集英社作品一覧
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-敗色濃厚な昭和20年(1945年)5月。戦時下で泊まる客さえなく、閑散とした箱根強羅ホテルが政府に接収され、空襲を避けて臨時のソ連大使館になることに。このホテルを舞台に、不可侵条約にすがり、ソ連を仲介役にしての和平工作を行おうとする政府中枢部と、その動きを阻止し、戦争続行、本土決戦を狙う軍部が暗闘を繰り広げる。陸海軍のスパイが臨時の職員としてホテルに紛れ込んで来て起きるドタバタ劇。「国体護持」の和平か、それとも「一億玉砕」か――。戦争という愚策からどうやっても抜け出せない当時の日本の悲劇的でありながらも滑稽な視野狭窄と歴史的勘違いに、思わず苦い泣き笑い。軍人たちが次々と繰り出す馬鹿馬鹿しい本土決戦の作戦案。それらがみな現実に立案されていたことを知ると背筋が寒くなるばかり。かつて箱根にあった名門ホテルを舞台に、戦争と国家のあられもない姿を笑いの中にあぶり出す傑作。
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4.02019年1月3日-。往路2位から復路8区の大逆転劇でみごと箱根駅伝初優勝を飾った東海大学。その“栄光”にいたる道程にあった苦難や葛藤、 当日のレース模様などを監督、コーチ、選手たちの証言を交えて鮮やかに描き出す。そして、「黄金世代」と呼ばれて輝きを放ってきた現4年生たちが迎える学生最後のシーズン。彼らはどのような決意で箱根連覇に挑むのか。東海大学の「黄金世代」が駅伝シーズンに向け、再び走り出す。この電子版では、単行本にはなかったオリジナル「エピローグ」を追加掲載。
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4.5在日コリアンの家庭に生まれた著者がさまざまな劣等感、生きづらさを抱えながら成長していくプロセスを振り返って描いた初の「自伝エッセイ」。キムチ、寿司、焼肉、チョコレートなど、さまざまな食べ物をキーワードにした連作短編集でもあります。タイトルの「はざま」とは日本と韓国という2つのアイデンティティのみならず、親と子、男と女、仕事とプライベート、妻と母・・・・・・など、さまざまな「はざま」の中で、いわばもがき苦しんできた彼女の生き方を象徴的に示す言葉です。
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4.0
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4.0
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3.6この本はサラリーマン社会の閉塞を嘆じるものではありません。「上司は思いつきでものを言う」ということが、なぜ起こってきたのかを、儒教の伝来まで遡り、とてもスリリングに解剖していく本です。日本の男たちが、なぜ戦国時代と幕末維新の時代ものが好きなのか。こんな「なぜ」も見えてきます。そして、では日本はどうするのか――「現場」の声を聞く能力の復活に向けて、上司のみなさんにも、懇切丁寧な今後の道中案内の書であります。【目次】はじめに/第一章 上司は思いつきでものを言う/第二章 会社というもの/第三章 「下から上へ」がない組織/第四章 「上司でなにが悪い」とお思いのあなたへ/あとがき
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3.0死刑宣告された牧人メロスは三日後の日没までに戻ると王に約束する。人質になった友のため、メロスが走る――!! ほか、名作「富嶽百景」を収録。
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3.6吹き荒れるヘイトスピーチ、嫌韓反中本の数々……。後押しするかのように、行政もまた朝鮮学校へ相次ぐ差別的な措置を下している。しかし、我々はそこに生きる、ひたむきに何かに打ち込む若者の物語に耳を傾けたことがあっただろうか。強豪として知られる朝鮮高校蹴球部出身の安英学(アンヨンハ)、梁勇基(リャンヨンギ)、鄭大世(チョンテセ)……。スーパープレーヤーたちの物語から、彼らを取り囲む日本社会の今が見えてくる。サッカーで、差別は乗り越えられるのか。マイノリティに光を当て、選手たちの足跡を描ききった魂のノンフィクション。【目次】第一章 イマジン 安英学(アンヨンハ)の軌跡/第二章 「国境」を越える安英学/第三章 誠実なるファンタジスタ 梁勇基(リャンヨンギ)・疾走する人間ブルドーザー鄭大世(チョンテセ)/第四章 帰国運動を巡って刻んだ双曲線 キム・ミョンシクとリ・ドンギュウ/第五章 突破する詩人 理事長リ・ガンホン/第六章 レイシズムに抗う 李普鉉(リーボヒョン)/第七章 CONIFAワールドフットボール・カップ1/第八章 日本人オンリー/第九章 CONIFAワールドフットボール・カップ2/エピローグ
