夢子の作品一覧
「夢子」の「革命王女の戴冠」「後宮の死化粧妃 ワケあり妖妃と奇人官吏の暗黒検視事件簿」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
私はコバルト文庫 大好きです。
この本は初めて読みましたが 痒いところに手が届くみたいに ツボにハマる本です。
ルクレツィアは 清く正しく麗しく育てられた
でも 自分には全く自信のない人
嫁いだ先の王様の愛人マリーに対しても いいところを見つけてしまう。
お世話係のティアナから 笑顔が大事と教わる。
王様からは顧みられない王妃だが
病院や孤児院への慰問は欠かさない。
誰に対しても偉そうに話さない。
国が滅んだあとも 畑の耕し方 ジャガイモの皮の剥き方 を周りの人から素直に習う。
この積み重ねが 幸せに導くんですね。
ハッピーエンドで ちゃんと終わりました。
新しくしゅうとめになったハリエットに
Posted by ブクログ
次々と災難に襲われる中で、自分に自信がなく苦しみながらも、自らの責務から逃げずに凛と立ち続けるルクレツィアが好きでした。文体もすごく好み。
彼女がティアナを始めとする人々から貰った言葉で成長していく様にも心を打たれる。
こんなにしんどい事が何度も襲ってきて大丈夫なのか? とも思いましたが、最後には思わず笑みがこぼれるハッピーエンドに辿り着けて良かったと思いました。
メルヴィンが戦の前に結婚を申し込んだときは「死亡フラグじゃありませんように……!」と祈っていましたが、無事二人が結ばれてホッとしました。
(でも5年も片思いこじらせるのはちょっと凄いと思うよメルヴィン陛下)