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いま、立ち止まって考える 何が正しいのかを見極める思考法 ◎ワクチンを打ってもマスクは着ける? ◎治療薬とワクチン、どっちを頼る? ◎新型コロナ対策は大げさすぎない? ◎ワクチンを打ったら出社する? ◎ワクチンを打ったら外食OK? 「正しいこと」はどうやって決まるのか。 「正しい」と、誰も保障できないときに わたしたちはどう心を決めればいいのか。
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Posted by ブクログ
ものの考え方、情報の扱い方をきちんと教えてくれる本。今、必要なのはこういう能力や姿勢、心構えではないだろうか。コロナ禍関係なく多くの人に大きな指南を与える本であると思う。
ある方の本棚にあったコロナ本の感想を読んで、今更、新型コロナを振り返ってみようってことで。 (今更といっても、新型コロナは今も身近にあって、まだ続いているんだけどね) 新型コロナ本というのは、読む人が新型コロナと新型コロナワクチンについてどういうスタンスでいるかで評価が分かれるようだ。 つまり、新...続きを読む型コロナを恐れる人や新型コロナワクチンに肯定的な人と、新型コロナなんて脅威でもなんでもない人や新型コロナワクチンに否定的な人は同じ本でも真逆の評価をする傾向がある。 ちなみに、自分は新型コロナを怖いと思うし、新型コロナワクチンを肯定的に捉えている方だ。 つまり、そんな自分がこの本に★4つ付けたということは、新型コロナを恐れる人や新型コロナワクチンに一応は肯定的な人が納得できる内容だということだろう。 新型コロナというのは、人から人へと感染する病気で。 しかも、感染した人の大半は無症状だから、自らが感染していることに気づかずに出歩くことで感染者を増やしてしまう厄介な病気だ。 もちろん、自分は感染症の専門家ではないから、自分でそのことを確認したわけではない。 与えられた知識を、なんとなく「それが事実」として納得しているにすぎない。 それは、新型コロナワクチンの効果や接種することのメリットについても同じだ。 よって、あの頃よく言われていた「新型コロナはウソ」とか「ワクチンは効かない」みたいなデマこそが真実だと考える人からしたら、そっちの方が納得できるんだろう。 ただ、2020年の1月下旬くらいから「新型コロナ」と言われる病気が巷で流行りだしたこと、それは間違いない現実だ。 なぜなら、自分の身近にも新型コロナ(と言われる病気)に罹った人がいたからだ。 そして、その人たちによれば、それは家族に次々へと感染していって。ある人は無症状だけど、ある人は重症で救急車を呼ぶこととなったり。ある人は、後遺症と思われる症状で数カ月辛い思いをしたと言っていた。 つまり、自分の知り合いの話を聞くかぎり、それは政府の発表や専門家の方々が言っていたこととほぼ同じだった。 だから、自分は新型コロナと呼ばれる感染症は間違いなく存在していて、そして時には後遺症を引き起こす怖い病気だという認識をしている。 そんな怖い病気に罹るのは嫌だから、ワクチンの効果も信じる。 ……ていうか、信じたいんだろうね。 新型コロナが怖いから。 (とりあえず、厚生労働省の利権や日本医師会の身勝手云々は横に置く) つまり、「新型コロナはウソ」、「新型コロナなんてただの風邪」、あるいは「ワクチンは効かない」ということを信じている人も同じような流れでそれを信じているんだと思うのだ。 「外出制限で友人知人と自由に会えないのは嫌だ」、「ワクチンって大丈夫なの?」という気持ちがあるから、ネットや本にあった「新型コロナはウソ」、「新型コロナなんてただの風邪」、「ワクチンは効かない」ということが正解だと信じたい。 だから、「新型コロナは怖い」、「ワクチンは効かない」と言っている政府や専門家、あるいはそう書いてある本を批判することで自らが納得していることを再確認し、安心を得る。 結局、人なんて、誰しもその程度のものだ(^^ゞ だって、新型コロナは感染症の専門家からしても全く未知のウイルスなんだもん。 一般人はもちろん、専門家だって、絶対の正解を知っているわけがない。 