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-「全てに絶望してしまわないために、たった一つでいい、手つかずのまま残しておきたいことがある。そこに希望を託していたいと私まで思うようになったのは、いつの頃からだろう。」雑誌やチラシから文字を切り抜き続ける文彦と生活をともにする数子。いまある日常から抜け出す術もなく、静かに絶望が忍び寄ってくる。あらゆるものが廃れていくこの街で明るい未来はどこにあるのだろう。不器用に生きる二人にとっての希望とは――。
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4.5国民的漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の伝説的ノベライズ、ついにデジタル化ッッッ!!! “組織”の新ボス、ジョルノに対する忠誠心を試されることになったフーゴ。かつてのボス、ディアボロとの対決を前に、仲間たちと袂を分かった彼に対して“組織”が求めた贖いとは、逃走中の裏切り者“麻薬チーム”の抹殺任務に就くことだった……。上遠野浩平が描く「一歩を踏み出すことができない者たち」の物語。
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3.0高校へ進学した有田雁弥は妹の鞠弥と登校中、痛々しい厨二病言動をまき散らす、新田菊華と出会う。なぜか雁弥は菊華が所属する喜劇部(仮称)へと入部させられ、脚本を書くように命じられるが──。
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4.0まわりからつきあっているの? なんてささやかれるくらい仲が良いモモとヒナタ。モモはヒナタのことが大好きで早く友達の壁を崩したい。ヒナタも同じ想いだったらいいな…と願うモモ。しかしみんなで集まった時つい別の人が好きだと言ってしまい、2人の関係は思わぬ方向に…。傷つきながら恋を進める2人の姿を描いた表題作他5編収録。 【収録作品】ハジマリノコトバ/アシタノタメニデキルコト。/トモダチゴッコ/「ナミダ」ト「スナオ」/ハチミツ/コイ
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4.3「憲法は国民が守るもの」と教えられることが多い日本の憲法教育。しかし、立憲主義の本質からいえば、憲法は国家権力の暴走を縛るためのものである。このような憲法の基礎知識を踏まえつつ、憲法学者・水島朝穂が、そもそも憲法とは何か、また、“ここだけは変えてはならない一線”とは何かを考察。さらに、自民党の提案した「日本国憲法改正草案」や、読売新聞の憲法に関する意識調査などにも言及しながら、改憲議論の何が問題かを指摘する。憲法について深く知るための、必読の書!【目次】プロローグ――憲法改正を語るまえに/早稲田大学法学部「水島ゼミ」について/第一章 憲法とは何か/第二章 自衛隊と国防軍、違うのは名称だけではない?/第三章 統治について――二院制は必要か?/第四章 人権を制限する憲法改正とは?/第五章 憲法条文の読み解き方/エピローグ――憲法改正の「作法」/あとがき
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3.8ベジタリアンやビーガンといえば、日本ではいまだ「一部の極端な偏った人」と思われる風潮があるが、世界では、肉食と環境問題は密接にリンクした問題として認識が広まっている。動物倫理学は功利主義の立場から動物解放論をうたうピーター・シンガーを嚆矢とし、1970年代から欧米で真剣な議論と研究が積み重ねられ、いまや応用倫理学の中で確固とした地位を占めるに至った。本書は倫理学の基礎に始まり、肉食やペットなど具体的な問題を切り口に、いま求められる動物と人間の新たな関係を問う、動物倫理学の入門書である。
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4.0「国債」とは何か。おそらく多くの人が「国の借金」と答え、いい印象は抱いていないだろう。しかし、国債が経済においてどのような役割を果たしているかはあまり知られていない。実は国債の仕組みがわかれば、いま日本経済で起こっている変化を理解するのが容易になるのである。国債の定義、価格決定メカニズム、発行方法、主要投資家(日銀、銀行、生命保険会社等)の役割、そして金融政策との関連性について等、日本における国債の仕組みを入り口に、債券や証券、日銀の市場操作などの金融政策、銀行や生命保険の運用などの解説を通して、日本経済の見方が身に着く入門書。
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3.8平凡な毎日を静かに送る、平凡なひとりの20代女子、澤口江衣子さん。そんな平穏な彼女はある日友達のすすめから、猫の譲渡会に行きどうしても気になる猫と出逢ってしまった…。猫との出会いから平凡な毎日が大きく変わっていく感動のビューティフル・ストーリー。
