あらすじ
実写映画『法廷遊戯』原作者が贈る司法×心霊×復讐×密室
〈その日から僕は、死者が視えるようになったのである──〉
それは暗い夜のことだった。
検事である僕・印藤累(いんどう るい)は、夜道に立ち尽くす幽霊の存在に気づいた。
動揺する僕の前に現れたのは「案内人」を自称する親しげな青年・架橋昴(かけはし すばる)。
彼はこの世に未練を遺す幽霊を、ある場所に導くというのだ。
それは、真夜中にだけ開かれている弁護士事務所……その名は「深夜法律事務所」という。
リーガルミステリの旗手が拓く新境地!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
成仏していない死者が見える検察官と弁護士
成仏させるには真犯人が現実世界で罰せられなくてはならない
法の壁に遮られ成仏できない被害者に救いはもたらされるのか?
幽霊の設定がユニークで、その設定が謎を解く鍵になってます
Posted by ブクログ
すごく面白かったです。設定がすごい。幽霊が見えるようになった検事の主人公を取り巻く魅力的な登場人物。地縛霊の定義。成仏の定義。何もかもが新鮮で物語にあっという間に引き込まれました。後半あたりで事件の関連性が見えた!気づいた!と思ってホクホクしましたが。見事にやられました。
Posted by ブクログ
法律とミステリーを掛け合わせた作風でコンスタントに新作を出し続ける五十嵐律人さんは、デビュー作から毎回楽しく読んでいる。
死者が訪れる法律事務所、死者が見える登場人物たち。まさか、そんなトリックが使われるのか⋯とミステリーの度量の広さを知った。
爆発的に売れた『屍人荘の殺人』といい、もはやジャンルとして定着した特殊設定ミステリーは、我らミステリーファンを大いに楽しませてくれる。続編?出てもいいような気がする。
Posted by ブクログ
----------------------------------
被害者を殺した
真犯人が
裁かれない限り、
成仏できない
死者を
救うため、
深夜にだけ
開かれる
法律事務所。
----------------------------------
著者の作品は、
「法廷遊戯」「不可逆少年」に続き3作品目です。
久しぶりに読みましたが、文章が読みやすい!
わかりやすいです。
突然、死者が視えるようになった検察官の累。
その死者は自分が担当した事件の被害者だった。
なぜ、視えるのか。
それは真犯人が裁かれていないから。
ではあの起訴した犯人は、本当の犯人ではなかったのか?
疑問が浮かびつつ、別の事件も絡んでいく。
被害者は帰ってこないけど、
それなら縛られずに安らかに眠って欲しい。
最後まで結末が気になり一気読みでした。