五十嵐律人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
短編なのでサクサク読めた。
今回の書き出しテーマは『だから捨ててと言ったのに』…だいたい恋愛絡みか、夫婦関係こじらせ系が多かったように思う。
誰に対して言っているかで、作者ごとに思い付く話が違い、個性があって面白い。
アンソロジーは、知らない作家さんを知って、見つける機会にもなる。
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↓読んだ中で印象に残ったもの。
●良い話
砥上裕將『母の箪笥』
金子玲介『恋文』
●じわじわ来る系
潮谷験『無理解』
五十嵐律人『累犯家族』
背筋『こわくてキモくてかわいい、それ』
●設定の世界観が独特
黒澤いずみ『捨てる神と拾う神』
舞城王太郎『食パンと右肘』
多崎礼『海に還 -
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Posted by ブクログ
ネタバレタイムリープの作品は好きなので、法廷✕タイムリープという帯に書かれたキャッチコピーに惹かれた。最後まで楽しく読むことはできたが、タイムスリップのシステムや事件が結構複雑な上、それを何回も繰り返すので中盤は「ん?今はどういう時間軸なの?」と理解が難しく読みづらいところはあった。携帯のメモで情報を整理しながら読んだ小説はこれが初めてかもしれない。図解してほしかったくらいだ。これは完全にネタバレだが、書記官だった主人公は最終的に裁判官の道に進むことになる。でもタイムスリップしててその間の記憶がないから勉強した法律の知識とか学び直すの大変すぎない?とかふと思ってしまった。まぁ全て受け入れるとか言ってた
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Posted by ブクログ
初めてリーガルミステリー読んだので異世界で面白い。
書記官という仕事があるのか、とか、裁判ってこんな流れなのかとか。
医師の帚木蓬生さんとか、他の人が書けない専門性を持っている人って凄い。
というか弁護士しながらどう両立しているのか。
時間軸と裁判軸でこんがらがるが、
多少わからなくたっていいじゃない、の雑精神で読み進めていく。
あと鍵となる部分は、点で強調してくれているしね。
でもさ、主人公の宇久井傑と(お母さんの)心情が気になる。
実の息子である自分を差し置いて、父が義理の娘の凛の親権には執着するなら、
もっとどろどろど煮詰まった感情になるのではないのかしら。
一つの犯罪の裏にも当た