中で、この一言の意味を改めて考えていきました。
    表紙にもある狐の面の意味を知って、驚愕しました。少年事件、法律の在り方についても考えさせられる作品でした。

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    2024年01月17日
  • 不可逆少年

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    なんとも重い題材をこんなにライトに読めるとは。
    感想を書くのが難しい。少し間違えると不幸自慢になってしまうし…
    精神力の強さ、心の強さってどのように宿るんだろう?
    私は、神経犯罪学の考え方は結構受け入れやすいけどなぁ。

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    2024年01月08日
  • 新世代ミステリ作家探訪~旋風編~

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    前作も読んだけど、やっぱり面白いなぁ。
    デビュー10年以内という条件がいいのかも。

    記憶が薄れたからかもだけど、前作のほうが読み応えがあったかなあ。作家さんも好きな人が多く。

    読者遍歴聞くと似通った感じになるならかなぁ。

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    2023年12月21日
  • 法廷遊戯(1)

    無料版購入済み

    ロースクールもので

    試し読みの範囲だけだとまだ見えない部分が多いですが、法学は一般教養科目でしかとっていない身なので、内容には興味を惹かれます。メイン3人と准教授が絡むお話が主軸なのでしょうか。

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    2023年12月14日
  • 不可逆少年

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    すごく引き込まれて1日で読んでしまいました。
    登場人物もわかりやすくて良かった。

    五十嵐さんの他の作品も読んでみたくなった。

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    2023年11月30日
  • 不可逆少年

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    少年法と更生といった単純な話ではなく、神経犯罪学なども絡んだミステリ。エンタメ性の強かった法廷遊戯と比べて、全体的に暗い内容。

    境遇や出自などの社会的要因だけでなく、脳機能などの生物学的要因によって引き起こされる犯罪というのは今まで考えたことがなく、更生の意味も含めて考える機会となった。

    家裁の調査官といった法曹関係の馴染の少ない舞台設定だけでなく、狐の面の理由などミステリとしての要素もうまくまとまっていて面白かった。

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    2023年11月26日
  • 不可逆少年

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    家裁の調査官と
    事件を起こしたサイコパスの物語と思いきや、
    別の事件が起こり、でも繋がっていて…

    思っていたのとは違う方向に進んで
    こんなところに着地するのかという感じ。

    茉莉という名前が苗字によっては
    変なフルネームになるのか。

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    2023年11月22日
  • 「さあ、どんでん返しだ。」(キャンペーン8作品無料試し読み)

    購入済み

    サンプルとしてとても良い試み

    今まで読んだことのない作家の作風、特に文体を知るのには、とても良い試みである。サンプルなのでミステリーに必須の伏線関係、特にオチの部分のどんでん返し は当然入っていないので評価できないが、文章そのものが読みやすいか文体が気に入るか の評価はできる。三津田信三 さんが苦手だ と言うのはよくわかった。

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    2023年02月05日
  • 「さあ、どんでん返しだ。」(キャンペーン8作品無料試し読み)

    購入済み

    気になる気になる

    気になる作家さんが複数いるが、文章が好みかどうかわからなかったので無料試し読みで確認。最初から引き込まれるタイプと中々進まないけどいつの間にか引き込まれてるタイプと最後まで無理なタイプがあった。コレを参考にして作品を選ぼうとおもった。

    #ドキドキハラハラ #怖い #シュール

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    2022年09月29日