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3.0「はじめての夜」がテーマの5作品からなる恋の短編集。恋人たちが迎える初めての夜にはどんなドラマが…!? 幼なじみから長い年月を経て結ばれたふたり、夢の中の逢瀬から始まる恋物語、身分差を超えた激しい愛…。思わず笑ってしまうラブコメディから、思いがけないラストが待つ華麗な平安絵巻など、それぞれの著者の持ち味を生かした様々なラブストーリーを楽しめる充実の1冊!【目次】きみのとなりへ続く道:秋杜フユ(書き下ろし)/夢路の恋人:椎名鳴葉(2012年Cobalt9月号掲載)/罪咎の夜:白崎紗己(WebマガジンCobalt投稿企画「はじめての夜」小説賞受賞作:2019年5月発表)/理想の伴侶:せひらあやみ(2012年Cobalt9月号掲載)/花のしとねで君を抱き:松田志乃ぶ(書き下ろし)
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5.0新鋭・柄十はるかのデビュー作は、エリート新米サラリーマン×不器用な書道家の年下攻ロマンス! 新米サラリーマン・清次郎の弱点は悪筆なこと。上司からも指摘され、つい母親に愚痴ったところ、知人の息子がやっているという書道教室へ勝手に連絡をとられてしまう。約束の日に清次郎を迎えたのは、書道のイメージからはかけ離れた派手な青年・小鉄。しかし彼は書道に対してひたむきで、指導も優しく丁寧だった。やがて清次郎は文字を書くことに夢中になっていく。そんなある日、仕事終わりに教室へ来た清次郎は、倒れている小鉄を見つける。個展に出す書がうまく書けず、食事も睡眠もままならないほど追い詰められている姿に、彼を支えたいと思う清次郎だが…?
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4.3
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4.0
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3.4会社が変わるのを待たず、自分から動け。500社超の企業の働き方改革を支援してきた著者が明かす、収入と自由を増やすために“今日からひとりで始める働き方改革”! 【目次】はじめに/第1章 「働き方改革」は個人が成長するチャンス/第2章 100年ライフで知っておくべき3つのこと/COLUMN1 週休3日が当たり前になる/第3章 働きアリから脱出して目指すべきもの/第4章 脱出に必要な5つの気構え/第5章 内円で時間を創り出す/第6章 今日からできる働き方改革(ソフトスキル編)/第7章 今日からできる働き方改革(業務スキル編)/COLUMN2 アグリゲーターという働き方を通して見える働き方改革の本質/あとがき
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3.5第二次安倍政権発足直後から論議が始まり、2018年6月に国会で関連法が成立した「働き方改革」。その流れをつぶさに取材してきた著者が、この間の経緯と問題点をまとめるとともに、「誰が、何のために『改革』を言い出したのか」を明らかにする。なぜ、労働問題を所管する厚労省ではなく、経営者サイドに立つ経産省主導で進んできたのか。問題の多い「高プロ」にこだわる理由は何か。副業やクラウドワークを推奨し、雇用システムを流動化させようとする狙いとは? 「働き方改革」という耳当たりのいいフレーズの「実像」をコンパクトに理解できる一冊! 【目次】はじめに/プロローグ 裁量労働制をめぐる欺瞞/第一章 高度プロフェッショナル制度の罠/第二章 働き方改革の実相/第三章 日本的雇用の真の問題は何か/第四章 雇用制度を変えるべきか/第五章 海外事例から学ぶ/第六章 これからの働き方のヒント/エピローグ 幸せを基準とする働き方へ/おわりに/主な参考文献
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5.0
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3.2資本主義に代わる次世代の経済として、EUを中心に今、世界で推進される「社会的連帯経済」。みんなが経営者となって働く労働者協同組合、NPOや社会的企業、地域通貨など利益追求を目的としない組織が連携し、新しい経済圏を形作る経済を指す。そこにあるのは「競争ではなく自分らしく」「会社ではなくコミュニティのために」という働き方だ。世界の格差・貧困問題を取材し続けてきたジャーナリストが日本各地での取り組み・事例を紹介。資本主義によって失われた人のつながりや小さなコモンを育む人々を描く、希望のルポルタージュ。
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4.3朝日新聞社に入社するも、入社3日で音を上げ欠勤する自称ダメ記者だった著者は、やがて「AERA」初の女性編集長を経て退社。デジタルメディアの世界へ。三十年以上にわたってメディアの最前線で働き続ける中、女性を巡る職場環境はどう変わったのか、変わらなかったのか、これから変えていけるのか? 「女性初」と言われるメリットとデメリット、“ワーママ”の葛藤、男社会である会社との付き合い方……。今以上に男女格差があった環境下で奮闘してきた男女雇用均等法世代の体験記、そして次世代へ贈るメッセージ!
