渋沢栄一作品一覧

  • ダイヤモンドZAi24年6月号
    NEW
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なります。ご注意ください。連載小説など著作権等の問題で掲載されないページや写真、また、プレゼント企画やWEBサービスなどご利用になれないコンテンツがございます。あらかじめご了承ください。 ◎別冊付録 いつまでたっても始められない人に贈る 完ペキよりラクが正義!これ以上ないぐうたら指南書 新NISAスタートBOOK ◎第1特集 配当&株価が10倍になる株 10年持ちっぱでOK!日本株の常識が一変! ●新10倍株1:誰もが知ってる大型株・優良株で実現 ほったらかしで配当10倍!TOPPAN、日テレ、雪印、ニップンなど ●新10倍株2:世界で躍進する日本7大企業 サムライ7で株価10倍 ●新10倍株3:新興国に進出/AI・半導体/高齢化・人手不足/環境・EV ●番外編:1年で株価2倍になる株 ◎第2特集 第2回ダイヤモンド・ザイNISA投信2024グランプリ 宣言!ザイは毎年、個人投資家目線でNISAで買いの投信を表彰します! ●<1>日本株総合部門 ●<2>日本中小型株部門 ●<3>米国株部門 ●<4>世界株部門 ●<5>新興国株部門 ●<6>リート部門 ●<7>フレッシャー賞 ●ダメなモンはダメと言います!期待ハズレな残念投信3本を今年も発表! ◎第3特集 日本3大グルメ&生産地の返礼品60 日本が誇る名品だけ揃えました ●みんなの憧れ日本3大グルメ「3大和牛」「3大地鶏・3大豚」「3大ラーメン・3大珍味」 ●一度は行きたい日本3大観光地「日本3景のグルメ」「日本3名泉」 ●人気返礼品の日本3大生産地 魚介類 : まぐろ・うなぎ・ほたて 野菜・米 : 玉ねぎ・とうもろこし・さつまいも・米 フルーツ : シャインマスカット・さくらんぼ・桃・メロン ◎第4特集 めざせ!FXで1億円!年億稼ぐトレーダーの神トレ大公開!前編 羊飼いさん/ポンタコンタさん ◎ZAi NEWS CHANNEL 「出遅れJリートに投資チャンス!利回り4~5%台がゴロゴロ」 ◎連載も充実! ●おカネの本音!VOL.22渋澤 健さん 「道徳と利益は両立するいまこそ見習いたい渋沢栄一の儲け方」 ●10倍株を探せ!IPO株研究所2024年3月編 「日本株への追い風が波及!IPO株の取引も活発に」 ●株入門マンガ恋する株式相場! VOL.90「コンビニがGAFAの一角に!?」 ●マンガどこから来てどこへ行くのか日本国 「実家で家賃が稼げる!?昭和のボロ空き家そのまま貸せばいい!?」 ●人気毎月分配型100本の「分配金」速報データ! 「これまでマイナスだったJリート型の本当の利回りもプラスに!」
  • ビジネスで成功の鍵を手に入れるノウハウ大全集
    完結
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    本書は、それらに関する26冊のハウツー本をまとめた特大合本。 この1冊で、ビジネスで成功するために必要な知識とテクニックがマスターできます。 【本書に収録されている本】 ■「働き方上手になるための仕事の完全攻略法」■ 「得する働き方と賢い休み方 今だから知っておきたいワーク・ライフ・バランス」 「仕事がはかどる集中力超強化術」 「面白いほど仕事がどんどん片付く時間術」 「仕事で評価される!1日5分で説明上手になる伝え方」 「相手の「YES」を引きだす説得力があがる伝え方」 「しゃべり下手でも安心!ゼロから身につくプレゼン術」 「渋沢栄一から学ぶ ビジネスを加速させる人脈術」 「職場で好かれる人の仕事術 やっかい上司・くせもの部下との接し方」 「仕事・人間関係のストレスを消す! 心の片付け術」 「今の仕事が嫌だ!と思ったら読む本『やりたい』を見つける天職メソッド25」 ■「上手に使う・増やす・貯める・稼ぐ お金の意識改革 」■ 「1か月で身につく やさしい投資の基礎知識 1か月で身につくシリーズ」 「貯まる人が知っている 賢くお金と付き合う21の方法」 「シンプルな節約術で賢くお金を貯める本」 「世界のお金持ちがやっているたった1つの習慣」 「やってはいけないキケンな貯金術」 「副業を始めたい人の為のかんたんマニュアル」 ■「ビジネスパーソンのためのメンタル健康法 大全」■ 「職場で好かれる人の仕事術 やっかい上司・くせもの部下との接し方」 「困った部下のトリセツ」 「あなたの背中を押してくれる仕事に役立つ名言」 「仕事・人間関係のストレスを消す! 心の片付け術」 「他人に興味が持てない人の処方箋 人間関係がうまくいく方法」 「じぶんを整える 週末セルフメンテナンス」 「マーフィー お金と人を引き寄せる魔法のルール」 「アンガーマネジメント入門 怒りをゼロにする心のコントロール術」 「今の仕事が嫌だ!と思ったら読む本『やりたい』を見つける天職メソッド25」「今の自分がイヤだ!と思ったときに読む本 ネガティブがポジティブに変わる32の言葉」
  • マンガ&図解 新しい紙幣の物語
    完結
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    全1巻5,280円 (税込)
    2024年夏から流通される新紙幣の顔である「渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎」の、3人の激動と感動の人生を、マンガで紹介。また、福澤諭吉、夏目漱石ら、これまで紙幣の肖像に採用された人物のマンガも併録。「お札」の知識が身につく図解記事も充実。
  • 伝説の経営者たちの成功と失敗から学ぶ 経営者図鑑
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ベストセラー『戦略図鑑』第2弾! 今回は、『経営者図鑑』 鉄鋼王からUberEatsまで あの経営者たちの思考法と行動力が見るだけで身につく イラストとマンガが、たっぷりの図鑑形式で、30名の経営者を紹介しています。 30名の経営者の人生から問題解決力を養う! 渋沢栄一、ヘンリー・フォード、豊田喜一郎、ウォルト・ディズニー、本田宗一郎、松下幸之助、井深大&盛田昭夫、レイ・クロック、稲盛和夫、ハワード・シュルツ、ビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブズ、孫正義、柳井正、ジェフ・ベソス、馬雲(ジャック・マー)、ラリーペイジ&セルゲイ・ブリン、イーロン・マスク、マーク・ザッカ―バーグ、チャッド・ハリー、雷軍(レイ・ジュン)、トラビス・カラニック、ブライアン・チェスキーなど
  • 地図と読む日本の歴史人物
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    誰もが知る日本の歴史人物の足跡を、地図とともに読む。 いつ、どこで、何を成し遂げたのか。そこに至るまでにどんな道筋やドラマがあったのか。 地図とともにたどることで、お馴染みの歴史人たちの輪郭がより鮮明に、より臨場感を持って浮き上がる。 本書に登場する人物…聖徳太子、源義経、武田信玄、上杉謙信、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、伊達政宗、忠臣蔵、伊能忠敬、新選組、西郷隆盛、坂本龍馬、渋沢栄一、津田梅子 大河ドラマ監修などでお馴染みの小和田哲男はじめ、各人物研究のエキスパートが執筆。
  • 働き方の哲学 360度の視点で仕事を考える
    4.2
    <すべての人に効く、図と絵でわかる“働き方バイブル”登場!> 仕事、キャリア、成長、リーダーシップ、自己実現、会社、メンタル…… 「働くこと」を考える上で大切な概念を完全図解。 ⬛︎やる気も悩みも「仕事観」次第!? 仕事の悩みは、なぜ生まれるのでしょうか? 同じ仕事でも、人によって辛さの程度が違うのはなぜでしょうか? 同じ状況で、やる気が出る人と、なくす人に分かれるのはなぜでしょうか? その答えは「観(=ものの見方・とらえ方)」にあります。 高いスキルがあるのに「観」が弱いために、壁にぶつかる人がたくさんいます。 刺激的な仕事をしているのに「観」が不健全なために、やる気をなくす人もいます。 反対に「健やかな仕事観」は「健やかな仕事意欲」を生み「健やかな仕事人生」につながります。 そうした「健やかな観」をつくるのが、本書の目的です。 ⬛︎より良い仕事人生を送るための「360度の視点」が1冊に 古代・中世から現代にいたるまで、多くの先人(哲学者、経済&経営学者、心理学者、経営者など)が 遺した知恵がコンパクトにまとまった1冊です。 「仕事や生き方について、偉大な先人たちはどう考えたのか?」を網羅的に知ることができます。 1)本書で引用される先人たち アダム・スミス、マックス・ヴェーバー、ドラッカーなどの経済・経営学者たち。 カント、ヒルティ、アラン、モンテーニュなどの哲学者たち。 ヴィクトール・フランクル、A.マズロー、A.エリスなどの心理学者たち。 渋沢栄一、松下幸之助、トーマス.J.ワトソンなどの経営者・実業家たち。 その他、詩人、作家、スポーツマンなど多数。 2)本書に登場するキーワード <Career> 3人のレンガ積み、価値創造回路、内的キャリア、3層➕1軸、偶発性理論……。 <Growth> 自立・自律・自導、連続的成功、πの字思考プロセス、七放五落十二達の法則……。 <Ability> ポータブルスキル、T型人材、PM理論、状況対応リーダーシップ、セレンディピティ……。 <Motivation> 目標と目的、SMART、内発的動機、使命的動機のシャワー効果、自己実現……。 <Company> 会社と企業、社会的責任、風土と文化、P人材・U人材、企業内プロフェッショナル……。 <Mental Health> ストレス要因、レジリエンス、ABC理論、ワーク・ライフ・ブレンド……。 ⬛︎すべての働く人に 「やる気が出ない」「将来が不安」「仕事が面白くない」 「会社と自分があっていない」「もっと意味のある仕事をしたい」 「転職を悩んでいる」「キャリアを見直したい」 ……多くの人がぶつかるこんな悩みに、本書は力強いヒントを与えてくれるでしょう。 その他、以下のようなケースでも、ぜひ本書を活用してみてください。 ●就職活動の準備に 「職業を選択する上で、さまざまな観点を持ちたい」 「面接で何を語れば良いかわからない」 「会社情報は集めたけれど、自分の想いがわからない」 ●経営者・管理職の方に 「(部下・社員の)モチベーションアップのヒントを得たい」 「キャリア形成は、どう指導したらいいか」 「組織と個人がブレずに進むにはどうすればいいか」 ●人事担当者・キャリアコンサルタントの方に 「人材育成の新たな切り口のヒントを得たい」 「職場のメンタルヘルス問題・疲労感に対処したい」 「働くことの相談のプロとして、基本概念をしっかり押さえたい」 「なぜ働くか?」「どう働くか?」 ――働くあなたがより良い仕事人生をおくるために役立つ視点がきっと見つかります。 就活・転職、社内研修でも使える! 著者書き下ろしオリジナルワークシートのPDFをこちらからDLできます。 d21.co.jp/feature/tetsugaku/
  • 論語と算盤
    完結
    3.7
    全1巻1,265円 (税込)
    ときは明治初期。金儲けが卑しいとされていた時代に100以上の企業の設立に携わり、日本の経済発展を牽引した一人の男がいた。男の名は渋沢栄一。その思想の背骨には“論語”があった。次の一万円札の肖像となる伝説の人を、漫画で活写!
  • 幸福論 「しくじり」の哲学
    4.3
    成功≠幸福後悔しない生き方 芸人として挫折して、YouTuberになってわかったこと。はじめて語る、家族のこと。 オリエンタルラジオ中田敦彦。栄光と挫折の目まぐるしい浮き沈み。いま明かされる哲学的自叙伝。 ■目次 ①ひと口のジュース ・祖母がいつも見ていてくれた ・最期の言葉 ②時間は嘘をつかない ・浮き沈みの激しい芸人人生 ・つねに時間は限られている ③二番目に手を挙げる ・『PERFECT HUMAN』で「紅白」に ・弱点は個性 ④「知」は最高のエンターテインメント ・中田敦彦のYouTube大学 ・ネタは書店にあり ⑤アイデアは準備された心に降り立つ ・読書のハードルを取っ払う ・相方との自立した関係 ⑥「前言撤回」精神 ・寂しがり屋 ・怖いから跳ぶ ⑦「光」の魔力 ・いちど浴びたら忘れられない歓声の味 ・ゲーム感覚で「数字」と向き合う ⑧「自分」とは現象の蓄積である ・ベビーカーの上のぼく ・一転して、勉強に打ち込んだ中学時代 ⑨ひとりでは生きられない ・人間関係の「毒」は妙薬となる ・藤森慎吾との出会い ⑩なぜ「武勇伝」はウケたのか ・王道ではなく、「もどき」で勝負 ・ネタの精度より大事なこと ⑪最強にして万能の武器は、言葉 ・言葉を磨かずして成功はない ・「浮き沈み」への対処法 ⑫ぼくは「駄菓子」でありたい ・正気に戻してくれた母の言葉 ・「ちゃん付け」で呼ばれ続けたい ⑬ドラクエはレベル0から15までが楽しい ・イロモノ扱いのぼく 「おもしろさ」とは多種多様だ ⑭インプットとアウトプット ・無茶するためのリスクヘッジ ・絶え間ないインプットが情熱となる ⑮良書には「知識」「思想」「感情」のすべてがある ぼくの偏見を覆した文豪・安部公房 ・『マクベス』『仮面の告白』のエンタメ性 ⑯絶対勝者なんて存在しない ・強くて優しいひとになる ・時間内にできたものが実力 ⑰座右の書 ・渋沢栄一『論語と算盤』 ・サイモン・シン『フェルマーの最終定理』 ⑱普通ということ チャンネル登録者数累計300万人突破トップユーチューバーの「しくじりの哲学」!
  • 日本経済の心臓 証券市場誕生!
    4.8
    江戸時代の堂島米会所から明治期の取引所設立、戦後の証券市場復興とバブル期の隆盛まで、「証券市場の歴史」決定版! 世界初の先物市場は17世紀に大阪米市場から生まれた。将軍さえも思いどおりにはできなかった米市場の実態とは? 明治維新後の動乱期に、証券所設立のために政府と民間の立場を超えて協力した渋沢栄一や今村清之介、田中糸平。彼らの生涯とは? 戦後のGHQとの証券市場復活交渉における意外な秘話や、バブル期のエネルギーあふれる市場の活況まで、人と人のつながりが育ててきた証券市場の物語。 【目次】はじめに/第1章 江戸期―証券取引の夜明け―/1 米は大坂を目指す/2 蔵屋敷と米切手/3 大坂米市場の概要/4 大坂米市場と米切手の仕組み/5 米市場と各藩のファイナンス(財政・資金調達)/6 世界最初の証券先物市場・堂島米市場/7 久留米藩の領主米引渡し拒否事件(前)/8 久留米藩の領主米引渡し拒否事件(後)/9 米飛脚・旗振り通信と遠隔地取引/10 日本における投資家と投機家の原型―本間光丘と本間宗久―/第2章 明治・大正期―兜町と北浜―/1 明治初期の堂島米会所/2 取引所設立の背景―武家の退職手当(秩禄公債・金禄公債)の売買―/3 取引所設立の背景―生糸と洋銀取引と明治期の新しい経済人―/4 「天下の糸平」と呼ばれた男/5 明治の若き経済人、島清こと今村清之助/6 証券市場の設計者、渋沢栄一/7 株式取引所の設置までの道のり/8 東京株式取引所の創立と、株主リストから見えるパワーバランス/9 東京株式取引所の開業/10 3人のその後/11 五代友厚―ボッケモン人生をまっとうした男―/12 大阪の経済発展を担う五代の活躍/13 金禄公債から鉄道、資本金分割払込制度/14 東京株式取引所株が人気株に。株式ブーム到来!/15 米取引の手法で株式売買/16 明治期の取引と「シマ」の風俗/17 証券の街、兜町の誕生/18 取引所倒産の危機/19 感謝を忘れず、120年/コラム「成金 鈴木久五郎」/コラム「兜町の食事事情―立ち食い鮨と弁松」/第3章 昭和期 戦後の証券市場復興と隆盛/1 戦争下の兜町(昭和20年)/2 終戦―新円交換と集団売買(昭和20~24年)―/3 「国民一人一人が株主に」―その1 財閥解体・財産税の物納・特別機関解体―/4 「国民一人一人が株主に」―その2 史上最大の作戦(昭和22年~)―/5 証券取引所再開に向けたGHQとの折衝/6 平和不動産は戦前の取引所の承継者/7 証券取引の再開―東京証券取引所の誕生―/8 商法改正とコーポレート・ガバナンスの萌芽/9 山崎種二/10 取引所ビルの変遷/11 バブル期のある日の株券売買立会場―立会場の華「笛吹き中断」―/コラム「株券の紙はどうつくられるのか」/コラム「兜神社」/コラム「立会場で売買された銘柄と手サイン」/終わりに/脚注/年表/参考文献
