五十嵐律人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
勉強になる! 裁判官という職務の現実と難しさをエンタメたっぷりに描いた法廷ミステリー #嘘か真言か
■あらすじ
志波地方裁判所の判事補の日向由衣、念願の刑事裁判に着任し、新たな人生をスタートを切る。同地裁の裁判官、紀伊真言は人のウソを見抜いてしまうという噂があった。日々刑事事件の裁判を扱っていく中、由衣は一人前の刑事裁判官になることができるのか…
■きっと読みたくなるレビュー
裁判官からの目線で綴る法廷ミステリー、全5編の連作短編集です。弁護士でもある五十嵐先生の作品、今回も法律をベースにしたミステリーを堪能させていただきました。
これまで法廷ミステリーは数あれど、裁判官を主眼にした作品 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ前作をほぼ覚えていないが、なんとなく戸賀が抜群の推理力を持っていて、古城は法律には詳しいものの推理力はいまいちだったことは覚えている。
今回もこのコンビが活躍。最後、おお?古城、いつの間にか成長して…と思っていたら、戸賀が推理していたことが分かってほっとした。やはり、古城にはインテリだけどお門違いの推理をするポジションでいてもらった方が私は好きだ。笑
さて、どの事件も面白かったのだけど、死体遺棄事件と2枚の遺言状事件が特に印象深い。
死体遺棄事件は、法律(相続と失踪の関係)を知っていなければ辿り着けない答えだし、遺言状は謎のダイイングメッセージを読み解く力が求められる。後者は事件の裏にある思 -
購入済み
冒頭部分だけだが
試し読み版ということなので公開されているのは冒頭部分だけだが、なかなか面白そうである。静かで それでいてちょっと気取ったような語り口がいい。ぎょっとするようなカバー絵も人目を引く。マーケティング的には正解なのかもしれないが、私はいくらか嫌悪感を覚えた。
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Posted by ブクログ
人として大事なものが欠けている?
病気とかで、身体がやられてるとかやなく。
子供の頃は、虫とかに対して、残酷なことするヤツはおったけど、人に対しても。
前にニュースで、「人を殺してみたかった」とか言ってた子おったな。
あれと同じ感じなんかな。
人の気持ちが理解できない 姉
人の痛みが理解できない 妹
まぁ、表面上で、姉妹ともその辺が全て抜けてるんかな。
少年法が,少年をいわば特別扱いをして保護しようとしている理由は,少年が成人とは異なり豊かな「可塑性」を有しているからだといわれてる。
少年は成人と異なり柔軟性があって更生する可能性が高いと思ってるんやな。
しかし、教育によって更生を促 -
Posted by ブクログ
面白かったです。ここ最近、映画の原作を意図してか、たまたまか、読み続けてますが、映画にしたいと思われる作品はやっぱ面白いなと改めて思います。こちら映画はまだ観ておらず裁判所もロースクールも私は行った事はないのですが、その情景が浮かぶ文体です。法律の話しが多少出てくるので小難しくなりがちですが、読みやすいなと感じました。作者五十嵐さんが30歳の時のデビュー作ということもあり、ターゲットも若者向けに作られている印象です。内容も、最後の最後までどう転ぶかわからない展開で惹きつけられました。なかなか身近に起こり得る設定ではありませんが、冤罪への問題提起の中、新しいミステリーの形として、楽しんで読まさせ
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Posted by ブクログ
五十嵐律人さんの代名詞的シリーズに成長する可能性は大いにあると思う
大いにあると思うけど、なんか全体的に惜しい
ということで大学を舞台にした「無法律シリーズ」
連作短編の仕様でいろんな法律を真ん中にして軽めのミステリーが展開します
舞台設定も軽い、ミステリーも軽い
もちろん軽いことは悪いことじゃない
だけど主要キャラ3人が全員重い
要するに陰キャなのよ
いやこの設定だったらひとりとことん陽キャがいないと持たんだろって思うんだけど、たぶん五十嵐律人さん陽キャ描くの苦手っぽいw
新キャラに期待しつつ次もたぶん読むな
可能性はすごく感じるのよね