思考からの逃走

思考からの逃走

1,760円 (税込)

8pt

9割の学生が「AIに就職先を相談したい」
乗換案内の結果、グルメサイトの評価、
そして検索エンジンの導くサイトも疑わない。
もはや、人間は考えることを望んでいない ?

では、「自分で考えること」を手放さないのは誰なのか ?
失敗を許容しない社会で「意思決定」はどう変わるのか ?

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思考からの逃走 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年12月07日

    技術者らしいぶっちゃけた書きぶりは、時にポリティカルに危うく感じられるところもあるが、それが著者の言わんとするところを飲み込みやすくもしている。「AIを完全に信用するわけではないが、人よりはまし」。この気分(あるいは事実)と我々はどのように向き合っていくべきか。様々な話題を提供しながら、真っ当な議論...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年08月28日

    AIが生活に組み込まれているのは間違いない事実で、どう向き合うかを考えさせられた。機械に出来ることは機械にやらせて、人間は人間しか出来ない仕事をするべきとはよく言われることだが、この本は人間しか出来ない仕事は無駄な仕事を生み出すことと言い切っており、人間の仕事の価値を鋭くえぐっている。考えることから...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年04月24日

    実に鋭い。
    主張が正しい、間違い以前に、視点と着想が鋭い。
    「人の無駄な仕事を考えつく能力は圧倒的(よってAIに仕事を奪われることはない)」
    「よい君主のもとで奴隷でいることほど楽な生き方はない」
    には完全に同意。自分がそう生きることはないけど。
    AIをシステムやサービスとして提供しようと考えるなら...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年09月15日

     AI化が進む社会に対しての考察。

     いたずらに個人の責任をあげつらうといった精神論ではなく、時代の流れや社会の要請の面から考えているのが新鮮だった。

     著者個人としては失敗しても自分で決めたい、と述べている。しかし、今を生きる「失敗が許されない世代」に対してAI化が進む(判断を委ねる)事は仕方...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年01月28日

    人間の、感情やバイアスに支配された不合理な判断よりもAIの判断に委ねる機会は今後増えていく。物心ついたときからAIがいる人が増えるのだからなおさら。
    一方でAIに判断基準を教えるのは人間。例えば自動運転時の衝突回避で歩道側にハンドルを切るのか対向車線側にハンドルを切るのか、といった重い判断と責任を負...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年02月12日

    洗濯機の発明で洗濯が、電卓の発明で計算が、
    車の発明で移動が楽になった様に、AIの発明で
    考える行為が楽になる(解放される)。故にAIは
    積極的に活用した方が良い。

    但し、AIに依存し過ぎると人間のコアコンピタンスである『考える力』が衰える(思考からの逃走に
    繋がる)ので意思決定は自分でしたい。
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月21日

    AIが自ら思考するよりも最適解を出してきた世界で人間はどう生きるのか?
    今後、予想できないくらい確実に進化していくChatGPTが既にある中での自分の存在意義は?

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    Posted by ブクログ 2021年12月08日

    AIとの現実味のある付き合い方を考えることができて良かったです。

    そもそもAIがここまで盛り上がったのは「ものごとの決定の責任をなにかに押しつけたい」というニーズがあったからだ、という因果関係は今までに自分にない認識でした。
    そのニーズはネットの普及で選択肢が広がりすぎたこと、さらにSNSの普及で...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年02月22日

    考えることを多くの人がやめなければAIに操られることはないけど実際AI社会になってしまったら私も考えることを放棄しそうで怖くなった
    常に考える自分を信じる

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年08月15日

     大学の情報学部の教授の著作。
     最近の学生の気質から、AIが台頭してくる近未来を予見する。

    「社会の舵取りをAIに任せるのがいいのだろうか? それを本書で検討していきたい。」

     それが本書のテーマであり、結論としては、タイトルに反して、

    「AIの思考が今後どんなに人間に優越することになっても...続きを読む

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