  • 偉人の年収
    3.5
    ・新選組の月給 ・戦国武将の金銭トラブル ・渋沢栄一の年収変遷 ・ピカソ家の遺産相続 ・シェイクスピアの秘密の副業etc. 偉人たちの金銭事情を、現代日本円に換算して生々しく紹介。 良識ある研究者は手を出したがらない「禁断のテーマ」に挑む! 【目次】 第1章 世界の偉人の年収 第2章 日本の偉人の年収 第3章 偉人のイカれた金遣い 第4章 偉人のマネーテクニック 第5章 偉人の金銭トラブル 第6章 偉人にまつわるアレコレの値段
  • 面白すぎる!日本史の授業――超現代語訳×最新歴史研究で学びなおす
    3.7
    1巻1,650円 (税込)
    「えっ、そうなの?」驚きの波状攻撃 ・蒙古襲来! 一騎討ち VS 集団戦法……嘘かも説 ・今、信長、過渡期です ・北条早雲の激変ビフォーアフター ・注釈だらけの天下人 豊臣秀吉 ・ああ、幻の関ヶ原 ・もう一度〝鎖国〟の話をしよう ・いろんなことがアレだとしてもやっぱり龍馬はスゴかった 歴史芸人と歴史研究家が 超絶楽しく洗いなおす日本の歴史! ここまでかみ砕いて日本史をわかりやすく語った本は、 これまでなかったはずです。(著者 河合敦、おわりにより) 大人のみなさんがかつて習ったあの歴史もあの人物もほんとうは……。 最新の歴史研究はどんどん進み、日本史はいまどんどん変わっているんです! 本書はそんな変わりゆく日本史を歴史芸人・房野史典氏が超現代語訳でおもしろく、 そしてNHK歴史探偵でおなじみ河合敦先生が最新歴史研究からアカデミックに洗いなおします。 ■目次 ●PART1 飛鳥時代~室町時代 ・古代史きってのヒーロー聖徳太子。 ・これだけ悪いことが重なれば、大仏様を作りたくもなります・・・ ・平安京は祟りの末にできた都? ・結局「鎌倉幕府」はイイハコなの? イイクニなの? ほか ●PART2 戦国時代/安土桃山時代 ●PART3 江戸時代/幕末 ■著者 河合 敦(かわい あつし) 1965年、東京都町田市に生まれる。 青山学院大学文学部史学科卒業。早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学(日本史専攻)。 都立紅葉川高校、都立白鷗高校、文教大学付属高等学校などをへて現在、多摩大学客員教授。 早稲田大学で非常勤講師もつとめる。著書は『早わかり日本史』(日本実業出版社)、『殿様は「明治」をどう生きたのか』(扶桑社文庫)、 『逆転した日本史』(扶桑社新書)、『渋沢栄一と岩崎弥太郎』(幻冬舎新書)、『日本史は逆から学べ! 』(光文社知恵の森文庫)、など多数。 その他「歴史探偵」(NHK)、「世界一受けたい授業」(日本テレビ)、「日本史の新常識」(BSフジ)、 「にっぽん! 歴史鑑定」(BS―TBS)、NHKラジオ「ごごカフェ」などテレビやラジオにも多数出演。 「ぬけまいる」「大富豪同心」などNHK時代劇の時代考証も多く手がける。 【受賞歴】 第17回郷土史研究賞優秀賞(新人物往来社) 第6回NTTトーク大賞優秀賞 2018年雑学文庫大賞(啓文堂主催)を受賞。 ■著者 房野史典(ぼうの ふみのり) 1980年、岡山県生まれ。名古屋学院大学卒業。 お笑いコンビ「ブロードキャスト!!」のツッコミ担当。 無類の戦国好きで、歴史好き芸人ユニット「ロクモンジャー」を結成するなど、意欲的に歴史普及活動を行っている。 子どもたちに歴史の面白さを教える授業(YouTube『STUDY FREAK』など)も好評で、歴史専門家からの信頼も厚い。 著書に『笑って泣いてドラマチックに学ぶ 超現代語訳 戦国時代』『笑えて、泣けて、するする頭に入る 超現代語訳 幕末物語』 『13歳のきみと、戦国時代の「戦」の話をしよう。』(幻冬舎刊)、 『時空を超えて面白い! 戦国武将の超絶カッコいい話』(三笠書房刊)がある。
  • 教養としてのお金とアート 誰でもわかる「新たな価値のつくり方」
    4.2
    世界と比較してみても、日本人の中でアートとお金が苦手な人は多い。 けれど、時代はすでにグローバルになり、苦手を克服し、教養として身に付けておく必要がある。 それに、今やビジネスパーソンの間で話題になっている「アート思考」。 ビジネスパーソンでも絵画を学ぶことが大切であり、反対にアーテイストでもお金を勉強することが大事になってくる。 そうやってアートと会計をつないで学ぶことで、 これまで日本人に足りていなかった「正しい知識」が身につくに違いない。 本書は、『名画で学ぶ経済の世界史』『会計の世界史』の著者であり、公認会計士の田中靖浩氏が、 ビジネスパーソン代表として、東京画廊代表の山本豊津氏へ絵画を勉強しにいく。 アートと会計という一見関係のなさそうな両者が、つないで学ぶことでこんなにも共通点があった! ・アートを知るとなぜ「価値のつくり方」がわかるのか ・なぜお金を知らないで会社を経営する人が多いのか ・ビジネスパーソンにもアートの知識は必要なのか お金とアートの専門家が語る異色の対談、ついに完成! 目次 第1章 なぜアートは日本に浸透しなかったのか 第2章 簿記という芸術的なプラットフォーム 第3章 日本で会計の礎をきずいた福沢諭吉と渋沢栄一 第4章 価格から考える「アートの問題点」 第5章 これから絶対に必要な「価値と評価」の話 第6章 「未来の資本主義」の話をしよう
  • コミック版 日本の歴史 戦国人物伝 織田信長
    5.0
    1~89巻1,100~1,320円 (税込)
    「うつけ」と呼ばれた少年時代から、後の秀吉、家康を従え天下布武への道を登りつめるまでを、学習まんがの概念をくつがえす現代的なビジュアルで描き出しました。 総合監修には、キャリア約20年・著作300以上の実績を持つ歴史研究の第一人者、加来耕三先生を迎え、重厚な構成が実現。 乱世に現れた英雄か? 情け容赦のない魔王か? 戦国乱世を駆け抜けた稀代の人物の鮮烈な生きざまを、鮮やかに描き出します!
  • 現代語訳 論語と算盤
    4.1
    日本実業界の父が、生涯を通じて貫いた経営哲学とはなにか。「利潤と道徳を調和させる」という、経済人がなすべき道を示した『論語と算盤』は、すべての日本人が帰るべき原点である。明治期に資本主義の本質を見抜き、経営、労働、人材育成の核心をつく経営哲学は色あせず、未来を生きる知恵に満ちている。
  • 小説 渋沢栄一(上)
    3.3
    1~2巻784円 (税込)
    武蔵国の豪農の長男に生まれ、幼少期から類い稀な商才を発揮する栄一。幕末動乱期に尊王攘夷に目覚めた彼は、倒幕運動に関わるも一橋慶喜に見出され幕臣となり、維新後は大蔵官僚として度量衡や国立銀行条例の制定など、日本経済の礎となる数多の政策に携わった。“近代日本資本主義の父”と呼ばれる傑物の、激動の人生を活写する史伝大作。
  • 大人の日帰り旅首都圏2025
    完結
    -
    東京の新しいランドマーク・麻布台ヒルズや、現代アートの街として注目の前橋、ワイナリーやウィスキーの蒸留所と食を楽しめる小諸など、旬な旅をご案内。ほかにも非日常の空間を味わえる絶景カフェや、魅力を再発見できる東京の身近なおでかけスポット、季節のフルーツや新鮮野菜、リノベダイニングなど食の旅、陶芸や温泉、蔵の街さんぽなど…大人だからこそ行ってみたい首都圏の日帰りスポットをご紹介します! <特集内容> 【旬な旅】 ・開放感あふれる空間と自慢のグルメを絶景カフェで楽しむ ・食と現在アートで、前橋の新たな魅力を知る ・小諸で千曲川沿いのワイナリーと蒸留所へ ・森に囲まれた伊豆高原の話題のリゾート ・東京の新しいランドマーク、虎ノ門ヒルズステーションタワーと麻布台ヒルズ 【コラム】話題のニューオープンホテルを日帰りで体験/ジャヌ東京、ホテルインディゴ渋谷・Gallery11、ブルガリホテル東京・ブルガリラウンジ 【東京で近場の魅力再発見】 ・隅田川沿いに広がる芸術とカフェの街、清澄白河を歩く ・豊洲で進化するデジタルアートと市場グルメを楽しむ ・自然あふれる調布で関東有数の古刹と参道をめぐり 【コラム】乗って楽しい観光列車/新型特急スペーシアX、西武 旅するレストラン52席の至福、サフィール踊り子 【おいしい日帰り旅】 ・鎌倉、長谷で話題のリノベダイニング&カフェ ・フルーツ王国・山梨市で味わう絶品スイーツ ・深谷で新鮮野菜の魅力にふれるテーマパークと、新1万円札の顔、渋沢栄一ゆかりの地 【コラム】自然の中でBBQ体験/SUMI・TERRACE森のヴィレッジ(桐生)、THE・WHARF・HOUSE山下公園(横浜) 【おとなの遠足】 ・ローカル線に乗って、益子の江戸末期から続く焼き物の里へ ・文人墨客に愛された風光明媚な温泉地、湯河原の話題の日帰り温泉施設 ・富士吉田・忍野、富士山信仰の歴史を知るリノベカフェ 【コラム】絶景が楽しめる日帰り温泉/オーシャンスパ Fuua(熱海)、富士眺望の湯 ゆらり(鳴沢) わざわざ行きたい!道の駅のおいしいご当地グルメ/道の駅・まえばし・赤城、道の駅・常総、道の駅・伊豆のへそ
  • 論語と算盤
    4.5
    孔子の教えに従って商売をする――。日本実業界の父、渋沢栄一が、その経営哲学を後進の企業家たちを育成するために語った談話集。金儲けと社会貢献の均衡を図る、現代にも生きる品格ある経営人のためのバイブル。
  • 雄気堂々(上下)合本版(新潮文庫)
    -
    1巻1,452円 (税込)
    近代日本最大の経済人渋沢栄一のダイナミックな人間形成の劇を、幕末維新の激動の中に描く雄大な伝記文学。武州血洗島の一農夫に生れた栄一は、尊皇攘夷の運動に身を投じて異人居留地の横浜焼打ちを企てるが、中止に終った後、思いがけない機縁から、打倒の相手であった一橋家につかえ、一橋慶喜の弟の随員としてフランスに行き、その地で大政奉還を迎えることになる。 ※当電子版は新潮文庫版『雄気堂々』上下巻をまとめた合本版です。
  • 1日1話、偉人・名言に学ぶ 大人の教養33
    3.0
    1日1話、毎日10分、たった1か月で、物事の見方、考え方がグンと深まる! 「やりたくない仕事との向き合い方」「個性の伸ばし方」から「お酒を嗜むコツ」「覚悟の定め方」まで、明日の思考や行動に活かせる33 話! 「教養」を身につける最も手軽な方法は、長い年月を経てもなお、今に伝わっている「古典」を読むことである。ブレない精神の柱としての教養が身につくと、目の前の出来事に一喜一憂せず、時代の風にもびくともしなくなる。 新紙幣の偉人・北里柴三郎、津田梅子、渋沢栄一をはじめ、ゲーテや福沢諭吉、西郷隆盛など、古今東西の名文を、テレビでもおなじみ齋藤孝先生が紹介する大人のための教養本。 第1章 「仕事」に悩んだら読む7話 自分の学んだものを日本の婦人にも頒ちたい――津田梅子/つまらぬ仕事だと軽蔑して、力を入れぬ人――渋沢栄一/不平をおこすくらいならサラリーマンを廃業して独立するがいい――高橋是清 など 第2章 「自分」を見つめなおす5話 無暗に片仮名を並べて人に吹聴して得意がった男――夏目漱石/世の人はつねに独創ということを言うが――ゲーテ/酒は天の美禄なり――貝原益軒 など 第3章 「人間関係」について考える6話 私が一身にかけて御引受けします――西郷隆盛と勝海舟/人は城、人は石垣、人は堀――武田信玄 など 第4章 「感謝」の気持ちが生まれる5話 孝行は親がさしてくれて、初めて子ができるもの――渋沢栄一/自分の師を物を教へる機械か何かの様に心得て居る――北里柴三郎 など 第5章 日本と故郷について考える6話 震災――永井荷風/名もなき人の手に亡われたまわんより――新渡戸稲造/どんな国でも誇るに足るものをたくさんもっている――カーネギー など 第6章 「覚悟」が定まる4話 留め置かまし大和魂――吉田松陰/人生が何をわれわれから期待しているか――フランクル など ※本書は2019年10月に発行した『大人のための道徳教科書』(育鵬社)を改題して再編集したものです。
  • 図解 渋沢栄一と「論語と算盤」
    4.1
    ■2021年にNHKの大河ドラマの主人公に、 そして2024年に1万円札の肖像が渋沢栄一に変わります。 しかし、あなたはどれだけ栄一のことを知っているでしょうか? なぜ、栄一の著書『論語と算盤』は、不朽の名作として読みつがれているのでしょうか? ■栄一は「日本の資本主義の父」と呼ばれ、生涯に500もの会社の設立に関わり、 資本主義(商工業)の発達に尽力して、日本の経済の礎を築いた人物。 その①生涯、②代表作『論語と算盤』、そして③歴史的な関連人物の3つの側面から、 縦横に渋沢栄一を掘り下げ、図やイラストを多用してわかりやすく解説します。 なぜ今、渋沢栄一なのか? 大企業による事業の独占、税金逃れ。富裕層がお金を増やす一方で、貧しい家庭が増え続ける格差社会……。 こうした現在の日本を渋沢栄一が見れば、「私はこんな未来のために働いたのではない」と嘆くでしょう。 ■なぜなら、栄一は「道徳経済合一論」を唱え、経済活動で得た利益は、みんなでシェアする社会を理想としたからです。 しかし、本書の著者・齋藤孝先生は次のように語ります。 「今の時代にもう一度渋沢栄一に光が当たって、新しい1万円札を見るたびに 『これから先、みんなが益するような社会にしていきたい』と願えば、 日本はまだまだ明るい方向に発展していくことが期待できます」 ぜひ本書から、栄一の心の動き、強い精神、知力の働きというものを学び、日々の活動に活かしてください。
  • 渋沢栄一 君は、何のために「働く」のか
    4.2
    話題沸騰! NHK大河ドラマ『青天を衝け』の主人公!世界的経営者たちも大絶賛の渋沢栄一が明かす、仕事の哲学!『論語』と算盤(そろばん)、仕事の本質。仕事はエキサイティングな大冒険だ!「確かな羅針盤(渋沢の仕事哲学)」を手に、大海原へ乗りだそう!◆「やりたい仕事」「面白い仕事」をするには ◆人を動かすには◆どんな仕事相手と、どう関わるか◆正解は、どう見つけるか    ◆お金に“心”を入れる知恵◆渋沢流・スピード鍛練の秘訣! ◆経営者の心得◆人とつき合うとき、最強の武器となるものとは?仕事に迷ったり悩んだりしたとき、嫌になったとき、目的を達成したいとき……全ての日本人必読の書!!

