銀行王 安田善次郎―陰徳を積む―

銀行王 安田善次郎―陰徳を積む―

649円 (税込)

3pt

4.0

日本を代表するメガバンク・みずほフィナンシャルグループ。この巨大企業の礎を築いた安田善次郎は、渋沢栄一らと共に国立銀行の設立に尽力し「元祖銀行王」と称されている。富山の貧しい下級武士の生まれながら、たった一代で巨万の富を掌中にした安田が如何なる時も肝に銘じた「陰徳」とは――。混迷の時代に生きるビジネスマン必読。『陰徳を積む―銀行王・安田善次郎伝―』改題。

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銀行王 安田善次郎―陰徳を積む― のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年01月12日

    はじめにー空前絶後の成功者
    千両分限者になる夢
    父親のことば
    「ただ漫然と日常を過ごすだけであれば、動物と何ら変わるところはない。規則正しい生活を送りながらそれぞれの天分を尽くし、持って自分と家族との繁栄発展を期することで初めて、万物の霊長としての人間の本文が果たせるのである」
    「たとえ思わぬ災難に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年06月01日

    経済や財務に明るくなくても読みやすく、安田善次郎という人について知ることができた。学校でも財閥についてはあまり触れられず、安田善次郎についてどのような世論があるのか全く知らなかったが、最後の章で書かれているように「必ずしも世評とは一致しないものがある」とひしひしと思った。経営者のあり方、会社のあり方...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年11月22日

    安田(芙蓉)グループを一代で築いた銀行家、安田善次郎の物語。小さな頃から勉強と観察、倹約、善行を徹底し、明治大正期の日本の産業を支えた影の立役者である。「規則正しい生活を送り、天分を全うすることが人間と獣の違い」「事を成すにはまず順序を定むべし」「小さな慈善事業ではなく大きな公益事業を」「一を以って...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年10月06日

    「安田」とつく企業は減った。
    みずほ銀行もその一つ。

    今世間を騒がせているが、安田が生きていたらどう思うだろう。

    「陰徳を積む」の精神はどこにいった?
    すっかり忘れてますねえ。

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    Posted by ブクログ 2020年04月12日

    【文章】
    読みやすい
    【ハマり】
     ★★★・・
    【気付き】
     ★★★★・

    ・企業の最大の社会貢献は、環境や福祉に配慮した活動を行う事ではなく、社業を発展させ、雇用を継続させること

    人の目に付かないところでこそ善い行いをする、という考えが、凶刃に倒れるという結果を招いたんだとすると、やるせない気持...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年01月26日

    なかなか読みやすく面白かった。
    金融のこと、ひととなりのこと、平易に書くのは難しいだろうが、こちらは分かりやすかった。
    今有名なあの会社、場所、人が安田善次郎に繋がっていたというのは、私にとっては新鮮だった。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年04月05日

    渋沢栄一と親交が深かったのは意外。
    銀行、保険会社など金融の基盤を作り、日本橋の金融街を繁栄させた人物。

    また、財閥でありながらもお金を使う必要性やその後のリターンを即座に弾き出し、散財しなかったことや、色恋(妾など)などに手を出さず生涯奥さんを大切にした姿勢は評価できる点である。
    ただ、150年...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2014年06月01日

    成功者の共通点の一つに”聴き上手”であることと、新知識の吸収に貪欲であることが挙げられる 問題は成功した後にある。成功しても自分を律し続け、謙虚さを失わないでいることのできる人間は哀しいほど少ない 銀行を救うのは関係重役や株主を救うためではない。その裏に何千何十万の預金者があり、且つまたそれには多人...続きを読む

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