検索結果

  • 原発は不良債権である
    3.6
    なぜ原発は停止していると赤字を生み続けるのか。なぜ老朽原発を稼働したがるのか。電力債とは何か。なぜ東電の電気料金値上げに反対する必要があるのか。国に東電に、怒り続ける著者が、原発の経済問題をえぐり出し、私たちが考えるべきことをわかりやすく提示する。被災地支援のための枠組みとしてとるべき道とは。

    試し読み

    フォロー
  • 「主権者」は誰か 原発事故から考える
    3.7
    福島原発事故後、市民に伝えられるべき情報の多くが隠され、誤った説明が繰り返され、国民不在の場で様々な基準が決められていった。なぜ、これほどまでに「主権者」である国民がないがしろにされたのか。政治家、官僚、メディア、専門家、そして東電などによる事故後の対応を振り返りながら、その構造的問題点を指摘する。

    試し読み

    フォロー
  • 検証 原発労働
    -
    いま、福島第一原子力発電所の事故現場で、誰がどのような状況で働いているのか。ピンハネ、違法派遣、偽装請負。劣化する働きかたを象徴する原発労働の実態を、現場での調査を踏まえて報告する。高い放射線量などの苛酷な労働環境のなか、緊急作業に従事する「フクシマの英雄たち」への報酬が日給8000円という現実。

    試し読み

    フォロー
  • 第五福竜丸から「3.11」後へ 被爆者 大石又七の旅路
    3.0
    広島・長崎への原爆投下と福島の原発事故とを結ぶ出来事として、アメリカの水爆実験により漁船第五福竜丸が被爆した1954年の「ビキニ事件」へ注目が集まっている。長い沈黙を経て唯一の語り部として知られるに至った、元乗組員・大石又七氏の人生を辿り、人間と核との問題を考える際の根元的な視座を浮彫りにする。

    試し読み

    フォロー
  • 原発は火力より高い
    3.5
    原発を再稼働させるための理由として、燃料費高騰による火力発電の高コストがしばしば挙げられる。しかし、原発は本当に火力よりも安いのか。政府や電力会社が発表している「公式」の数字を使ってシミュレーションをし、その論理が成り立たないことを明らかにする。原発の不良債権処理を進めるための議論の土台を提供する。

    試し読み

    フォロー
  • フォト・ルポルタージュ 福島 原発震災のまち
    4.8
    収束の兆しが見えない福島原発事故。数々の紛争地を取材してきた著者は、震災直後から福島に入り取材を重ねる。生活の痕跡を残しながらも人影の消えたまち、放射能汚染や行政の対応に翻弄される住民たち、作業員の語る原発労働の内実……。被災者たちの生の声とともに、原発震災下の実態をカラー写真とルポで描き出す。

    試し読み

    フォロー
  • フォト・ルポルタージュ 福島 「復興」に奪われる村
    5.0
    原発事故で人・地域が負った傷を回復させるはずの「復興」。しかし、その名のもとに、放射能汚染の実態や加害の責任が隠蔽されようとしている。避難区域の解除と帰還推進一辺倒の政策で、住民たちは岐路に立たされている。原発事故直後から現地を取材し続ける著者が、カラー写真とともに住民らの声を伝える好評シリーズ第3弾。

    試し読み

    フォロー
  • フォト・ルポルタージュ 福島を生きる人びと
    4.0
    自民党政権が復活し、原発推進の動きが息を吹き返している。しかし、福島原発事故は未だ収束の目途もなく、その傷跡による人々の苦しみは続く。被曝への不安、過酷な避難生活、仕事や暮らしを奪われ命を絶つ人――。震災直後から取材を続ける著者が、住民たちの声とともに、福島の現実をカラー写真とルポで鋭く描き出す。

    試し読み

    フォロー
  • 問いかけとしての戦後日本と日米同盟
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    冷戦の終焉から20年が経過した今も、日本人の多くは冷戦型世界観と思考様式に呪縛され、その先に歩み出せずにいる。「アメリカを通じてしか世界を見ない」習性からいかに脱却し、世界の現実と向き合うのか。自らの生きた戦後日本を徹底的に問い直す思索を通じて、あるべき時代の構想を提起する、『世界』好評連載の第3弾。

    試し読み

    フォロー
  • 脱9.11への視座
    4.0
    1巻2,310円 (税込)
    「戦後レジームからの脱却」が腰砕けになっている間に、世界では脱9。11を見据えたユーラシア・ダイナミズムの新たな潮流が始まっている。新たな船出の時を迎えるいま、政界からも財界からも、発言の確かさで最も注目を集める著者が、日本の立ち位置を確認し、航海のヒントを送る。『世界』に連載中の好評エッセイ第2弾!

    試し読み

    フォロー
  • ひとはなぜ戦争をするのか
    -
    1巻2,420円 (税込)
    イギリスのEU離脱、トランプ米大統領登場に世界が揺れる中、大義なき解散と選挙に翻弄される日本。ポピュリズムという世界潮流、止まないマネーゲームの狂奔、没落の恐怖におびえる中間層の右傾化など、内外情勢の退嬰に、我々はどう正対すべきか。歴史に向き合い、民主主義による資本主義改革を提言する。『世界』好評連載の第五弾。

    試し読み

    フォロー
  • リベラル再生の基軸
    4.5
    1巻2,530円 (税込)
    この国が簡単に「国家主義への誘惑」に吸い込まれ、「近隣アジアとの次元の低い確執」に追い込まれる理由は何なのか。ナショナリズムに新自由主義が相乗りした「一億総保守化」状態に陥った日本において、大震災以後の不安と日米同盟の固定観念に抗いながら、戦後民主主義を再考し、「リベラル」の本質的価値を論じる。『世界』好評連載の第四弾。

    試し読み

    フォロー
  • 正気の時代のために
    4.0
    1巻2,530円 (税込)
    日本人の「脳力」は劣化していないか?「イラク戦争」に狂奔する時代だからこそ、事象の変転に幻惑されず本質を見抜き、新しい時代を切りひらくまっとうな力が試されている。そのためのヒントがぎっしりつまった時評エッセイ。東西の世界情勢から古今の歴史・文化まで、豊富な話題を通して見えてくる日本の自画像。

    試し読み

    フォロー
  • 崩壊する介護現場
    3.9
    暴力、セックス、洗脳…… 介護の現場がマジでヤバい! このままだと日本は姥捨て山国家になる! ! 超高齢化社会を目前に控え、介護事業は圧倒的な需要がある成長産業といえよう。 ただ、今の介護現場は危険すぎる。 「低賃金」や「重労働」といったよくあるネガティブ要因だけではない。 高い離職率に、急増する介護職員の暴行事件、 貧困によって売春市場に流れた介護ヘルパー、宗教的介護施設の乱立…… いったい介護の現場で何が起こっているのか? 本書では、急増する介護現場での事件、著者が経験した困難の一部、 介護人材の実態を報告しながら、破たん寸前の介護現場の現状を紐解いていく。 ノンフィクションライターの中村淳彦氏があぶりだす驚愕の真実とは……?
  • 池上彰の世界の見方 アメリカ2~超大国の光と陰~
    4.0
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 夢と希望の国か? 格差と分断の国か? 「バイデンが大統領になっても米中関係は悪いまま」 「アメリカで『ブルー・ライブズ・マター(警官の命も大切だ)』と言うと、人種差別主義者と思われる」 「アメリカの憲法は黒人奴隷の存在を前提としていた」 「人種差別団体KKK(クー・クラックス・クラン)は日本を絶賛している」 「アメリカは、日本を含む世界中の通話やメールを傍受している」 「アメリカでは大学に入る時、奨学金が取れないと、卒業時には1千万円以上の借金を抱えることもある」など、誰もが知る国の、知られざる素顔を、都立国際高校での授業を元にして、池上彰が徹底解説。 混迷を極めた大統領選挙や、燃えあがった「ブラック・ライブズ・マター」運動の背景についても、どの本よりもわかりやすく解説しました!
  • SDGsのすごい会社
    3.0
    SDGsが広く知られない理由はなんだろう? それはきっとSDGsに取り組む身近な企業を紹介できてないからではないのか。 それならば私たちが手分けをして、SDGsに取り組む、まだ知られぬ会社や団体を世の中に紹介しよう。 そんな想いから本書を世に送り出すことにしました。 本書では17社のSDGsの新ヒーローを紹介しました。
  • 尊厳なきバリアフリー 「心・やさしさ・思いやり」に異議あり! [電子改訂版]
    -
    1巻2,200円 (税込)
    車いすユーザーのアクセス専門家が、尊厳なきバリアフリーの根源を突く。 「福祉のまちづくり」や「心のバリアフリー」は、はたして障害者の社会参加実現に役立ってきたのか。むしろ、それを阻む空気を社会に広めたのではないか。障害者の権利や意思が尊重される社会への転換を目指した問題提起の書。障害者の人権は社会からのおこぼれですか? 【目次】 第1章 この国で障害をもつということ 第2章 夜遅く来るな 第3章 「心」「やさしさ」「思いやり」 第4章 「福祉のまちづくり」の歴史 第5章 社会モデルと権利条約と国内法 第6章 IPCガイドラインと2020行動計画 第7章 バリアフリー法 第8章 トイレの機能分散 第9章 新幹線の車いす席 第10章 ハンドル形車いすに対する差別 第11章 国交省の「権利」に対する姿勢 第12章 福祉、「福祉のまちづくり」、「心のバリアフリー 第13章 コロナ禍で見えたもの 付章第1 仙台での「福祉のまちづくり」と車いす市民交流集会 付章第2 朝日新聞厚生文化事業団の果たした役割 付章第3 町田市の取り組み 付章第4 1977年神戸市民の福祉を守る条例 付章第5 バリアフリー法 【著者】 川内美彦 アクセシビリティ研究所主宰。(一社)日本トイレ協会副会長。東洋大学人間科学総合研究所客員研究員。元東洋大学教授。一級建築士。博士(工学)。
  • 思考からの逃走
    4.0
    9割の学生が「AIに就職先を相談したい」 乗換案内の結果、グルメサイトの評価、 そして検索エンジンの導くサイトも疑わない。 もはや、人間は考えることを望んでいない ? では、「自分で考えること」を手放さないのは誰なのか ? 失敗を許容しない社会で「意思決定」はどう変わるのか ?
  • オンライン授業で大学が変わる ~コロナ禍で生まれた「教育」インフレーション~
    3.5
    1巻1,320円 (税込)
    2020年春、新型コロナウイルスへの対策として、多くの大学が「オンライン授業」を導入した。「対面授業での感染リスクを避けつつ、効率的な学びの場を提供できる」として一躍脚光を浴びたオンライン授業だったが、学生たちからは「授業が身になっている気がしない」「施設利用や教員・学生との交流の機会が奪われている」といった不満が続出。一部学生の間では学費返還を求める運動まで巻き起こった。 しかし頭を悩ませたのは学生だけではない。授業を行う教師にも、トライ&エラーで新しい授業スタイルを確立することが求められている。 本書では急速に浸透したオンライン授業について、大学教員・大学生・保護者という3者から寄せられた、教育現場のリアルな声を紹介。また思想家・内田樹氏が「オンライン授業は対面授業の代替物たりうるか」について語るコラムや、東京大学大学院情報学環・吉見俊哉教授へのロングインタビューなどを通じ、オンライン授業の最前線に迫る。 【本書の内容】 第1章:降って湧いた「オンライン授業」 大学で何が起こったのか 第2章:走りながら考え、教えながら悩んだ 大学教員から見た「オンライン」 第3章:「教室」が消えた! 学生たちは「大学」に何を求めているのか コラム:思想家・内田樹氏に聞く オンライン時代の「新たな教育プログラム」が必要だ 第4章:コロナ以前の大学にはもう戻れない オンライン授業の未来 第5章:ロングインタビュー 大学はもう一度死ぬのか? 吉見俊哉・東京大学大学院情報学環教授
  • 「虐待攻略」おもろい人生の創り方(GalaxyBooks)
    完結
    -
    両親からの執拗な虐待の末に幸せになった少女。大人になった今、心理カウンセラーとなり「虐待の連鎖を終わらせる方法」を理論理屈で綴る。世界で初めて虐待を受けた者が名乗りを挙げ、虐待しない方法を伝授する。 著者プロフィール 1985 年生まれ、大阪府出身、京都市在住。心理カウンセラー兼クリエイター。両親からの虐待の経験を持ち、14 歳の時に「環境と教育で人格は形成されるのだ」と確信。20 年余りどうやったら世界から虐待がなくなるのかを考え続け、去年、「虐待の終焉の仕方」を見つける。17 歳の時に精神病を発病し 12 年間足掻き続け「絶対に変わってやる」と決意し自ら閉鎖病棟に入る。そこで出会った主治医に「心理士にならない?」の一言がきっかけで心理学の道を歩み始めた。心理カウンセラーになってから自らに心理療法を繰り返し精神病はすべて完治。現在、3 回目の結婚を経て 3 児の母親でもある。
  • 福島原発事故10年検証委員会 民間事故調最終報告書
    3.0
    シンクタンクの「日本再建イニシアティブ」は、2011 年 3 月 11 日に始まる東京電力福島第一原発事故が最悪の時期を脱した後、民間の独自の立場から福島原発事故独立検証委員会(委員長:北澤宏一前科学技術振興機構理事 長)─ 民間事故調─ を設置し、事故の検証を行い、そこから教訓を引き 出し、2012 年 2 月 28 日、それらを盛り込んだ調査・検証報告書を刊行しました。2011 年夏、民間事故調のワーキング・グループを立ち上げてから半年にわたる突貫作業でした。 8 年後の 2019 年夏、私たちは「福島原発事故 10 年検証委員会」を立ち上げました。いわば第二次民間事故調です。 2021 年 3 月 11 日の事故発生後 10 年のフクシマの真実に今一度正面から向かい合い、私たちが民間事故調で提起した課題と教訓をおさらいし、日本は そこからの教訓をどこまで学んだのか、実際のところ何をどのように活かしたのか、また、十分に学べなかったことは何なのか、それは何故なのか、要 するに「私たちは何を学んだのか」を検証するためです。 民間事故調は一言でいえば、「備え(response, preparedness, preven- tion)」に焦点を当てて検証しました。それに対して、今回の第二次民間事故 調は「学び」に照準を合わせて検証するのを目的としています。民間事故調の報告書は「最終章」(福島第一原発事故の教訓─ 復元力をめ ざして)においてフクシマの悲劇を「忘れてはならない」と結んでいます。 人間社会における悲劇的事件・事故・事象を常に検証し続け、そこから学び 続けることが、「忘れない」ことのもっとも真摯な実践であるはずです。このたび再び、民間事故調を設立し、「10 年後のフクシマ」を検証することにしたのはその実践の一環にほかなりません。しかし、実際のところ、「忘れない」ことを実践し続けるのはなかなかに難 しい営みであるということを痛感します。 福島原発事故を調査・検証した民間事故調は、報告書を作成し、それを世に問うに当たって、「真実・独立・世界」をモットーに掲げました。まず、調査・検証の前提である事実認定に当たっては当事者に直接、会って話を聞くことを心がけました。それは、証拠本位(evidence-based)の調 査に不可欠です。 次に、国家全体、社会全体への意味合い、つまり全体像を重視しました。日本の場合、行政も企業も司司のムラの虜となりがちで、「ムラと空気のガバナンス」の組織文化が生まれやすい。課題設定も解もタコツボ的な「部分最適解」になりやすい。そうではなくマルチ・ステークホールダーの利害関 心と視点を踏まえた「全体最適解」を追求することが大切です。それを効果 的に行うには、どこの虜でもない独立の立場の主宰力(convening power) が必要です。 さらに、検証によって得られた知見を世界と共有し、世界と対話し、そこ でのフィードバックを吸収し、それを世界の標準とルールの形成に活かすことを目指しました。日本は長い間、世界の標準・ルール形成において受け身で臨んできました。 フクシマの経験とそこでの教訓を世界と共有することで世界の原子力安全の 向上に資することは旧ソ連のチェルノブイリ事故に並ぶレベル 7 という史上 最大規模事故の原子力災害を起こした日本の責任にほかなりません。 今回も、こうした視点と視野を踏まえ、調査、検証するよう努めました。
  • [改訂新装版]医学部受験の闇とカネ
    -
    1巻836円 (税込)
    年々難化の一途をたどる医学部受験。その一発合格は至難の業とされている。その受験を勝ち抜くには、予備校の存在が否定できない。しかし、受験生を抱える多くの親たちは、予備校が掲げる合格率、授業料の総額、さらに講師の質に騙され、大事な子供を預けてしまっている。  本書は、理想の教育を求め、医学部予備校を立ち上げた異色の著者が、医学部受験の歪んだ実態を赤裸々に暴き、教育者と親のあるべき姿と、そして真の教育とは何かを熱く語り尽くす。