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  • 日本の地霊(ゲニウス・ロキ)
    値引きあり
    4.0
    ■明治から戦後へ、「土地」が語る失われた歴史 ■「闘う建築史家の名著!」 ―― 隈 研吾 「解説」より 「人間の歴史は、土地の上に刻まれた営みの蓄積なのだ。」 近現代史を場所という視点から探るためのキーワード「地霊(ゲニウス・ロキ)」。 土地、建築、街並みが語る声に耳を傾けるとき、 失われた記憶や物語が浮かび上がる。 国会議事堂にひそむ鎮魂のデザイン、 広島平和記念公園と厳島神社の意外な共通点、 渋沢栄一や岩崎彌太郎がゆかりの地に寄せた想い――。 優れた建築を守り伝える時代への転換をうながした建築史家の代表作。  解説 隈研吾(建築家、東京大学教授) ※本書は一九九九年一二月、講談社現代新書として刊行されたものが底本です。 ■目次  はじめに ――「地霊(ゲニウス・ロキ)」とは 第一部 場所の拠り所  1 議事堂の祖霊はねむる ――伊藤博文の神戸  2 聖地創造 ――丹下健三の広島  3 本四架橋のたもとには ――耕三寺耕三の生口島  4 故郷との距離 ――渋沢栄一の王子  5 場所をうつす ――渋沢栄一の深谷 第二部 日本の〈地霊〉を見に行く  1 三菱・岩崎家の土地 ――岩崎彌太郎の湯島切通し  2 三菱・岩崎家の土地 ――岩崎小彌太の鳥居坂  3 地方の鹿鳴館  4 川の運命 ――谷崎潤一郎の神戸  5 新興住宅地のミッシング・リンク ――根津嘉一郎の常盤台  おわりに ――なぜ「場所」なのか [コラム]  消えた丸の内  田中光顕の場所  炭鉱と鉱山・亡者の墓  日本一寒い町に来た男  解説 隈研吾
  • 屋根裏博物館の事件簿
    3.4
    1巻748円 (税込)
    渋沢栄一の孫・敬三が作った私設博物館では民具の蒐集、研究と「日本民俗学」の研究が新たに進められていた。山形の奇妙な婚礼絵馬、南伊豆の不穏な正月行事を調査するのは、幼い頃、敬三に拾われた記憶喪失の少女・あづみ。相棒の林常彦とともにこの博物館に持ち込まれる謎を解く中で、あづみ自身の封印された記憶が蘇る――。
  • 雨夜譚
    -
    1巻2,187円 (税込)
    91歳の生涯で1000に余る企業・学校を育成・支援した大実業家の自伝。武州深谷の百姓に生まれた少年が攘夷倒幕を志すも、あろうことか徳川家の直臣として異郷の地パリで維新を迎える羽目となり、のち明治政府を出て実業界に転じる33歳までの履歴を、円熟期を迎えた渋沢翁が、子弟に請われるまま座談のかたちで物語る。
  • 雨夜譚 渋沢栄一自伝
    3.6
    激動の幕末維新を背景に大実業家・渋沢栄一(一八四〇‐一九三一)が疾風怒濤の青春を語る自伝。尊攘倒幕の志士→徳川家家臣→明治政府官僚→在野実業家と転身を重ねる著者の生き方は鋭い現実主義に貫かれた魅力をもち、維新変革をなしとげたエネルギーが生きいきと伝わってくる。実業家時代を概観した「維新以後における経済界の発達」併収。

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  • 新たな地球への遺言
    -
    (内容紹介) 神に向かうのか、神に背くか、 人間は"選択の自由"が与えられた。 しかし、その結果は必ず働く。 それが3次元を支配する"因果応報の法則"である。 今の時代は"心の闇"を深め、"この世"の終わりに近づいてきました。 立花隆氏の"あの世"のインタビュー他を通して、 魂の救済を考えます。 ◎立花隆"あの世"でのインタビュー内容と対談相手 ---------------------------------------------------------------- ◆あの世の科学的証明 クルックス×河合隼雄×キューブラー・ロス ◆虐待の影響 ヒトラー×アリス・ミラー ◆脳と意識 伊藤正男×フォン・ノイマン ◆経済について 田中角栄×渋沢栄一×ルドルフ・シュタイナー ◆性と宗教(聖と俗) 空海×フロイト×奈良林祥 ◆思考力と創造性(本・漫画・動画の影響) 夏目漱石×手塚治虫×伊藤正男 ◆"無知の知"と"観念" ソクラテス×池田晶子×南部陽一郎 ◆"心の闇"と"アストラル界" コナン・ドイル×三島由紀夫×河合隼雄 ---------------------------------------------------------------- 「私たちがこの世で行なっていた"魂の対話"を、あの世の方々がどうご覧になっていたかというインタビューになり、結果としてこの世の問題を総ざらいしていただくことになりました。 それこそが、あの世とこの世の境界線を取り払ったところでの天地の共同作業になったように思います。」 ★ 「シリーズ1は解明が9次元に達したところからの話が中心となり、 シリーズ2は3~7次元のリセット・リスタートの話が中心になっていましたが、 このシリーズ3は、3次元の地球に住んでいる私たち自身の話として、 どのような因果応報の法則が働いているかをまとめたものです。」 ★ 「この人格Bというのは、心の三層図で言うならば、第2~3層のみで生きていて、第1層(魂)とはつながっていない、まさに現代人を象徴する人格です。それに対して人格Cとは第1層(魂)にまで意識が到達していて、第1~3層を統合的に生きている人格を意味しています。」 人格Bから人格Cへの 心のありようの変化としては、 ・穏やかでおおらかになる。 ・何かに捉われるということがなく、シンプルで落ち着きがある。 ・感情を感じてもすぐに流れていく。 ・「今」の選択だけを大切にしていればよく、深い安心感がある。 ・毎日が新鮮で楽しい。 ・困ったことが起きても、その状況を面白いとさえ思えるようになる。 "魂の対話"を通して、人格Bから人格Cへと至ります。 「第1シリーズと第2シリーズでまとめた"天地の対話"も、もちろん重要なものでしたが、それと同じくらいに、あるいはそれ以上に、この横軸対話="魂の対話"を続けたことは、サラ・プロジェクトに課された最も大きなミッションだったのではないか、と思います。」
  • Ambitious 渋沢栄一・青春譜
    -
    本作品は日本銀行の父とされる偉人・渋沢栄一の僅か5年間たらずの青年期を描く。 幕末、どこにでもいる尊皇攘夷の志に燃えた若者のひとりである栄一。 若さゆえの勢いと持てる向学の才で、運命に翻弄されながら、皮肉にも攘夷の志を持ちながら幕臣となる。思いと真逆の立場で識る世の中のほろ苦さと矛盾。 やがて日本という小さな世界から飛び出して、パリの万国博覧会を目の当たりにした渋沢栄一は、幕臣としてこれからの新しい世を牽引する目標をみつける。このとき、奇しくも徳川幕府は滅びようとしていた。 本編中の渋沢栄一は、新社会人になったばかりの前途定まらぬ現代の若者の投影であり、ひょっとしたら若い日の作者そのものかも知れない。 すべての若者に、この作品を捧げる。 (※本書は2020/5/11につむぎ書房より発売された書籍を電子化したものです)
  • 一代の出版人 増田義一伝
    -
    明治から昭和初期にかけて、新渡戸稲造、大隈重信、渋沢栄一ら政財界の重鎮や学者たちから 絶大な信頼を受けた出版人がいた。その人の名は「増田義一」。 多くの良識ある読者から絶大な支持を得た『実業之日本』の創刊から携わり、『婦人世界』『少女の友』などの雑誌を矢継ぎ早に成功させ、版元である実業之日本社を大正期を代表する出版社へと牽引。大日本印刷の初代社長でもあり、日本の出版界に大きく貢献した人物である。 同社の経営と並行して衆議院議員に8回当選、衆議院副議長などを務めた一方で、その功績とは裏腹に、いま「増田義一」を知る人は皆無に近い。 なぜ、出版人・増田義一は、あの時代の重鎮と大衆の心をつかみ、実業之日本社という出版社を一時は日本一の存在に高めることができたのか。 一代の出版人・増田義一の生誕150年であり没後70年を記念し、彼の79年の軌跡と人柄、そして生涯貫いた志を、新渡戸稲造の研究家が描いた初の評伝。 現社長による「解説」も所収。 【内容紹介】 プロローグ 新渡戸稲造を編集顧問に 第一章 古里 郷里/父と母/期待された少年/授業生のころ/両親の死/高田新聞社 第二章 学校 東京専門学校/真面目な学生/盟友光岡威一郎/大隈崇拝のきっかけ/他 第三章 創業 両刀使いのころ/処女出版『金貨本位之日本』/大日本実業学会に専念/他 第四章 雑誌 人を褒める雑誌を作れ/雑誌の作り方の方針/成功の宝典/成功を説いて成功した人/他 第五章 隆盛 石井白露のこと/創立十周年で八つの座右の銘/成功への道程を披露/他 第六章 政界 前島密の推薦状/増田の議員歴/外遊後に辞職/山本権兵衛に堂々と渡り合う/他 第七章 大正 「私は実業之日本の社長増田です」/石井の死/全国の小学校長を米国に派遣/他 第八章 震災 関東大震災の当日/ただ同然で地下室を提供/講談社に紙を譲る/他 第九章 貢献 早稲田のことになると/籤引き始まる早慶戦/郷里のことでも/他 第十章 逸事 大隈侯に字を書かせられず/早稲田の課外講義/蘇峰の青山会館建設に尽力/渋沢とそっくり/英雄崇拝の精神/横山大観の揮毫/他 第十一章 晩年 二人子どもの死/声をあげて泣く/活動すればするほど丈夫に/長寿への感慨/“私は一生平和主義者であります”/他 解説
  • 1日1ページ、意外と知らない東京のすべて365
    -
    1巻2,695円 (税込)
    シリーズ累計60万部! 大ヒット「1日1ページ」シリーズ最新作! ★★★1日1ページでめぐる東京の旅★★★ 東京生まれ・東京育ちでも知らないこと満載 いつもの景色が違って見えてくる!誰かに話したくなる! 究極の雑学本! 東京はいかにして今の姿になったのか……? 縄文時代からバブルまで1冊で東京の歴史や文化がまるわかり! ・東京の地下道の全長は地球3周分…!? ・家康以前に関東地方を支配していた 「江戸氏」って何者…!? ・「半蔵門」の名前の由来は服部半蔵…!? ・荒川区には荒川は流れていないってほんと…!? ・「目黒」「目白」だけでなく、「目赤」「目青」「目黄」も存在している…!? ・練馬区の一部は、埼玉県のなかにある…!? ・東京には日本一火山が多い…!? 自由な外出が難しい今だからこそ、 1日1ページの東京旅行をお楽しみください。 ★★★1週間で7分野!★★★ 曜日ごとに、7つのテーマから東京をひも解きます。 【月】歴史…東京の古墳、家康以前の江戸、上野戦争、東京都の誕生、東京オリンピックなど 【火】自然…坂、隅田川、疫病の流行、隅田川、ゲリラ豪雨、トウキョウが名につく生き物など 【水】物語…『男はつらいよ』『AKIRA』『君の名は。』『俺ら東京さ行ぐだ』『耳をすませば』など 【木】商業・娯楽…庶民のグルメ、コンビニの登場、寄席、競馬とボートレースなど 【金】暮らし・文化…七不思議、江戸っ子の「粋」、ペット、団地とニュータウン、通勤ラッシュなど 【土】人物…渋沢栄一、平賀源内、向田邦子、山下清、葛飾北斎、江戸氏、江戸川乱歩など 【日】まち…千代田区、港区などの23区、武蔵野市、小金井市などの市、小笠原諸島、伊豆諸島などの島しょ部、東京を形成する区市町村すべて紹介!
  • 一万円札になった男 【劇画】渋沢栄一伝
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 みずほ銀行、日本製鉄、東京海上日動、キリンビール、王子製紙、日本郵船……。 生涯に500を超える企業、600を超える社会事業の創設に携わり、明治日本の礎を築いた渋沢栄一。 武蔵国の農家に生まれた男はいかにして「日本近代経済の父」と称されるまでになったのか? 渋沢栄一の激動の生涯を劇画で鮮烈に描く――!
  • 今まで生きづらかった人こそ「これから」うまくいく
    -
    2020年12月、地球文明は「風の時代」に入り、2024年からは本格的にその時代に入るともいわれています。著者は「これからは、数年前まで通用していた価値観、考え方、仕事の仕方、人間づきあいが、通用しなくなります」といいます。「風の時代」とはどういう時代で、何を大切にして、どんな心持ちや価値観を養って生きていくと、よりスムーズに生きられるのか。その方法を、アドラー、フロム、本居宣長、渋沢栄一、ほか、過去の学者や偉人の考え方もまじえ、哲学、心理学、歴史、寓話などの知見をもとに、独自の視点でわかりやすく伝えます。「大丈夫。あなたの悩みは人類史上初めての悩みではありません」。「風の時代」に自分らしく生きるための方法を、今までの常識にとらわれない大学の学長が教えます。
  • 運命を拓く×心を磨く 渋沢栄一
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 渋沢栄一の著書、『論語と算盤』の超訳 ビジネス活動を行うには、何よりも論語(道理)を重視することが大事とされています。 かの大谷翔平選手も栗山英樹監督(当時)から読むように言われ、熟読したという名著! 幕末から明治維新という激動の時代に先行き不透明な時代にあって、道理(ルール)を持つことの重要性を説いています。 人生の過程や仕事をする上で本当に大切なのは何かを改めて考えさせられる一冊。