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4.1テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」や、TBS「あさチャン!」などのコメンテーターを務める「AERA」元編集長・浜田敬子さんの初の本! 入社3日で音を上げ欠勤、自称ダメ記者だった朝日新聞支局時代、週刊朝日編集部、AERA編集部を経て朝日新聞社を退社しデジタルメディアへ移籍。メディア業界の一線で挑戦を続ける均等法世代の一人が次世代へ贈るメッセージ。 【目次】はじめに/第1章 ずっと逆風の中だった/第2章 女性初は得か損か/第3章 女性は管理職に向いているか/第4章 ワーママと罪悪感/第5章 会社というモンスターとどう付き合うか/第6章 人生100年時代、いつまで働く?/おわりに
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3.8他者と働くということは、一体どういうことか? なぜわたしたちは「能力」が足りないのではと煽られ、自己責任感を抱かされるのか? 著者は大学院で教育社会学を専攻し、「敵情視察」のため外資系コンサルティングファーム勤務を経て、現在は独立し、企業などの「組織開発」を支援中。本書は教育社会学の知見をもとに、著者が経験した現場でのエピソードをちりばめながら、わたしたちに生きづらさをもたらす、人を「選び」「選ばれる」能力主義に疑問を呈す。そこから人と人との関係を捉え直す新たな組織論の地平が見えてくる一冊。 「著者は企業コンサルタントでありながら(!)能力と選抜を否定する。本書は働く人の不安につけこんで個人のスキルアップを謳う凡百のビジネス本とは一線を画する」――村上靖彦氏(大阪大学大学院教授、『ケアとは何か』『客観性の落とし穴』著者)推薦! ◆目次◆ 序章 「選ばれたい」の興りと違和感 第一章 「選ぶ」「選ばれる」の実相――「能力」の急所 第二章 「関係性」の勘所――働くとはどういうことか 第三章 実践のモメント 終章 「選ばれし者」の幕切れへ――労働、教育、社会
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4.0大ヒットゲーム「あつまれ! あにまるの森」の発売当日の行列に並ぶサラリーマン・森進は持ち前の優しさゆえに、ゲームを買い逃してしまう。そんな進の前に「神」ジャージを着る「神おじさん」が現れ、見たこともないゲームソフトを差し出してきて…? ほのぼの無人島生活、第1巻!
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-『極夜行』後、再び旅する一人と一匹に、いったい何が起こったか? 四十三歳の落とし穴とは? GPSのない暗黒世界の探検で、日本のノンフィクション界に衝撃を与えた著者の新たなる挑戦! 未来により現在が決められるのではなく、現在によって未来がつくられていく。今現在の自分自身の知覚、感応、直感、判断、行動の結果によって、それぞれ別の未来ができあがっていく。そこにこそ登山や冒険でなければ経験できない生のダイナミズムがあるはずだ! 未来予測のない世界を通じ、人間性の始原に迫る新シリーズの第一作!!