    試し読み

    フォロー
  • ルポ 刑期なき収容 医療観察法という社会防衛体制 [電子改訂版]
    -
    1巻1,980円 (税込)
    様々な問題点が指摘されながら成立した心神喪失者等医療観察法。その現場を丁寧な取材で明らかに。 池田小児童殺傷事件を機に、様々な問題点が指摘されながら成立した心神喪失者等医療観察法。「再犯の虞がなくなるまで」という刑期なき収容を生み出したその基盤は、精神障害者に対する差別であることを、元新聞記者が丁寧な取材で明らかにしていく。中島岳志氏推薦! 【目次】  はじめに  Q&A 心神喪失者等医療観察法の概説   第一話 医療の空白 第二話 滞 留 第三話 ベルトコンベアー 第四話 精神鑑定  第五話 社会防衛 第六話 悲 劇 第七話 事件前夜 第八話 精神科の無医村がある 第九話 公費の無駄 第十話 人格障害 第十一話 新 薬 第十二話 忘れられた病棟 第十三話 精神族 第十四話 本 音 第十五話 流れに逆らい街で生きる  あとがき 【著者】 浅野詠子 1959年、神奈川県生まれ。青山学院大学卒。奈良新聞記者、特報課長を経て2008年退社し、フリーのジャーナリストに。
  • 人を救えない国 安倍・菅政権で失われた経済を取り戻す
    4.2
    コロナ対策で、その脆弱さを露呈した日本財政。雪だるま式に膨れ上がった借金体質からの脱却、行き過ぎた新自由主義的政策・変質した資本主義からの転換、産業構造改革の必要性を説く著者が、未来に向けた経済政策の在り方を考える。
  • 世界の再生可能エネルギーと電力システム 全集
    -
    この本は、「世界の再生可能エネルギーと電力システム」シリーズの全5巻、「風力発電編(第2版)」、「電力システム編」、「経済・政策編」、「系統連系編」、「電力市場編」を1冊にまとめた全集です。  本シリーズでは、再生可能エネルギーと電力システムの状況、将来予測、コストと便益、社会受容性と電力に関する情報(停電やコスト、将来計画など)、電力市場の仕組みなどについて、図表を豊富に用いて比較分析しています。  再生可能エネルギーと電力システムをめぐる世界と日本国内の状況の違い、その状況の違いを生みだしている誤った認識とあるべき姿について、しっかりと科学的に論じています。「2050年カーボンニュートラル」という国家目標を担う再生可能エネルギー、そしてそれに関わる電力システムについて網羅的に理解するのに最適の1冊です。

    試し読み

    フォロー
  • ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと
    4.1
    「誰もが生きやすい世界は、いろんな境界線が混ざり合った世界だと思う」 耳の聴こえない両親から生まれた子供=「CODA」の著者が書く 感涙の実録ノンフィクション! もしかすると、ぼくは母親の胎内にいたとき、国に“殺されて”いたかもしれない――。 そう考えると、いまこうして原稿を執筆できている状況が、まるで奇跡のように思えた。2018年9月、衝撃的なニュースを目にした。ろう者である兵庫県の夫婦2組が、国を相手取り訴訟を起こしたのだ。 その理由は、旧優生保護法による“強制不妊手術”。旧優生保護法とはいまはなき法律で、その第1条には「不良な子孫の出生を防止する」と記されていたという。 障害があることで、差別を受ける。これは絶対にあってはならないことだ。健常者のなかには、障害者をことさら特別視する人たちがいる。それが悪意のある差別や偏見として表出することもあれば、過剰な親切心という逆説的なカタチで表れてしまうこともある。 けれど、忘れないでほしい。障害者は別世界の人間ではない。ぼくら健常者と同じ世界に生き、同じように笑い、怒り、哀しむ、ぼくらの隣人なのだ。ただし、ぼく自身がそう考えられるようになったのは、大人になってからだった。幼少期の頃のぼくは、障害者、特にろう者のことを嫌っていた。 そう、かつてのぼくは、母のことが大嫌いだったのだ――。(本文より)
  • いま救国――超経済外交の戦闘力
    4.0
    2021は回生の年だ! 祖国は経済と外交を“超合金”に変え、 祖国らしい祖国を求めて――求国――、甦る。 武漢熱と中国に苦しむのは、もう終わりだ。すべてを暴き、すべてを明示する本書――「反・黙示録」――を手に、ぼくらは祖国を救う。 武漢熱、尖閣問題、日本国土買い漁り……傍若無人な中国に毅然と対峙できる力をぼくらは持っている。それは何か?それをどう使えばいいのか?そのヒントがこの書にはある。 *本書は2012年4月発行の『救国』(PHP研究所)を改題し、一部改稿と新たな書きおろしを加えたうえで新書化したものである。
  • コロナ禍で見えてきたおかしな専門家と知識人ー非科学的なコロナウイルスPCR検査抑制論
    -
    PCR検査をむやみに行うと医療崩壊を起こす、PCR検査は当てにならない、日本は既に集団免疫を獲得している、コロナはインフルエンザみたいなもの、といった言説は本当だろうか?日本でPCR検査が抑制され、発展途上国並みの検査体制が続く理由は? 日本で蔓延するPCR抑制論は一体誰が広めているのか? 大学の医学部保健学科卒業後、臨床検査技師の資格を取得し、その後獣医学科に入学し獣医師の資格を取得した著者が、日本のコロナ対策に物申す一冊。日本において新型コロナウイルス対策がどのように変化してきたのか、検査は充分に行われてきたのか、PCR検査抑制論を唱える人達がどのようなことを言ってきたのかを時系列で振り返り、検証した。
  • 平成・令和 学生たちの社会運動~SEALDs、民青、過激派、独自グループ~
    3.3
    15年安保、格差・貧困、原発、温暖化、人種差別、性暴力、コロナ禍の生活、学費……。2010年代、学生による社会運動はどのように繰り広げられたか? かつての学生運動と何が違うのか? SEALDsから過激派まで徹底取材による闘いの記録。
  • きみがつくる きみがみつける 社会のトリセツ
    4.3
    10代の人たちへ手渡したい「学び」をシェアするために、「学びのシェア会」というコミュニティで活動しているメンバーが執筆した本書。 大人たちが、「これは10代で知っておきたかった」「今の10代にもきっと必要」というテーマを取り上げ、これらをトリセツ(取扱説明書)にまとめました。 大人と子どものはざまの時期を生きる10代の人たちが、失敗しながらでも、かけがえのない人生をつくっていってほしい、 あなたの人生を、あなたの社会を、あなたが選択してつくっていってほしい、という願いを込めて。 そして、共に社会をつくる仲間としての歓迎の気持ちをいっぱい詰めた本です。
  • 男女平等はどこまで進んだか 女性差別撤廃条約から考える
    4.0
    日本が女性差別撤廃条約を批准して30年余.この間,批准した内容に沿って女性の地位や権利の向上は進んだでしょうか.そうとは言い難い現実をふまえ,条約の理念と条文の内容を身近なテーマやトピックスを入り口にやさしく解説し,家庭や職場,地域での課題を明らかにします.巻末には条約(対訳).選択議定書を収録.