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  • 栄一 1
    完結
    4.5
    2021年大河ドラマ!渋沢栄一伝の決定版 江戸、明治、大正、昭和。 激動の時代を生き、後に 「日本資本主義の父」と呼ばれた男・渋沢栄一。 およそ180年前。深谷の藍農家に生まれた少年が その目に見ていたものは一体なんだったのか? 今 我々の住む世界の景色を創り出した男の 生涯に迫る激動の大河ドラマ、ここに開幕!!
  • SDGs投資 資産運用しながら社会貢献
    3.8
    SDGs(持続可能な開発目標)の達成期限まで10年。渋沢栄一『論語と算盤』の衣鉢を継ぎ、楽しくなければ投資じゃない!をモットーに、投資を通じて世界の共通善=SDGsに貢献する方法を詳説。着実に運用益を上げるサステナブルな長期投資を直伝。
  • 江戸商人・成功の法則八十手
    -
    太平の世であった江戸時代、厳しい身分制度が敷かれた封建社会の中で、庶民が富を手に入れることができる唯一の方法は、商人として成功することだった。本書では、高い志をもって商売を始めた人物が、いかにして時代の流れと世の中のニーズを読み、商売を軌道に乗せ、豪商への道を駆け上がっていったのか、さまざまなエピソードを交えながら紹介している。戦国末期から鎖国までの間に海外貿易で富を築いた角倉了以、末次平蔵、神屋宗湛。江戸の最盛期に手堅い商売でガッチリ儲けた三井高利、河村瑞賢、銭屋五兵衛。江戸末期から明治にかけて、まさに後の日本経済を動かしていく大企業の礎を築いた岩崎弥太郎、古河市兵衛、渋沢栄一。誰もがその名を知っている豪商から、質素倹約の末に一代で富を築き上げた無名の商人たちまで、80人の“成功の法則”を紹介している。その奇抜な発想、固い信念の中には、現代の閉塞した社会にも通用するヒントが隠されている。

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  • 江戸のいちばん長い日 彰義隊始末記
    3.0
    わずか半日の戦争が、日本の近代史を変えた! 今年は明治維新から150年。ということは江戸城の無血開城から150年。 すなわち、1868年の旧暦5月15日、江戸で行われた最初で最後の戦争、彰義隊の戦い(上野戦争)から150年ということなのです。 「勝海舟と西郷隆盛の頂上会談により江戸城総攻撃が回避された」 明治維新といえば巷間、そう伝えられています。しかし実際は江戸城が炎上しても不思議ではありませんでした。 くすぶる幕臣の不満、深まる新政府と幕府側の対立、勝海舟と息づまる西郷の駆け引き……。 幕臣の不満分子が、それぞれの思惑を抱きつつ彰義隊を結成。 江戸っ子も彼らを支持しました。 そして東京・上野の寛永寺で、彰義隊と新政府が激突。戦場はじつに悲惨なものでした。 わずか半日で勝負はつきましたが、ここで新政府が武力を見せつけたことで、徳川家の静岡移封が実現するなど、その影響は多大なものでした。 慶喜が大阪から逃げ返ったときから始まり、敗れた隊士の後半生までを、資料や同時代を生きた渋沢栄一や高村光雲などの目を通して、生き生きと描きます。 【目次】 1章.徳川慶喜、江戸に逃げ帰る~戊辰戦争のはじまり 朝敵に転落した徳川家/慶喜、寛永寺に入る 2章.彰義隊結成~徳川家代表勝海舟の登場 一枚岩ではなかった幕臣たち/彰義隊誕生/開戦迫る江戸 3章.薄氷の江戸城無血開城~新政府軍参謀西郷隆盛の苦衷 彰義隊、寛永寺へ/徳川家陸軍将兵の大脱走はじまる/江戸開城と彰義隊の分裂 4章.江戸で孤立する新政府~彰義隊人気の高まり 彰義隊人気の背景/江戸城返還を求める徳川家/西郷に向けられる不満/江戸城返還せず 5章.彰義隊壊滅~峠を越えた戊辰戦争 戦争迫る/寛永寺炎上/敗残兵の行方/徳川家、駿河移封 6章.明治を生きた彰義隊士~上野公園の西郷銅像 維新後の彰義隊士/上野公園の誕生と西郷銅像の建設/彰義隊の鎮魂
  • 江戸の格付事情
    -
    1巻980円 (税込)
    ※本書はリフロー型の電子書籍です 【ランキング好きは国民性!】 格付と序列の江戸時代 泰平の世が到来した江戸時代は、新たな生活システム「格付」が浸透していった。令和時代を生きる我々からすると、窮屈な印象を抱きがちだが、秩序を守るためには必要な制度だった。大名よりも身分が高い旗本、領地は多いが身分の低い大大名など、武士の人事にも触れる。現代の名刺代わりとなる「○○守」「△△介」など、武士には様々な格付があった。また、江戸時代後半に大流行した「見立番付」。神社仏閣、グルメ、遊び場、温泉、あるいは仕事に火事と、ありとあらゆるもののランキング。日本人のランキング好きは江戸の昔も今と変わらない。二百有余年の平和が続いた徳川の世に存在した様々な「序列」や「制度」。将軍・大名・侍から町人・遊女まで、江戸を生きる人々を支えたシステム「格付」の基礎知識! 〈本書の内容〉 ■第一章 江戸の格付事情【将軍・大名篇】 〈一〉武士の種類/〈二〉官位とは/〈三〉官職名/〈四〉大名の種類/〈五〉大名の領地/〈六〉大名の序列/〈七〉大名の詰所/〈八〉大名の服装/〈九〉大名屋敷/〈十〉参勤交代/〈十一〉登城風景/〈十二〉江戸城の正月/〈十三〉大老になれる家/〈十四〉徳川家一門衆/〈十五〉御三家vs.御三卿/〈十六〉姫の嫁ぎ先 コラム マウンティングが反映された出世双六 ■第二章 江戸の格付事情【幕臣・陪臣篇】 〈一〉将軍直属の家臣/〈二〉幕臣の給与/〈三〉幕府の役職/〈四〉江戸の警察/〈五〉家来(供)の人数/〈六〉屋敷のスペース/〈七〉大奥のヒエラルキー/〈八〉大名の家来衆/〈九〉武家女性の呼称/〈十〉金で武士を買う コラム 象は果たして官位をもらったのか ■第三章 江戸の格付事情【職業篇】 〈一〉公家/〈二〉医師/〈三〉学者/〈四〉絵師/〈五〉役者/〈六〉力士/〈七〉商家/〈八〉儲かる商売/〈九〉遊女/〈十〉職人/〈十一〉盲人/〈十二〉町人/〈十三〉女性の名前/〈十四〉火消/〈十五〉火事/〈十六〉農地 コラム 江戸の家賃 ■第四章 江戸の格付事情【見立番付篇】 〈一〉見立番付の流行/〈二〉江戸の五つ星/〈三〉菓子屋/〈四〉死後の世界/〈五〉大食い大会の流行/〈六〉人気おかず/〈七〉宿泊施設/〈八〉駕籠と乗物/〈九〉牢屋/〈十〉江戸の名湯/〈十一〉寺社仏閣 コラム 意外や意外な番付 〈プロフィール〉 安藤優一郎(あんどう・ゆういちろう) 歴史家、文学博士。1965年、千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒業、同大学院文学研究科博士後期課程満期退学。JR東日本「大人の休日倶楽部」など生涯学習講座の講師を務める。おもな著書に小社刊行『幕末の志士 渋沢栄一』『江戸の給与明細』(監修)をはじめ、『賊軍の将・家康』『お殿様の定年後』(以上、日本経済新聞出版)、『越前福井藩主 松平春嶽』(平凡社新書)、『大名格差』『徳川幕府の資金繰り』(以上、彩図社)、『徳川家康「関東国替え」の真実』(有隣堂)、『大江戸の娯楽裏事情』『江戸の旅行の裏事情』(以上、朝日新書)などがある。最近刊は『大名廃業』(彩図社)。

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  • 江戸の給与明細
    3.5
    1巻980円 (税込)
    ※本書はリフロー型の電子書籍です。 【武士と庶民のお金大百科】 いつの世も他人の収入や給料は気になるものだが、江戸時代に生きた人々の収入・給料はどれほどのものだったのか。 上は将軍から下は名もない町人・農民まで、その格差は非常に大きかった。 身分や職業でもまったくちがっていたが、それまでの時代とは異なり、江戸時代に入ると、収入・給料を推定できる文献が数多く残されている。 場合によっては、その明細までわかる場合さえある。 本書は、そんな江戸の給与明細について五つの切り口から迫るものである。 江戸の人々の懐事情をよりよく知ってもらうために、米や土地などの値段を手がかりに、先人たちの給料を現代のお金に換算した。 金1両を12万円と設定したが、江戸時代の物価と現在の物価と比較する場合、何をもって指標とするかでまったくちがう数字が出てしまう問題がある。 さらには、当時は金貨・銀貨・銭貨という三つの貨幣が同時に流通していた複雑な社会であり、正確には推定できない。あくまでも大まかな目安である。 現在の円に換算された金額を知ることで、時代劇を見たり、時代小説を読んだりする際、江戸のお金事情が身近に感じられるだろう。 〈本書の内容〉 ■第一章 江戸時代人のお金事情 ■第二章 有名人の給与明細 ■第三章 武家の財テク ■第四章 才能ある商人 ■第五章 庶民の商才 〈監修者プロフィール〉 安藤 優一郎(あんどう・ゆういちろう) 歴史家、文学博士。1965年、千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒業、同大学院文学研究科博士後期課程満期退学。JR東日本「大人の休日倶楽部」など生涯学習講座の講師を務める。おもな著書に小社刊行『幕末の志士 渋沢栄一』をはじめ、『賊軍の将・家康』『お殿様の定年後』(以上、日本経済新聞出版)、『越前福井藩主 松平春嶽』(平凡社新書)、『大名格差』『徳川幕府の資金繰り』(以上、彩図社)、『大江戸の娯楽裏事情』『江戸の旅行の裏事情』(以上、朝日新書)などがある。

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  • 大阪でごわす 明治商都物語
    -
    1巻1,408円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大阪造幣局、堂島米会所、株式取引所、阪堺電鉄など幾多の事業を完成させ、東の渋沢栄一と並び称された“浪花の恩人”五代友厚を軸に商都大阪復興の過程をビビットに描く。

