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「新型ワクチンは9割効く、ってどういう意味? 」
「ワクチンができれば、もうマスクはしなくていいの? 」
「なんでこんなに速くワクチンができたの? 」
「あれ、インフルエンザワクチンはいまいち効かないですよね? 」
「新型コロナワクチン」の接種開始を前に、その効果とリスクを巡って議論が盛り上がってきました。Twitterで5万人のフォロワーを持つ米国研究機関在籍の若手ウイルス免疫学者、峰宗太郎先生が、対話形式でとっても分かりやすく、そして時には辛辣に、新型コロナと人間の免疫系、そしてワクチンを巡るさまざまな問題について語ります。メディアやネットの情報に踊らされず、パニックを起こさず、冷静に自分の頭で判断するための科学的トピックが満載です。
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Posted by ブクログ
あっちゃんのYouTubeで紹介されていたことがきっかけで読みました。
半年前に発売された本ですが、新型コロナウイルスとワクチンについての基本的な情報が対談形式で分かりやすく体系的に分かり、情報との接し方についても意識を高めることができたので大変有益でした。
専門的なお話は分かりにくいと感じる部分もありましたが、ざっくり理解することが重要と感じましたのでサクサク読み進めるのがオススメです。
特に第3章と第9章は参考になる部分が多かったです。
自分用のメモですが共有します。あくまで参考にとどめていただけると幸いです。
【この本で最も重要だと思った一文】 p.273-274 (あとがき)
「公的情報も含め、複数の情報源からの情報を集めて検討し、そして妥当なラインを知っていく、そして咀嚼して行動していく。」
【集団免疫】
1引くR0分の1 の値。
新型コロナの場合は「0.5」
※R0はアールノートといい、基本再生産数のこと。
※基本再生産数…集団のすべての人に免疫が付いていない状態において、1人の感染者から何人に感染させるかの平均値。
つまり50%の人が免疫を持つと集団の中ではそれ以上感染が流行せずに自然に止まる。
日本の人口をざっくり1億とすると、5000万人の免疫獲得が必要。
自然免疫のみで5000万に到達するには、致死率2%とすると100万人の犠牲者が出るまで集団免疫が獲得できない。
【核酸ワクチン】
遺伝子の設計図であるDNAや、具体的な指示書・命令書のようなRMAを直接打ち込む。RNAなら、目的の細胞に到達するとタンパク質に翻訳されてウイルスの成分ができる。
ワクチンというか遺伝子治療のようなイメージ。
ただし、遺伝子治療の分野でも核酸を直接打ち込む治療は行われていなかった。
(遺伝子治療ではウイルスベクターを用いていた。)
人類史上初めての試み。
ウイルスを打ち込む従来ワクチンとは考え方が大きく異なる。
効果は実証されつつあり、期待できる反面、普通のワクチン開発だったら治験が停止するくらいの副反応も見受けられる。
ADE(ワクチンを打つことで返ってかかりやすくなったり、かかったときに重症化しやすくなること)の懸念もあるし、10年先の副反応は誰にもわからない。
一方で従来型のワクチンの開発もゆっくり進んでいる(成分ワクチン…塩野義製薬、国立感染症研究所)
米国、英国はワクチンの接種が進んでいるが、コロナによる死者数が日本とは桁違い。ある程度のリスクは仕方ないという風潮もある。
相対的に死者数の少ない日本ではより慎重な判断が求められる。
【PCR検査】
30%の偽陰性、1%の偽陽性が伴うため、有害にもなりうる。
そのため、検査前確率の高い人をメインに行なっていた。
あくまで陽性の確定に使うツール
【情報リテラシー】
ネットの情報収集:とっちらかったものの中から、いくつかの話を自分の頭が勝手につなぎはじめ、アイスクリーム理論的な大きな勘違いを起こしやすい。さらにその勘違いを裏付けそうな言葉を検索してしまったり…
→大きな流れ、体系を理解していないから
一旦一つの論理の中で体系的に読める本がいいのでは?by 山中さん →トンデモ本も多い by峰先生
ある程度騙されたり、間違った情報を呑み込んでしまうのは仕方ない。
「絶対正しい」ものを探そうとすることが危ない。
「何を根拠に何を言ったか」現実のデータとむすびついているか、理論・理路が示されているか、考え方・解釈の方法が示されているか、自分の頭で考える。
Posted by ブクログ
コロナ第4波が到来、ワクチン接種も話題になっているので読んでみた本。対談形式で、とても分かりやすい。特に、ワクチンの種類について説明されているのが良かった。
日本で接種されるファイザーとモデルナのワクチンはmRNAワクチン(核酸ワクチン)という新しいタイプで、ヒト用の医薬品としては初めてのもの。かなり急いで承認されたという。アストラゼネカのワクチンはウィルスベクターワクチン。そして先日、塩野義製薬が年内にもワクチンを供給できるかもしれないというニュースを見たけど、これは成分ワクチン(組み換えワクチン)だ。単に「○○社のワクチン」じゃなくて、具体的にどういうワクチンなのか、というのが知れたのはとても良かった。
他にもワクチンが「90%の有効性」を持つとはどういう意味か、PCR検査とは実際にどういうものかなど、きちんと理解していないことが多いんだな、と実感した。
溢れる情報にはトンデモなものも多く、情報に振り回されないようにするにはどうしたらいいか、というメディアリテラシーについても言及している。この時期に読んで良かったと思う。
Posted by ブクログ
新型コロナウィルス関連で1番面白いし、読みやすく、かつ、自分の行動を改めさせてくれる本だった。
以下メモ
感染対策の基本は、三密を避ける、マスク、手洗い。あとは、よく寝て、よく食べ、適度な運動をすること
先行きを断言する発言にはたいてい根拠がない
ワクチンの種類は生、不活性、成分ワクチンとある
そして新しく、核酸ワクチンが誕生した
ワクチンには副作用がつきもの
人の免疫には、自然免疫と獲得免疫がある
自然はなんでも破壊しようとし、獲得は指示を出す役割がある
PCR検査の数を増やすと偽陽性の数を増やすことになる。なので、まずは医師が判断し、検査という流れが適切。
検査で感染者を抑制出来ない。
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ビジネス・実用
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