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日本を代表するメガバンク・みずほフィナンシャルグループ。この巨大企業の礎を築いた安田善次郎は、渋沢栄一らと共に国立銀行の設立に尽力し「元祖銀行王」と称されている。富山の貧しい下級武士の生まれながら、たった一代で巨万の富を掌中にした安田が如何なる時も肝に銘じた「陰徳」とは――。混迷の時代に生きるビジネスマン必読。『陰徳を積む―銀行王・安田善次郎伝―』改題。
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Posted by ブクログ
はじめにー空前絶後の成功者 千両分限者になる夢 父親のことば 「ただ漫然と日常を過ごすだけであれば、動物と何ら変わるところはない。規則正しい生活を送りながらそれぞれの天分を尽くし、持って自分と家族との繁栄発展を期することで初めて、万物の霊長としての人間の本文が果たせるのである」 「たとえ思わぬ災難に...続きを読む出会っても他人に迷惑をかけず、独立独歩で処しえるように平成の準備を立てておくことは人間第一の務めである」 ”三つの誓い”をたてた 一、独立独行で世を渡り他人の力を当てにしない。一生懸命働き、女遊びをしない。遊び、怠け、他人に縋るときは天罰を与えてもらいたい 二、嘘を言わない。誘惑に負けない。 三、生活費や小遣いなどの支出は収入の十分の八以内に止め、残りは貯蓄する。住宅用には身代の十分の一以上をあてない。いかなることがあっても分限をこえず、不相当の金を使うときは天罰を与えてもらいたい。 太政官札で巨利を得る 銀行家・安田善次郎 銀行のための銀行としてー日本銀行と安田、第三国立銀行 事業家として立つ 後継者問題 人に惚れこむ 百三十銀行再建 無爵の銀行王 浅野総一郎 泣いて馬謖を斬る 後藤新平と見た最後の夢 まず”困窮”の中にいる人間は”発憤”するか、”挫折”するかに分かれる。”挫折”したものは前には進めないが、”発奮”したものは”勤勉”を旨として生活し、やがて“富足”(十分豊かになる)の状況となる。 大磯無残 あとがきー銀行王に学ぶ金融本来の役割 安田善次郎年譜 参考文献 家系図
経済や財務に明るくなくても読みやすく、安田善次郎という人について知ることができた。学校でも財閥についてはあまり触れられず、安田善次郎についてどのような世論があるのか全く知らなかったが、最後の章で書かれているように「必ずしも世評とは一致しないものがある」とひしひしと思った。経営者のあり方、会社のあり方...続きを読む、財政、はたまたマスコミについて、様々なことを考えさせられる一冊だった。
安田(芙蓉)グループを一代で築いた銀行家、安田善次郎の物語。小さな頃から勉強と観察、倹約、善行を徹底し、明治大正期の日本の産業を支えた影の立役者である。「規則正しい生活を送り、天分を全うすることが人間と獣の違い」「事を成すにはまず順序を定むべし」「小さな慈善事業ではなく大きな公益事業を」「一を以って...続きを読むこれを貫く」 実力ある銀行家の存在は社会の大きな力となる。この事を自覚すべき。また、上手に金を稼ぐ事ではなく、約束を守る、嘘をつかない、義務を果たす、友人を大切にするという、信用を積み重ねる事こそが根幹であると教えてくれる。
「安田」とつく企業は減った。 みずほ銀行もその一つ。 今世間を騒がせているが、安田が生きていたらどう思うだろう。 「陰徳を積む」の精神はどこにいった? すっかり忘れてますねえ。
【文章】 読みやすい 【ハマり】 ★★★・・ 【気付き】 ★★★★・ ・企業の最大の社会貢献は、環境や福祉に配慮した活動を行う事ではなく、社業を発展させ、雇用を継続させること 人の目に付かないところでこそ善い行いをする、という考えが、凶刃に倒れるという結果を招いたんだとすると、やるせない気持...続きを読むちになる。
なかなか読みやすく面白かった。 金融のこと、ひととなりのこと、平易に書くのは難しいだろうが、こちらは分かりやすかった。 今有名なあの会社、場所、人が安田善次郎に繋がっていたというのは、私にとっては新鮮だった。
渋沢栄一と親交が深かったのは意外。 銀行、保険会社など金融の基盤を作り、日本橋の金融街を繁栄させた人物。 また、財閥でありながらもお金を使う必要性やその後のリターンを即座に弾き出し、散財しなかったことや、色恋(妾など)などに手を出さず生涯奥さんを大切にした姿勢は評価できる点である。 ただ、150年...続きを読むほど前とはいえ、子孫を残す為に奥さん意外の人と子作りをするという価値観は、今では不倫とも揶揄されるほど受け入れ難いものではないだろうか?
成功者の共通点の一つに”聴き上手”であることと、新知識の吸収に貪欲であることが挙げられる 問題は成功した後にある。成功しても自分を律し続け、謙虚さを失わないでいることのできる人間は哀しいほど少ない 銀行を救うのは関係重役や株主を救うためではない。その裏に何千何十万の預金者があり、且つまたそれには多人...続きを読む数の家族があるので、それを救うためである 彼らに共通していたのが、高等教育を信用していなかったことだ 一個の事業の成功するかしないかの根本原因は、一にも人物、二にも人物、その首脳となる人物の如何によって決することを言明してやまない ロスチャイルドは、今でも日銀の大株主である
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銀行王 安田善次郎―陰徳を積む―
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