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  • お金の日本史 和同開珎から渋沢栄一まで
    4.0
    政治、文化、宗教とともに、歴史をみる視点で欠かせない大きなテーマが「お金(=経済)」。しかし、教科書などでは政治制度や歴史的出来事の延長線として習うことはあっても、それを因果関係や「歴史のif(もしも)」という観点から通史的に読み解くことはない。和同開珎は脱・大中華のメッセージだった。日本は世界最大級の金・銀産出国だった。江戸幕府は「朱子学バカの経済オンチ政権」だった。渋沢栄一の『論語と算盤』は、不可能を可能にする天才的発想から生まれた――井沢史観で歴史のあらたな見方を提示する。
  • お札に描かれる偉人たち 渋沢栄一・津田梅子・北里柴三郎
    -
    1巻1,265円 (税込)
    2024年(令和6年)、1万円札、5千円札、千円札の「顔」が変わります! 今度のお札に描かれる偉人たちの名前、知っていますか? そして、日本のいつの時代、何をした人たちなのか知っていますか? この一冊で、渋沢栄一(実業家)、津田梅子(教育者)、北里柴三郎(細菌学者)が、どのような時代を生き、どのような足跡を残し、それが今日の日本の発展にとって、どのようなつながりがあるのか、そのすべてがわかります! 一人の人物につき70ページ前後と、1週間の朝読で読み切れる分量で、「現代ニッポンの父と母」の生き様にふれてみませんか?
  • 男の真剣勝負
    -
    織田信長、徳川吉宗、渋沢栄一、金子直吉、山岡鉄舟、宮本武蔵ら歴史に名を残した男たちは、剣が峰に立たされた際、乾坤一擲の大勝負に出て、逆境を切り抜け、己の意地を貫いた英雄たちである。時代が混迷化する今こそ、彼らに学ぶ点は多い。「今、最も求められるリーダー」「官僚が学ぶべき人」「晩年にも機あり」など、歴史小説の第一人者が、現代によみがえる16人の英雄(サムライ)の実像とその魅力を描き切る。
  • オリエント 東西の戦略史と現代経営論
    4.0
    孫子からドラッカーまで! 「西洋×東洋の戦略論」を学ぶ。 『経営戦略全史』の三谷宏冶と『最高の戦略教科書 孫子』の守屋淳が、古今東西の「戦略」について語る。 始皇帝、劉備、孫子、渋沢栄一、 ドラッカー、ジョブズ、孫正義、桶狭間の戦い、日露戦争...etc 東西の視点から戦略について論じた「日経ビジネス」での大好評連載、書籍化。
  • カーネギー自伝 新版
    3.5
    貧しいスコットランド移民の子から全米の鉄鋼王となり、後半生は公共事業や世界平和の実現に尽くしたカーネギー。その圧倒的な楽観主義に裏付けられた成功哲学と社会福祉への思いが綴られた感動の自伝。カーネギーを敬した渋沢栄一が本邦初訳版に寄せた序文ほかを新たに収録。〈解説〉亀井俊介/鹿島 茂
  • 学研まんがNEW日本の伝記 15 渋沢栄一 誠意とそろばんで戦った近代化の父
    3.5
    1巻1,320円 (税込)
    幕末の動乱の時代を生き抜き、フランスで近代国家の先進性と繁栄を知った渋沢栄一。明治維新後、数多くの企業の設立に関わり「近代日本経済の父」と呼ばれ、教育に尽力し、国際協調と平和を願い続けた生涯を描く。※電子版には巻末の資料ページは収録しておりません※
  • 合本 渋沢栄一
    -
    「日本資本主義の父」として、また近年では日本型CSR(企業の社会的責任)、SDGs(持続可能な開発目標)の原点とも呼ばれる渋沢栄一。同氏の唱えた「道徳経済合一説」のエッセンスを示した名著『論語と算盤』『渋沢百話』『処世の大道』、自ら子弟のために口述した自伝『雨夜譚』の4冊を、読みやすく新字新仮名、ルビ、注釈付記のうえ、初めて全巻セットで復刊・電子化。
  • 【合本版】 渋沢栄一 『論語と算盤』『渋沢百訓』『渋沢栄一自伝』
    値引きあり
    -
    正義に基づき、道理正しい経済を進めることが必要である──。「近代日本資本主義の父」と称される一方、私利私欲にもとづく弱肉強食の競争を諫め、教育、福祉、外交といった社会事業にも尽力した先駆的な事業家・渋沢栄一。その主著である『論語と算盤』、経営哲学をまとめた『渋沢百訓』、激動の生涯を自ら語った『渋沢栄一自伝』の3タイトルをひとつにまとめた合本版。 ※本作品は『論語と算盤』『渋沢百訓』『渋沢栄一自伝』全3巻を収録しています。 ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。
  • 気配りが9割
    4.0
    ① 小泉進次郎氏 特別対談を収録! なぜ彼の言葉は私たちに響くのか。初めて語った心の奥底! ② 16人の歴代総理大臣を支えてきた著者が、「人望が集まる人」に共通する特徴を伝えています!(誰でも実践できることばかりです!) ③ 古今東西の成功者・偉人による「誰でもすぐにマネできる」ビジネスメソッドが詰まっています! ▼本書で紹介する人物一覧 ●名言・エピソードを引用した偉人など ニュートン、松下幸之助、鳥井信治郎(サントリー創業者)、渋澤栄一、やなせたかし、チャップリン、ココ・シャネル、ゲーテ、アインシュタイン、桂太郎、中国・唐の皇帝、マキャベリ(君主論)、徳川家康、レオナルド・ダ・ヴィンチ、佐々木信綱(歌人)、セネカ(古代ローマの哲学者)、ロバート・コンクリン、チャーチル、西郷隆盛、サッチャー(鉄の女)、グラハム・ベル、ニーチェ、「三国志演義」、ナポレオン、レーニン、ザ・ビートルズ ほか ●現役の偉人・カリスマなど ホリエモン、橋下徹、ビートたけし、櫻井よしこ、イチロー選手、三浦瑠麗、TikTokクリエイター、マーク・ザッカーバーグ、スティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツ、田原総一朗、出口治明、藤原和博(教育者)、中田英寿、本田圭佑、柳井正、稲盛和夫、小松万豊(伝説的営業マン) ほか ●現役政治家 小泉進次郎、小泉純一郎、安倍晋三、菅義偉、麻生太郎、河野太郎、二階俊博、高村正彦、茂木敏充、稲田朋美、佐藤正久、森喜朗、山口那津男、辻元清美 ほか ●過去の大物政治家(ほとんどが元総理大臣) 田中角栄、竹下登、大平正芳、橋本龍太郎、鈴木善幸、福田康夫、羽田孜 ほか
  • 奇跡のプリマ・ドンナ オペラ歌手・三浦環の「声」を求めて
    値引きあり
    -
    オペラ《蝶々夫人》の海外2000回公演。 渋沢栄一、滝廉太郎、プッチーニ…… 綺羅星のごとき財界人・芸術家が周囲を彩ったその数奇な運命。 東京音楽学校、帝国劇場、ロイヤル・アルバート・ホール、ホワイトハウス…… 明治~昭和期に「声」一つでプリマ・ドンナの階段を駆け上がった三浦環。 本人直筆の手紙を含む膨大な資料から、 その人間像とドラマを流麗な筆致でつづった、 著者初の伝記ノンフィクション。 「マダム・ミウラがうたっているのではない。 私が心の中で描く、幻のマダム・バタフライが 舞台に現れたと思いました(略) あなたは世界にたった一人しかいない、 最も理想的な蝶々さんです」(プッチーニ) 「芸術家は社会の花です。(略)妻だからといって家庭にとじこめることは公徳を 無視した封建思想です、芸術に対する大きな冒涜です」(三浦政太郎) 日本の芸術史に新たな光を当てるノンフィクション!
  • 君から、動け。 渋沢栄一に学ぶ「働く」とは何か
    3.4
    挫折と裏切り。社会の理不尽に揉まれた私を支えたのは、渋沢の哲学だった――。 50万部突破『働く君に贈る25の言葉』元・東レ取締役の佐々木常夫氏が「人生の師」とあおぐ、渋沢の言葉と思想を解説! 新一万円札の顔・2021年大河ドラマ「青天を衝け」主人公に決定。日本史上最大の経営者が残した仕事と人生のヒント24! <内容例> ・小さな仕事を粗末にするな ・上司のせいは自分のせい ・自分の話はするな ・徳川家康のマネジメント ・大隈重信の欠点と長所 ・大久保利通との対立 ・「角(かど)」の大切さ ・迷ったら懐に飛び込め 等……
  • 君はこの言葉を知っているか?
    -
    【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 あの名経営者が心の支えとした名言を解説! 稲盛和夫、孫正義、ザッカーバーグ・・・、彼らはどんな名言に心を打たれたのか? 古今東西の名経営者が支えとした名言を解説。 今までになかった構成の名言集です。 会社を立ち上げる、独立する、お店を開く・・・、 自分で仕事をする人を励まし、心の支えになること間違いなしです。 (目次より) 稲森和夫(京セラ創業者)が愛した言葉 敬天愛人(西郷隆盛)/ 豊田佐吉(トヨタグループ創始者)が愛した言葉 天は自ら助くる者を助く(『自助論』サミュエル・スマイルズ)/ 孫正義(ソフトバンクグループ創業者)が愛した言葉 世に生を得るは事を成すにあり(坂本龍馬)/ 渋沢栄一(明治期の実業家)が愛した言葉 君子は義に喩り、小人は利に喩る(『論語』孔子)/ 柳井正(ユニクロ創業者)が愛した言葉 事業の目的はたった1つ、顧客を創造することである(『マネジメント』ピーター・ドラッカー)/ マーク・ザッカーバーグ(フェイスブックCEO)が愛した言葉 己を変えることができれば、世界も変わる(マハトマ・ガンジー) 夏川 賀央:早稲田大学第一文学部卒。大手出版社など数社を経て独立。 会社経営のかたわら作家として活躍中。 人材プロデューサーとして各分野の才能を発掘しつつ、 ネットワークを通じた“非組織プロジェクト”で多くの企画を手がけ成功させている。 公私混同のネットワーク、「賢者の会」を結成。 著書に『成功者に学ぶ時間術』(成美堂文庫)、 『なぜ、仕事ができる人は残業をしないのか?』(ソフトバンク クリエイティブ)、 『成功しちゃう人脈はじつは公私混同ばかり』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)、 『なぜ、仕事ができる人は「効率」を無視するのか?』(アスペクト)がある。
  • 97歳、幸せな超ポジティブ生活
    3.0
    ◆テレビで紹介! 講演会も大人気! 新1万円札の「顔」になる、「渋沢栄一」の孫が伝えます!! 著者が50年かかって体得した、どんな人でも簡単に実行できる「幸運を呼ぶコツ」とは?「自分の思っているとおりにならない」と悩む人は、その原因を他人や社会のせいにしたり、自分はダメなんだと自己否定し責めたりします。誰でもそうなりがちです。でも私は「人生のしくみ」を知ったことで、いつも心が穏やかに、そしてマイナスの出来事をプラスに変えることができるようになりました。◆この“生きる才覚”を身につければ、この先、何があっても大丈夫!◎自然に運が開けてくるひけつ◎反省は明るく、短く◎「いい言葉」はこまかい周波数をもっている◎いくつになっても自分磨き!◎365日、薬や病院にたよらない生活◎祖父・渋沢栄一から学んだこと…etc.

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  • 「旧説vs.新説」幕末維新43人
    -
    ※本書はリフロー型の電子書籍です。 【龍馬も西郷も松陰も、実は主役ではない。】 最近の研究で大幅に書き換えられつつある新しい幕末人物伝。 歴史現場では新史料の発見から教科書に書かれた常識が疑われ、これを覆す新説が続々と披露されている。 一例を挙げるなら、薩長同盟の締結。 坂本龍馬が薩摩の西郷隆盛と長州の木戸孝允を仲介した倒幕への契機となる重要な出来事で、龍馬の功績のひとつだが、龍馬がこの仲介に深くかかわっていなかったなど、語り尽くされたと思われがちな龍馬ですら続々と真説が登場している。 本書は、そのような新たな龍馬像をはじめ、渋沢栄一や土方歳三をはじめとする、幕末維新の激動期に活躍した43人を多様な勢力から幅広く厳選し、これまで語られてきた姿とは異なる正体をあぶりだすものである。 43人の旧説と新説を比較することで、思いもしなかった新たな英雄像が見えてくるのは、とても興味深い。 〈本書の内容〉 ■第一章「旧説vs.新説」徳川幕府方の人物評 徳川慶喜 天璋院篤姫 井伊直弼 岩瀬忠震 勝海舟 小栗上野介 大鳥圭介 榎本武揚 渋沢栄一 徳川斉昭 松平春嶽 松平容保 河井継之助 西郷頼母 佐久間象山 清河八郎 近藤勇 土方歳三 ■第二章「旧説vs.新説」維新政府方の人物評 鍋嶋閑叟 島津久光 山内容堂 西郷隆盛 大久保利通 小松帯刀 五代友厚 桐野利秋 大村益次郎 吉田松陰 桂小五郎 井上馨 高杉晋作 久坂玄瑞 伊藤博文 武市半平太 岩崎弥太郎 坂本龍馬 板垣退助 吉村虎太郎 中岡慎太郎 江藤新平 大隈重信 岩倉具視 三条実美

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  • 教養として知っておきたい二宮尊徳 日本的成功哲学の本質は何か
    3.9
    二宮尊徳といえば、薪を背負って書を読む「二宮金次郎像」ばかりが有名かもしれない。だが彼は、幕末期に、一農民の出身でありながら、600を上回る荒れ果てた農村や諸藩の再建に見事に成功した人物である。尊徳は、どこまでもポジティブで、合理的だった。たとえば……尊徳は困った人々にお金を貸す時、必ず「知恵を働かせる生き方」も教えた。ある女中にお金を貸した時は、どうすれば燃料の薪を節約できるかを事細かに教え、考えて銭を生む楽しさを教えて、生活を立て直した。彼は人々の心を燃え立たせる徳の人であると同時に、世界に先駆けてマイクロクレジットの仕組みを生み出した創意工夫の人でもあった。こんな人物の哲学を知っていれば、成功しないはずがない。実際に、渋沢栄一、安田善次郎、御木本幸吉、豊田佐吉、松下幸之助、土光敏夫ら、偉大な成功者たちの多くが、実は、尊徳を信奉していたのだ。本書は、二宮尊徳の生涯と哲学、そしてその影響力をわかりやすく解説。すべての人を劇的に変える「不滅の成功哲学」を解き明かす。

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  • 近代日本の陽明学
    -
    ◇暴走する独善的正義 その思想的起源を暴く!◇ 善意に基づく使命感。時としてテロリズムへと人を導いてしまう心性は、陽明学と水戸学が交錯しながらこの国の精神に組み込まれたものであった。 大塩平八郎にはじまり、井上哲次郎、三宅雪嶺、新渡戸稲造、そして山川菊栄と三島由紀夫へと至る系譜をたどりながら、日本の近代特有の屈折を読み解かんとする、新鮮にして驚くべき視点による思想史探究。 スマッシュヒットとなった選書メチエ版に、近代日本における朱子学・陽明学というより俯瞰的な視野による「増補」を加え待望の再刊なる! 【本書の内容】 学術文庫版序文 プロローグ―靖国「参観」の記 エピソードI 大塩中斎―やむにやまれぬ反乱者  1 「乱」と呼ばれて  2 陽明学ゆえの蜂起?  3 知己頼山陽 エピソードII 国体論の誕生―水戸から長州へ  1 藤田三代の功罪  2 『大日本史』の編集方針  3 自己陶酔する吉田松陰 エピソードIII 御一新のあと―敗者たちの陽明学  1 陽明学を宮中に入れた男  2 陽明学を普遍化させた男  3 陽明学をキリスト教にした男 エピソードIV 帝国を支えるもの―カント・武士道・陽明学  1 明治のカント漬け  2 武士道の顕彰  3 陽明学の復権  4 白い陽明学、赤い陽明学 エピソードV 日本精神―観念の暴走  1 ある国家社会主義者のこと  2 西洋思想で説く東洋の革命  3 碩学か幇間か エピソードVI 闘う女、散る男―水戸の残照  1 水戸の血と死への美学  2 「青山菊栄」の戦後  3 「その日」まで   4 その日   5 アポロンが演じたディオニュソス   6 それから  エピローグ  増補  I 近代における朱子学・陽明学  II 亘理章三郎と西田幾多郎の陽明学発掘作業  III 中江兆民の自由論  IV 渋沢栄一の自由論 主要参考文献  あとがき  主要登場人物略伝  本書関連年表  索引 *本書の原本は、2006年に講談社選書メチエより刊行されました。
  • 逆転の創造力
    -
    1巻829円 (税込)
    日本の「逆転」に向けて、元「ゴールドマン・サックス」執行役員・岡本三成が各界の論客と激論を交わす! ! 【対談】 三浦瑠麗(国際政治学者) デービッド・アトキンソン(日本政府観光局特別顧問) 渋澤 健(実業家、渋沢栄一氏玄孫) ◆岡本三成の地元紹介マップ付き。 2001年9月11日―― 崩壊した世界貿易センタービルが粉塵となってマンハッタンの空を覆い、快晴だった爽やかな朝は、一瞬にして不気味な闇に包まれました。 サイレンが鳴り響く中、粉塵まみれになって歩く現場周辺からの避難者の列は、日本でも連日報道されたと思います。実は私も、その列に連なる1人だったのです。 (中略) 人々が憎しみ合う世の中を変えたい。これまで世界各国で働き、国際金融の最前線で積み重ねてきた経験と培ってきた力は、平和構築のために経済政策や外交分野で必ず生かせるはずだ。 そんな思いを胸に、私は政治の道に進むことを決意しました。(「はじめに」より)
  • 逆境を生きる
    4.1
    〈自らのためには決して計らわない清廉潔白な巨人〉『落日燃ゆ』の広田弘毅。〈情熱と努力に裏打ちされた理想主義者〉『男子の本懐』の浜口雄幸。〈吸収と結合の天才〉『雄気堂々』の渋沢栄一など、逆境と必死に闘いながら、自らの信念を貫いた男たち。その生き様を通して人間の真の魅力、底力とは何かを問いかける。