    試し読み

    フォロー
  • ひきこもり×在宅×IT=可能性無限大! 株式会社ウチらめっちゃ細かいんで
    4.5
    1巻1,650円 (税込)
    ひきこもりの人たちは、人材の宝庫だった! 日本初! ひきこもり当事者・経験者の会社が誕生! 「実はめちゃくちゃデキる」人たちと会社つくって1000日 社員全員がひきこもり当事者・経験者である、 「株式会社ウチらめっちゃ細かいんで」。 代表である著者が見出した、ひきこもりの方の可能性、 ともに仕事をする中で気づいたこと、 変わったこと、今後の展望とは。 ■目次 ●第1章 ひきこもり界隈につながってみたら ・決定的に足りないエンジニア ・ひきこもり者100人が集まるイベント? ・え? どこにひきこもり者が? ・「名刺いただけますか?」 ●第2章 ひきこもり×在宅×IT=無限の可能性 ・ひきこもり界隈と関わる「覚悟」 ・在宅勤務は、引きこもりを促進させる? ・ひきこもり者たちの仕事観 ・コミュニケーションの課題 ・成功の反対は失敗なのか? ・孤独感との向き合い方 ・そもそも在宅勤務であれば、ひきこもりであるかどうかは関係ない? ・ひきこもり×在宅×ITの仲間がそろった! ●第3章 「めちゃコマ」誕生 ・めちゃくちゃ細かいマニュアル ・「プログラマ―適正チェック」をつくってしまった ・それでも下がってしまう自己肯定感 ・「息子が講座を受講するって言ったんです!」 ・「居場所」と「仕事」と「情報発信」と 他 ●第4章 ひきこもり者マネジメントのむずかしさ ●第5章 めちゃコマ「第2ステージ」の幕開け ●第6章 在宅×IT以外の新たな可能性 ●第7章 ひきこもりの「垣根」の先へ ■著者 佐藤啓(サトウケイ) 株式会社ウチらめっちゃ細かいんで 代表取締役社長 フロンティアリンク株式会社 代表取締役社長 株式会社ニュータイプ・ラボ 代表取締役社長。 1973年、北海道生まれ。東京工業大学工学部電気・電子工学科卒業、米ワシントン大学経営大学院(MBA)修了。 1996年、セイコーエプソン株式会社入社、ソフトウェア部門にて6年間のエンジニア経験の後、 会社派遣による2年間の海外留学を経て、経営企画部門にて新事業育成等を担当。 同時期に東京工業大学非常勤研究員も兼務。2006年にフロンティアリンク株式会社を設立。 2017年に、日本初のひきこもり者主体の株式会社「ウチらめっちゃ細かいんで」を設立、 内閣府をはじめとする官公庁や企業などで講演を数多く行う。 2019年、長崎県五島市に、障害者の在宅雇用を推進する株式会社ニュータイプ・ラボを設立。 2020年同社代表取締役に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
  • 図解でわかる 14歳から知る食べ物と人類の1万年史
    4.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 わたしたちの「食べ物」とSDGs いまWFP(国連世界食糧計画)がノーベル平和賞を受賞する理由。 「生きるための食べ物」はいつから「利益のための食べ物」になったのか。 14歳から読める! わかる! カラー図版満載の“図解でわかる”シリーズ第14弾! 〈目次より〉 気候変動と食料/食料の3分の1が捨てられている/麦が都市を作った/ 砂糖と奴隷貿易/イギリスは紅茶を求めて中国王朝を滅亡させた/ ファストフードの登場/独占される種子と穀物/加速する肉食離れ/ ビル街で始める都市農業/農村はテック革命で世界とつながる ほか
  • 民主主義のための社会保障
    4.4
    1巻1,980円 (税込)
    社会保障のあり方がこの国の未来を左右する。 分厚い中間層を守り、格差・分断を断ち切るために社会保障はどうあるべきか。 年金を改革し介護保険をつくった異能の元厚労官僚による憂国の書、第2弾!
  • 倭と山東・倭・日本:倭人と北東アジア系渡来人の歴史
    -
    1巻825円 (税込)
    日本人は倭人かと問われれば、「ノー」である。したがって、日本国は倭国が改名したものかと問われれば、これも「ノー」である。単純に倭国が日本国になったのではない。日本と改名したのは、『旧唐書』の日本国の地形・地理からみれば、間違いなく畿内の「倭国(やまとのくに)」である。「倭国(やまとのくに)」は三世紀中半以降の北東アジア系渡来人の流入により、倭人の国から徐々に北東アジア系渡来人の国に変化していき、七世紀後半には「倭国(やまとのくに)」である意味をもたなくなっていた。さらに白村江での倭国(九州)の敗戦は、畿内の「倭国(やまとのくに)」にとっても非常に大きな事件となった。「倭」という字を国名としていることにまったくメリットはなくなってしまったのである。「倭国(やまとのくに)」の「日本国」への改名(改字)は、これらのことが大きなウェイトを占めていたのではないかと思われる。 日本人は北東アジア系渡来人が多くを占めるが、縄文人と倭人と北東アジア系渡来人の混血である。縄文時代は縄文人の時代であり、弥生時代は倭人の時代であった。そして弥生時代から入ってきていた北東アジア系渡来人が、古墳時代に入るとさらに増えはじめ、日本列島は北東アジア系渡来人が多数を占めるようになる。それぞれの時代に生きた人たちの子孫と、互いに混血した人たちと、日本列島の人たちは多くの段階にある混血人の集まりとなった。これらの人たちが、七世紀後半の中国・朝鮮半島の情勢の中で、一つの国の民としてまとまるにはどうしたらよいのか。七世紀、畿内はすでに倭人の国では済まない状況になっていた。その答えは、「日本」という新しい国の「日本人」になることだった。 彼らはそのとき、縄文人でもなければ、倭人でもなく、北東アジア系渡来人でもなく、「日本人」となったのである。 著者プロフィールーーーーー 矢治 一俊(やじ・かずとし) 1949年 東京都生まれ 建築設計事務所等を経て地方公務員(~2004.3)。現代建築理解のため日本の古い建築・文化に接するうちに古代史と出会い、その不可思議さに惹かれる。以来、「資料全体に整合性をもつ日本古代史」を探し続ける。 平成十七年(2005)、『縄文から「やまと」へ 〈DNAと中国史書〉からみた日本』が日本図書館協会の選定図書となる。 著書 「『隋書俀国伝』の証明」(近代文芸社、1998) 『縄文から「やまと」へ 〈DNAと中国史書〉からみた日本』(文芸社、2005)
  • 日本書紀10の秘密:隠された倭国と日下
    -
    1巻825円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「『日本書紀』が歴史操作をしてまで隠したかったものとは何だったのか。そこにある秘密を探り出し、『日本書紀』に隠された本当の日本列島の歴史を見つけ出すこと、これが私の最終目標である。」(本書「はじめに」より)日本に伝存する最古の正史『日本書紀』には偽りの歴史が記されている——そこには、そうしなければならない驚きの秘密があった! 日本の「真実の歴史」を読み解こうと、正史に果敢に挑んだ著者の意欲作。 【著者プロフィール】 矢治 一俊(やじ・かずとし) 1949年 東京都生まれ 建築設計事務所等を経て地方公務員。現在、日本古代史の研究・執筆・講演などの活動を行っている。 一級建築士 現代建築を理解するため古い建築・文化をみていくうちに日本古代史と出会い、その非科学的論理の不可思議さに逆に魅了される。 そんな一ファンとして日本古代史に接するうちに、邪馬台(●)国畿内大和説、邪馬台(●)国九州説、邪馬台(●)国東遷説などの従来説、これらの説に一石を投じたと思われた古田説など、どの説も基本史料となっているのは『魏志』倭人伝のみで、歴史を時間の流れとして捉えようとしていないことがその不可思議さの根源である、と確信するようになる。   『魏志』倭人伝からでは、卑弥呼の国・邪馬臺国を見つけることはできない。それは『魏志』倭人伝自身とこれまでの邪馬台国研究史が証明している。このことに気がついたとき、ほかの史料にはどのようなものがあり、そこには本当はどのようなことが書かれているのか、自分の目で確かめるようになる。そして、邪馬臺国への行路は『隋書』俀国伝にもあることを知り、日本古代史を解く鍵は倭・倭人・倭国を時代を追って見続け、日本国の登場を記した中国史書全体の記録の整合性の中にある、ということを強く認識する。  以来、一連の中国史書、複数の資料に整合する、学問・科学としての日本古代史を探し続ける。 著書 『隋書俀国伝』の証明 【邪馬壹国へのもう一つの行路の発見】 (近代文芸社 1998.07) 縄文から「やまと」へ 【〈DNAと中国史書〉からみた日本】 (文芸社 2005.05)日本図書館協会選定図書 倭(わ)と山東(やまと)・倭(やまと)・日本(やまと) 【倭人と北東アジア系渡来人の歴史】 (22世紀アート 電子書籍 2018.08 『縄文から「やまと」へ』改訂版)
  • 残念な介護 楽になる介護
    -
    「小規模多機能型居宅介護」で仕事と両立が可能に! 1人で負担を抱え込まず、公的制度やサービスを使い倒すノウハウを専門家が徹底解説。 介護でよくある失敗をストーリー形式で紹介し、周囲と協力しながら介護を楽にする解決策を明らかに。在宅介護を可能にするさまざまなサービス、費用負担を軽減するノウハウ、介護離職を防ぐ休業制度、困ったときの相談先など、便利な公的制度やサービスの活用方法を具体的に解説します。
  • 強い日本が平和をもたらす 日米同盟の真実
    3.0
    世界は強い日本を望んでる! 混迷を極める米大統領選 米中新冷戦時代の今。 日米同盟を歴史や両国の視点、文化、そして日米両国の美点や欠点なども分析し、その本質から考える一冊。 ケント・ギルバートの最新刊 日本人の決断が、今、世界を変える。 ■アメリカ大統領と今 ■平和主義って、いったい何? ■国益を議論しない日本という国 ■平和主義=不戦主義の3つの危険 ■ケント・ギルバートはCIA? ■トランプ大統領の功績 ■アメリカによる真珠湾プロパガンダ ■無条件降伏ではなかったポツダム宣言 ■共産主義勢力から国を防衛するための日米安保条約 ■日米地位協定はアメリカ従属の証? ■パンダハガーとは? ドラゴンスレイヤーとは? ■もはや恥ずかしい「リベラル」 ■アメリカの、冗談のような言葉狩り ■アメリカを感動させた昭和天皇 ■「アジアの民主主義安全保障ダイアモンド」構想の再認識を 【目次】 序章 世界の安全を脅かす、平和主義者なる人々 第一章 安全保障を日本人が考えない理由 第二章 中国、ロシア、北朝鮮に向き合う自衛隊と在日米軍 第三章 誤解だらけの日米安全保障条約 第四章 日本の美点とアメリカの欠点 第五章 日本の欠点とアメリカの美点 第六章 世界の平和の鍵を握る日本 【著者プロフィール】 ケント・ギルバート 1952年、米国アイダホ州生まれ、ユタ州育ち。 弁護士業と並行し、テレビ番組『世界まるごとHOWマッチ』にレギュラー出演し、一躍人気タレントとなる。 2015年、『第8回「真の近現代史史観」懸賞論文』の最優秀藤誠志賞を受賞。 DHCテレビ『真相深入り!虎ノ門ニュース』などに出演中。 著書に、『天皇という「世界の奇跡」を持つ日本』(徳間書店)、『世界は強い日本を望んでいる - 嘘つきメディアにグッド・バイ -』(小社刊)などがある。
  • SDGsの正体 メディア報道ではわからない真の目的とは
    4.0
    1巻1,400円 (税込)
    有名な学者が「未来の世界のかたち」と呼ぶほどに、日本でも推進機運が盛り上がってきたSDGs。そこで達成しようとする項目を見ると、確かになおざりにはできないことが並んでいる。今後、それらを解決できるように動いてゆかないと、人間社会は持続不可能になるという触れ込みで、国連は加盟国に強い推進を迫っている。しかし、それは本当なのだろうか? 持続不可能になったら、いかなる事態が起きるのか? 人間にとってSDGsの推進は本当に不可避なのか? かつて世界的に大きな目標となり、いつの間にか消えていった「CO2削減問題」の際に、その中心にいた著者は、SDGsの出現に鮮明な既視感を持った。本書は、SDGsに対して抱いた著者の疑念を掘り下げ、その正体と真の目的を暴いた一冊である。多くの企業が騙され、損失を抱えさせられた「CO2削減問題」の轍を踏まぬよう、SDGsとの距離の取り方も考察する。対話形式で書かれ、やさしく理解できる工夫もほどこされている。
  • サッカーボールひとつで社会を変える―スポーツを通じた社会開発の現場から
    -
    1巻2,200円 (税込)
    近年、開発の文脈における「スポーツ」には、他者との関わりを生み、社会性を身につけること、さらには、コミュニティや国造りにも影響を与える包括的でダイナミックな役割が付与されつつある。本書では、とくに「サッカーのもつ力」に着目し、個人、地域、国などへの具体的な貢献に関する事例を紹介し、サッカーを通じた「人と人とのつながり」や「コミュニティ形成」、「豊かな市民社会」の実現を提言する。
  • 水がなくなる日
    4.5
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●ボロボロな日本の水道管 ●使いすぎると国が沈む!? ●水はお金に向かって流れる TV、ラジオに出演多数の「水ジャーナリスト」最新刊! 「寝耳に水」の水知識60をイラストとともにわかりやすくご紹介します。
  • 新潟水俣病は虚構である
    -
    1巻704円 (税込)
    これまでの水銀原因説を覆す。 四大公害病の一つとして挙げられる新潟水俣病。 発生当時、阿賀野川沿いに暮らしていた著者は、被害者の証言や資料を通して 「工場排水による水銀汚染が原因」という点に疑問を抱いた。 自らの経験と、当時の地形や阿賀野川周辺の資料を掛け合わせることで導き出した新説を唱える。 『新潟水俣病を問い直す』の著者による、第二弾。

    試し読み

    フォロー
  • 税をむさぼる人々【電子版限定特典付】
    5.0
    ひどい制度のなかで、おいしい思いをしているのは誰だ! 政府のウソに騙されるな! 第2の税金である年金が問題だらけ、立法活動をしない国会議員の高収入、金持ちだけが優遇される消費税…政府のウソに騙されるな! 第1章 むさぼられる第二の税金=年金 若い女性と再婚したら「美味しい」年金 / ビジネスマンの共働きは損 / 在職老齢年金で損をするのはサラリーマンだけ / 金をむしり取られ続けるだけの厚生年金… 第2章 モラルなき税金泥棒=国会議員 仕事をしない、できない国会議員 / 「議員立法」という名こそ「日本の恥」 / 働く英米仏の国会議員 / 諸悪の根源「内閣法制局」 / 「政党公布金」という名の集団泥棒… 第3章 ゴマすりが命=行政マン 現業の高すぎる給料を是正した橋下市政 / 是正された都道府県、放置されたままの市役所 / 「モラル」が昇進の邪魔になる行政マン / 意思決定を有しない行政マンたち… 第4章 消費税と社会保障のウソ> 自営業者への「ボーナス」として導入された消費税 / 財界による増税要求 / 貧しい人からより多く取る消費税 / 消費税還付は大企業をうるおわせ、中小企業を潰していった… 第5章 どうして生き延びるか 年金は保険に立ち戻れ / 保険に「家族手当」は不要 / 保険料なしの保険などありえない… ※この作品には、電子版巻末特典として、森口朗著『売国保守』(小社刊)の一部が収録されています
  • 食料危機 パンデミック、バッタ、食品ロス
    3.3
    ノーベル平和賞を受賞した国連世界食糧計画によると、新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり、極度の食料不安を抱える人は2億7000万人に上ると推計されている。この深刻な食料危機はなぜ発生しているのか。食品ロスの専門家が膨大な情報を分析して解説し、さらに日本の食料危機の歴史や、食品ロスを防ぐための方法、昆虫食や培養肉に関する取り組みも語る。 [専門家、識者へのインタビュー](所属はインタビュー当時)「アフリカの食料事情」白鳥佐紀子氏(国際農林水産業研究センター主任研究員)/「パンデミック前後の世界の食料危機の状況」ンブリ・チャールズ・ボリコ氏(FAO[国連食糧農業機関]駐日連絡事務所長)/「サバクトビバッタの大発生による被害」前野ウルド浩太郎氏(国際農林水産業研究センター研究員、『バッタを倒しにアフリカへ』著者)/「ミツバチの減少」エクベリ聡子氏、ペオ・エクベリ氏(株式会社ワンプラネット・カフェ)
  • 歪んだ正義
    4.2
    1巻1,760円 (税込)
    「自分は絶対に正しい」と思い込むと、人間の凶暴性が牙をむく。 テロリズム、学校襲撃、通り魔、コロナ禍に現れた「自粛警察」に共通する暴力のメカニズムを気鋭のジャーナリストが解き明かす。 本書は、「普通の人」がさまざまな経緯を経て 過激化へと突き進むにいたるその道のりを、 いわば体系的に地図化しようという試みだ。 過激性はどこから生まれ、どのように育つのか。 そうしたプロセスを可能な限り「見える化」することで、 個々人、あるいはその愛する人が過激化プロセスにあるのかどうか、 あるとすればどの位置にいるのかを認識し、 暗くて深い過激化トンネルへと落ちるのを防ぐ、 もしくは落ちたとしてもそこから引き返すために 手がかりとなる情報をまとめている。 2001年9月のアメリカ同時多発テロ事件以降、テロリズムや「過激化」というと、イスラム教徒に視線が向けられやすくなった。だが、イスラム教徒が過激化しやすいとか、テロを起こしやすいというのは、最近の事件への印象が強いことによる思い込みに過ぎない。「過激化」は身近な現象で、実際には誰にでも起こりうるプロセスだ。過激化に伴う暴力は、日本でも日常的に起きている。古くは、オウム真理教事件であり、秋葉原トラック暴走事件(2008年6月)、相模原障害者施設殺傷事件(2016年7月)、新幹線殺傷事件(2018年6月)、川崎市多摩区登戸のバス停無差別殺人事件(2019年5月)、京都アニメーション放火殺人事件(2019年7月)など、ローンウルフ(一匹狼)型の凶行が目立っている。彼らはSNSを多用し、そこで過激化のプロセスを見せている。さらに今、新型コロナウイルス蔓延によって生じるストレスが高じて、世界中で特定の人種や市民への攻撃行動が起きている。身の回りで過激化する個人やグループに対して、私たちは何ができるのか。ワシントン特派員時代にアフガンでの従軍取材を経験し、テロ加害者と被害者が混在するエルサレムで支局長を務め、イスラエル随一の研究機関で学んだ敏腕記者が、テロリズムや過激化の問題の核心を突き止め、解決・防止策を提示する。
  • SDGs人材からソーシャル・プロジェクトの担い手へ 持続可能な世界に向けて好循環を生み出す人のあり方・学び方・働き方
    4.0
    SDGsを「知る」から「実行する」へとステップアップするために必要な考え方・動き方を解説。 システム思考、シナリオ・プランニング、異分野コミュニケーション、環境倫理、感情知性、統合報告などを使いこなし、組織・分野を超える環境・社会・経済の統合的イノベーションを実現する「ソーシャル・プロジェクトの担い手」の思考法がこの一冊でわかります。 20世紀型思考を超え、持続可能な世界を創る一員となりたい方は必読です。 Dialogue 1 2020年に考える持続可能性 第1章 SDGsから始まる未来に求められる人材とは? Dialogue 2 個別の問題解決から統合的な問題解決へ 第2章 SDGsはどこから来て、どこに向かうのか 第3章 個人の変容と社会の変容の相互作用を促す学び Dialogue 3 個人と社会が結び付くには? 第4章 個人、プロジェクト、ローカル、グローバルをつなぐソーシャル・プロジェクト Dialogue 4 持続可能な世界の一員に求められることは? 第5章 持続可能な社会への変化の中で、活き、活かされる人の考え方・動き方 Dialogue 5 持続可能性キー・コンピテンシーを使いこなすには? 第6章 協働と変容を促す自分・他者・データとの向き合い方 Dialogue 6 学び合う関係が変化への力となる 第7章 学びと協働を結び付けるソーシャル・プロジェクトの運営・活用法 第8章 サステナブルなビジネスと社会の構築に求められる担い手のあり方 Dialogue 7 学びと協働の相乗効果によるスパイラル成長を