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4.2『極夜行』後、再び旅する一人と一匹に、いったい何が起こったか。 GPSのない暗黒世界の探検で、日本のノンフィクション界に衝撃を与えた著者の新たなる挑戦! 探検家はなぜ過酷な漂泊行にのぞんだのか。未来予測のない世界を通じ、人間性の始原に迫る新シリーズの第一作です。 「この旅で、私は本当に変わってしまった。覚醒し、物の見方が一変し、私の人格は焼き焦がれるように変状した」 ―――本文より
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3.4「実労働だけじゃ無理だ」。 株式、為替、CFDに不動産。あらゆる資産運用で「五億円」を作り出し、快適な執筆環境のための理想の住居を手に入れたい。そう思い立った作家は、手を尽くして資金捻出を試みる。銀行融資の開拓や投資での失敗。様々な物件の内見に数々のトラブルも……。苦難と苦悩の家探しの末に、最高のマイホームにたどり着くとこはできるのか? 「週刊プレイボーイ」で1年半にわたり連載された「作家・羽田圭介 資産運用で五億円の家を買う。」を再構成し、新たな書き下ろしを大幅に追加しました。 家を買いたい人、迷っている人、家はいらないと考えている人も、「家」を探求するすべての人へ。人生最大の決断「家を買う」、これは究極の買い物ドキュメントです。
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3.7はじめてのクルマ購入のために数十台もの車の試乗を繰り返しながら、考え、悩み抜き続けるリアルなドキュメンタリー・エッセイです。 車を通して自らの生き方を考え直したり、様々な人とのやりとりから新たな人生に気付かされるなど、車好きはもちろんのこと、そうでない方も次の展開にハラハラしながら楽しむことができる内容です。 気に入った車は評価し、そうでない車は正直に批評する、そんな歯に衣着せぬ痛快さが魅力で、この本を読めば、気になる車がきっと一台は見つかるはずです。
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4.3ポップ・ミュージックの画期が鮮やかに蘇る、懐かしくて新しい1冊。 音楽評論家・田家秀樹が、80年代にライブやインタビューで目撃したアーティストの姿や発した言葉、制作秘話をつぶさに描く。常に現場にいた著者だからこそ書ける舞台裏、知られざるエピソードも満載! スマホをかざしてSpotifyコードで当時の曲を聴きながら読めます。 80年~89年の各年のプレイリスト(Spotify、Apple Music、Amazon Music)も掲載。 「シティポップ」の再評価で注目されている80年代日本の音楽。共同通信が配信、地方紙に掲載された人気連載「80年代ノート」に加筆した本書は、79年12月、各アーティストが新時代への意思を告げたコンサートのMCから始まる。そして劇的な80年代。佐野元春の登場、大滝詠一と松本隆の関係、流行先取りのユーミン、尾崎豊のステージ、ガールズロック……。オフコース、浜田省吾、BOOWYなどの成功までの道のりや、苦悩も描かれる。 【掲載アーティスト】 甲斐バンド、吉田拓郎、沢田研二、シャネルズ、佐野元春、オフコース、松田聖子、RCサクセション、浜田省吾、山下達郎、YMO、サザンオールスターズ、五輪真弓、松任谷由実、小室等、井上陽水、寺尾聰、大滝詠一、南佳孝、加藤和彦、アナーキー、松山千春、アリス、中森明菜、薬師丸ひろ子、中島みゆき、あみん、矢沢永吉、THE ALFEE、CHAGE and ASKA、安全地帯、チェッカーズ、竹内まりや、TM NETWORK、尾崎豊、はっぴいえんど、BOOWY、REBECCA、ハウンド・ドッグ、中村あゆみ、渡辺美里、BARBEE BOYS、米米CLUB、1986オメガトライブ、長渕剛、萩原健一、THE BLUE HEARTS、矢野顕子、美空ひばり、BUCK-TICK、大江千里、プリンセス プリンセス、THE BOOM、DREAMS COME TRUE、UNICORN、他(掲載順)
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4.0【助手求む。内勤・外勤・特殊業務あり。髪は茶色、目は黒が望ましい。クレセント私設事務所 所長 L・C】。19世紀、ロンドン。とある事情で求職中だった少女マイアは、新聞に載っていた求人広告に応募した。奇妙な理由で採用されたマイアだったが、そこはレヴィン・クレセントと名乗る、黒髪碧眼の美青年貴族が経営する謎めいた探偵事務所で……? ヴィクトリアン・ミステリー!