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  • 銀行王 安田善次郎―陰徳を積む―
    4.0
    日本を代表するメガバンク・みずほフィナンシャルグループ。この巨大企業の礎を築いた安田善次郎は、渋沢栄一らと共に国立銀行の設立に尽力し「元祖銀行王」と称されている。富山の貧しい下級武士の生まれながら、たった一代で巨万の富を掌中にした安田が如何なる時も肝に銘じた「陰徳」とは――。混迷の時代に生きるビジネスマン必読。『陰徳を積む―銀行王・安田善次郎伝―』改題。
  • グローバル資本主義の中の渋沢栄一―合本キャピタリズムとモラル
    -
    リーマンショック以降、市場原理に信頼を置く「英米型資本主義」に対する信頼が大きく揺らいでいる。21世紀のグローバルな時代に必要な「新しい資本主義」の概念が求められている。それには、500の企業、600の社会貢献事業に関与し、近代の日本の産業の父と称された渋沢栄一が示した「合本(がっぽん)主義」にヒントを求めることができる。合本主義とは、公益を追求するという使命や目的を達成するのに最も適した人材と資本を集め、事業を推進させるという考え方である。道徳と経済の一致や、適度の競争を重視するなど、社会との調和を保ちながらの経済思想であり、その思想が世界的にも注目され始めている。本書は日英米仏の著名な経営学者・歴史家が集結し、合本主義について論じた研究成果である。著者は、パトリック・フリデンソン(フランス社会科学高等研究院名誉教授)、ジャネット・ハンター(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授)、ジェフリー・ジョーンズ(ハーバード・ビジネススクール教授)、橘川武郎、田中一弘(ともに一橋大学教授)、島田昌和(文京学院大学教授)、宮本又郎(大阪大学名誉教授)、木村昌人(渋沢栄一記念財団研究部部長)。 【主な内容】 第1章 渋沢栄一による合本主義 島田昌和 第2章 道徳経済合一説 田中一弘 第3章 官民の関係と境界 パトリック・フリデンソン 第4章 「見える手」による資本主義 宮本又郎 第5章 公正な手段で富を得る ジャネット・ハンター 第6章 グローバル社会における渋沢栄一の商業道徳観 木村昌人 第7章 世界的視野における合本主義 ジェフリー・ジョーンズ 第8章 資本主義観の再構築と渋沢栄一の合本主義 橘川武郎
  • 経済と道徳
    3.0
    日本の実業界を築いた男、渋沢栄一から すべてのビジネスマン、 これから社会に出る若者に贈る 「成功の心得」 なぜ、渋沢栄一は、約500の会社を設立・成功させることができたのか—— 「経済と道徳の合一主義」とは何か—— 本書は、渋沢翁光頌徳会が生前の渋沢栄一の口述をまとめ、死後七年にあたる昭和13年(1938年)に出版した『経済と道徳』を再刊したものである。 本書の刊行から80年以上が経過しているが、現在、世界は行き過ぎたグローバリズムや強欲資本主義が蔓延し、格差がますます拡大している。 全世界の富のほとんどを数パーセントの富裕層が握っているという状況である。 まさにいまこそ、渋沢の卓論に耳を傾けるときがきているといえるだろう。 【本書の内容】 ・論語と算盤一致論 ・天は自ら助くる者を助く ・現代青年の短所と通弊 ・青年と責任観念 ・資本より信用 ・真の成功とは何か ・予の人物鑑識法 ・人間処世の道 ・世界主義に立脚して産業の発達を期せ ・事業経営に必須の条件 ・健全なる精神は強壮なる体力に宿る (目次より) 〔※本書は現代の読者に向けて読みやすくするために、基本的に旧字は新字に改め、助詞や接続詞など一部の漢字をかなに改めた。また、難解と思われる語句には注釈を施した〕
  • 決定版 心をそだてる はじめての伝記101人(改訂版)
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 子どもが夢中になる人物のお話がいっぱい! 20年もの間売れ続けている伝記アンソロジーのロングセラーを全面改訂。 子どもたちに、いま出会ってほしい、101人の物語を収録しました。 【知識と心を豊かにする、本書の5大特色】 ●「子どもが共感できる」人物・エピソードを厳選。 ●いっしょに読むとさらに楽しい!「親子」のエピソードも多数収録。 ●一流の作家・画家による質の高い文章と絵で 小さい子どもにも読みやすく、心にのこる物語に仕立てています。 ●業績をコンパクトにまとめたコラムつき。 写真資料もあり、子どもの質問におうちの方が答えることができます。 ●すべての漢字にふりがなつき。 興味をもったら何度も自分で読み返すことができます。 【主な収録人物】収録順 ☆=改訂版で新たに加わった人 <愛と平和のためにつくした人> ☆杉原千畝/マザー・テレサ/☆中村 哲/ナイチンゲール/シュバイツァー <おどろくべき発明で人々の生活をかえた人> ☆スティーブ・ジョブズ/エジソン/フォード/ライト兄弟/豊田佐吉/☆糸川英夫 <すごい発見・研究をした人> マリー・キュリー/☆ダーウィン/アインシュタイン/ノーベル/ニュートン/ガリレオ・ガリレイ/☆北里柴三郎 <くるしくてもきぼうをすてなかった人> ヘレン・ケラー/野口英世/ベートーベン/アンネ・フランク/☆ルイ・ブライユ <みんなのリーダーになった人> 坂本竜馬/リンカーン/☆渋沢栄一/ガンジー/徳川家康/☆ハリエット・タブマン/豊臣秀吉 <ひとつのことをやりとげた人> 植村直己/ファーブル/津田梅子/福沢諭吉/☆牧野富太郎/本田宗一郎/☆田部井淳子/☆金栗四三 <芸術・文化をうみだした人> レオナルド・ダヴィンチ/☆アンナ・パブロワ/サン・テグジュペリ/滝 廉太郎/☆知里幸恵/手塚治虫 <もっと知りたい> 紫式部/☆岡本太郎/☆柳 宗悦/葛飾北斎/☆古関裕而/☆アメリア・イアハートほか *カバー絵 佐竹美保 *文 石崎洋司/立原えりか/間所ひさこ/岡田好惠 *さし絵 伊野孝行/永田 萠/平澤朋子/牧野鈴子/沢田としき/紙谷俊平/大島妙子/ささ やすゆき/青山邦彦/瀧原愛治/牛窪良太/狩野富貴子/サクマユウコ/樋上公実子/東 逸子/谷 小夏/佐竹美保/丹地陽子/野村たかあき/笹尾俊一/吉田友和/田中六大/二俣英五郎/銀杏早苗/坂口友佳子/篠崎三朗/角しんさく  ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 決断力と先見力を高める 心に響く名経営者の言葉
    4.0
    松下幸之助、渋沢栄一、岩崎弥太郎、ウォルト・ディズニー、土光敏夫、本田宗一郎、稲盛和夫、カルロス・ゴーン……。名経営者達は、ビジネスチャンスのつかみ方、お金の使い方・活かし方、高いモチベーションの保ち方、失敗から学ぶ成功学、企業の存在意義をどう考えていたのか。経営、ビジネス、人生の壁を乗り越える最大の武器となる、“魂の言葉”が満載の一冊。

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  • 検証 財界 中西経団連は日本型システムを変えられるか
    -
    ITの発展やグローバル化は産業構造を大きく変えつつある。財界はどこへ向かうのか? 読売新聞に長期連載された大型企画の書籍化。経団連、旧財閥系グループ、就職活動、春闘、渋沢栄一の経営理念、株主総会、中小企業・地方経済、英EU離脱・対韓経済外交、業界団体など、多角的な視点から財界の現在を探る。
  • 激流 渋沢栄一の若き日
    4.2
    妄信的に攘夷運動に奔走するも幕府側につき徳川慶喜に仕えた若き日の渋沢栄一。生来の好奇心と慧眼、また人との出会いが、日本資本主義の礎を築く巨人へと成長させた。パリ万博使節団に随行し西欧の神髄を知るまでの渋沢栄一の前半生を描く。
  • 言志四録 心を磨く言葉
    -
    西郷隆盛から渋沢栄一、小泉純一郎元首相まで、 各界のトップリーダーの座右の書として200年にわたって読み継がれてきた、魂を震わせる名著から重要な項目を厳選、わかりやすく現代語訳しました。 原著者の佐藤一斎は儒学者として名声が高く、 門下生には渡辺崋山、佐久間象山、山田方谷などがおり、 晩年に完成した『言志四録』は西郷隆盛をはじめ勝海舟、坂本龍馬等々幕末の偉人たちに大きな影響を与えたといわれています。 現代でも多くの政治家・経営者が人生の指針になる古典として名前を挙げています。 きっとあなたの人生を支える書となることでしょう。 ▼購入者限定特典! 佐藤一斎から学ぶ『欲望のコントロール法』。 平均寿命が60歳の時代において88歳まで生きた一斎の、欲望への向き合い方を購入者限定でダウンロードしていただけます。 ▼本書「はじめに」より 『言志録』は、ある程度の人生経験を積んでから読むと、大いに納得するものがある。 だが、編集工学を提唱する松岡正剛氏は、ネットに連載している『千夜千冊』で『言志四録』をとりあげてこう書いている。 「崋山、象山、西郷らは、『言志四録』を読んで発奮したのは20代後半から30代前半にかけてのことだったのだ」。 たしかにその通りなのだ。だからこそ、できれば若い人たちにこそ読んでもらいたいと思う。 目次 Ⅰ志を高く持つ Ⅱ視野を広げる Ⅲ運命を引き受けて人生を楽しむ Ⅳ心の持ち方で人生は変わる Ⅴ欲を使いこなす Ⅵ人付き合いの秘訣 Ⅶ仕事をどう進めるか Ⅷリーダーの心得 Ⅸ生きることは学ぶことだ Ⅹ真の自己を観る
  • 現代語訳 渋沢栄一自伝
    3.6
    日本資本主義の父・渋沢栄一。幕末の農家に生まれた彼が、どのようにして慶喜に仕え、新政府で働き、さらには大事業家となったのか。明治の元勲との交流も描いた自伝の現代語訳、登場! グローバリゼーションが大きな曲がり角を迎えたいま、日本のみならず世界中で、経済や効率を中心としたもの考え方から脱却しようとする動きが見えてきている。実は日本には、現在の世界が考えていることを、明治時代に資本主義を導入するにあたって、考え、世に広めようとした人がいた。それが、渋沢栄一である。著書、『論語と算盤』で「道徳と経済は一つである」ことを説き、自身、470余りの会社の創設、経営に携わりながら、社会事業にも全力を尽くしてきた。そんな栄一の人生を、わかりやすい現代語で、一冊で読めるものとしたのが本書である。経営学の神様、P.ドラッカーも深い影響を受けた、栄一とはどんな人物だったのか。そしてどんな人生を送ってきたのか。尊王攘夷の志士から慶喜・幕府へ仕官、そして新政府から野に下り、勃興期の経済界を牽引した「日本資本主義の父」の波乱の生涯を読む。
  • 現代語訳 渋沢栄一自伝
    3.6
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 倒幕をもくろんで志士となるも、慶喜に仕えることとなり、幕府に出仕して渡仏するも、維新により帰国。新政府で官僚となるが、実業を志して野に下って-。数々の逆境を乗り越えて、四七〇あまりの会社を創り、社会事業を実践していった渋沢栄一。その波乱に満ちた生涯は、自らの言葉により語られていた。「論語と算盤」を体現した生涯を、現代語訳と新編集で読む。
  • [現代語訳]ベスト・オブ・渋沢栄一
    4.0
    渋沢栄一の言葉を『論語と算盤』をはじめとした著作より厳選し、平易に現代語訳。挫折を乗り越え続けた彼の人生と思想を学ぶ! 2021年大河ドラマ「青天を衝け」主人公・渋沢栄一。彼は、幕末から明治期の激動の中で青春時代を過ごし、多くの事業を起こして「日本資本主義の父」と称されます。新1万円札の肖像となる渋沢は、日本経済そのものを作り上げた人物なのです。本書は、『論語と算盤』をはじめとする多数の彼の著作から、その人生と思想に触れるエッセンスをベスト・セレクト。 挫折を乗り越え続けた青春時代を経て、利益と公益を追い求めた壮年から晩年までの駆け抜けた【人生】。「正しく生きてこそ成功を掴むことができる」という彼の【思想】。同時代を生きた明治の偉人たちとの【交友録】。これらを、読みやすく現代語訳された渋沢本人の言葉から学ぼう!
  • 原典でよむ 渋沢栄一のメッセージ
    -
    生涯に500社・600団体に関わった「近代日本の民間リーダー」渋沢栄一(1840-1931)。聴衆を前にして語ったスピーチを通して、「日本資本主義の父」「教育家」「民間外交家」「社会企業家」としての彼のメッセージを読み解いていく。今もなお広く読み継がれている渋沢の思想・信条を、平易で情熱的かつウィットに富んだ語りで再現する。

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  • 孔子―成功者の人間学
    4.0
    いかにして人生に"勝ちぐせ"をつけるか。〈孔子〉の実践者として日本資本主義の育成発展に生涯をかけ、大業を成しとげた著者が、その生き方と事業の成功に大いに利益を得た〈論語〉の教訓を解釈する。 (※本書は1994/1/20に発売し、2022/6/9に電子化をいたしました)
  • 孔子先生が教えるこども論語
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 自分で考える力を身につける論語の本 『論語』は、孔子先生の言葉や行い、弟子たちとのやり取りなどを記録した中国の書物です。「人にとって一番大切なものは思いやりの気持ち」という考え方を中心に、「人はどう生きるべきか」などが書かれています。日本でも昔から多くの人に親しまれ、「日本の資本主義の父」と言われる渋沢栄一も『論語』に大きな影響を受けた1人です。 この本では、楽しく『論語』を学べるように、孔子先生や弟子たちが動物の姿になって、その教えを紹介していきます。 【著者紹介】 監修:安岡 定子(やすおか・さだこ) 論語塾講師、公益財団法人郷学研修所・安岡正篤記念館理事長。1960年、東京都生まれ。 二松学舎大学文学部中国文学科卒業。陽明学者・安岡正篤の孫。現在、こども論語塾の講師として全国各地で定例講座を行い、子どもや保護者に『論語』の魅力を伝えている。また大人向け講座や企業セミナーにも力を注いでいる。 『心を育てるこども論語塾』『仕事と人生に効く 成果を出す人の実践・論語塾』(ともにポプラ社)『ドラえもん はじめての論語』『ドラえもん はじめての論語 君子編』(ともに小学館)『壁を乗り越える論語塾』『素顔の安岡正篤』(ともにPHP研究所)等、著書多数。 文:ペズル 文筆家。著書に『もしも虫と話せたら』『せかいいっしゅう あそびのたび』『三国志に学ぶ人間関係の法則120』(全てプレジデント社)がある。 絵:野田 節美(のだ・せつみ) イラストレーター。子育て・教育といったファミリー向けの雑誌を中心に、書籍・web等のイラストも手がける。 【目次抜粋】 1章:毎日の心がけ 2章:友だちといるとき 3章:うまくいかないとき 4章:リーダーになったとき
  • 孔子 人間、どこまで大きくなれるか
    4.0
    「渋沢論語」は、ビジネスパーソンの「最強の教科書」!明治の実業界で活躍し、東京ガス、東京証券取引所など、500もの会社設立に関わった日本の“資本主義の父”渋沢栄一は、年少時代に出合った『論語』を終生手放さず、経営の指針とした。「『論語』は一言一句がすべて実生活に即応用がきく。人生、物事の基本の道理を説いて実にわかりやすく、2500年後の今日でも、読めばすぐ納得して実行できる」「人生でも、仕事でも、どう判断してよいか悩むときがある。そんなとき『論語』の物差しに照らして考え行動すれば、絶対に間違いはないと確信している」読んだその日から実践できる「実学」としての『論語』を、渋沢自身の経験も交え、心血を注いでわかりやすく解説。理学博士で東京大学名誉教授の竹内均の解説を加え、大反響を呼んだ書籍が、読みやすい新装版で蘇る!