    試し読み

    フォロー
  • メディアリテラシーとジェンダー
    -
    1巻2,420円 (税込)
    メディアの進化に伴う混沌状況の中、私たちはメディアの何に気をつけなければならないのか? メディアの進化に伴う混沌状況の中、私たちはメディアの何に気をつけなければならないのか? ジェンダー差別の視点からなされるさまざまな偏見や誤謬を指摘し、メディアにおける表現の自由と個人の自由の併存の可能性を探る。 【目次】 はじめに  第Ⅰ部 第1章 メディアリテラシーとジェンダー──構成されたメディアと構成されたジェンダーの親密な関係  第Ⅱ部 第2章 「考えない時代」と「格差社会」の女性雑誌──女性を「思考停止」させ、女性としての「勝ち組」をめざすメディア 第3章 女性雑誌の痩身・整形広告と身体観──「みるみる痩せる」広告の構成のされ方、「痩せ」強迫の構成のされ方 第4章 テレビゲームにおけるジェンダー──暴力で敵を倒し地位と財と獲物を得る、男の子の経験世界  第Ⅲ部 第5章 性教育バッシング番組のメディアリテラシー的分析──番組はどのように構成され、視聴経験はどのように構成されるか 第6章 バックラッシュのカルチュラルスタディーズ──新聞記事のディスクールを分析する 第7章 新聞報道におけるNHK戦時性暴力改竄番組の高裁判決──果たして「期待権」だけがイッシューなのか 初出一覧 あとがき 【著者】 諸橋泰樹 フェリス女学院大学教授。メディア論・ジェンダー論の研究者で、著書に『ジェンダーで見る新聞のウラ・オモテ』(共編著)『ジェンダーの語られ方、メディアのつくられ方』(単著・ともに現代書館刊)がある。
  • ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論
    4.0
    やりがいを感じないまま働く.ムダで無意味な仕事が増えていく.人の役に立つ仕事だけど給料が低い――それはすべてブルシット・ジョブ(ルビ:クソどうでもいい仕事)のせいだった! 職場にひそむ精神的暴力や封建制・労働信仰を分析し,ブルシット・ジョブ蔓延のメカニズムを解明.仕事の「価値」を再考し,週一五時間労働の道筋をつける.『負債論』の著者による解放の書.

    試し読み

    フォロー
  • 国際人権入門 現場から考える
    4.1
    第二次大戦後,人権に関するさまざまな国際ルールがめざましい発展を遂げ,日本もそれを守ることとされている.日本社会で現実に起きているさまざまな人権問題も,これらの国際人権基準に照らして考えることで,新たな光を当てられ,解決の方法を見出すことができる場合が少なくない.日本の現場から国際人権法の「活かし方」を考える.