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3.8極度の味噌アレルギーで東京に逃避行する高校2年生の米田シロ。ある日、妹のなごのがシロを連れ戻そうと上京してくるが、突如目の前でシロの働く学食「満天」が爆発する。日本最大を誇るその学食では8つの食堂が覇を競い、日夜デス・ゲームが繰り広げられているのだった。愛する店長代理の天のため、過激なバトルを生き残ろうと必死なシロに感化されたなごのは店に協力することに。ダメ食堂「満天」。その立て直しはなごのの手に託された。しかし、なごのは“魔都”名古屋の申し子で……? 名古屋系痛快学食バトルラブコメ、堂々開店!
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4.3ひきこもりという存在が社会に認識されるようになって約20年。事態は解決に向かうどころかさらに深刻化している。支援の手が届かなかったひきこもりは40代、50代になり、80代の親が彼らを抱え込むことになった。近年、にわかに社会問題化した「8050問題」。その当事者と家族に焦点を絞った先に見えてくるこの社会の有り様とは? 深き苦悩を見つめた希望と救いのノンフィクション。
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3.6「8050問題」とは、80代の親が50代のひきこもりの子を抱えている家庭、そしてそこから派生する問題を指す。1990年代後半から顕在化してきた若者のひきこもり問題が、解決せぬまま長期化。親が高齢者になるとともに当事者が中高年に達し、今、深刻な社会問題として浮上してきている。本書では「8050問題」の根源には「家族の機能不全」があると捉え、当事者や家族、支援者に密着取材。その現状や心理をリアルに描写する。彼らはどこでつまずき、何によって光を見出したのか。その格闘の姿を伝える、希望と救いのノンフィクション。<山田ルイ53世さん(漫才師「髭男爵」、6年間ひきこもり)激賞!>本書で描かれるのは、7つの家族の物語。皆一様に、「普通」から滑落した人々だ。そこからの再生、「ルネッサンス」の物語でもあるが、その歩みはあまりに弱々しく、輝かしいものではない。しかし、長い間「社会と関係ない人間」だった筆者には、痛いほどわかる。踏み出した一歩の偉大さも、それが半ば奇跡だということも。彼らを知れば、「8050問題」はすべての家族に起こりえるリアルな「将来」の1つであり、にもかかわらず差し伸べられる手の少なさに愕然とする。かつて「当事者」だったことを盾にとり、不謹慎な物言いをお許しいただこう。本書は「面白い読み物」。絶妙な距離感で取材対象と接し続けた著者が、丁寧かつ情熱的に書き上げた一冊……「ひきこもって」一息に読み終えることをお勧めする。(本書オビに掲載の言葉)
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3.5蜂蜜の香りのする王女ミュリエルは双子の姉と入れ替わって「狼公爵」へ嫁ぐことに。口づけで迎えられたミュリエルは、身代わりなのが申し訳なくて結婚を拒否してしまう。怒る公爵だが、ミュリエルの蜂蜜の香りを気に入り、その身体を舐めたり噛んだり――お菓子みたいに扱ってくる。さらに、呪いのせいで狼に変身してしまう公爵は、夜な夜なミュリエルの蜜を求めてきて!? 召しませ、恋のドルチェ♪ 電子版でしか読めない書き下ろしショートストーリーも収録! 【目次】蜂蜜姫と狼公爵の甘い晩餐/【電子版書き下ろしSS】Avant dessert(デザートのその前に) 結婚前夜/あとがき
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3.0最近の日本の政治、教育、社会……ちょっとおかしなことが多すぎませんか? 世の中の動きに、何も言わずに黙ってスルーしていると、いつのまにか物事がどんどんアブナい方向に進んでいたり、私たちにとって、日本の未来にとって、とても重要な問題がきちんとした批判に基づいてしっかり議論されることなく短時間で決まってしまったりすることが増えています。どう考えてもおかしなことが平然とまかり通ってしまう理不尽だらけの日本の社会とどう向き合えばいいのか。そこに不可欠な、健全な批判でもっと議論を深めるための正しい「批判のお作法」をどうやって身につければいいのか。大阪のおばちゃん、谷口真由美と、奈良のおっちゃん、前川喜平ががっちり対談。黙って見過ごすわけにはいかない日本の問題に、激アツトークで鋭くツッコミ入れさせていただきます!!