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  • 航西日記 パリ万国博見聞録 現代語訳
    -
    1867(慶応3)年、パリ万国博覧会が開催された。日本が初めて参加した国際博覧会であり、幕府は徳川慶喜の弟である昭武を公使として派遣した。使節団には幕臣となっていた渋沢栄一が随行。帰国後、渋沢は、外国奉行支配調役として同行した杉村譲(愛蔵)とともに、全6巻の詳細な渡欧記録をまとめ、1871年(明治4)に刊行した。 この記録には、フランスの繁栄を誇ったパリ万国博での見聞のほか、ナポレオン3世やイタリアのヴィットリオ・エマヌエレ2世、オランダ国王ウィレム3世ら欧州要人たちと徳川昭武の謁見、産業革命のただなかにあったイギリスの工業化や、政治・経済のシステムへの驚きなどが、生々しく描写されている。 従来、この日記は、渋沢の単著として扱われてきたが、近年の研究により、旅の前半を幕臣として同行し、後に明治政府の官僚となった杉村譲の日記と渋沢の日記から編纂・執筆されたものであることがわかってきた。こうした旧幕臣の体験と知識が、その後の近代化に大きく生かされたのである。 文庫化にあたっては、『世界ノンフィクション全集14』(筑摩書房、1962年)所収の大江志乃夫現代語訳を原本とし、「付録」として、一行の帰国の事情と帰国後の動向を記した、渋沢栄一談/小貫修一郎編著『渋沢栄一自叙伝』(渋沢翁頌徳会、1937年刊)の13章1節から4節までを収録した。
  • 講談社 学習まんが 渋沢栄一 歴史を変えた人物伝
    4.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 講談社学習まんがに新シリーズが誕生! 小学生から楽しめる、大人が読んでも新発見 「歴史を変えた人物伝」の第1弾は「渋沢栄一」 大河ドラマで話題の「日本資本主義の父」渋沢栄一の数奇な人生とは? フランス文学の泰斗・鹿島茂のライフワークを パリ生まれの漫画界きっての国際派・西山優里子が鮮烈に描く一大巨編! 監修者:鹿島 茂(フランス文学) 漫画家:西山 優里子 代表作:『Harlem Beat』 <監修者のことば>  渋沢栄一は日本が世界に誇っていい真の偉人です。では、なぜ渋沢栄一は偉いのでしょうか? 自分だけではなく社会の全員が豊かになる方法を考え、資本主義の制度設計をした人だからです。普通思われているのとは違って、資本主義は自然にできあがるものではありません。なすに任せておけば政府と結びついた経済人だけが大儲けして、残りの人は貧乏なままという社会ができあがってしまいます。渋沢栄一は農民の生まれながら、将軍の使節団として江戸末期にパリに赴き、社会の全員が豊かになる方法を学んで帰国すると、その考えを実行に移して、銀行や株式会社をたくさん設立して、日本に繁栄をもたらした人です。二十一世紀の私たちが渋沢栄一に学ぶべきことはあまりにもたくさんあるのです。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 講話 歴史が語る「日本の経営」 その進化と試練
    -
    江戸時代から現代にいたるまで、日本の経営は常にイノベーションを起こしてきた。その歴史をたどれば、日本企業が持つ“強み”が浮かび上がってくる。三井高利、石田梅岩、渋沢栄一、安田善次郎、中上川彦次郎、石橋正二郎、松下幸之助……。時代を代表する著名な経営者から、知る人ぞ知るキーマンまで。逆境に挑んだ企業家たちの姿を丹念に描き出すことで、日本の経営の神髄に迫る。経営史研究の大家が人物エピソードを交えて解説するビジネス教養講話。 【主な内容】三井越後屋にみる革新と存続/「長者教」から「石門心学」へ/天保生まれの前衛的企業家たち/一人一業の専門経営者/不運な昭和期の財界人/気概を持っていた通産省の課長たち/トヨタ伝統の生産システムの誕生/日本の経営と現代の諸問題
  • 声に出して読む 渋沢栄一「論語と算盤」
    4.3
    1巻1,210円 (税込)
    新一万円札の顔として話題の渋沢栄一の名著を、齋藤孝が読み解く! 『論語と算盤』の原文から音読向きの言葉を選び取り、それを現代に引き寄せて丁寧に解説。1項目4ページ、スーッと頭に入る。 「日本人の幸福の絶対量を増やしたい」 「渋沢だったら、と思えば、ズルはしない人生になる」 「公と私で言うと、必ず公を優先させる。これが志だ」 「相手を切り捨てず、仁愛の情で接する」 「自分の成功・失敗なんて糟(かす)のようなもの」 「論語精神があれば自分の心が強くなり、他人にもよくしてあげられる」 「論語は精神文化、算盤はビジネス。その両方を兼ね備えることが現実的な正しい生き方である」 ──こんな渋沢精神を、子や孫に伝えられる本! ──生きるための判断基準を渋沢にすれば間違いない!
  • 心をつかむ文章は日本史に学べ
    -
    手紙しか伝達手段のなかった時代、一流の文章術を使う者だけが生き残った――。あの織田信長も、豊臣秀吉も、西郷隆盛も、渋沢栄一も、皆いずれ劣らぬ文章の達人でした。彼らはその文章術を駆使して、相手の心をとらえ、時に味方に引き入れ、時に敵を欺きました。いったい、どんな書き方で口説き、説得し、成果をあげたのか。本書ではその核心に迫るとともに、私たちがビジネスの現場やプライベートで相手を説得し、お願いをし、大事なことを伝える際に、どんな文章表現をすると効果的であるのか、そのヒントを探ります。
  • こんな人生を送ってみたい 私が惚れた十五人
    3.0
    かつてこの国には、思いをこめて自らの仕事を成し遂げ、歴史に確かな足跡を残した男たちがいた。わが国初の政党内閣を組閣した原敬、稀代の実業王渋澤栄一、企画の天才菊池寛、プロ野球を育成した正力松太郎……男冥利の人生を颯爽と歩んだ十五人。本書は、卓抜なる批評眼で読者の支持を得ている著者が、彼らの生き方を通して理想の人生のかたちを探究する。激動の時代を生き抜いた男たちは、自分の好きを的確に知り、真実一路、一筋道を一貫して歩んだ成功者であるが、少なくともその成功が一から十まで自らの力に拠ると自認する者たちではない。達意の文章で語られる人生の断面は、自らの使命を全うしようとする強い志を表すのみでなく、家族、友人、先輩・後輩、後援者のありがたさをも見事に描いている。まさに読む者の気持ちに迫るエピソードの数々である。不安を抱え、生き方に迷う現代人に、人生における重大な心得を改めて問いかける。『男冥利』を改題。
  • 50歳からの人生戦略は「図」で考える
    4.5
    【内容紹介】 日本航空のビジネスマンから大学教授に転じた著者が、40年をかけて「図解」の理論と技術を磨いてつくり上げた、人生100年時代を乗り切るための仕事と人生の設計図のつくり方、実現の仕方を伝授します。 渋沢栄一は「人生100年時代」を先取りしていた!? 40、50は洟垂れ小僧、60,70は働き盛り、90になって迎えが来たら、100まで待てと追い返せ──。 「近代日本経済の父」と呼ばれる渋沢栄一の言葉として知られています。 実際、渋沢は91歳と、当時としては長寿に恵まれました。亡くなるまで東京養育院院長を務めるなど、経済、教育、福祉、民間外交など日本の発展のために行動し続けた先駆者は「人生100年時代」も先取りしていました。 「図解」の第一人者が、あなたの「人生100年」を応援します! 私は日本人の「アタマの革命(図解)」と「ココロの革命(遅咲きの人物伝)」の二つをライフワークとしている──。 こう語るのは、日本航空で広報や経営企画を中心にビジネスマンとして仕事に打ち込む一方、社外の「知的生産の技術」研究会での「図解コミュニケーション」の理論と技術を開発、その実績が評価されて大学教授へと転身した久恒啓一氏。 本書は、久恒氏が40年以上研究を続けてきた「図解」の理論と技術、それを実際に利用して大学生のキャリア教育、企業や自治体職員の人材育成やキャリア開発を支援しながら磨き上げ、つくり上げたフレームワーク「人生鳥瞰図」を利用して、あなたに合った仕事と人生の設計図づくりと、その実現を支援します。 【著者紹介】 [著]久恒 啓一(ひさつね・けいいち) 多摩大学大学院客員教授・宮城大学名誉教授・多摩大学名誉教授 1950年、大分県中津市生まれ。九州大学法学部卒業。1973年、日本航空に入社。広報課長、経営企画担当次長などを歴任した。一方、社外の「知的生産の技術」研究会で活動を重ね、図解コミュニケーションの理論と技術を開発し、1990年に初の単著『コミュニケーションのための図解の技術』(日本実業出版社)を刊行した。 1997年、早期退職し、新設の県立宮城大学教授(事業構想学部)に就任。学生部長、キャリア開発室長、大学院研究科長、総合情報センター長、学長補佐などを歴任。また、国土交通省、経済産業省の環境政策、人材育成の研究会委員、宮城県の行政改革、長期総合計画、農業など27の委員会委員長、委員を務めるなど地域活性化に貢献した。 2008年、多摩大学経営情報学部教授に就任。2012年、経営情報学部長、2015年、副学長、2019年、多摩大学特任教授、多摩大学総合研究所所長を歴任し、2021年より現職。 NPO法人 知的生産の技術研究会理事長。「日本人のアタマの革命(図解)とココロの革命(人物研究)」をライフワークとする。両分野の著書は100冊以上、『久恒啓一図解コミュニケーション全集2 全10巻』(日本地域社会研究所)を刊行中。 【目次抜粋】 第1章 ニューノーマル時代の人生戦略 第2章 人生100年時代のライフデザインを考える 第3章 「図解」の基本を学ぶ──自分の仕事を図解する 第4章 人生戦略の第一歩、「5W2H」の方程式 第5章 過去、現在、未来を「見える化」する「人生鳥瞰図」の完成 第6章 「起承転転」の生き方を目指そう──人生「遅咲き」の時代
  • 五代友厚
    -
    大阪財界の重鎮として明治維新の激動期に大きな活躍をした五代の足跡を、同時代に生きた渋沢栄一との比較を通じながら多面的に辿る。
  • 最強の教訓! 日本史
    4.5
    1巻950円 (税込)
    「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」とは、ドイツの偉大な政治家オットー・ビスマルクの言葉である。自分の経験だけから学ぼうとすると限界があるが、成功したり偉大な業績を残したりした先人たちからであれば、大いに役立つ教訓を得ることができる。本書では、著者独自の観点から21人の歴史人物を選び、8つのタイプに分けて紹介している。具体的には次の通り。(1)「並はずれた器量の人」=北条泰時・勝海舟・坂本龍馬・渋沢栄一、(2)「正義・大義の人」=行基・和気清麻呂・吉田松陰、(3)「行動力のある人」=北条政子・後醍醐天皇、(4)「我慢・忍耐の人」=吉備真備・徳川家康、(5)「覚悟の人」=大石内蔵助・大久保利通、(6)「進取の精神の人」=市川團十郎・高橋是清、(7)「非情の人」=伊達政宗・土方歳三・細川藤孝/忠興、(8)「奇想天外の人」=三井高利・早川徳次 予備知識ゼロでも一気に読める、最強の自己啓発書! 文庫書き下ろし。
  • 最高知「古典」に学ぶ、成功の戦略 仕事と人生の武器になる48の発想術
    5.0
    出世する人だけが知っている、「勝利」の企みとは?  富士フイルムの背水の陣/渋沢栄一が社員に説いた不真面目の勧め/セブン&アイ・ホールディングスが大事にする三つの約束/JALのトップが再建に際して行ったこと/パナソニックのリスクマネージメント術/サントリーのハイボールの開拓精神/キッコーマンの状況見極め術/三井財閥を率いた池田成彬が勧める「貯人」術 トップを走り続ける人が実践している定石を最強の人生戦術書『孫子』『論語』で徹底解説。 あなたの「あと一歩」を埋める、仕事の極意。
  • 最後に勝つ人のブレない生き方9つの法則(KKロングセラーズ)
    3.0
    吉川英治、エウリピデス、エジソン、高橋是清、本田宗一郎、松下幸之助、アリストテレス、ベートーベン、孔子、升田幸三、孫文、勝海舟、B・ラッセル、大石内蔵助、嘉納治五郎、織田信長、道元、シルス、宮本武蔵、ゴーリキー、葛飾北斎、坂本竜馬、上杉庸山、渡辺淳一、シラー、伊藤仁斎、ジンメル、湯川秀樹、ナポレオン、ブッダ、平櫛田中、島津斉彬、貝原益軒、武者小路実篤、野口英世、荻生徂徠、淡谷のり子、正岡子規、ラ・ロシュフーコー、パスカル、ナイチンゲール、ハーバート、徳川家康、ヘッセ、福沢諭吉ラ・ブリュイエール、渋沢栄一、ファウスト、安岡正篤、リンカーン、ピカソ、新島襄、北大路魯山人、源頼朝……歴史上の人物が教えるくじけない希望を捨てない頑張る力充実した人生を実現するために自分らしく、イキイキと喜びに満ちて生きていくために
  • 埼玉 地名の由来を歩く
    4.0
    ◎豊かな古代史 ◎街道筋の繁栄 ◎日本5位730万人もの人が住む埼玉の謎は地名で解き明かす! ◎埼玉県の難読地名検定! 詳細な写真・地図つき 「古代史の彩と街道筋の繁栄」──地名から見た埼玉県の歴史と風土 この「古代史の彩」と「街道筋の繁栄」の二つのコンセプトが埼玉県の歴史と風土を成していると考えるのだが、実はこの二つはどう見てもかち合っていない。 言い換えれば、この二つが歴史的に結びついてこないのだ。 埼玉県は旧武蔵国の北半分を占めているのだが、現代人の意識からすれば武蔵国の中心は東京都で、埼玉県エリアはその「続き」(周縁)と思われてしまっている。 (中略) 江戸・東京を中心とする歴史の見方に現代人は慣れてしまっているが、果たしてこの見方だけでよいのか。 本書で明らかにしたいのは、平城京以前ではむしろ埼玉県エリアの方が武蔵国の中心地であったという歴史的事実である。(本文より) ◆「春日部」と「粕壁」 どっちがルーツ? ◆「岩付」「岩附」「岩築」どれが正しい? ◆「高麗(高句麗)人」の軌跡を追う ◆「河肥」か「河越」か?川越氏とは何者か? ◆忍城の水攻めと古墳群 ◆秩父に「和銅」の痕跡をたどる ◆藁の火を焚いた伝説から?蕨市! ◆大宮の氷川神社、盆栽村、膝子塚 ◆戦乱のあと寄り合った?寄居町 ◆美しい草加松原と松尾芭蕉 ◆塙保己一、渋沢栄一、荻野吟子、下総皖一、埼玉が生んだ偉人たち 第1章 古代史に彩られた「彩の国」埼玉 第2章 現代都市 地名の由来を探る 第3章 埼玉の生んだ偉人の生地を訪ねる 第4章 埼玉県 難読地名検定
  • 埼玉 ぶらり歴史探訪ルートガイド
    完結
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 県内の歴史をテーマに巡る充実の26コース! ★ 古代人の足跡をたどる遺跡群。 ★ 武家文化の名残を伝える名所や街並み。 ★ 日本の発展を支えた産業遺産、信仰の地など…。 ★ 県内の歴史を紐解く歴史ロマンの旅へ! ◆◇◆ 本書について ◆◇◆ 関東平野の中部から西部に位置し、 東西に広がる埼玉県。 この県の名所・旧跡といってまず思い浮かべるのは、 城下町の面影を色濃く残す「小江戸」川越、 といったところでしょう。 しかし埼玉には、古代から現代までの 歴史スポットがほかにも数多く存在しています。 例えば、全国でも有数の「埼玉古墳群」を はじめとした古代追跡もその1つ。 また、埼玉には江戸時代の五街道のうち 「中山道」「日光街道」の2つが通り、 宿場町の面影を伝える史跡が いくつも残っています。 次の1万円になることで話題の 渋沢栄一ゆかりの地もこの埼玉県にあります。 このように、「彩の国」の名にふさわしく 多彩なスポットが集まる埼玉県。 その見どころを厳選し、 26のコースで紹介しています。 四季の移ろいを感じながら、 はるかなる時の流れをたどる 旅をしてみてはいかがでしょうか。 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ 南部・東部エリア *COURSE01 大宮・浦和 武蔵一の宮と歴史的寺社を巡る *COURSE02 岩槻 日光御成道とともに栄えた地 COURSE03 春日部 古木が見守る日光街道の要衝 ・・・など全8コース ☆ 西部エリア *COURSE09 川越 小江戸と呼ばれた華やかな城下町 *COURSE10 所沢 かつての戦場の面影が残る土地 *COURSE11 吉見・東松山 古の人々の生活を垣間見る *COURSE12 嵐山 坂東武者が生きた武蔵の小京都 ・・・など全6コース ☆ 県央・利根エリア *COURSE15 杉戸・幸手 2つの街道が交わる宿場町 *COURSE16 加須 繁栄を支えた利根川とお不動様 *COURSE17 久喜 関東の権力者が重視した土地 ・・・など全6コース ☆ 北部・秩父エリア *COURSE21 熊谷 武蔵武士の足跡をたどる *COURSE22 深谷 日本の近代化を支えた煉瓦の街 *COURSE23 本庄 養蚕で支えたかつての大宿場町 ・・・など全6コース
  • 33歳の決断で有名企業500社を育てた渋沢栄一の折れない心をつくる33の教え
    3.7
    自分の夢を実現させ、それを永続させるために、 20代で何をすべきか、30代で何を決断すべきか! 若き日の渋沢栄一の生き方、ビジネスパーソンに広く読み継がれている『論語と算盤』などの訓言、最近のビジネスケース(30代経営者の躍進、SDGs、地域貢献など)を交えて、渋沢栄一がいま若者の前で講演するがごとく、玄孫の著者が33の教えとして解説する現代版『論語と算盤』! ◆渋沢栄一とは? 現在も優秀企業として存在している500社余りの会社を育てた日本の資本主義の父。 2024年に発行される新1万円札の顔として、また、2021年のNHK大河ドラマ「晴天を衝け」の主人公として注目されている。 渋沢栄一が育てた主な会社は、みずほ銀行、王子製紙、IHI、いすゞ自動車、太平洋セメント、清水建設、東洋紡、川崎重工業、第一三共、古河機械金属、損保ジャパン日本興和、朝日生命保険、キリンホールディングスなど。 ◆『論語と算盤』とは? 渋沢栄一の講演をまとめた書で、現在でも、経営者だけでなく、ビジネスパーソンに広く読み継がれている。 論語(道徳)と算盤(商売)という、一見すると相反することが、ビジネスを永続するためには大切なこととして書かれている。 ◆渋沢栄一の33歳の決断とは? 日本を豊かにするためには民間企業が強くならなければならないという信念を持って、大蔵省のナンバー2のポジションを辞し、民間に転じた。渋沢栄一33歳の決断だった。 当時の常識で考えれば、官界での名誉栄達を自ら辞して民間に行くことは前代未聞だが、ここから500社余りの会社を立ち上げる大躍進がスタートした。 ◆渋沢栄一の問いかけ 人生は一度きり。あなたが選びたい人生は、どっち?  ① 未来を信じて、夢をもって生きる。  ② 夢をもたずに、現実のみに生きる。
  • 30代の「飛躍力」 成功者たちは逆境でどう行動したか
    3.3
    各界の成功者の30代にスポットライトを当ててみると、面白いことがわかる。スティーブ・ジョブズが自分の会社をクビになり、本田宗一郎は「人間休業宣言」をして休養。盛田昭夫は会社の反対を押し切って大口受注を断り、松下幸之助は恐慌のなか大リストラを迫られた。これらはみな、彼らが30代のときのエピソードだ。立ちはだかる壁を前にして、あの人はどう行動したのか? そこには必ず、いまあなたが直面している問題を解決するヒントがある。第1章 米山稔――度重なる不運を上昇の糧とする第2章 松下幸之助――理念を語るに若すぎるということはない第3章 チェスター・カールソン――周囲から敬遠されるほどの情熱を第4章 本田宗一郎――30代は、「運」と出合うための準備期間第5章 小林一三――転機にためらわず思い切って決断する第6章 渋沢栄一――不本意な境遇でも力を養う第7章 盛田昭夫――信念は常識をも変える