    試し読み

    フォロー
  • 阿武隈共和国独立宣言
    -
    1巻1,320円 (税込)
    阿武隈村の人々が長年培った独自ブランドが認知された矢先に起きた福島第一原発事故…。村人は立ち上がる。 阿武隈村の人々が長年培った独自ブランドの米や牛豚鶏が都会の消費者に認知され、ようやく落ち着いた生活を手にした矢先に起きた福島第一原発事故…。村の老人たちにとって、手塩に掛けた耕作地・家畜を置き去りにすることは死よりも苦しい選択であった。彼らはついに「阿武隈共和国」として独立することを決意し、東京有楽町・外国特派員協会での記者会見に臨む…。「国が故郷の山河を棄てろと強要するのなら、私たちは国を棄て、最期までこの地で生き抜きたい。」 【目次】 [序] 宣言の日 [一] 地下広場の隠れんぼう [二] 終戦っ子 [三] 白紙のプラカード [四] コサックの焼き鳥 [五] キーワードは風穴 [六] 一行だけのシナリオ [七] 本気と滑稽 [八] 記者会見の騒然 [九] 核武装の真実 [終] 夢であいましょう   用語解説 【著者】 村雲司 1945年岐阜県生まれ、早稲田大学文学部卒業。10年以上に亘り毎週土曜日の午後6時~7時まで、新宿西口でスタンディングを行っていることで知られる。
  • 無縁介護 単身高齢社会の老い・孤立・貧困
    -
    1巻1,760円 (税込)
    「地縁」「血縁」「社縁」が薄れた現代社会における“無縁介護”の状態が“無縁死”を引き起こす! 「地縁」「血縁」「社縁」が薄れた無縁社会において、「無縁死」あるいはその一歩手前の実態を、高齢者介護にかかわる制度から洗い出し、福祉サービスにたどり着けない“無縁介護”の状態が“無縁死”を引き起こし、貧困の拡大がこの状況に拍車をかけていることを明らかにする。 【目次】 一 「覚悟」 二 無縁介護——在宅介護の現場から 三 「無縁死、悪いでしょうか」 四 気がつけば「終の住処」だから 五 「迷惑をかけたくない」 六 ヘルパー日誌「人生いろいろ」 七 ひとり暮らしを支える 八 無縁社会と現代の貧困 九 無縁社会で老いるとき  1 ひとり暮らしを考える——単身けん・石川由紀にきく  2 「したたかな老い支度」 十 もう一度、無縁介護と「アウトリーチ」から 【著者】 山口道宏 ジャーナリスト、星槎大学教授、NPO法人シニアテック研究所理事長。 著書『老夫婦が独りになる時』(三省堂)、『東京で老いる』(毎日新聞社)、『男性ヘルパーという仕事』『申請主義の壁!』『無縁介護』『介護漂流』(いずれも編著、現代書館)など。
  • 感染列島強靭化論
    -
    「感染列島に大災害」は十中八九起こる! パンデミックと自然災害が重なったときに起きる甚大な被害を 最小限にとどめるには、どのような備えが必要なのか? 二人の専門家が唱える、衛生の観点からの国土強靭化計画。 毎年のように日本を襲う大雨・台風による水害、あるいは30年内に起きる可能性が高いと言われる南海トラフ地震や首都直下地震などの自然災害と、感染症の大流行が重なれば、国土に甚大な被害がもたらされることになる。 元・内閣官房参与で「国土強靭化基本計画」策定に尽力した公共政策の専門家と、環境医学の専門家の二人が、医療システム、経済・社会システム、国土システムといった公衆免疫に関わる様々な環境的要因を強靱化していくことで、感染症と自然災害の複合災害による被害の最小化を目指す緊急提言書。さらにこうした諸対策を推進するために不可欠な財源について、MMT理論を背景にした「積極財政論」も展開。複合災害の被害を最小限に留めるために、全国民必読の一冊。 「筆者らが今、最も恐れているのはインフルエンザと新型コロナのダブル感染症拡大の問題ではない。感染が蔓延している状況下で、巨大災害が生じてしまうことだ。(…)コロナ禍中にこうした「国難級の大災害」が生ずる確率は(…)「十中八、九」という水準に至ると考えても決して大げさではないだろう。つまり、「災害列島」に住む我々日本人は、「感染列島を大災害が襲う」という事態を決して大げさでも何でもなく、当たり前に生じうる事態の一つだと冷静に認識することが求められているのである。」(本文より) 【目次】 第一章 「感染列島に大災害」は十中八九起こる 第二章 「自粛」でなく「ファクターX」が日本を守った 第三章 人体の「免疫システム」を強靱化する 第四章 「医療システム」を強靱化する 第五章 「感染症対策」を強靱化する──「社会免疫」の理論 第六章 「感染症対策」を強靱化する──三つの強靱化戦略 第七章 「国土システム」を強靱化する 第八章 「財政思想」を強靱化する──衛生列島強靱化論とMMT
  • どうして、もっと怒らないの? 生きづらい「いま」を生き延びる術は障害者運動が教えてくれる
    -
    1巻1,870円 (税込)
      今、注目度が急速に高まっている荒井裕樹氏の対談集。障害者・ハンセン病者・精神病者の自己表現を研究する異色の近代文学研究者である。中島岳志(東京工業大学教授、政治学)、原一男(映画監督)、九龍ジョー(編集者、ライター)、川口有美子(ALS/MND サポートセンターさくら会副理事長)、尾上浩二(DPI日本会議副議長、元内閣府障害施策アドバイザー)という多彩な対談相手と共に、障害者運動、とりわけ「青い芝の会」が社会に与えた影響と、差別に抗う運動の根源的力のもつ解放感、今日的意義を語り合う。 【目次】 序「どうして君は、もっと怒らないの?」 第一話 運動はすぐそばにある—— 本当に「障害者は自分の人生に関係ない」と言えるか 対談者・九龍ジョー 第二話 「善意」と闘うことは「悪意」と闘うことより難しい 対談者・尾上浩二 第三話 「いのち」を支える言葉たち 対談者・川口有美子 第四話 「映画」を通して「思想」は鍛えられた——「さようならCP」をめぐって 対談者・原一男、小林佐智子 第五話 「ポスト相模原事件」を生きる 対談者・中島岳志 あとがき 【著者】 荒井裕樹 1980 年、東京都生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。現在、二松学舎大学文学部専任講師。著書『差別されてる自覚はあるか』『障害と文学』(以上、現代書館)、『生きていく絵』(亜紀書房)等。
  • 森達也・青木理の反メディア論
    -
    1巻1,870円 (税込)
    映像作家・森達也とノンフィクションライター・青木理による反メディア対談! 映像作家・森達也とノンフィクションライター・青木理による反メディア対談。両者の現代社会現象の捉え方は同じように見えるが、入り口と論理展開は全く異なる。例えばオウム事件では、森は教団の内部で撮影し、青木は公安記者として関わっている。この2人が様々な事件(オウム事件・死刑問題・公安警察・沖縄問題・安保法制など)に関わり感じたことを3日間20時間以上にわたり語り合った。そこから見えてくるものは、メディアの堕落と陥穽である。メディアにどう関わり・メディアをどう使い切るか。この丁々発止は見物である。 【目次】 まえがき 青木理 プロローグ 1 民主主義と死刑制度 2 オウム事件と公安 3 日本の刑事司法 4 朝鮮半島、沖縄、日本の敗戦後 5 メディアの闇 あとがき 森達也 【著者】 森達也 映画監督・評論家・大学教員。「A」「A2」とオウム真理教に関する映画を撮影。教団の崩壊からその後を描いた書籍『A3』(集英社インターナショナル)では、講談社ノンフィクション賞を受賞。著書『「A」撮影日誌』『A2』(ともに現代書館)他多数。 青木理 1966年長野県生まれ、慶應義塾大学卒。ジャーナリスト・ノンフィクション作家。共同通信社勤務後フリーランス。著書『日本の公安警察』『絞首刑』『トラオ 徳田虎雄 不随の病院王』『日本会議の正体』『安倍三代』など多数。
  • 入所施設だからこそ起きてしまった相模原障害者殺傷事件 隣人を「排除せず」「差別せず」「共に生きる」ための当事者視点の改革
    -
    1巻1,980円 (税込)
    相模原事件は入所施設だからこそ起こった大量殺傷事件! 相模原事件は入所施設だからこそ起こった大量殺傷事件である。入所施設の実態を歴史的・社会的・構造的に明らかにし、神奈川県から2017年10月に出された「津久井やまゆり園再生基本構想」の問題点をも指摘し、脱施設の道筋を探る。 【目次】 序章 隣人を「排除せず」「差別せず」「共に生きる」社会づくりを構想するために 第1章 障害者殺傷事件を生み出す歴史的・社会的・構造的実態1 第2章 障害者殺傷事件を生み出す歴史的・社会的・構造的実態2 第3章 障害者殺傷事件を生み出す歴史的・社会的・構造的実態3 第4章 障害者殺傷事件を生み出す歴史的・社会的・構造的実態4 第5章 障害者殺傷事件発生の要因とメカニズムを解明するために 第6章 障害者殺傷事件を二度と起こさないようにするための方策と評価1 第7章 障害者殺傷事件を二度と起こさないようにするための方策と評価2 第8章 障害者殺傷事件を二度と起こさないようにするための社会的仕組みづくり 第9章 障害者殺傷事件を二度と起こさないようにするための権利擁護体制づくりづくりの検討 2 終章 隣人を「排除せず」「差別せず」「共に生きる」 【著者】 河東田博 東京学芸大学特殊教育学科卒業。ストックホルム教育大学(現ストックホルム大学)大学院教育学研究科博士課程修了(Ph.D)。1974年から12年間、東京都の社会福祉施設に勤務。86年から約5年間、スウェーデンに滞在。脱施設化や自立生活運動、当事者参加・参画に関心をもち、研究を開始。四国学院大学、徳島大学・立教大学教授を経て、浦和大学総合福祉学部特任教授。著書『スウェーデンの知的しょうがい者とノーマライゼーション』、『ノーマライゼーション原理とは何か』、訳書『ノーマライゼーションの原理』他多数。
  • ベーシックインカムとジェンダー 生きづらさからの解放に向けて
    -
    生きづらさと貧困をかかえる当事者が、ベーシックインカムを軸に社会構造の矛盾をめった切り。 ワーキングプアや失業者が増大する中、赤ん坊から高齢者まですべての人に無条件で最低限の所得保障を給付するベーシックインカム(BI)構想が議論を呼んでいる。従来の議論に欠けていたジェンダーの視点からBIの可能性、限界を検討。シングルマザー、セクシュアルマイノリティ、主婦、働く単身女性、学生…。性別役割分業と家父長制が蔓延る日本社会で家族単位の社会保障政策の周辺に置かれ、生きづらさと貧困をかかえる当事者が、BIを軸に社会構造の矛盾をめった切り。 【目次】 はじめに 第Ⅰ部 ベーシックインカムとジェンダー——現代社会における女の位置付けとべーシック インカム第Ⅱ部 様々な「おんな」の立場から——ベーシックインカムを語る 第Ⅲ部 座談会 ベーシックインカムは家父長制を打ち破れるか 桐田史恵・瀬山紀子・野村史子・屋嘉比ふみ子・司会=白崎朝子 【著者】 堅田香緒里 1979年、静岡県生まれ。埼玉県立大学保健医療福祉学部助教を経て、現在、法政大学社会学部准教授 白崎朝子 1962年生まれ。介護福祉士。ケアワークやヘルパー初任者研修講師に従事しつつ、反原発運動、女性労働、旧優生保護法強制不妊手術裁判支援などの諸活動と執筆を続けてきた。著書『介護労働を生きる』、編著書『ベーシックインカムとジェンダー』(共に現代書館)。2009年、 平和・協同ジャーナリスト基金賞の荒井なみ子賞受賞。 野村史子 70年代初頭にウーマン・リブの活動に出会う。以後、家族制度、女性のからだ、優生思想、セクシュアリティ等の問題について個人的かつ政治的に活動を続ける。 屋嘉比ふみ子 1981年、(株)京ガス入社。1987年、日本初の女性ユニオン、おんな労働組合(関西)の結成に参加、活動。1998年、京ガスを相手に男女賃金差別裁判を京都地裁に提訴し、画期的な勝利判決を得る。現在は、ペイ・エクイティ・コンサルティング・オフィス(PECO)代表として活動中。