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3.9近年、発達障害と診断される子どもが急増している。その原因は、子ども自身にあるのではない。少子化など社会変化のなかで、大人の「子どもを見る目」が大きく変化したのである。それは「生きにくくさせられている子どもの増加」でもあった。本書は、発達障害をめぐる様々な混乱を取りのぞくために、最新の科学的知見をもちいて、子どもの発達を胎児期にさかのぼって検証し、発達障害児が〈子ども集団〉のなかで自ら活き活きと育つことの重要性を提案した一冊である。【目次】第一章 発達障害をめぐる混乱――発達障害はなぜ増えたのか/第二章 発達障害とは何か/第三章 発達障害の子どもの運動と知覚――「コミュニケーションの障害」を問い直す/第四章 見る・聞く・感じる世界が違う子どもたち――発達障害の発生プロセスを考える/第五章 障害があっても安心して暮らせる町/第六章 子どもは<子どもの世界>で育つ――「ひとり」を見る、「みんな」を見る/あとがき
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5.0仕事や恋、人間関係が動く日を日付でズバリ鑑定する「運命日」占いで有名な人気占星術家・橘さくらによる初の開運メッセージ・ブック。 「運命日」の年間占いの単行本は毎年完売。モデル・女優から政財界関係者まで、さまざまなセレブリティに信頼される著者が、20年にわたり1万人以上のチャートを読み続けてきた経験から感じた「宇宙の不文律」「自分らしく生きるためのチャンスのつかみ方」「自然と幸運が近づいてくる生き方のヒント」とは? 「人間関係のピンチに効く【金色の魔法】」「制限の星、土星のネガティブな運勢を克服する【引き受け方式】」「パートナー探しに重要な【自分主義からの解放】」……etc. 悩みを抱えたすべての人の心をときほぐし、明日へのパワーを呼び起こす1冊です。漫画家・ヤマザキマリ氏推薦!
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4.8【電子版限定:描き下ろし&カラー扉収録!】「千歳(ちとせ)の誕生日、めっちゃ祝うわ」 大学生の千歳は、ひとりむなしく過ごす誕生日の夜に、高校時代のある同級生の言葉を思い出す――。高校2年の時に転校してきた高鷹(こうたか)は背が高く、かっこよく、スポーツ万能。そんな彼と野球部でバッテリーを組むことになった千歳は、無愛想な彼の本質を知り心惹かれる。お互いに少しずつ意識し、お付き合いを始めたふたり。初恋人との交際は楽しく、浮かれる千歳だったが、進路の話をきっかけに高鷹とすれ違ってしまう。そのまま卒業を迎え、高鷹と連絡を取ることもなくなり……。2年前から止まったままのメッセージ画面。千歳はついに、新しいメッセージを高鷹に送る。ぶっきらぼう男子×ワケあり大学生、痛いほどリアルな青春ラブストーリー!
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4.6【電子限定描き下ろし付き】「よくわからねぇけど… お前じゃないと 駄目なのかもな」 恋愛映画好きな峰は、高校生になったら映画のような恋ができると思っていた。しかし、地味系男子である峰の高校生活は恋とは無縁の日々…。そんなある日、EDに悩むイケメン・八角に出会ってしまったことで事態は急展開!! なぜか峰を見て勃起した八角に、「試させろ」と迫られて目の前でオナニーされてしまう! 最初は嫌がっていた峰だったが、八角の意外な一面を知り、彼に協力したいと思うようになって…? EDに悩むイケメン強引男子×恋に夢見る地味系男子が繰り広げる、エッチでキュートなドキドキ・スクールライフ
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-今日、あの人に振られるために告白します!/高校の初恋の相手・松田くん。卒業してからも彼みたいに素敵なひとには出会えなかった。だから私、振られない限り前に進めない。松田くん、きれいさっぱり私を振ってください…! ※こちらの作品は『月刊officeYOU 2022年9月号』に収録の「初恋の人に会いまして。」と同内容です。