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  • 財政再建論 山田方谷ならどうするか
    5.0
    毎年、増え続ける財政赤字は、国民の借金ではない! 1000兆円を超える財政赤字をつくったのは、 自民党である。 失政のツケを、“老後の不安”にすり替え、増税をめざす? 江戸末期、破たん寸前の備中松山藩をたて直し、 渋沢栄一にも影響を与えた「財政再建の神様」――― 現代のバラマキ政治を一喝! 財政赤字解消と景気回復への最善策を特別指南。 ▽国家が主導すべきこと、民間にまかせることの区別を ▽法律は最低限に減らし、徹底した自由化を ▽補助金や公務員を減らし、財政の出血を止める ▽必要のない職業から新しい産業へ、人材の移動を
  • 座右の銘 人を動かすリーダーの言葉
    3.0
    創業以来、トップリーダーとして活躍した企業家たちの経営哲学、人生訓などのエッセンスを集めた。渋沢栄一から孫正義まで、汗と涙と努力の苦闘体験の中でつかみとった「ひと言」に励まされる人も多いにちがいない。
  • 士魂商才。20代で知るべきビジネス武士道。成功を目指すだけでは、男らしくない。10分で読めるシリーズ
    -
    武士道は、非常にビジネスと相性がよい考え方です。明治維新後の急激な産業革命も、戦後の奇跡的な復興も、根底には武士道が流れていました。本書では、武士道を説明しながら、それをビジネスに活かす方法を提示いたします。武士道を用いて商売をする。これこそジャパニーズビジネスマンが進むべき道です。読者の皆様が、本書で武士道のエッセンスを身につけ、誇り高いビジネスマンになっていただけると幸いです。 まえがき 日本人の魂の根底に流れる、武士道。 江戸時代に、はっきりと形成された、この思想は現代日本社会の根底にも流れている。 そもそも武士道という言葉は、戦国時代には、あらわれていて、それが江戸時代に熟成され、新渡戸稲造の著書「武士道」によってまとめられた。 本書は、その武士道をビジネスに活かそうというものだ。明治日本の経済を発展させた渋沢栄一が、「士魂商才」という言葉を残している。 この言葉は、武士の魂を持ち、商才を発揮するという意味だ。実は、日本のビジネスマンで成功している人は、意識しているかしていないかは、わからないが、この思想を持っている人が多い。 そして、大きく成功していなくても、普通に仕事をがんばっている人たちにも、日本人としての武士道が感じられる。 武士道によって、日本の社会は、住みやすく安全で快適になっている。 それでは、ビジネスに役立つ、武士道を紹介しよう。
  • 史跡は語る 武蔵国(埼玉)編 教科書が伝えない歴史考察
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    「なんにもない」と県民が自虐する地、埼玉県を旅した歴史家・渡辺惣樹氏が史跡の声を伝える──濃厚歴史浪漫 日米近現代史研究家である著者の今回の考察領域は、時間軸では日本の古代から近代までとロングスパンだが、視察エリアは武蔵国こと「埼玉県」限定。そう、「なんいもない!」と県民が自虐する埼玉県の古墳、寺社、城跡、古道、碑文、地質遺産を、著者が現地で視察し、戦後教育が教えなくなったエピソードにも触れつつ歴史浪漫を解説する。エリア限定と言いつつも、ひっそり佇む寺社、道端のひとつの碑文も歴史の眼で見れば、その場にいながら日本列島各所からピースが集まり、日本国史のダイナミズムが全国規模で広がるのである。全埼玉県民必読の書。 <本書の内容> 第1章 家康の遺骸は日光にはない(川越市) 第2章 渡辺綱は鴻巣からやってきた(鴻巣市) 第3章 氷川神社は古代祭祀場だった(さいたま市) 第4章 芭蕉の旅と斎藤実盛(草加市・熊谷市) 第5章 金錯銘鉄剣に記録された115文字(行田市) 第6章 日本武尊の東征の足跡を追う(秩父市) 第7章 古秩父湾 海辺だった秩父(秩父市・長瀞町・小鹿野町) 第8章 飯能戦争、帰化人、大東亜戦争の史跡(飯能市・入間市) 第9章 武蔵国から思う鎌倉武士の憂鬱(狭山市) 第10章 室町の関東はカオス、謀略に沈んだ太田道灌(越生町) 第11章 深谷の不思議と渋沢栄一(深谷市) <本文より> 私には、旅先の現場に立つと、しゃべりたくてうずうずしている先人たちの声が聞こえる。 おれのことを、わたしのことを書いてくれという声である。 第2章で扱った渡辺綱は辞世の句を次のように詠んだ。 「世を経ても 分け越し草の ゆかりあらば あとをたつねよ むさしののはら」 先人の最高の喜びは、後世の人々にゆかりの地を訪ねてもらうことに違いないのである。
  • 指導者の帝王学 歴史に学ぶ現状打破の思想
    -
    どうすれば人は動くのか? どうすれば正しい判断が下せるのか? 情報を収集し、現実を直視し、自分で考え、信念を持って行動する。これらのうち、どの段階が抜けていても自分の考えは現実化しない。織田信長、上杉鷹山、石田梅岩、渋沢栄一ら先達の思想と行動に学び、指導者としての見識、経営の要諦を明かした山本日本学のエッセンス。

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  • 渋沢栄一
    -
    「日本資本主義の父」と呼ばれ高い評価を受ける渋沢栄一は、どのような人生を歩んできたのだろうか。経済学者としての視点を中心に、さまざまな角度からその真の姿に迫る。
  • 渋沢栄一 上 算盤篇
    3.9
    新1万円札の肖像画に選ばれた、「日本資本主義の育ての親」渋沢栄一。幕末から明治、大正、昭和へと至る91年の激動の生涯を、博覧強記の才人・鹿島茂が描いた傑作評伝、ついに電子書籍化! 近代日本の「資本主義」をつくりだした渋沢栄一。彼がその経済思想を学んだのは、「産業皇帝」ことナポレオン3世の統べる19世紀フランスからだった。豪農の家に生まれ、尊皇攘夷に燃えた彼は、一転、武士として徳川慶喜に仕えることになり、パリ万博へと派遣される。かの地で渋沢に影響を与えたのが、産業を拡大することで労働者の福利厚生を充実させるという「サン=シモン主義」の思想だった。帰国後、維新政府に迎えられるが、日本に資本主義を興すため、民間人として生きることを選ぶ……波瀾万丈の評伝、その上巻・算盤篇。 「近代日本は、世界に類を見ないほどの幸運に恵まれていたといえる。なんのことかというと、日本の資本主義は、この「損して得取れ」という思想をバトル・ロワイヤルが行われる以前にすでに体得し、血肉化していた渋沢栄一という例外的な人物によって領導され、実に効率よく高度資本主義の段階に入ることができたからである」 (本文より)
  • 渋沢栄一「生き方」を磨く
    4.3
    あなたは今、世界も注目する「日本経済の近代化」最大の功労者の珠玉の教えを手にしている。人として生きていくうえで大切なこととは。いかにして、それを成し遂げるか。富を永続する極意とは――時代の傑物たちに聖典として読み継がれてきた本書は、あなたの迷いを晴らしあなたに驚きの成長と変化をもたらしてくれるだろう。日本銀行、第一国立銀行(現、みずほ銀行)、東京海上保険(現、東京海上日動)、共同運輸(現、日本郵船)、日本鉄道(現、東日本旅客鉄道)、東京瓦斯、東京ホテル(現、帝国ホテル)、札幌麦酒(現、サッポロビール)、石川島造船所(現、IHI)…など約500の企業設立にかかわり、東京高等商業(現、一橋大学) など600以上の社会事業に尽くした渋沢哲学!経営の神様ドラッカーも大絶賛の人生を変える哲学。富貴、品格、尽きることのない幸福、友、安心…日本人の必読書。

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  • 渋沢栄一 うまくいく人の考え方
    3.5
    経営の神様ドラッカーも絶賛の渋沢哲学。『論語』を人生の指針にすれば絶対後悔しない!渋沢自身がこう断言する『論語』の、人生への生かし方とは?渋沢自身が、実際に試してみて、効果のあった理論を紹介。1923年刊行の名著『実験論語処世談』が現代によみがえる!『論語』を実社会や経営の判断基準にしたら、どうなるのか?当時の偉人たちの公私にわたる言動を例に挙げ、成功との因果関係を検証し、ズバリ斬る!たとえば、徳川慶喜公、伊藤博文、大隈重信の「節度」は? 秀吉、信長、三成の「仁」は?より効率よく実践するための、渋沢オリジナルのコツも公開。全ての日本人必読の書。

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  • 渋沢栄一から学ぶ ビジネスを加速させる人脈術
    完結
    -
    500社もの企業を育てた渋沢栄一の名言から、人脈の広げ方を学ぶ。 「追う人」から「追われる人」になり、ビジネスで成果を出す方法がわかる一冊。 [目次] 第一章 出会いを最大限に活かす  第二章 つながる相手を見極める 第三章 出会いを育む 第四章 人脈を広げる コロナウイルスの感染拡大により、世界はガラリと変化しました。本書は、そんなコロナ禍において「いかに人脈を広げるか?」ということにフォーカスしたものです。加えて、単なる「人脈を広げるためのテクニック」に留めるのではなく、現代と同様に激動の時代を生き抜いた「渋沢栄一」の名言を取り上げました。彼は、農民の生まれでありながら、のちに日本銀行や帝国ホテルなど、500社以上の会社の設立に尽力しています。あらゆる苦難を乗り越え、歴史に残る数々の功績を残しました。なぜ、そのようなことができたのでしょうか? ヒントは、彼が築いてきた『人脈』にあります。具体的に、渋沢栄一が何を考え、どのように人脈を広げていったのか。それを参考に、あなたがこれからどうやって人脈を広げていけばいいのか。彼の言葉に触れながら、一緒に学んでいきましょう。
  • 渋沢栄一(学習まんが 世界の伝記NEXT)
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2021年大河ドラマ主人公にして、2024年からの新一万円札の顔! 激動の幕末を乗り越え、明治政府で改革に取り組んだ後に実業界で大活躍。500にのぼる企業の設立・育成に関わるとともに、社会事業にも尽力し、二度もノーベル平和賞の候補に! 「近代日本経済の父」の、みんなの利益と幸せを求め続けた生涯に迫ります。
  • 渋沢栄一 巨人の名語録 日本経済を創った90の言葉
    3.0
    経営の神様といわれるP・F・ドラッカーは、渋沢栄一をこう称賛した。「渋沢は思想家としても行動家としても一流である」と。渋沢栄一は生涯に、みずほ銀行、東京ガス、王子製紙など約500社の企業の設立・経営などに関わった。さらには一橋大学、聖路加国際病院、日本赤十字社など約600の教育機関・社会公共事業の支援に尽力した。そのような偉業をなぜ成し遂げることが出来たのか? それは渋沢栄一の遺した「信念を貫いた言葉」に表れている。本書は、渋沢栄一が人生・仕事について語った名言を厳選し、1冊にまとめた。先行きが見通せない時代のビジネスパーソンの羅針盤。

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  • 渋沢栄一 近代日本経済の父とよばれた起業家
    NEW
    -
    全1巻1,320円 (税込)
    新しく一万円札の顔となる渋沢栄一。「近代日本経済の父」と呼ばれる彼は、一体どんな人物だったのかを、まんがでわかりやすく紹介する。幕末に生まれ、フランスへと渡った彼が目指したこととは!? 巻末の資料ページも充実。

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