  • 排外主義と在日コリアン
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 排外主義への対抗―― それは、「在日コリアン」とは誰なのか、という学びなおしによって可能となるのではないか。 「在日コリアン」との再会のためのフィールドワークの旅は、著者のジモト岡山をスタートし、 福島、ソウルと海を越え、終点の川崎へ。 変化するフィールドのなかで、彼/彼女の声に耳を傾け続けることで、エスニシティに収まらない 多様な存在としての「在日コリアン」を描き出す。
  • 新型コロナとワクチン 知らないと不都合な真実
    4.3
    「新型ワクチンは9割効く、ってどういう意味? 」 「ワクチンができれば、もうマスクはしなくていいの? 」 「なんでこんなに速くワクチンができたの? 」 「あれ、インフルエンザワクチンはいまいち効かないですよね? 」 「新型コロナワクチン」の接種開始を前に、その効果とリスクを巡って議論が盛り上がってきました。Twitterで5万人のフォロワーを持つ米国研究機関在籍の若手ウイルス免疫学者、峰宗太郎先生が、対話形式でとっても分かりやすく、そして時には辛辣に、新型コロナと人間の免疫系、そしてワクチンを巡るさまざまな問題について語ります。メディアやネットの情報に踊らされず、パニックを起こさず、冷静に自分の頭で判断するための科学的トピックが満載です。
  • パンデミックvs.江戸幕府
    3.0
    鎖国下の100万都市江戸を襲うコレラ、インフル 八百八町を救うため、幕府が講じたあの手、この手 「度重なるパンデミックに対する江戸幕府の危機対応」をテーマに、様々なエピソードを通して幕府の危機管理(特に経済政策や福祉対策)の実際を解説します。 鎖国下の日本にも、長崎の出島を通してコレラやインフルエンザといった海外からの感染症が入り込み、パンデミックとなりました。特に、人口過密な大都市江戸での感染症大流行は、多くの人命を奪い、経済を大きく停滞させることに繋がりかねないものでした。 パンデミック発生に対し、江戸幕府はどのように対応したのか? 実は幕府には、感染症の流行だけでなく地震、火災、水害、飢饉など江戸を襲った度重なる危機のなかで蓄積された危機管理のノウハウがありました。医学的な対応は現代とは全く異なりますが、当時世界最大の都市だった江戸の経済対策や被災者(住民)の救援に関しては、現代に通じる対策が講じられていたのです。 コレラと安政江戸地震に見舞われた幕末は、東日本大震災後に新型コロナウイルスに襲われた現代と非常に似ています。 新型コロナ禍を乗り越えて、経済機能を復活・復興させていくためのヒントが、江戸時代に意外なほど転がっているのです。
  • 若者たちのニューノーマル Z世代、コロナ禍を生きる
    3.7
    ごく普通の会社員・渡辺正太(49歳)。2020夏のコロナ禍において、 見た目だけがZ世代(21歳)に変身するという、 「ありえない」 事態に襲われました。 本書は、なんとか20代前半のコロナ禍の「ニューノーマル」に適応しようと、悪戦苦闘する彼の姿を通し、イマドキの若者の消費や働き方、SNS事情、恋愛・結婚や家族関係のリアルを、ストーリー方式で読み解く、「若者生活・体感型」マーケティング本です 。 著者は、「おひとりさま」「草食系男子」などを世に広めた、世代・トレンド評論家の牛窪恵。 本書は3つの要素からなっています。 1 物語(小説)編: ある朝起きたら、21歳の大学生になっていた! ……そんな状況に置かれた主人公・正太(49歳、食品メーカー勤務)。彼の一人息子・翔一(21歳、大学3年生)、そしてその周りの友人や先輩、家庭教師先の女子高生らが繰り広げる物語を軸に、Z世代がコロナ禍で直面する様々な事象や消費トレンド、生活、仕事、恋愛観に迫ります。 2 マーケティング解説編: 物語に登場したキーワードやデータを、図表やイラスト、詳しい解説と共に読み解く。ここを読むだけでも、Z世代の全体像が分かります。 3 マーケティング分析編 現代の若者や消費者全般を捉える際に有効な、マーケティング&経営分析のフレームワークを紹介。STP、PEST、SWOT分析やイノベーション曲線、カスタマージャーニーなどの実践法を図解します。
  • 世界のニュースを日本人は何も知らない2 - 未曽有の危機の大狂乱 -
    3.5
    新聞・TVではわからない「世界の真実」に迫る―― 12万部突破の大人気シリーズ、待望の第2弾。 政治/格差/国民性/教育/日本称賛の事実など、世界を見る目が“ガラッ”と変わる! 元国連専門機関職員の著者が、日本のマスコミが報道しない「世界のニュース」を紹介します。 <見出し例> ・日本の良さを伝えない不思議なメディア ・欧州で相次ぐ東アジア人差別 ・貧困層に容赦しないアメリカ人 ・世界一幸福なフィンランド、でも教育レベルはヤバい ・「欧米の学校は自由」という妄想 ・中国ゲームが世界市場で失敗した理由とは ・「子ども部屋おじさん」は世界の最先端!? ・誘拐が多発する先進国 ・よくいえば個人主義、悪くいえばワガママ ――など。 世界で扱われている衝撃のニュースに驚きつつ、新時代を生き抜く知識・教養が得られる本です。 【著者プロフィール】 谷本真由美 (たにもと まゆみ) 著述家。元国連職員。 1975年、神奈川県生まれ。 シラキュース大学大学院にて 国際関係論および情報管理学修士を取得。 ITベンチャー、コンサルティングファーム、 国連専門機関、外資系金融会社を経て、現在はロンドン在住。 日本、イギリス、アメリカ、イタリアなど世界各国での就労経験がある。 ツイッター上では、「May_Roma」(めいろま)として舌鋒鋭いツイートで好評を博する。 著書に、『キャリアポルノは人生の無駄だ』(朝日新聞出版)、『日本人の働き方の9割がヤバい件について』(PHP研究所)、『日本が世界一「貧しい」国である件について』(祥伝社)、『不寛容社会』(小社刊)など多数。
  • ファクトチェック ニッポン 安倍政権の7年8カ月を風化させない真実の記録
    -
    今の日本人に問われているのは、報道に接したとき、それが事実かどうかを真剣に観察し、正しく判断することだ。 我々が報道番組で日常的に見聞きする「ニュース」は、果たして時事事実なのか…。 ニュースを鵜呑みにするのではなく、疑ってかかることもときには重要だ。 NHKでは特派員や社会部記者を歴任し、有働由美子アナと同期だった著者が、 メディアの流す報道をファクトチェックする。 第1章 新型コロナウイルスをめぐるファクト ますます重要になるインフォデミックへの対応/アメリカへの忖度があった水際対策/権力は巧妙にメディアから力を奪う ほか 第2章 日本が直面している問題の核心 長期政権の目的と化していた外交/議事録を残さなければ真実は闇の中/「大阪都構想」は二度とも否決に ほか 第3章 リーダーを見極める重要な要素 安倍政権の7年8カ月で失われた社会の透明性/科学を信じないリーダーは客観的な事実を信じない/進退を問うときに重要なのは批判か擁護ではなくそれを導く根拠 ほか 第4章 メディアとジャーナリスト 日本のメディアに根付いていない「ファクトチェック」/官邸の暴走をいっさい報道しなかった巨大メディア/NHKとみずほ銀行は異常な蜜月関係にある ほか 第5章 中国や朝鮮半島をめぐる重要な事実 軍事独裁政権の上に築かれた日韓関係は改善には時間が必要/目前の危機にさらされている台湾/日本のリーダーは「北朝鮮」と言ってはいけない ほか 第6章 日本人が知っておきたいアメリカの本音 2020大統領選はトランプ氏が「敗北」/中間選挙では民主党が勝ったというファクトが重要/トランプ大統領との近さを売りにしていた安倍政権 ほか 第7章 沖縄・普天間基地をめぐるファクト 「我々に必要なのは普天間ではなくその機能だ」/「このままでいいのか?」沖縄タイムスの元記者が言った意味/「やっぱり若い世代」。有働由美子は沖縄県民投票後にそう語った ほか
  • コロナパンデミックは、本当か? コロナ騒動の真相を探る
    -
    科学的事実に基づいて、コロナ現象の真相を解き明かす、待望の好著。反ロックダウン運動のバイブル。 本書は、「新型コロナ」にまつわる多くの科学的な疑問について、明解な答えを出している。主要な論旨は:①新型コロナウイルスは、強毒のキラーウイルスではない。②ヨーロッパでロックダウン措置が取られたとき、感染の波は終息していた。③信頼できないPCR検査が感染者を増やしている。④コロナよりも、ロックダウンなどによる市民生活の制限によって引き起こされる経済的・心理的被害の方がはるかに大きい。⑤ワクチンより自然の免疫システムの働きが重要。⑥政治もメディアも完全に機能不全に陥った。⑦子供たちの未来のために、生活を正常に戻すべきだ。 【目次】 はじめに 悪夢の始まり? 第一章 新型《キラーウイルス》はどれほど《危険》なのか? 第二章 ドイツにおけるコロナの状況 第三章 トゥー・マッチ? トゥー・リトル? 何が起きたのか? 第四章 副次的被害 第五章 他国はどうしたか──模範としてのスウェーデン? 第六章 COVID-19に対する免疫機構の問題──免疫学短訪 第七章 公共メディアの機能不全 第八章 善良なドイツ市民と政治の破綻 第九章 我々はどこへ行くのか? 結びの言葉 付録 メルケル連邦首相への公開書簡 監修者による補足 コロナ・プランデミックとオンデマンド感染症  大橋 眞 訳者あとがき 参考文献 【著者】 スチャリット・バクディ 微生物及び感染症・疫病学博士、22年間にわたり、ヨハネス・グーテンベルク・大学、マインツの病理微生物及び衛生学研究所主任教授として、医療、教鞭、研究に従事。免疫学、細菌学、ウイルス学及び心臓-循環器疾患の分野で、300以上の論文を執筆。数々の賞の他にライラント・ファルツ州から、長年の功績に対して功労賞が授与された。 カリーナ・ライス 細胞生物学博士、キール大学皮膚科学クリニック教授。15年来、生化学、感染症、細胞生物学、医学に従事。60以上の国際的専門誌への投稿があり、そのうちのいくつかで国際的賞を受賞している。 大橋眞 京都大学薬学部卒、医学博士、徳島大学名誉教授、モンゴル国立医科大学客員教授 専門は感染症、免疫学。マラリア・住血吸虫症などの感染症をモデルとした免疫病理学や診断法開発、自己免疫疾患に対するワクチン研究を専門としながら、市民参加の対話型大学教養教育モデルを研究してきた。開発途上国における医療の課題解決にも取り組んでいる。 鄭基成 翻訳家。上智大学外国語学部ドイツ語学科、同大学院博士課程単位取得退学、ドイツルール大学ボーフムにて言語学学術博士号取得、上智大学講師、茨城大学教授、同大学名誉教授。
  • コロナ後の世界を生きる 私たちの提言
    3.9
    新型コロナのパンデミックをうけて,私たちはどのような時代に突入するのか.私たちを待ち受けているのは,いかなる世界なのか.コロナ禍によって照らしだされた社会の現実,その深層にある課題など,いま何を考えるべきなのか.コロナ後の世界を生き抜くための指針を,各界の第一人者二四名が提言する緊急出版企画.*本電子書籍では著作権上の理由により,底本とした書籍版で収録されていたマーガレット・アトウッド「堀を飛び越える」は掲載されておりません.