そこを、まずその大前提を頭にしっかり叩き込んでおかないと、無意味な批判や行動をしてしまうってことなんだろう。 つまり、『新型コロナとワクチン/わたしたちは正しかったのか』というタイトルを見て、“正しかったのか?”を確認するために読むのは、もしかしたら、あまり意味のないことなんじゃないかな?って気がするんだよね。 だって、この本の中でいくら「正しかった」と書かれていたとしても、それはこの本を書いた著者二人の見解でしかないんだもん。 いや、著者二人の見解を読むことで「決して間違いではなかったんだな」と安心することに意味はあるんだと思う。 でも、それはこの本の見解をたんに「情報」として鵜呑みにするのではなく、あくまで2020年1月下旬〜の自らの状況と照らし合わせた上での納得でないと意味がないんだと思うのだ。 それは、情報パンデミックと言われる今だからこその情報との付き合い方であると同時に、今後も起こるかもしれない未知のウイルスという誰も知見を持ち合わせていない状況下での唯一の対処法であるように思う。 そんな『新型コロナとワクチン/わたしたちは正しかったのか』だが、この本は比較的ニュートラルなスタンスにたって新型コロナについて書かれているように感じた。 ちなみに、★5つでなく4つにしたのは、ニュートラルなスタンスで書いているからこそ、新型コロナ対策や人々の行動のよくないことはよくないことと、ちゃんと批判した方がよかったんじゃないかな?と思ったのと。 あと、全体的に肯定的なトーンで通したのは、たんに感染対策肯定派と否定派双方からの批判を避けたかっただけなんじゃないか?と感じないでもなかったからだ(^^ゞ 自分は、国民から散々批判や罵倒(暴力の圧力も)され、国民にいい顔だけしていたい政府からは嫌がられつつも、断固として自分の主張で通した尾身さんを「偉い!」と思う方なのでw 今っぽく、スマートに誰にもいい顔しているような論調は、これってなぁ〜んか胡散臭くない?って思っちゃう方なんだよね(^^ゞ あたり触りのないコメントをし合うことで盛り上がれるSNS文化っぽいっていうかさ(爆) …って、なんだか批判的なこと書いちゃたけどw、著者二人に文句があるわけではなくってね。 それどころか、これはよい新型コロナ本を書いてくれたなぁーって、大いに歓迎だ(^^)/ ただ、どんなにいいことを書こうとも、「新型コロナはウソ」、「ワクチンは効かない」を信じたい人はこの本を読もうとは思わないだろうし。 仮に読んだとしても、批判するだけなんだろう。 もしかしたら、人というのは、新型コロナよりも難儀なものなのかもしれない(爆)
対談形式で分かりやすい(°▽°) 医療従事者としてワクチンをしっかりと勧めながらも、個人の考えや生き方を尊重しようとするスタンスにとても共感できた(°▽°)
新型コロナウイルスやワクチンに関する基礎知識、変異ウイルス、感染対策、科学的な「正しさ」についてインタビュー形式で書かれている。 非常に分かりやすくて、コロナ関連の疑問は全て解消できた。正しい、正しくないの判断は結局時間が経過しないと分からないけど、答えが出ないことに対して焦らずに、柔軟に対応して...続きを読むいくことが大切。 日本は結果的に上手くやったんだと思う。もっとみんな自信を持つベき。
前著がためになったコロナ本の第2弾。大きく論旨を鞍替えしているなんてこともなく、安心して読める一冊。オミクロンは間に合わなかったみたいだけど、新しいウイルス変異が出ても、ってことも十分に語られていて、それに基づけば十分に対応可能、という結構。唯一引っかかったのは、最後の方で言及されているトンデモ本の...続きを読む著者は、ちゃんと名前も出して欲しかった。その人も、科学者として上梓しているのなら、当然批判はあって然るべきだし、むしろ積極体に開陳すべきでは、とすら思うけど。そんな細かい部分はさておき、本書は必読の一冊か、と。
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新型コロナとワクチン わたしたちは正しかったのか
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峰宗太郎
山中浩之
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