    試し読み

    フォロー
  • 共に生きよう人間たち: 「心」の豊かさこそが、真の戦争抑止力
    -
    1巻500円 (税込)
    ――世界平和を願う、すべての人へ――人間には「変」なところがたくさんある。それが誰かの「幸せ」を踏みにじっている――2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロを例に挙げ、世界に蔓延る人間の「変」をぶった切り、「平和」について説いていく!!
  • 新聞記者の冤罪/死刑追及の旅
    -
    1巻699円 (税込)
    「生命を尊び、人権を尊重する文化の進展とともに、死刑はゆっくりではあっても必ず滅びていく。」(本文より)本書は、ある死刑判決者との出会いをきっかけに、その後約20年間にわたり全国の冤罪、再審事件の現場を訪ね歩いた新聞記者による、生と死をめぐる究極のドキュメンタリー。死刑廃止論者の立場から、日本の死刑の現状、歴史、問題点などを網羅的に解説する。 司法関係者、マスメディア関係者、刑事裁判に関心のある方に是非読んでいただきたい一冊。
  • 狭山裁判の真実: 石川一雄さんの無実を証明する
    -
    1巻799円 (税込)
    「筆跡問題を視点にした狭山事件・裁判の歴史」、「文字写真一覧による石川さん無実の証明」、「半沢鑑定「批判」の超理論」、「超理論だらけの狭山裁判」の4部で構成——裁判所の「超論理(論理を無視しためちゃくちゃな議論)」を完全論破した刺激的な一冊!
  • 社会保障と財政の危機
    5.0
    感染症の危機、経済の危機の次は、社会保障の危機である。生活保護、医療、介護、年金の現状と対策を、社会保障研究の第一人者が解説・提言。さらに、消費税と社会保障費の切り離しを訴え、ベーシック・インカムの可能性について検討する。 【社会保障の大問題とその解決策の例】●生活保護:「働くと負け」状態→求職者支援制度を活用すべき ●医療:都市と地方の病床数格差→開業医の報酬を減らせ、地方版の「中央社会保険医療協議会」を作れ ●介護:壮絶な人手不足(訪問介護ヘルパーの有効求人倍率は14.75倍)→保険と保険外の混合介護の導入、家族介護に現金給付 ●年金:将来純負担(現在の現役層および将来世代の「支払い損」の金額)1100兆円→マクロ経済スライド(年金カット)をフル稼働させよ ●財源:消費税と社会保障費を切り離せば、消費税減税が可能になり、社会保障改革も進む 大阪市・東京都の特別顧問を経験し、政策実務を熟知している研究者が、現実的な分析・提案を行う。
  • ひとりでやらない 育児・介護のダブルケア
    -
    働きながら、親の介護と幼い子どもの育児……全部、ひとりでできますか? 少子化と高齢化が加速する日本の大問題!40歳以上の約半数にとって身近なダブルケアは、気づかないうちに始まり、仕事、家庭に大きな影響を及ぼす。ダブルケア家庭の実態を中心に、今まで光を当てられてこなかった「ケア労働」のリアルをあきらかにし、官民の制度、試みなどから、救援策を考える希望に満ちた1冊。
  • 認知症と生きる: 母と息子の介護奮闘記
    -
    1巻999円 (税込)
    父の死後、認知症の症状が出てきた母の介護を始めた著者が目の当たりにした、認知症の実態――。母の変貌に翻弄されながらも、その奥の孤独や不安を理解しようと奮闘する、苦悩と葛藤の日々をありのままに綴った介護体験記。医療と福祉の現状に問題提起を行うとともに、認知症の予防や軽減のために「生きがい」を持つことの大切さを説く。いつか認知症介護の当事者になるかもしれないあなたに。
  • 市井人: 権力への反抗とその歩み
    -
    1巻999円 (税込)
    本書は、1980年から発行している月刊小新聞「野火」で時の政権・政治を批判し、さらに世の中の不合理や権力に抗議する市民運動の先頭に立ってきた著者が、自らの行動の軌跡を記した一冊。また、ある女性との再会と交流を描いた物語も展開され、厚みのある作品となっている。市民運動の歩みと物語の間を行き交い、著者自らの思想と人生を綴った伝記的ルポタージュ‼
  • ゲノム編集食品が変える食の未来
    3.8
    1巻1,650円 (税込)
    ◎ノーベル化学賞で注目!ゲノム編集技術「クリスパー・キャス9」人口増、温暖化、食品ロス……パンデミックが拍車をかけた「食×SDGs」の実践! 高GABAトマト、肉厚マダイ、収穫量の多い米、茶色くならないレタス……新品種の開発が次々と進む日本が食の問題解決に貢献。2050年、世界100億人の「食」を救う最先端技術の全貌と食の未来。 現在の世界的な食料事情、品種改良への期待、遺伝子組換えやゲノム編集の技術、日本や海外の開発競争、知財権争い等、食品分野における遺伝子技術を巡る最新動向を解説。消費者が両者を忌避する心理等も浮き彫りにし、未来の食の行方、日本が果たすべき役割を考える。 [目次] 序 章 ポストコロナ時代のフードセキュリティ 第1章 誤解だらけのゲノム編集技術 第2章 ゲノム編集食品が食卓を変える 第3章 ゲノム編集の安全を守る制度 第4章 ポストコロナで進む食の技術革新  第5章 ゲノム編集をめぐるメディア・バイアス 第6章 「置いてきぼりの日本」にならないために <著者略歴> 松永和紀(まつなが・わき) 1963年生まれ。89年、京都大学大学院農学研究科修士課程修了(農芸化学専攻)。毎日新聞社に記者として10 年間勤めたのち、フリーの科学ジャーナリストに。主な著書は『食の安全と環境 「気分のエコ」にはだまされない』(日本評論社)、『効かない健康食品 危ない自然・天然』(光文社新書)など。『メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学』(同)で科学ジャーナリスト賞受賞。「第三者委員会報告書格付け委員会」にも加わり、企業の第三者報告書にも目を光らせている。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『ゲノム編集食品が変える食の未来』(2020年11月17日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
  • コミュニティ・オーガナイジング――ほしい未来をみんなで創る5つのステップ
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    「仕方がない」から「仕方がある」へ。 ハーバード発、「社会の変え方」実践ガイド。 おかしな制度や慣習、困ったことや心配ごと…… 社会の課題に気づいたとき、私たちに何ができるだろう?  普通の人々のパワーを集めて政治・地域・組織を変える方法 「コミュニティ・オーガナイジング」をストーリーで解説。 コミュニティ・オーガナイジングとは、「仲間を集め、その輪を広げ、多くの人々が共に行動することで社会変化を起こすこと」。 ・戦略的で効果的なアクション……なんとなくデモや署名をするのとは異なり、変化につながる効果的なポイントを見つけ、戦略的に行動する。 ・ごく普通の人たちでもできる……人のつながりを徐々に広げていくことで、大きなパワーを生み出す(スノーフレーク・リーダーシップ)。 ・理論的・体系的に学べる……ハーバード大学のガンツ博士が理論化した実践的手法。バラク・オバマの大統領選キャンペーンでも活用された。 ・身近な問題から法改正まで……地域の行事、PTA、組織改革、NPOの活動、法改正など、幅広く役立つ「ほしい未来をみんなで創る」方法。 理論と実践をわかりやすく伝える ・PART I:小学生カナメたちのストーリー……ある日、昼休みがなくなった! 新たな教頭先生が始めた取り組みに違和感を覚えた5年生のカナメと仲間たち。NPOで働くユキさんのアドバイスを得ながら、みんなで力を合わせて昼休みを取り戻す活動に乗り出した――。架空のストーリーを軸に、コミュニティ・オーガナイジングの5つのステップをわかりやすく解説。 ・PART II:さまざまな実践事例……「おやじの会」や産後ケア施設の立ち上げ、若者による成人式の運営改革、著者も関わった刑法改正キャンペーン、難民支援の「6分間読書」キャンペーン等、幅広い分野における実践事例を紹介。 〈構成〉 序章「仕方がない」から「仕方がある」へ (PART I METHOD 変革の起こし方) 第1章 コミュニティ・オーガナイジングとは何か 第2章 パブリックナラティブ――ストーリーを語り、勇気を育む 第3章 関係構築――価値観でつながる 第4章 チーム構築――三つの成果、三つの条件、三つの決めごと 第5章 戦略作り――みんなの資源をパワーに変える 第6章 アクション――リーダーシップを育てる (PART II CASE 実践!コミュニティ・オーガナイジング) 第7章 人々の力を引き出す 第8章 身近なことから変化を起こす 第9章 政治を動かし、法を変える
  • 就職氷河期世代の行く先
    3.4
    「30万人の正式雇用を目指す」――政府の重点課題に盛り込まれた就職氷河期問題。 コロナ禍の影響もあり、この目標が実現する気配はまったくない。 「失われた20年」の泥をかぶった彼らの問題はいまだ解決していないばかりか、 将来的には111万人もの生活不安定者を生み、8兆円の生活保護費追加が必要になるなど、 当事者やその家族だけの問題ではない、日本社会の大きな懸案の1つとなっている。 また足元では、コロナ禍による企業の採用見送りが、 新たな不遇の世代を生みだすのではないかという、懸念の声も高い。 氷河期世代が置かれた現状を分析したうえで、 あるべき支援・取り組みについて提言し、また、20年前と同じ過ちを繰り返さないために どのような雇用のしくみ、セーフティネットをもうけるべきかなど、 「不遇の世代」を生み出さないための社会のあり方について考える。
  • 文系・理系対談 日本のタコ壺社会
    4.0
    知的興奮を呼ぶ、まったく新しい日本論! 文系・理系両極のキャリアを重ねた麻布卒の同期生による、この国の閉塞感の原因を問い、その解決策を考える対談集。 このままで日本は本当に大丈夫なのか、必要な改革がなかなか進まない原因はどこにあるのか、我々が皆、自身の属する閉鎖的な組織(タコ壺)にどっぷりつかり、内輪のルールや「空気」に従うのが当然だと思っていることに原因があるのではないか――。 文系・理系の無意味な「区別」への疑問を端緒に、タテ割りを排し、既得権に切り込み、現状を打開するための方策を考える。
  • 新型コロナ 収束への道
    4.5
    〇新型コロナウイルスはいつ、どのようにして収束するのか――。本書は、世界中の人々が抱くこの問いに答える書。COVID-19というウイルスの特性、治療薬やワクチン実用化の見通し、経済社会や医療・ヘルスケア業界に及ぼす影響まで分析する。 〇「日経バイオテク」への緊急寄稿、「新型コロナの収束シナリオとその後の世界」をベースに、最新情勢を加筆。
  • 女性議員が永田町の壁を砕く!
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「自民党のオッチャン政治をぶち壊す!」──世界経済フォーラム(WEF)の2020年報告書で「ジェンダーギャップ(男女格差)世界121位」と過去最低の日本。 この現状を打破するため、「自民党を変えて、日本を変える! それができるのは女性」をスローガンに活動する、自民党内の議員連盟「女性議員飛躍の会」のメンバー10人による、女性活躍への道筋を示す政策提言書
  • それでもあなたを「赦す」と言う——黒人差別が引き起こした教会銃乱射事件 (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズIII-11)
    5.0
    【推薦!】 77発の銃弾が9人を殺戮。戦慄の果てに希望は見えるか。 ——保坂展人氏(『相模原事件とヘイトクライム』著者、世田谷区長) 家族を殺した男をあなたは赦せますか? ——高橋ユキ氏(『つけびの村』著者)   2015年6月17日、アメリカ南部・チャールストンの由緒ある教会で事件は起きた。 「チャールストン教会銃乱射事件」である。   その日の夜、男は、毎週水曜日恒例の聖書勉強会に参加していた黒人信徒に向け銃を乱射。参加者12人のうち9人が死亡した。 ——それはインターネットで仕入れた差別思想に影響を受けての凶行だった。   だが、事件後早々、生存者と遺族は犯人に対し「あなたを赦します」と発言。 全米を震撼させた理不尽な動機による大量殺人事件は、この発言によってさらに注目を集めることになった。   克明にあぶり出される事件の一部始終、 耳を疑うほどの犯行動機の論理破綻、 ネットをきっかけにヘイトスクラム(憎悪犯罪)が生まれる過程、 そして、残された人々の尽きせぬ悲しみの軌跡……。 ——ピュリッツァー賞を受賞した地元紙の記者が生々しく描き出した、第一級のノンフィクション。   【目次】 プロローグ 第一部 邪悪な存在と目が合った 第二部 癒しを求めて 第三部 真相が明るみに出る エピローグ 弔辞——クレメンタ・ピンクニー師に宛てたアメリカ合衆国大統領による追悼演説 謝辞 訳者あとがき
  • 学校の大問題 これからの「教育リスク」を考える
    3.7
    コロナ禍による臨時休校で、これまで顕在化しなかった学校の問題がみえてきた。教育現場に突きつけられたのは、「未知なる状況にも対応できる」という、新学習指導要領の精神が求めるものである。日本の教育は変わることができるのか。教育関係者や保護者が知っておくべき「教育リスク」を明らかにするとともに、いかに対応していくべきか。民間の教育機関やICTの専門家による助言をまじえながら論じていく。
  • 株式会社の世界史―「病理」と「戦争」の500年
    値引きあり
    4.0
    1巻1,386円 (税込)
    コロナ禍による大恐慌は「株式会社」の終焉を招くのか。 グローバリズムの終焉は「戦争」をもたらすのか。 東インド会社を起源とする500年の歴史から資本主義と国家と株式会社の未来を探る。 著者による立教大学MBAや早稲田大学で大好評の講義を書籍化。 シリコンバレーでも活躍した元ベンチャー起業家が「株式会社の謎」に迫る。 内田樹氏(思想家)推薦! 「僕は平川君の下で働いていたことがある。 平川君は親切で、公平で、大胆で、仕事のできる経営者だった。 そういう人だからこそ、これほど洞察に富んだ株式会社論が書けたのだと思う」 【本文より】 「私がここに株式会社についての論考を付け加える理由は、人口減少時代あるいは成長の糊代を失ったかに見える現代という時代において、それでもなお株式会社は可能なのかと問うてみたいからである。そのために、歴史のなかで変態を繰り返してきた株式会社が何であり、何であり続けるのかについて、そのさなぎの時代、幼虫の時代、成虫の時代、そしておそらくは妖怪の時代の、外観とその内部で蠢いていた生命力についての考察を開始したいと思う」 【本書の内容】 株式会社という資本調達と生産のシステムは、その出現以後、産業革命の時代を背景にして、巨大なパワーを発揮し、文明の発展と経済の増大に寄与してきた。 しかし2008年のリーマン・ショック、そして2020年のコロナ禍は、わたしたちの世界を支えている経済システムが、それほど盤石でも安定的なものでもないし、時に人々の生活向上に資するが、大きな病に陥ることもある両義的な存在であることを示した。 本書では、単に教科書的な知識としての株式会社ではなく、それがまさに生まれ出る瞬間の時代というものを生々しく浮かび上がらせつつ、その「力」と「病理」を描き出す。 また近代を牽引してきた株式会社が、これから先も経済発展の原動力として中心的な役割を果たしていくことができるのか、株式会社に変わりうる存在はありうるのか。この問いにも考察を加える。 シリコンバレーでも活躍した元ベンチャー起業家だからこそ書ける、資本主義のエンジンであり、国家と骨がらみな関係性を持つ「株式会社」の500年史。
  • 命を危険にさらして 5人の女性戦場ジャーナリストの証言
    3.3
    フランス最大のテレビ局TF1に所属し、各地の紛争や革命を報道するために奔走した5人の女性戦場ジャーナリストによる真摯なエッセイ集。男性だけが担当していた戦場ルポの世界に初めて飛び込んだ最初期のベテランから、2010年代にデビューした若手まで、世代も経歴も異なる5人の著者が、仕事にかける情熱と誇り、逃れられない無力感や悲しみ、そしてそれらを癒すための人間的な時間について、飾らない言葉で綴っている。
  • 獣害列島 増えすぎた日本の野生動物たち
    4.6
    「住処を奪われている」のは、人間の方だった。 食害、人身被害、生態系の破壊、そして感染症…… 「動物愛護」が通用しない、日本の緊急事態に迫る! ・列島全域が「奈良公園」状態 ・コンビニ前にたむろするイノシシ ・レジ袋片手に冷蔵庫を荒らすサル ・鳥獣被害額は年間1000億円以上? ・ネコは猛獣! 野生化ペットが殺す自然 ・コロナ禍は獣害! 人獣共通感染症の恐怖 ・食べて減らす? 誤解だらけのジビエ振興 近年、街中にシカやイノシシ、クマが出没して、よく騒ぎになっている。ニュースなどでよく目にする場面だが、そうした野生動物による「獣害」の深刻な実態を知る者は少ない。 駆除数はシカとイノシシだけで年間100万頭を優に超え、農林水産業被害の総額は、報告されていないものを含めれば年間1000億円を超えるといわれている。 「人間は動物の住処を奪っている」と思っている人は多いが、現在の日本においてはむしろ「動物が人間の住処を奪っている」のだ。 本書では、これまで様々な媒体で動物とヒト、そして森の関係を取り上げてきた森林ジャーナリスト・田中淳夫氏が「なぜ野生動物はこれほどまでに増えたのか?」「共存の道はあるのか?」といった難問に挑む。 動物愛護の精神だけでは解決しない「日本の大問題・獣害」について、偏見を捨て、改善に向けて現状を認識するための必読書。 【目次】 はじめに ▼第一章 日本は野生動物の楽園? ・身近な野生動物、イヌとネコ ・列島全域が「奈良公園」状態 ・コンビニ前にたむろするイノシシ ・寝たふりできないクマの激増ぶり ・レジ袋片手に冷蔵庫を荒らすサル ・ラスカルは暴れん坊! 外来動物の脅威 ▼第二章 破壊される自然と人間社会 ・鳥獣被害額は一〇〇〇億円以上? ・森林を草原にする知られざる破壊力 ・檻と化した集落に閉じ込められた人々 ・ネコは猛獣! 野生化ペットが殺す自然 ・コロナ禍は獣害! 人獣共通感染症の恐怖 ▼第三章 野生動物が増えた本当の理由 ・国が野生動物を保護した時代 ・仮説(1) 地球温暖化で冬を越しやすくなった? ・仮説(2) ハンターの減少で駆除できない? ・仮説(3) 天敵のニホンオオカミが絶滅した? ・飽食の時代を迎えた野生動物たち ▼第四章 食べて減らす? 誤解だらけのジビエ振興 ・害獣駆除で生じる「もったいない」 ・期待される猟友会の危うい現実 ・野生動物がジビエになるまでの関門 ・シカ肉がビジネスになりにくい理由 ・野生動物の資源化と駆除の担い手 ・獣害対策は防護と予防にあり ▼第五章 獣害列島の行く末 ・トキは害鳥! 苛烈な江戸時代の獣害 ・獣害が少なかった時代の謎解き ・戦後に激変した日本列島の自然 ・撤退する人間社会と狙われる都会 ・「カワイイ」動物はなぜ生まれる? ・築けるか、人と野生の共生社会 おわりに 主な参考資料一覧
  • 帰る家のないどうぶつたち 毎日捨てられる命のおはなし
    3.5
    1巻1,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 年間30万頭、1日約820頭――これは、日本で殺処分されている犬猫の数。純血種の犬、生まれたばかりの子猫、人間が大好きで従順な猟犬……。なかには一時流行になったチワワやプードルもいる。これは、人間の身勝手で施設に持ち込まれ、悲しい最期を迎えることになった動物たちのレポート。尊い命を簡単に捨ててしまう人たちがいること、そんな人間の犠牲になっている動物たちがたくさんいるという現実を訴えます。一方で、処分されてしまう動物たちを救おうと、精力的に活動している人たちの姿も。母親ときょうだいたちが感染症で死んでいく中、奇跡的に生き延びた2匹の子犬、骨折した足を治療されることなく多頭飼いされ、人間不信に陥っていた犬。行き場のなかった子が、里親の元で幸せを取り戻していく姿を感動的に描きます。施設の檻にしがみつき、訴える瞳、新しい家族に抱かれ、見つめる瞳……犬や猫たちの姿を見て、何かを感じて下さい。
  • 欲望の資本主義4 スティグリッツ×ファーガソン 不確実性への挑戦―コロナ危機の本質
    5.0
    理論と歴史、二つの視点から 知の巨人が語り尽くす コロナ危機、格差拡大、米中の経済戦争、切迫する環境問題など、不確実性が増す世界で、日本と世界はどこへ向かうのか? 未来を展望する歴史学者ファーガソン、闘う「経済学の知の巨人」スティグリッツの二人が、コロナの前と後で変わらない「問題の本質」を論じる。 大人気シリーズ! 緊急特別番組も再編 待望の書籍化! 未公開部分も多数収録
  • 大学で大人気の先生が語る〈恋愛〉と〈結婚〉の人間学
    3.8
    結婚するってどういうことなのか考えたことがありますか? 自分の思い描く人生を実現するためには、進学や就職と同じように、恋愛や結婚についても自ら学び、考えていくことが必要です。では、いま何を学び、考えればよいのでしょうか。大学で人気の著者がさまざまな角度からアドバイスします。

    試し読み

    フォロー
  • レンアイ、基本のキ 好きになったらなんでもOK?
    4.7
    つき合った途端「オレの言うことをきけ」と言う彼。「好きなら相手にあわせるのが当たり前」と思う私。「恋愛って相手を束縛することなの?」「一方だけが我慢するのっておかしくない?」。様々なケースから不幸せにならない二人の関係のあり方を考えていく。デートDVに陥らない恋愛の形とは? 巻末には相談窓口を付す。

    試し読み

    フォロー
  • コロナ世代/人類の未来派
    -
    1巻770円 (税込)
    中国の武漢から発生し、世界を震撼させた新型コロナウイルス。社会・経済活動が制限され、人と接触せず、自由に移動することもできない。ぼくらの日常生活はどうなってしまうのか。これまでの文明は、未知のウイルスとどのように共生してきたのだろうか。  中国は、監視・管理体制でコロナ封じの成果を上げ、いち早く経済活動を復興させる道筋を開き、ウィズコロナ時代を先取りしたかに見える。国家独裁によるデジタル監視社会……コロナの入口は中国、そして出口も中国なのか。一方で、“アメリカファースト(アメリカ第一主義)”を掲げ、経済ナショナリズムを突き進むトランプ米大統領。アメリカ文明と中華文明の衝突は、何をもたらすのか。  ビフォーコロナからアフターコロナへ……人間社会のつくり方を根本から見直し、これからの人類が生き残る道を探る一冊。 はじめに ~コロナと共に、人生を運命を探すことに~ 序章 コロナの入口/コロナの出口 〈歴史から学び、未来を見つめる〉 第一章 歴史をやれ/旅をしろ 〈過ぎ去ろうとしない過去への旅立ち〉 第二章 コロナ文革/武漢アラート 〈誰が、コロナウイルスを持ち込んだのか〉 第三章 ブラックスワン/ドラゴンキング 〈誰も、コロナ・パンデミックを予測できなかった〉 第四章 都市の未来派/TOKYOリボーン 〈100年先まで東京に住み続けたい=創造的復興〉 第五章 ウィズコロナ/中国人であるという生き方 〈行き過ぎたモノは、必ず戻る〉 第六章 コロナ文明病/処女地のウイルス 〈文明の前に森がある。文明の後に砂漠が残る〉 第七章 デジタル・シルクロード/宇宙インフラ“5G革命” 〈ぼくらは、米中コロナ戦争の戦前・戦中を生きている〉 第八章 米中コロナ戦争/シンギュラリティ 〈AIが人間を超える日〉 第九章 コロナ抗体/日本人であるという生き方 〈虚往帰実――往きは虚しくとも実ちて還る〉 終章 コロナ復興/過去と未来の衝突 〈コロナ世代=次世代へ持続可能な開発目標SDGs〉 結び ~2020コロナ世代「歴史は動いた」~ ●森田靖郎(もりた・やすろう) 作家。1945年、兵庫県出身。文革中に、中国・チベット地区を訪れ、辺境地に下放された都市青年との交流から中国への興味を抱く。その後、シルクロードやロングマーチ(長征)など中国各地への旅を繰り返す。改革開放、天安門事件、香港返還などを常に現場から発信し、中国をフレームにして日本への同時代メッセージを送り続けるルポで定評がある。ノンフィクションを底辺にさらに再構築した小説執筆にも精力的で、ノンフィクションでは表現出来ない中国の暗部を赤裸々に描き出している。『上海セピアモダン』(朝日新聞社)、『中国「犯罪源流を往く」』(講談社)、『悪夢』(光文社)、『地経学で読む爆走中国』(原書房)、『引き裂かれた街~池袋チャイナタウン・プロジェクト~』(ナショナル出版)など著書多数。
  • 麒麟を呼ぶ 光秀さんに学ぶ福知山のまちづくり
    4.0
    1巻1,400円 (税込)
    “生きたまちづくり”への挑戦! 明智光秀が築いたまち・京都府福知山。美しく誇り高いまちをもっともっと元気にしたい。まちの誇りを子どもたちに伝えたい……。そんな思いをもった書店経営者が挑んだ奇跡の福知山活性化。理論や理屈はともかく、著者は経営者、市議会議員、商工会議所や観光協会の役職といった経験をまちづくりに役立て、失敗を恐れず、行政や協力してくれる仲間たちとともに、官民一体となった“生きたまちづくり”に挑戦し続けている。本書は、明智光秀を主人公とする大河ドラマ誘致のきっかけやそのプロセスとともに、一般の方には意外に知られていない光秀公の偉業や人物像、歴史的背景、さらにはまちづくりにかける思いを紹介。全国のまちづくりの参考になる一冊です。
  • キャバ嬢なめんな。 夜の世界・暴力とハラスメントの現場
    -
    1巻1,430円 (税込)
    痛快! 爽快! キャバ嬢の連帯! 涙と怒りの実録・夜の労働ドキュメント! キャバクラ。一見華やかな夜の世界だが、そこには、女性を苦しめる出来事が掃いて捨てるほど存在する。賃金未払いは当たり前、セクハラや暴力が横行する世界に対する怒りと闘いのための一冊。2009年の結成以来、200件以上ものキャバクラにおける労働争議を行い勝利してきた労組、キャバクラユニオン。その闘いと雇用トラブルの実例を生々しくえぐり出し、キャバクラの生態と、雇用主、客、さらには世間から向けられる偏見に苦しむキャバ嬢の日常生活を活写。雨宮処凛さん推薦! 【目次】 はじめに——「おまえら、ヤクザか?」 01 業界潜入! わたしのキャバ嬢実録日記 02 「キャバクラに昼の世界の法律は通じない」か? 03 自己責任と給与明細の暗黒 04 キャバクラ・暴力とハラスメントの巣窟 05 キャバ嬢たちのロード・オブ・闘争 あとがき——残酷物語を超えて 【著者】 布施えり子 1981年生まれ。非正規労働者の労働組合・フリーター全般労働組合で活動するうちに、2009年にキャバ嬢をはじめとした夜の世界で働く人びとの労働組合・キャバクラユニオンの立ち上げに携わり、賃金の未払いや暴力・ハラスメント等といった幾多の労働トラブルを解決。『キャバ嬢なめんな。—夜の世界・暴力とハラスメントの現場』が初の著書となる。
  • あるものでまかなう生活
    3.6
    「食品ロス問題」の専門家が教える、 SDGS時代の必携暮らし読本。 捨てない幸せ、使い切る満足。 食も暮らしも生き方も。 “新しいスタンダード"にすっきりシフト。 第二回食生活ジャーナリスト大賞食文化部門 Yahoo!ニュース個人オーサーアワード2018受賞の著者! あなたのまわりはまだ食べられる、もっと使えるものであふれている! 食べ物もモノも限りある資源。 再利用したり、リメイクしたり、長持ちするように工夫することで、 そこに新たな命が宿ります。 □「賞味期限」はおいしさの目安 □冷蔵庫にあるもので調理する「おうちサルベージ」 □“あぶること"“寝かせること"でおいしくなるもの □ごみ処理機には助成金も。生ごみは乾燥させて捨てる □ペットボトル水は賞味期限切れでもOK。品質ではなく内容量の問題 □切り方ひとつで野菜の無駄が減る □調味料を上手に使い切るコツ □野菜を長持ちさせるなら「超カンタン乾物」 □「残りそうならこれに使う」のお決まりを用意 □マンション住まいでもできる「コンポスト(堆肥化)」 □シーツも本も。修理・修繕で「またあたらしいいのち」 □Gパンをスカートに。「アップサイクル術」 □日本の伝統「金継ぎ」で器がよみがえる □人も野菜も規格外…… すがすがしく生きるヒントにあふれた一冊です
  • ドキュメント ひとりが要介護になるとき。 単身老後に「在宅」は大丈夫ですか!?
    -
    1巻1,870円 (税込)
    「おひとりさまの老後」は甘くない。 「おひとりさまの老後」は甘くない。情報・お金(資産)・健康・人間関係が乏しい一般庶民が高齢ひとり暮らしで介護が必要になったら、誰が面倒見てくれるのか、経済的にもつのか。広がる社会不安を背景に、制度と実態を探る。 【目次】 序 ひとりで「在宅」はダメですか 第一章 単身で老いるときに 第二章 孤立しない、孤立させない 第三章 いかに「要介護」を少なくするか 第四章 単身化と在宅と地域包括システムと 第五章 鼎談 単身化と在宅介護      斎藤磐根・矢部広明・山口慶恵 【著者】 山口道宏 ジャーナリスト、星槎大学教授、NPO法人シニアテック研究所理事長。 著書『老夫婦が独りになる時』(三省堂)、『東京で老いる』(毎日新聞社)、『男性ヘルパーという仕事』『申請主義の壁!』『無縁介護』『介護漂流』(いずれも編著、現代書館)など。
  • 官邸vs携帯大手 値下げを巡る1000日戦争
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    菅首相の目玉政策「携帯値下げ」、変わらない市場の奥底に呪縛がある! 「携帯料金は四割程度引き下げる余地がある」--。 菅義偉新首相が官房長官時代から力を入れる携帯の値下げ。しかし国民の多くは値下げを実感するに至っていません。 13年ぶりの新規事業者となった楽天の携帯参入、大幅な減益覚悟で値下げを決断したNTTドコモ、今度こそ市場を変えようと 劇薬の「完全分離」導入に踏み切った総務省、ソフトバンクとKDDIによる瀬戸際の攻防。 それでもなぜ市場は変わらなかったのでしょうか。 本書は、そんな官邸と携帯大手の過去1000日の攻防を最前線で取材した著者がその裏側に迫り、 携帯電話市場の課題を浮き彫りにしました。国民が納得するような携帯料金を実現するにはどうすればよいのか。 著者は、市場を取り巻く「大手三社体制」「囲い込み」そして「月額収入」という三つの呪縛を解くことで、 初めて実現すると語ります。本書の内容は菅新政権の次の一手を探る上でも欠かせないでしょう。
  • ぐにゃり東京 アンダークラスの漂流地図
    -
    1巻2,420円 (税込)
    都市の「歪み」。21世紀の底辺社会、そこに生きる下層民たちの実態を浮き彫りにする。 派遣フリーターとして都内の出版社や印刷所で働きながら目にした21世紀の底辺社会、そこに生きる下層民たちの実態を浮き彫りにする。新宿で生まれ育った著者の軽妙な筆致で、経済成長によって生じた「歪み」を都市の記憶とともに描く。 【目次】 プロローグ 00 怪物になった街 Ⅰ ぐにゃり東京 Ⅱ 群衆史 北関東ノクターン 太陽のない街 2008——復刻版に寄せて 【著者】 平井玄 1952年、新宿2丁目生まれ。批評家・エッセイスト。 音楽・思想・社会等幅広い領域を独自の視覚で論じる。早稲田大学文学部抹籍。早稲田大学文学部非常勤講師を経て、東京藝術大学の非常勤講師等を務めた。 80年代からジャズを中心とする音楽の批評やプロデュースをはじめ、映画、パレスチナ音楽の紹介、フリーター運動など、様々な社会運動に携わる。現在も新宿に在住。 主著『ミッキーマウスのプロレタリア宣言』(太田出版、2005年)、『愛と憎しみの新宿——半径一キロの日本近代史』(ちくま新書、2010年)ほか。
  • ドキュメント「みなさまのNHK」 公共放送の原点から
    -
    1巻2,420円 (税込)
    「公共放送」とは何かを問い直す。 グリコ・森永事件、北朝鮮残留孤児、昭和天皇逝去などNHK報道番組制作のなかで体感した、「公共放送」が大きく変質しはじめた1980年代を捉え返す。コミュニティFMなど新たな放送を担う市民メディアについても言及、公共放送とは何かを問う。 【目次】 はじめに Ⅰ NHKで何が起こったか? 第1章 劇場型犯罪のピエロとなって 第2章 情報商品になったドキュメンタリー 第3章 NHK民営化未遂事件 第4章 「女は何を食ってるんだろう?」 Ⅱ 内なる権力と報道番組の吃水線 第5章 「その取材を中止せよ」 第6章 ピョンヤンの再会 第7章 家族崩壊のリトマス試験紙 第8章 「一五年戦争に勝利した!」 Ⅲ 市民が紡ぐもうひとつの公共放送 第9章 メディアを奪い返してきた人たち 第10章 市民テレビ局は町をおこせるか 第11章 つながりたい、分かり合いたい 第12章 島ッチュたちの音楽一揆 終 章 NHKは誰のものか 【著者】 津田正夫 1943年、金沢市生まれ。1966年、NHK入局。福井・岐阜・名古屋・東京で、主として報道番組ディレクター、番組開発プロデューサーなどに携わる。1995年〜東邦学園短期大学教授、2002年〜2013年立命館大学産業社会学部教授。世界のパブリック・アクセス制度の調査と紹介に努める。市民メディアの制度化を提案。岐阜市NPO「てにておラジオ」代表。 主著『ネット時代のパブリック・アクセス』(共編著、世界思想社)、『テレビ・ジャーナリズムの現在』(編著、現代書館)など。
  • コンビニの闇
    -
    毎年まるで風物詩のように問題となる季節商品の大量廃棄 終わりの見えない加盟店オーナーの労働 利益が上げると同一チェーンが歩ける距離に出店―― 利用する私たちにとっては近くにあると、とてもありがたい存在のコンビニですが、便利さの一方でお店を経営するオーナーたちの中には、親会社からの理不尽な要求に苦しんでいる人が多くいることも事実です。 そんなコンビニ経営の実態を、コンビニの労働問題のパイオニアが徹底調査し、その暗部を炙り出す一冊です。
  • せやろがい!ではおさまらない - 僕が今、伝えたいこと聞いてくれへんか? -
    4.0
    SNSで時事問題を叫んでいる赤ふんどし姿のおじさんを見たことはありませんか? 美しい沖縄の海をバックに、芸能人のタトゥーの話から沖縄の米軍基地問題まで、ありとあらゆる社会・時事問題にツッコミをいれてくことで知られ、テレビ、新聞でも度々取り上げられる「せやろがいおじさん」の初著書! SNSでの投稿では、問題の核心をとらえた鋭い意見と、分かりやすい例えで共感を広げていますが、動画内ではおさまりきらなかった、もっと伝えたい思いや考えをすべて書いていただきました。 社会問題や政治の話はもちろん、せやろがいおじさんが思うネットや人との関わり方について等、全192ページにわたって「せやろがいおじさんが今伝えたいこと」を詰め込んだ1冊です。 【CONTENTS】 第1章 気になる社会問題について一緒に考えてこ~ (タトゥーについて/マスコミについて/ルッキズムについて/働き方について 等) 第2章 政治への苦手意識なくしてこ~ (沖縄の基地問題について/政治的なことが言いづらい風潮について/右や左について 等) 第3章 ネットや人との向き合い方について話すで~ (ユーチューバーについて/批判について/動画を配信する理由について 等) 【著者プロフィール】 せやろがいおじさん 1987年、奈良県出身。本名、榎森耕助。 2007年、お笑いコンビ「リップサービス」を結成後、ツッコミ担当として主に沖縄で活動をしている芸人。 2017年から「せやろがいおじさん」としてTwitter、YouTubeへの動画投稿を始め、赤Tシャツに赤ふんどし姿で、あらゆる社会問題に対して思いのたけを叫ぶ様子が話題となる。 現在は、Twitterフォロワー30万人、YouTubeチャンネル登録者数33万人を超える(2020年9月現在)。 Twitter: @emorikousuke YouTubeチャンネル: ワラしがみ
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー
    3.8
    コロナによるパンデミックが最初に吹き荒れた2020年春、英米の有力紙に掲載された記事と緊急インタビューを日本オリジナル編集でまとめたハラリのコロナ論。本質を突いた警告と提言。
  • 保守とネトウヨの近現代史
    3.1
    1巻902円 (税込)
    安倍内閣の8年間、なぜ「保守」と「ネトウヨ」は何もできなかったのか!? 「自民党は『保守』ではない」 「民主党政権が『ネトウヨ』を生んだ」 「天皇陛下に弓を引く『保守』言論人たち」 「『ネトウヨ』は世界中を敵に回すアブナイ人たち」etc. 左翼に負けっぱなしだった“戦後保守"は劣化し、“ネット右翼"を生んだ。 「パヨク」VS「ネトウヨ」とは、「反・安倍」と「反・反安倍」の諍いにすぎなかった。 “戦後保守"と“ネトウヨ"の実態が明らかに……。
  • あなたは、わが子の死を願ったことがありますか? 2年3カ月を駆け抜けた重い障害をもつ子との日々
    -
    1巻1,760円 (税込)
    障害のある子をもち、社会との断絶を経験 予期せず脳性マヒとてんかんの障害をもって生まれ、経管栄養となった子の障害を受け容れ、共に生きる覚悟ができたと思った矢先、気管支肺炎で急逝するまでの2年3カ月。障害者家族になって初めて実感する社会との深刻な断絶を赤裸々に綴る。 【目次】 まえがき 第一章 運命を変えた出産 第二章 引っ越し 第三章 入 院 第四章 運命を変える決意をした出産 第五章 再び秋田での生活……今度は家族五人で 第六章 日々思ってきたこと、未来に向かって 第七章 尚くんとの別れ 第八章 力なき者の力 尚くん年表 【著者】 佐々百合子 1975年生まれ。東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻修士課程修了。製薬会社勤務のかたわら、出産・子育て。2014年11月に第2子が亡くなったことから、重症心身障害児を育てている家族支援の具体化や障害児者への理解を推進するためNPO法人「NAOのたまご」を設立。
  • 呼吸器の子
    -
    1巻1,760円 (税込)
    呼吸器の子と共に生きる楽しい毎日 2歳までのいのちと言われるゴーシェ病という先天性難病で、人工呼吸器をつけて14歳まで成長した凌雅君をめぐる、親、関わる訪問看護師・ヘルパー、医師、特別支援学校教員たちの日々の営みを丁寧に記し、生きることの究極の意味を考える。 【目次】 プロローグ  呼吸器の生活が楽しい 第一章 風呂に入る 第二章 奈落の底で 第三章 集まる親たち 第四章 教育って何? 第五章 支える人たち 第六章 特別支援学校に通う 第七章 リハビリの長い道 第八章 みんなが見ている 第九章 水族館へ行こう 第十章 誕生日の贈り物に エピローグ  そしてまた一歩 あとがき 【著者】 松永正訓 1961年、東京都生まれ。 1987年、千葉大学医学部を卒業し、小児外科医となる。日本小児外科学会・会長特別表彰(1991年)など受賞歴多数。 2006年より、「松永クリニック小児科・小児外科」院長。 『運命の子 トリソミー──短命という定めの男の子を授かった家族の物語』(小学館)にて、二〇一三年、第二十回小学館ノンフィクション大賞を受賞。 著書に『小児がん外科医──君たちが教えてくれたこと』(中公文庫)、『子どもの危険な病気のサインがわかる本』(講談社)など。

最近チェックした本